登録日:2012/05/04(金) 22:30:55
更新日:2025/01/13 Mon 18:38:26
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出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始、
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
■概要
ナバタの里で「神」と崇められて育った神竜の純血種。本名はとても長くて人間には聞き取れない音らしく、聞こえる所だけを取って「ファ」らしい。
強大な力を持つため外界から隔離されていたが、外の世界に憧れていた。そんな時ベルン軍から里を救った
ロイ達の後をこっそり追っていた所をベルン軍に捕まる。
そこをロイ達に助けられ、神竜の存在がベルン王国に知れてしまった以上は下手に連れ戻すより軍の中に居た方が安全である、という判断の元改めて付いて行くことを許され、念願の外の世界ライフをエンジョイする事になる。
外の世界と言っても基本戦場だがな!
さて、ファには特筆すべき点がある。
大事なことなのでry
マムクートは人間よりも遥かに長い寿命を生きており、ファは数百年も生きているにもかかわらず
幼女である。
精神的にも幼いのも、恐らく里の中でも自由に身動きが取れず、これといった刺激や経験が無い中生きてきたからと思われる。
ジジイちょっと表に出ろ
マムクートで幼女という点は、『暗黒竜と光の剣』『紋章の謎』の
チキの
オマージュとも言える。
■ユニット性能
※右側の+の値は神竜石による補正値。
マムクートLV.1
HP 16(130)
力 2(90)+12
技 2(85)+12
速さ 3(65)
幸運 7(150)
守備 2(30)+15
魔防 6(50)+20
体格 1
属性:光
装備
神竜石
気になる性能だが、大体ほとんどのステータスが上がり、HPと幸運に至っては時々2上がるものもある全ユニットでトップクラスの成長率を誇る。ただし体格は最小の1。
神竜石はマムクート・魔竜に特攻だが、使用回数が30回しかない(補充・修理不可)のが問題。そのため無駄遣いはできない。
アーチや遠距離魔法で攻撃された時に消費ゼロで変身してたり、その変身時の姿がどう見てもポケモンだったりするのは内緒だ。
雑魚相手には勿体無いので、ボスクラスを相手させて育てよう。
ある裏技を使って盗んだ火竜石で変身することもできるが、戦闘中のこちらのグラフィックが乱れる上データが壊れる危険性があるのでオススメできない。
リスクを承知で使った所でそれ以降のステージではあまり役に立たず、実質トライアルマップ専用のアイテムと化す。
支援相手は
ソフィーヤ、
イグレーヌ、
ニイメ、エルフィン。
ファの可愛らしさと魅力が十分に発揮されているが、マムクート故の哀愁もどこか感じられる。
エルフィンとは唯一彼の正体に触れない普通の談笑になる。
真EDへと繋がる24章、終章では強制出撃。
24章で「人と竜は分かりあえない」と語るヤアンの言葉を真に受け、ロイにその不安を語る。
終章では、かつて同じ神竜族だった
イドゥンと対峙した際には、彼女の哀しみを感じ取っていた。
ちなみにこの台詞、終章に参戦したキャラの中で一番最初に言ってくれる。
ロイの封印の剣で心を再び白紙にされたイドゥンは、ナバタの里でファと共に住むことになる。
そしてファの何気ない行動が、イドゥンに笑顔を取り戻すきっかけとなった……。
それが実を結んだのか『ヒーローズ』では開花英雄、双界英雄(ハロウィン)のイドゥンは心を取り戻し、他の英雄達と気ままに接するほど成長している。
本人もきっかけをくれたファや他の英雄達に感謝を述べている。
『封印』の前日譚である『
烈火の剣』にも登場。ナバタ砂漠の民家で「おするばん」をしている。
ちなみに外見は全く変わっていない。マムクート故の体質とはいえ……恐ろしい子!
