登録日:2014/03/10 Sun 02:07:00
更新日:2025/03/23 Sun 15:33:16
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2003年11月に発売された『鋼の錬金術師 パーフェクトガイドブック』のための描き下ろし。2003年版アニメとは1ヶ月しか違わないので、影響はないだろう。
後にアニメ『鋼の錬金術師FULLMETAL ALCHEMIST』のブルーレイ1巻のおまけとして映像化された。
ハガレン史上屈指の「後味の悪い話」として有名。
あらすじ
まだエルリック兄弟が「
賢者の石」を探していたころ。
二人は
アメストリスの名家・ハンベルガング家のお抱え錬金術師・
ジュドウが、密かに
人体錬成を成功させたという噂を聞き、早速その屋敷を訪れる。
登場人物
「そのうわさの中に、たまたま真実があったりするんでね」
お馴染み「鋼の錬金術師」。
ジュドウの噂を聞き、なんとかその秘密を聞き出そうとするが…。
「変人…」
お馴染みの鎧。
初対面のロザリーから「鎧が喋ってるわ!変人だわ!」と絡まれ、異様に懐かれる。
なんやかんやでロザリーと遊ぶことになるが…。
ジュドウ
(CV.
速水奨)
「…両の目を持っていかれましたよ。」
ハンベルガング家に長年仕える、顔に大火傷を負った「盲目の錬金術師」。
国家資格こそ持っていないが、実力は
国家錬金術師に匹敵すると言われ、ハンベルガング家存亡の危機を幾度となく救ってきた。
3年前に死んだロザリーを人体錬成で蘇らせ、罪の証として両目を「持っていかれた」。顔の火傷はその時できたもの。
エドと同様に『真理』を見ている錬金術師となるが、錬成陣無しの手合わせ錬成ができるかは不明。
速水氏は過去、
2003年版アニメのオリジナルキャラである
フランク・アーチャーを演じている。
氏はアーチャーを演じる際に原作のどこで彼が出るかを楽しみにしていたが、
原作には存在しないという事に落胆していたというエピソードがあった。
そのエピソードを汲んでか汲まずか、今回は原作者の描いた物語の主要人物として起用される事になった。
原作単行本には収録されてないエピソードだけど…
ロザリー
(CV.
遠藤綾)
「や!! 鎧と遊ぶ!! やーーーーっ!!」
ハンベルガング家の一人娘。
3年前に何らかの原因で亡くなるが、ジュドウの人体錬成で蘇る。
夫人
(CV.寺瀬今日子)
「ロザリー、あの子が、練成の結果です」
ロザリーの母。見た目通り穏やかなうえ心優しい人物で、ジュドウに会うために訪ねてきたエルリック兄弟をすんなり彼に引き合わせる。
しかし、エドが「人体錬成の方法を教えてくれ」と頼んだ途端、『ジュドウの
錬金術はハンベルガング家の秘術なので教えられない』と突っぱねてしまう。
だが、それには理由があり……。
主人
回想にのみ登場する男性。夫人の肩を抱いている事から夫であると思われる。
物語開始時点では登場せず、夫人が家の主人として登場するため既に故人であるか、家を出ていると考えられる。
彼の咄嗟の発言が全ての始まりだった。
※以下、救いようのない
ネタバレにつきスクロール
↓
真相
ロザリーと遊んでいたアルは、あまりにもアグレッシブなロザリーに頭を引っこ抜かれ、中が空っぽであることがバレる。
大慌てするアルだったが、ロザリーは何かを察したような表情で
「あなたになら見せてもいいわ、ロザリーのひみつ」
と言い、アルを奥の部屋に案内する。
一方、アルの為にどうしても引き下がれないエドに対し、夫人はジュドウから離れたところを見計らったように、
「あなたに見てもらいたいものがあります」
と、同じくエドを奥の部屋へ案内する。
その部屋に隠されていたのは、まるで棺桶の中身のように大量のおもちゃや花に囲まれ、綺麗なドレスを着て椅子に座らされている全身がミイラ化した、ロザリーのような何かであった。
