蜜蜂の館(FF7)

登録日:2015/2/3(火) 7:45:00
更新日:2024/08/03 Sat 11:41:06
所要時間:約 16 分で読めます






此処には女装に必要な何かがある。 俺には分かるんだ。

ふ~~~~ん。そうやって、ごまかしますか

いくぜ!!


蜜蜂の館とはFINAL FANTASY Ⅶに登場する施設の名前。
ストーリーの序盤にとある目的で訪れ、入る事が出来る。

名前に「蜜蜂」とあるがこれは何処かの黄色いクマが喜びそうな蜂蜜専門店というわけではなく、お色気目的の宿。
店員は蜜蜂姿をした女性達とムッキー達
台詞もハートマークや(ドキドキ)が付いたりとあからさまな感じ。


本編で見る限りではキャバクラに近いイメージがあるが、没案では行為もする性風俗店であったらしい。
流石にアウトである。
そもそも二人で寝転がれる大きなベッドとお風呂がある段階でアウト。
というか外観からしてアウト。

蜜蜂っぽいのは従業員の女性達の蜂を模した格好と、「巣箱」と呼ばれる六角形の部屋。

玄関から入って右の二部屋は既に使われており、化粧室には三人の蜜蜂の姿の女性が居る。
使用することが出来るのは左の二部屋のどちらかのみ。
右の部屋を鍵穴から覗く事が出来るが、残念ながらムフフなシーンなど無い。

が、「女王様の巣箱」の人々はゴールドソーサーから出張で来ているようで、サンダラの効果音と共に舞台台詞めいた事を言う王様のような衣装の人と、それに付き合わされる付き人が居る。
この時に聞ける王様衣装の人の台詞には「青き瞳」や「白刃の大剣」、「約束の地」という伏線めいた言葉が登場する。
にしてもゴールドソーサーから来た社長というのは、ディオちゃんの親戚だったりするのだろうか。


「恋人達の巣箱」には蜜蜂の館の華やかな雰囲気に馴染めないで困っている老夫婦が居る。

こちらの夫婦はミッドガルで働いている息子にこの宿を取ってもらったらしい。
言葉遣いといい後ろの方で跳び跳ねている白いデブモーグリといい、どう考えてもあのの両親。
こんな宿に両親の部屋を取るなんて何を考えているのだろうか……。
まぁ、後のノベライズ版から察するに、ここでリーブの両親が滞在していたのはなかった事になっているようだが。



さて、冒頭の台詞で「ん?」と思った人も多いと思うので、本題に入ろう。


台詞はあのクラウド・ストライフが発した台詞である。

物語開始してから順調なら二時間くらいで来る場所。
なので皆もよく想像するクールキャラな自称元ソルジャーなクラウドのままである。
そのクラウドが発した台詞がアレ。
仲間の自己紹介にも「興味無いな」とか言っちゃう格好付けなスカシ男のクラウドくんの台詞である。
コンピレーション作品を一通りプレイした後に見るとザックスの影響…なのかもしれない


整理するために、始まりから話そう。

それまでの経緯は割愛するとして、エアリスとクラウドは、ティファがチョコボ馬車に乗ってウォール・マーケットと呼ばれる場所に向かうのを目撃する。
何事かと二人で探し、噂を辿って蜜蜂の館を訪れたのが最初。
黒服曰く、ティファは蜜蜂の館にて新人として働く事になったらしい。


ティファから話を聞こうとするが、新人はまずウォール・マーケットを取り仕切るドン・コルネオの屋敷で面接をする決まりがあるため居ない模様。
しかも今回はコルネオのお嫁さん探しらしい。
すぐにコルネオの元へ向かうが、エアリスはともかくクラウドは男なので入ることは出来ない。

強行突破かエアリスに任せるか…いずれにせよ危険な為に悩むクラウドの後ろでエアリスが笑っていた。
それを疑問に思うクラウドに対し、エアリスが放り投げた爆弾発言。


「クラウド、あなた女の子に変装しなさい。 それしかない。 うん」

クラウドは驚いた。
プレイヤーも驚いた。
だがそれしか手段が無く、エアリスによるクラウドちゃんドレスアップ作戦が始まるのであった。



この一連のイベントにおいてクラウドが集める事になる女装アイテムは以下の通り。
  • かつら
  • ティアラ
  • ドレス
  • コロン


以下にその入手をまとめたが、本題ではないので折り畳みにする。

そして上記四つのアイテムを入手する以外にも、まだできる事がある。
この項目で紹介している「蜜蜂の館」に入るイベントがそれ。

ドレスに着替える前、蜜蜂の館があるマップの隣のマップ(つまり宿屋や服屋があるマップ)にて、蜜蜂の館近くで悩んでいる男性が居る。
彼に二回話しかけると「会員カード」を入手出来る。

