登録日:2012/03/26(日) 02:16:13
更新日:2025/03/23 Sun 11:34:11
所要時間:約 17 分で読めます
わたしはこの世界を導いていく。
幾千の昼が過ぎ、幾万の夜が流れても必ず……必ず。
出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT
クラス:
シャーマン
性別:女
称号:【暗闇の巫女】
身分:竜族
【人物】
ベルン国王
ゼフィールの傍らに仕える少女。
ソフィーヤ以上の無口で言葉を発することはほとんどなく、ゼフィールの命令にのみ忠実に従う。
ナーシェンを始めその存在をいぶかしむものは多く、「暗闇の巫女」とあだ名されている。
右眼が紅、左眼が碧の
オッドアイが特徴。
彼女が現れると同時期に、ベルンに人ならざる者たちが姿を現し始めたともいわれ、ゼフィールにとっては世界を「解放」するための鍵となっているらしい。
終盤、ベルン城まで追い込まれたゼフィールは、腹心
ブルーニャを護衛につけて彼女を何処かへ逃がす。
プレイヤーが外伝マップを全てクリアしきれず、神将器が揃わなかった場合、その行く末を追う手がかりがなく、何者なのかもわからないまま終わる。
その正体は、
人竜戦役時代にハルトムートによって封印された
魔竜。
ただ、魔竜といっても、
アカネイア大陸で出るような魔竜族とは性質が全く異なる。
元々は
ファと同じく神竜族の竜だったが、戦役の中で数で対抗をはじめた人間に対し同じく数で迎え撃つべく竜族により戦うだけの竜、戦闘竜を生み出すために利用された。
竜族の中でも最も強力な力を持つ神竜族であったことと、異変に気付いた神竜族が身を隠す中一人だけ逃げ遅れて捕まってしまったことが原因。
その後、他の竜族により自分たちに従うよう「心」を破壊され、文字通り竜を生む機械のような存在になり下がってしまった。
また竜の量産にあたり神竜としての力を極限にまで引き出されたことが原因で、神竜を超えた「魔竜」へと変貌してしまう。
だが戦局は神将器を生み出した人間が一気に巻き返し、竜族の長を打倒しとうとう魔竜の元に迫った
八神将だが、そこには命令者を失い、自ら何かをする「心」も既に無い、ただ佇んでいるだけの少女がいた。
その姿に
八神将の間に動揺が走り倒すか否かの意見が交わされたが、
八神将のうちの倒すべきという誰かが向けた敵意に反応して襲いかかってきたので、やむなくハルトムートは「封印の剣」で倒す。
しかし、ハルトムートは彼女の姿に「あわれ」を感じてしまっており、使い手の心を反映する武器である「封印の剣」は彼女を殺さずただ眠りにつかせた。
そして戦役終結後、ハルトムートは他の神将の反対を押し切り、彼女にトドメは刺さずに封印することにした。
ベルン王国はその封印を見守るために建国されたのであった。
しかし、末裔たるゼフィールの手によって封印から解放され、
終わることのない何もない夢を見続けることに余程うんざりしていたのかゼフィールに従い、ゼフィールが望むままに世界を解放へと導くようになっていく。
挙句がどうしても戦うのかと問う
ロイに
私の行く手に立ちはだかるのならと言い出す始末。
ゼフィール亡き後も彼の夢を実現するため、竜殿にその身を置き、ロイたちを迎え撃つ。
事情を知ったロイはハルトムート同様彼女に「あわれ」を感じ、「封印の剣」を以て殺さずに打ち倒そうとする。
その願いが果たされた場合、ロイの計らいでナバタの里で保護されることになる。
ロイが見舞いに行った際には、他の神竜たちはこのことを知りつつ、下手に助けに向かっていたずらに犠牲を増やすまいと無視した過去が長老から語られた。
彼女を保護したのも、その贖罪を果たすのも理由とのこと。