ロザリー(本物)
「これが、ジュドウの人体錬成で戻ってきたロザリーよ」
3年前の人体錬成による本当の成果。
髪の色こそ今まで接していたロザリーにそっくりだが、眼球がなく、歯も一本もなく、頭髪を除いて全身が干からびており、
刺激に反応してほんの少し身体を動かせるだけの、いわば植物人間である。
髪型でそっくりだと一瞬錯覚するが、容姿には髪以外に少女の面影はなく、両眼も落ち窪んで、よく見ると顔の輪郭も歪んでいる。
ロザリーの魂が宿っているかどうかというレベルではなく、もはや「生きている」と言えるかどうかすらわからない。
ロザリー(偽)
「うん。だから…ここにいるのが本物のロザリーだから、私は、この家の本当の子供にはなれない」
顔や声がロザリーに似ているという理由で孤児院から貰われてきた偽者の「ロザリー」。
本名はエミ。
豊かな暮らしができることと引き換えに、ロザリーに成りすましている。
結論から言うと、ジュドウの人体錬成はまったくの失敗に終わっていた。
しかしジュドウは人体錬成の過程で両目を焼かれ、その後の惨劇を見ることはなかった。
そのため、ハンベルガング夫妻はジュドウのことを気遣って「人体錬成は成功した」と偽り、それが露呈しないよう偽者のロザリーを用意したのである。
夫人がロザリー(エミ)のことを「錬成の成果」ではなく「結果」と言ったのはこのためであった。
帰り際、アルは近くにいた執事にこのことを尋ねると、執事はこう答えた。
「我ら使用人全員、彼を騙しているのですよ。
そしてこれからも、騙し続けるでしょう。
それでみんなが、いつも通りならそれでいいのです。
さぁ、お部屋に戻りましょう、ロザリーお嬢様」
こうして、アテが外れたエルリック兄弟はハンベルガング家を後にした。
「みんないい人だね」
「ああ」
考察
「第1回キャラ
人気投票発表」「牛さんロングインタビュー」「カバー裏傑作選」「カワヤンコミック」など、
カオスでおちゃらけた企画を読んでいた矢先に、突然このような爆弾を放り込まれてなんとも救われねえ気持ちになった読者は少なくなかっただろう。
このエピソードには本編のような痛快な戦闘シーンは一切ない(それどころかエルリック兄弟が錬金術を使う場面すらない)ことも後味の悪さに拍車をかけている。
本編を読んだまたは見た方は察していると思われるが、『ジュドウが錬成したロザリー』は本物のロザリーではない。
作品の後期で「死者の人体錬成は絶対に不可能」であることが示されており、作者自身『あれはロザリーではない』と言っている。
荒川
『あの屋敷の人々がみんな死に絶えて、建物が廃墟になったとしても、あのミイラは生き続けるのかな。物語の中でミイラがもぞっと動きましたが、亡くなった人はどんな錬金術でも決してよみがえりませんから、たぶんあの中には「何か」が入っているのだと思います。それが何であるのかは、私にも分からないのですが』
また、そもそもとしてロザリーが錬成時点で既に死亡していた関係上、彼女の魂を錬成することもまた不可能と思われるが、
アルやバリー、スライサー等の例で分かるように、人間の魂を錬成して鎧などに結び付けた場合、
結び付けられたものが例え生命体でなかったとしても、生前と同じように意思を持ち、喋り、行動することが判明しているため、
そもそもとして「ロザリー」に魂が入っているのかは不明であるが、入っていたとしてもロザリー本人どころか人間の魂ですらないと思われる。
よって、これらの設定に準じれば、ジュドウがその両目と引き換えに作った「ロザリー」は、
本当にたまたま人型に成形する事ができた肉人形でしかなく、
うまく作れてしまったがためにかろうじて生体反応が見られるだけ、もしくは、
作中でアルの魂が一瞬だけ人体錬成によって作られた肉塊の中に入ってしまったように、
その辺の虫や小動物などの魂が入り込んでしまい、アルと違ってそのまま定着してしまった、全く無意味な生物である。
