ザンスカール帝国の機動兵器一覧

登録日:2014/10/31 (金) 13:24:20
更新日:2018/04/15 Sun 10:26:01
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ザンスカール帝国の機動兵器一覧とは、そのまんまである。
ぶっちゃけ、単独項目を作れるほど情報量がない機体群の集積ページと思ってもらえばよろしい。
すでに項目が作成されている機体についてはそちらを参照されたい。
タグ一覧の「ザンスカール帝国」タグから辿るとよい。

MS

アビゴル

第一次ネオ・ジオン抗争期のものもかくやの巨体を誇る空間戦闘用試作型MS。TMSと呼べばよかろうものを、何故かベスパではデュアルタイプと呼んでいる。
初期の開発目的は新素材のテストを兼ねていたらしく、色々やってたらこの時代の平均よりも軽く二回りはデカくなった。
大型化した分の積載容量の大半は装甲と出力系の強化に費やされており、後発のワンオフ機も真っ青の機動性と重装甲が特徴。
高出力・重装甲・大推力を活かしてMA形態で強引に突撃し、白兵戦に持ち込んで斬り刻むのが基本スタイル。
専用装備もトリッキーで、腕部側面と背面部にビームカッター、携行白兵装備としてビームサイスとビームカタールを2基づつ備えている。
一方で射撃兵装は頭頂部のビームキャノン1基のみと極端に少なく、突撃時の牽制程度しか考慮されていないらしい。
それを補うためか、敵機の捕縛・牽制用装備としてビームネット発生ユニットが複数搭載されている。

劇中では「人食い虎」の異名を持つゴッドワルド・ハインが搭乗。受領後のテスト時に機体不調で遭難していた折に、宇宙に上がったばかりのウッソと遭遇。
彼の助けにより原隊復帰に成功する。漂流中のデータが回収されたかどうかは不明だが、実機とパイロットが帰還しているのでたぶん大丈夫だろう。
その後のカイラスギリー撤退戦時に残存兵の捜索・救助を兼ねて再度運用テストを行った際にリガ・ミリティアと遭遇。
本来のポテンシャルをフルに発揮してウッソを追い詰めたものの、撃墜。ゴッドワルドは戦死した。

ガルグイユ

アビゴルの可変システムを流用して開発された水陸両用試作型MS。原型機ほどの高出力や重装甲は不要とされたため、大幅な小型化に成功している。
高速巡航形態で潜行し、敵艦船に強襲をかけることを念頭に置いて開発された。
水中での運用が第一義なのでビームシールドやローターの類は装備されていないが、その分水圧に耐えるために重装甲になっている。
武装としては両腕部の半回転式バルジにビームガンを内蔵するほか、背部ハードポイントに3連魚雷ランチャーを懸架できる。
また、頭部後方がミサイルになっているが、これはサイズからして対艦攻撃用と思われる。それにしたってイロモノすぎる取付け位置だがな……
左手は有線射出タイプの大型クローとなっていて、敵艦に取り付くためのアンカー代わりに使用可能。

元々この手の機体のデータ蓄積に乏しいベスパ製であること、また運用試験もろくにやらないまま実戦投入されたためか、
戦闘中にコクピットに浸水する程度には気密性と耐圧性がお察し。

ギガシィ

コロニー内警備用の小型機。全高4mとかプチモビじゃないのかと言いたいところだが、一応MSである。間違ってもまゆしぃではないし断じてまっちょしぃなどではない。
ベスパ製ではなく、どこぞの民間企業が作った民生規格品。小回りが利くのでコロニー警察以外にも軍の警備部門で用いられることも。
そのためかは知らないが、頭部のマシンキャノン以外に武装らしいものを持たず、ソフトスキンに対しては無双できるがハードスキン相手はヲワタ式。
実際、殴り込みアメリアを敢行したシュラク隊相手になすすべなく蹂躙されているほか、マケドニアコロニー所属機がゲドラフの迎撃に出たが、これまたフルボッコにされている。

ゴッゾーラ

地球降下作戦緒戦で判明した地上用MSの問題点抽出と改善を目的に、新技術の地上テスト用に建造された機体。某世界三大ブルーチーズは関係ない。
フレームはシャッコー建造に使用されたものを用いて開発期間短縮を図っている。
ビームローターのエネルギー効率改善を図るべく、発振器を3つに削減した高効率型を装備しており、それに合わせてスラスター推力も強化された。
頭部センサーシステムは対ゲリラ掃討を想定した高精度の対物・対人複合センサーに置換されている。
また固定兵装も強化されており、胸部にビームガン兼用のサーベル、大腿部に9連マルチランチャーが設置された。
大腿部のランチャーは名前からして通常弾頭以外にも多種多様なものが用意されていたと思われるが、何分ミサイルしか使われてないので詳細は不明。

