モナーク家(デュエル・マスターズ)

登録日:2015/01/25 (日) 21:22:35
更新日:2024/03/18 Mon 17:27:11
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「モナーク」。

それは、最上級の悪魔にのみ名乗ることを許されし名前。





モナーク家とは、デュエル・マスターズに登場する一族の事を指す。

DMの背景ストーリーにおいて、闇文明の代表的な一族となっている。
超獣世界では謎めいた存在であり、たびたびこの一族の謎については議論される。


解説


デュエル・マスターズにおける、モナークの名前を持つ存在はDM-01から登場しており、それはあの覇王ブラックモナークである。
ブラックモナークは定期的に背景ストーリーに登場しているが、カード化はされていなかった。

後に転生編になって新たなモナークの名を持つダークモナークなるクリーチャーの存在が示唆された。
しかし残念ながら彼もカード化はされておらず、開発陣からも忘れ去られている可能性が高い。

このように、モナークの名を持つクリーチャーはしばらくの間はカード化されていなかった。

しかし、不死鳥編に入ると初めて悪魔神デスモナークというモナークの名を持つクリーチャーが登場。
彼は無事にカード化される事に成功し、以後もモナークの名を持つ代表的なクリーチャーとして名を馳せる。
また、デスモナークの台詞から超獣世界には『モナーク家』なる一家が存在することが判明。
少なくともこの家には三兄弟の人物(長男ブラックモナーク、次男ダークモナーク、三男デスモナーク)がいるという設定が明かされた。

この事実によって、DMの背景ストーリーを研究するデュエリストにとっては興味深い研究対象となるのだった。

従来の超獣世界とは異なる歴史を歩んでいるドラゴン・サーガ世界にもこの一族が存在するのかは不明。
DMX-19におけるデスモナーク再録を背景世界にも反映させるなら、DS世界にも存在することにはなるのだが…。
DS世界にはモナーク家が存在していないならば、しばらくはモナーク家の新規カードは望めないと思われていたが、実際には革命編最中に、主がついに降臨した。
また、DS世界の延長線にあると言われている新章以降の世界においても、王来篇にて新規モナークが登場している。

このように超獣世界の闇文明にとっては重要な一家だが、背景ストーリーでの出番は案外少ない一家でもある。


背景ストーリー上の設定


一族構成

一族の頭であるブラックモナークはダークロードである故に、本来ならばモナーク家の三兄弟はダークロードで構成されているはずである。
しかし、ブラックモナークの末弟を名乗るデスモナークはデーモン・コマンドであり、ダークロードを所持していない。
超獣世界の血縁関係が我々人間と同じかは不明とは言ってもこの状態は矛盾を生んでいたことで一部では、ブラックモナークは『ダークロード/デーモン・コマンド』の複合種族であるとする説も有力視されていたが、後にそれが正解だとが判明した。

三兄弟ではないバロム・モナークもデーモン・コマンド単独所持だったことから、ブラックモナークのカード化以前は「モナークという名前は種族などに関係ない」という説が強くなっていた。
要は、モナークという名前は当代のモナークが死ぬことで別のデーモン・コマンドやダークロードに引き継がれるという推測である。
DMX-19再録のデスモナークのフレーバーテキストでは、「モナーク」という称号は最上級の悪魔のみが名乗ることを許された名前だった設定が語られており、裏を返せばモナークの名が苗字や世襲制のみによって得られる名ではないことが明らかとなった。
ただし、DMX-19のフレーバーテキストは『最上級の悪魔=その位置はモナーク血縁者』と解釈するか、純粋に『モナーク家は血縁関係を重視しない』という解釈するかで意味は変わってくるかもしれない。
また、開発主任Kによると有名な名前なので勝手にモナークを名乗る僭称者もいるらしく、モナークはモナークと自分で名乗らないようだ。

デスモナークの名乗っていた末弟という話もデスモナークが血縁関係なく名乗ったのかもしれないという説も出ていたが、後にカード化したブラックモナークがデーモン・コマンドを持っていたためにこの説は覆った。

