Ζ(デュエル・マスターズ)

登録日:2021/07/28 (水) 00:59:11
更新日:2021/07/29 Thu 18:20:48
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勝手に調子づくがいい。

Z様率いる闇軍には次の手があるのだ…。




Z(ゼータ)とは、デュエル・マスターズの名称群。

解説

覚醒編から登場しており、DM-37で登場した《ヤミノドーベル》によって名称カテゴリーとなった。
同様に覚醒編ではDM-36からXX(ダブルクロス)という名称群が登場しているが、背景ストーリーでは敵対関係にあるなど対照的な存在となっている。

「Z」に「ゼータ」とルビが振ってあるカードが「名称カテゴリーのZ」に属する。
しかし、基本的に「Z」も「ゼータ」もよくカード名に利用される単語なので見分けるのはなかなか面倒。
現に《勇者ベッカムZ》とか《ゼータ・トゥレイト》とか《究極生命体 Z》などが存在しているが、こいつらはZカテゴリーには属していない。

背景ストーリー的な設定もあって現時点では闇単色カードが殆どだが、多色Zも存在する。
また、一部のカードを除いて多くのクリーチャーがE・ソウルを持っていることが特徴的。

正直Zのサポート自体が少ないので、この名称カテゴリーがゲームで活かされる機会はあまり見られない。
ただし、Zの代表的存在であるディアボロス関連のカードスペックが極めて高いため、Zを持つカード自体はよく見かけると思われる。

Z一覧

殲滅の英雄ハンニバルZ

殲滅の英雄ハンニバルZ VR 闇文明 (7)
クリーチャー:デーモン・コマンド 7000
E・ソウル
地獄返霊4(このクリーチャーが攻撃する時、またはその返霊能力を使った時、自分の墓地からカードを4枚、好きな順序で山札の一番下に置いてもよい。そうした場合、このクリーチャーの返霊能力を使う)
返霊-相手のクリーチャーを1体破壊する。
W・ブレイカー

DM史上初のZだが、後のディアボロスの印象に押されてどうも忘れ去られがちなクリーチャー。
地獄返霊4によってアタックトリガーによる確定除去を放つことが出来る。

返霊によって山札を回復しながらの確定除去は強力だが、墓地肥やしが必須になるためにサポートが必要。
墓地肥やし自体は闇文明の得意技なのでサポートに大きな苦労は必要ないと思われるが、その代わりにアタックトリガー故のタイムラグのフォローの方が大変になるだろう。

時空の封殺ディアス Z/殲滅の覚醒者ディアボロス Z

時空の封殺ディアス Z SR(SSR) 闇文明 (8)
サイキック・クリーチャー:デーモン・コマンド/ドラゴン・ゾンビ 7000
E・ソウル
殲滅返霊4(このクリーチャーが攻撃する時、自分または相手の墓地からカードを4枚選んでもよい。あるいは両方の墓地からカードを4枚ずつ選んでもよい。選んだカードを好きな順序で持ち主の山札の一番下に置く。こうして選んだカード4枚につきこのクリーチャーの返霊能力を使う)
返霊-相手は、バトルゾーンまたは手札から自身のカードを1枚選び、山札の一番下に置く。
W・ブレイカー
覚醒-自分のターンの終わりに、そのターン、相手のクリーチャーが3体以上バトルゾーンを離れていた場合、このクリーチャーをコストの大きい方に裏返す。
覚醒後⇒《殲滅の覚醒者ディアボロス Z》

殲滅の覚醒者ディアボロス Z SR(SSR) 闇文明 (16)
サイキック・クリーチャー:デーモン・コマンド 18000
E・ソウル
バトルゾーンにある相手のクリーチャーすべてのパワーは-5000される。
バトルゾーンにある自分の他のクリーチャーすべてのパワーは+5000される。
Q・ブレイカー
解除
覚醒前⇒《時空の封殺ディアス Z》

Z史上初のサイキック・クリーチャーであると同時にディアボロスの最初の姿。
自分だけではなく相手の墓地も参照に出来る特殊な返霊の「殲滅返霊」を持ち、アタックトリガーによって相手の手札やバトルゾーンから山札への除去を行える。
覚醒後は相手へのパワー低下効果とディアボロス自身を除く自軍へのパンプアップを同時に行える。除去されても解除で覚醒前に裏返ることで耐え切れる。

覚醒前でもpigを機能させない山札送りの除去は魅力的であり、自身の墓地肥やしが機能しなくても働ける殲滅返霊も返霊としては使いやすい。
覚醒条件は相手の場に依存する側面があるので難易度が高いが、覚醒後は場にいるだけで相手の小型~中型クリーチャーの生存を許さない制圧力は今なお強烈。

