ラクガキ(モンスターファーム)

登録日:2014/08/24 (日) 20:15:55
更新日:2022/03/26 Sat 12:05:07
所要時間:約 4 分で読めます




モンスターファームシリーズに登場するモンスターの一種。
登場作品は初代とモンスターファームアドバンス2のみと極めてマイナー。
あまりにもネタに走りすぎているため、ある意味で当然かもしれない。寧ろアドバンス2はよくコイツに目を付けたな…。

目次



【概要】

その外見は、厚みの全く無い平面体の白い線で構成された、ゴーレムよりもでかい人型のキャラクター。…この時点で全てが間違っている気がする。*1

しかしこれはまだ入り口。
ぶっちゃけてしまうとこのラクガキ、実は同じテクモが1995年に発売したアーケード版パーティーゲーム、がんばれギンくんの主人公ギンくんをそのまま流用した
いわば自社ネタ枠・ゲストキャラクター的な存在だったりする。ただし、アルデバランや後世のディスカーマー等と違って、こちらは種族単位というスケールである。
身内ネタとはいえどうにかならんのかその見た目は、という声もありそうだが原作の時点でこうとしか表現しようがないので、呆れてもムダだろう。
そもそも「がんばれギンくん」自体、テクモがテキトーでゆるい気分で産み出したゲームなのだから。


一応は、あ、いや、当然ながら隠し種族の一体で、ひねった工程をたどらないと見つけられないため、別の意味で難易度が高い。
まず純血のモノリスを育てておく必要がある。
次に、そのモノリスの人気を80以上にした後に、下のグレードの大会に参加して人気を大幅に下げる。
こうすると大会終了後にそのことに憤慨したファンの手で、モノリスが落書きされてしまいラクガキモノへと変わってしまう。
このラクガキモノを合体に使用するとラクガキが誕生するという流れである。

※忠誠度の合計でラクガキかラクガキツーに分岐してしまうので注意!

【性能面】

弱い。意図的な弱キャラ枠と捉えた方がいい。
まず、能力適正で伸びやすい能力(B、A相当)が一つもなく、シリーズ通して重要パラメータである命中の伸びがDと悪く、丈夫さの適正に至ってはE。
当てれない耐えられないに加え、頼みの綱の超必殺技Bの習得も骨が折れるという多重苦を味わう羽目になる。
合体産のラクガキ系はまじめ度が低くて、ブリーダーの育成にもあまり付き合ってくれないなど、とにかく育てにくい。

ガッツ回復は「8」と初代の中ではプラントやライガー系並に早く、技に補正を乗せるも連発するも自在なのだが
頑張って育て上げた際も、技性能の…特に命中重視技の全体的なしょっぱさにめげそうになる。
大ダメージ技はスピード型の中では悪くない威力で、超必殺技の威力は悪くない。むしろ超必殺技の火力だけなら上位なのだが、
全体的に技の命中補正が低く、普通の育成上どころかフルモン戦ですら戦績が安定しない。
ゴーレムのように命中補正が低い代わりに、全体的に威力やガッツダウンが高いといった特徴づけはない。
また、接近されるといまいち性能が良くないと言わざるを得ない基本技でしか抵抗できないので、
CPU操作に任せるとふきとばして間合いを取ってくれないことが多く、その隙に接近戦でボコられて悲惨なことになる。

数少ない希望は超必殺技である「チキン」「ローリングチキン」の破壊力が非常に高いこと。
ローリングチキンは修得に丈夫さが関わってくるので覚えるのがしんどいが、文字通りの事故死さえ狙える。
普通のモンスターと同じように戦っても命中率への不安が付いて回るので、ならばいっそ大ダメージを狙うだけという発想である。
オートバトルが主流の移植版だと技修得を絞り、これだけで挑む道もある。

そしてなにより、初代は純粋に早いほど強い(重い軽いで補正の大小が左右されない)環境がイイ感じにラクガキにとって追い風になってるので
悪く言えばなかばヤケクソというか脳死気味に、よく言えば溜め次第気前良く豪快に高火力の技を容赦なく連発できて
KO狙い自体はむしろ容易な部類と、ハッキリ言って速さに甘えた激重燃費おばけだの、のちのピンクもちメガネザル
さらにかわいい顔して激ワルなタコカボチャと比べて全然恵まれた方なので、そう必要以上に悲観する必要はないというのが正直な感想である。

やっぱり高速ガッツ回復からゴーレムに次ぐ勢い*2の高火力技が割と気前よく飛んでくるのは
特に防御面がおろそかな相手には怖い以外の何物でもないのは、実際フルではない対戦で当たってみて初めてわかるタイプの恐ろしさと言えるだろう。