ファとの会話の中で失った心を取り戻すわずかな兆しが見えた場面がエンディング前のラストシーンになる。
【ユニット性能】
クラス-魔竜
Lv-20
HP-78
力-29
技-23
速さ-16
幸運-18
守備-30
魔防-21 (+10)
体格-25
所持品
闇のブレス
威力20 命中100 必殺10 射程1 重さ0 耐久-
まずは一応彼女を擁護しておきたい。
ラスボス状態のイドゥンはどうみても竜なのだが、他の竜たちに有効だった
神将器や「ドラゴンキラー」の特効がつかず、
「封印の剣」か「神竜石」でのみ大ダメージが与えられるようになっている。
守備は堂々の
カンスト、魔防は低く見えるがマップのほぼ全域が魔防+10の隠し効果つきの床なので実質31相当と物理・魔法両面に隙がない。
そのため、ロイか
ファが育っていないと必然的に戦闘が苦しくなるので注意。
また、本作のボスで唯一玉座や城門に固定ではなく移動して襲ってくる。
ラスボスらしく、本作に登場する敵の中でも最高の攻撃力と命中率を誇っている。
また、ベストエンディングを見るためにはファが生存していて尚且つ「封印の剣」でトドメを刺す必要がある。
……とまあやや複雑な仕様になっており、今までのような正攻法で戦うとそこまで弱いボスとは言い切れないのだが…
まずラスボスなのに
射程が1。
一応動いては来るので間接攻撃してれば安心、
というわけではないが、カウンターを一切喰らわずに袋叩きにできる。
また、移動してくるとは言ったが移動力が低すぎる。わずか
2。まぁ戦闘用ってわけじゃないから立ち回りは考慮してなかったのかもしれないが。
攻撃力と命中率こそ高いが前衛が一撃でやられるほどの威力でもなければ追撃してくるような速さでもないため、しっかり回復すれば問題なく受けられる。
そして、前述した「封印の剣」は射程1-2かつ特攻持ちである。つまり、反撃されることなく二連撃で沈む。
つまり相手の移動距離ギリギリまで近づいてまず間接攻撃で1撃、その後敵ターンで相手が接近して攻撃した際にもう1撃返すところでもう決着している。
このときロイの攻速が十分あれば、間接攻撃時に追撃が出て、相手は反撃すらできず一戦闘で沈む。
必要な速さは20と期待値的には余裕で到達する値だが、ロイはクラスチェンジが遅すぎる&速さ成長率が並程度のせいで、レベル不足で届いていないこともあるかも。
この速さ設定はロイがクラスチェンジ不可能だった初期設定の名残という説もある。
マスターロードのロイは封印の剣で攻速落ちしないのだが、
スマブラDXに「封印の剣はロイには大柄」とあるなどの理由からロイのCCは開発後期になってから追加された要素だと言われている。
CC前のロイは速さの上限が20かつ封印の剣を持つと体格不足で攻速落ちするため、イドゥンに追撃を出すにはわずかに足りない。
同様に速さ14の回転王には速さ
カンストでギリギリ追撃が出る形となる。
なお必殺が発動すれば(支援でのブーストが必要だが)
ロイを下級職LV1の状態から強制CCさせたマスターロードLV1の状態であっても確殺可能
。
次回作以降のように特効倍率が2倍だったなら、まだ歯ごたえがあっただろうに…。
とまぁ、色々とネタ要素が満載ではあるが、封印の剣で秒殺できるのは強くなったロイがいてこそ。
「じゃあロイの育成をサボって来た人にとってはかなり強敵になるんじゃないの?」と思ったそこの貴方、ご心配なく。
終章では雑魚
マムクート(Lv17~19)が
無限に出現します。
封印の剣ならマムクートを狩るのは容易いのでロイのレベルが少し不足しているぐらいならここで育てられる。
もっとも意図的に縛りでもしていないと強制出撃の主人公が低レベルのまま終章には行かないだろうが。
ではその封印の剣もなければ?
