バットマン:アーカム・シティ

登録日:2012/10/15(月) 14:58:47
更新日:2024/04/09 Tue 10:26:54
所要時間:約 21 分で読めます




アーカム・シティに逃げ場などない…


【概要】

バットマン:アーカム・シティ』(Batman: Arkham City)とは、DCコミックスのヒーロー「バットマン」を題材にしたゲーム作品。
Rocksteady Studios開発。PS3とXbox360、PC、Wii U版が発売されている。

前作の『バットマン アーカム・アサイラム』はキャラゲーとして良作であったが、そこからさらにあらゆる要素を正当進化させ、前作以上の評価を得た。
前作からの大きな違いは、なんと言っても舞台が施設から町へと進化し箱庭型になったことだろう。
舞台の広さも約五倍となり、バットマンは巨大監獄アーカム・シティやそこに点在する数々の施設を巡る事となる。
さらに今作からは飛行が可能となり、広大なアーカム・シティの端から端を快適に飛び回ることができる。

新登場のヴィラン達も前作以上の数が登場。メインストーリーの他にも複数のサイドミッションが用意され、そこにも様々なヴィラン達が登場する。
そのためかストーリー展開がやや性急になっているが、めまぐるしく登場するヴィラン達はプレイヤーを飽きさせないテンポを生み出している。
また、謎解きを要求されるアイテム収集、使用キャラやステージが増えたチャレンジモード等も前作以上にバラエティに富んでいる。

戦闘システムも格闘戦(コンバット)、隠密戦(プレデター)共に出来る行動が増え、さらに洗練されものとなった。
特に新技のひとつ『ビートダウン』は、前作の戦闘に戻れなくなるほどの爽快感をもつ。
ガジェットも既存のものは進化され、新たに複数のガジェットも増加している。
また、前作の難点だったボス戦のマンネリ化も、豊富な戦闘方式により見事に解消されている。

全ての要素が前作以上に昇華されており、海外でも非常に高い評価を得た。

お馴染みのゲームオーバー画面も健在。

後に発売されたWii U版では一部のガジェットがWii U GamePadで操作可能になった。
また敵に攻撃がヒットしたり攻撃を受けたりするとたまっていくゲージが満タンになった時に発動可能な“B.A.T.モード”が追加されている。
“B.A.T.モード”中は攻撃力が上昇しコンボ攻撃がつながりやすくなる。
さらにダウンロードコンテンツが全て収録されている。



【ストーリー】

  • 本編
ゴッサム・シティの市長となったクインシー・シャープは町の一部を壁で囲い巨大な監獄とする『アーカム・シティ』を設立。
ブルース・ウェインはこの行為を危険とみなし政治介入を試みるが、アーカム・シティの責任者ヒューゴ・ストレンジによってアーカム・シティに投獄されてしまう。
事の真相を探るためにブルースはバットマンとなり、アーカム・シティの闇夜に飛び立つ。

  • ハーレークィンの復讐
アーカム・シティの事件後、ハーレークィンがジョーカーのかつての隠れ家に戻り警官を人質に取った。バットマンが救出に向かうが彼もまた連絡を絶ってしまう。その2日後、警官とバットマン救出のためロビンが動き出す。



【キャラクター】

本シリーズの主人公である闇の騎士。
巨大監獄アーカム・シティを飛び回り野望を抱くヴィラン達に立ち向かう。
前作以上に行動が増えており、よりバットマンらしい動作が可能となった。
また、DLCにてアニメシリーズや1980年代のバットスーツなど様々な姿になれる。


猫を模したスーツに身を包む女盗賊。
本編開始前にトゥーフェイスが原因で盗品をストレンジに奪われアーカム・シティに入れられてしまった。
そのためトゥーフェイスとは因縁がある。
本来はヴィランであるが、DLCを購入することでプレイアブルキャラとして彼女の視点から見た本編をプレイできる。
ウィップやボーラ、鉄菱を使用する。


