登録日:2013/12/23 Mon 21:33:08
更新日:2025/02/18 Tue 08:08:43
所要時間:約 8 分で読めます
出典:遊戯王ZEXALⅡ、124話、
テレビ東京、NAS、2011年4月11日~2014年3月23日放映。
概要
登場当初は、人間界へ直接侵攻する事の難しさを、
ドルベに説いていたことから参謀ポジだと思われた。
ギラグとアリトの数々の失敗(と凄まじいほどの脱線)から一向にナンバーズ回収が進まない事に業を煮やし、
ドルベの意思もあって第3のバリアンの刺客となり、人間界へ赴いた。
人間界では金色の長髪に加え高貴に整った顔立ちや羽根を彷彿させる派手な服装など、貴族的な装いをの青年といった容姿をしている。
一方で、性格は尊大そのものであり、人間界へ降臨する際も無駄にデカいクレーターを作ったりと、やたらと他者を見下しては、力を誇示したがる面が見受けられる。
人間界への侵攻にあたり、ドルベに託された携帯用スフィアフィールド発生装置「バリアンズ・スフィア・キューブ」を持ち、バリアン世界でしか使用できないとされるカードを人間界でのデュエルでも使用可能にできるようにした。
そんな便利アイテム、ドルベも最初から出してやれよとか絶対に言ってはいけない。なぜなら超欠陥品だから
これによってギラグとアリトも本気のデュエルができるようになったが、彼らに先駆けて遊馬の持つナンバーズを奪うべく颯爽と行動を起こす。そして決闘庵へ訪れていた遊馬を発見するとバリアンズ・スフィア・キューブでスフィア・フィールドを展開、遊馬にデュエルを挑むのであった。
しかしデュエル続行不能となった遊馬の元へ割って入ってきたもう1人の銀河眼使い
天城カイトと「真の銀河眼使い」の座をかけて銀河眼同士で壮絶なデュエルを展開する。
そしてカイトが究極のエクシーズキラー《
超銀河眼の光子龍》を召喚するとそれに対抗するようにミザエルは行動を起こす。
フン……これならば、私が本気を出すにふさわしい。バリアル……フォーゼ!!
だが、その強大すぎる力は欠陥品スフィア・フィールドが耐え切れず自壊させてしまい、ネオタキオンが存在を維持できなくなったため、やむなくデュエルは中断される事になる。
人物
デュエル外では基本的に常に冷静沈着で落ち着いている。
また自分の実力に絶対の自信を持っており、仲間であるアリトやギラグのこともどこかバカにした感じで接していた。
さらにはアリトを「単細胞」と呼んだ一件といい、口も悪いようである。
とはいえ仲間意識は強く、覚悟を決めたギラグの意志を尊重したり、傷付いたアリトとギラグを侮辱するベクターにキレたりしている。
人間のことは後述する彼自身の前世の結末によるものが大きいものの、完全に見下している。
しかし、自分と互角の戦いをしてみせたカイトのことは認めている模様。また、好戦的でもあり、同じ銀河眼使いであるカイトとの戦いを望んでいる。
しかし『銀河眼』のカードを持つ者同士ということか、出てくる度にカイトと対決したがるミザエルだが、銀河眼使い王座決定戦はミザエルにとってナンバーズ回収の使命よりも優先すべき要素なのか。
そもそもNo.回収が目的で
九十九遊馬とアストラルに戦いを挑み、そのまま戦っていれば遊馬におそらく勝っていたのに銀河眼使い対決を優先させるのは使者としてどうだろうか……
ちなみに使命よりも私情を優先してはならないという何者かからのメッセージなのか、ミザエルのデュエルは三度に渡って中断させられている。
1度目:ミザエルの初登場時のカイトとのデュエル。本気になったミザエルが《CNo.107 超銀河眼の時空龍》の力でスフィア・フィールドを自ら崩壊させてしまい
中断。
2度目:《異次元の古戦場-サルガッソ》のデュエル。ベクターの策略が元で遊馬とアストラルが新たな力「
ZEXALⅡ」へと覚醒した事でサルガッソが崩壊し、またも
中断。
3度目:伝説のナンバーズが眠る山上遺跡で試練を乗り越えたカイトと対峙する。だがナンバーズが封印から開放されたと同時に遺跡が消滅。デュエル開始すらできないまま
退場。
