登録日:2011/10/20 Thu 21:18:58
更新日:2024/11/06 Wed 18:46:41
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良い物を見つけた…。
変身ッ!
……ヌゥアァッ!!
何なんだ、ありゃぁ…!?
『仮面ライダー』だよ…!!
我は、暗い闇の心を糧とし、戦う戦士!
異形となった哀しみを、憎しみの力に変える者…。
我が名は、仮面ライダー……コア!!
身長:18m
体重:7t
パンチ力:67.4t
キック力:84t
ジャンプ力:ひと跳び98.4m
走力:100mを1秒
概要
外見は炎で分かりにくいが、マフラーのようなものや複眼など、
仮面ライダー1号の
オマージュも見られる。
しかし、上腕部と左腿、腹が欠損した奇怪な姿をしていて、ライダーらしく『異形の悲しみ』が前面に押し出されていると同時にライダーというよりは怪人の方に偏った風貌をしている。
取り込んだコアメダルの甲殻類を思わせる特徴は全くなく、はっきり言ってメダルがコアを構成しているのを忘れそうになる。
体温は6000℃もあり、一歩踏み出しただけで大地は焼け焦げ、湖は煮えたぎる。
その莫大な熱のエネルギーを攻撃にも転用し、ファイヤーボールを投げて家々を焼き払い、仕舞いには口から強力なレーザーを放ち
町を一瞬で吹き飛ばしてしまった。
専用マシンは存在しない代わりに
下半身がバイクに変形し、猛スピードで走り回ることも出来る(フォームチェンジとも解釈できる)。
また、地殻の奥深くに存在する「地球の記憶の結晶」から無尽蔵にエネルギーを吸収する仕組みで不死身の肉体を形成している。
…これ仮面ライダーシリーズの悪役だよな?
コア本人の語りによると、「異形となった悲しみを、憎しみの力に変える者」(過去の仮面ライダーの記憶を取り込んだ)とのこと。
ただし、劇中でも「それって…得た記憶が偏ってるんじゃないの?」とオーズに指摘されていた。
コアの性格が邪悪なのも、取り込んだ記憶が偏りすぎた事が原因。
メモリーメモリが仮面ライダーの記憶を保持していたために、エネルギー集合体が『仮面ライダーの形』になっただけで、
実際にはライダーと呼べるか怪しい。
案の定、取り込んだ記憶が記憶なこともあって、劇中では
W(
翔太郎)からも、
「お前は本当の『仮面ライダー』を何も知らねえ!」と否定されてしまっている。
コアに対してWが放った言葉は、仮面ライダーという作品の本質を表す言葉だと思うので、ぜひ直接DVDもしくはBlu-rayで見てほしい。
実際のところ、(映画出身のキャラというのも影響しているが)現在でも設定面での謎や疑問は消えないライダーである。
最大の疑問としては、メモリーメモリを取り込んで何故コアへと変化を果たしたのかという部分だろう。
また、『”過去の”仮面ライダーの記憶』というのも、『W』の世界観設定から見ると疑問点は少なからず残ることは否定できない。
劇中での活躍
劇中ではW、そして甲殻類コアを追って風都に現れたオーズの2人と戦う。
力の源は地球内部から漏れ出す記憶の結晶であり、オーズとWは地球の核に向かいこれを破壊することに成功する。
が、追ってきたコアの圧倒的な力でピンチに陥る。
しかし、
アンクが苦労して見つけてきた
クジャク・
コンドルのコアメダルでオーズは
タジャドルコンボに変身、Wもタジャドルコンボの起こした風によって
サイクロンジョーカーゴールドエクストリームに進化し、形勢が逆転。
最期は2大ライダーの
ダブルライダーキックによって敗れ、同時にサソリ・カニ・エビの甲殻類コア、メモリーメモリも全て破壊された。
ゲーム作品
また、005弾よりシステムの内の一つとして登場。
相手チーム登場後に介入を予告する演出が入り、ラウンド3(稀にR2)に乱入して来る。幾つかの行動パターンからランダムに1つが選択され実行する。
効果は自分・相手の何れかか、両方に影響を及ぼす物もある。
基本双方共にマイナス要因となる効果を与えるが、たまにプラスになる効果をくれる事もある。
しかし、あまりにもバランスを著しく崩しかねないせいかというか容量の都合で01に移行した途端廃止された。
時は流れ2020年。『ガンバライド』が終わりを告げ、後継機である『仮面ライダーバトル ガンバライジング』が稼働7周年を迎えたこの年、なんと
『OOO』10周年企画で復活!
