登録日：2011/05/07 Sat 19:05:55
更新日：2023/09/19 Tue 23:40:17
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ベートーベン、第九…
ウェ――――ンヘン、
ヒョ―――ンフェン、
ヒョンロンペンチョン、
フェンチョンペンチャン、
ピョ〜〜〜ロフッ!
ウェ――ディンロンフォン、
パンチョンペンチャン
ポイノイロンロン
ピーペプ！
ビーディルボーディル
ヘェンディンフォンデン、
フォーデルマイデン
ロンベルデン！
ハーマイロンガン
ビャービューローホー、
マーデルフォンデン、
ウィ――ベロー!!
本の色:ハニースイート
パートナー:ベルン
概要
三日月のような角が生えた頭部に四頭身ボディが特徴。いつも杖を片手に葉巻を吸っている。好物はいも天(さつまいもの天ぷら)。
ファウード復活のため、
リオウに協力していた魔物の一体。あからさまにファウードの力の横取りを狙っている。
光線系の呪文を扱うが呪文の他にも腕をバネ状に伸縮させられる能力を有している。
魔界時代には西の地で無敵の子だったが、転校してきた
バリーにケンカをふっかけ敗北を喫して以来、「自信や誇りを砕かれた」と彼を執拗にライバル視。
リオウから戦闘経験が豊富と太鼓判を受けていた他、作中の描写から戦闘能力もかなり高レベル。
ザクルゼム1発分強化された
バオウ・ザケルガを喰らいながらも立ち上がっており、アニメ版ではラウザルクをかけたガッシュと互角に渡り合っている。
決して本人のホラではない事は明らか。
何気に作中でガッシュ相手に最後まで勝ち逃げした数少ない強敵である。
（ガッシュ相手に最後まで勝ち逃げ出来たのは、彼を除くと
こいつくらいである。）
だがバカ。
どうしようもなくバカ。
とはいえ、キャンチョメのコポルクやガッシュのザグルゼムの効果をひととおり見抜く、圧倒されながらも敵を一網打尽にするポジションに導くなど、
戦闘面では頭の方もかなりキレる姿が見られる。
だがバカ。
どうしようもなくバカ。
ベートーベンの第九を適当な歌詞で熱唱する、
一人で
拷問ゴッコをする、
前述のようにファウードの横取りを画策しているがそれを大声で公言するなど、かなり愉快な魔物といえる。
というか
- かなり強い
- でもバカ
- 呪文以外の特有能力
- (サンデーCMのみなのでアニメでは異なるが)CV:若本規夫
使用術
光線系の術をメインに持つが、肉体強化をしたりと術のバリエーションは意外にも豊富。
●ガンズ・ギニス
板状の光線を乱射する術。恐らく基本術は「ギニス」だと思われる。
●ギガノ・ギニス
束になった光線を放つギガノ級呪文。パワーアップ後はファンネルもどきからも同様の術が放たれる。
●アム・ガルギニス
腕の力を強化する術。パワーアップ後は
ファンネルもどきも相手に向け飛んでいく。
●ゴウ・ガルギニス
体を高速回転させ突撃する。
●ディオガ・ギニスドン
キースの最大術。束になった光線を放つディオガ級呪文。パワーアップ時には通常時の３倍以上の威力を持つ。
ファウードの力で2度強化された上でもバリーのディオガ・ゾニスドンにあっさり潰されていたが、あの時は彼への怯えから碌に威力を発揮できておらずそこを突かれたからである。
●ドルギニス
腕に
ドリル状のエネルギーを纏い攻撃する術。
●バーガス・ギニスガン
大量の光弾を撒き散らす術。光弾は壁や天井で乱反射し四方八方から相手を襲撃する。
●キロン・ギニス
光線を切断力のある
ムチ状にして放つ術。
ベルン
キースのパートナーであるが、彼もなかなか愉快な人物。
映画監督のクセで攻撃呪文ではなく「ア――――――クション!!!」と叫んだり、いも天が喰いたくなったキースに「ああ、まったくだ!!」と返して共に身を退いたりした。
(実際は心の力が尽き戦いの続行ができなかったためである)。
両者の出会いはドイツ(ボン)の日本料亭らしく、働いているキースとカウンター席でいも天を頬張るベルンの姿が確認できる。
クリアとの決戦前にはガッシュたちが今までに戦った魔物のパートナーが映ったが、
ナゾナゾ博士が連絡したかつての仲間たちは祈りを捧げたり各々の人生に向き合う姿が描かれる中、ベルンは
いも天を咥えて真剣な表情をしていた。
手紙が映らなかったので博士の連絡を受けたか不明だが、悪人でないことは伝わっていると思われるので、キースの好物を食べながら彼なりに思っていたのかもしれない。
本編中の活躍
リオウの命によりファウードのもとへ降り立ったガッシュ達を奇襲する形で登場。