ちなみにナンバーズの回収という元々の任務からは思い切り外れていたものの、最終目的であるヌメロン・コードの起動にはカギとなるヌメロン・ドラゴン=その半身であるフォトン・ドラゴンの回収が必須であったため、結果論だが別のベクトルで仕事をしていたことになる。
正体
彼の正体については、遊馬たちが遺跡のナンバーズを回収するために赴いた山上の遺跡にて謎の老人・ジンロンの口から語られる。
彼によって、ミザエルの前世は遥か昔にその地をドラゴンと共に守護していた勇者であったことが判明する。
伝説によれば、ミザエルがドラゴンと共にこの地を治めて平和に暮らしていたある時、大きな天災が発生したことで多くの人間が犠牲になり、
それと同時期に災害発生に付け込んだ隣国からの策略によって「災いを祓うために龍を退治するべき」という
祈祷師(に成りすました隣国の軍師になりすましたドン・サウザンド)の甘言に騙され、民衆がドラゴンを討伐しに押し寄せる中、
ミザエルはただ1人必死に、民衆を説得してまわったが聞き入れられなかった。
彼はそのドラゴンを守るために自身の命をささげることで民衆の理解を得ようとする。
しかしその瞬間にこの機を狙っていた隣国が攻め込んできたことでミザエルはその凶矢によって戦死。
この地も民衆と共に滅ぼされてしまったのだった。
【使用デッキ】
さらに《No.107銀河眼の時空竜》を高速召喚するギミック自体がネオタキオンの能力をフルパワーで扱うための布石でもある。
特殊召喚効果を持つ《限界竜シュヴァルツシルト》や《星間竜パーセク》を軸にドラゴンをどんどん展開し、序盤の内にタキオンを呼び出してペースを握り、そのまま圧殺する戦術をとる。
ネオタキオンの時間操作効果は効果を発動していないモンスターを戻す効果はないため、
《
死者蘇生》を使いまわすなどの魔法カード再使用によってモンスターの大量展開も可能なのである。
墓地にモンスターが二体いる状況で、《死者蘇生》と《
RUM-七皇の剣》があれば攻撃力4500の三回攻撃(+疑似大寒波)が可能な点はなかなか侮れない。
昨今珍しい
エースモンスターを活躍させるためのデッキであり、完成度はかなり高い。タキオン・ドラゴンが使えなくなった
ドン・サウザンド戦でも大量展開できるなど素のデッキのパワーも悪くない。
特筆すべきは効果ダメージに対して滅法強いことで、自らにも大ダメージを与える「竜皇」魔法カードをバーンメタの永続罠で対策する、というギミックを組んでいる。
実力的にも七皇の中ではナッシュに比肩する強者であり、人間世界での並行デュエルではナッシュを含めた他の面々が大なり小なりダメージを負う中、一人だけ無傷のまま平然としており、バリアンズ・カオス・ドロー直前のカットでも苦戦の描写がなかった。
なおこの御仁、SEVENSまでの遊戯王作品に登場したデュエリストの中で、漫画版を含めても6人しかいない「
種族統一型ドラゴン使い」の一人である。
ミザエルの他には同作のジンロン、漫画版GXの
万丈目、アニメ版GXの
吹雪と万丈目長作、VRAINSのリボルバー(正確にはトポロジックはサイバースだが…)、SEVENSの
上城龍久程度。
ストーリー後半での活躍
人間界侵攻
ナッシュとメラグの帰還によってバリアン世界による人間世界への侵攻が本格的に開始されると、新たな力《
RUM-七皇の剣》が覚醒したお陰でこれまで散々邪魔されてきた《
CNo.107 超銀河眼の時空龍》がようやくお披露目となる。
そのときはただでさえ追いつめていた
神月アンナとエスパー・ロビン(奥平風也)のタッグを一撃を持って破った。
続いて遊馬がバリアン世界へ飛び立つ時間稼ぎのために立ちはだかったⅤとⅢのタッグとデュエルをすることになる。
Vたちの戦力によってRUMを封じられ、通常のエクシーズ召喚を強いられるミザエル。
RUMが使用できないこの一瞬のスキを突かれ、Ⅲの《CNo.6 先史遺産-カオス・アトランタル》によってタキオンドラゴンは装備カードにされてしまう(ここ重要)。
エースモンスターを奪われ怒りをあらわにしたミザエルは、その次のターンにバリアンズカオスドローによって見事《RUM-七皇の剣》を引き当て、そのままタキオンドラゴンをランクアップ……
出典:遊戯王ZEXALⅡ、127話、
テレビ東京、NAS、2011年4月11日~2014年3月23日放映。
できない……だと……!?