高回避の相手にはなかなか技が当たらず苦戦を強いられるのも確かだけど、2にも登場できたなら、ジョーカーケンタウロスの天敵なダークホースたりえたかもしれない。

身も蓋もない言い方をすると十分な資金と薬、あとはプレイヤーのスキルや采配次第で、どうとでもなるとはいえ、総合的に見るとやはり上級者向けのモンスターであろう。

それにしても防御面は結構疎かながら、ハマると怒涛の高速高火力攻めで高速で相手のライフを削れるあたり
GUILTY GEAR(ギルティギア)でいうザトー様に通じるものが…。

育成するなら十分な資金と薬さえあればどうとでもなるとはいえ、総合的に見るとやはり上級者向けのモンスターであろう。

前述の通り、ラクガキ自身は次はアドバンス2まで出番はお預けになり奇跡的に復活を果たしている。
技の立ち位置も一部変化した。

全体的にカッとんだ雰囲気つながりでダックンとは…

  • 命中率は全体的に低いが、大技の威力は本物でかつ連射も効いて、相手に与えるプレッシャーが大きい。
  • ガッツダウン技も例外でなく命中率に難があるが、削れるガッツはほんとうにゴッソリ逝く。
  • 防御面は耐久がおろそかで、基本的に回避に頼ることになる。
  • 接近戦では基本的にどうしようもない。
  • 純血種のガッツ回復が8。
  • タイプアイコンのカラーが純粋な白*3

と、後継者と言える根拠となる要素がつつけばたくさん出てきたりする。


【技一覧】

頭つき以外のすべてが、がんばれギンくんのミニゲームを元ネタとした技である。
おふざけみたいなテイストに反して、すべての技にガッツダウンがある訳ではない。惜しい。

  • ムチ(基本技)
ムチさばきで相手を攻撃する基本技。
元ネタのミニゲームは「くまちゃんムチの味」。まだ簡単なゲームとされているが、失敗するとくまちゃんに喰われる。
数あるモンスターの基本的な技の中でも、かなり命中補正が悪い上に威力が低い。
しかも元ネタより射程が短いからか、追い詰められるとこれしか出せない。ラクガキでの立ち回りはいつでもふきとばせる心がけが重要である。

アドバンス2ではなぜかれんぞくムチという上位技が追加。原作では鞭はイッパツずつしか振り回せないはずなのに…。
性能としてはゲルの同名の技よろしく、そこそこの威力になかなかのガッツダウンに加え、
何を間違えたかライガーのブリザード並みのクリティカル補正と、初代の頃に比べればマトモどころか一級品と言っていい性能に様変わりしている

やはりラクガキはKO狙いが得意な存在であることを雄弁に物語っていると言えようか。

  • 頭つき(基本技)
ゴーレムを超えるでかさの平面ボディで、頭突きを行う基本技。側頭部が相手を襲う。
ラクガキの技の中で唯一、ミニゲームを元ネタにしていない。
しかしムチ以上に命中補正が悪く、費用対効果はイマイチ。やっぱり離れて頑張ろう。

そしてアドバンス2ではモモのひっかきのような基本技の強い方ポジション…と思わせなんと自爆ダメージ付き
ちょっといしあたまがあっても喜び勇んで使いたい技ではないので、小技はやはりれんぞくムチに出番を譲っておこう。

  • ガラガラ系(命中重視技)
ガラガラを勢いよく鳴らして、発生した効果音の雷エフェクトで攻撃する命中重視技。
元ネタのミニゲームは「赤ちゃん危機一髪」。海上からのラクガキツー、もといガツガツの妨害にも注意。
ラクガキの持つ技の中では高い命中率を持つが、威力が基本技並みと、他のモンスターの命中重視技に比べて物足りない。
というか、スペックの額面上では、「大ガラガラ」でようやくディノのしっぽビンタと互角って言う…。

一説にはガッツ回復の速さをいかして、これよりゲッターやハイヒールの試行回数を稼いだ方が強いのではと言われる。

  • ゲッター系(大ダメージ技)
ジェット噴射しながら頭部だけを飛ばして、それが相手を真上から押し潰す大ダメージ技。
元ネタのミニゲームは「ゲッターギン」。がんばれギンくんの中で理不尽な難易度で有名なゲームである。
自分の頭を上空まで打ち上げるのは見事な原作再現だが、モンスターファームでは失敗しないように相手に受け止めさせる形になっている。なんかもう相手が憤死しそうな話だ。
上位技の「ジャンプゲッター」は胴体部分がジャンプするという意味の分からない動作で、さらに爆風が拡大してダメージが上昇している。
ギンくん、もといラクガキの技の中でも命中補正はかなり悪い。
どうせガッツ消費の差は大きくないので、ジャンプゲッターの使用を優先したほうがいいだろう。早目に覚えれるかは忠誠度とライフ次第。

