月光(魁!!男塾)

登録日:2014/07/24 (木) 21:56:24
更新日:2024/03/31 Sun 11:00:08
所要時間:約 5 分で読めます





ザ・ム・ラ・マ
ケ・ン・ソ・二
ハ・ン・グ・ラ
ハ・ン・グ・ラ

タ・ン・テ
ス・ン・ソ
ス・ン・ソ
ハ・ン・グー・ラ







月光とは、『魁!!男塾』の登場人物。
CV:堀之紀
演:佳本周也


◆概要
辵家流拳法の使い手。強靭な意志と体力、そして完成された闘技を持ち三面拳最強の実力と言われる。
特に、棍をつかわせれば右に出る者はいないと言われるほどの腕前を持つ。

寡黙な性格で、普段は口数は少なく冷静だが非道な輩には容赦はしない一面を持つ。
また、虎丸との戦いで顔面に放屁された時には激しい怒りをあらわにした。

生来の盲目であり、目つぶしの類は通用しない。
そして盲目でありながら凄まじい腕前で相手を圧倒する。後述のブーメランや核砕孔など、目が見えていないと整合性が取れない描写が何度もあるが、男塾なので気にしてはいけない。心の目など超感覚の類でも持っていたのだろうか
いかなることあっても敵に背を向けることはなく、棍のみで殺人馬や巨象にも立ち向かう。
拳法にも詳しく、雷電が戦闘中または重症を負い一時戦線離脱時には彼に代わって解説をする場面も見られる。

飛燕雷電とは三面拳の仲間として生死を共にすると誓った間柄でありその絆は深く、決死の覚悟で戦いに挑む際は形見としてその証として作ったペンダントを渡す場面も見られた。

一人称が状況に応じて「わし」だったり「私」だったり「」としょっちゅう変わるが、最終的には「俺」で統一された。

三面拳最強という肩書きからか、対戦相手もかなりの強敵であることが多く、男塾の中では敗北する場面も多いが、それもまた強者の証であろう。


◆劇中の活躍
伊達とともに関東豪学連代表として驚邏大四凶殺編で初登場。
第三の凶・氷盆炎悶関で虎丸と対決し、その実力で圧倒するが虎丸の予測不能の攻撃の前に敗北。

虎丸とともに洞窟の崩落に巻き込まれ死亡したと思われたが、密かに男塾三号生に助けられており大威震八連制覇で再登場。
男塾死天王最強の男である影慶と対決するが、生来目が見えんはずなのにガラスでできたブーメランに倒れた。
この時よく突っ込まれるが、闘技場は常に落雷が落ちている場所だったので、いくら超人的聴力を持つ月光と言えども、雷音が邪魔して一枚分のブーメランの音しか聞き取れず、二枚目のブーメランの音が分からなかった…のだろう。多分。

その後は天挑五輪大武會まで主力として活躍したが決勝戦でラジャ・マハールに敗れ、崖下へ転落した。
その際は死んだと思われながらも辛くも一命を取り留めていたが、七牙冥界闘編で脳改造を受け、洗脳された状態で登場しと激戦の末正気を取り戻し男塾に復帰した。


◆奥義

辵家流(チャクけりゅう)
主に棍を使った技を使用する拳法で、幾千とある中国拳法諸派にあってその最高峰ともいわれる。

初登場時は伊達の覇極流の棍法術を名乗ったが、辵家流にはない技を得る為に伊達に教えてもらったか、もしくは覇極流と辵家には何かしらの交流があったのかもしれない。


覇月大車輪(はづきだいしゃりん)
両手に覇月と呼ばれる三日月型の刃物を持って倒立し、回転して相手を切り刻む。驚邏大四凶殺編のみで使用。

怒粧墨(どしょうぼく)
怒りとともに全身に入墨を浮かび上がらせ身体を強化する。
中国唐の時代、山東省の拳法家が好んで入れた入墨の一種で体温の上昇とともに浮かび上がる特殊な墨を用いて彫ってある。
その効用としては相手を威圧する以上に体表細胞組織の密度を高め皮膚を硬質化させることにある。その硬度はパンチを打ち込んだ虎丸の手が逆に潰れたほど。
こちらも驚邏大四凶殺編で 顔面に虎丸から屁をかまされた時のみ使用。
「一見必殺!!これを見た者死あるのみ!!」
実際に月光が「静かに怒りを燃やす」という怒り方をすることはあるがブチ切れると表現できるキレ方をしたのはここだけ。

