野原ひろし

登録日:2009/06/29 Mon 00:01:13
更新日:2025/04/02 Wed 18:29:41
所要時間:約 10 分で読めます




野原ひろしとは、臼井儀人による漫画作品及び同作を原作とするアニメクレヨンしんちゃんの登場人物。


クレヨンしんちゃんのメインキャラクターの1人。
同作の主人公・野原しんのすけ、その妹である野原ひまわりの実父であり、妻は野原みさえ


声:藤原啓治(第1話Aパート - 第904話Aパート、映画:第1作 - 第24作)(1992年4月13日 - 2016年8月12日)→森川智之(第906話Aパート - 、映画:第25作 - )(2016年8月26日 - )*1
少年時代の声:山口勝平小林由美子、足立友、矢島晶子(アニメ版の少年時代)*2、三田ゆう子(映画版の少年時代)

  • 年齢:35歳
  • 身長:180cm
  • 出身:秋田県大仙市
  • 血液型:A型(O型説もあり)
  • 好物:ビール、肉じゃが、唐揚げ、枝豆、明太子、刺身等のおつまみ類。好きなようかんは蒸しようかん。
  • 髪型:ややクセのある短髪。一時縮毛矯正でサラサラヘアになったこともあったが、一日で元に戻っている。
  • 靴のサイズ:26cm
  • 職場:霞ヶ関の会社「双葉商事」の営業二課係長
  • 愛車:青の3ドアハッチバック→緑のオッサン・アンジェリーナ(4ドアセダン)→緑の5ドアステーションワゴン
  • 年収:約650万*3
  • 趣味:ゴルフ
  • 特技:卓球(「人間兵器のひろちゃん」)、水泳(「本マグロのひーちゃん」)
  • 一人称:「俺」、幼少時の一人称は「オラ」。

備考:
  • 父・銀の介と母・つるとの間に生まれた次男。農業を営む兄・せましがいる。
  • 中学時代はSFクラブに所属。
  • 喫煙者だった*4が、現在は禁煙。
  • 痔になって入院した事があり、それ以降はしんのすけにいじられている。


高校時代までは出身地の秋田で過ごし、その後上京。
学歴不明*5*6だが、20歳の時に東京で双葉商事に就職し、現在勤続15年で営業2課の係長。
川口やヨシりん、ユミ等部下たちからの信頼は厚く、上司から度々叱責を受けることはあっても概ね評判は良好。その能力が評価されてとある支部の部長を任された事もあった。

土日・祝日は家族サービスも考えず、接待ゴルフや昼寝で過ごすだらしない父親だが、遊ぼうと誘われると嬉々としてそれにつき合う子供思い。
人一倍家族愛が深く、大阪へのたった三ヶ月の単身赴任でガチ泣きするほど寂しがり、思い出の詰まったマイホームが吹き飛んだ時は誰よりも立ち直るまでに時間がかかった。
しんのすけ、ひまわりはもちろんみさえに対する愛情も深く、フリーマーケットのエピソード*7は顕著な例といえる。

努力家な面もあり、みさえとダイエット対決をした際には見事に達成している*8

やや暴力的で厳しい部分のあるみさえと対照的に、キャラクターが固まっていない初期はしんのすけに向かって「しんのすけ、てめー」と怒鳴りつけたり、ゲンコツをしたりしたこともあったが、極めて温厚で優しい性格。イタズラ盛りのしんのすけに叱ったり制裁をしたりすることは少ない。
周囲がひまわりばかりを可愛がり、疎外感にとらわれていたしんのすけを穏やかに諭して自覚を与え、また落としたライターを使って火遊びをしていたしんのすけとマサオ君が危うく火事を起こしそうになったところに駆けつけて消火をした後、毅然とした態度で注意するなど、要所要所で適切な親としての行動がとれるよき大人である。

2010年代までは劇場版での名言・名シーンの数々と、みさえの横暴さが目立つこと等から、手放しで褒めちぎられる傾向があった*9が、あくまで一般市民としてデザインされたキャラクターなので、色々と生々しい欠点も持つ。
原作やTVアニメ、初期の劇場版では消極的、人任せ、愚痴っぽいなどの負の面も多く描写されている。
短慮な一面もあり、ひまわりのお菓子を影でこっそり食べて補填しなかったり*10、みさえが苦労して用意したDIY素材*11を、役津栗優への見栄で勝手に使ったりもした。
劇場版でもブリブリ王国の秘宝ではみさえに理不尽な八つ当たりをした他、温泉わくわくでは全編に渡ってダメ親父としての側面が描かれている。ただし前者は自分の非を認めて仲直りしてるし、後者は随所できちんと報いを受けた*12
また、負の面があると言っても善良な市民、よき大人、よき夫、よき父親を体現し、熱いセリフを残した人気キャラクターである事には変わりない。
悪い部分を抱えながらも、良い面がそれを補って余りあるのがひろしと言えよう。

