登録日:2017/05/31 Wed 00:05:44
更新日:2025/01/14 Tue 20:25:10
所要時間:約 6 分で読めます
( ⦿λ⦿)
プリプリマンとは、
バッファローマンをはじめとする「7人の悪魔超人」の中にいたといわれている「幻の超人」である。
その名の通り顔全体が人間の臀部を思わせるものになっており、やや垂れ気味の目がついている。
耳、鼻、口らしき部分は外観では確認できない。
現状においては
悪魔超人であるということ以外、身長、体重、出身地、
超人強度、必殺技、その全てが不明。
「プリプリマン」というのもその外見からつけられた便宜上の呼称であり、本当の名前はわかっていない。
姿が見られたのはごく僅かの間でその後彼を観たという報告はなく、「幻の超人」と呼ばれる所以となっている。
プリプリマンを見かけたという人、または闘った超人は追記・修正をお願いします。
王「コラ~!しょうもない項目を立てるな~~~!!」
委「真弓くん、何もそんなに青筋立てて怒らんでもええやねん」
【概要】
気を取り直して……
プリプリマンとはゆでたまごの
漫画『
キン肉マン』に登場した超人の1人。
キン肉マンと
ウォーズマンの死闘の末、キン肉マンの勝利で幕を閉じた超人オリンピック・ザ・ビッグファイト編。
その直後に、本作お馴染みの敵勢力である「悪魔超人」が初登場する新たなシリーズ「7人の悪魔超人編」がスタートした。
7人の悪魔超人編の第1話「地獄からきた7人の巻」(JC10巻収録)の最後のコマは地球に降り立った悪魔超人軍団がキン肉マンに宣戦布告するシーンであり、
2012年から始まった新シリーズ「
完璧超人始祖編」での活躍も記憶に新しいであろう
バッファローマン、
バネ小僧、
BH、
アトランティスといったお馴染みのメンツの他、ミスターアメリカン、アーム・ストロング、別のコマではフラッシャー・バルーンとクモのコチラスの存在が確認できる。
そして後に7悪魔のリーダーと定められるバッファローマンを差し置き、それらの中心に"ヤツ"はいたのである。
その斬新すぎる風貌が読者に与えた衝撃は計り知れず、立ち位置が立ち位置だっただけに
「真ん中にいるケツこいつが悪魔超人のリーダーなのか?」と想像する読者は多かっただろう。
そうだったと言ってくれ。
これは後に学研の図鑑によって「悪魔超人に憧れるあまり、リーダー的立ち位置でリングに上がった」と解説された。
しかしその翌週、ヤツの姿は影も形もなかった。
それどころか次のページでは早くもメンバーが変わっていた。しかも、8人に増えていた。
その前には他にも蜘蛛みたいな顔したヤツとかいたが、そいつ含め以後出なくなった者たちは何故消えたのか、作中で語られることはなかった。
だってゆでだから。
その後本編では全く存在に触れられず、このまま出オチ超人として終わるかと思われた。
しかし……
【劇中での活躍】
なんと
Vジャンプ版Ⅱ世の第1話の敵キャラに抜擢されるという形で、まさかの復活を果たす。
旧作に比べガタイが幾分よくなり、目つきも鋭い。またその尻…いや顔には女物のパンt…じゃなかった、レースがフチ取られた変わったマスクを装着している。
笑い声は「プリプリプリ~」。
本作におけるデータは以下の通り。
所属:悪行超人
出身地:カメルーン
身長:191cm
体重:136kg
超人強度:97万パワー
冒頭時点ですでに新世代超人の
ガゼルマンと
テリー・ザ・キッドの2人を破っており、続く
セイウチンをもKO。
直後にやってきた
キン肉万太郎との戦いでも強力な打撃で苦しめるが、万太郎のカルビっ屁バズーカを受けて怯んでしまい、その隙に
キン肉バスターで倒された。
キン肉バスターを掛けられている最中は尻…いや顔が万太郎の顔のすぐ側にあるのでガス・エクスプロージョンをかければ形勢逆転できた可能性は十分あるが、そこまでの頭脳も余裕もなかったようだ
キン肉マンⅡ世(アニメ版第1期)
アニメ第1期最終盤においても最凶悪行超人軍団の1人として登場。
三本勝負の第二試合、エル・カエルーンと組んで
ガゼルマン&
セイウチンのタッグと戦った。
2つの大脳を持つため心理戦が得意と豪語し、ガゼルマンとの戦いでは精神攻撃を仕掛けるのだが……
「これまでのお前の戦いっぷりをシリassアスに思い出してみろ」