核砕孔(かくさいこう)
鉱物のヘソを見切り、巨大な鉄球であろうと一撃で破壊することができる。
このヘソは学術的に「プルッツフォン・ポイント」と呼ばれ分子集合体の凝縮力の一番弱い箇所に衝撃を与えるとその分子間の連鎖反応により、例えダイヤモンドであろうと極めてたやすく破壊することができる。しかし、このポイントを見つけることは至難の業でありダイヤモンドのカット職人でも30年以上の修行が必要という。

纒欬針点(てんがいしんてん)
あらゆる攻撃を棍の先で受け止め、威力を殺す究極の見切り技。人間の持つ動体視力と精神集中を極限まで鍛え高めたとき初めて出来るとされる。
その語源は動いている針と針の先端同士を合わせることにあり、地上10mの高さから下面中央に鉄針のついた岩を落とし、口にくわえた鉄針で受け止めるのがその練習法。最初は5kgの岩から始め徐徐に重さを増やしていき、これを会得したというには300kgの岩を受け止めることが出来ねばならない。

無明察相翫(むみょうさつそうかん)
辵家流拳法最大最強の秘術。相手の心理を読み、その行動を完璧に予測する。
中国拳法その三千年の歴史において最大の秘技とされている。現代で言う「ケッペルの法則」を応用したもので「ケッペルの法則」とは人間がある一定条件で心理的圧迫状態に陥った時、年齢・性別・知力・体力・性格にかかわらず全て同様の行動パターンをとることをいう。現代最高峰の心理学理論を応用した拳法がすでに存在したことは驚嘆のほかはない。

纏劾狙振弾(てんがいそしんだん)
辵家棍法術奥義。地面に置いた鉄球をゴルフスイングのような打撃法で打ち出す。中国拳法にあって幻の技とされる。
棍法術最強の流派として名高い辵家流に伝わる最大奥義。この技の創始者、宗家二代「呉 竜府(ご りゅうふ)」は正確無比の打球で敵をことごとく倒したという。
この現代で言うゴルフスイングに酷似した打撃法は運動力学観点からいっても球の飛距離・威力・正確さを得る為に最も効果的であることが証明されている。
ちなみにゴルフは英国発祥というのが定説であったが最近では前出の創始者、呉 竜府の名前でもわかるとおり中国がその起源であるという説が支配的である。

旋曲弾(せんきょくだん)
辵家棍法。ゴルフで言う超フックボール。

散寇流星弾(さんこうりゅうせいだん)
辵家秘奥義。相手の足元に巧妙に配置した鉄球を最後の一球でビリヤードのように反射させ、相手の身体を打ち砕く。

扇蔽幕(せんぺいばく)
辵家棍法術奥義。棍を回転させ、飛び道具を防ぐ。

暁闇紅漿霧(ぎょうあんこうしょうむ)
辵家流奥義。自らの身体から血を霧のように噴出し目くらましとする。

趨滑襲(すうかっしゅう)
辵家奥義。七牙冥界闘編で使用。鉄アレイのような形の両端にゴムのついた刃を壁に反射させて攻撃する。
中国明代に室内戦用に考案された武器。
その特色はきわめて弾力性に富む球状の特殊ゴムでありこれを打ち、壁や床、天井に反射させ攻撃した。
もちろんその反射角度は精妙な計算が必要であった。
現代の室内競技「スカッシュ」の原型がこれであることは賢明な読者の推察通りである。

奇踪撃(きそうげき)
辵家棍法術奥義。棍を壁や天井に反射させ、相手を貫く。


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最終更新:2024年03月31日 11:00