死滅恐皇グラヴィッツZ

死滅恐皇グラヴィッツZ VR 闇文明 (7)
クリーチャー:ダークロード/ドラゴン・ゾンビ 6000
E・ソウル
相手がバトルゾーンに、そのターン最初のクリーチャーを出した時、相手は自身のクリーチャーを1体破壊する。
W・ブレイカー

ダークロードに進出したZ。各ターンに相手が最初にクリーチャーを出した際に相手に選ばせる除去を行う。
相手が選ぶので役目を終えた小型クリーチャーやpig所持を破壊される可能性はあるが、アンタッチャブルを除去できる可能性もある。
ターン自体の制限はないので自分のターンでも相手に効果が適用できる点が大きく、S・トリガーを始めとしたカウンターカードには非常に大きな痛手となる。

上手く使えば場のコントロールが可能だが、このクリーチャー自身に除去耐性はなく場持ちが良い訳ではないので、そこを上手くサポートしたい。

時空の邪眼ロマノフZ/邪神の覚醒者ロマノフ・Z・ウィザード

時空の邪眼ロマノフZ(ゼータ) SR 闇文明 (10)
サイキック・クリーチャー:デーモン・コマンド/ドラゴン・ゾンビ/ナイト 7000
自分のターンのはじめに、自分の山札の上から1枚目を墓地に置く。
覚醒-自分のターンのはじめに、自分の墓地に呪文が10枚以上あれば、墓地のカードをすべて山札に加えてシャッフルする。その後、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。
W・ブレイカー
覚醒後⇒《邪神の覚醒者ロマノフ・Z・ウィザード》

邪神の覚醒者ロマノフ・Z(ゼータ)・ウィザード SR 闇文明 (20)
サイキック・クリーチャー:デーモン・コマンド/ドラゴン・ゾンビ/ナイト 14000
このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から2枚を墓地に置く。その後、自分の墓地にある闇の呪文を1枚、コストを支払わずに唱えてもよい。そうした場合、その呪文を山札の一番下に置く。
T・ブレイカー
覚醒前⇒《時空の邪眼ロマノフZ》

ロマノフがZと化した姿。ゲーム的には2つの名称カテゴリーを持つカードとなっている。
自前の墓地肥やしを持っているが、覚醒条件の墓地肥やしの要件がその能力を使ってもあまり足しにならないくらいには厳しい。
覚醒後はアタックトリガーによって山札からの墓地肥やしとそれによる闇の呪文の踏み倒しを行う。

覚醒後の能力やスペックはなかなか強いが、覚醒条件などの難易度の高さから高度なプレイング技術が求められる。
ちなみに、一時期は裁定に穴が生じたことで「覚醒条件があるけど無条件で覚醒する」という意味不明な状態が発生したこともある。

壊滅の撃墜王エスコバルドZ

壊滅の撃墜王エスコバルドZ VR 闇文明 (7)
クリーチャー:デーモン・コマンド 7000
E・ソウル
返霊7
返霊−コスト7以下の他のクリーチャーをすべて破壊する。
W・ブレイカー

「壊滅の撃墜王」という名前が印象に残るであろうZ。返霊でコスト7以下の他のクリーチャーを全て破壊する。
強力なカードが多いコスト7までが対象になる全体除去は強烈であり、この手のリセット能力を持ちながらもコスト7である自身は対象にならない点も地味に大きい。
欠点としてはアタックトリガー故のタイムラグをカバーする必要がある点とリセット的能力故に自軍に起きる被害を利用する手段を考える必要性が求められることか。

同じZで同じコスト・パワー設定で除去能力を持つハンニバルと比較されやすい。

黒輝死爵クローズZ

黒輝死爵クローズZ C 闇文明 (5)
クリーチャー:ダークロード 4000
E・ソウル
返霊2
返霊−相手の闇以外のクリーチャーを1体、破壊する。

高レアばかりなZでは珍しく最低レアリティになっているZ。大型クリーチャーが多いZでは中型である点も特徴的。
能力自体はZお得意の返霊を持ち、闇以外のクリーチャーを対象とした除去を放つことが可能。
コモンのカードとしては悪い性能ではないが、中型でありながらも能力はアタックトリガーと言う遅さもあって全体的に「中途半端」なクリーチャー。Zの中では劣る印象は否定できない(まあコモンだから当然だが)。

ちなみに、ダークロード単一でありながらも多種族冠詞の「死爵」が与えられている点が地味に考察されることがある。

時空の支配者ディアボロスΖ/最凶の覚醒者デビル・ディアボロスΖ

リンク先参照。覚醒編ラスボスのサイキック・クリーチャーであり、Z一族最強候補にも挙がるZの代表。

復讐のバイス・カイザーZ

復讐のバイス・カイザーZ P(R) 闇文明 (7)
クリーチャー:ブラック・コマンド・ドラゴン/エイリアン 6000
相手の墓地にある呪文1枚につき、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にならない。
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手は自身の手札を見せ、その中の呪文をすべて捨てる。