ベクター「あららら……ミザちゅわ~ん、ちょっとイケてないんじゃなーい?」
と、いうところで発せられたベクターのセリフがこれである。またお前か。
この時の状況とセリフのイントネーションが凄まじく笑いを誘い、ネタとして定着した。(言い方は中の人のアドリブだとか)
VとIIIの目的は、Ⅳのデュエルによって判明した《
RUM-七皇の剣》の唯一の弱点を突くことだった。
《RUM-七皇の剣》が効果の対象にできるのはあくまで自分のモンスターカードのエクシーズ。
いくら《RUM-七皇の剣》でも相手フィールド上で装備カードになってるカードまでは、ランクアップさせることなんて出来るはずがなかったのである。
つまりオーバーハンドレッド・ナンバーズが自身の場にも墓地にもエクストラデッキにもなければ
《
RUM-七皇の剣》はただの白紙カードに成り下がってしまうのであった。
このミザエルが1人で「ネオタキオン強いもん」とか喋っている間、
ⅤとⅢはまるで「何言ってんだこいつ……」とでも言いたげな眼差しで黙って眺めているというシュールな光景が展開されていた。
Ⅴの作戦で一緒に閉じ込められていたドルベとメラグが一緒に驚いていてくれたのがせめてもの救いか。
いわゆるチートドローで手札事故を起こしたのは後にも先にもミザエルくらいであろう。(ちなみにこのシーンがあまりにも印象に残りすぎたためか、公式の「コンセプトデュエル」のイベントでミザエルデッキを使用し、なおかつ《RUM-七皇の剣》をドローして発動できなかった場合、景品がもらえる特典が付いてくるというコナミのファンサービスがある。)
だが現状を把握すると気を取り直し、その後はいたって冷静な頭脳プレイで対処。攻撃を封じるモンスターで効果ダメージを誘い、それをトリガーにデッキバウンスの強要+自分のデッキ・EXデッキに戻せばバーン、という状況を作り出し、タキオンドラゴンを取り返した。
そしてその末についに全貌を露わにした《CNo.107 超銀河眼の時空龍》の力で辛くも勝利を収める。
そして時を同じくして、カイトが「銀河眼」にまつわる遺跡の伝説を解読し、その謎を解明するために月へと飛び立った事実を知ると、ミザエルも伝説の全貌をつかむため……そしてカイトとの銀河眼対決に決着をつけるためにドルベたちと別れ、一人月に向かって飛び立っていった。
月面決戦
ついに始まった『
天城カイトVSミザエル』二人の銀河眼頂上決戦。
一ターン目にいきなり銀河眼の光子竜を特殊召喚するカイト。
それに対してミザエルは《
RUM-七皇の剣》を発動。約2分半で《CNo.107 超銀河眼の時空龍》をエクシーズ召喚する。
そして《銀河眼の光子竜》へと攻撃するが、《銀河暴竜》の効果によってミザエルのターンに戦闘破壊されない《超銀河眼の光子龍》がエクシーズ召喚される。
しかしネオフォトンなど敵ではないと言いながらネオタキオンでネオフォトンへと攻撃。
相手モンスター以下の攻撃力を持つギャラクシーの攻撃力を1500UPさせる《銀河衝撃》によって攻撃力をアップさせて《超銀河眼の光子龍》を破壊する。
だがカイトのターン。彼は速攻魔法《銀河再誕》を発動。
《銀河眼の光子竜》を特殊召喚させ、さらに《銀河再誕》の効果で、《銀河再誕》と銀河眼をオーバーレイ・ユニットとしてエクシーズ召喚する。
呼び出されたのは新たな希望《
No.62 銀河眼の光子竜皇》。その超脳筋効果によってネオタキオンは破壊されてしまう。
カイトが新たなナンバーズを生み出したこととネオタキオンが破壊されたことに憤るミザエルだったが、
タキオンが破壊されたことによって《時空混沌渦》を発動。どこぞのジャンバカのごとくプライム・フォトンは1ターンで消し去られてしまう。
がら空きのカイトの場に攻撃を仕掛けるミザエル。しかしカイトは《双龍降臨》を発動。
EXデッキからドラゴン族エクシーズを特殊召喚できるカードだったが、突然現れたジンロンの言葉を聞き入れる。
《双龍降臨》の効果により、相撃ちする46とC107。
そして遺跡のナンバーズとオーバーハンドレッドナンバーズがぶつかり合ったことでミザエルの脳裏に真の記憶がよみがえる。
