宇宙野郎雷電/仮面ライダー雷

登録日:2019/12/15 Sun 19:39:43
更新日:2020/01/21 Tue 23:23:58
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「さあ、飛ぶぞ!宇宙の大海原が俺たち兄弟を待っている!」


宇宙野郎雷電(うちゅうやろうらいでん)とは、特撮テレビドラマ『仮面ライダーゼロワン』の登場人物。
本項目では彼が変身する仮面ライダー雷についても解説する

演:山口大地


概要

第14話「オレたち宇宙飛行士ブラザーズ!」に登場。
飛電其雄やワズ・ナゾートクと同じ旧世代ヒューマギアであり、彼ら同様耳のモジュールはイズやシェスタ達現世代ヒューマギアよりも大きく、形も異なっている。

自身をモデルに作られた弟の「昴」と共に飛電インテリジェンスが所持する人工通信衛星「ゼア」の管理が仕事で、飛電或人が戦闘時に呼び出すライズホッパーを元の場所に戻しているのも彼らの役目である。
その為、或人が遅刻を逃れるために勤務時間外にも拘わらずライズホッパーを呼び出した際には手間を増やされたことに激怒し、弟と共に地上に降りてきた。


人物像

ワズと同じく会社の古株であり、長年の経験によって若い社員を厳しく教育するようにラーニングされていることもあって、性格は短気な熱血漢。
一度怒ると手が付けられず、怒るたびに「カミナリ落としてやる!」と言うのが口癖。

実際、上記の件で社長室に抗議しに来た際には或人に怒りを剥き出しにして粗暴な口調なキレ散らかしていたほかにも、福添准にも「あんたの教育もなっていないんだよ!」とその怒りを飛び火させており、結局は或人に自分達の仕事の大変さを知らしめる為にゼアまで連れて行こうとした。

ただし、裏を返せば「それだけ自分たちの仕事に誇りとやりがいを感じている」ことも示しており、相棒でもある昴には大きな信頼を寄せている。
いつかは自分が居なくともゼアを1人で管理できるよう昴をラーニングするのが目標。

実は、12年前のデイブレイクで生き残った機体でもある。
それ故か、ハッキングへの耐性も他のヒューマギアに比べて強いらしく、仮面ライダー迅にハッキングされかけた際には……。


「俺をハッキングしようなんざ……100万年早えぇぇ!!」


と、叫びながらハッキングに耐えただけでなく、自身に突き刺さったチューブを引きちぎってしまった。
その男気溢れる勇姿から或人からも「兄貴」と慕われるようになる。

尚、ゼアには全ヒューマギアを管理する機能が備わっており、シンギュラリティに目覚めた個体を探知することも出来るため、A.I.M.S.の不破諫刃唯阿滅亡迅雷.netのスパイだと疑われてしまう。
そして……。


正体

身の潔白を晴らすべく、昴と協力して滅亡迅雷.netのアジトを探し出すことを約束し、探索の結果、デイブレイクタウンがアジトであることを突き止めた。
或人やA.I.M.S.や二人を連れてタウンの中を歩いていると、そこにまるで狙っていたかのように迅が待っていた。
そして、彼の口から衝撃の事実が明かされた。


「迎えに来たんだよ。おかえり、(いかづち)。」


雷電の正体、それは滅亡迅雷.net三人目の刺客「(いかづち)」だった。
雷電には本人の意思とは無関係に衛星ゼアの情報を自動的に転送するプログラムが仕込まれており、これまで滅亡迅雷.netがシンギュラリティに目覚めたヒューマギアの位置を正確かつ迅速に割り出せたのも、彼の存在があってこそのものだったのだ。
先程も、迅は既に自分達と同じ陣営にいる雷電をハッキングするつもりは毛頭なく、その行為に見せて或人達をここにおびき出すための新たなプログラムを送っていたのだった。

知らずの内に滅亡迅雷.netのスパイに仕立て上げられ、悪事の片棒を担がされていた事実に動揺する中、「僕のお兄ちゃんになってよ!」と迅によって滅亡迅雷フォースライザーを取りつけられて、完全に雷に成り果ててしまい、遂には仮面ライダー雷に変身。