この時、相手の性別によって「おにいちゃん」「おねえちゃん」を使い分けるが、
とある男の娘にも「おねえちゃん」呼びな他、ホークアイで訪問すると専用のやりとりになる(後のステージの遺跡に登場する
ソフィーヤでも同様)。
もちろん、漫画『
覇者の剣』にも登場。
作者の画力がメキメキ向上してくる時期の登場ゆえ、ファの可愛さを存分に堪能できるぞ!竜化した姿も威圧感たっぷりながらも可愛らしい。
こちらではロイではなく別行動をとっていた主人公
アルと行動し、エトルリア王都解放戦で活躍する。
出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始、
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
サービス初期から登場。イラストは『
世界樹の迷宮』シリーズでもお馴染みの日向悠二氏。
緑属性の竜・歩行ユニット。
ギムレーが参戦するまでは唯一だった。
氏お得意の絵のタッチと小澤亜李氏熱演の幼女声により
ロリを通り越したガチペドになった。
あの絵柄での
「あのね!あのね!」や
「みてみて、ちょうちょ!」の声の破壊力は抜群。
その愛おしい要素が色々合わさった結果、新旧のユーザーからまた新たに支持を貰え、付いた愛称は
「ファたそ」
武器スキルは自分から攻撃した時、戦闘後、自分の周囲1マスの味方の守備、魔防+4『光のブレス+』
Bスキルは奇数ターン開始時、HP10回復の『回復3』
Cスキルはターン開始時、周囲2マスの敵の攻撃-5『攻撃の威嚇3』
ステータスは原作通りHPが多いこと以外はあまりパッとしない程度。
戦闘面でも攻撃は高くも低くもない微妙な数値で防御面も魔防が少し高い程度でやや微妙。
しかし攻撃で味方を強化してくれる光のブレスは味方に貢献出来る魅力はある。
後に実装した武器錬成では
戦闘中に攻撃していれば、戦闘後に自分とその周囲2マスの味方の攻撃、速さ、守備、魔防を+5(1ターン)
射程2の敵に、敵の守備か魔防の低い方でダメージ計算
強化のステータス対象と範囲が広がって自分から攻撃する必要も無くなった。
後に竜ユニット共通する「射程2の敵に、敵の守備か魔防の低い方でダメージ計算」(通称:錬成ブレス)で青魔法には確実に優勢に立てる。
弱点としてはやはりというべきか、竜特効には非常に弱いということ。
特に赤属性の
ファルシオンを持つ
コイツらとの相性は最低最悪。余程じゃない限りまともに殴り合う事は不可能なので、遭遇したら無理に立ち向かわずさっさと逃げた方が吉。
最近ではロイの封印の剣も錬成で竜特効が付加されたので、闘技場では要注意。
また、同じ緑竜である
ミルラや
カンナ♀と比べると全体的にステータスや所持スキルの使い勝手が劣っているのも難点。
2020年11月のアップデートで専用武器「悠久のブレス」が追加。
ターン開始時、周囲2マス以内に味方がいれば自分と周囲2マスの味方の攻撃、速さ、守備、魔防+5(1ターン)
射程2の敵に、敵の守備が魔防の低い方でダメージ計算
錬成後の『光のブレス+』の効果は一緒だが条件は戦闘しなくてもいいようになる。
特殊錬成はHP+3
自身が【有利な状態】を受けている時、戦闘中、敵の攻撃、魔防-4、かつ敵の攻撃によりダメージを受けた時、奥義発動カウント変動量+1(同系統効果複数時、最大値適用)(この効果は受けたダメージが0の場合も発動する)
条件は付いてしまうが敵のデバフとカウント加速で有利に進められる。
そのため、Aスキルで呼吸スキルを継承していると無駄になるのでその場合は別のスキルに付け替えておくこと。
2022年9月から神装英雄に抜擢。イラストはさとうぽて氏。
こちらはムスペル王国の衣装でレーギャルン、レーヴァテインとは仲良くなった様子。
出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始、
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
チキ、ミルラ、
ノノといった他のロリマムクート達に遅れを取りながらも2018年12月にクリスマス超英雄で実装。イラストも日向悠二氏
緑属性の竜は同じだがこちらは重装ユニット。
冬祭り(
クリスマス)の季節に合わせて、
トナカイとサンタを組み合わせたような可愛らしい衣装を着こんでいる。
しかも竜に変身するとトナカイの角の
カチューシャがそのまんまになっている。
数百年生きていて冬祭りに参加するのは初めてらしく、外伝ストーリーでは子どもらしく大はしゃぎして
エイリークを困らせていた。
武器スキルは戦闘中、守備、魔防が周囲2マス以内の味方の人数×2だけ上昇(各能力値の強化の最大値は+6)
射程2の敵に、敵の守備か魔防の低い方でダメージ計算の『綺羅星のブレス+』
