No.62 銀河眼の光子竜皇

登録日:2013/12/30 Mon 11:30:58
更新日:2024/03/31 Sun 18:01:35
所要時間:約 7 分で読めます






これこそが、俺の希望!
これこそが、俺たちの最後の希望!

現れろ! 銀河究極龍、No.(ナンバーズ)62!

宇宙にさまよう光と闇。その狭間に眠りし哀しきドラゴンたちよ。
その力を集わせ、真実の扉を開け!

銀河眼の光子竜皇(ギャラクシーアイズ・プライム・フォトン・ドラゴン)





No.(ナンバーズ)62 銀河眼の光子竜皇(ギャラクシーアイズ・プライム・フォトン・ドラゴン)とは
天城カイト銀河眼の光子竜(ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン)が月において、アストラル世界の力を得てナンバーズとなった姿である。


アニメにおけるテキスト

ランク8/光属性/ドラゴン族/ATK 4000/DEF 3000
レベル8モンスター×2
このカードは「No.」と名のつくモンスター以外との戦闘では破壊されない。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する場合、
フィールド上に存在するモンスターエクシーズ以外の全てのモンスターは、
そのレベルと同じ数値のランクを持つ。
1ターンに1度、フィールド上に存在する全てのモンスターのランクを1つ上げる事ができる。
このカードが戦闘を行う場合、このカードの攻撃力は
フィールド上に存在するモンスターのランクの合計×200ポイントアップする。
フィールド上に存在するこのカードがフィールド上から離れる時、以下の効果を発動できる。
発動後α回目の自分のスタンバイフェイズ時にこのカードを自分フィールド上に特殊召喚する。
この効果でこのカードを特殊召喚したターン、このカードが攻撃する時の攻撃力はα倍になる。
(α=このカードがフィールド上から離れた時の、このカードのエクシーズ素材の数)


月面でのミザエルとのデュエルで初登場。

CNo.107 超銀河眼の時空龍(ネオ・ギャラクシーアイズ・タキオン・ドラゴン)によって超銀河眼の光子龍(ネオ・ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン)を破られたカイトであったが、
速攻魔法「銀河再誕(リギャラクシー)」で銀河眼の光子竜を復活させ、この二枚をオーバーレイ・ユニットとしてエクシーズ召喚した。

カイトによれば、銀河眼の光子竜がアストラル世界の力を得て生まれ変わった姿であり、
エクシーズ召喚の際にも銀河眼の光子竜から直接変化するという演出がなされていた。
銀河眼の光子竜は頭部や尻尾にバリアン世界の紋章が見られたが、このモンスターにそれらは見られない。
(具体的な理屈はナンバーズの記事を参照。プライムフォトンが大昔に飛び散った前半の50枚の「力のナンバーズ」の1枚であった可能性が高く、ジンロンの台詞の通りの事をミザエルの目の前に披露したと言える。
また、ギャラクシーアイズ自体が父親によってバリアン世界=元・アストラル世界の住民の力で生まれた事もあり、関連性が高い)

召喚の際にはカイトの体が青く輝き、さらに高く飛び上がった後、赤い文字の書かれた青い剣を真下に投擲している。


効果で自身とCNo.107のランクを1つずつ上げて攻撃。
自身の効果で攻撃力を3800ポイントアップさせて7800となり、CNo.107を粉砕した。

だが……


確かにカイト。貴様は新たなナンバーズを呼び出したかもしれんが、
勝負はまだだ!!

消え去れ!! プライム・フォトン!!!


ほあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!


直後にミザエルの「時空混沌渦(タキオン・カオス・ホール)」によって除外された。(この間約5,6分)


???「最終ブースターパックの看板モンスターが一ターンで消えるとかwww」


しかし、除外される直前にひそかにこのカードの効果を発動し、2回目のスタンバイフェイズにカイトのフィールドに復☆活

ミザエルは復活させたCNo.107の効果をトラップカードの効果でカイトのターンで発動し、
ターン開始時点で存在しなかったこのカードを消し去ろうとしたが……


選んだモンスターが悪かったな! その顔を剥いでやる!