バットマンのサイドキック(相棒)。
アルフレッドの頼みでラインランチャーを持ってきてバットマンの手助けをしようとするがバットマンからゴッサムに戻るよう言われる。
本編では少ししか登場しないが、DLCの後日談『ハーレークィンの復讐』およびチャレンジモードで使用可能。
棒を使った体術等を使用する。


元初代ロビンで、現在は独立しナイトウイングとして活躍している。
チャレンジモードにのみ登場。
DLCを購入すると使用できる。
二本のエスクリマ・スティックによる打撃等を使用する。


  • アルフレッド・ペニーワース
父トーマスの代からウェイン家につかえる執事。
バットマンとして活動するブルースのサポートも行う。
前作では全く出番がなかったが今作ではオラクルと一緒に通信で登場する。


  • オラクル(バーバラ・ゴードン)
ゴードン本部長の娘であり、元バットガール。
アルフレッドの登場で出番が減っているが変わらずバットマンを通信でサポートする。


  • ジェームズ・ゴードン
GCPD本部長でオラクルことバーバラの父。
前作ではメインヒロインのような扱いだったが今作ではほんのちょっとしか出てこない。
アーカム・シティに不信感があり何人かの警官を忍び込ませ捜査していた。



【ヴィラン】

  • ヒューゴ・ストレンジ
アーカム・シティの責任者であり精神科医。
バットマンの正体を知る数少ない人物。
「プロトコル10」という謎の計画を進めている。
TYGER警備会社の強力な警備員を配下にしている。


バットマンの宿敵。
前作のある出来事により難病を患っている。その治療のため、バットマンに治療薬を作らせようとする。
相変わらずバットマンとの掛け合いは見所。
彼の手下はピエロの面やメイクをしている。
ちなみに様々な作品でジョーカーを演じているマーク・ハミルが今作でジョーカー役を引退することを発表したためかマーク・ハミルに関する小ネタが存在する


  • ハーレークィン(ハーリーン・クィンゼル)
ジョーカーの情婦。
表に出られないジョーカーに代わり手下たちに指示を下している。 そしてジョーカーの病を治すために医者を集めている。
前作以上にエキセントリックな言動が目立つ。
DLC『ハーレークィンの復讐』ではメインヴィランを務める。
また、アイガードを外したためかかなりの美人であることがうかがえる。
あとおっぱい。


過去の事故で顔面の半分を焼かれた元地方検事。
そのカリスマ性を生かしてアーカム・シティでの権力者の一人に上り詰める。
お馴染みのコイントスも見られる。
今作ではキャットウーマンとの因縁が描かれる。
彼の手下は左右非対称の仮面や衣服を装備している。


  • ペンギン(オズワルド・コブルポット)
アーカム・シティの権力者の一人で博物館に根城をかまえる丸い体躯の男。
ブルースに激しい恨みを抱いておりアーカム・シティにやってきた彼を最初に出迎える。
また、ジョーカーに対抗心を燃やしており彼の治療薬を作っているミスター・フリーズを誘拐する。
彼の博物館には様々な珍しいものが飾られており、その中には生きた人間も含まれている。
彼の手下はわりと自由な服装だが、全員白黒を基調とした目だし帽を被っている。


  • ミスター・フリーズ(ビクター・フライズ)
冷凍スーツと冷凍銃を駆使する科学者。
妻のノラの難病を救う方法を探しており、彼女のためなら如何なる手段も厭わない。
今作ではそのノラを人質に取られジョーカーに治療薬を作らせられていた。
さらにジョーカーを妨害するためペンギンに誘拐され博物館に展示されてしまう。
彼との戦闘は珍しい隠密戦になり、強力な冷凍銃のせいもあって作中随一の緊張感と難易度を伴う。


  • ラーズ・アル・グール
暗殺集団リーグ・オブ・アサシンズを率いる国際テロリスト。
不死の泉ラザラス・ピットによって六百年以上生き続けているらしい。
ジョーカーの治療薬を作るのに彼の血が必要になり、彼に会いに行くことになる。


