登録日:2021/11/21 Sun 04:42:50
更新日:2024/12/11 Wed 23:02:27
所要時間:約 9 分で読めます
●目次
シャイニングホッパー
それは……私の兄です!
ワズが……お兄様が、自分の命を捧げて完成させてくれた『真のシャイニングホッパーキー』です!
これを……ワズが……
そこには、或人社長に期待するヒューマギア全ての願いがこもっています……。よろしくお願いいたします……!
分かった……。見ていてくれ……イズ、ワズ!
シャイニングジャンプ!
オーソライズ!
変身!!
プログライズ!
The rider kick increases the power by adding to brightness!
シャイニングホッパー!
When I shine, darkness fades.
そいつかぁ……その数値は上回ったと言ったはずだ。俺の勝利は……揺るがん!
お前じゃ勝てない。俺を超えられるのはただ一人……俺だ!!
身長:192.2cm
体重:90.2kg
パンチ力:18.3t
キック力:58.9t
ジャンプ力:ひと跳び70.0m
走力:100mを2.3秒
生物モチーフ:
バッタ
◇概要
滅亡迅雷.netの強力な仮面ライダーと成長を繰り返し、それに並ぶ驚異となりつつあった
ドードーマギア改への対抗策として、
基本形態である
ライジングホッパーの発展系として開発された
「シャイニングホッパープログライズキー」を用いて変身した
ゼロワンの強化形態。
変身の際に出現するライダモデルはまず展開状態のキーを頭上に掲げると、ゼアから転送されてきたライダモデルがキーの周囲を覆う鍵穴型に変形、
それがロック解除されるかのように回転すると、その中から
ライジングホッパーのライダモデルが一回り巨大で金色に輝くシャイニングホッパーのバッタ型モデルに乗った二体一組で出現する。
「変身」のコールの後に
或人の背後から現れたデータネットが跳ね回るライダモデルをキャッチし、その後モデルが各部の装甲や装備に変形して装着される。
変身音声の英語を意訳すれば、「輝くほど強くなる。それがライダーキック!」「この闇を消せるのはただ一人、俺だ!」。
◇性能
或人に併せて最適化されたライダモデルにより基礎であるアンダーアーマーから強化され、
より柔軟性と弾性に優れ装着者の動きをほぼ完璧にトレースする「シャイニングアーキテクター」にグレードアップ。
更に両肩にはバッタの脚を模した推進器「シャイニンググラディエーター」が装備され、
ジャンプの補助のみならず残像を残して瞬間移動したとしか思えないほどの凄まじい機動力を発揮させる。
この行動パターンは敵に視認させる事も可能でコレをフェイントにして翻弄する事が可能。
頭部は新たにマスク部の左右側面にシャイニンググラディエーター同様のバッタの脚を模したアンテナが装着され、
額にはシャイニングホッパー最大の特徴たる「シャイニングアリスマティック」という超高速演算装置を搭載。
これは視覚情報等から相手の一挙一動を常にラーニングし、次に取る行動を予測して瞬時に約25000通り程の対処パターンを選出。
同時に約0.01秒という速度で最適解を導き出すという、半ば未来予知じみたとてつもない演算能力を誇る。
しかし、演算は出来てもそれに或人の身体が追従出来るかは別問題である。
故にシャイニングホッパーはシャイニングアリスマティックを通して或人の脳に干渉し、
人体が本能的に肉体に掛けているリミッターを解放してその潜在能力を引き出すことで可能にしているが、そのバックファイア(反動)もかなり大きい。
ドードーマギアとの決着後はイズの介助なしには自力でまともに動けないほどの酷い筋肉痛に苛まれていた。
イズはこれを「力の前借り」と称している。
なお、初登場時には或人の成長率にライダーシステムが追い付けておらず、その時点での稼働効率はライジングホッパーの1.8倍に留まっていた。
これを補填するべく飛電のプログライズキーのデータを使おうとしたものの(恐らく
迅に奪われていたフライングファルコンの分の)データが足りず、窮余の一策としてゼロワン計画に携わるヒューマギアのセントラルメモリーからゼロワンのデータを流用することになる。
最終的にイズの先行機であるワズ・ナゾートクのメモリーデータを使用する形でプログライズキーの完成にこぎつけている(このあたりのエピソードについてはイズの項目を参照)。
後述のシャイニングアサルトホッパー登場後は出番が減っていたが、第34話で久々に登場している。
◇必殺技
黄色い稲妻のようなエネルギーを纏って飛び蹴りを叩き込み、吹き飛んだ相手を回し蹴りで追撃する。