歴史

基本セット転生編

基本セット時点では既に故人と化している覇王ブラックモナークだったが、死んでもなお闇文明に絶大な影響力を与えていた。
ブラックモナークの死体の頭蓋骨は化石化した島と化し、「髑髏の海」と呼ばれる腐敗ガスの漂う地域と化していた。
自然文明への侵攻を見守るブラックモナークは、様々な新規種族の創設や封印されているクリーチャーの解禁などを行っていた。

転生編ではモナーク三兄弟の次男であるダークモナークの書物が、魔導具の知識が記されている事から食い荒らされている状況が判明している。

不死鳥編

転生編終盤の終末魔導大戦で世界が滅亡して各文明が疲弊状態に陥ったタイミングを狙って、モナーク三兄弟の末弟である悪魔神デスモナークが姿を現す。

ブラックモナークの頭部の化石は東方血土に持ち込まれ、新世界におけるグランド・デビルの城「髑髏魔城」として利用されることになった。
城の建設を行いながらブラックモナークの亡骸の再生活動を行っているようで、周囲の沼地はブラックモナークの血で満たされている状況は「闇社会の膿」と評されている。
グランド・デビルはブラックモナークを再生すれば世界が闇に覆われると信じていたようだが、不死鳥編の末路を考えると成功はしなかった模様。
後の《悪魔神ドルバロム》の発言と思いっきり矛盾していることになるが、これは一体どういうことなのか…。

極神編

髑髏魔城はまたしても別の地域に移動したらしく、今度は極神編新世界における闇文明の中心地「髑髏城オルゼキア」と化している。
ワールドマップではこの城がブラックモナークの頭部とは明言されていないが、デザイン的には恐らく髑髏魔城と同一だと考えられる。

神化編

ブラックモナークが戯れで作り出したモナーク一族のバロムモナークが闇文明の精鋭集団として「死神」を率いて、オリジンとの戦争や他文明との共闘を行う。
開発主任Kによると光に関与する《サファイア・ウィズダム》、モナーク一族が大嫌いであるために死神にバロムモナークがいることに嫌悪感を覚えていたようだが、対オリジンを優先したようだ。

エピソード2

闇の象徴とされる骸骨の城「ヤバスギル・スカル」が登場。これも恐らくブラックモナークの頭部。
闇の一部種族がゼニスに加担した影響からか左目部分がゼロ文明風の装飾が施され、頭部には「ファントム業火」なる巨大蝋燭が設置されるなど悪趣味化が進行している。

エピソード3

闇文明に「奈落の入り口 G.P.S」という呼吸する者全てを飲み込む入り口を持つ巨大骸骨城「骸骨城ブリティッシュ・パビリオン」が存在しており、これがブラックモナークの頭部ではないかという推測があるが詳細は不明。

王来篇

禁時混成王 ドキンダンテXXII》が持ち出した石柱の針が「VIII」に進んだ際にブラックモナークが出現。
オリジナル・ハートの力でゴッドに変貌した闇の七王を、イデア・フェニックスと共に顕現した衝撃で一瞬で消しとばして撃破した。

ブラックモナークは五龍神が復活してディスペクターとなることを確認したらしく、これには「つまらん」とも言っていられなくなったらしい。
また「ノワールモナーク」を名乗る謎のモナークが出現しているが…。

◇マスターズ・クロニクル

時系列は不明だが、恐らくエピソード3後の世界にて闇文明が死神を中心としてフィオナの森へと侵攻。
覇王の復活祭と称して森を荒らしたことでついに覇王が復活しようとするが、一方で光文明にて降臨したサファイア・ウィズダムによって大幅にパワーアップしたアルカディアス家が悪魔神の討伐に赴く。

開発主任によると、ブラックモナークを復活させようと闇文明が動いたのはサファイア・ウィズダムが出現した影響らしい。
闇文明は対ウィズダムには自然の力も取り込んだ多色化が必要と考えたようだが、ブラックモナーク自身は闇単色でも十分だと判断した模様。
ブラックモナークの顕現を見てウィズダムは超獣世界から帰ったようだ。