会員カードさえ有れば蜜蜂の館に入る事が出来るのだが、こんなところを客として使うのは男くらい。
なので女性のエアリスは外で待ちクラウドのみが突撃する事になる。

この時のクラウドの台詞が冒頭のもの。
今まで嫌々でやっていたのかと思えば実はノリノリであった事が明らかになる。
いや、むしろ年頃の若者らしく蜜蜂の館に興味があるが故の建前か。

突撃する時の台詞も「いくぜ!」。
かなりノリノリ。あのクラウドが。
今までのクールな金に五月蝿いキャラという設定を、いったい何処に投げ捨てたのかと思うくらいにノリノリ。


ラスボス戦前の「よし、行こうよみんな」よりもノリノリと専らの評判。まぁそりゃ、半裸の元先輩と女の子の集団だったら女の子の方がノリノリになりますわ。…セフィロスの場合はリバース化直前まで服着てたけどさ。
あまりにノリノリ過ぎてエアリスに呆れられる始末。


というところで初めて蜜蜂の館に入る事が出来る。
こんな所に入ってナニをするんだ……。


玄関から左にある「団体様の巣箱」と「愛の巣箱」のどちらか一部屋にのみ入る事が可能。
「愛の巣箱」の方が正解。
入るとナニな事が起きるのかゴクッ……と期待したプレイヤーも多かったが、入ると非常に不穏なBGM(ちなみに白鳥の湖ではない、念のため)が流れる。
誰かが居ると思えば居るのはなんとクラウド。
どうやら精神体のようで、「こんなところで何をしている」と怒られる。言いたくなる気持ちはよくわかる。
そのままクラウドは頭を抱えて倒れ、気絶してしまう。


誰かがツンツン……と触り、チクッとする(体力全回復)。
更に「起きてー」と言われ、パンパンパンパンされる。


どんなエロイベントが起きているんだ……? と思えば、ムキムキなオッサンのに顔を叩かれていた。
しかもオッサンの尻がプレイヤーの方に向いているというスタッフによるニクくてセクシーなサービスショット付き。

オッサンの介抱の甲斐もあって立ち上がり、部屋を出るクラウド。
同じく部屋に居る(クラウドが倒れた直後に入ってきて助けを呼んだ)女の子に話しかけると「ランジェリー」がもらえる。

ちなみにランジェリーとは女性の下着の事。どうしろというんだ。
なお、手に入れたクラウドは
「こんな布きれを、俺が!?まったくどうかしているな」
とツッコミを入れる。
どうかしているも何も女装に必要な何かがあると言ったのはお前だろうが、と画面の前のプレイヤーは総ツッコミを入れたと思われる*1

ちなみに「団体様の巣箱」に入ると、筋肉ムキムキなオッサン達が現れ、一緒にお風呂に入るという謎のイベントになる。
もらえるものは「ビキニパンツ」。たぶんオッサンの。
これはこれで超困る。

ランジェリーの方が(何故か)コルネオからの評価が上がる。

更に控え室の奥に居る人に何度も話しかけると化粧をしてもらえる。
しかも「化粧をしてくれないか」とクラウドの方から申し出る。 まあそうでもないと、普通は客に化粧したりはしないだろうけど。

化粧をしてもらった時、「……プッ」と笑われている。 控え室の人全員から笑われる。
男の化粧なんてそりゃ笑うでしょwと思った人も多いと思うが、後の展開を考えると服装と化粧がアンバランスなだけでかなりガチの女の子に見えるはず。


蜜蜂の館を出るとエアリスが男達に囲まれている。
エアリスを絡まれているのかと思えば、花を買いに来た客だった。
しかもクラウドには1ギルで売ったものを500ギルで。
ミッドガルで生花は珍しいので価値は分かるが、クラウドがサービス価格なのか500が高かったのかは不明。*2

