登録日:2021/07/05 (月) 19:38:49
更新日:2023/08/08 Tue 14:59:03
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『赤嶺友奈』とは、アプリ『
結城友奈は勇者である~花結いのきらめき~』に登場した勇者(?)であり、3番目の友奈である。
CV:照井春佳
■概要
中学二年で、神世紀72年で活動していた友奈の名を冠した少女。
好きな食べ物はもちろん
うどんで、鶏肉も好む。
声と顔立ちは今まで登場した
2人の友奈に似ているが、やや釣り目で、肌は健康的な褐色。
顔立ちや声はほぼほぼ高嶋&結城と同じだが、性格はやや異なる。
ややクレバーな面があり、人に嘘をついたり騙したりするのにためらいがなく、目的のためなら相手の後衛陣を狙うなどともすれば卑怯とも取られかねない戦法も敢行できる。
ただ根は優しく
真面目。
また、説明が苦手で、いざ説明をしようとすれば擬音まじりの曖昧な表現になってしまうという高奈ちゃんと友奈ちゃんと同じでポンコツな面も。
神樹内世界では、戦いを巻き起こした張本人である造反神側に関与。
造反神を筆頭に叛乱を起こした勢力と土地を鎮静するために召喚された西暦・神世紀勇者部たちと相対する。
実は、筋肉が好きな筋トレマニア。
なんと今までの勇者であるシリーズで登場したキャラの中で珍しく
腹筋が見事に割れている描写がある腹筋パワー!。
筋肉の事になれば途端に早口になり、筋トレ沼に引きずり込もうとジムに誘うことも。
見事な腹筋とは対照的に、実際胸は豊満。
あと揺れる
ファンからの通称は“赤嶺友奈”の赤と奈の字を取った
「赤奈」で、実際に通称で呼ばれているという珍しい例。
クレバーかつ
小悪魔的だが、マイペースで天真爛漫な高奈ちゃんと友奈ちゃんに振り回されがち。
イメージカラーは赤と黒。勇者装束のカラーも赤と黒がメインで、どこか禍々しさを感じさせる。
赤奈が生きた神世紀72年のある事情で、主に対人戦闘の技術を磨いており、おそらく歴代友奈族の中でトップクラスを誇ると予想される。
武器はおなじみ徒手空拳で、「勇者パンチ」が使える。
また、造反神により彼(もしくは彼女)と、叛乱を起こした神々たちが疑似的に創り出したバーテックス達を操る能力を与えられており、
この能力ともう一つの能力で勇者部と相対する。
《赤嶺の精霊》
江戸時代、広島で描かれた絵巻物「
稲生物怪録」に登場する
魔王。
物語の主人公、稲生平太郎に襲い掛かった妖怪や怪異の原因で、魔王の座を巡り神野悪五郎と勇気ある少年100人を30日間驚かせるという賭けを行っていた。
物語の終わり、今まで襲い掛かった様々な怪異に負けなかった平太郎の気丈さを褒めたたえ、
“これを振れば自分が助けに来る”と木槌を与えて去っていった。なお、その木槌は現在でも広島のある寺に伝わっているという。
+
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《花結いの章》 |
はぁん。全部見ーちゃった。なるほどねー。
香川を解放したのはまぐれじゃないね。
花結いの章第11話、「前途洋々」にて台詞のみ初登場。
香川解放を成し遂げた勇者部メンバーの活躍を陰に潜み、自ら確かめたことにより 胸を躍らせる。
まぁあれだよ、姿を出したのは宣戦布告と、
名乗りが目的だから、戦力整うまで今は引くよ。
花結いの章第12話、「敵意」にてついに勇者部面々と対峙。敵意を隠すことせず、これから戦うことになる勇者たちに堂々と宣戦布告を突きつける。
なぜ造反神に与するのか? という疑問は自分の時代でなければ分からないとけむに巻く。これ平行線じゃね…?
ちなみに議論か質問は、
本人にとってかなりえぐい質問が飛んでくるから気を付けてね。
花結いの章第14話、「私に答えてください」に於いて勇者を真似て変身できるオリジナル性あふれる精霊と共に登場。
物理的には倒せず、論破することでしか消えないというえげつない精霊は須美に化け、 園子への劣等感、
そして眩く輝く2人に対し自分は足を引っ張っているという恐怖を叩きつけるも、
自分の弱さを受け入れていた須美は精霊を論破。今後、赤嶺はこの精霊を用いて勇者たちへ精神攻撃を仕掛けて行く。
花結いの章第22話、「純潔」。高嶋と 千景に精神攻撃を仕掛けたりと様々な方法で挑んできた赤嶺だったが、
膠着した状況を打開するため一騎打ちを提案。
最初 若葉が名乗り出るが、今回の趣旨とは違うため断り、友奈ちゃんと 東郷さんの両名どちらかを指名。
激闘の末、友奈ちゃんが赤嶺を打ち破った後、花結いの章は さらなる展開を迎えることとなる。
だから造反神を倒したら皆は召喚された直後に戻るわけだよ。
そして各々の戦いが始まり──このうち半分ぐらいは、過酷な運命を辿ることになる。
花結いの章第28話、「高尚」。赤嶺は、神世紀72年において自身が担っていた御役目と、
勇者部ら面々が造反神討伐を成せば記憶や経験がリセットされ、元の世界で過酷な運命を辿ると告げる。
記憶と経験は、メモ書きといったあらゆる手段でも持ち越せず、たとえ神様であったとしてもそれは不可能。
え?