耐久無限の
ファルシオンと違い、封印の剣は耐久が20しかないため
ラスボス戦前に使い切ってしまうことがあり得る。
すると前述の通りベストエンディングは見られなくなってしまうのだが、実はラスボス撃破だけなら
それほど苦戦しない。
守備30・魔防31というのは高いことは高いが神将器なら特効なしでも十分ダメージが通る水準であり、終章ということで武器を惜しむ必要もない。
よく育った
バーサーカーや
魔砲公女なら汎用武器でもダメージを通せる。
魔力
カンスト(30)のリリーナならフォルブレイズ(威力14)で、2回とも必殺が出れば支援補正などなしでもちょうど1ターンキルできてしまうし、
リリーナには魔力上限で1劣るが、フォルブレイズより高威力のアポカリプス(威力18+5)を使えるソフィーヤで挑むと、必殺1回と通常1回でも沈む。
というか
攻略本の企画で実際に殴り倒されている。
クリア後のトライアルマップ用に神将器を新品で温存したいという人も、今作に限り間接攻撃するとステータスに関係なく10ダメージを与えられる仕様の「ひかりの剣」も有効。
追撃できるユニットなら反撃を受けずに一方的に20ダメージ与えることができ、直前に加入する
超強いおっさんなど使い手も豊富であるため、リレーや再行動を駆使すれば結局何もさせずに倒せる。
これらはルート確定後に封印の剣が折れても詰まないように配慮した調整とも取れるが、
前作に引き続き
ラスボスの弱さがネタにされたためか、次作「烈火の剣」では一転して
ラスボスがかなり強化されている他、
ラスボスへの特効武器の倍率も2倍に弱体化されたので封印ほど決定的なダメージは与えにくくなっている。
烈火の終章では
この程度のステータスのジェネラルなぞ前座に過ぎない。
また、これは彼女自身の強さとは直接関係ない事ではあるが、彼女の武器は「闇のブレス」である。
「闇のブレス」である。
はずなのだが……実際の攻撃モーションは、
尻 尾 で 攻 撃 し て い る 。
かと思えば、
腕 で 攻 撃 し て い る 。
……まあ、あれだけの巨体が腕を振り上げたり尻尾を動かすだけで脅威ではあるけどさ……。
実は攻撃モーションが3つ用意されていてちゃんとブレスでも攻撃する。必殺だと絶対にブレスが出る。
だがしかし、上記の理由によりそもそも攻撃を食らう必要自体が全くないため
一度攻撃モーションを見れれば良い方で酷い時だと…と言うよりほとんどの場合攻撃すらできずに終わる。
SLGという
ゲームジャンルのせいでハードモードが追加される2周目はともかく3周目4周目とやる人間は少なく、
結局彼女の攻撃は「ブレスなのに打撃」で印象が固定される場合も多い。
この
ゲームには周回するごとにトライアルマップ(クリア後のお楽しみ)のマップと、
そこ限定で使えるキャラ(敵の回転王や作中で死亡した
ヘクトル等、ちなみに最初に使える限定キャラは
ナーシェン)が増えるという要素があるのでそれ目当てで周回する人間も多いが、
その場合もイドゥンと戦わない回転王で終わってしまうルートの方が手っ取り早く周回できるので結局彼女は戦ってもらえない。
ちゃんと攻撃別にモーションを用意されていらっしゃる
魔王()を見習うべきである。
ちょっと登場するのだが、ゼフィールとの決戦に尺取ってるのにイドゥンとまで戦ってたらただの原作再現になってしまうのもあり
本格的な出番はおろかまともな台詞すらなく、ご丁寧に
原作での行方不明エンドになったことが後日談でしっかり語られている。
アルの境遇がイドゥンと若干被ってるので掘り下げると止まらなくなりそうだし
加えて神将器のほとんどが漫画オリジナルの敵勢力に奪われている=ルートに入る条件を満たしてないというオマケの理由つき。
漫画版での最終決戦は、アルたちタニアの戦士たちとオリジナル敵勢力『骸の民』との戦いをもって締めくくられる。
もしかしたら……いつか……私にも、見つかるかもしれません。この世界に呼ばれた意味が。
本当に……守るべきものが。
出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
2019年3月に少し遅れての参戦。イラストは覇者の剣を担当した山田孝太郎氏。
赤属性の竜・重装ユニット。原作の設定的に神階英雄でも良さそうなものだが通常排出。
立ち絵4種全ての絵が違うという豪華仕様(普通、奥義絵は攻撃絵にエフェクトが追加されただけ)
山田氏曰くISからの発注は自分のイメージより幼いイドゥンだったようで、「身長は小さめで。ナーシェンの顎くらいです」という指定だったとのこと。
時系列としてはまだ心が壊れたままの状態で呼び出されたようで、かなり戸惑っている。