女性にめっぽう弱く*13、その異性に弱い性質はしんのすけやひまわりにしっかり受け継がれている*14
その性格はしんのすけに「お馬鹿でエッチで軽いノリの父ちゃん」と評された。

また、誤解をしていたみさえに謝罪もされずに誤魔化されて反省してもらえなかったり、過激なお仕置*15を喰らうなど、不幸体質の傾向が強い。
会社の付き合いで風俗やキャバクラに行ったり、接待ゴルフにつき合わされる羽目になったこと等を誤魔化そうとして、浮気を疑われることもあり、ひろし本人に全く非が無いのにもかかわらず、最悪の偶然が重なって完全に浮気としか見えない状況*16を目撃されて大騒ぎになった事もある。
一方、いざという時には、優しく情に厚い所を見せるが、普段は意地悪で自分勝手な一面を見せる場面もしばしばあるみさえもイケメンに弱い部分があり、逆にひろしが釘を刺すことも。
そういう意味では似た者夫婦といえるのかもしれない(勿論互いに深い愛情で結ばれているからこそではあるのだが)
原作でも痴漢に遭っていたリョーコという女子高生を偶然助けてお礼にメールアドレス交換した後、デートに誘われた際には「ホントに勇気のあるおじさんになるから君も勉強頑張れ!」と明確にその関係を断ち切る文章を送り、アドレスを消したエピソードがある。

また足の臭いが非常に強烈なことで知られており、読者・視聴者だけでなく作中でも彼の代名詞となっている。その臭いが染みついた靴や靴下は最臭兵器として武器扱いされるほど。
しんのすけが犬の惑星に連れ去られた時など、誤って持ってきたひろしの靴下1枚だけで悪の犬人間たちが即座に全滅してしまい、しんのすけをして「父ちゃん1人でこの星を滅ぼせるゾ…」と恐怖したほどであった。
しかし「オトナ帝国の逆襲」では「愛する家族と生きる今」の象徴として描かれた他、番外編エピソード「クレヨン・ウォーズ」では記憶を失って散り散りになっていた野原一家の記憶を甦らせるなど、物語のキーアイテムとなることも珍しくない。

そんな極々普通のサラリーマンでありながら、劇場版シリーズやテレビスペシャル等では野原一家の大黒柱として幾度と無く非日常的な大事件に巻き込まれており、その度に愛する家族と生きる「日常」、そして子ども達に託す「未来」を守り抜くべく奮闘し、勝利を勝ち取り、映画第22作「逆襲のロボとーちゃん」においては初の主役(?)を務めた。



余談

度々「万年係長」「安月給」等と馬鹿にされるが、実はひろしは現実における同年代のサラリーマンの平均年収を150万円以上も上回っている。また35歳で係長という役職も一般的に見て早い部類。
そして東京から相当離れた地方都市*17ながらマイホームを持ち専業主婦の妻と子供1人→2人と暮らし、さらに自家用車を持ちペットを飼っても家計が傾く様子が見られない時点で十分裕福と言えるだろう。

………というのは、現代の価値観にあてはめたからそう見えるのである。
実は連載開始当時の価値観では、ひろしのような男性は本当にうだつの上がらない平均的サラリーマン扱いだったのだ。
当時は『夫のみがお金を稼ぎ、妻は専業主婦として一生家の中の仕事を続ける』というのが当たり前のことだったし、ひまわり誕生時点(96年ごろ)でも「子供2人は普通~少ない」という認識が普通だった。
持ち家に至っては顕著で、会社から遠く離れた場所に家を買うことは「毎日通勤で数時間かかる地方都市じゃないと家が持てない男」とみなされていたのだ。
また役職も、当時だと係長クラスなら年齢にブレはあれど「どんなに無能でも、犯罪など明確な不祥事を起こさなければ勤続しているだけで全員そのうち上がる」程度のポジションでしかなかった。
上述の「万年係長」というのがひろしを見下す・馬鹿にしたニュアンスで呼ばれるのもこのあたりの価値観によるものである。

時代が下って、昇進や結婚・育児のハードルが上がり、一方で女性も結婚後もフルタイムで働かないといけないほど生活水準が落ちるようになり、さらには持ち家そのものを持つこと自体がステータスとなった今、長期連載ながら環境が変わらない野原家は相対的に生活レベルが向上したように見えるというのが正確である。