また、実際にそのような摂理になっているかは不明だが、
「
お父様」は人体錬成を行った錬金術師が身体を持っていかれる理由として、
「人が思い上がらぬよう正しい絶望を与える」ためだと発言した。
これが真実で、ジュドウに「正しい絶望を与える」ために彼の目が奪われたのだとすれば、
人体錬成の際にジュドウが、
「お嬢様は…、私の理論は完璧だと証明されたのですか!? お嬢様は!!!」
と、ロザリーが生き返ったことよりも自身の研究が正しかったのかどうかを真っ先に気にしていることから、
「目を持っていかれた」ことで、本人は自身の研究とそれに基づく理論が正しかったのかを直接確かめることが出来ず、
さらに、良かれと思っての行為とはいえ、周囲の人間に「人体錬成は成功した」という嘘を伝えられたことで、
「一生自分の理論が間違っていたことに気付けない」というのが、彼に与えられた「正しい絶望」となる。
まさに「みんな救われねぇ」話である。
さらに言えば、ハンベルガング家には誰も悪意を持った人間は誰もおらず、
表向きには幸福そのものの家庭を築いている。なんとも遣る瀬無い。
それ以前に、眼球はそのままで視力(視神経?)だけを奪われる事になる大佐に対し、
眼球を丸ごと燃やされたジュドウは単純に哀れである。
真実を知ることができなかった彼だが、ここまでやったのだからせめて「真理」を見たことを祈りたい。
また、人体錬成を行い真理を見て生還した人間を人柱として集めているのがホムンクルスたちであるが、
人体錬成を成功させたという噂が流れているにもかかわらず、彼が狙われなかった理由も以下のように考えられる。
ジュドウはハンベルガング家お抱えの錬金術師であり、一般的に謳われる「錬金術師よ大衆のためにあれ」という信条には背いている。
国家錬金術師として資格を取らなかった為、基本的には軍上層部の人間に任せ、
積極的に人柱を探しているわけではないホムンクルス達の捜査網には入らなかったと思われる。
そして何より、「死者の人体錬成は絶対に成功しない」のに、「死者の人体錬成に成功した」と宣言する人間は、
事実を知っているホムンクルス達にとってどう見えるだろうか?
死者の人体錬成を試み、『真理』を見て生還できた人間は、自身が錬成した「肉塊」を見て失敗を悟る。
例え視覚を「持っていかれた」場合でも、周りが騙そうとしない限りは、錬成されたものが人間ではない事には気づくだろう。
つまり、「成功した」という噂が流れている、あるいは自ら宣言した錬金術師がいるという時点で、
真実を知っているホムンクルスたちからすれば「ホラ話か単なる噂であり、実際にはしていないだろう」と判断できるため、
わざわざ事実かどうか調査しには向かわなかったのだろうと考察できる。
余談
パーフェクトガイドブックは全3巻出ており、それぞれ外伝漫画「師匠物語」(2)、「長い夜」(3)が掲載されている。
「師匠物語」はその名の通り、イズミのブリッグズ山修行。
「長い夜」は人体錬成直後のアルを描いている。
いずれも傑作だが、ここまで救いようのない話ではない。特に「師匠物語」に関しては完全なギャグである。
ちなみにFAのおまけOVAは全4本であり、残りは上記の師匠物語とフィギュアの購入特典であった漫画「シンプルな人々」「それもまた彼の戦場」が、エピソードを加筆されて収録されている。
「だけどみんな追記・修正できねぇ」
- お父様に人柱として目を付けられなかったのは幸運でしたな(エドは噂を頼りに訪れたらしいが、ホムンクルス達は単なる与太話として捜査範囲外にしてたのかな) -- 名無しさん (2014-03-10 04:38:18)
- ↑錬金術師としては再起不能だし、放っておかれたんじゃないかと。 -- 名無しさん (2014-03-10 07:10:57)