ガリー・タンの独断で評価試験を受けることなく実戦投入され撃墜されたが、その戦闘はリカールでモニター・データ収集されていたため、
一応評価機としての名目は果たされることとなった。
特に新型ビームローターは一定の有効性が見込まれるとして、ドムットリアなどの開発へ活かされた。

シャイターン

首都や拠点防衛を想定して開発された重砲撃型MS。迎撃のみを想定しているため、航続距離を犠牲にその他の性能を高めている。
固定装備のみで背部スラスターパックと爪先にビームキャノン計4門、胸部と太股付け根に近接迎撃用ビームガン計4門という偏執的な重火力が特徴。
重装甲かつ大火力、さらには機動性も良好と極めて高性能だが、前述の通り航続距離を犠牲にしたものであり、迎撃しかできないという欠点を持つ。
また、推進器や装甲の大半が上半身に集中するトップヘビー型のため機体バランスも悪い。
ただ、学徒兵や速成課程の兵士も戦力化できるように操作性は極めて良好に保たれている。

ちなみに劇中未登場ではあるが、見た目の威圧感がウケたのか、儀礼式典用に強化改修され、エングレービングを施した近衛師団仕様も存在する。
コロニー内戦闘を考慮して得物にハルバードを使用するという、コテコテの中世近衛兵な見た目が特徴。

ボンボン版には外見が酷似した格闘戦用MSのギギムが登場、ギンザエフ大尉が搭乗してウッソのヴィクトリーと格闘勝負を繰り広げた。

ジャバコ

肩アーマーが特徴的な格闘用MS。フレームはコンティオと共通。
ジオン公国軍グフを発展再現した機体で、ヒートロッドによって敵機を捕縛するのを得意とするが、武装構成に難があり扱いづらかったグフに対し、ビームライフル、ビームサーベル、ビームシールドといった標準的な武装も一通り備え、アインラッドも使用可能。
地球クリーン作戦には間に合わなかったものの相当数が配備された。
リーンホースJr.のブリッジを破壊したのはこいつ。

ジョング

外伝「プロジェクト・エクソダス」に登場。
何をトチ狂ったのか、ジオングを現行技術で発展再現するという真似をやらかしたNT専用MS(一応)。長谷川先生相変わらずセンスがぶっ飛んでるな(褒め言葉
分離機能はさらに洗練され、頭部・胸部・腕部・下半身に分離してのオールレンジ攻撃を可能としている。相変わらず脚はない。
腕部ビーム砲はフェブラルみたいな形状になっており、親指以外の四指は四連ビームサーベルとしても使用可能。
初登場時はラスボスとして存在感を発揮したが、「ゴースト」で再登場した際には噛ませ犬として瞬殺されている。

リグ・リング

「SDガンダム GGENERATION-0」で設定されたサイコミュ搭載型MS。頭部にリング・サイコミュの小型版を内蔵しており、使用時には頭部装甲が左右に展開する。
両腕はサイコミュ制御式の無線ショットクローになっていて、マニピュレータや携行火器は一切装備しない。また固定武装として胸部に拡散ビーム砲を1門備える。
そもそもこの機体自体戦闘能力は自衛程度であればよく、その主目的はエンジェル・ハイロゥから発せられるサイコウェーブの増幅拡散。
ある程度量産の利く本機で地球圏全域にサイコウェーブを伝播させるのが最終目的だったようだ。

なお、ゲームシステム上はSサイズの小型ユニットだが、ベスパのサイコミュ搭載機が軒並み標準より大型であったことを鑑みるに、
本機もMAクラスではなかろうが大型機であった可能性は高い。


MA

ガリクソン

ベスパの地球クリーン作戦における基幹部隊の機構試験機として開発された。元巨人のメジャーリーガーではないし某芸人は断固として関係ない。
形式上はMAだが、見た目はどう見ても超大型バイク。ちなみにコクピットは横列複座式で、ドライバーとガンナーに完全分業されている。
武装は上部に旋回砲塔型のビームキャノンと機首左側面にガトリングガンを備える。
実は後輪は密着した二輪で、厳密にはバイクではなくトライクなのだが、トライクって単語自体マイナーだししかたないね。
ほぼ全速での走行時にも照準をぶれさせることなく攻撃可能な安定性を持っており、パイロットの素養と技量をダイレクトに反映できる機体。
ジェムズガンのライフル程度なら数発直撃しても耐えられる程度には頑丈で、低い車高と高機動で地形によってはMSにも引けをとらない戦闘能力を発揮できる。
しかし飛べないという根源的な欠点があるため、引けをとらないだけでトップアタックには割と無力。

