アットウィキロゴ

フランク・アーチャー

登録日:2011/02/14 Mon 20:21:36
更新日:2026/08/06 Thu 07:39:44
所要時間:約 4 分で読めます







短く刈り込んだ髪型と血の気の通っていないような青白い肌が特徴。
初登場はヒューズ葬式シーン(25話)、その後本格的にお出ましになったのは29話「汚れなき子ども」から
USJプレミアムツアー映像(OVA収録)では国家錬金術師集団の中に半メカ姿でちゃっかりいらしたりする。

DVD特典の四コマ漫画にも原作者に(ネタにされ)描かれている由緒正しきオリジナルキャラクターである。


◆人物


マース・ヒューズの後釜である軍法会議所の新しい指揮官。階級は中佐(途中で大佐に昇進している)。
ヒューズの元部下で彼のことも知っていたファルマンからは「軍の本分に忠実な男=戦争狂」と評され、
合成獣を生物兵器として利用する事をブラッドレイに持ちかけたり、
元死刑囚であるキンブリーが自分に有益だと考えれば軍復帰させるよう働きかける等手段を選ばない狡猾な面を持つ。
そのため、ロイ・マスタングとは反りが合わず対立する立場にあった。

アーチャー=プライド説が持ち上がった事もあるがそんな事はなかった



◆経歴


軍法会議所に着任した後、アームストロング少佐と共に南方へ赴き原作では本来、大総統が西瓜持参で行ったカーティス精肉店訪問の代役に抜擢される。
西瓜もなければアロハシャツでもないがウィンリィちゃんに詰め寄る様が何だかいやらしい。

更にラースたん(ショタ)を拉致って南方司令部に連れ込み個室でひん剥いて縛りつけて尋問するプレイを展開。
その後、錬金術師と人造人間のドンパチ戦の中ではただの人間である彼がどうにかできる状況ではなく、頭を抱えて必死で回避していた。
そこで偶然、中央刑務所の騒動で死んだはずの爆弾狂のキンブリーを見つけ高い所から見下した角度で銃で威嚇しながらファーストコンタクト。
そして、またしても原作では大総統がやっているデビルズネスト襲撃の指揮を担当し結果グリード一味の壊滅に漕ぎつける。

キンブリーとタッカーを引き入れた後、リオール侵攻を謀るもこれは軍をおびき寄せ一網打尽にする傷の男(スカー)の作戦であり、
その思惑通り攻めいった先で錬成陣の赤い光に巻き込まれ半身を焼かれてしまう。
返せ!たった半分の身体なのに!!

列車に搬送されるシーンがあるがグロい
これでアーチャー大佐も退場かと思われたが

そんな事はなかった。

何と半身機械鎧(オートメイル)化して帰ってきたのだ。
エド達を驚愕させたその容姿は左半身が完全に機械化された異形の姿となり、腕と一体化したような機関砲を搭載し、口の中にも機関砲が搭載されたためまともに言葉を発することも出来なくなり、身体のどこかに仕込まれている合成音声のようなもので会話を行うようになっている。
また、作中ではっきりと明言はされていないが、どうやら残った生身である右半身ごと(アルやバリーのように)魂を機械鎧と融合させた状態*1に近く、彼らと同様に痛覚を感じない身体と化しており手榴弾の直撃を受けても死なない程の頑丈さを手に入れているが、
残った生身の部分はダメージを受ければ出血する描写があり、生命維持も生身の部分が変わらず担っているようで機械鎧化アーチャーの「弱点」となっている。

自身がサイボーグのような人間兵器と化して精神がイってしまったのか、やたらとハイテンションでぶっ飛んだ言動が多くなっており、
「これは楽しい」と本人もご満悦の様子であり口から火花を噴いて大活躍、ラスト4話全てに登場し、まさに彼の絶頂といってもよくマスタングの左目を撃ち抜くまでに至る。…が、直後にホークアイに背後から弱点である生身の部分を何度も撃ち抜かれ、
アーチャー本人がホークアイの存在に気付いた頃にはもう遅く、ダメージを受けすぎて生命維持が保たなくなったのか、まるでゼンマイのきれた人形のように動きを止め地に崩れ堕ちていった。