ブザライと共にガッシュ、
キャンチョメと交戦。
登場早々ベートーベンの交響曲第9番の出来損ないのような唄（？）を冒頭のアレで熱唱し、
清麿からザケルの洗礼を受けると共に「ベートーベンをバカにするなー！」と批判され、更にキャンチョメの「鉄のフォルゴレ」に対抗して更に熱唱。
まさかの唄同士で激戦に興じてザケルガの追撃を味わった。
本格的な戦闘になるとブザライとのコンビネーションも合わせて一度は追い詰めるが、キャンチョメの新術「ディマ・ブルク」や
フォルゴレの奮闘もありブザライを倒され、本人はバオウを受けつつも動ける状態であったが
いも天が喰いたくなったので撤退した。
その後は拷問ゴッコ（アニメ版では拷問が引っかかる為か、ただ遊んでいただけに）を興じた後はファウードの鍵の封印を解く為ディオガ級の最大術を披露していた。
なおガッシュ達との戦いで最大術を披露しなかったのはわざとであり、久々の戦いを愉しみたかったから。
ファウード復活後はファウードのコントロールが
ゼオンに移ったのをきっかけに、ゼオンを倒すべく
パートナーも突っ込むほど躊躇なく
ゴデュファの契約を行いファウードの力を得、身長が高くなる。ていうか手足がひょろ長くなった。
同じファウードの力を得た
ファンゴや
ギャロンと違って生来の愉快な性格をほぼ完全に保っていた。
ただしゼオンに対して何かしら理由を付けて戦いたがってなかったあたり、影響自体は受けていた様子。
ファウードのコントロールルームへの最後の関門でガッシュ達を待ち受け、自分側の術は通すがガッシュ側の術は通さない特殊な壁の罠との連携でガッシュ達を苦しめるが、ファウードに乗り込んできたかつてのライバルであるバリーと再会。
因縁の対決となるが力量(というか精神力)の差に圧倒され、再びファウードの力でパワーアップした。
二つのファンネル状武器と厚切りナルト風ボディを得て彼を上回る力を得るも、バリーへの怯えは拭えないままだったので結局は実力をまともに発揮できず敗北。
最期はガッシュ達を全滅させるためのトラップを発動させながらも、その行為を自責するような、自分なりにバリーを称賛するような台詞を残して魔界へと帰っていった。
戦いが終わった後もバリーと同じ学校に通っているが、
ロデュウや
ツァオロンも加入しており、教室の空気は三人の威圧感でかなり重苦しい事になっている。
魔界の王が決まり、終盤に魔物からパートナーへの手紙が届く場面でベルンも映るが、そこではいも天を3枚咥えて愉快な表情をしていた。
この場面も手紙は映っていないが、キースとベルンの関係は良好であったし何かしらのメッセージは送ったであろう。
アニメ版
ガッシュ達との初戦は様々な肉付けがなされより印象深くなった。
二戦目は完全にアニメオリジナルの展開で、コンサートホールの如く部屋でガッシュ達と二手に分かれたキャンチョメと
モモンと対決。原作では一枚絵でしか触れられていなかったベルンとの出会いが詳しく語られている。
主力の
ウマゴン&
カルディオが直前の戦いで疲弊しており、キースの強さもあって戦いを避けるべく普段はボケ役の
フォルゴレが必死におべっかでキースのご機嫌をとり、その隙に
アースに突破されてしまった。
だがモモンのパートナーのエルのKY極まりない
正論ツッコミの数々にブチ切れ第九もどきを熱唱するも、彼女がこれまたKYな事に現地の言語で華麗に熱唱し返した事でプライドが崩壊。
「歌は心だー！！よくも我が芸術を愚弄したなー！！」
と逆ギレして戦いになってしまう。
エルの歌唱は原作にはない見所なので一度は見て欲しい。
再びディマ・ブルクによる分身で攻めるキャンチョメだったが、分身単体は大したことがない事を見破り、分身を各個撃破してあっさり破っている。以前の戦いでの疲弊が残るらもあっさり返り討ちにし、勇気を振り絞ったモモンとキャンチョメの悪あがきに業を煮やし最大術を放とうとするが、原作と同じく突入してきたバリーを一方的にライバル呼ばわりして彼と戦闘。
その間にキャンチョメ達にこっそり突破され、思い出話などに興じながらも最大術で決着をつけようとするが耐えられてしまい、ベルンの心の力がなくなった事、いい加減バリーもブチ切れていた事から一気に逆転され敗北した。
ただし、アニメ版では本は燃やされず最終話でファウードから脱出している姿が分かる。
セリフ集
「クソッタレが、虫ケラが、道端のクソにもならんクソッタレが―――!!!」
「テーンドーン、カーツドーン、オーヤコードンー、ナーンデモアリマス!!」
「ベルン…いも天が喰いたくなったな。」
「ハ――ッハッハ!!