そしてカードを通してジンロンがミザエルの話を二人にし始めた。
あの時人々がドラゴンに恨みを向けた時にそれを守ったのがミザエル本人だった。
そのミザエルの誇り高き魂にジンロンは感動した。
しかしミザエルの最期の瞬間、彼の転生に干渉した者がいた。
ミザエルはこのままならば確実にアストラル世界へと導かれる。
しかしそうはさせまいと
ドン・サウザンドが107(他の二人と違って白紙)のカードを埋め込んだのだ。
こうしてバリアンとして蘇った事を、そしてそれが
ドン・サウザンドによって利用されていたことだということを知らされる。
自分が
ドン・サウザンドによって利用されていたということがショックだったミザエル。
いや、それよりも当然107もまた呪いのカードであるということ、ミザエルにとって自身の矜持、存在意義といってもいいタキオンドラゴンが自分を裏切ること……それが一番信じられなかった。
真実を告げられてもそれを認められず、タキオンドラゴンを信じるミザエルは本気でカイトを潰しにかかる。
ミザエルはカイトと同じく速攻魔法《銀河再誕》を発動し、墓地のネオタキオンを再び特殊召喚。
意地でもタキオンドラゴンを信じる。そんなミザエルを見て、それでいいと言うカイトは「今度こそは自分を信じて戦え」と言う。
そしてミザエルはネオタキオンドラゴンでカイトにダイレクトアタックし……。
カイトは自身の持てる力をすべて使ってターンを稼ぎ、ミザエルもまた猛攻を繰り返すが中々決定打には至らない。
そして訪れる運命のターン。カイトの場に、突如消し去ったはずの《No.62 銀河眼の光子竜皇》が出現する。
実はこのカードは場から離れたとき、持っていたエクシーズ素材分のターン後に復活する効果を持っていたのである。
ミザエルは現れた光子竜皇をネオタキオンの力を相手ターンにも使用できる罠カード《オーバー・タキオン・ユニット》(ちなみになぜかイラストには風呂上りミザエルが映っている。どう見てもオリカである)で消し去ろうとするが、
2ターン前に決定づけられた未来はターンの始めまでの過去に巻き戻しても消えることはなかった。
そんな中、カイトはミザエルこそが最強のドラゴン使いであると認める。
家族を救うためにドラゴンを利用したに過ぎない自身では、ドラゴンを信じ続けるミザエルには到底敵わない、と。
そして、いつかまた逢えたらミザエルがドラゴン使いになった理由を教えてくれと語る。
刹那、ミザエルが思い出したのは自分とジンロンが邂逅した日のことだった。
両親が殺され、一人逃げ延びている中でドラッグルーオンに救われたあの日。
そして《No.62 銀河眼の光子竜皇》の攻撃がネオタキオンを貫き、カイトの勝利が決定する。
その瞬間、二体の銀河眼とドラッグルーオンは一つとなって《No.100 ヌメロン・ドラゴン》が誕生する。
オーバーハンドレッド・ナンバーズは
ドン・サウザンドの呪いのカードだが、
タキオン・ドラゴンが何故ヌメロン・コードの鍵であるNo.100の封印を解くものとなっていたのかは不明。
ただしタキオン・ドラゴン自体はオーバーハンドレッド・ナンバーズである前に世界を創造した龍の伝説に登場する時の竜であるため、
No.107と銀河眼の時空竜は厳密には違う存在だともいえる(過去にドン・サウザンドがミザエルに埋め込んだ107は白紙であった)。
デュエルの終了と共にカイトの命を繋ぐオービタルが停止し、
カイトもまたその命を散らそうとする中、ミザエルは涙を流しながら友の最期の言葉を聞く。
そして、友の遺言通り信じる道を進むミザエルは、ヌメロン・ドラゴンを手にドン・サウザンドへの怒りに燃えるのであった……。
友のために
そして、ドン・サウザンドがベクターを吸収し、完全復活した後バリアン界に帰還。
遊馬にカイトから託された「No.100 ヌメロン・ドラゴン」を渡しドン・サウザンドに決闘を挑む。
しかしミザエルは当初から刺し違える覚悟であり、先攻1ターンで3体のドラゴン族を揃えた後魔法カードにより双方に即死ダメージを与える戦術を狙う。
だがドン・サウザンドがあらかじめ発動していたフィールド魔法の効果でカウンタートラップをデッキから発動させ、