モナーク家構成員


覇王ブラックモナーク

DM-01から名前のみが登場するモナーク家の当主(になっているクリーチャー)。

はるか昔、闇文明を統括していたというダークロード。
死後もその強大な魔力が闇文明の地を覆い、不死鳥編世界までに闇文明世界に大きな影響を与えた。

長らく性別は明言されていないため不明だった。
普通に考えれば男だろうが、DM初期におけるダークロードは女性が多いために女の子の可能性も否定できない状況にあった。
女性設定だったら、カード化の際にかわいいデザインを求めるデュエリストもいるだろうが、そんなデザインは100%無理。

キマイラパラサイトワームデスパペットパンドラボックスという後のDMで活躍する種族を作ったのもこのお方である。
デスパペットは自然文明に敗れたという屈辱から、パンドラボックスはお遊びで作られるなど種族創設の理由は割と適当。
……ザガーン出陣の時は調子こいていた割には、いざ負けるとデスパペットを作っているため、意外と怒りっぽいのかも。

どうやらDM-01時点で死亡していたようであり、種族を作れたのも彼の残留思念的な物だと思われる。

その遺体の頭部は闇文明の居住地に残された。
転生編のカタストロフィーの後に出現したグランド・デビルは、この頭部を住処として有効活用している。
仮にブラックモナークが生き返ったら、真っ先にグランド・デビルは粛清されそうても文句言えないレベルの罰当たり。

そしてこのブラックモナークの頭部が滅茶苦茶大きい。

背景ストーリーポスターなどで確認できるが、頭部だけで惑星型フェニックスを上回る。
頭でこの大きさって、ブラックモナークを超える大きさのクリーチャーなんていないんじゃね?

そんなグランド・デビル族とデーモン・コマンド族は、不死鳥編において彼(彼女?)の復活計画を共謀。

世界中に散らばっているらしい遺体の残骸をせっせと集めていた。
成功のあかつきには、全世界を闇文明の支配下に置くことができると信じて……。

だが残念なことに、不死鳥編の結末を見るにその復活は順調に進んでいないと考えられた。
それに、エピソード3にてグランド・デビルはオラクルの信者となってしまい、そのまま別世界のお話に入ってしまった。

復活はまだまだ先のようである。

ブラックモナークがカード化されずに10年以上経つが、果たしてカード化はされるのだろうか……。
一部のファンからは『ブラックモナークがカード化されるときがDMの最後』と噂されているとかなんとか。

DS世界以降、ブラックモナークの出番はないかと思われたが、DMD-33「マスターズ・クロニクル・デッキ 2016 終焉の悪魔神」にてついに物語が動き出す。
このデッキに再録された《ダーク・ライフ》のフレーバーテキストから、ついに復活するような事が示唆された。
また、《悪魔神ドルバロム》のフレーバーテキストから、エピソード3までの超獣世界の物語の根底を揺るがす(と言ってもこの話の舞台設定は曖昧だが)衝撃的な発言がされた。
その時の発言は、散々ネタにされたザガーンに対するブラックモナーク評を上手く格好良くした台詞なのである意味必見。
そしてこの発言を素直に受け止めるならば、既にグランド・デビルとデーモン・コマンドの共同計画は準備万端だったことになる。



その結果、ついに……






DMX-24で、念願のカード化を果たした。



覇王ブラックモナーク 闇文明 (10)
進化クリーチャー:デーモン・コマンド/ダークロード 17000
進化-自分のデーモン・コマンド1体の上に置く。
T・ブレイカー
このクリーチャーが攻撃する時、闇の進化ではないクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。その後、闇のクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出してもよい。

かつてバロムの封印を解禁した設定や、先にカード化された末弟との繋がりを示すかのような墓地からのリアニメイト能力を持つ。
アタックトリガーで非進化の闇クリーチャー一体+闇のクリーチャー一体の合計二体をリアニメイトするという、単純ながら超強力な効果。
今でこそインフレの波なので超絶対的というわけではないが、確かに基本セット~闘魂編の世界観レベルで考えるとそりゃオーバーテクノロジーですわ。

能力は超シンプル超豪快ではあるが、コストの重さやある程度の墓地肥しの必要性などの弱点も見れる。
闇最強の思想のモナーク家的には皮肉だが、マナブーストなどは他文明の力を借りる必要もあるかもしれない。
よく考えるとDMD-33のフィオナの森住民洗脳化は、自然の力を使っても良いよという建前作りの可能性が……?