コロコロGの付録として登場したエイリアンのZ。
墓地の呪文の数によるコスト軽減とcipによる呪文のみを対象としたピーピングハンデスを行う。

能力自体は相手次第な面もあるが強力で、特に新カードタイプのツインパクトカードが登場してからメタカードとしての価値が上昇した。
種族もサポートが豊富なコマンド・ドラゴンということ影響して一時期は環境で活躍したこともあり、ディアボロス以外のZでは出世したクリーチャーである。

「謎」の頂 Z-ファイル

リンク先参照。ゼニスとして出現したZだが、背景ストーリー的には正に「謎」が多い。

時空の悪魔龍 ディアボロス ZZ/究極の覚醒者 デビル・ディアボロス ZZ

時空の悪魔龍 ディアボロス ZZ VIC 闇文明 (10)
サイキック・クリーチャー:デーモン・コマンド・ドラゴン 9000
ブロッカー
このクリーチャーは攻撃することができない。
相手のクリーチャーの能力によって、相手がバトルゾーンにあるクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーを選ぶことはできない。
覚醒−自分のターンのはじめに、バトルゾーンとマナゾーンにある自分のカードの中から合計3枚選び、墓地に置いてもよい。そうした場合、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。
覚醒後⇒《究極の覚醒者 デビル・ディアボロス ZZ》

究極の覚醒者 デビル・ディアボロス ZZ VIC 闇文明 (20)
サイキック・クリーチャー:デーモン・コマンド・ドラゴン 23000
このクリーチャーが攻撃する時、相手の光のクリーチャー、水のクリーチャー、闇のクリーチャー、火のクリーチャー、自然のクリーチャーを1体ずつ破壊する。
Q・ブレイカー
解除
覚醒前⇒《時空の悪魔龍 ディアボロス ZZ》

ドラゴン・サーガの世界観に合わせて闇単色のドラゴンへとリメイクされたディアボロスZ。
種族がデーモン・コマンド・ドラゴンへと変更されて闇単色となった点以外の変更点としては、覚醒時に生贄となるカードの送り先が山札から墓地になった。

本家よりも勝っている点としては種族がサポートを受けやすくなっている点だろう。
一方で劣化した点としては、単色になった影響で呼び出せる超次元呪文の範囲が減ったことや文明に関するサポートを受けにくくなったことが挙げられる。
覚醒条件の変更に関しては一長一短。こちらの方が墓地肥やしなどに活かしやすいが、本家のような山札の回復は出来ず、単純な消耗ではこちらの方がダメージは大きい。

背景ストーリー

超獣世界において密かに闇文明の覇権を狙い暗躍していた一族。覚醒編の時代から表舞台に出現した。
覚醒編の闇文明の頂点に立っていたが、一部勢力の離反で闇文明が内部分裂状態になったことで区別する為に「Z軍」とか「Z一族」と呼ばれる。

基本的に不義理と暴力が思考の中心な闇文明の中でも反感を抱く者が出てくるくらいには残虐な思想を持つ一族らしい。
一方で後の歴史で世界を救う勢力に加担したハンニバルZなどの存在を見るに、一族にも最低限の正義感を持っている人物もいる模様。

最終的にディアボロスZの敗北したことで一大勢力ではなくなり、後に他の外部勢力の傀儡勢力だったことが判明する。
しかし、怨念は残り続けたようで、以降の時代でもごく稀に残党やパラレル的人物が出現する。

歴史的には唐突に現れた勢力であり、その出自や外部勢力と結びついた経歴には謎が多い。
覚醒編以前の神化編戦国編の時代に既に活動していてもおかしくはないのだが、現在までその辺りは言及されていない。

ちなみに、こいつらを操っていたエイリアンもまた別の外部勢力に操られていたのだが、そちらは最終的にはちゃっかり善玉サイドに収まっていた。
同じく操られながらも単純な邪悪集団としてフェードアウトしていったZとは対照的であり、扱いを比較する意見も見当たる。
Zの背景ストーリーでの行動に同情の余地があるかと言えばないので仕方ないが、メタ的な視点で見ると割と不憫な集団なのかもしれない。
一応、王来篇で一部のZが味方勢力に加担している様子があるので多少フォローされたとは解釈できるか。