想いを集めてではアスク王国に呼び出された事を戸惑い、魔竜の破壊の力が特務機関に迷惑になるからと偶然居合わせたルゥと共に城を離れる。
その後出かけた先で泊めてくれた家の孤児に懐かれたり、ルゥの言葉で子供たちの笑顔を守りたいと思うようになる。
そして自分がこの世界で何をするのか探すべく、特務機関の元へ帰っていった。
また
シャロンと一緒に花壇で花を育てるようになっており、少しずつ心に変化が訪れている。
武器スキルは『魔竜のブレス』
守備+3
重装特効
戦闘開始時、自身が不利な状態異常を受けている、または、自身のHPが99%以下の時、戦闘中、自身の弱化を無効化し、攻撃、速さ、守備、魔防+4
射程2の敵に、敵の守備か魔防の低い方でダメージ計算
Aスキルは攻撃-2
守備、魔防+6になる『守備魔防の城塞3』
Bスキルは自分のHPが50%以上で、敵から攻撃された時、絶対追撃、かつ自身の攻撃による奥義発動カウント変動量+1の『迎撃隊形3』
Cスキルは周囲2マスの味方竜は、戦闘中、守備、魔防+4になる『竜盾の紋章』
原作最弱ラスボスであった彼女はヒーローズだとラスボスの風格に相応しい高性能へと生まれ変わった。
簡潔にその性能を説明すると、
重装ユニット相手では有利に立つほど。
『魔竜のブレス』の効果を見ても分かる通り、重装特攻で竜ユニットは魔法武器扱いなの
めちゃくちゃダメージが通る。竜で重装特攻持ちは
彼女のみ。
受けでも攻めでも確実に沈めることができる性能で当時猛威を振るったスルトだけでなく、
総選挙エーデルガルトや
源まもりなど強豪揃いの斧装備の重装には軒並み優位が付く。
しかもぶっ壊れユニットであった
覇骸エーデルガルトも受け側に限られるが倒せる事も可能。
また、
インバースのようなデバフやバフ反転を用いるキャラに対しても、どちらも無効化して更にはバフを乗せられるので有利がつく。
特攻外でも自前の堅い守備力で味方を守ることも出来ちゃう。
Aスキルの『守備魔防の城塞』は強力なスキルだが、魔竜のブレスを活かそうとするなら高級スキル『遠距離反撃』に切り替えたい処。
しかしそうすると原作再現できないというジレンマがあるので……使い勝手を取るか、原作を取るかはお好みで。
インフレの続く環境で尚、未だにお世話となる召喚師も多い。原作とは大違いにラスボスの威厳を発揮しているといえよう。
弱点はやはり重装または竜特効の武器を持つ相手。
また、速さが低いことで追撃されやすく、青属性ではもちろん、それ以外の属性でも追撃をもらうと結構なダメージになることもある。
特に、基本的に反撃できない射程2武器を持つ相手は注意が必要。
そして状態異常を付いてるかHPが減っている前提じゃないと効果が出にくく、相手任せになる欠点がある。
また、2019年4月に行われた投票大戦【破壊の衝突】では、8人の歴代FE
ラスボス級キャラの面子にイドゥンもエントリー。
実装されてまだ真新しいキャラだったことと、唯一の女性参加者ということもあってか、
初回投票数で一番人気の約4400万点を記録するという、
投票大戦至上最も多くのポイントを集めた初動となった。
その後
決勝戦まで一度も劣勢ボーナスが発生しないという圧倒的な優勢っぷりを見せ付けたが、ラスト1時間に
ギムレーに劣勢を与えてしまい、
人気こそ多くあったが、残念ながらゲームシステムには見捨てられ、惜しくも準優勝という結果で終わった。
2022年5月のアップデートで『魔竜のブレス』の錬成が可能になった。
錬成すると守備+3
重装特効
敵から攻撃された時、または戦闘開始時、自身が不利な状態異常を受けている、または自身のHPが99%以下の時、戦闘中、自身の弱化を無効化し、攻撃、速さ、守備、魔防+4
射程2の敵に、敵の守備か魔防の低い方でダメージ計算
効果はそのままだが攻撃された時の条件が新しく付いたことで出しにくさは改善。
特殊錬成はHP+3
敵から攻撃された時、または戦闘開始時、敵のHPが75%以上の時、戦闘中、自身の攻撃+5、敵の攻撃-5、かつ、敵が追撃可能なら、最初に受けた攻撃のダメージを70%軽減
攻撃も弱らせつつ初撃も抑えるといった防御性能を獲得した。護り手と噛み合うようになった利点は大きい。
当時は錬成を行なってしまうと弱体効果を受けていても、HPが100%の時に自身から攻撃をした場合にかぎり、弱体無効化も能力強化も付かなくなってしまう不具合が発覚。
その指摘から運営は6月のアップデートで「不利な状態異常」に付け加える修正を行った。
私はイドゥン、この子はファ。この春、祭りを見定める者……。
それがこの子の望み、私の……使命……?