リオウの手下になり、ファウードの力を分けてもらえば、リオウなど簡単に倒せるわ――!!」
「単なるバカと言いやがって、お前らなんか複数のバカだ!!複数のバーカ!!!複数のバーカ!!!」
「なぜかな、バリー？本当は…ガッシュ達は私の力のみで倒したかった…こんなひどい装置など使いたくは…なかったんだ…
だがよ…最後はコレだ…やっぱりファウードの力を得て、おかしくなっちまったのかね…？
でもよ…最後にお前と戦えてよかった…それは…ちょっと思ってるぜ…
一応よ…なんつうか…ライバル…だったから…な…」
- 複数のバカてｗｗｗ -- 名無しさん (2013-12-15 23:22:00)
- バカのくせに無茶苦茶強いんだよなｗｗ -- 名無しさん (2013-12-19 03:28:29)
- 初期バリーからおつむをなくしたような存在と思うと少し哀しい -- 名無しさん (2013-12-31 12:23:29)
- 声は堀内賢雄氏の方がハマっていると思う -- 名無しさん (2014-02-16 11:39:44)
- ベルンがONE PIECEのバギーに見える。鼻がな… -- 名無しさん (2014-04-01 15:54:01)
- 複数のバカw -- 名無しさん (2014-04-13 16:07:16)
- ファンゴあたりを見てるとコイツ精神力はそこそこ強かったんだと思う -- 名無しさん (2014-05-24 22:42:57)
- 子供なのに喫煙してていいのか.... -- 名無しさん (2014-07-17 18:48:53)
- コイツのキャラソンがない不思議 -- 名無しさん (2014-11-25 04:05:16)
- 最終回後のこいつの学校は、もぶには厳しい魔鏡だわwww -- 名無しさん (2015-01-03 22:26:45)
- 耐久はデモルトより高そう。デモルトは他に技食らってたとはいえ普通のバオウでやられたけど、こいつはパワーアップ前の状態で強化バオウ普通に耐えたし -- 名無しさん (2015-04-08 00:35:47)
- こいつって顔も何か似てるしビクトリームの一族出身なのかな？ -- 名無しさん (2015-05-03 13:20:46)
- あの第九もどき本気でCD化して欲しい -- 名無しさん (2015-05-26 00:59:27)
- ブラボー！！！ -- 名無しさん (2015-11-29 12:49:15)
- ↑↑↑血縁者の可能性はあるかもね。 -- 名無しさん (2015-12-04 03:37:27)
- ガッシュのバカな敵キャラは強い -- 名無しさん (2015-12-10 22:48:20)
- 最早完全に格上になった元ライバルや元仲間、そして千年前の強者に囲まれた彼の学園生活はいかに？って言うか、学生が葉巻を吸うなよｗ -- 名無しさん (2016-02-09 21:05:40)
- バカだけど戦闘センスはVの字様よりあるよな。 -- 名無しさん (2016-03-28 21:13:10)
- 複数のバカは秀逸だった。 -- 名無しさん (2016-04-18 23:59:28)
- どこか寂しげな最期はなかなか胸にこみ上げて来る物があった -- 名無しさん (2016-05-16 17:52:55)
- バリーをライバルって言ってたけど魔界でもボコボコにされてたし一方的にライバル視してるだけな気がする -- 名無しさん (2016-08-25 20:45:07)
- むしろ富士鷹ジュビロ＜ベルン -- 名無しさん (2016-09-01 22:59:48)
- ↑6 飲酒している奴もいるんだし喫煙のことは気にするな -- 名無しさん (2017-10-17 17:03:32)
- 彼のせいで空気になったブザライは泣いてもいい。 -- 名無しさん (2020-08-28 21:20:12)
- こいつの行った学校っていわゆるヤンキー校みたいなもんかね。魔界も広いもんだ -- 名無しさん (2021-07-02 22:12:09)
- ビクトリームの次に好き。アニメで歌唱力では完全にエルに負けて半泣きにされてたシーンが滅茶苦茶ツボに入って大笑いした。 -- 名無しさん (2021-12-28 01:50:56)
- 毎回キース→斬るでアースとごっちゃになってしまう。逆にアースと見てキースだとは思わないんだけど -- 名無しさん (2021-12-28 03:57:59)
最終更新：2023年09月19日 23:40