「お前は見てくれだけで、負けっぷりだけが印象に残る、ケッ陥だらけのへっぽこレスラー。それがお前の本当の姿なのだ」
……別の意味で心を乱されそうな気がする。
ちなみに笑い声は「プ~リプリプリ」「デ~ンブッブッブッ」の2種類を使い分ける。……もうわざとやってるだろ。
その後ガゼルに跨がられて尻、じゃなくて顔をペンペンされたりといった一見おバカな戦いを繰り広げながらも、
(元々人質を取っているのに)セイウチンの家族を人質をとるなど卑劣な手段でガゼル・セイウチ組を追い詰めていく。
が、
チェック・メイトの横槍によって形勢逆転。カエルーンがセイウチンに倒された後、プリプリマンも本邦初公開の大技・サバンナヒートを喰らい、KO負けを喫した。
超人閻魔帳
悪魔六騎士や7人の悪魔超人以外の一般の悪魔超人の一例としてプリプリマンの存在が挙げられている。
THE超人様
「完璧超人始祖編」終了後に掲載された石原まこちんによるスピンオフ漫画。
ここでプリプリマンは、あの
ビッグ・ボンバーズの2人とともにメインキャラに抜擢?された。
「私は七人の悪魔超人です」と書かれたシャツを着ている。
チョイ役でしかなかった自分に対し、本編で割と出番のあるカナスペが羨ましいと吐露したが、
「僅かな出番ながらその異様な存在感ゆえ語り草にされ、知名度自体は高い」とカナディアンマンにフォローされる。
カナディアンマンが本編参戦時に欠席し、試合終了後に入院しながらも戻ってきたのはそこそこ知られているが
プリプリマンもペンタゴンの星のクロノスチェンジの失敗により、あの伝説の
塩試合のリングに飛び込む羽目になった。
当然、生きた心地がしなかった模様である。
【必殺技】
肛も…ではなく口から放たれる
強烈な臭いのガス。エクスプロージョンとあるが爆発はしない。
アニメでは
ガス・エクスプロージョンゼロロングアタックという悶絶物の派生技を繰り出したことも。
ケツ…ではなく顔の割れ目で相手の脚を挟み込み、頭をキャンバスに叩きつける変形ツームストンパイルドライバー。
アニメ版で使用。腕を脚へ変化させ、実質4本脚の状態から繰り出される強力な蹴り。
こちらもアニメ版での技。トゲのついたサポーターを装着した腕を肘を支点に高速で旋回させる。
破壊力はかなり高く、リング外から万太郎が投げ込んだ岩を一触で粉々に砕いている。
【余談】
- プリプリマンと同じ話に出てくるミスターアメリカン、クモのコチラス、ミリオンヘルなどは一応以前に応募超人として紹介されていたが、プリプリマンはそういった紹介がなく、長らくちゃんとした名前を持っていなかった。1998年のWPB増刊『キン肉マンⅡ世 総集編』におけるゆでたまごのインタビューにて、正式に命名されている。
- 旧作版のプリプリマンは本編登場こそなかったが、Ⅱ世以後の読み切りや人気投票結果発表時のショート漫画などではモブとして登場していることがある。
- アニメ版2代目OP『炎のキン肉マン』の映像でスグルと戦っている悪の超人たちの中にプリプリマンに似た者がいる。
- 「超人オリンピック・ザ・ビッグファイト編」には、新幹線アタックで予選落ちした超人の一人として「プリプリ男」という超人の名が挙げられたが、プリプリマンとの関連は不明。
- 「超人様」効果なのか、総選挙2019では投票欄に名前がないキャラでありながら100位入りを果たした(36票で84位)。
- 2024年放送の令和版(完璧超人始祖編)では、第0話でこそスルーされたものの、第2話以降から流れるエンディング映像にてちゃっかり登場した。
( ⦿λ⦿)<追記・修正は僕のキン消しを持ってる人にお願いします。
- これはぜひとも画像が欲しい項目 -- 名無しさん (2017-05-31 00:43:22)
- 便宜上が便器上に見えた…… -- 名無しさん (2017-05-31 01:30:39)
- 翌週どころか次のページではもう面子が変わってるんだよな…。バッファローマン、スプリングマン、アトランティス、ブラックホールは一貫しているが、残りの3人は登場シーンではプリプリマン、ミスターアメリカン、アーム・ストロングだったのが、次のページでは早くもフラッシャーバルーン、クモのコチラス、ミリオンヘル、他一名に変わっている。てか8人いる。そして次の回からはおなじみステカセキング、ミスターカーメン、ザ・魔雲天に。 -- 名無しさん (2017-05-31 01:33:12)