出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
2020年3月に超英雄初参戦。イラストは海鵜げそ氏。
通常版同様に赤属性の竜・重装ユニット。
今回は比翼英雄でパートナーはファ。登場原作のエピローグ後からの参戦である。
祭りを楽しむファと、何故兎の仮装するのか分からないイドゥンの摩訶不思議なコンビになる。
武器スキルは『春風のブレス』
魔防+3
重装特効
戦闘開始時、自身が強化(応援、鼓舞等)を受けている、または周囲2マス以内に味方がいる時、戦闘中、自身の弱化を無効化し、敵の攻撃-6、敵は追撃不可
射程2の敵に、敵の守備か魔防の低い方でダメージ計算
Aスキルは敵から攻撃された時、戦闘中、攻撃、守備+6かつ、敵の奥義発動カウント変動量-1にする『鬼神金剛の構え3』
Bスキルは自分のHPが50%以上で、敵から攻撃された時、絶対追撃、かつ自身の攻撃による奥義発動カウント変動量+1『迎撃隊形3』
Cスキルには周囲2マスの味方竜は、戦闘中、攻撃、速さ+4となる『竜刃の紋章』
武器スキルが体力依存から味方の周囲か強化へ大幅に変化するも、重装特攻と弱化無効は健在。
受けでの戦闘がより強化するような効果に変化。おかげで剣などの近距離相手は全く歯が立たない状況を作れる。
比翼効果は自分を中心とした5×5マス以内にいる味方に守備、魔防+6かつ【重装特効無効】と【竜特効無効】と結構ユニーク。
重装や竜を愛用している人にとってはありがたい。
弱点は通常版と同じ竜特効と自身にも重装特効。追撃封じの効果や『見切り・追撃効果』で不利になる場面もしばしば。
比翼スキルを使うには竜か重装のどちらかは編成に入れる必要があり、何も入れないと守備と魔防が上がるだけで特効無効が勿体ない。編成メンバーも厳選する視野にも入れておく必要がある。
2023年7月のアップデートで『春風のブレス』が錬成可能になった。
錬成すると重装特効
魔防+3
自身が【有利な状態】を受けている時、または周囲2マス以内に味方がいる時、戦闘中、自身の弱化を無効化し、敵の攻撃-6、敵の速さ、守備、魔防-4、敵は追撃不可
射程2の敵に、敵の守備か魔防の低い方でダメージ計算
有利な状態全般に変わった事でバフ以外でも条件が緩和。数値は劣るが速さ、守備、魔防も下げられるようになったおかげで全ステータス対象に昇華。
特殊錬成はHP+3
敵から攻撃された時、または戦闘開始時、敵のHPが75%以上の時、戦闘中、敵の攻撃、速さ、守備、魔防-4
最初に受けた攻撃と2回攻撃のダメージ-5(最初に受けた攻撃と2回攻撃:通常の攻撃は、1回目の攻撃のみ「2回攻撃」は、1~2回目の攻撃)かつ魔防が敵より高い時、受けた範囲奥義のダメージと、戦闘中に攻撃を受けた時のダメージを魔防の差×4%軽減(最大40%)(巨影の範囲奥義を除く)
敵から攻撃された時、または戦闘開始時、敵のHPが75%以上の時、戦闘後、7回復
敵の弱化と回避スキルの魔防版、回復と弱らせてから堅くなるという通常版とは別ベクトルの強化を貰った。
私はイドゥン…いまは、長い夢から覚めたよう。
在るがまま、解きほどけるままに……。
