登録日:2009/05/27 Wed 00:24:16
更新日:2024/06/12 Wed 01:01:22
所要時間:約 5 分で読めます
ユニゾンシフトより2009年3月19日に発売された
18禁恋愛アドベンチャーゲーム。
ジャンルは「ダブル生徒会にまきこまれちゃう! 学園ラブコメADV」
他のユニゾンシフト作と世界観が繋がっており、その登場人物や親類が登場する。
スタッフ
シナリオ:市川環、風間ぼなんざ、あごバリア
原画:
いとうのいぢ、ぺろ、笹倉綾人
物語
主人公・葛木晶のもとに突如送られてきた、名門「私立鳳繚蘭学園」への入学許可証。
晶は不審に思いながらも、書類に書いてあった「学食タダ食べ放題」の文面につられ、転校を決断する。
途中トラブルに遭いながらもようやく学園に辿り着いた彼を待っていたのは、
自治組織である繚蘭会や生徒会、果ては学園長すら彼の転入を認知していないという驚愕の事実だった。
送られていた学生証が偽造不可能の本物だったため何とか転入は認められたものの、男子寮が満室のため女子寮での生活を余儀なくされる。
同じ転校生でクラスメイトの稲羽結衣はじめ、繚蘭会や生徒会の面々の協力で次第に学園の生活に順応していく晶。
果たして晶を学園に呼んだ人物とその目的は、そして少女達との恋の行方は−−。
■登場人物
▲メインキャラクター
主人公。女の子<<<食べ物となるくらい食いしん坊。転校理由もそれだし。
料理はできるが、見た目はやばい。(味は美味しい)
一緒に暮らしていた父とは言い合いもするがとても仲が良く、父の人柄を引き継いだかのような人の良さで周囲の人を惹きつけていく。
CV:小倉結衣
最近来た
転校生。
晶と同じ
食いしん坊で、他にも晶と共通点が多い。
それもあって晶とは気が合っており、『腹ぺこブラザーズ』認定された。
ちなみに好物は
ドーナツ。
CV:宮沢ゆあな
繚蘭会会長で今作一の常識人かつ苦労人。
晶にとっては転校先で初めてできた友人の一人(もう一人は結衣)。
優しい性格だがお兄ちゃんに対してはキレやすく、踵落としなどをかます。
CV:遠野そよぎ
繚蘭会の一員。学園のアイドル的存在。
かなりおっとりしている感じがする。
巨乳で美乳
↑ここ重要
CV:藤森ゆき奈
自称
幽霊。晶・結衣・マックスしか視る事が出来ない。
幽霊らしくない幽霊。そして
記憶喪失。
今作の真ヒロインで最後に攻略できる。
CV:茶谷やすら
繚蘭会の一員で、繚蘭会寮寮長。
髪飾りはファンネルで、威力は人が殺せるレベル(推測)。
クーデレで、デレる前は男嫌いもあって晶に冷たいが、
デレた後は晶を『しょー』と呼び、べったりと甘えてくるようになる。
今作のキーパーソン。
▲サブキャラクター
CV:青葉りんご
生徒会書記。通称ぐみちゃん。
ちびっこ
天才。奏龍の事を崇拝しているが恋愛感情は無い、
というか
男性を恋愛対象として見たことがない。
攻略不可。
スタッフ曰く、もし彼女のルートがあるなら、難易度は最高レベルだとか。
CV:木島宇太
生徒会長で、天音の兄。
シスコンで変態の愛すべきバカ。
妹の友人が恋人を作ったと聞いて
ゴムを用意したり、あの日にお赤飯を炊く素晴らしいお兄ちゃん。
生徒会ではいつも
DSをやっている、というか仕事をしないように厳命されている。
「俺のDSは108個あるぞ!」
CV:桃山悟亮
生徒会副会長。常に冷静沈着で奏龍のブレーキ役。
しかし奏龍の提案が納得出来るものならば、無茶なことでもそれを全力で遂行したりする。
身体能力はズバ抜けており、
チートレベル。
『
ななついろ★ドロップス』のヒロイン、八重野撫子の兄で壮絶シスコン。
CV:御木もも
主人公のルームメイトにして親友の
ロボット。開発者はくるりで、彼女を「マミィ」と呼ぶ。
ロボットではあるが友情に篤く非常に人間臭い言動を取るのが特徴で、心は男。
人間の女性型のスペアボディ「電堂あきら」の可愛さは異常。でも心は男。
そして攻略不可。
そして攻略不可。
↑大事な事なので二回言いました。
ただ、ノベルでのくるりの台詞によれば『マックスが色々情報を得た結果勝手に自分が男だと結論付けただけで、本来性別はない』とのことで、
そのまま自分が男性だと思い込んだままになる可能性もあれば、男性に
恋をするなどのきっかけで女性だと思い込むようになる可能性もあるらしい。
……FDでルート追加
フラグ?
とか思ってたら本当にルートが追加された。
CV:宗川梗
学園理事長で、天音と奏龍の
母親。
孤児だったくるりを引き取った人でもあり、彼女から母親のように慕われている。
物腰柔らかで優しい女性なのだが、何故か奏龍は苦手としている。
ストーリーは前半はギャグだが、
後半(各ヒロインのルートに分岐後)からはシリアスな展開になるのが基本。
ストーリー構成としては、それぞれのルートで
伏線を回収しては謎を残す作りになっており、
主人公の晶に関しても転校が許可された理由を始めとして謎が多く、各ルートクリア後に情報が集まってくるようになっている。
そして、最後に解禁されるすずのルートで全ての伏線がしっかりと回収され、晶の謎も明かされる……。
という構成で、完成度が高いためにかなりの好評価を得ている。
実は、意外とSF色の強い作品だったりする。
そして更なるスピンオフ作品、Flyable CandyHeartが発売。
FDなので、『ご都合主義的な全キャラが存在する世界』が舞台だが、一応ちゃんとした理由付けがなされている。
結衣たち本編のヒロインたちに加え、サブキャラだった電堂あきら(マックス)と早河恵が攻略対象として追加された。
時間軸としては、天音、くるり、桜子は本編後、
茉百合は『
君の名残は静かに揺れて』後、
結衣、すずのはFDの世界での話になっている(本編の後日談ではない)。
なお、追加ヒロインのあきらと恵は(当然というべきか)本編と同じ時間軸である。
また、これまでのユニゾンシフト作品のキャラが出演するドタバタモノのストーリーが収録されている。
もちろんキャストは本編のままで、しかも
アレなシーンもある(発情兎の
妄想だが)。
初回特典で全キャラの立ち絵にネコミミが追加される
パッチが配布された。
なんでやねん。
とまあおふざけ全開だが、一部ルートは本編同様にSF色が強く、ホロリとくるモノになっている。
追記・修正お願いします。
- みためのほのぼの感から想像もつかない程の後半怒涛のシリアス展開&トラウマ必死のストーリーは必見。ヒロインのある一人がとある装置で○になった時なんかもう絶叫もんだったよ(白目 -- 名無しさん (2018-01-23 10:47:28)
- なんでコンシューマ化やアニメ化とかメディアミックスしなかったの、とよく引き合いに出される作品。もしかしたら、ななついろドロップスを超える評価をされていたかもしれないのに。勿体ない…… -- 名無しさん (2022-06-22 18:36:57)
最終更新:2024年06月12日 01:01