  • タリア・アル・グール
ラーズの娘で普段姿を見せない彼に代わりリーグ・オブ・アサシンズの指揮を執る。
ラーズに会いに来たバットマンを出迎える。
バットマンとは浅からぬ仲で、メトロポリスで一夜を共に過ごしたらしい。


  • アブラモビッチの双子
現在は二人に別れている結合性双生児。
ロシアのサーカスからジョーカーが引き取ったらしい。
右腕のみでハンマーを持っているのがハマー、左腕のみで鎌を持っているのがシックル。
ハマーはジョーカーの元で活動し、シックルはペンギンの元で活動している。
ちなみに、ちゃんと漫画出身のキャラクター。


かつてバットマンと戦いバットマンを倒したこともある強者。
前作で登場した自身のヴェノムを利用して作られたタイタンがアーカム・シティ内に存在していることを知り、
バットマンにタイタン破壊を協力するよう求める。


  • デッドショット(フロイド・ロートン)
さまざまな銃火器を扱う暗殺者。
何者かの依頼でアーカム・シティ内の政治犯を暗殺する。
バットマンは彼の犯行阻止するためアーカム・シティを捜査することになる。


  • リドラー(エドワード・ニグマ)
前作でバットマンとの知恵比べに敗れ、逮捕された知能犯。
バットマンに復讐を誓い、複数の人質を取って再び勝負を挑んでくる。
今作ではリドルのほか様々なオブジェクトを破壊する必要がある。
また、人質救出の際はガジェットを駆使するアクションステージになっている。


  • ミスター・ザズー(ビクター・ザズー)
前作にも登場した殺した人間をまるで生きているかのように飾り付け自身の体に傷をつけるシリアル・キラー。
前作ではかませ犬のようなポジションだったが今作では壊れた公衆電話を直し電話に出た相手を殺すという犯行を繰り返していた。
バットマンに対しては電話に出なければ人質を殺すというゲームを仕掛けてくる。


  • マッドハッター(ジャービス・テッチ)
不思議の国のアリスに心酔し自身をいかれ帽子屋に見立て犯行繰り返す男。
洗脳や精神操作を得意とする。
普段はアリスに似た女性を誘拐することが多いが今作ではバットマンのマスクを狙う。


  • アイデンティティ窃盗犯
アーカム・シティ内で謎の犯行を繰り返す人物。
その手口は麻酔で声を出ないようにした後、顔を剥ぎ取り包帯を巻くというもの。
ゴッサム・シティでも同様の犯行が行われている。
アーカム・シティ内で彼の犯行を目撃した人物や彼に協力した人物は彼の顔がブルース・ウェインそっくりと語り、
現場にはブルースの指紋が残されていた。
はたして彼の正体は?



【その他】

  • ヴィッキー・ヴェイル
ゴッサム・シティで人気のニュースレポーター。
オープニングでブルースの記者会見を取材している。
その後、アーカム・シティにヘリ侵入しようとするがジョーカーに撃墜されバットマンに救われる。


  • ジャック・ライダー
前作では声だけの出演だったニュースレポーター。
ヴィッキー同様ブルースの記者会見に来ていたが騒ぎに巻き込まれブルースと一緒にアーカム・シティに入れられる。
その後は囚人に襲われたりデッドショットに狙われたりと散々な目に合う。
ちなみに、彼が変身するクリーパーはバットマンやハントレスと並んで名前が挙げられるほど有名らしい。


  • アーロン・キャッシュ
前作から引き続いて登場するアーカム・アサイラムの元守衛。
今作ではアーカム・シティ内で活動する医療チームの警備員として登場する。
教会を拠点にしていたがハーレーとジョーカーの手下に占拠されてしまいバットマンに救われる。
その後、リドラーによって誘拐されてしまう。


  • トーマス&マーサ・ウェイン
前作にも少し登場したブルースの両親。
今作ではその姿を見せるのはほんの一瞬である。
その代わり彼らが殺された犯罪通り/クライム・アレイが登場し、そこにはストレンジからバットマン宛のメッセージが置いてある。