出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
更に2年後の2022年2月には開花英雄に抜擢を果たした。イラストはかかげ氏。
本編で生存したEDの後、心が芽生えた後の姿だと見られる。
竜・重装は変わらないが属性は青に変わった。姿こそ以前とほぼ変わらないが、ブレスには若干光が混ざっている。
武器スキルは『芽生えし心の竜石』
重装特効
重装特効無効
射程2の敵に、敵の守備か魔防の低い方でダメージ計算
奥義が発動しやすい(発動カウント-1)
周囲3マス以内に味方がいる時、戦闘中、敵の攻撃、速さ、守備、魔防-5、自身の弱化を無効、敵は追撃不可
Aスキルは敵から攻撃された時、戦闘中、攻撃、守備+6かつ、敵の奥義発動カウント変動量-1(同系統効果複数時、最大値適用)の『鬼神金剛の構え3』
Bスキルは自分のHPが25%以上で、敵から攻撃された時、戦闘中、絶対追撃、かつ、敵の強化を無効の『正面隊形・敵方3』
Cスキルは『盾の護り手・近間3』
周囲2マス以内の味方が、剣、槍、斧、竜、獣の敵から攻撃された時、スキル所持者は【護り手】を発動
スキル所持者が「護り手」を発動時、戦闘中、守備、魔防+4
性能を端的に言えば、遠距離反撃を無くした『竜版マルテマン』
スキル構成はCスキルに護り手を継承させた総選挙
ヘクトルに近いものがある。
相違点としては竜であることと先述の通り遠距離反撃を持たないことに加え、
「重装特効を持つこと」「錬成ブレス効果」「敵のバフを無効化する」という点が挙げられる。
通常版と比翼版にあった重装特効は潰したものの、竜特効は引き続き受けるのが大きな弱点。
赤属性の総選挙
マルスや
アルム、
ルキナなどに対しては
属性相性やデバフ、バフ双方の
無効化もあって対抗しうるが、赤属性以外の竜特効には弱く、特に遠距離反撃が無い事で反撃できない魔法等の竜特効持ちは天敵。
主なところではスラシル、
ユリア、
ハピあたりが挙げられる。同じ理由で伝承
ベレトの『覇天』にも注意が必要。
何とか遠距離反撃を継承させることで、魔法武器への対抗策を得たいところ。
これ以外の弱点としては、速さは他のイドゥンと同程度で低いため、見切り・追撃効果持ちに追撃不可を無効にされるのに注意が必要な点くらいか。
ちなみに2022年8月の戦禍の連戦で「遠反・竜専用」という聖印が登場。
これは竜ユニットにに限定されるが遠距離反撃を可能にするもので、開花イドゥンにとって大きな弱点を1つ
埋める願ってもない効果。
持たせればますますマルテマン化が進行することになるだろう。
それでね あれがね あれがね 『木』っていうんだよ
『木』……
うん!
あの『木』にはね と〜ってもおいしい『実』ができるんだよ
『実』?
ほらほら あの上のほうにあるやつ
それでね こうやって『木』をぶるぶるさせたらね……
きゃん!
グスン
おててに当たっちゃったよぉ……
……クスッ
え……おねえちゃん今 笑った?
……笑う? 私が?
うん 今 『クスッ』って
わーい
おねえちゃんが笑った 笑った〜
『笑う』?
これが 『笑う』……
ファ ロイのお兄ちゃんにお話ししてくる!
おねえちゃんが笑ったって!!