- 失敗も成功も確かめられず、ただ周囲の言葉を信じるしかない状況では、顧みることすらできない。暗闇の中、前進も後退も転進もできないのは、確かに絶望だね… -- 名無しさん (2014-03-10 09:21:04)
- 外から見た部分だけならちょっとずつ救いもあるというか、絶望のどん底って訳でもなさそうというか…関係者全員が傷をなめ合ってるというか真綿でゆっくり首が締められ続けてると言うか、やるせねぇとしか言いようがない… -- 名無しさん (2014-03-10 21:21:25)
- ジュドウも決して探究心からだけで人体錬成を試みたわけじゃなく、錬金術の研究+ハンベルガング家の皆のために行動したと思いたいな。そうでなければ皆で協力して真実を隠そうとはしないだろうから -- 名無しさん (2014-03-10 23:15:23)
- ↑確か執事も「ジュドウも子供を失った夫人を見ていられなかったのだろう」て言ってたしね。当主もショックを受けながらも咄嗟に娘は帰ってきたって言ったんだし。 -- 名無しさん (2014-03-10 23:24:12)
- エミがいつか「本当の家族」を得られる日を願わずにはいられない -- 名無しさん (2014-03-25 01:52:23)
- ヨキやロゼとかはその後どうなったかが描写されて救いがあったがこの人は… まあ、連載最初期の、しかも番外編に登場したから彼のその後を描ける機会はさすがに無かったか -- 名無しさん (2014-03-25 02:12:23)
- 単行本見直してみたけど、なぜ当主(婦人の夫)が回想以外に登場してない?こういう時にまで「父親は空気」という御約束を取り入れてしまったのは如何なものか。 -- 名無しさん (2014-03-25 11:25:04)
- 外伝の中でも1番好きな話だわ OVAで収録されて良かったぜ -- 名無しさん (2014-03-25 22:51:55)
- 荒川さんは最初から最終回を決めて描いてたことを色々なコメントで明らかにしてるから「死者の人体錬成は絶対に不可能」って設定が後付け設定だったってことはないんじゃない? -- 名無しさん (2014-03-29 19:10:26)
- そもそもエドの錬成結果の肉塊だってアルの魂が一時的に入ったからとはいえ生体反応はあったしねえ。絶望云々も人間見下すホムンクルスの持論に過ぎんし。 -- 名無しさん (2014-03-29 20:57:59)
- ジュドウは自分が人体錬成に失敗して今居るロザリーは偽物だと薄々感づいているけど現状を壊したくないから人体錬成は成功したという嘘を信じている演技をしているのではないかと考えてしまう キノの旅の嘘つき達の国を読むと尚更 -- 名無しさん (2014-04-09 16:17:15)
- ↑3実際上で言ってる通り辻褄は合うんだもんな。 -- 名無しさん (2014-07-09 13:31:50)
- RED付属のウィンリィのピアス回もなんか痛々しい、耳が -- 名無しさん (2014-07-09 13:39:08)
- この話のアニメ版を見た時はなんとも言えない気持ちになったわ -- 名無しさん (2014-07-15 14:02:36)
- ↑8アニメ版の方は亡くなったんだよな。それで、終盤にジュドウ氏と夫人がデキている示唆を醸し出していた。 -- 式田 (2014-11-24 21:35:50)
- 藍染…… -- 名無しさん (2015-04-04 00:22:26)
- アニメ1期の設定だったら、賢者の石で本物のロザリーをホムンクルスに作り変えることができるよね -- 名無しさん (2015-06-26 17:53:19)
- ジュドウがお父様の人柱候補にならなかったのは人柱にする前にジュドウが真実を知って自殺してしまったからとかなんじゃ・・・ -- 名無しさん (2015-10-28 14:50:42)
- これほど偽善って言葉が似合うシチュもないと思う。いいか悪いかで言うならいいのだろうけどやっぱ切ない -- 名無しさん (2016-02-05 01:43:54)