  • クインシー・シャープ
前アーカム・アサイラム所長にして現ゴッサム・シティ市長。
前作の手柄を独り占めにして市長選に当選。
アーカム・シティを建設し、ストレンジを責任者に指名した。


  • 監視者
物語冒頭からバットマンを監視する謎の人物。
自分に接触してきたバットマンに謎の図形を残し、姿を消す。
全ての図形をそろえ暗号を解くことで彼の正体を知ることができる。



【場所・キーワード】

  • アーカム・シティ
クインシー・シャープ新市長が作った新しい形の刑務所。
ゴッサム・シティ北部を巨大な壁で取り囲みアーカム・アサイラムおよびブラックゲートの囚人を街に閉じ込めている。
街の中では自由に活動できるが逃げ出した場合は問答無用で殺される。
シャープは囚人が同士討ちすることを期待している。
少しでも犯罪歴がある人間もとらえ、アーカム・シティに反対する人間や建造に協力した人間も政治犯としてとらえている。
ジョーカー、ペンギン、トゥーフェイスの三大勢力が争っている。


  • アーカム・アサイラム
前作の舞台となった精神病院兼刑務所。
前作の事件の後、売りに出された。
アーカム・アサイラムを購入したTYGERはアーカム・シティの警備担当になり、ここをヘリコプターの発射地点として使用している。


  • プロトコル10
ストレンジの進める謎の計画。
表向きは囚人に武器が渡り警備員だけでは対処できなくなった場合、発動できるものらしい。


  • ワンダー・シティ
旧ゴッサムとも呼ばれるアーカム・シティの地下に存在する街。
様々な機能を持ったメカニカル・ガーディアンと呼ばれるロボットが存在するなどオーバーテクノロジーが多い謎の街。
地殻変動で沈み使えなくなってしまったらしい。










以下ネタバレを含む解説










  • ブラックマスク(ローマン・シオニス)
ゴッサムにはびこるギャング団のボス。
ストーリー開始直後に警備員にボコボコにされているところを見ることができる。
DLCでも登場する。
ちなみに、アーカム・シティで唯一脱走に成功した人間である。(ただし、すぐ捕まった。)


  • トゥーフェイス(ハービー・デント)
キャットウーマンのメモリーカードを持っていたため彼女に金庫を狙われるが、逆に彼女をとらえる。
彼女を拠点にしている裁判所で処刑しようとするがバットマンに阻止されて吊るされてしまう。
その後は本編に登場しないが、部下に解放されペンギンの博物館に拠点を移す。
キャットウーマンのエピソードのラストで彼女の隠れ家に爆弾を仕掛けるが、生きていた彼女に襲撃され敗北する。


  • カレンダーマン(ジュリアン・デイ)
自分の名前にデイという言葉が入っているから日付にまつわる犯罪を行う変った男。
トゥーフェイスが拠点とするソロモン・ウェイン裁判所の牢屋に閉じ込められている。
プレイしているゲームハードの日付が特定の記念日の時、彼を訪れるとその記念日にまつわる彼が起こした事件を語ってくれる。
全ての話を聞いた後に彼の元を訪れると、身代わりを残して姿を消す。
またRocksteady Studiosの設立日である2004年12月13日にゲームハードの日付を合わせ、
彼を訪れると特別なメッセージを聞くことができる。


  • ポイズン・アイビー(パメラ・アイズリー)
前作にも登場した植物を操る毒婦。
ストレンジの押収品置き場に侵入したいキャットウーマンから協力を求められる。
最初は拒否し攻撃したがストレンジに奪われた花の奪還を条件に彼女に協力する。
しかし、キャットウーマンは花を発見した後、床に落とし踏みつけている。


  • スカー・フェイス
前作にも度々登場した腹話術の人形。
ペンギンの博物館に飾られている他、DLC『ハーレークィンの復讐』ではベビーベッドの上にジョーカーに似た見た目になって置かれている。