Aスキルは味方と隣接している時、戦闘中、自身の守備、魔防+5の『守備魔防の絆3』
Bスキルは自分のHPが50%以上で、敵から攻撃された時、絶対追撃、かつ自身の攻撃による奥義発動カウント変動量+1(同系統効果複数時、最大値適用)の『迎撃隊形3』
Cスキルはターン開始時、周囲1マスに味方重装がいれば、自分と周囲1マスの味方重装の移動+1(1ターン、重複しない)の『重装の行軍3』
耐久力が高く、特筆すべきはなんといっても魔防の高さ。
基準値で41もあるという圧倒的数値を誇る、まさに魔防の鬼幼女。
余程の条件が揃わない限り、青魔法は殆ど通用しない。
スキル継承で魔防の数値をダメージに加算する『氷蒼』や『氷華』に変えれば凄まじく攻撃力が増す。
『雷のブレス+』や『遠距離反撃』とも相性が良いので、継承のコストは高いがそれに見合った性能を発揮してくれるはず。
ただ通常版と属性と武器種は変わらない為、ファルシオンや霧のブレスに弱いのは相変わらず。
そして重装特攻も刺さるので弱点はむしろ増えている。
ちなみに季節の超英雄が発表される際、FEH公式Twitterでは前日に誰が登場するのかのシルエットクイズが公開される。
大抵のキャラクターの場合は元のデザインとは全く異なる複雑な衣装のデザインの所為でシルエットの正体が分からないのが殆どなのだが、ファの場合は体格が小さいのと特徴的な髪の跳ね方でフォロワーから一瞬で正体を看破されるという珍現象が起こっていた。
出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始、
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
そして2021年10月に地の伝承英雄でまさかの大抜擢。イラストも日向悠二氏。
今度は属性を変えて青属性の竜・歩行ユニット。
原作でも触れた人には聞き取れない滅茶苦茶長い名前も触れている。
武器スキルは『光輝のブレス』
攻撃+3
射程2の敵に、敵の守備か魔防の低い方でダメージ計算
敵から攻撃された時、または戦闘開始時、敵のHPが75%以上の時、戦闘中、敵の攻撃、速さ、守備、魔防-5、敵は追撃不可
敵から攻撃された時、または戦闘開始時、敵のHPが75%以上の時、周囲2マス以内に味方がいれば、敵の奥義発動カウント変動量-1
奥義スキルは『永遠に生きるもの』
1ターン目開始時、奥義発動カウント-5
奥義発動時、戦闘中、自分のHPが2以上で敵の致死攻撃を受けた時、ダメージをHPが1残るように軽減
奥義を発動した戦闘後、HP99回復(1マップ1回のみ)
Aスキルは敵から攻撃された時、距離に関係なく反撃するかつ戦闘中、魔防+5の『遠反・明鏡の構え』
Bスキルは自分のHPが50%以上で敵から攻撃された時、絶対追撃、かつ自分の追撃不可を無効の『竜の逆鱗3』
Cスキルはターン開始時、周囲4マス以内に敵がいる時、最も近い敵の守備、魔防-6(敵の次回行動終了まで)、かつ自身の守備、魔防+6(1ターン)『守備魔防の脅嚇』
今まで特徴的だった高いHPは下がったが攻撃、守備、魔防が上昇。
受け性能が高く、魔防を上げての遠距離反撃や絶対追撃、更に即発動可能な祈りと1回限りの全回復の専用奥義はシンプルならがら強力。
ただもちろん弱点もあり、スラシル、総選挙エリウッドなどの赤属性以外の竜特攻や伝承ベレトの「覇天」は天敵といえる。
HPが下げられた事で竜特効以外にも対処がしやすくなっており、メランコリーや鼓動の幻煙で奥義を潰されると厄介。
2025年1月のアップデートで上方修正が実施。
奥義スキルは『永遠を生きる…・承』まるで決意を固めたような奥義名
1ターン目開始時、奥義発動カウント-5
奥義発動時、戦闘中、自分のHPが2以上で敵の致死攻撃を受けた時、ダメージをHPが1残るように軽減
戦闘中、最初に受けた攻撃と2回攻撃のダメージを40%軽減、かつ最初に受けた攻撃で軽減した値を自身の次の攻撃のダメージに+(その戦闘中のみ。軽減値はスキルによる軽減効果も含む)
奥義を発動した戦闘後、HP99回復(この効果は【回復不可】を無効、発動後、2ターンの間発動しない)
発動条件と祈りは一緒だがなんと軽減とカウンターを獲得。受けでの性能が格段に上昇。
そしてHP回復だが発動後、2ターンの間は発動不可へと一回ぽっきりの条件は無くなった。追加として不治の幻煙も無効化可能に。
発動機会は減るが「生き残れば祈りが発動して回復→経過してまた発動して回復」と長期戦に持ち込めるよう強化。
Bスキルは『竜の堅鱗』