- 「正しい絶望」ねぇ・・・ -- 名無しさん (2016-02-06 21:56:05)
- 優しい嘘と残酷な真実、どっちを選ぶ?ってことかね 実はジュドウも真実に薄々気づいてるけど気づいていない振りをし続けているのだとしたらもっとやるせないよなぁ・・・ -- 名無しさん (2016-03-12 17:05:21)
- キノの旅で似たような話があったな。といってもあっちはウソを付くことで皆救われてる話だが -- 名無しさん (2016-03-12 18:35:13)
- ジュドウの中の人は一期でアーチャーをやっていた人か……本当にいろんな意味で報われねぇな -- ラスラス (2016-12-31 22:55:34)
- 初期の頃とは言え、本物ようなロザリーの遺体(?)が人体錬成でできたことも救われねぇな…… -- ラス (2017-04-20 17:53:18)
- アニメ化されないかのう。ぜひアニメで見てみたい。それと、なんとも救われねぇ話。『農民貴族』を執筆してる人と同じ人が書いたとは思えぬ。いや、むしろ逆か? -- 名無しさん (2017-04-20 18:01:17)
- ↑されているよ。と言うかよく見ろ。2期の1巻のおまけにある -- 名無しさん (2017-04-20 18:20:11)
- 真理を見たようには思えなかったし、人柱として狙われてもいなかった…つまりジュドウの理論は(兄弟や師匠と違って)「人体錬成」の域まで達してすらいなかった、という可能性も 視力を失ったのも持っていかれたんじゃなく、単なる事故ともとれるし -- 名無しさん (2017-04-20 18:21:41)
- アニメ1期のタッカーもニーナを人体錬成して失敗に終わったけど、ジュドウと違って真相を突きつけられて絶望してたな -- 名無しさん (2017-05-10 00:14:51)
- そういえば、ハンベルガング家の旦那さんはどうしたんだろう? -- 名無しさん (2018-01-14 15:08:27)
- ↑3 アルみたいに見たけどショックで忘れた可能性はあるからねぇ。地味に作中で一番完成度の高い人体錬成してる人ではあるが、結局100%に届かないと意味がないんだよなぁ… -- 名無しさん (2018-01-14 18:39:50)
- 「お嬢様は…、私の理論は完璧だと証明されたのですか!?お嬢様は!!!」 ←上だとお嬢様より研究成果を気にしているように書かれているけれど、先にお嬢様のことを聞くのを見るとそんなことはない気がするけどな…ロザリーが死ぬ前から家族のようだったんじゃないかな?ジュドウとハンベルガング家は -- ラララ (2018-01-15 19:21:57)
- ところで、「死者の人体錬成は成功しない」という事実って、お父様を倒した後で公表はされたのかな? あれが公表されれば、禁を犯して死者の人体錬成をやろうとする人は出なくなると思うんだが -- 名無しさん (2018-02-26 18:14:34)
- ↑ 論理的な証明が不可能だしなぁ。あの辺の因果関係の結びつけって論理というより、真理を見た人間の直感って感じだし -- 名無しさん (2018-11-25 02:34:13)
- そもそも髪の毛も本物かどうか疑わしい。それっぽいカツラを被せてるだけかもしれん。 -- 名無しさん (2018-12-14 02:55:19)
- エド達は元に戻った後また訪ねて来たんだろうか…行ったところで本当の事伝えなきゃいけない状況になりそうだしお互いこれ以上干渉しないほうが良いんだろうけど -- 名無しさん (2019-09-27 02:43:30)
- 知ってしまったエド達も黙っておかないと彼らの幸せが崩れてしまうから、みんな救われねえには知ってしまったエドとアルのことも含まれると思われる -- 名無しさん (2019-09-27 06:24:55)
