王宮への道

登録日:2014/07/07 (月曜日) 17:53:04
更新日:2025/01/29 Wed 12:00:45
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し 信じられん ま まさかこれがあの伝説の「王宮への道」だとは………!!


なにか知っているのかファラオ!?







王宮への道とは、魁!!男塾の闘いの舞台の一つ。

目次

■概要

アフリカ大陸中央部に位置する古代遺跡で、七牙冥界闘における「第二の牙(セカンド・タスク)」。
かつてはエジプト文明に匹敵するほどの栄華を極めたクロマティノスという国があった。
そこの代々の王が将を召し抱えるにあたり、その試練として作ったのが「王宮への道」である。
当然、富と権力を約束された将の座を望み挑戦したものは多かったが、その成功率は千人にひとりあるかないかといわれ、
故にその道は呪いと怨念に満ちた別名呪いの道として恐れられたという。

苦戦しながらも4つの闘場を突破し最終闘場「クリムゾン宮殿」にたどり着いた桃達は死亡したと思われていた月光と再会する。
ドクター・エーベルシュタインにより記憶を消され操られていた月光を必死の説得で正気に戻し、二枚目のフロッピーディスクを手に入れることに成功した。


■王宮への道五人衆

王宮への道の各闘場の番人達。


◆マハ・メータ

第一の闘場・垂蔦蘿闘の番人。ジャングルで生まれジャングルを修業の場として育った男。腕が長い。
右腕に装着したY字型の刃物や投げナイフが武器で、鄧 罦傑と闘い、その地の利を活かした攻撃で苦戦させる。
罦傑の蛇を落とす事に成功するが、実は蛇は脱皮してすでに移動しており蔦と蛇を誤認させられ顔を噛まれ腐赤泥に落下した。
公式ガイドブックでは「黒きター●ン」呼ばわりされた。好物はバナナらしい。

垂蔦蘿闘(すいちょうらとう)
マハ・メータが番人を務める。天井から無数の蔦が垂れ下がっており、それにつかまりながら戦う。
下にはアフリカ特有のすさまじい臭気を発する腐赤泥(ふせきでい)がありその毒気を吸い込めば巨象であろうと一分で絶命する(男塾ではよくあること)。


◆デバレス

第二の闘場・大峡谷闘の番人。魔翔流気法の使い手。
魔翔流気法を使い両刃の石刃で切りつける攻撃と、超磁気を帯びあらゆる金属を吸い付ける極磁鋼の飛燕の鶴嘴千本を防ぎ優位に立つ。
しかし、金属ではない鳥の羽を使った攻撃は防げず両腕の運動機能を狂わす神経節を貫かれコントロールを失い崖に激突しそのまま谷底に転落した。

魔翔流気法(ましょうりゅうきほう)
背中にコウモリ型の翼を背負い、谷底から吹き上げる上昇気流を利用して空を飛ぶ秘技。
空を飛ぶことを最初に実現したのはライト兄弟とされている*1が実は古代中国の山岳地方に住む抜娉族(ばっとうぞく)によって成し遂げられていたという。
彼らは上昇気流を利用して空を飛び交通や軍事に用いた。もちろん誰にでもできるわけではなく、選ばれた人間が過酷な修行を重ねて初めてできるものであり、
会得できる者は一万人に一人と言われ達成者は抜娉万(ばっとうまん)と呼ばれ称えられたという。

大峡谷闘(だいきょうこくとう)
デバレスが番人を務める。切り立った崖の中に闘技場である八角形の台座が作られている。


◆ヘルバー

第三の闘場・玉沈沼闘の番人。鉄騎宙弾を使う。
鉄騎宙弾を使った攻撃でファラオに傷を負わせる。
さらに不安定な足場のため本来の調子を発揮できないファラオの攻撃を見切り、底なし沼に落として勝利したかと思われたが
ファラオが沼に浮かべた宝石に釣られ逆に底なし沼に叩き込まれた。
戦いで欲をかいてはいけないいい例。

鉄騎宙弾(てっきちゅうだん)
奥義。ホッピングに似た道具で身のこなしを倍加する。その原理は至って単純でありバネと体重による反発を利用したもの。
これを発明した中国漢代の武術師範・宝 浜具(ほう・ぴんぐ)は地上30メートルまで跳躍し当時の人々を驚嘆させたという。
日本でも昭和30年代に流行した「ホッピング」の名称はこの発明者・宝 浜具のに由来することは言うまでもない。
これ自体に攻撃力はなく、ヘルバーはナイフを武器に使い攻撃した。

玉沈沼闘(ぎょくちんしょうとう)
ヘルバーが番人を務める。底なし沼に浮かべた無数の玉の上で戦う。


◆バーミリオン

第四の闘場・浮木流闘の番人。翼を広げた鳥のような髪型で、三途の川の渡し守を自称する。
東郷と戦い、刃鋼線を使った攻撃で首を切断したかと思われたが、東郷の根性で防がれる。
すると今度は足場の丸太を次々と破壊しさらには東郷のバイクの前輪を切断し逃げ場をなくし追い詰める。
しかし、最後はオイルを抜きエンジンを空ぶかしさせての自爆作戦で敗北。滝壺へ落下していった。

真空霰斬(しんくうせんざん)
奥義。左右両岸の潅木に刃鋼線を撃ち込み、罠として相手を切断する技。

龔断縛糸(きょうだんばくし)
奥義。分銅のついた刃鋼線で対象を切断する。その威力は丸太をバームクーヘンのように切断するほど。

浮木流闘(ふぼくりゅうとう)
バーミリオンが番人を務める。川を流れる丸太の上で戦う。
その発祥は開拓時代のアラスカとされ、気性の荒い木樵達の揉め事に決着をつける為の史上類稀なる過酷な決闘法であった。
両者死亡の可能性も高くこれに挑戦する事自体が勇気の証とされた。
1930年、当時の州政府によって禁止されたが現在でも密かに行われているという噂がある。


◆ドクター・エーベルシュタイン

最終闘場・クリムゾン宮殿の番人。
第二次大戦中、ナチスの生体科学研究所所長だった別名「白衣の悪魔」と呼ばれる男。
ナチス時代にアドルフ・ヒトラーの命により開発した洗脳技術を用い、天挑五輪大武會で死亡したと思われていた月光を洗脳し戦わせる。
と戦う中、次第に洗脳が解けていく月光を失敗作として処分しようとするが、完全に正気に戻った月光の奥義・奇踪撃で頭を貫かれ死亡した。

●クリムゾン宮殿
ドクター・エーベルシュタインが番人を務める。これまでの闘場と違って特に仕掛けなどはない。


■その他


◆ガスコイン卿
第二の牙の進行責任者。コーク帽など探検家の格好をした、右目に眼帯をし顔面傷だらけの屈強な老人。男塾をクリムゾン宮殿に送り届けた後、ヘリで何処かへ去っていった。
公式ガイドブックでは「自分で卿と名乗るのはいかがなものか」と苦言を呈された。


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最終更新:2025年01月29日 12:00

*1 厳密にいえばグライダーを発明したリリエンタールの方が早いが、男塾シリーズでそれは野暮である。