覚醒編

覚醒の力に溺れてフィオナ協定を破った闇文明軍だったが、覚醒の力を手に入れた四文明連合軍の反抗を受けて劣勢になる。
その最中でZ一族は頭角を現し、ディアボロスZが闇文明のトップとして指揮を行うことになった。
ディアボロスZは連合軍として勝利を重ねていた光文明に接触して裏切りを誘発させ、《宝翼機ミール・サンダー》などの光文明のクリーチャーを支配下に置く。

勢いをまずZは独裁者として闇文明を私物化し、仲間を捨て駒にする残酷な作戦を展開する。
闇文明内ではモナーク家に近く、他文明との共闘経験もあった死神勢力の抵抗を受けるが、彼らを屈服させることに成功して力を差し出させる。
一方で《終焉の凶兵ブラック・ガンヴィート》がZに反抗し、一部闇勢力の文明連合軍への合流を許してしまった。

《神風の覚醒者ストーム・カイザーXX》がディアボロスZを一時的に封印したことで、戦争は膠着状態に陥る。
これに対してZ軍は古代の民との戦いで犠牲になった影響で恨みの思念体として漂っていたロマノフの魂をZとして復活させる。
更にディアボロスZの封印を解くべく光の技術力を利用し、《悪魔神王バルカディアス》を筆頭に多色クリーチャーの勢力を拡大した。

最終的にディアボロスZの封印解除に成功したZ軍は、時空の支配者と化したディアボロスZを誕生させる。
同盟相手の光文明の一部勢力が離反が起き、最大戦力のバルカディアスも撃破されるが、ディアボロスは各文明の力を吸い上げて最凶の覚醒者として覚醒する。
最凶の覚醒者は《超覚醒ラスト・ストーム XX》と三日三晩に及ぶ戦闘を繰り広げるが、最終的にディアボロスは敗れ去った。
ディアボロスZは死の直前にガンヴィートへの恨みを呟き、自身が死んでも平和は訪れないことを示唆して息絶える。

一方その頃、地上を物色する不気味な生命体が「所詮、Zは役に立たなかった」と呟いており…?

エピソード1

超次元の奥の世界、パンドラ・スペースからエイリアンを名乗る種族が地上侵攻を宣言する。
Zはいつの間にかパンドラ・スペースに侵入してエイリアンと接触をしており、彼らから支援を受けていたことが判明する。
しかもZ一族の執念がエイリアンのドラゴンに憑依し、残虐な龍として暴れまわった。

後にエイリアンもアンノウンに操られており、Zは操り人形の操り人形だったことになってしまった。
開発主任KのTwitterでは、この関係性からディアボロスZもアンノウンに唆されていた可能性が示唆されている。

エピソード2

アンノウンの同盟関係として上位的存在のゼニスの存在が発覚し、Zはゼニスの手先になっていた構図が作られる。
そのゼニスにZの名前を持つ闇デーモン・コマンドの支配者であるZ-ファイルが登場し、盟友の《「呪」の頂 サスペンス》と共に戦った。
しかし、Z-ファイルの経歴には謎が非常に多く、そもそも何故Zを名乗っていたのかも分かっていない。

ドラゴン・サーガ

かつての覇王とは真逆に《暗黒の騎士ザガーン》を「つまらん奴」と酷評するディアボロスZZが登場。
DS世界におけるディアボロスZのパラレル的個体らしく、開発主任KのTwitterでもそのような形で扱われている。
推測としては歴史の異なるDS世界では覚醒編と同様の歴史の展開が起きておらず、龍の力の影響が強い世界観ではディアボロスはドラゴンと化してしまったと思われる。

王来篇

死者の魂を操る力を持つ《ビシャモンス・デーケン》に対して生者を殲滅するハンニバルZの魂が共鳴を起こし、《ビシャモンス <ハンニバル.Star>》が誕生する。
これはハンニバルZが歴史の崩壊を狙うディスペクターに対してレクスターズとして反抗する意思の現れでもあり、残虐なZ一族が初めて味方勢力として世界のために戦うことを意味している。
Zの宿敵であるXX勢力の《爆竜トルネードシヴァXX》はディスペクターへと堕ちており、世界を壊す者と守る者の立場が入れ替わる善悪逆転の構図が形成された

余談

  • 上述したように背景ストーリーでは過去の遺物と言わんばかりに名称カテゴリーの死神を屈服させ、背景ストーリーの動きを反映するかのように死神は新規の数を減らした。
    しかし、DMD-33「マスターズ・クロニクル・デッキ 2016 終焉の悪魔神」などによって死神は定期的に数を増やしており、Zの方がカテゴリー的な盛り上がりでは劣るというのが現状である。




追記・修正は、覚醒しても敗北して支援者に役立たずと罵られてからお願いします。

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最終更新:2021年07月29日 18:20