本編登場話
25話(チラ見せ初登場)
29~32話(本格的参戦)
33、34話(台詞なし)
37話、39話(リオール侵攻)
42話(真っ二つ)
43話、46話(呻き声のみ)
48話(メカ化再登場)
51話(お亡くなりになる)

◆USJプレミアムツアー「七大ホムンクルスvs国家錬金術師」

本編では言ってしまえばホムンクルスサイド側の人間だったのだが、こちらではエドやマスタングの味方側として登場しており
なんかもうさも当然かのように機械鎧化した状態の方で乱入し、ラスト相手に左腕と口の機関銃を撃ち続け近寄らせない大立ち回りを見せた。
キンブリーと同様に本編とは違い物語最後まで生存している。


◆余談

突っ込みどころ満載のサイボーグ化を遂げた事で、原作の設定からは出てこないようなぶっ飛んだアニオリキャラクターの一例として一部視聴者からカルト的な人気を誇る存在となっている。
まあ設定面について真面目に考察するのならば、2003年アニメ版におけるアメストリス軍は原作ほど賢者の石や合成獣人間の研究が進んでいないため*2
それらの代わりにこの世界では機械鎧への研究が進んでおり、原作版の「不死の軍団」の理想を機械鎧との融合で実現を模索した結果がフランク・アーチャーのサイボーグ化と言えるのかも?しれない…

なおアニメ誌でアーチャー役の速水さんは
『役が決まってから張り切って原作を全巻読んだけれど読んでも読んでもアーチャーは出てきませんでした』と語っていて

また、最終回直後のインタビューでは
『オンエアを見た際にだんだんひいていく甥っ子を見ていると、僕はこのキャストをやって良かったんだろうか…
 作品自体は本当に感動的で特に最終回はなんでこの感動的な渦の中に自分が居ないんだって、
 寂しさと同時に作品の素晴らしさを感じました』

と、このように中の方にも愛されている。
速水さんは後にFA版で盲目の錬金術師・ジュドウ役を務めることになる。エドとのやり取りでは何かこみ上げるものがある…かもしれない。

會川昇さん曰くコンセプトは「キメラも賢者の石も飲み込む、もう1人のロイ・マスタング」「ロイの超えられない限界」と語っている。


◆名言集


「マスタングのように彼らを自由にしておくつもりもないんだ私は、来るべき戦場の為にはね」

「完璧な合成獣か、欲しいな」

「軍部に復帰されるおつもりはありませんか?」

「これにも念入りに錬成増幅措置をしておけ」

「不正や悪を内包しない軍隊などあり得ない」

「かつてあなたがイシュヴァールで認められたように、今度は私が英雄になる」

「フハハハハハ!なんという力だ!エドワード・エルリックが機械鎧を着けているのも当然だな!これは楽しい!」

「北とも西とも南とも戦争の準備は出来ている、大陸は統一の時代を迎えるのだ!」

「大総統閣下…只今…参ります…」



身体を半分奪われてから追記・修正お願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2026年08月06日 07:39

*1 本来、機械鎧を神経に繋げる作業が必要なのと、機械鎧が定着してまともに動けるまでに数年単位の時間を要するという設定があるのだが、アーチャーの場合は左半身を丸ごと置き換えているにも関わらず短期間で機械鎧に適応しているのが確実で、口の中にも武器が仕込まれている=食事が必要の無い身体になっている可能性が高い

*2 主に裏で軍を操る黒幕である原作版のお父様と2003年アニメ版のダンテの方針の違いによる物、もっとメタ的に言えば原作の消化ペースの関係