ミザエルの魔法カードの効果を別の魔法カードに書き換えたうえミザエルにのみ効果ダメージが与えられ、彼は敗北した。
ミザエルのデッキの弱点は、バーンメタが全て永続罠であるためタイムラグが発生すること。V&IIIとの対戦で使用した効果ダメージ対策は本来ここで使用した魔法カードとのコンボ用なのだが、道連れを狙ったばかりにマストカウンターを食らって自滅してしまった形である。
あまりにも呆気ない幕切れではあったが、ドン・サウザンドのデッキの初見殺し性能を見せる形で遊馬たちに警告を残せたため、結果的に彼らの勝利に大きく貢献している。
真のドラゴン使い
全ての戦いが終わり、発生しうるデメリットをすべて受け入れたうえでアストラルはヌメロン・コードを使用。
これによって書き換えられた未来によって彼は他の七皇たちとともに人間として転生する。
ナッシュと一緒にいたいドルベに合わせたのか、中学生としてくらしている。
ラストではアストラル世界に向かう遊馬たちに同行し「真のドラゴン使い」として乗り込んでいった。
当初こそ風呂上り、職務怠慢などとネタにされてきたミザエルだったが、その壮絶な前世、そしてタキオンドラゴンに対する異常なほどの拘り。
他のバリアンたちの意志がブレブレのなか、ただ一人ブレないで銀河眼決戦に挑むミザエル。
そして真実を告げられても尚、タキオンを信じ続ける彼の姿に敬意や虚しさを覚えたものも多くなっている。
その明かされたショタ過去の様子はどこぞのキサラのような立場であった。
ゲームでは
『激突!デュエルカーニバル』、『TFSP』、『デュエルリンクス』に登場(LOTDにも登場はしている)。
エースであるタキオン周りのカードに台詞が用意されているが、TFSPでは銀河眼の時空竜のダイレクトアタックで勝負が決まる際の攻撃宣言時専用の台詞が用意されているという謎の優遇を受けている。
デュエルリンクスではアリトのゲットイベントで顔見せした後、他の面子から遅れに遅れて2024年にようやく登場。
レイドボスとして立ちはだかることになったが、このイベントは過去のものと異なりNo.やエクシーズモンスターではなく場のエクシーズ素材の数によってダメージ倍率が変化するというもの。
つまりエクシーズモンスターを出しても効果を使って素材が減るとダメージ倍率が減り、最大倍率の5倍を維持するには5つもの素材が必要になるため、せっかくエクシーズ召喚しても効果が使いづらいというジレンマを生んだ。
このため「手軽にエクシーズが並んで素材も使わない」軍貫デッキに日の目が当たったが、いかんせん元の攻撃力が低すぎるためレベル2000超えとなると討ち漏らすことに。
超高レベルで有用なのはカイトであり、同時期に実装されたスキル「フォトン・ドラゴン・アドベント」を用いてランク8のギャラクシーアイズをガンガン呼び出すことでダメージを稼ぐことが出来る。特殊ルール用のEXスキル「銀河決戦」は完全にギャラクシーアイズ専用なので、公式側もこの対面を想定していたと思われる。
プレイアブルキャラとしては先に実装されたアリトと同じくエースのタキオンはスキルで投入、ネオタキオンがレベルアップ報酬になっている。タキオンは2月に解放されたミニBOXに収録されているため割合入手はしやすい。
ボイスは原作で使ったカードのほか、ネビュラやバルジなどの後発カードにも用意されている。
ゲットイベントで解放されたレジェンドスキル「タキオン・ドラゴン・ドミネーション」は展開ブースターであり、適用条件こそ厳しいものの手札のレベル8を見せてレベル8ドラゴンをサーチ、その後見せたレベル8ドラゴンをセットするか、場のモンスターを手札に戻してデッキ外のバリアンズ・フォースかデッキ内の「タキオン・トランスミグレイション」をサーチできるという強力極まりないものになっている。
二つの効果を同一ターンに使用できるため、シュバルツシルトなどを用いれば1ターンでネオタキオン降臨まで持っていける……のだが、実はこのスキル、NPC戦では前半の効果でセットしたレベル8ドラゴンが反転召喚できないというバグが発生している。
対人戦では問題なく使えるので目立った問題にはなっていないのが救い、か?