基本ラクガキの戦い方はチキン系か、ジャンプゲッター連射で一か八かの短期決戦の方が強い。

  • 大砲系(ガッツダウン技)
ちっちゃな大砲をどこからともなく取り出し、地面に落ちたそれが大きくなるので、発砲するガッツダウン技。
元ネタのミニゲームは「大砲でドン」。ヒロミのフェイントをかいくぐり、「GO」で発射して相手側の大砲を吹き飛ばすのだ。
上位技の「大大砲」になると「スカ」の表記が、当たろうが外れようがよく目立つようになる。これただのオプションか何かなのか…。
たしかにガッツダウン効果はあるが、ラクガキの性能を考えると他の技でダメージを稼いだ方がいい気もしてくる、そんな立場である。

  • ハイヒール系(遠距離攻撃技)
どこからともなく呼び寄せた、ハイヒールを履いた巨大な脚が敵を踏み潰す遠距離技。
元ネタのミニゲームは「泣いてないよフラメンコ」。本来はこのハイヒールをミサイルで迎撃するというシュールな構図のミニゲームである。
そしてモンスターファームでは相手側にこれを強制させることで攻撃技に昇華している。ルールを知らない相手は死、あるのみ。
ツッコミ所はゲッターと互角で威力も迫る。だが命中の低さは兎も角、かしこさ技のためゲッター系や超必殺技との併用が面倒くさいのが難点。

なお、アドバンス2ではまさかの超必殺技として大抜擢。性能としてはネンドロのようかい液に近い、低命中だが高ガッツダウンといった感じの、いいかんじにラクガキらしい博打技である。

新紀元社の「モンスターファーム ブリーダー大事典」によると、「ハイヒールで踏まれる屈辱」でガッツが大きく減るとあるが…正直そんな問題じゃない気がする

  • チキン系(超必殺技)
鶏型のバイクをけしかけて、あるいは跨って全速前進しながら敵を轢 ☆ 殺するという超必殺技。
元ネタのミニゲームは「ふとうでしとう」。ゲッターギンとは打って変わって難易度が最低クラスなゲームとして有名。

最低な難易度のゲームが最終奥義ってのもそれはそれでなんか微妙な気分にはなるだろう。

モンスターバトルには水面もない、殴ってくる女性もいない。だから遠慮なくエンジン全開にした結果、一発逆転の破壊力を発揮した。
バイクで突撃した際の威力は、あの強豪モンスター・ドラゴンの超必殺技「ふみつけ」に匹敵する。
更に上位のローリングチキンはドラゴンのコンビネーションに匹敵し、更にトンデモ感を高めることに成功している。
どのみちラクガキの性能はヤケクソなのだ、ならばガッツ全部注いでこれの連発を狙うのも…といいたいが、命中補正が酷く消費ガッツ50統一なのは流石に厳しいか。
ガッツロックはかけられにくいのだが頑張っても1~2発くらい外すのは覚悟の上で使うことになる。
中には忠誠度をあえて低くして意味不明中にガッツを溜めさせ、CPUに撃たせる機会を増やすという冗談のような運用例まで挙がっている。

これは、意味不明中はガッツ回復が止まる2では使えない戦法だったので
ラクガキはナイトンとは逆に、なんだかんだでシステムに助けられているモンスターである。

その他にもミニゲームは存在しており、
闘牛士の格好をして猛牛の突進を交わす「牛と赤マント」…の悪用で、猛牛にルールを知らない相手を攻撃させたり、
12体のゾンビの中から間違った踊りをしている奴を殴る「しかってしかばね」…の応用で、ハンマーで相手モンスターを殴りつけたり、
だるまさんがころんだの要領でだるまさんに接触する「だるまさんのふんどし」…の描写から、だるまさんに怪光線を撃ってもらったり、
肺活量で赤ちゃんラッコをフーフーして母親に助けを求める「ラッコさん部隊」…の引用で、助けを求めたラッコさんに相手を攻撃してもらったり、
ワサビ入りだらけの回転ずしの中から狙った寿司を食べる「ロケットずし」…よろしく、ワサビ寿司を自分が食って飛ぶか、相手が食って悶絶したり、
なんか頑張れば技が増やせそうな気もするが、多分気のせいだろう。多分。

【主な派生種】

どの作品でも純血とレア種しかいないので適性に差は存在しない。
ただ、レア種の方が総じてまじめ度が高いので、育てるならそちらから選ぶ方がいい。
約一種、原作的には違和感バリバリであるが。

ちなみに普通のラクガキはサイトロン「がんばれギンくんサウンドトラック」から再生できるが、20世紀当時からレア物。
移植版では「ガラクタ名作劇場 ラクガキ王国」のゲームミュージック、「ポケモンかけるかな?」、電気GROOVEの「誰だ!」など、直球も変化球も増えております。