ちなみに一人称は「余」。
自分が出撃すれば圧倒的に勝ってしまうためつまらないと述べていることから、かなりの自信家のようだ。

余談だが、このブラックモナークは人を見る目が無いとよくファンの間で言われている。

彼はあの《暗黒の騎士ザガーン》について『出すだけで勝ってしまうからつまらない』と絶賛していた。
ところが、ザガーンは実際のカードスペックは弱く、背景ストーリーでも《いにしえの超人》に完敗している。
後のデビル・ディアボロスZZはザガーンを酷評しており、ディアボロスZZの方が分析能力は上だと思われる。
実際な話、ブラックモナークの効果でザガーン二枚を出せば、確かに殴り切れる可能性はあるわな。

《ダークモナーク》

骨食怪人ボーンリーパー》のフレーバーテキストのみに登場したカード化されていないモナーク。

どうやら彼の残した秘書はボーンリーバーに食い荒らされている。
その秘書は、おそらく昔使われていたクロスギアに関する内容が書かれているようである。

このことから、ダークモナークはクロスギアに関する能力を持っていた可能性がある。

興味深い存在だが、ボーンリーバー以外のフレーバーテキストなどでその存在は確認できない。
今後カード化できる可能性は残念ながら望めないと思われる……。
後のEXギャラクシー・テルセットでのデスモナークの説明を見るに、モナーク三兄弟の次男設定だと推察される。

2016年には頭首・ブラックモナークがついにカード化を果たした。
そのため、モナーク家で唯一カード化を果たしていないクリーチャーという事になる。
これでは頭首復活を果たしたモナーク家全員集合が果たせないので、是非ともカード化してほしいところだが……。

悪魔神デスモナーク

悪魔神デスモナーク SR 闇文明 (6)
進化クリーチャー:デーモン・コマンド 8000
進化-自分のデーモン・コマンド1体の上に置く。
このクリーチャーが破壊された時、進化ではないデーモン・コマンドをすべて、自分の墓地からバトルゾーンに出してもよい。
W・ブレイカー

DM-19でついに初めてカード化されたモナーク。

モナークの名に恥じない強烈な性能を持つ。
インフレの進んだ現在でも十分に通用するスペックで、DMX-19などでも再録された。

モナーク一族では末弟であると記載されており、モナーク三兄弟の末弟と設定されている。
しかし、デスモナークはデーモン・コマンド単体所持だったので、本当に血縁関係のある三兄弟なのか疑われていた。
だが、後のブラックモナークがデーモン・コマンド所持者だったことから、血縁関係がある可能性が高くなった。

イラストを見ると、下に小さくバロムの名を持つクリーチャーが集合している。
このことから、デスモナークは相当巨大なデーモン・コマンドであると読み取れる。
実際のパワーは、バロスト以外には劣っているんだけどね。

DM-19のフレーバーテキストでは、光の時代の終わりを告げている。

EXギャラクシー・テルセットでも、終末魔道大戦後の疲弊した各文明の状況を好機として表舞台に姿を見せる事にしたと説明されている。
確かに彼の登場した不死鳥編時期では文明という概念が薄れており、彼の指摘や考えもあながち間違いではない。
しかし、逆を言えばこの時期では闇文明という物に対する誇りとかの価値観も寂れている訳なので、果たして闇文明であるモナーク家が栄えられるかは不明。

《死神明王バロム・モナーク》

死神明王バロム・モナーク SR 闇文明 (7)
進化クリーチャー:デーモン・コマンド 12000
進化-自分のデーモン・コマンドまたは名前に《死神》とあるクリーチャー1体の上に置く。
自分のデーモン・コマンドまたは名前に《死神》とあるクリーチャーがバトルに勝った時、クリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出してもよい。
T・ブレイカー

DM-35で出現した『死神明王』と『モナーク』名を伏せ持つクリーチャー。

死神の名を持つクリーチャーを徹底的にサポートするスペックを持つ。
それもそのはず、バロム・モナークは神化編において、オリジンに対抗する集団『死神』を作り出した張本人。
その死神は、各文明と連携してオリジンに激しい抵抗を繰り広げた。