なおこのスキルにより「手札から打てる万能カウンター罠」が簡単にサーチできること、そして強烈な
無効化効果を持つタキオン&ネオ・タキオンを容易く出せることもあって、実装から程なくして一気にリンクス環境に進出。
元々強力なスキルを山ほど得ている
闇遊戯に比肩する勢いを見せている。
『追記・修正は私が許可したもの以外することはできない』
- 七皇で一番好きだわ。一番ブレてないし -- 名無しさん (2013-12-23 22:46:40)
- その分タキオンドラゴンを信じるミザエルが虚しくて・・・ただ遺跡の伝説がある他にもいろいろと他のオバハンとは毛色が違うし、もしかしたらNo.26とかNo.77とかでないかな。銀河眼の時空竜皇とかで -- 名無しさん (2013-12-23 22:52:24)
- ↑ うん、タキオン自身にドンと関係ない伝説があるし、なんか他のオバハンとは違う何かが混ざってるオチがありそう -- 名無しさん (2013-12-24 02:32:12)
- タキオン自体はミザエルが初デュエル前自分で捕獲してたしドンからオバハン貰う時他の七皇と違って白紙のカード貰ってたからタキオンそのものには呪いがかかってないんじゃないかとも考えられる -- 名無しさん (2013-12-24 13:13:55)
- あんな可愛い子(予告の幼ミザエル)があんな風呂上がりになってしまうとは時の流れは残酷である -- 名無しさん (2013-12-25 00:01:55)
- 何気に今のところバリアンのなかで唯一の無敗なんだな -- 名無しさん (2013-12-25 01:28:07)
- 清々しいぐらいのタキオン馬鹿だな。 -- 名無しさん (2013-12-25 14:20:17)
- ドンの呪いはあくまでもNo107の部分で、銀河眼の時空竜はそれとは別の存在なんだろうな -- 名無しさん (2013-12-26 11:12:04)
- タキオン自体は本物なんじゃね?ドンが呪いかけただけで。じゃないと、銀河眼同士の共鳴とかどういうことになるんだよ。 -- あああ (2013-12-28 22:38:24)
- 遊馬とはヌメドラ渡すために合流するだろうけどどんな会話するんだろ……。てか地味にオバハン砕かれたし風呂上がり見納め? -- 名無しさん (2013-12-30 12:34:24)
- ワシじゃよという文だけで笑えてくる -- 名無しさん (2013-12-31 10:18:25)
- 最後の最後でカイトの為に涙を流すシーンはこちらまで貰い泣きしてしまった -- 名無しさん (2014-01-01 18:12:34)
- 全て壊すんだ(無言の手刀) -- 名無しさん (2014-01-26 18:20:28)
- 最後もタキオン使えよと思った -- 名無しさん (2014-01-26 18:23:03)
- CM明けに戻ったら負けてた。 -- 名無しさん (2014-01-26 18:26:11)
- あれ?いつの間にか項目名に(遊戯王ZEXAL)ついた? -- 名無しさん (2014-01-26 18:30:44)
- アポリアみたいに情報アドを与えるかと思いきや相手が圧倒的すぎてあっさり負けたな これはこれでいいけど -- 名無しさん (2014-01-26 18:34:41)
- ↑×2 他のバリアンも(遊戯王ZEXAL)がついていたので追記しました -- 名無しさん (2014-01-26 19:00:36)
- ↑5気持ちは分かるしアリトの件で知ってると思うがヌメロン化してなくてもカイトとのデュエルでドンの呪いから解放されたうえで負けてるのでオバハン(と変身)は使用できないと思う。 -- 名無しさん (2014-01-26 19:07:41)
- ↑2 あぁ、なるほど。じゃあ、あとで他の奴のリンクなおしておかないとな -- 名無しさん (2014-01-26 19:21:56)
- あの必要以上の効果ダメージメタは相手へのではなく自分の奴とのコンボ用だったのか。・・・そう考えるとミザエルのコンボがえげつないなwww相手に大ダメージ与えたうえでそれと同じ攻撃力のモンスターをデッキから特殊召喚とかできるわけだし -- 名無しさん (2014-01-27 16:40:15)