このカードの効果は「時空混沌渦」で除外される直前(厳密にはされた瞬間)に発動されたもので、
このターン発動した効果ではないため影響を受けず、フィールドに残った(効果は無効となっている)。

そしてカイトはこのカードで最後の攻撃。
効果で攻撃力が倍となっていたため、CNo.107 超銀河眼の時空龍を破壊してミザエルを倒した。

デュエル終了後、このカードとNo.107 銀河眼の時空竜No.46 神影龍ドラッグルーオンの3枚のドラゴンによって、
ヌメロン・コードへの鍵であるNo.100 ヌメロン・ドラゴンが復活、銀河眼対決の勝者であるカイトの手に渡ったのだが……。

その後、「遊馬vsアストラル」戦でアストラルが使用。
装備魔法「ナンバーズ・フレーム」によってNo.32 海咬龍シャーク・ドレイクと共にNo.39 希望皇ホープ・ルーツのエクシーズ素材となった。

ホープ・ルーツが戦闘する際プライムフォトンのビジョンが攻撃を仕掛けようとしてきたり、
遊馬の通常罠「ブレイビング・メモリー」の演出で遊馬の希望皇ホープ軍団やシャークの海咬龍と一緒に映るなど、
全体的な出番が少ないながらもカイトとしてのナンバーズの存在を強くアピールしていった。

攻撃名は「エタニティ・フォトン・ストリーム」。
『ブオンッ』という独特のSEが特徴的で、まさに宇宙を感じる攻撃である。

元々銀河眼の光子だったのが超銀河眼の光子となり、このカードでは再び『竜』に戻っている。
銀河眼の光子竜がアストラル世界の力を得た姿だからか、それともオマージュ元の進化形である青眼の光龍に倣ったのだろうか?


OCG版



OCGにおけるテキスト

ランク8/光属性/ドラゴン族/攻4000/守3000
レベル8モンスター×2
(1):このカードが戦闘を行うダメージ計算時に1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
このカードの攻撃力はそのダメージ計算時のみ、フィールドのXモンスターのランクの合計×200アップする。
(2):「銀河眼の光子竜」をX素材として持っていないこのカードが相手に与える戦闘ダメージは半分になる。
(3):「銀河眼の光子竜」をX素材として持っているこのカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。
発動後2回目の自分スタンバイフェイズにこのカードの攻撃力を倍にして特殊召喚する。


ランクを上昇させる効果とエクシーズモンスター以外のモンスターにレベル分のランクを付与する効果が削除され、
ダメージ計算時の攻撃力上昇効果は素材を要求する効果になった。

攻撃力4000に加えて、効果を使えば最低でもこのカード分1600ポイントのアップで5600の攻撃力が得られる。
そのため、ランク8を使うデッキであれば超脳筋アタッカーとして投入できる。

しかし銀河眼の光子竜が素材にない場合は復活効果が使えず、ダメージが半分になるデメリットがあるため、
最大限に効果を生かしたいならば基本的にフォトンデッキ(またはギャラクシーデッキ)での採用がメインとなる。

また、復活効果を使いたいのであれば実質的に一度きりしか使えない効果になってしまう。

相手の効果によって破壊された場合に復活できる効果を持つ。
「墓地へ送られた場合」とも、「墓地から特殊召喚する」とも書かれていないが、一応、アニメのように効果破壊されればどこからでも復活できる。

ただしそのためには送られた場所に留まっていなければならず、送られた場所を離れていた場合自己再生はできない。

破壊されてから特殊召喚までのタイムラグが大きいため、
高速化した今のデュエル環境では復活の前にデュエルが終わってしまう可能性も十分にあり、この効果を頼りにしすぎるのも危険。
使うならば防御カードを採用してしのぎたい。護封剣の剣士はこのカードの素材にすることも可能であり相性がいい。

時間がかかる分、特殊召喚に成功すれば攻撃力8000という戦闘ではほぼ無敵のモンスターとなって帰ってくる。
素材がないためダメージ半減のデメリットは受けるが、それでもこれだけ高い攻撃力ならばそれなりのダメージは期待できる。

このモンスターは「ギャラクシー」「フォトン」「No.」の3つのカテゴリに属する。
さらにこのカードは収録されたPRIMAL ORIGINにて「ギャラクシーアイズ」も加わった。
(ライバルのネオタキオンはさらに一つ加わって五つのカテゴリーに属するが)

余談

必殺技である『エタニティ・フォトン・ストリーム』の際には七つの星が光り輝く特殊演出があるが、
この七つの光の配置が20万年後に見える北斗七星の予想図の位置に酷似していると言われる。(オリオン座とも)