  • ペンギン
誘拐したフリーズから冷凍銃を奪い武装している。
フリーズのほかにアーカム・シティを捜査していたGCPDを確保している。
フリーズを奪還しに来たバットマンを冷凍銃で苦しめるも、冷凍銃を停止され敗北する。
その直後、バットマンを爆弾で博物館の地下に落としソロモン・グランディと戦わせる。
ソロモン・グランディを倒したバットマンにグレネードランチャーで攻撃するも再び敗北、博物館に展示されてしまう。


  • ソロモン・グランディ(サイラス・ゴールド)
強盗に殺され沼に捨てられた男が超自然的パワーによって復活した化け物。
ほとんどの記憶が失われたが唯一マザーグースのソロモン・グランディだけが記憶に残り、いつもつぶやいているためその名で呼ばれる。
元は同じDCコミックス出身のグリーンランタンのヴィラン。
今作では独自の設定で登場する。
ペンギンの切り札としてバットマンと戦わせられた。
エネルギーを供給する装置を破壊され、意識を失ったところに胸を貫かれたことで敗北する。


  • ワンダー・シティ
19世紀頃ラーズ・アル・グールによって作られたラザラス・ピットを使い発展した街。
見た目はラザラス・ピットの力とロボットの力によりラーズの望んだ便利で平和な街だったが、
実際はロボットによって犯罪者やその予備軍が捕まり殺されるという偽りの平和だった。
そしてラザラス・ピットの影響を住民が受け続けた結果、住民は暴走し街は大混乱に陥る。
これを受けゴッサム市議会は警察を導入、住民は治療のためにアーカム・アサイラムに送られワンダー・シティは閉鎖された。
現在はリーグ・オブ・アサシンズの拠点にされている。


  • ラザラス・ピット
浸かった者の傷や病気を癒す、若返らせる、死人を生き返らせるといった泉。
しかし、時に精神を大きくゆがめてしまうというデメリットを持つ。
本来は一度使えば使えなくなるが今作に登場するものは雷のような強い電気を与えると再び使えるようになっている。


  • キラークロック(ウェイロン・ジョーンズ)
前作にも登場した病気でワニのような見た目となった凶暴な男。
とある場所で出会うことができるが、バットマンが死にかけていることを臭いで感じ戦うことなく立ち去る。


  • クインシー・シャープ
プロトコル10の準備が整い始めたのでストレンジに捨てられアーカム・シティに放置される。
囚人に襲われているところをバットマンに救われ、彼に今までのことを白状する。
アサイラムでストレンジと知り合い、彼の友人の力を借りる代わりに彼をアーカム・シティの所長にした。
実はストレンジに治療と称され洗脳するための薬を与えられていた。前作のアマデウスの霊もストレンジの薬のせいだった。


  • ミスター・フリーズ
ペンギンの博物館から救出された後、治療薬完成のためにラーズの血液入手をバットマンに任せる。
バットマンが戻ると治療薬を完成させるが、彼にノラを救出するまで治療薬を渡さないと宣言し戦闘になる。
一度仕掛けた攻撃を分析し対抗策を練ることでバットマンの攻撃を封じるが、彼のバリエーション豊かな攻撃の前に敗北。
戦闘後は冷静になり、治療薬を盗んだハーレーを追いかけるためのガジェットをバットマンに与える。
ノラを発見した後、報告するとノラの居場所に移動する。


  • マッドハッター
偽の治療薬を囮にしてバットマンに洗脳するための薬を投与する。
バットマンをとらえ洗脳しようとするが抵抗され戦闘となる。
精神世界のようなところで部下を囮にバットマンを攻撃するが、姿を現したときに反撃され敗北する。
ちなみに、この戦闘中だけ特殊のマスクを装備して戦うことになる。
アーカムアサイラムのころからストレンジにシャープを洗脳するための薬を作らされていた。