他のプログライズキーをゼロワンドライバーに4度オーソライズ(=メガライズ)して発動。
劇中(第13話)ではライジングホッパープログライズキーを使用して発動した。
超高速移動で相手を翻弄しながらラッシュを仕掛けて空中に打ち上げていき、
シャイニンググラディエーターの出力を全開にした
ライダーキックを叩き込んでトドメを刺す。
最大レベルまで強化・成長したドードーマギア改を破壊する威力を誇る。
オーソライズバスター・ガンモードにプログライズキーをセットして発動する。
第16話ではフリージングベアープログライズキーを使用し、
ホッキョクグマの頭部を模した青いエネルギー弾を放った。
オーソライズバスター・ガンモードにプログライズキーをバスターオーソライズして発動する。
第14話ではライジングホッパープログライズキーを使用し、黄緑色の稲妻のようなエネルギーを帯びた砲弾を放った。
仮面ライダー雷が装填していたプログライズキーを全て取り落とさせるほどの衝撃を与えた。
オーソライズバスター・ガンモードを飛電ゼロワンドライバーでゼロワンオーソライズして発動する。
黄色いバッタを模したエネルギー弾を放つ。
オーソライズバスター・アックスモードにプログライズキーをセットした後に飛電ゼロワンドライバーでゼロワンオーソライズして発動。
第17話ではバイティングシャークプログライズキーを使用。
相手を挟み込むように無数のサメ歯状のエネルギー刃を生成し、敵を噛み砕く。
シャイニングアサルトホッパー
衛星ゼア……こうなることを予測してたのか……?
ラーニング完了……!
ハイパージャンプ!
オーバーライズ!
変身!!
プログライズ!
Warning, warning, this is not a test!
ハイブリッドライズ!
シャイニング!アサルトホッパー!
No chance of surviving this shot.
身長:197.1cm
体重:103.7kg
パンチ力:27.1t
キック力:67.7t
ジャンプ力:ひと跳び78.8m
走力:100mを2.9秒
生物モチーフ:バッタ
◇概要
滅亡迅雷.netの残存戦力との決戦の中で
刃唯阿の警告を無視してアサルトウルフに変身した結果、
負荷に耐えられず戦闘不能となってしまった
不破諫が落としたアサルトウルフプログライズキーから
「アサルトグリップ」を取り外し、
「シャイニングホッパープログライズキー」に接続してプログライズし、変身した派生形態。
顔面はゼロワンのものだが、そのフォルムはアサルトウルフにシャイニングホッパーの装甲を追加したようなもの。
何故か変身前のラーニングで或人とゼアがリンクした際には、まるで
シャイニングホッパープログライズキーが設計当初からアサルトグリップとの併用を考慮していたかのようなホログラムが映し出され、
更には起動時にキーと或人を通して
ゼアとアークがリンクし合うかのような現象が起きている。
変身の際にはライダモデルがゼアから転送されるのではなくキーそのものから出現し、それもいつものように跳ね回るのではなくゼロワンの頭上に浮遊しており、
音声と共に流れるアラートのような待機音の中、その場で各部パーツに分離・変形して被さるように装着される
(ライダモデル自体も再変換されてアーマーになるのではなく、アーマーそのものがバッタの形に組み合わさった状態で出現している)というものであり、
シークエンス全体が滅亡迅雷フォースライザーを用いた仮面ライダーに近くなっている。
変身前と後の英語音声を意訳すれば「警告、警告、これは試験運用ではない!」「この一撃から生き残る術はない」。
なお、
迅はこの形態を前にして
「何でお前も使えるんだ!?」と驚愕していた。
アサルトグリップは本来滅亡迅雷.netのAIがなければ使用できず、後に
亡のチップを埋め込まれていた事が明かされた不破と違って純然たる人間であるはずの或人がこの形態に変身できた理由についてだが、
アークと同型の通信衛星であるゼアに接続していた=実質的にゼアの端末であったことが可能性として挙げられるが、正確なところは未だ不明。
同様に変身音声の「ハイブリッドライズ」とはライジングホッパーの装甲をバックアップアーマーとして身に纏った派生形態への変身を現す用語でもあるが、ここでわざわざピックアップされている理由も分かっていない。
◇性能
「ゼア」の力であるシャイニングホッパーに「アーク」の力であるアサルトグリップが組み合わさったことでスペックは更に引き上げられており、
最大の利点としてシャイニングホッパーとアサルトウルフに存在するデメリットをそれぞれ大幅に軽減していることが挙げられる。