銀河眼の光子竜から続く未来へ向かう効果テーマやバリアン七皇が北斗七星から名を取られているので、
偶然と片付けるのにはこの意見は少々惜しいと思われる。

またミザール(ミザエル)の伴星であるアルコルの仙女アルンダティは 不死鳥と同じように、
一度炎に焼かれて生まれ変わっていたとのことで、深読みだが、もしかしたらこのカードはアルコルの立場だったのかもしれない。

収録されたPRIMAL ORIGINのアジア版ではシークレットレアが存在し、そのふつくしさや稀少性、
後に相性のいい青眼のカテゴリ化と強化により環境に躍り出た時期には価格が高騰した。
今日ではウルトラレアやレリーフは環境需要低迷により価格は下落傾向であるが、シークレットは収録弾の絶版と
元々の国内流通数の少なさ(そもそもアジア版自体日本・韓国以外のアジア圏向けの商品なので当たり前だが)
から上昇を続けており、アジア版シークレットの中でもトップクラスの高値で取引されている。

ちなみにナンバーの62だが、これはナンバーズ文字の数字で表すと実はNo.39を逆転させたものと同じになる。まさに希望のカード。

さらに62に39を足すと101になる。

62-39=23つまり兄さんになるよハルトオオオオオオオオオオ!
本家23「まあまあ」












そして、2022年。

カオスエクシーズ・チェンジ!!

逆巻く銀河の混沌よ……真実の光となりて、希望の扉を開け!!

現れろ!CNo.(カオスナンバーズ)62!


超銀河眼の光子龍皇(ネオ・ギャラクシーアイズ・プライム・フォトン・ドラゴン)



CNo.62 超銀河眼の光子龍皇

エクシーズ・効果モンスター
ランク8/光属性/ドラゴン族/攻4000/守3000
光属性レベル8モンスター×3
このカードは自分フィールドの「No.62 銀河眼の光子竜皇」の上に重ねてX召喚する事もできる。
(1):自分バトルフェイズ開始時に、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
このバトルフェイズ中、このカードは3回までモンスターに攻撃できる。
(2):このカードが「銀河眼の光子竜」をX素材としている場合、以下の効果を得る。
●このカードは相手モンスターの効果を受けない。
●このカードの攻撃力は、このカードがX素材としているモンスターのレベル・ランクの合計×100アップする。

まさかのカオス化。
事実上初となる完全OCGオリジナルのカオスナンバーズとして新生を遂げた。

カオスナンバーズではあるが、進化元とランクが同じであり素材数が一つ増えRUMを必要としない点は、
同じく三勇士のカオスナンバーズであるホープレイ、シャーク・ドレイク・バイスと同じ。
ただしあちらと異なりインフレの波に乗れたのが幸いし、ライフを参照する条件はない。

その効果は至ってシンプルで、素材をコストに切ってのモンスター限定の三連打、元祖銀河眼の光子竜が素材にある場合のモンスター効果耐性と自己強化。
すがすがしいほど攻撃に振り切った、実にギャラクシーらしいモンスターに仕上がっている。

元の光子竜皇自体フィニッシャー性能が高いことから、進化系ではあるが使い分けが肝心となる。
仮に相手が光子竜皇を妨害できるモンスターを持っているなら、ダイレクトにこっちを出すことでかわすことも考えられる。
エクシーズ素材は光属性のレベル8ドラゴン3体と重く見えるが、ギャラクシーデッキなら光子竜を筆頭にその手のモンスターがどんどこ並ぶので出すこと自体はそこまで難しくはない。
一方でその場合、効果無効を持つネオフォトンが対抗馬になるので、やはり使い分けが必要になる。

3回攻撃効果はバトルフェイズ開始時に発動するため、進化前同様「銀河眼の残光竜」との相性が非常に良好。
光子竜が素材になければそれを供給できるし、あれば追撃要員にできる上、このカード自体がナンバーズなので攻撃力が倍化する。
そうでなくても4000打点の3連打はモンスターの掃討には打ってつけであり、サンドバッグを用意できるならゲームエンドも視野に入る。



「いまこそ、追記・修正しろ! 未来を操る光の化身、No.62! 銀河眼の光子竜皇!!」


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最終更新:2024年03月31日 18:01