名言製造機としての野原ひろし

ネット上に「ひろしの名言」なるコピペで名言集が出回っているが、その殆どは無関係の他人の名言である。アニヲタwikiに於いても項目冒頭に無関係なセリフが載せられていた時期があった。
(逆に言えばそのような他人の名言を言わせても全く違和感がないのも本人の人徳ゆえとも言える)
ここで作中で披露した本当のひろしの名言を一部抜粋。実際に名言集も発売されたので興味があれば是非。

  • しんのすけだっていろんな人に守られて大きくなったんだぞ?父ちゃんもな。(映画「暗黒タマタマ大追跡」より)

  • 俺の人生はつまらなくなんかない!家族がいる幸せを、あんた達にも分けてやりたいぐらいだぜ!!(映画「オトナ帝国の逆襲」より)


  • 何が計画通りだ、計画通りいかないから人生なんだ!よく覚えておきやがれ!!(映画「歌うケツだけ爆弾!」)

  • 自分の子供に「くたばれ」って言う親がどこにいる!親は子供に「生き抜け」って言うもんだろうがぁぁ!!(映画「嵐を呼ぶオラの花嫁」より)

  • バカ野郎、押し付ける事が躾じゃねぇんだ!自分からやらなきゃ意味がねぇんだよ!!
  • おい、自分の息子が身体張ってぶつかって来てるんだぞ!?それに応えないで何が「父親」だ!!(映画「逆襲のロボとーちゃん」)

  • 俺の靴下はジャスミンの香り~♪(「 本当に怖い呪いの人形の話だゾ」より)

  • 俺たちだって子供の頃は「シェー!」とか「アッと驚くタメゴロー」とか言ってたけど、大人になってからは言わなくなっただろ?ああいうのは時間が経てば忘れてくものなんだよ。(「テレビの口まねだゾ」より)
    • この話は、クレしんが大人の目の敵にされ始めた頃に放送されたエピソード。しんのすけが作中のアニメを真似して下品なギャグをする事を気にしてみさえが四苦八苦するという内容だが、ひろしのこの発言はクレしんへの苦情に対する原作者&アニメ制作側の回答と言われている。

藤原・ひろし・啓治

アニメでの初代声優・藤原啓治は野原ひろし役が有名になりすぎたため、ネット上で「ひろし」と呼ばれることが多い。
また、藤原氏が戦闘狂や火属性キャラを演じると、ひろしの名前を捩って「焼け野原ひろし」というネタでいじられるのがお約束。

男が惚れる男

TVスペシャルや劇場版などの特別編では男女関係ないグローバルな人に惚れられる事が多い。そして現担当はぶりぶりざえもんの声の人等と女装している
現実にとあるサイトで集計され某動画サイトでも発表された「ガチホモが選ぶ恋人にしたいアニメキャラクターランキング」でも、数々のイケメンや漢達を抑え見事1位になった。
更に「父にしたいキャラクターベスト10」ではマスオさんやのび助と並んでベスト3に入った事もある。
そして遂に………


殿 堂 入 り
し ま し た





さらに余談だが、
に「のはらひろし」という原画スタッフが、
  • アニメ夏雪ランデブー最終話
の原画スタッフに「野原ひろし」という原画スタッフがいる。

また劇中のひろしは万年係長だが、担当声優の藤原・森川両氏には自ら声優事務所を立ち上げ代表取締役を務めているという共通点があり、初代しんのすけ役の矢島晶子氏(現・うえちあき。フリー声優)は藤原氏の事務所と業務提携している。

因みに作中の挿入歌に「北埼玉ブルース」という歌があり、ひろしのお気に入りの歌なのか劇中で披露するシーンがある。
クレしんのアルバムにも収録済み。作詞はもちろん臼井儀人氏。
ぜひ聞くべし。

ちなみに前述の通り現在は森川智之氏が声優を務めているが、交代した時期がよりにもよって別アニメの森川氏の演じるキャラがある父親に成り代わった時期であり、そのせいで「オラのとーちゃんはとーちゃんじゃないゾ」なんてネタが生まれたりした。
また、氏は『ニンジャスレイヤーフロムアニメイション』で主人公の声優を担当しているのだが、ニンジャスレイヤー自体が『しんちゃん』で例えるなら家族を殺されたひろしがニンジャになって悪の組織への復讐を胸に戦う話」と例えられることがあっただけに一部では騒然としたとか。

悲しき未来の伏線

『しんこちゃんたびたびだゾ』という回にて浮上した伏線。
この回はひろしがしんこちゃんという女の子と対面するエピソードとなっている。しんこちゃんは5年後の未来からやって来たひまわりの友人を自称しているが、ファン達の考察によって5年後のひまわり本人である可能性が高いとされている。

この回でしんこちゃんはひろしの顔を知らないと思われる描写が存在している*18
更にその後、交通事故に遭いそうになったひろしをしんこちゃんが間一髪で救うシーンも存在している事から、ひろしは5年後の世界では既に...