- 口からウンコを噴射してほしかった -- 名無しさん (2017-05-31 01:44:55)
- 置鮎龍太郎のタグはないのね……アニメの声優がはまり役立った印象。2話だけなのに見た目と声のインパクトがすごいよ…… -- 名無しさん (2017-05-31 02:36:28)
- アメトークだ取り上げられた時口がガバガバになってるのを宮迫が指摘して草生えたわ -- 名無しさん (2017-05-31 04:03:08)
- レディの世界だとぷりぷりマンマン -- 名無しさん (2017-05-31 07:30:00)
- 初めて見たキン肉マンがVジャンでのこいつの登場回だった -- 名無しさん (2017-05-31 08:44:00)
- 必殺技は他に「プリヘッドシザー」なんてモノもある -- 名無しさん (2017-05-31 11:57:00)
- 最近ではカナディアンマンとスペシャルマンという友人ができた模様 -- 名無しさん (2017-06-12 22:26:20)
- プリプリマンばかり注目されるが、たまには他の一瞬しか出番がなかった奴らのことも思い出してあげよう。ミスターアメリカンは前話の予告にも出てる(微妙にデザインが変わっているが)から一応2コマ出番がある。だからどうしたといわれるとそれまでだが -- 名無しさん (2017-06-12 22:31:33)
- 公式ファンブック『超人閻魔帳』では「その他一般の悪魔超人」の一例として紹介されている。存在がなかったことにはなっていないようだ -- 名無しさん (2017-06-23 00:23:23)
- まさかの彼女持ち -- 名無しさん (2017-10-02 20:08:27)
- 2世の時の読み切り「キン肉マンVSテリーマン!の巻」(現在は37巻収録)でもキン肉星へと向かうキン肉マンを見送る超人たちの一人として登場している。余談だが、『THE超人様』で本編登場無しと言われたシルバーリキも実は同話に登場している -- 名無しさん (2017-10-02 22:31:02)
- プリプリマンの彼女、女のケツだとすると色々とやばいんじゃねぇのか?モザイク必須? -- 名無しさん (2017-10-03 00:14:14)
- 「プリプリマンの彼女の毛も俺たちにとってはただのケツ毛。だが彼にとっては天使のヘアーってところだ」は笑った -- 名無しさん (2017-10-10 09:28:21)
- もしこいつが7人の悪魔超人の一員として新連載版で戦っていたらどうなったかな? さすがに始祖には勝てんだろうけど、ダルメシマンには匂いで優勢に立てるかも -- 名無しさん (2019-03-02 00:10:43)
- 真面目に考えるだけバカみたいなもんだろうけど、旧作に一瞬だけ出てたのとVJ版2世のは同一の存在ってことでいいんだろうか。学研の図鑑とか最近の資料では旧作準拠のプリプリマンのデータが2世のやつと同じであることが多いし。 -- 名無しさん (2019-06-24 00:04:16)
- 当時のVジャンプでも2世のプリプリマンは初代のプリプリマンと同一人物扱い -- 名無しさん (2021-09-05 13:56:40)
- ↑つまり2世プリプリマンは伝説超人と同世代のオッサン?(スプリングマンやベンキマンみたいな長命タイプなのかもしれんが) -- 名無しさん (2022-08-06 11:11:27)
- 40周年ストップモーションアニメと言い始祖編EDといい、なぜアニメスタッフはこやつを執拗に出そうとするのだ・・・0話で出なかったから(まあ流石に出すわけないよな・・・)って完全に油断してたよ! -- 名無しさん (2024-07-24 20:34:11)
- 数多ある超人の中でも彼のデザインはケッ作と言って良い -- 名無しさん (2024-08-22 13:28:06)
- 外伝とかアニメでの出演に恵まれた超人 -- 名無しさん (2025-01-01 18:37:42)
- Vジャンプ版のキン肉マンⅡ世に出たプリプリマンは7人の悪魔超人編に出たプリプリマンの子供かもしれない。 -- 名無しさん (2025-01-14 18:51:33)
最終更新:2025年01月14日 20:25