中学生になった貴方がここに1人何故いないのか。それは…
そこで勇者達を試すが如く、「ただ一つだけ」死の運命から逃れられる方法を告げる赤嶺。
それは造反神を倒さず、ずっと神樹内世界に留まり続けるということだった──。
花結いの章、第31話「あなたの微笑み」。
告げられた真実により内部分裂しかけた勇者部一同だったが、これまで築いてきた絆が力となり、再び一致団結。
赤嶺もこれには流石に感服し、投降。勇者部メンバーの一人として合流し、共に造反神を撃破。
残されたわずかな時間を使って祝勝会を開き、更なる交流を深めたが、遂に送還が始まる。
私達!トリプル友奈!
私が貴方で、貴方が君で、君は私で!
ウィーアー!!……くぅ、恥ずかしい
西暦組送還の際、どこぞの マイティブラザーズのような元気いっぱいの口上を響かせ、先輩であり全ての友奈の祖である高嶋と別れる。 タカヒロェ……。
送還の間際、シリーズ全体を通しての謎の一つであった友奈の名を冠する意味を告げる。
友奈とは因子であり、逆手を打って生まれ、因子を継いだ子には祖である高島が持っていた武器、
天の神それら尽く滅せよという呪詛が込められた“天ノ逆手”の力が宿り、これは勇者と巫女双方の力と資質を兼ね備える東郷さんと同じく重要な立場であるという。
遥か遠い子孫である 弥勒夕海子に、 ご先祖様によろしく伝えておいてくれと言葉を預かり、どこか満足げな表情で赤嶺は元いた神世紀72年の世界に戻っていった──。
勇者らしからぬ戦法を駆使し、勇者部面々と激闘を繰り広げた赤嶺友奈。
下手をしたら嫌われかねない行動を 勇気をもって取り続けた彼女もまた、一人の勇者だったといえるだろう。
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花結いのきらめき、きらめきの章
第一章・花結いの章完結後に展開されている“きらめきの章”から初プレイアブルキャラとして参戦。
他の友奈ズと同じ近接攻撃型。
御先祖を遠い沖縄の地から人類最後の生存圏、四国に送り出した
古波蔵棗をお姉さまと慕っていて、
2019年のバレンタインでは「私を……忘れないで」と意味深な言葉と共にチョコを置いて行った。
高奈ちゃん並みに重いような……。
花結いの章終盤で見せた勇者たちの行く末などに関する記憶は造反神の手によって消されており、バーテックスの統率能力も失われている。
きらめきの章4話でレンちこと弥勒蓮華が登場以降、花結いの章ではなかなか見られなかった色々な面を見せ始めるようになり、
筋肉関連の仲間として
芽吹と交友を深めている。
■余談
- 友奈ちゃんと東郷さん。高奈ちゃんとぐんちゃん。どちらも黒髪であり、どちらも2人の友奈ズにとってかけがえのない存在。
故に蓮華もまたいわゆる黒髪枠としてどのような立場になるのか、今後の展開に注目が集まっている。
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赤嶺家と弥勒家 |
赤嶺家は、神世紀72年に起きた天の神を信奉するカルト宗教団体が起こした大規模テロを鎮圧し、その功績から大赦内で大きな地位を得たという。
壊れる前の瀬戸大橋に建てられていた石柱の一つに赤嶺の名が刻まれており、このことから相当の地位を誇っていたと容易に予想される。
対して、赤奈の盟友である蓮華は、ここ一番の時に私情が混じって失敗。その後、夕海子の代では弥勒家は完全に没落してしまっている。
「どのような任務だったのか?」という考察が繰り広げられており、今後解き明かされることを期待したい。
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最後のおみやげは置いてくけどね。
今度はアニヲタ君、追記・修正してねー。
- 沖縄の勇者の子には最初から割と態度が優しいんだよな。先祖助けてもらってるから。 -- 名無しさん (2021-07-06 11:41:11)
- 三ノ輪銀ゥ! -- 名無しさん (2021-07-06 14:12:55)
- 何故君だけが進級していないのかぁ! -- 名無しさん (2021-07-06 16:28:12)
- 山本五郎左衛門や酒呑童子や牛鬼など友奈族は元ネタが強力な妖怪つれてるな -- 名無しさん (2023-08-08 14:59:03)
最終更新:2023年08月08日 14:59