  • ベイン
全てのタイタンを破壊し彼の元に訪れると敵の集団が現れ彼と協力して戦うことになる。
実はタイタンを独り占めするためにバットマンを利用しており戦闘終了後、
バットマンに攻撃するがあっさり回避され牢屋に閉じ込められタイタンも破壊されてしまう。


  • デッドショット
ストレンジの依頼で邪魔な人間を暗殺していた。
バットマンに武器の隠し場所を発見され、次のターゲットであるジャック・ライダーを救われ戦闘になる。
どんな武器でも撃ち落としバットマンを苦しめるが背中や足元に回り込まれ敗北する。
ちなみに、彼の武器の隠し場所にはライトセーバーらしきものが置いてある。


  • ミスター・ザズー
公衆電話を用いたゲームで翻弄するも、バットマンに電話を逆探知され隠れ家を発見されてしまう。
最後は背後からの一撃で敗北する。


  • アズラエル(マイケル・レーン)
監視者の正体。
元警察官で現在は聖デュマス騎士団の戦士。
彼の残した図形の暗号を解いたバットマンに予言と謎の図を残し、姿を消す。


  • ハッシュ(トーマス・エリオット)
アイデンティティ窃盗犯の正体。
有能な医師でブルースの旧友。自分を虐待していた父とそれ止めなかった母を殺そうとする。
しかし、ブルースの父トーマスに母を救われたことでブルースを逆恨みしている。
今作では顔や声、指紋を整形手術でブルースそっくりに変えている。アイデンティティ窃盗もその材料集めのために行っていた。
隠れ家を見つけたバットマンの前に姿を現し、アーカム・シティを去っていく。


  • リドラー
全てのリドルを解き、人質を救出すると彼の隠れ家を発見できる。
彼の隠れ家では残りの人質が爆弾をつけて無理やり歩かせられている。
人質についてセンサーをかいくぐり彼の足もとまでたどり着けば倒すことができる。
敗北後は逆に爆弾をつけられ無理やり歩かせられてしまう。


  • キャットウーマン
トゥーフェイスに捕まり処刑されかけていたところをバットマンに救われる。
バットマンと別れた後、ストレンジの押収品置き場に侵入するためにアイビーに協力を依頼する。
押収品置き場に侵入し盗品を取り戻した彼女はバットマンのピンチを目撃、彼を救出するために盗品をあきらめる。
本編終了後、隠れ家に戻りアーカム・シティを脱出しようとするがトゥーフェイスの仕掛けた爆弾で気を失う。
意識を取り戻した後、落とし前をつけにトゥーフェイスの元に向かう。
友人のホリーを人質に取られ、ストレンジのバットマンに関する質問に答えている。
ちなみに、バットマン救出せずに押収品置き場を出るとバッドエンディングが流れ巻き戻しの演出が入り再びバットマン救出するかしないか選ばせられる。


  • プロトコル10
街の犯罪者を1ヶ所に集め、ミサイルによる攻撃で皆殺しにするという計画。
ストレンジはこの計画をスーパーマンの舞台メトロポリスやフラッシュの舞台キーストーンでも行うつもりだったらしい。


  • ヒューゴ・ストレンジ
実はラーズ・アル・グールにバットマン以上の結果を出せばリーグ・オブ・アサシンズ首領の地位を譲ると言われプロトコル10を準備し始めた。
シャープに資金提供をした友人とはラーズのこと。
プロトコル10を発動し囚人たちを皆殺しにしようとするがバットマンが現れ阻止されてしまう。
その直後、ラーズに背中から刺され致命傷を負い彼から見捨てられ、最後はプロトコル11で自爆した。


  • ラーズ・アル・グール
リーグ・オブ・アサシンズ首領になるための試練を受けるバットマンを精神体のような姿で出迎える。
試練を乗り越えたバットマンの前に現れ自分を殺させ地位を継がせようとする。
しかし、バットマンが拒否したためラザラス・ピットの力で若返り彼と戦う。
敗北してもタリアを人質に取りバットマンを脅すがそれも失敗、血を抜き取られてしまう。
その後、プロトコル10を阻止したバットマンの前に現れストレンジに致命傷を与え、バットマンにストレンジを殺させようとする。
しかしストレンジの自爆によって吹き飛ばされ、バットマンに救出されかけるが剣で自分の体を貫き自害する。
ストーリー終了後、再び彼の死体の元に訪れると彼の死体は消え手下の剣だけが残されている。