下着を入手し、化粧もしてもらったところで準備は終わり。
後はドレスに着替えてコルネオの元に行くだけ。

ちなみにドレスを着た後に蜜蜂の館に行くと、エアリスを囲んでいた輩が今度はクラウドを囲んで来るために蜜蜂の館に入る事は出来ない。

「そのバリバリのツンツンヘアーに見覚えがある」とか「ガッチリしてるね…鍛えてるの?」とか言われるが男だとは思われない。
女を見慣れているはずのコルネオにも「骨太のおなご」と言われ、男だとは疑われない。
幼馴染みのティファですら気付かず、エアリスも嫉妬するほどにレベルの高い女装。


というか、ここがダブルヒロインの初対面で普通に考えれば気まずいか修羅場が起きてもおかしくない場面にも関わらず、
クラウドの女装があまりにも衝撃的過ぎたためか、そんな雰囲気は一気に吹っ飛び、エアリスとティファは意気投合してしまう。
良かった……のか?

このイベントのせいかクラウドの顔は男性というよりやや中性的な顔のように描かれる事が多い。

なんとFF7の十五周年イベントにおいてゲストとして招かれたクラウド役の櫻井孝宏氏が、冒頭の台詞を言っている。
前の二人(ケット・シー役の石川英郎氏とザックス・フェア役の鈴村健一)が真面目でシリアスな台詞の中での、何故かこの台詞のチョイスである。
いいぞ、もっとやれ。



ティファと合流すると、ティファからコルネオの部下が七番街周辺を探っていたため、コルネオが何を探っているのか聞き出すために潜入したと明かされる。
コルネオと接触するために彼の相手として選ばれなければならないが、何人か候補を集めて選ぶので自分が選ばれないと…と語るティファにエアリスは、それなら自分達も協力すると提案。
あれよあれよと話が進み、意気投合してしまったダブルヒロインにクラウドは一つ疑問を投げかける。
その協力するというのは女装した自分も入っているのか、と。
その疑問にダブルヒロインは無情にも当たり前だと返すのであった。

ブロンドのかつら、ダイヤのティアラ、セクシーコロン、シルクのドレス、ランジェリー、化粧。
これら全てを揃える事で哀れクラウドはコルネオの「今日のお相手」に選ばれる。 何の相手って……そりゃあナニの相手ですよ。

流石のクラウドも動揺するが、エアリスとティファの無言の視線により渋々と奥の部屋へと向かい、コルネオから情報を引き出すために口説く事になる。

この時の会話は割愛するが結構面白い。
途中までモノ凄く嫌がっていたが、奥の部屋に入ると覚悟を決めてコルネオに迫りまくる。
会話の流れで「誰かと付き合っているのか?」と聞かれるが、この時の選択肢に「バレットっていうの……」がある。
おいスタッフ。おかげでバレットが真のヒロインとか言われる始末

コルネオのベッドの近くには興奮剤が置かれている。
二人が入った奥の部屋は大きなベッドがあるだけなので、どう考えたって順調に行けばこの後はアレですありがとうございました。

色んな意味でおかしい。
スタッフどうした。


正しく選択肢を選ぶと(選択肢を間違えるても失敗ではない)、キスの手前まできてキスをするかどうか選択する事になる。
キスを断るとクラウドは「キスはできません。何故なら…その口は情報を引き出すために使わせてもらうのさ!」とカッコよく正体を明かすが、
キスを受け入れてしまうと駆けつけたティファとエアリスに止められる形になり、2人にドン引きされる。

どちらにしろ、この時ドレスを脱ぎ捨て普段の服に戻る。




……ん?


何かおかしいと思ったそこのあなた。 あなたは正しい。


イベントの進行によってはクラウドはランジェリー(あるいはビキニパンツ)という下着を入手している。
下着とは、服の下に身につけるものである。


つまりクラウドはドレスを着た下に私服を、その下に下着をはいている事になる。
ドレスを着た下にランジェリーというのはまだ分かるが、更に私服を着た下にランジェリーをはいているというのはどういう事なのだろうか。


下着を入手した意味とは何なのか。
そしてはいた意味は何だったのか。
この後着替える場面などなく神羅ビルまで直行する事になるが、ずっとはいていたのか。
そもそも今もはいているのか。今ははいていないとしたら、いつ着替えたのか。

すべてはクラウドのみが知る。


ちなみにクラウドが着たのはインターナショナル版によるとドレスはがっつり肩と胸の谷間が見えるタイプのドレスらしい。

胸の谷間はどうしてたんだとか、その下の私服どうやってたんだとか、突っ込み所は尽きない。 ジェノバ細胞効果かもしれない。
ドレスを脱いだ後に私服のボタンを閉じたのか?とか思ったがクラウドの私服にボタンはなかった。

