ヨロイ騎士

登録日:2012/07/23 Mon 14:06:50
更新日:2025/03/03 Mon 23:01:22
所要時間:約 4 分で読めます





いや、待て!仮面ライダーには1号と2号というのがいたそうだ

出典:仮面ライダーストロンガー/東映/第36話「三人ライダー対強力デルザー軍団!」/1975年12月6日放送

◆ヨロイ騎士
声:池水通洋

「ヨロイ騎士(―きし)」は特撮ドラマ『仮面ライダーストロンガー』の登場怪人。
歴代屈指のチート集団であった筈の「デルザー軍団」の一員でありながら、最後の最後に多くのネタを視聴者に提供したマシーン大元帥配下の改造魔人(大元帥らと同じく高位の半機械魔人とされている)。

同じく腹心である磁石団長と共に、ジェネラルシャドウから強引に指揮権を奪った大元帥の作戦に協力するべくスペインからやって来た。

アジトにも姿を現さず、いきなり現場に出ると云う勤勉さ、大元帥も知らない1号2号ライダーを知っていたことから、3バカ(大元帥一派)の中では一番マトモと言われる場合もある。マシーン大元帥同様にシャドウのことは高く評価しており、彼が戦死した際には「仇を取る」発言もした。

配下の戦闘員共々に「カチュゥゥゥ!」と叫ぶのが特徴。



【人物】
マシーン大元帥の腹心で、同じく腹心である磁石団長とは最初の作戦を除いては殆ど一緒に行動していた仲良しさん(戦力的な意味で)

来日する以前はスペインにて神敬介/仮面ライダーXと、ギリシャでは結城丈二/ライダーマンと戦っていたらしいが、まんまと行動を察知されて日本まで追跡されていた。

アジトに行く前に四日市での破壊活動を指揮する勤勉さを見せたものの、スペインから追跡してきた神敬介に察知され、更に磁石団長を追ってきたアマゾンのメカニカル野生タッグに撃退された。
……アジトで愚痴る。

その後、仲良しの磁石団長に励まされ、一緒に強力マグネットパワーを利用して羽田付近の飛行機を墜落させる作戦を開始するが、案の定ストロンガーばかりか因縁のXライダーとアマゾンにまで察知されて交戦する事に……。
尚、この対戦中に高所にXライダーとアマゾンを誘うも、2人に更に高所に飛ばれて能力の差を見せつけられると云う恥辱を受けている。


当然の様にXライダーとアマゾンには敵わず、挙げ句にチャージアップストロンガーに投げ飛ばされた磁石団長にぶつけられると云う、あんまりな攻撃を受けて爆死……はせずに、2人して何とか逃げ出す事に成功する。

2人「我々は不死身だ!」

アジトに戻ってからはマシーン大元帥の虎の子の「地震発生機」を利用した作戦を開始。勿論、盟友の磁石団長も一緒である。

地震発生装置を携え、ライダーから必死に逃げつつ、良い実験場所をジープで探す2人の魔人。

勘違いから交戦状態に陥った城茂と結城丈二が現れた時には我を無くして逃げ出しているが、あんな目に遭えば当然の反応だろう。


その後は、大元帥の指示に従い富士ダムの破壊に向かう。
こちらは囮に過ぎず、本命は大元帥自らが指揮するジェット燃料爆破作戦……であったが、その作戦も大元帥を裏切り、敗北まで装ったシャドウによりストロンガーにリークされる事になる。

とは云え、ダムを破壊する作戦その物は成功し、序でに調査に来ていたV3とライダーマンを捕らえる大金星を挙げるのだった。
これには自分の作戦はまんまと失敗させられた大元帥も大満足で、3人で祝杯を上げる。

更にはマシーン大元帥の策略で獅子身中の虫であるシャドウを情報漏洩の廉でストロンガーとの決闘に仕向け、それまで無敵を誇った超電子のエネルギー切れの弱点を突く作戦でストロンガーを拿捕。ついでにシャドウも始末でき、3人ライダーの生け捕りに成功する。

3人の人質を餌に残るXライダーとアマゾンの誘き出しを試みるも、2人は何故か作戦の妨害を続ける。
やむなく大元帥は茂の処刑を試みるも帰って来た1号、2号により頓挫し、ストロンガーが復活。


3人ライダーとの3局面同時戦闘ではマシーン大元帥が2号ライダーを相手にグラウンドの殴り合いから何とか優勢になり、機関銃を突きつけるがそこでタイムアップ。
その間に磁石団長はストロンガーに、ヨロイ騎士は1号にフルボッコされ、残る人質のV3とライダーマンも別働隊のXライダーとアマゾンにより救出。

少し前の栄華はかなた遠くに消え去り
悲壮なる最終決戦に挑むのであった……。




【能力】
紫のマントを着用し短剣とレイピアを携えた武人風の魔人で、二つの剣を交差させる事で、火花状の強力な高速熱線を発生させる事が出来る。
Xライダーに邪魔されつつも四日市ではこの攻撃により仕掛けた爆弾に着火し、石油コンビナートに被害を与えている。
また、確かに完全な改造人間では無いライダーマンの戦力は歴代ライダーより劣るとされてはいるものの、配下の戦闘員と自分の力だけでライダーマンを捕らえる事には成功している。

なお作戦的に磁石団長とコンビを組んだ際は原則ヨロイ騎士の方がライダー迎撃を担当しており、このため2号以外の全ライダーとの対戦カードが実現している。

……しかし、最終的には磁石団長と同様に再生怪人と共に謎の爆発に巻き込まれ死亡している。

配下の戦闘員はヨロイ騎士の顔を模したカラフルな仮面を着用。特殊能力や武器は特にない。  


【余談】
※古代バイキングの子孫とする記述があるが、公式では不明である(そもそもそれってただの人…ry)。

※初代『仮面ライダー』から『ストロンガー』までは完全に地続きの世界観の為、『V3』に登場したヨロイ一族との関連が考察された事もあったらしい。






追記修正する籠もりには1号と2号というヤツもいたそうだ!

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