戦闘バイク

ガリクソンの運用データを元に縮小発展させ、生産性を高めた二輪式高機動戦闘車両。母体譲りの走破性と機動性が最大の武器。
武装と想定対象で甲乙に分類され、甲型は対MSや施設攻撃用に上部ターレットにビームキャノンを備えた砲撃タイプ。
乙型は主としてソフトスキン掃討を目的としており、上部ターレットに連装速射砲を装備する。

ドッゴーラ

全長370mにも届こうかという長大な龍を模した大型MA。見た目はアレだが、海空宙で遺憾なく運用可能な高性能汎用機。
メインボディにミサイルランチャーと腕部の大型ビームガン、さらに尾部に連装ビーム砲、胴体に10門のビーム砲を備え、火力も充実している。
ボディの大半はテールラッドと呼ばれるコンテナユニットで構成され、複数に分割しての単機フォーメーションアタックや敵機の拘束、
被弾部位の分離/自爆特攻などアイデア次第で戦術に厚みの出る特殊な仕様となっている。

なお、ブロッホ機は「女子供が男に敵うものかよ」などと舐め腐った言動がフラグとなり、その女子供に叩き落とされた模様。
ボンボン版「全身がビームそのもの」と語られるバリアフィールドをまとった改造機が登場する。

リカール

ミノフスキー・フライトによる重力下空戦型MA。円盤状のリフティングボディ機で、長砲身のメガ粒子砲を主砲に持つことから「フライパン」の俗称を持つ。
この時期のミノフスキー・クラフトならば本機に積める程度には小型化されてそうなものだが、何故か搭載されていない。
主砲の他にビームキャノンを2門備えているが、そのレイアウトは機体全面に集中していて、ほとんど射角が取れない。
ただし機動性が極めて高いため、一撃離脱に専念すれば問題はなかったようだ。
航続距離の長さや最大15名まで搭乗可能な内部スペースから、試作機の実働試験モニタリングや士官級以上の人員輸送にも用いられている。

作中ではファラ・グリフォン中佐の座乗機として登場し、パイロットは腹心のメッチェに任せている。
機動性を活かしてVガンダムとも互角に渡り合ったが、アーティ・ジブラルタル攻防戦で被弾し、ファラを脱出させた直後に爆散した。
また「ゴースト」に、武装を撤去し本体よりも巨大なコンテナを懸架した輸送機型が登場している。


その他

サンドージュ

サンドージュ社で製作された新型モビルワーカー。それぞれ2対の腕部と脚部を備えた昆虫の如き異様が特徴。というか実際蟲。
これはコロニー外壁を強固に捉えることで、遠心力に振り飛ばされるのを防ぐため。
メインコクピット以外にも左右の肩部にサブのコクピットを持ち、それぞれにコ・パイロットを乗せることでより複雑かつ精密な操作が可能。
さらに肩部から先を分離させ、独立操作させることで小型モビルワーカーとしても扱える。
総じて戦闘にも転用可能なレベルの性能を有しており、さすが社運を賭けて社名を冠しただけのことはあると言っていい。

作中では社長自らがアメリア外壁でのテスト中に救助した学徒兵からVガンダム潜入の情報を入手、ベスパへの売り込みを目的に単機でVガンダムに仕掛ける。
機体特性をフル活用して善戦するが全ての作動肢を切り払われ敗退。修復後にリベンジマッチを挑むもやはり撃破された。
その後念願叶って採用されたのか、フォント・ボー確保作戦において複数機がサイド3に投入されている。
まぁ、元々作業機なので偽装する必要がなく、持ち込みやすかっただけかもしれないが。

オーバーヘッドホーク

大気圏内用の哨戒・偵察機。コロニー国家らしいというか、なんというか、ドップを当世風にアレンジしたような外観をしている。
ドップ同様に推力で強引に飛ばしているのだろう。
で、MS全盛の時代にただの哨戒機に何ができるかというと、作中でも誰何くらいしかしてなかったりする。
そもそもMSが割と低リスクで飛べる時代だし、ペイロードで劣る航空機って不利なのよね。
そこ、MS開発できる技術で対MS特化型の従来兵器を作ったほうが強いとか言わない





追記・修正はベスパの技術開発部門に所属している方がお願いします。

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