ちなみにクラウドはバスターソードを女装中も持ち歩いていた。*3
どうやってあんな馬鹿デカい剣を隠し持っていたのだろうか…案外ドラクエの袋的なものがFF世界にあるのだろうか…


ちなみにクラウドは下着関連では実は前科がある。

なんとティファの「ちょっと背伸びパンツ」*4を、ティファの部屋に入ってタンスを開けて盗んだという前科。

後の展開を思えば実際は盗んでいないのだろう…と思うが、自分を保つために「タンスを調べた!」とか言い放つしなぁ…が、クラウドは年頃の少年らしく下着に興味があるのかもしれない。

あまりにも衝撃的なイベントだったので様々なところでネタにされ続けている。
というかFF主人公では今のところ女装をするのはクラウドだけ。 似合う人は他にも居そうだ。



FFTでは、クラウドの固定ジョブであるソルジャーが女性専用頭装備であるリボン系を装備できる。
クラウド以外の男性キャラがリボン系を装備するにはPSP版で追加された使い勝手が悪すぎるたまねぎ剣士にジョブチェンジするかしかないので
中々貴重…だが、ソルジャーだとリミットを使うためにむしろ魔法攻撃力を上げたいのでリボンより別に装備したいのがあるかもしれない。
あと、残念ながら同じく女性用アクセサリの香水は装備できない。FFVII本編ではコロンを使ったのに。コロンは任意だからだろうか…
同じく女性用武器であるバッグも装備できな……これはどうでもいいや。

DISSIDIA FINAL FANTASYではダイヤのティアラ、ブロンドのかつら、シルクのドレス、セクシーコロンを装備として使う事が出来る。
装備出来るキャラクターは女性陣とクラウド、そしてケフカ・パラッツォのみ。
女性は分かる、クラウドは元ネタ、ではケフカは何故……。
着そうなイメージのあるクジャは着ない。 あの格好にこだわりでもあるのか、流石の彼も嫌だったか。

全部を装備すると見た目が変わるとか、男性陣が「ゴクッ……」とかするのかと思いきや、そんなことは無かった。
誠に残念である。



さて、すっかり蜜蜂の館から話がそれまくってしまったが、七番街のプレート落下後に蜜蜂の館に入ろうとすると、
女装の話が尾ひれ付きで広まったようで入店拒否される。
そして、メテオ後にやってくると…なんと神羅兵に占拠されている。
しかも入口に立っている神羅兵のテンションが明らかにヤバイ。

中に入る事は出来ないが、中の人達がどうなってしまったのかはお察し……っていいのか、これ?



雰囲気が雰囲気だけに登場できるか心配する声もあったが、リメイク版のFF7Rでも登場。
オリジナル版とは異なりこちらは高級キャバレーになり、ストーリー上で必ず行かなければならない場所になった。

ついでに原作の没データにいた人物がおなごをウヒョヒョと追い回している姿を見ることが出来るが、代わりにあの人の両親?はいなくなった(流石にキャラクター解釈違いだったか)。

コルネオの嫁に選ばれるためには推薦状が必要となり、クラウドの推薦状はここの支配人であるアニヤン・クーニャン(CV:杉田智和…むしろこいつがコルネオでも良かったのでは…)に認められなければならない。

ちなみにアニヤンには弟が居り、こちらは男男男の兄貴ことジーナンとして登場した。 兄弟揃って懐の広い趣味である。


この中でダンスに成功すると、無事に推薦状を貰えるどころか、なんと壇上エアリス他の客が見てる前で服を脱がされドレスを着せられ、化粧までされる。
ダンスの成功具合によって着せられるドレスは異なるが、ストーリーに大きな変化は無い。


どんな羞恥プレイだ。

エアリスは終始ノリノリで楽しそうに見ている。
クラウドは原作と違ってずっと嫌そうにしている(しかしダンスはノリノリ)。


さすがに女装中にバスターソードを持ち歩いているという事はなく、女装を解く際にエアリスとティファが普段の服と一緒に持ってきてもらえる。
なお、この展開のためではないと思いたいが、絶対にクラウドがコルネオに選ばれる

コルネオも「たまにはこういうのもアリ」らしく、ベッドのシーンでクラウドに冷たく扱われてもそういう前フリとして認識していた。
ティファ達が現れてコルネオの前で生着替えする際には、急なサービスシーンに目を輝かせた。

