小兎姫

登録日:2017/01/24 (火) 00:55:06
更新日:2024/03/08 Fri 11:37:08
所要時間:約 3 分で読めます





弾幕に美を夢みる姫 小兎姫(ことひめ)

東方夢時空に自機兼対戦相手として登場したキャラクターの一人。テーマ曲は「Maniacal Princess」。

原作者であるZUN氏をしてテーマ曲まで含めて変といわしめるほどの変人。
電波教授岡崎夢美さえも「得体の知れない人」と評するほどで、ふわふわとしているように見えて実際はどっかずれているとのこと。
言葉使いも飄々としたものでとらえどころがない。

普通誰も欲しがらないような物ばかりを集めたがるマニアックなコレクターで、エンディングでも夢美にとんでもないものを注文した(後述)。

そんな彼女であるが、職業は警察官である。

警 察 官 で あ る 。

大事な事なので二度言いました。

普段はお姫様の格好をしているが、これは一般人におけるごく普通の格好に変装するため(お姫様のどこが一般人なんだよ!?)であり、
エンディングでは彼女の婦警としての服装を見ることができる。

こんなやつに警察やらせて大丈夫か? と思うかもしれないが、
教授との会話であっさりと学会の異端者であることに気づくなど、
かなりの鋭さと的確に情報を拾って理解するという警察にふさわしい能力を持っていたりする。
ただし当時の幻想郷では警察に御用になるような奴は皆無で彼女も暇を持て余していた事も留意点である。

また、ちゆりの「小さくても必殺の武器」に逆らわず、それどころか逆らわないほうが身のためと言われ「わかりました~♥」などと言い出す始末。
夢美の「気絶させてでも連れて帰る」発言に動じないなど、肝の据わっている人物である。
口も上手く、口先だけで教授コンビを完全に手玉に取っていた。
その際「船の遺跡なんですね」とか言ってたが、まさかその後本当に船の遺跡が出てくるとは…。


  • 衝(笑?)撃のエンディング

今回、夢美は「自分に勝利した者の願いを何でも叶える」という触れ込みで活動を行っていた。
しかし、警察官である小兎姫は事件の調査に来ただけで、願いにはまったく興味がなかったのだ。

夢美との戦いを経て「知らん、そんな事は自分の管轄外だ」と判断した彼女はさっさと帰ろうとした。変なところで責任感あるなコイツ。
しかし夢美が食い下がるので仕方なく「ここにくる途中で会った巫女さん(つまり靈夢)がほしいわ」と答えた。

小兎姫からしてみればこれは「言ってみただけ」だった。しかし相手は魅魔の願いである永遠の満月さえも叶えてしまう夢美である。
よって後日、牢屋の中で泣きべそかいてる靈夢の姿が……。


靈夢)「あんたねぇ、なんて願い事いったのよ。私はなにもやってない~~」

小兎姫「まぁ、この辺犯罪者とかあまりいないから、檻も余ってるしとりあえず置いておくか」

靈夢)「こらこらこら、早く出せっての」

小兎姫「まぁ、わたしが飽きるまでね」

靈夢)「私がなにをした~~~~」

前作の封魔録である侍を生き埋めにしようとしただろ。


上記の霊夢案件の他にも「美しい弾幕」を放つ魅魔様に素敵と言い放ったりと若干の百合っケを感じる。
と同時に、魔理沙に対しては「もう少しなんだけどねぇ」というすごく意味深なコメントを残していた。



  • 二次設定

ファンからの愛称は「こっとん」。もしくは、某銭形をもじって「ことっつぁん」。

人間の里メインで創作活動を行っている作者御用達の旧作キャラ。自警団メンバーとして出てくることが多い。
基本的には「ちょっと変わってるけど職務はしっかり全うするおまわりさん」である。
人間側の実力者として扱われることも多い。

名前からサギキャラと絡んだり、ウサギの耳と尻尾をはやされたりもする。

ギャグもの二次創作においては究極のジョーカーとして機能。相手がどれだけ偉かろうが、どんなチート能力を持っていようがお構いなし。
必ず逮捕し、牢屋にぶち込む。逃げて

霊夢以外にも巫女つながりで早苗、ズレたセンスつながりでレミリア神子ヘカーティアがコレクションとして捕まってることがある。
ヘカーティアは三人まとめて牢屋行きかTシャツを保釈金代わりに差し出すかの二者択一を迫られることに……。

本編でのハチャメチャな発言やテーマ曲の「Maniacal Princess」が「狂気じみた姫」という意味なので、
シリアスもの、特にホラーものでは、『社会に適応可能な狂人』だったりする。
……まあ、「そうでもないと幻想郷で警察なんて勤まらない」という意見もあるが。

外見に関してだが、彼女の年齢や外見は小悪魔レベルに書き手によって左右されがちである。
というのも原作のイラストは「少しボーイッシュだけど童顔のお姉さん」というかなりアンバランスな顔グラ&立ち絵で、言動も余裕のある大人の女性ではあるがどこか幼気な印象もある。
また(幻想郷の警察官を現実のそれと一緒にするには多少暴論であると前置きしつつ)、警察官になるには一般的には成人以上というイメージもある為、年齢が想定しにくいキャラである。
一応は20歳前後の、西行寺 幽々子辺りと同世代で描かれることが多いようだ。そういえばどこか言動が似ているような…。





追記・修正は小兎姫に逮捕されたい方にお願いします。

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最終更新:2024年03月08日 11:37