敵から攻撃された時、または戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら、戦闘中、敵の攻撃、守備、魔防が◯+4だけ減少(最大11)(〇は、戦闘開始時の「守備の差」と「魔防の差」の高い方の値、それぞれの差について自分の能力値が敵より低い時は0として扱う)、自分は絶対追撃、敵の最初の攻撃前に自分の奥義発動カウント-1
敵の奥義以外のスキルによる「ダメージを○○%軽減」を半分無効(無効にする数値は端数切り捨て)(範囲奥義を除く)
守備か魔防の高い方のどちらかで敵の弱体化にカウント加速、ダメカ半分無効の妨害と攻撃性能が向上。
しかし追撃不可無効が消えたので見切り追撃だと追撃は封じられるので耐えても油断しないように。
同日に『光輝のブレス』の錬成が可能になった。
錬成すると攻撃+3
射程2の敵に、敵の守備か魔防の低い方でダメージ計算
自身を中心とした縦3列と横3列の敵は戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防-5、強化の+が無効になる
敵から攻撃された時、または戦闘開始時、敵のHPが75%以上の時、戦闘中、敵の攻撃、速さ、守備、魔防-5、敵は追撃不可、自分が与えるダメージ+自分の魔防の20%(範囲奥義を除く)、敵の奥義発動カウント変動量-1
ファのいるマスはステータス大幅ダウンに加え、バフも封じるというハイスペック。
魔防でダメージも増やせてキャンセルも味方不要の緩和など相当盛られた。
特殊錬成は射程1の敵は自分の周囲1マス以内を通過できない(すり抜けを持つ敵には無効)
射程2の敵は自分の周囲2マス以内を通過できない(すり抜けを持つ敵には無効)
周囲3マス以内に味方がいる時、戦闘中、敵の攻撃、速さ、守備、魔防-5、自分が受けるダメージ-自分の魔防の20%(範囲奥義を除く)、かつ、敵が攻撃時に発動する奥義を装備している時、戦闘中、魔防が敵より5以上高ければ、敵の最初の攻撃前に敵の奥義発動カウント+1(奥義発動カウントの最大値は超えない)
味方には一歩も近づけさせない防壁と魔防でのダメージダウン、カウント妨害の竜眼を内蔵したことにより味方を守る幼女へと生まれ変わった。
よほどの大ダメージを与えない限り突破が困難となる。
だって、追記・修正がしたかったんだもん……。
- 30回変身(数ターン持続)できる、じゃなくて30回しか行動できない?きっついな -- 名無しさん (2014-09-27 11:35:30)
- いや、正確には30回しか攻撃できないだな、遠距離攻撃にたいしては変身するけど回数減らないし、輸送隊みたいにしてやれば30回残ったままレベルMAXにもできる -- 名無しさん (2014-09-27 12:13:37)
- 本名じゃないとはいえこういう名前のキャラはレア。 -- 名無しさん (2015-07-06 14:14:01)
- ヒーローズのデザインが日向さんだからちくしょう! -- 名無しさん (2017-01-27 18:08:12)
- 封印のレイもひむかいさんっぽいよね… -- 名無しさん (2017-01-27 18:42:06)
- やっぱひむかいさんの…幼女を…最高やな! -- 名無しさん (2017-02-10 03:45:00)
- ひむかいさん担当キャラに「あのね、あのね」と言わせるFEスタッフ -- 名無しさん (2017-02-11 04:01:30)
- 必殺の前のくしゃみを我慢してるみたいなモーションが最高。「ビビビッ」ってなってる -- 名無しさん (2017-02-17 19:27:42)
- ↑↑FEのあのね -- 名無しさん (2019-06-16 03:58:39)
- ↑↑あのぶるぶるしてる必殺モーション可愛いよな ファは可愛さだけじゃなく無邪気ゆえの切なさもあるのが良い ソフィーヤとの支援会話とか終章とか -- 名無しさん (2019-06-29 17:07:22)
- ファたそ~ -- 名無しさん (2020-08-11 19:21:59)
- 人間に聞きとれない部分に「ユイリィ」がある…かもしれない -- 名無しさん (2022-06-19 23:20:22)
- 知らないとうっかり、すぐに使ってしまいますね。 -- 名無し (2022-06-21 15:11:14)
- グラフィックだけで、烈火の剣では、仲間として、戦闘できなかった。 -- 名無し (2022-06-26 15:51:20)
- ヒーローズでは、余計に幼女っぽくなった。 -- 名無し (2022-07-05 16:21:39)
- 神龍石がなくなったら、普通の女の子として、生活するのでしょうか? -- 名無しさん (2022-07-28 16:21:17)
- 大人になるまで、何百年かかるんだろうか?竜石を回復できると助かった。 -- 名無しさん (2022-08-28 16:26:26)
最終更新:2025年01月13日 18:38