- タキオンはやっぱりドンの呪いに囚われていたから使えなくなったのかね… -- 名無しさん (2014-01-27 18:11:09)
- ↑アリトと同じかもね。タキオンドラゴンの伝説部分はヌメロン・ドラゴンになったと思うし -- 名無しさん (2014-01-27 18:11:52)
- 金髪と顔芸、天体とか銀河のカード使ってるからかどうもニチアサの某月光龍使いを思い出すのは俺ぐらい -- 名無しさん (2014-02-14 12:07:15)
- 俺も思った。只、他のカードアニメのコメントはコメント欄が荒れやすいからあんまし言わんほうがいい気が。偏見かもしれんが -- グリンピース (2014-02-14 12:29:17)
- ひょっとしてバリアン七皇で唯一切り札のランクが違うのは、名前の由来と思われるミザールが、アルコル(いわゆる死兆星)がそばにある星だから…? -- 名無しさん (2014-02-14 13:03:36)
- アルコルは恐らく光子竜皇(カイト)だろうな -- 名無しさん (2014-02-14 14:29:15)
- デュエルカーニバルのミザちゅわーんは必見。凄い楽しそう -- 名無しさん (2014-05-27 19:00:11)
- 七皇の中でもデュエルの強さはナッシュと双璧をなす。 -- 名無しさん (2014-08-19 20:04:29)
- ↑4↑数字が付いてる強キャラ集団は、最後尾の数字の奴が特別なのは最早伝統 -- 名無しさん (2015-02-01 17:25:09)
- 思いっきりミスやらかしたのに立て直したなかなか珍しいことをしたキャラ -- 名無しさん (2015-02-25 08:08:01)
- アニメじゃ未だ二人しかいない準ドラゴンデッキ使い。漫画含めても4人しかいない -- 名無しさん (2015-06-10 22:38:04)
- 割とデッキが理に適ってる人 -- 名無しさん (2015-07-16 23:39:15)
- 効果ダメージ無効のカードがご都合主義的に出たけどその後 相手と自分にリリース合計分のダメージ与えるカードorリリースした合計分のダメージ食らうがリリース数分ドロー組み合わせできたり案外理に適ってるデッキだったりするデュエルスフィンクスの高い人 -- 名無しさん (2015-07-16 23:47:11)
- ウルトラパースで迫ってくる画像をどっかで見たことがあったがクソ笑ったwww -- 名無しさん (2015-07-16 23:49:07)
- 実力はナッシュのちょい下ぐらいかな -- 名無しさん (2015-11-22 20:04:10)
- >>他のバリアンたちの意志がブレブレのなか、ただ一人ブレないで銀河眼決戦に挑むミザエル なお、最初の使命であるナンバーズ回収からは一番遠いところに居るもよう -- 名無しさん (2016-10-07 11:46:03)
- 死ぬ前の顔がやたら美しかった -- 名無しさん (2017-01-27 09:44:15)
- ナッシュと肩並べる程の実力者なのにサブリーダーになれなかったのは気が短いせいかな -- 名無しさん (2018-02-04 20:01:19)
- 記事にも書かれてるけど、「純ドラゴン使い」って実は珍しいんだよな。大半がエースがドラゴンでも身の回りが他の系統って多いし -- 名無しさん (2020-08-20 14:28:27)
- 1ターンセルフキルで散っていったのが前作のアポリアと比較してネタにされてはいるけど、ミザエルがいなかったら遊馬たちがあの歴代最悪の初見殺し貰ってたことになるから彼の犠牲はちゃんと必要だった -- 名無しさん (2020-08-20 15:35:28)
- ヘリオスフィアで攻撃を封じてバーンを仕掛けるように仕向けてそれに対して罠を張るという見事なタクティクス -- 名無しさん (2022-11-12 19:22:34)
- 強化おめ -- 名無しさん (2024-03-17 04:48:52)
- Vジャンの新規紹介記事で「時を戻そう」とぺこぱの例のポーズを取るミザエルよ -- 名無しさん (2024-04-26 11:02:24)
最終更新:2025年02月18日 08:08