- そもそもエドとアルは完全に単なる部外者、外野でしかない、アレコレ言う義務も、また権利もない -- 名無しさん (2020-03-01 23:12:24)
- 悪意のある人間がハンベルガング家に現れないのを祈る -- 名無しさん (2020-05-17 23:02:54)
- >だけどみんな追記・修正できねぇ クソワロタ -- 名無しさん (2020-11-21 23:42:59)
- 2003年版アニメの第35話「愚者の再会」もみんな救われねぇオチだった -- 名無しさん (2021-07-17 12:43:14)
- 20周年アニバーサリー本でこの話の終わりの隣のページにヨキさんの救われねぇマスばっかの人生ゲームを載せたのには悪意を感じるw それはともかくジュドウが人柱候補から外された=人柱は人体錬成した以外にも条件があるのなら約束の日まで5人揃えられなかった事にも多少納得がいくな。 -- 名無しさん (2021-12-31 16:31:40)
- 誰も幸せでない「幸せな家」を作ってるハンベルガング家を馬鹿にしたかったのかもね。各ホムンクルスの感情で。 -- 名無しさん (2021-12-31 17:04:42)
- 上の方でホムンクルスに放っておかれたってあるけどちと不自然な気もする 同じ盲目のロイ、目どころか全身持ってかれたアルも人柱として機能してるし -- 名無しさん (2022-01-07 20:21:28)
- あるいは救われねぇ嘘吐いてたおかげで事件に巻き込まれなかったのかもしれないな 「成功したと言い張ってる」「秘術だから具体的なやり方は秘密」「死んだ&錬成されたのは身内」ってなると、ホムンクルス側からすると眉唾っつーか売名の為のデマにも見えるし -- 名無しさん (2022-09-29 17:13:07)
- もしくは、候補には入っていたけど客観的に真理の扉を開いたか判断できないから見送られたか。その後、錬金術を使ってるか、真理を見たかも定かじゃないし。これで万一にも人柱になりえなかったら百年来の計画が水泡と化すと思えばリスクは取れないのは無理もないかと -- 名無しさん (2022-11-01 18:05:51)
- たかだか両目程度で扉から帰ってきたあたり優秀すぎだろこいつ -- 名無しさん (2022-11-07 14:00:35)
- 「後ろめたさ」という絆で繋がっている家族。 -- 名無しさん (2023-02-17 10:39:58)
- 最後のエドとアルのやり取りがまた良い。 -- 名無しさん (2024-04-21 02:40:01)
- 本当に救いがないというオチがすごい。 -- 名無しさん (2024-06-01 11:19:13)
- 完全なバッドエンドではないのにここまでやるせない話が作れるのは凄い -- 名無しさん (2024-06-01 11:37:38)
- 完結してから見てみると本編で出てきた内容で大体説明できるんだな ロザリーが餓死しない理由はアルと同じで恐らく混線しているジュドーから栄養をもらっている 作れないはずの魂はどっからきたのかはお父様と同じようにジュドーの魂を分割して作ったからとか -- 名無しさん (2024-07-09 16:52:16)
- 一番の救いはこの「成功」を切っ掛けにジュドウが何度も人体錬成を繰り返す、なんてことにならなかったことだと思う -- 名無しさん (2024-08-27 02:30:14)
- 本編完結後のお世話になった人達への挨拶回りでジュドウに真実を伝えたか気になる。 -- 名無しさん (2024-08-27 08:13:58)
- 物語本編で人体錬成の成否が明かされたからヲチが切ない -- 名無しさん (2025-02-04 19:11:55)
最終更新:2025年03月23日 15:33