が、途中から男と気付いて顔色が変わった。 おかわいそうに。
たぶんクラウドの裸も見たかもしれない。


という流れにリメイクはなっているので、オリジナル版のようにアイテム集めをする必要は無い。

原作プレイヤーは「なんだ、あのアイテム集めは無いのか……」とガッカリしただろうが、ウォールマーケットのマップ上で建物やキャラは再現されている。
たとえば居酒屋に行けば服屋のオヤジさんがため息を吐いているし、宿屋には自動販売機がある。
そして飯屋は、閑古鳥が鳴いていた。


リメイクでは残念ながら、蜜蜂の館から性的ニュアンスを含んだ要素は激減したが、リメイク版には新たに手揉み屋が追加された。
この手揉み屋はエアリスの衣装を用意してくれる(クラウドの働きぶりによって報酬の衣装も変化する)。

が、何よりも特筆するべきは「マムが手揉みをしてくれる」だ。

「いや手揉み屋なんだから手揉みしてくれるの当たり前だろ」と思われるだろう、しかし侮れない。


作品中では一度しか体験出来ないが、手揉み屋には「普通の揉み」や「ごぶごぶ揉み」「極上の揉み」の三つのコースがある。
ストーリーの流れとしては「頼み事があるならまず客として揉まれろ」ということでクラウドが体験することになる。


「普通の揉み」では普通の客として普通に揉まれる。

結構痛いらしい。
が、手をわきわきさせて見ればその効果が実感出来る。
クラウドも「これはいい」という感想を述べている。


「ごぶごぶ揉み」では金無し客として、ほぼ人体実験のように扱われる。

「五分五分」揉みの名の通り、良い効果と悪い効果のどっちかになる。
そのあまりの痛みにクラウドは顔を歪め悶絶した。
施術後のクラウドは「手が動かない」と言っていたので、悪い効果が出たのだろう。


「極上の揉み」では金持ち客として、とても丁寧に優しく扱われる。

施術中のクラウドは非常に気持ちよさそうに喘ぎ声をあげていた。
「気に入ったらまた来てちょうだい」と言われたクラウドは、自分の手を見ながら「はい」と小声の、リメイク中最も真剣といっても良い返事がある。
おそらくこれを受けたクラウドはこの後、会員カードとかそういうのを作っている。


いずれも施術後にクラウドはエアリスが心配するほど放心しているので、良くも悪くも凄腕の店なのだろう。

クラウドの喘ぎ声を聞きたい人は3000ギルを用意し「極上の揉み」を見るべき。
蜜蜂の館でおかしくなるクラウドが無くなった代わりに、こちらが用意されたに違いない。



リメイクの期待要素に「クラウドの女装、どんなのが出てくるんだ!?」があった。
なんといっても美女を見慣れてるコルネオに、気合い入れてお化粧したティファとエアリスを置いて選ばれるくらいである。
そりゃあもう凄いのが出てくるんだろうと、誰もが思った。


しかし現れたのは「女にしては背が高く」「明らかに鍛えて肩幅広い」「無愛想な」「あとちょっとドレスのデザインが謎」な女装男であった。
まあ「骨太のおなご」だからね。 仕方ないね。

それに大抵の人には女扱いされるんだから女にちゃんと見えてるんだろう。
実際、チャドリーの目には「綺麗なお姉さん」と見えていたらしい。



女装イベント後に蜜蜂の館を訪れると、原作では散々な噂が立てられて入ることは出来ない。
しかしリメイクでは受付のボーイからも「なかなかのダンスだったのでまた来てください」と全体的に高評価な扱いだった。


リメイク2のPVにはアニヤンらしき人物がゴールドソーサーの舞台に登場する。
もしかしたら彼の兄弟か何か(男男男に居るのは彼の弟ジーナン)かもしれないが、ゴールドソーサーと蜜蜂の館にまさかの関係性が生まれる……かもしれない。



此処には追記・修正に必要な何かがある。 俺には分かるんだ。



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最終更新:2024年08月03日 11:41

*1 ちなみにこの一連のイベント、実際のところクラウドの正体に関する伏線を兼ねているという見方もある。

*2 リメイクではタダになっている。相手を見て値段を決めるとのこと。

*3 クラウドがコルネオに選ばれるパターンだとティファとエアリスが持ってきたという苦しい言い訳もできなくはないが、選ばれなかったパターンではクラウド単独で女装を解いた途端戦闘になるのでクラウドが持ち歩いていたのは確定である。

*4 名前からして黒を想像するだろうが、実はピンク