死亡している可能性がある。




実際にひろしが死亡していると推測すると、

  • 現代の野原家の押し入れの雪崩にしんこちゃんが驚いていた→未来の野原家ではひろしの布団がないため、押し入れの雪崩は起きない。

  • 5年後のみさえが怒ってばかり→ひろしを失い、女手一つで2人の子供を育てる日々のため、厳しくなるのは当たり前。

いろいろと別の回でのしんこちゃんの発言やリアクションに辻褄があってしまうのだ。

一応、しんこちゃんの介入で歴史が改変された事でひろしが死亡する未来は消えたという見方もあるが、その後もしんこちゃんが未来から来訪している事を踏まえると、歴史の修正力かパラレルワールドの誕生で最終的にひろしが5年以内に死亡する未来は変わらないという説もある。

もっとも、死亡説には不可解な点*19もあるため、単に5年後のひろしが現代のひろしと同一人物と認識できないぐらいに老けてしまっただけの可能性も否定はできない。とあるパラレルワールドの未来ではハゲてたし。
また、ひろしは死亡したのではなく、みさえと離婚したという説もある。この説だと離婚原因によっては未来のみさえが意図的にひろしがいた痕跡を消している事も考えられるため、しんこちゃんがひろしの顔を知らないのも矛盾はしないのだ。

いずれにせよ、しんこちゃんの登場頻度は決して高くはないため、この伏線が回収される日は当分先の話になると思われる。


ひろし『追記・修正のない項目なんかに未練はない!!』

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最終更新:2025年04月02日 18:29

*1 当初は藤原啓治の病気療養の休業による代役だったが、藤原氏は療養を終えて声優業を再開した後も体調を考慮しながらの活動となったためか、ひろしを含めた一部の持ち役に復帰する事なく2020年4月に逝去。それに伴い森川智之が正式に二代目となった

*2 山口氏及び足立氏以外は息子と同じ声優

*3 アニメ版のエピソードにて、しんのすけが1等一億三千万円の宝くじを「父ちゃんの年収20年分」と発言するシーンより推定

*4 原作ではアニメほど吸っておらず、吸うシーンが描かれているのは2巻の1コマだけである。

*5 高卒なのか短大卒なのか大学中退なのか

*6 年齢から少なくとも飛び級でもしていない限り大卒でないことは確かだが、作中で大学時代を示唆する発言があるため、大学中退後に中途入社した説が濃厚

*7 みさえの手製マフラーが全く売れず、落ち込んでいたので本人にバレない形で購入し、これまたバレないように配慮しつつ愛用している

*8 みさえは例に漏れず失敗し、ますます太った

*9 余談にある収入の件も、1990年と2000年以降との時勢のギャップは考慮されず単純にハイスペ男子扱いされていた。

*10 ひまわりが困るのはもちろん、ただでさえ育児に奔走しているみさえの負担が増えてしまう。また、最初はしんのすけが疑われる羽目にもなった。

*11 棚作りを頼まれて野原家が借りている部屋に置いてある板の存在を思い出し使用したが、誰が何のためにその板を持ち込んだかを考えなかった。

*12 一方、みさえがひろしに不都合なことをした場合は有耶無耶にされがちなのと、制裁が過剰になりがちなので、この辺もひろしに支持が集まりやすい理由と言える。

*13 特に若くて綺麗な女性

*14 妻のみさえもイケメンに弱い所があり、しんのすけとひまわりにその性質が受け継がれてしまったのはある意味当然かもしれない

*15 時にはお仕置を通り越して虐められているように見える

*16 「ラブレターで災難だゾ」など。「父ちゃんが出てったゾ」でも、電話にてひろしが”オールナイト”の映画を見に行っているとしんのすけに伝えたのだが”オールナイト”を”女と”と聞き間違えてみさえに伝えてしまい、ひろしが帰ってきた途端にズタズタにしていた。当然、誤解が解かれた後にしんのすけは二人から大目玉をくらうことになった。

*17 一応架空の場所扱いにはなっているものの、読みが同じなこととコラボなどの影響で埼玉県春日部市が舞台であることが暗黙的に認知されている。ちなみに2025年現在、春日部市は「埼玉県民に聞いた住み心地のよい街ランキング」の上位常連である。

*18 ひろしを顔ではなく、シロを連れている事からひまわりの父親と認識している。一方でみさえの事は以前の回で顔を見ただけでひまわりの母親と認識していた。

*19 ひろしが死んだなら家に遺影があるはずであり、さらに過去のアルバムの写真もあるはずなのにしんこちゃんが完全にひろしの顔を知らないのは不自然。