超銀河眼の光子龍(遊戯王OCG)

登録日:2012/02/16 Thu 17:56:42
更新日:2025/07/24 Thu 10:13:38
所要時間:約 4 分で読めます






逆巻く銀河よ

今こそ怒涛の光となりて姿を現すがいい!

降臨せよ、我が魂!

超銀河眼の光子龍!



超銀河眼の光子龍(ネオ・ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン)》とはGALACTIC OVERLORDで登場した光属性・ドラゴン族のXモンスター。

カイトが元々持っていたカードではなく、カイトとハルトの兄弟の絆が生み出したカード。
社長究極嫁二十代の虹過労死ことレインボー・ネオスなどと同じ攻撃力を誇る。


【アニメでの活躍】

アニメにおけるテキスト

エクシーズモンスター
ランク8/光属性/ドラゴン族/ATK4500/DEF3000
レベル8モンスター×3
「銀河眼の光子竜」を素材としてこのカードがエクシーズ召喚に成功した時、
このカード以外のフィールド上に表側表示で存在する効果モンスターの効果を無効にする。
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
相手フィールド上のエクシーズ素材を全て取り除き、
このターンこのカードの攻撃力は取り除いた数×500ポイントアップする。
さらに、このターンこのカードは取り除いた数まで1度のバトルフェイズ中に攻撃できる。


ハルトの力によって新たにカイトのデッキに宿った兄弟の絆の結晶。
《銀河眼の光子竜》と二体分となった《フォトン・カイザー》によってX召喚された。

尚、銀河眼の召喚時は十字架が出現したのに対し、こちらは槍のような物体が出現し、
それをカイトがオーバーレイ・ネットワークに投げ込む形となっている。

体の色が青の印象だった銀河眼の光子竜がバリアンを思わせる赤色になっている。
後のエリファスの言葉を聞く限りではこれも一種のカオス化だったと想像できる。実際コイツはカラーリングに加えて「モンスターの進化形であるエクシーズ」「エクシーズメタ≒ナンバーズメタの能力」「進化前を素材にすると使える効果が増える」と、II以降に登場したバリアンズ・フォース&カオスエクシーズと同じ特徴を持っている。

またどこぞのガン○ムのような赤いオーラをカイトが身に纏う。

その圧倒的な攻撃力と効果により、ⅣとⅢのライフを奪い勝利へ繋いだ。


ちなみにアニメでは、召喚時限定の効果はモンスター効果のみ無効となっており、アニメでの使用前にカードが発表されたカードでは《銀河眼の光子竜》と同様にOCGで強化された珍しいカード。
後に登場した《No.62 銀河眼の光子竜皇》はOCGが弱体化しているが、あっちは強すぎるので……


攻撃名は「アルティメット・フォトン・ストリーム
モンスターの効果を無効にする効果は、「フォトン・ハウリング」


このカードが初登場した話では、おまけコーナーでこのカードが紹介され、弱点が名前が長すぎることと指摘されたが、
CNo.39 希望皇ホープレイ》等このカードよりも名前が長いカードはいくらでもある。

ついでに銀河眼の光子竜の進化形である「ナンバーズ ろくじゅうに ギャラクシーアイズ・プライム・フォトン・ドラゴン」のほうが
ナンバーズでもあるためにさらに文字数が上である。



その後、Vとのデュエルでも



墓地から銀河眼他2体蘇生

魔法カードで3体のLvを8に

オーバー☆レイ

ついでに魔法カードで相手のオーバーレイユニットも奪っちゃいましたぁ

攻撃力アップ! 更にオーバーレイユニットの数だけレンダァ!

という手順で攻撃力6800を叩き出し、《No.9 天蓋星ダイソン・スフィア》の能力を無効化した上でライフ無傷だったVをワンキルした。


その後もカイトの切り札として活躍していたが、物語終盤にて全貌が明らかになったミザエルの切り札である《CNo.107 超銀河眼の時空龍》には及ばないようで、月面銀河眼頂上決戦では、彼に「ネオフォトンなど敵ではない」と言われて戦闘破壊されてしまった。
なおOCG版のネオタキオンはNo共通の戦闘耐性が削除されてしまっている事から、そのままでは相打ちにしかもちこめず、効果を使われようものなら一方的に戦闘破壊されてしまう。

ちなみにパッと見だと原点の究極嫁やライバルの《CNo.107 超銀河眼の時空龍》同様の三つ首に見えるが、実は進化前と同じで首そのものは一つ。翼の関節部分に本体を模した頭がついており、それで三つ首に見えるのである。


【OCGでの活躍】

OCGにおけるテキスト

エクシーズモンスター
ランク8/光属性/ドラゴン族/ATK4500/DEF3000
レベル8モンスター×3
「銀河眼の光子竜」を素材としてこのカードがエクシーズ召喚に成功した時、
このカード以外のフィールド上に表側表示で存在するカードの効果を無効にする。
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
相手フィールド上のエクシーズ素材を全て取り除き、
このターンこのカードの攻撃力は取り除いた数×500ポイントアップする。
さらに、このターンこのカードは取り除いた数まで1度のバトルフェイズ中に攻撃できる。


効果は2つ。
1.《銀河眼の光子竜》をX素材とすることで、
 召喚ターン限定だが、魔法や罠にも対応する擬似的なスキドレ効果
2.X素材を使うことで、相手フィールド上のXモンスターのX素材を取り除く
 →取り除いたX素材の数×500の攻撃力上昇と複数回攻撃

銀河眼の光子竜》からより対エクシーズに特化した効果といえる。
4500という非常に高い攻撃力に加え、効果さえ通ればさらに強化されて連続攻撃も可能と、フィニッシャー性能は高い。

ただし素材指定は最上級であるレベル8を3体も要求し、しかも無効効果を発動するには《銀河眼の光子竜》も含める必要があるなど、非常に重いモンスターでもある。
しかし今では、容易に召喚できるレベル8や《銀河眼の光子竜》の召喚サポートが増えた事から、召喚難易度はそう高くはない。

まともにレベル8を3体揃える以外にも、PRIMAL ORIGINで登場した通常罠《エクシーズ・ユニバース》を使えばランク4二体から一気に出せたり、《永遠なる銀河》でランク4から一気にランクアップという手もある。《エクシーズ・ユニバース》は相手のエクシーズモンスターの数を減らしてしまうので、噛み合いが悪いが…。

このように登場当時に比べ出しやすくはなっているものの、欠点として相手依存な効果と手ごわいライバルの増加が挙げられる。
Xモンスターを使用しない相手ならバニラに近いモンスターとなってしまい、無効化効果も発動を伴わないなど強みはあるが、それだけで重さに見合うカードとは言い難い。

またXモンスターを使う相手だったとしても、Xモンスターは基本的にすぐ素材を消費する事が多く、連続攻撃を活かせる機会はかなり少なかったりする。
耐性等もないので、伏せカードで容易に対処でもされてしまえば目もあてられない。

更に今のランク8のギャラクシーには《No.62 銀河眼の光子竜皇》やその上位種である《CNo.62 超銀河眼の光子龍皇》が登場しており、これらは軽く召喚できるうえ、相手問わず高い戦闘力・フィニッシャー性能を持つことから、こちらはかなり不利。
ギャラクシーに限ってもこれであり、より汎用性の高い効果持ちに出番を奪われているのが現状である。



追記・修正は 銀河眼の光子竜 三体でこのカードを出した方にお願いします。

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最終更新:2025年07月24日 10:13