TVでは『仮面ライダーセイバー』が放送中だというのにBGMまで『ガンバライド』当時の物を使用し、映司とアンクの声を新規収録する徹底ぶり。
流石に当時のシステムに搭載されていたスロット破壊とかはしてこないが、その強さは健在であり、中でも「超ゲキムズ」は全国対戦で使用されているガチデッキで戦っても100円で倒す事が難しい程。
『
ロストヒーローズ』では
ラスボスの第2形態として登場する。
能力は高いが、再生能力が鬱陶しい
デビルガンダムと、それ以上に能力が高い
ベリュドラに挟まれる形でイマイチパッとしない。
Wとオーズのクロスオーバースキルで原作通りのタジャドルとCJGXのダブルライダーキックが再現できるので、ファンならばこれでとどめを刺したい。
この後のベリュドラが打撃耐性を持つので射撃・斬撃メインの編成のほうがいいけど
仮面ライダーコア強化形態
『仮面ライダー クライマックススクランブル ジオウ』では強化形態が登場。シャドームーンを庇った仮面ライダーBLACKを吸収したことで変身を遂げた。
ボディは紫色へと変貌し、O・シグナルも赤色に変化している。
コアは体内にBLACKの悪を憎む心を感じているが、それも「憎しみの力」であり、コアをパワーアップさせる糧となる。
しかし、作中では弱体化を試みたシャドームーンによってBLACKを奪還されてしまい、その後も強化形態の姿を維持していたが最後はジオウ率いる仮面ライダー達に敗れ去った。
補足
平成最初のライダー・『クウガ』のナレーションから始まり、それから10年経った今、立木氏がとうとう仮面ライダーの声まで演じたのは何か感慨深いものを感じる。
実は、オーメダルの殆どを生成した
錬金術師ガラとは
別の錬金術師により生成された黒色のコアメダルだと推測されている。
これのデータを鴻上生体研究所が解析した結果、新たに色付きのコアメダルとして新造・復元された。
また、メダルの序列が最適化されたため、メダル背面のラインがオリジナルだとサソリが1本、エビが3本に対し、新造されたものはサソリが3本、エビが1本と変化している。
但し、肝心のオリジナルは鎧武者怪人、ならびに仮面ライダーコアの中核となった3枚しか確認されておらず、さらにそれらも消滅してしまったため、データ不足により『黒色の』オリジナルの復元には至っていない。
が、結局
真木が所持していた理由は不明のまま。恐竜系コアメダルのように、こっそり盗み出した可能性が考えられるが、その真木も
グリード化した挙句消滅したため、真相は闇の中である。
負けるわけがない…。
アニヲタWiki(仮)の全てを追記・修正した我が、こんな項目荒らし共に……!
- ボスキャラだけあって見た目や暴れっぷり、ダブルやオーズとの問答シーンなんかはなかなかカッコいいんだが誕生経緯や目的が唐突かつ意味不明過ぎるのが残念。 -- 名無しさん (2013-12-04 21:17:49)
- 『ライダージェネレーション2』での、ライダー達との掛け合いがジーンとくる。 -- 名無しさん (2014-03-07 05:35:51)
- コアアームズ! -- 名無しさん (2014-05-05 02:07:01)
- ライダーの負の面ばかりが集まって出来たのがコイツだけど、逆にライダーの正の面が集まって出来たコアだったら味方になってくれたのかもしれない -- 名無しさん (2014-12-19 13:10:57)
- ロストヒーローズではラスボスの第2形態。単純に能力が高く強いのだが・・・、再生能力が鬱陶しいデビルガンダムとコア以上に能力が高いベリュドラに挟まれてどうもパッとしなかった。せめてとどめはダブルライダーキックで。 -- 名無しさん (2014-12-19 15:53:13)
- ナレーターがヒーローになったのってマダオと千葉さんぐらい? -- 名無しさん (2015-08-07 22:00:10)
- ↑こいつライダーではあるけどヒーローかなぁ? あ、すぐ思い浮かんだだけだと初代ウルトラマンのナレーションだった浦和さんが最終回やゾフィーが司会役の映画でのゾフィー演じたり、ハリケンジャーのナレーションだった宮田さんが風雷丸演じたりしてたよ。 -- 名無しさん (2015-08-08 01:55:56)
- 二言目には「イギョウガーカナシミガー」と個々の作品を知りもせずに玄人ぶるニワカを皮肉ってるようなキャラクター造形だと思う。一面の真理ではあるがそれだけではないし、それがなければ失格、なんてことも全然ない。 -- 名無しさん (2016-01-04 23:44:38)
- ↑それに対するフィリップの返答は代弁してもらったようでスカッとした -- 名無しさん (2016-01-04 23:48:34)
- ジオウでコアウォッチとか出るんだろうか -- 名無しさん (2018-09-08 17:36:52)
- ライジェネ2では自虐混じりで揶揄するゼロノスや地雷を踏まれてキレるシンやマジレスで返すスーパー1など色んなライダーたちの反応か見られる -- 名無しさん (2022-03-24 19:43:33)
- スカルとバースの負の面を合わせて生まれたダークライダーなんだよな -- 名無しさん (2024-07-06 21:46:50)
最終更新:2024年11月06日 18:46