  • タリア・アル・グール
生きながらえるためにリーグ・オブ・アサシンズ首領になると宣言したバットマンに試練を受けさせる。
試練から戻ってきたバットマンを迎え入れ、ラーズに対面させるがバットマンにその気はなく彼らは戦い始めてしまう。
バットマンに敗北したラーズに人質に取られるがバットマンに救われる。
しかし、父に裏切られバットマンに騙されていた彼女は憤慨し姿を消す。
その後、ジョーカーによってピンチに陥っていたバットマンの前に現れ、ジョーカーと取引をしてバットマンの命を救う。
そしてプロトコル10を阻止したバットマンの前に今度は逆に彼をおびき寄せるための人質としてジョーカーと共に現れる。
助けにやってきたバットマンの代わりにジョーカーを剣で刺し、
ひそかにハーレーから盗んでおいた治療薬をバットマンに渡そうとするが背後からの銃撃で倒れてしまう。


  • クレイフェイス(ベイジル・カルロ)
前作にも少し登場した粘土状の体を持ち自由に姿を変えることができる怪人。
今作のラスボスで物語序盤からジョーカーに扮しバットマンを欺いていた。
タリアに刺され本物のジョーカーが姿を現したことから正体を現し、治療薬を体に取り込みバットマンと戦闘になる。
粘土のような体を活かしバットマンを苦しめるが、フリーズからもらったガジェットで体を凍らされタリアの剣で切り裂かれてしまう。
一度敗北した後、ジョーカーの爆弾で地下のラザラス・ピット近くに落ち再び戦闘を開始する。
今度はマネキンのような分身を生み出し攻撃するが、完全に凍ってしまいバットマンに体内から切り裂かれ敗北する。
その後、ラザラス・ピットの倒壊に巻き込まれピットの中に落ちてしまう。


  • ジョーカー
病気によって体がボロボロだったためクレイフェイスに代わりを任せていた。
タリアが偽のジョーカーを刺した直後、タリアを銃撃しバットマンの前に姿を現す。
バットマンとクレイフェイスの戦いを見届けた後、ラザラス・ピットを使おうとするがバットマンに阻止されてしまう。
最後にバットマンから治療薬を奪おうとするが失敗し時間切れとなり死亡する。


  • ハーレークィン
ジョーカーのために完成した治療薬を奪うがタリアに奪われ拘束されてしまう。
その後、ジョーカーの死体を運ぶバットマンを目撃する。
DLC『ハーレークィンの復讐』内ではバットマンをとらえることに成功するがロビンに助け出されてしまう。
時限爆弾を作動するが阻止され、ジョーカーのような姿をしたロボットをけしかけるもこれも失敗する。
最後にバットマンの至近距離で自爆しようとするが彼に救われてしまう。
なお彼女が復讐に走った理由はジョーカーの死の他に妊娠は間違いというだったこともあると思われる。
その証拠に本編のある場所で彼女が使用したと思われる陽性の妊娠検査薬があるが、
ハーレークィンの復讐では大量の陰性の妊娠検査薬と妊娠は間違いと書かれた診断書が存在する。


  • スケアクロウ(ジョナサン・クレイン)
前作に登場する案山子のような姿をした元心理学者。
直接登場することはないが彼の存在をにおわせるものが大量に登場する。
  • 様々な場所に存在する彼のマークの入ったガス
  • とある場所にある彼のマスク
  • ラジオの暗号メッセージ
  • プロトコル10発動後存在する彼の部下の死体
  • 彼の依頼した大量の虫を積んだ船










最後のネタバレ










ラザラス・ピットの爆発前後で、バットマンの治療薬を持つ手が逆になっている。





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