  • ラクガキツー
レア種。
純血のラクガキがよい人のギンくんであるように、コイツの元ネタもがんばれギンくんに登場するワルモノのガツガツである。
ガツガ「ツー」なだけにラクガキ「ツー」……ということなのか。
レア種だが、実はバグなのかラクガキモノと市場で貰いたて、神殿で再生したてなモンスターを合体させることでも誕生する。
(正確には合体材料の2匹の忠誠度の合計が100未満でラクガキツー、100以上でラクガキとなる。)

なお、この方法で生まれたラクガキツーはワルモノの名に恥じずまじめ度が低い。ワルモノなのでそちらの方が正しいのだが、実利的には円盤石再生経由の方がいいだろう。
(裏を返せば「よいひと」なはずのギンくんがスエゾー並みにふまじめなのも違和感が…
と、言いたいんだけど
激闘TVはともかく、ぶらり旅とどんまい学園はストーリー進めてくと
ぼのたんよろしく暴力癖こそあれど基本的に面倒見のいい、いいヤツなガツガツ
かたや授業をサボったりカンニングをたくらんだりするギンくんハムくんと言った具合に
ギンくんもガツガツもある意味原作通りなことに気付かされてビックリするのもまた、がんばれギンくんあるあるだろうか?)

PSゲームソフトの「パラッパラッパー」から再生ができる。ペラペラとしている辺りに共通点が見出されたのだろうか。

移植版ではThe SANYONSの「サンヨンズのラクガキ」や「ラクガキ王国2 魔王城の戦い」などから再生が確認されている。ラクガキよりは相対的にレアになった。

  • ハエツキ
レア種。
普通のラクガキの頭部に花とその周りを飛ぶ虫が追加されただけという、パッと見違いが非常に分かりにくいレア種。
絶対手抜きだろこれ。
頭に花という点で、プラント派生でもいいんじゃないかなという声もある。ちなみに、虫はハチではない。…やはりハエなのか。

名前繋がりで横浜銀蠅の「オリジナル完全復刻1500シリーズ」のディスク2から再生が可能。
移植版では森高千里の「ハエ男」あたりがわかりやすいチョイス。

  • ナンゴクラクガキ
レア種。
ニヒルなグラサンと落書きなのに日焼けをしたという頭部がアピールポイント。
合体元となったモノリスの魂が顔だけを黒くした結果誕生した。顔だけ黒くするという半端そうな意向は…何かを着ているように見せたかったのだろうか。
なお、モンスターファームマニアによればサングラス型パーツはミニゲーム「カレーの王様」で使うどんぶりだろう、と謎の力説がなされている。

それならちゃんとモノリス派生にしてくれたら丈夫さとついでに初代の傾向から見て命中も改善されてイイ感じだったはずなのに、惜しい話である。

ジャケットの主役が「黒い肌でグラサン」という繋がりを持つため、ラッツ&スターの「BACK TO THE BASIC」のディスク1から再生可能。

移植版ではエニックスの「ラクガキショータイム」、日焼けといえば夏という着想で「ぼくのなつやすみ」、「ゴク」しかあっていない打首獄門同好会の「10獄〜TENGOKU〜」等から確認されている。

モンスターファームアドバンス2
  • アカペン(残念ながらドラゴン派生ではない)
  • シマシマー(よこのしましまだけど残念ながらジョーカー派生ではない)
  • レインボウ(残念ながらプラントやダックン派生ではない)

  • ニセラクガキ
ラクガキ種…ではなく、ザン種のレアモン。技やガッツ回復等は別物なのでザン種の項目を参考にされたし。
見た目は八頭身のラクガキでありキモい。しかし、ザン種派生だけあって結構強いが、丈夫さはタコピハムが可愛く見えてくるくらい悲惨なので、不意のKO負けで殺されないように。
『4』と『DS』シリーズに登場するが、もしラクガキ種が続投していたら確実に派生になっていただろう。

追記・修正はがんばれギンくんをモンスターファーム発売前から知っていたマニアの人がお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • モンスターファーム
  • ラクガキ
  • ラクガキツー
  • がんばれギンくん
  • 内輪ネタ
  • 客演
  • テクモ繋がり
  • ネタの宝庫
  • 技の元ネタはミニゲームから
  • ムチ
  • 頭突き
  • ガラガラ
  • ゲッター
  • 大砲
  • ハイヒール
  • チキン
  • 低性能
  • 落書き
  • ペラペラ

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2022年03月26日 12:05

*1 ちなみに異様にサイズが大きくなるのはエンディングネタ。見事な回収だが、何かがおかしい。

*2 大技の数値だけで見ると、次回作のグジラと互角程度と思うと、こいつの恐ろしさがよくわかると思う。

*3 ガリはアイボリーのようにホンノリ黄みがかっており、ジールは雪のイメージか、微妙に青い。