中古価格が高価なGCゲーム

登録日:2011/04/29 Fri 13:57:49
更新日:2024/11/28 Thu 16:58:54
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ニンテンドーゲームキューブWiiの前世代機で、本体は中古でワンコインから2,000円で購入出来るゲーム機だが、ゲームソフトの中古相場は現在高騰している。

Wiiとの互換性があるので現在もプレイしている人も少なくない。
互換性のせいかバーチャルコンソールの配信も無く、一部のソフトはWiiタイトルに移植された作品もあるがかなり少なくリモコン操作のイメージが強い為、
あえてGC版の方を手に入れる人が多い。

どのゲームも相場が2,000円近くするソフトが多く、安いと感じたらすぐ購入する事をオススメする。


▼『ガチャフォース
2003年11月27日発売。
言わずと知れたGCのプレミアゲー。
ガンダムVSシリーズのスタッフが開発しており、対戦ゲームとして良く出来ている。


▼『大乱闘スマッシュブラザーズDX
2001年11月21日発売。
64で発売されたスマブラの続編でGCの普及率を大幅に上げた作品。
後続の作品とは異なるゲーム性を好むコアなファンが多く、未だに安定した相場を維持している。
この子など今作限りだったファイターもスマブラSPで復活したからか、2024年現在は1,000円前後と大人しめ。


▼『スーパーマリオサンシャイン
2002年7月19日発売。
ポンプを利用したアクションが特徴で、マリオシリーズの中では異色の作品。このなかでも結構安い方。
2020年にはスーパーマリオ3Dコレクションに移植されて需要が落ち着いたが、同作が期間限定販売なこともあり然程値崩れしていない。


▼『マリオカート ダブルダッシュ!!
2003年11月7日発売。
シリーズ初の二人乗りのレースが特徴で、他シリーズでは味わえないレースが楽しめる。


▼『ゼルダの伝説』シリーズ
普通に販売されたのは『風のタクト』『4つの剣+』だけだが、『時のオカリナGC』(予約特典)、『ゼルダコレクション』(クラブニンテンドー特典)、『トワイライトプリンセス』(オンライン専売)等がどれも高値で取引されている。2014年現在でも5,000円近くする。
余談だが、『風のタクト』『トワプリ』のふたつはWii Uでリメイクされているのだが、流通数が少ないのかそちらのディスク版も2024年現在両方8,000円近くとお高め。


▼『バイオハザード』シリーズ
GCは色んなバイオが移植やリメイクがされており人気が高い。
現在は全作何かしらの形で移植(HD化)されているためだいぶ落ち着いている。


▼『ルイージマンション
2001年9月14日発売。GCローンチタイトルのひとつ。
ルイージの数少ない主演作品。ルイージの名が付くゲームは恐らくこれとマリオ&ルイージくらい。
2018年には3DSに移植されたので、中古需要は減っていくものと思われる。


▼『斑鳩~IKARUGA
2003年1月16日発売。
トレジャーが開発した弾幕シューティングで、アーケードからの移植作品。
後に各種ハードやPCに移植されたため、相場はかなり下がった。


▼『SDガンダム ガシャポンウォーズ』
2005年12月1日発売。GC末期作品で生産数が少なく値段が高かったが、Wiiに移植された為現在は2,000円代に安定している。


▼『カービィのエアライド
2003年7月11日発売。カービィシリーズを題材にしたレースゲームで、簡単操作で爽快なレースが楽しめる。
リメイク・続編の期待が非常に高い作品ながら、未だにGCでしか遊べない。
そのため2024年現在も4,000円弱の相場。


▼『ソニックアドベンチャー2 バトル』
2004年3月18日発売。
DC版の追加要素付きの移植で、二つのサイドのストーリーが楽しめる。
PS3とXbox360に移植(GC版追加要素は有料DLC)され、さらにSteam版も出たことで相場は下がった。


▼『ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡
2005年4月20日発売。GC唯一のFE作品。
元々評価が高く、更にWiiで発売された続編との連動要素や、同作の今一つな出来による再評価で相場が上昇。
スマブラやFEH等で認知され続けたこともあり、2024年現在も4,000円は下らない。


▼『METAL GEAR SOLID TWIN SNAKES』
2004年3月発売。
PSで発売されたMGSにMGS2のアクションやシステムを組み込んでリメイクした作品。作中のプレステもGCに置き換えられている。
グラフィックはすばらしく向上しているのだがいろいろと賛否両論
シリーズの本流がPSだからなのか、公式でも触れることをあからさまに避けている感がある。
3,000~5,000円くらい。


▼『シャドウ・ザ・ヘッジホッグ』
2005年12月発売。
ソニックシリーズの人気キャラクター「シャドウ」が主人公のいわゆるスピンオフ作品で、ソニックシリーズでは異例となる銃器や車両を駆使してミッションをこなしていくガンアクションの形態をとっている。それゆえに賛否両論だがシャドウのキャラクター性が深く掘り下げられる作品なので彼のファンならぜひともプレイすべきソフトである。
本ソフトはPS2・Xboxとのマルチソフトで、PS2版は流通量がGC版より多い上、PS3でのゲームアーカイブスでDL版を1200円で購入可能なのだが残念ながら処理落ちが非常に多く、ロードも非常に長くなってしまっている*1。Xbox版はGC版同様安定して動作するが、流通量が恐ろしく少ない上Oneの後方互換に対応していないせいで中古価格が万単位と暴騰している。よってPS2版より安定して動作し、Xbox版より入手難易度の低いGC版の需要が未だに根強く、2024年現在も4,000円は下らない。


▼『バテン・カイトスⅡ 始まりの翼と神々の嗣子』(※バグ修正版)
2006年2月発売。非マルチソフトでは最後の任天堂産GCソフト。*2
2003年に発売したバテン・カイトス 終わらない翼と失われた海の続編。ゲームとしては前作の欠点を改善し前作の謎も回収した良作なのだが、とある場所で敵を倒したままセーブするとゲームの再開が不可能になるという致命的なバグが存在する。手順もそこまで難しくないため引っかかった人も多く、2015年頃まではディスク交換も対応していたが現在は終了。バグ修正版は2024年現在フリマサイト等では8,000円前後で出回っている。ちなみにバグ無修正版は2,000円程度。
現在は修正版基準で前作とセットのリマスター版が発売されている為、特にこだわりがなければそちらを買う事を推奨する。修正版でもそこそこバグは残っており、リマスターでも直っていない為達成できない実績があるのは内緒



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最終更新:2024年11月28日 16:58

*1 PS3のアーカイブスでSSDから起動してもGC版より大幅にロード時間が長い。

*2 マルチソフトを含めばゼルダの伝説 トワイライトプリンセスが最後となる。