- ブレスなのに尻尾で叩いたり握り潰す攻撃をしたり…何なんだコイツは? -- 名無しさん (2014-03-18 01:56:41)
- 公式で「産む機械」にされた女の子、黒い… -- 名無しさん (2014-03-19 01:01:51)
- ↑GBA版からはかなりダークだな。 -- 名無しさん (2014-03-28 00:09:32)
- 規制の関係かSFC時代より見えにくい部分が暗いよねGBA以降のFEって 今じゃ立派に黒い(桃色の)任天堂の一角に -- 名無しさん (2014-05-26 19:21:31)
- 地味になかなかのヒロイン要素も持ってる気がするが、いかんせん出番がろくに無いのとボス戦での弱さに注目が集まってしまってそっち方面で語られることが滅多にないのよなー・・・ -- 名無しさん (2014-07-10 22:51:03)
- 同胞により拘束→拉致→改造(レイプ)→精神崩壊→産む機械化…当時はさらっと流してたがこれは酷い。自我が残ってたらゼフィール以上にこの世を憎んで、それこそ人も竜も全て滅ぼしにかかってもおかしくない。任天堂黒過ぎだろ… -- 名無しさん (2014-09-12 22:43:16)
- 人竜戦役は割とガチで種族間の生き残り賭けた戦争だからね、仕方ないね それもこれも烈火に出てきた古の火竜レベルのマムクートがゴロゴロいるのに人海戦術でなんとかしてた古代エレブ人って奴らの仕業 -- 名無しさん (2014-09-12 22:59:12)
- よくよく考えれば生存EDは希望を残したとしても同時に危険も孕んでるんじゃ…?と思う。記憶は消してないだろうし、受けた仕打ちを考えると心が蘇れば第二のゼフィール化する可能性も十分ありうる。まぁそんなのはFE作品全般であるあるな終わり方だけども。 -- 名無しさん (2014-09-16 08:23:50)
- ハルトムートやロイの意思を継ぐ人間が出る限り、暴走しても殺さず無力化されるだろうよ -- 名無しさん (2014-09-21 18:53:22)
- 産む機械ってやっぱそういうことだよな・・・神竜族たちは人と戦うのは避けたんだっけ -- 名無しさん (2014-09-27 22:50:39)
- そもそもエレブの魔竜は元は神竜が始祖竜と戦う為に作った存在だったかもしれない、って考察が何処かにあったな。始祖は公式作品覇者の剣に出てくる種族の事ね。 -- 名無しさん (2014-09-28 21:23:20)
- ↑2人と戦う事を避けたが交戦派の竜達を止める事も避けた イドゥンが逃げ遅れたのは交戦派と逃げる派どっちにつくかで葛藤したせい -- 名無しさん (2014-09-28 21:41:32)
- 「イドゥンを殺さなかった」のが後世にどう影響するかも気になる。 -- 名無しさん (2014-09-29 03:02:03)
- イドゥンの容姿は皆どう思う -- 名無しさん (2014-12-02 08:28:20)
- ↑どっかの名門のお嬢様って感じ -- 名無しさん (2015-01-19 00:57:10)
- 全シリーズ含めて、死なずにエンディング迎えるラスボスってイドゥンだけか? -- 名無しさん (2015-01-23 16:58:16)
- ↑ギムレーと同一視するなら覚醒のマイユニが居るかと。 -- ビギナー (2015-02-04 08:44:32)
- 移動は2だったよな。ついでに封印の剣を持ったロイは1だけ攻速落ちするはず。 -- 名無しさん (2015-04-02 06:03:51)
- あのCCでこっそり体格+2されてるんで封印の剣はギリギリ(重さ8なので)持てます まぁ順当に育ってれば1落ちだろうが2落ちだろうが追撃出るんだけどな -- 名無しさん (2015-09-16 17:25:35)
- 当たり前だが戦闘竜を作り出す力を与えられたわけでいちいち出産しているわけではない。 -- 名無しさん (2015-09-23 15:41:51)
- よかった……輪姦出産を繰り返すオッドアイ少女はいなかったんだね…… -- 名無しさん (2015-10-24 23:08:40)
- 記事だとやたらネタにしてるけど攻撃パターンが三種類になってるのはホントにブレスオンリーだと長期戦になったとき飽きるから、ってめっちゃ単純なハナシなんだよな。 -- 名無しさん (2015-11-05 20:05:21)
- ↑どう考えても長期戦になりっこないんだよなぁ・・・ -- 名無しさん (2015-11-05 20:19:18)
- ↑しゃーないよ。当初はクラスチェンジなしだったのを変えちゃったんだから。 -- 名無しさん (2015-11-05 21:49:55)
- 反省した結果烈火ではエリウッドが火の竜にボコられる羽目になったし封印烈火はちゃんと調整してリメイクしてほしいな -- 名無しさん (2016-01-22 20:35:38)
- 実は”闇のプレス” -- 名無しさん (2016-08-12 08:49:54)