このことから、バロム・モナークは神化編での闇のトップに君臨していることがうかがえる。

だが、彼の創設した死神は後の覚醒編において同じ闇のZ軍と対立。
しかしZへの抵抗も実らず、ディアボロスZの前に屈服してしまった。

DMD-33では、パンドラボックスと同じく戯れでブラックモナークに製作されたという事実が判明
バロム・モナークもキマイラやパンドラボックスと同じ感覚で作られたとは、笑えるような笑えないような……。
なお、このときの口調からバロム・モナークは老人のような口調で喋っていることが見れる。意外とおじいちゃんなのね。

覇王ノワールモナーク

覇王ノワールモナーク SR 闇文明 (5)
クリーチャー:デーモン・コマンド/ダークロード 6000
スレイヤー
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、自分のシールドを好きな数、墓地に置いてもよい。その後、こうして墓地に置いたカードの数だけ、闇のクリーチャーを自分の墓地から手札に戻してもよい。
自分がゲームに負ける時または相手が勝つ時、自分のシールドが1つもなければ、かわりに自分の進化ではないクリーチャーを2体破壊する。

DMRP-20「王来篇 第4弾 終末王龍大戦」にて唐突に登場したモナーク一族。
スレイヤー効果とcipによるシールドの自己焼却と引き換えにした墓地回収を持ち、更に敗北時に特定の条件下で敗北を回避する効果を持つ。

DMRP-20の背景ストーリーでは一切登場しておらず、謎に包まれたモナークである。
外見は覇王ブラックモナークに近く、何かしらの関係性が匂わされているが…。


関連クリーチャー


黒龍神モルナルク

Volzeos-Balamordを構成するファイブ・オリジン・ドラゴンの一角。
当初はカード化しておらず、ディスペクターとしての登場から遅れて他の五龍神と共にカードとなった。

黒龍神モルナルク SR 闇文明 (10)
クリーチャー:ファイブ・オリジン・ドラゴン 16000
スレイヤー
T・ブレイカー
自分のドラゴンが出た時、自分の山札の上から3枚を墓地に置いてもよい。こうして墓地に置いたドラゴン1枚につき、相手のクリーチャー1体を破壊する。
このクリーチャーが攻撃する時、クリーチャーを1体、自分の墓地から出す。

DMEX-18「20周年超感謝メモリアルパック 裏の章 パラレルマスターズ」に収録された1枚。
いずれの五龍神も超獣世界の始祖として後の世のクリーチャーとの関連性をうかがわせる名前をしているのだが、その中で闇文明担当のモルナルクもまたモナーク家を意識したネーミングをしており、実際カードの性能が攻撃時のリアニメイトとブラックモナークに酷似したものになっている。

背景ストーリーでもモルナルク含む五大龍神が復活した際には、一族の長であるブラックモナークが珍しくつまらん以外の反応を示していた。

死神覇王 XENARCH

ゴッド・オブ・アビスで登場した新たなモナーク…もといXENARCH(ゼナーク)
ブラックモナークのビジュアルをベースにバロムの杖を始めとした《死神明王 XENOM》の意匠も加わっており、闇文明の象徴を全部乗せしたかのような要素で構成されている。

デュエチューブにて、アビスロイヤルとは別に超獣世界に現存する闇文明の勢力として闇文明の正統後継者を名乗る「ゼナーク」なる存在が示唆されており、アニメで初登場した。
はたしてモナーク家の血筋を引く者なのか、それとも《邪眼大帝 ラスト・ロマノフ》のような勝手に自称しているだけのそっくりさんなのか…?

死神覇王 XENARCH VR 闇文明 (5)
クリーチャー:デーモン・コマンド/ダークロード 6000
G・ストライク
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、自分のクリーチャーを1体破壊してもよい。そうしたら、相手は自身のクリーチャーを1体選んで破壊する。
自分の手札を捨てた時、このクリーチャーが自分の墓地にあれば、手札に戻してもよい。

DM22-RP2 「ゴッド・オブ・アビス 第2弾 轟炎の竜皇」にてカード化。
明らかにされたその正体は案の定というか、ただ後継者を自称していただけの慮外者であった。



追記・修正はモナーク家の一員になってからお願いします。

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最終更新:2024年03月18日 17:27