肉体の
リミッター解除によるシステムへの追従は胸部に備わる補助装置「オービタルユナイト」が受け持ち、リアルタイムで出力調整を行う。更には「SAホッパーショルダー」によって重量増加が気にならない程の加速能力を獲得。
これにより、肉体への負担を極限まで抑えたままシャイニングホッパーの超高速移動を大幅に上回るスピードや演算能力を維持し、更なる延長化にも成功。
同時にアサルトグリップ側の問題点であった生命維持機能の一切が廃されている点も、シャイニングホッパー側の機能が担当することにより、
互いの欠点を潰しつつ、利点を最大限に引き出している。
また、内蔵された戦闘補助機能「シャインシステム」を起動させることで、複数の青いエネルギー波動弾「シャインクリスタ」を展開することができる。
シャインクリスタは或人の脳波とリンクさせてコントロールでき、全方位からレーザーを放つ
オールレンジ攻撃や、
結集させて強固なシールドにする、刺突攻撃するなど様々な状況に対応できる攻防一体型の装備となっている。
サウザーとの戦闘ではいくつか破壊される描写があるが、再生成は可能。
シャインクリスタは本形態のデータを持つサウザンドジャッカーでも発動可能。サウザーは気に入ってるのか使い勝手がいいのか多用するが、防御に使用すると
なぜか高確率で破られる。
肉弾戦主体のシャイニングホッパーと違い全方位に遠距離攻撃することが可能となり、高速移動と併用することで敵を翻弄しつつ強力な攻撃を与えることが可能。
特にギーガーに対してはその高い火力と機動性により圧倒的優位で戦闘することが可能。後の
メタルクラスタホッパーがギーガーに苦戦していた辺りを見るに、総合的火力と機動性、遠距離戦にはこちらに軍配が上がると思われる。
このように非常に強力なフォームではあるのだが、変身シークエンス中の不安を煽るような要素の数々から単なる強化フォームではなく、
暴走フォーム化の危険性を秘めているのではという考えも多かったが、そちらは
次の形態に譲り、こちらは何事もなく使えている。
◇必殺技
アサルトグリップのボタンを押し、プログライズキーを押し込むことで発動。
全身に黄緑と青い稲妻状のエネルギーを纏いながら超高速で移動し、渾身の飛び蹴りを放つ。
仮面ライダー迅のフライングユートピアと撃ち合って一方的に勝利、更に迅を破壊する程の非常に高い威力を有す。
『ガンバライジング』では超高速で接近して相手を吹き飛ばしつつ、シャインシステムの光球で拘束した後、飛び蹴りを放つ。
オーソライズバスター・アックスモードにプログライズキーをセットして発動する。
第16話ではライジングホッパープログライズキーを使用し、バッタのライダモデルを模したエフェクトが浮かび上がる
回転斬りを放った。
オーソライズバスター・ガンモードを飛電ゼロワンドライバーでゼロワンオーソライズして発動する。
黄色いバッタを模したエネルギー弾を放つ。第24話ではサウザーのサウザンドブレイクと相殺になった。
第25話ではゼロワンオーソライズしてからゼロワンがバルカンに貸し出し、トリロバイト狩りに使用された。
本形態のデータをジャックしたサウザンドジャッカーでも発動可能。
【余談】
追記・修正お願いします。
- 青と黒の暗めの配色に蛍光イエローが映えて滅茶苦茶好きなんだけどあっという間に出番がなくなった・・・。 -- 名無しさん (2021-11-21 15:33:55)
- 古いミニ四駆の名前かと思った -- 名無しさん (2021-11-22 11:27:59)
- シャインシステムはどうみてもガンダムのファンネル…。放映時もネットで散々言われてたな。 -- 名無しさん (2021-11-27 13:30:00)
- アサルトウルフの時の"No chance of surviving"(生き残る術は無い)で敵とも自分にも言ってる様に取れる音声だったのに対して、"No chance of surviving this shot"(この一撃から生き残る術は無い)って言うのに変わってるのほんまに好き -- 名無しさん (2022-01-23 18:12:59)
- 弱いというか、暴走克服後のメタルクラスタがゼロツーまでの繋ぎとして優秀すぎた -- 名無しさん (2022-06-07 16:36:23)
- 正直1話からの盛り上がりの最高潮くらいに出てくるしドラマも熱いから、タジャドルとまでは言わないけどファングジョーカーくらい露出多くていいと思うんだけどなあ… -- 名無しさん (2024-04-19 02:13:33)
最終更新:2024年12月11日 23:02