- ステルスからダイレクト形式に変更。そもそも作中の展開にイドゥンの正体を隠す気が全然ないので・・・。それとチキはエレブの竜じゃないので混乱防止に削除。 -- 名無しさん (2018-02-11 15:15:21)
- ↑ちょっと画像がデカすぎるからサイズを変更しました。項目のメインは文章なので。 -- 名無しさん (2018-02-11 18:20:03)
- ギムレーがFEHに来たから、この子も期待していいはず。 -- 名無しさん (2018-02-28 18:41:22)
- ガンダムシリーズでいう強化人間やエクステンデッドと同じような感じか -- 名無しさん (2018-06-08 00:37:15)
- FEHではスルト絶対殺すウーマン -- 名無しさん (2019-03-21 15:46:09)
- 元々高めの守備魔防が城塞スキルのおかげでますます高くなってまさに鉄壁と呼べる仕上がりになってくれる。…重装特効や竜特効は勘弁な! -- 名無しさん (2019-08-19 23:34:37)
- 集英社出典の画像はダメでしょ -- 名無しさん (2019-08-20 03:25:12)
- 特攻がなくてもハルトにバフ(騎刃の鼓舞、紋章)乗っけまくるか青ブレードならワンパン -- 名無しさん (2020-01-16 07:39:50)
- 「よく眠り、よく食べ、よく遊び、よく学び、そして自他を愛す。竜とは異なる、人の好むべき性質」っていう開花後のセリフ、どこかでシャニーから教わったんかな? -- 名無しさん (2022-05-07 16:24:10)
- 人竜戦役時代には戦う理由が無かったかもしれないけど終章時点では自分の意思で戦おうとしていたのでは、と考えるとその決意を「あわれ」と言ってしまうのも酷な気も -- 名無しさん (2022-06-19 03:54:36)
- 普通にプレイしたら、ゼフィール戦で終わりますね。 -- 名無し (2022-06-26 15:52:51)
- ヒーローズのイドゥンさんが裸足で、かわいい! -- 名無し (2022-06-26 15:53:35)
- ↑3 ゼフィールの意志を受け継ぐって感じで、もはや何をすべきかわからなかった頃の私ではないって断言してるからね。戦う理由はないって言ってるけどイドゥンの視点で見れば人竜戦役の原因は人口問題とか抱えてた人間側の事情で、滅亡まで追い込まれた竜族の復讐を果たすために殺してやるって言われたら反論できないし。何かこの時点でロイの主張もゼフィールの主張も含めて封印の剣ってエゴの戦いだなぁと思う。この状況でイドゥンを生かそうとするなら、その想いも消し去って和解するより他に方法はないんだが。 -- 名無しさん (2022-06-29 20:00:56)
- 『封印』だとソフィーヤと妙に似ているのが気になる。 -- 名無しさん (2023-01-29 00:14:36)
- コミカライズ版で導入された失踪エンドの場合はまた別の野心持ちの人間唆してその人間に「いざとなった場合切札としてイドゥン投入すればお前を止めようとするもの達は手も足も出まい(意訳)」とヤアンが保護というか手元に一時的に戻すとかするのだろうか? -- 名無しさん (2023-01-30 21:21:25)
- そもそも原作で神将器が集まらないと自動的に失踪エンドになる。つまり神将器が完全に力を失った頃、充分な数の戦闘竜を揃えたイドゥンとの新たな人竜戦役が始まる。 -- 名無しさん (2023-06-23 23:35:50)
- イドゥンに逃げられてヤアンも生存している場合は実質的にはバッドエンド確定?(紋章の謎2部でオーブ揃えられず盾が完成しない状態で、ファルシオンもスターライトも手元にない状態でガーネフにもメディウスにも対策が取れない状況で実質的に詰み確定) -- 名無しさん (2024-02-12 10:45:31)
- バッドエンドルートでは第二次人竜戦役が起こる可能性が残っているが、このルートでもロイたちよりはるか後の時代に一つの国にまとまっていくことになる(原文ママ)ので、人類絶滅から世界解放成功ルートに行くことはなさそうである。エレブ人強すぎない?そら竜たちも門通って別の世界へ逃げるわ…。 -- 名無しさん (2024-10-26 12:01:39)
- 一つの国に…のくだりって本格的に侵攻を開始した竜族にエレブが完全制圧されたって婉曲表現だと思ってた 平和裏に終わったベストエンディングだとそんな記述はない(せいぜいリキア、イリア、西方三島に国ができたぐらい?)わけだし -- 名無しさん (2025-01-30 17:19:41)
- バッドエンドのときしか表示されないんだから普通にイドゥンが大陸を制圧したってオチだと思うよ。エトルリアだって遠方を理由にベルンの統治を断念してるんだから、流石に一国であの大陸すべてを治めるのは無理だろう -- 名無しさん (2025-01-30 21:03:31)
最終更新:2025年03月23日 11:34