再ハッキング後の性格は今までの熱血漢だった性格とは正反対の機械的なものに変貌している。
ただし攻撃性の高さや気性の荒さはそのままなのか戦闘では声を荒げる獰猛な一面を見せている。

ゼロワンとバルカンを圧倒し、彼らから奪ったプログライズキーとと迅が持っていたキーを揃えてアークを完成させてしまったが、ヒューマギアへの怒りを再燃させた不破の変身したバルカンアサルトウルフに敗れ、破壊された。


仮面ライダー(いかづち)



「人類は滅亡させる……」


スーツアクター:神前元


宇宙野郎雷電(うちゅうやろうらいでん)……否、(いかづち)が変身する仮面ライダーで、同じ陣営の仮面ライダー滅や迅に続く悪のライダー。彼らと同じく変身者の名を冠している。
またゼツメライズキーで変身する初の仮面ライダーでもある。

ゼロワン同様にボディ各部にアーマーを装着しており、スーツは暗い赤がベースカラーとなっている。
アーマーは滅や迅同様、機能性伝達ケーブル「リストレントケーブル」によってスーツ表面に固定している。
ゼツメライズキーによる変身のためか、迅と滅とは腕部・脚部のアーマーのパーツ構成が異なりやや軽装である。

全身を覆う赤色のベーススーツ「ラザロテックスーツ」は、通気性や浸透性が限りなく低い特殊生地「テキスタウォール」製となっている。
腐食性の液体などを防ぎ、高い気密性を活かし内部圧力を外気圧より高く維持することで有害物質との接触を遮断できる。
迅と滅のアグメントスーツとの違いとして、後述のドードーゼツメライズキーを使用している影響か、
素材は絶縁性能が高く自らが操る雷撃による内部機器の誤作動を防いでいる。
頭部両脇には、リストレントケーブルを通して聴覚情報を装着者に送る「ヒアリングバック」が存在する。

腕部の「フォースアーム」、脚部の「フォースレッグ」は滅亡迅雷フォースライザーが生み出すエネルギーの供給を受けることで、
前者は装着者の腕力を約4.8倍、後者は脚力を約6.4倍に強化させる。
更に両手のグローブ「フォースグラブ」は触覚センサーの感度を約3倍に増強すると共に、指先の鋭利な装甲は武器として使用可能。


◇装備
  • 滅亡迅雷フォースライザー
雷が仮面ライダー雷に変身する際に使用する変身ベルト。
詳しくは滅亡迅雷.netの装備の項目を参照。

迅と滅とは異なり両腰には「プログライズホルダー」が計8個備わっており、プログライズキーを配置できる。
雷のホルダーには特殊な通信制御能力があり、装填されたプログライズキーに疑似オーソライズを施すことで、
衛星ゼアから「ライダモデル」を強制的に引き出してアークに供給する役割を担っている。

  • ヴァルクサーベル
かつて暗殺ちゃんも使用していた二本の剣。


ドードー



ドードー!


「変身……」


フォースライズ!


Break down.

身長:188.5cm
体重:99.4kg
パンチ力:17.2t
キック力:58.6t
ジャンプ力:25.1m(ひと跳び)
走力:3.7秒(100m)
生物モチーフ:ドードー


鳥類の絶滅種ドードーのデータが記録されている「ドードーゼツメライズキー」を滅亡迅雷フォースライザーにセットして変身した形態。
仮面ライダー雷の通常形態で、アーマーカラーはブラック。
変身時には他の滅亡迅雷.netのライダーの変身が完了する直前の様なスーツにアーマーが引っかかっている状態に直ぐに突入し、そのまま変身が完了する。

かつて暗殺ちゃんがドードーゼツメライズキーを最終進化に至るまで使われ続けた影響か、ゼロワンとバルカンを同時に相手にとって圧倒し、一度は彼らの持つプログライズキーを全て奪い取った。


◇性能
頭部「ドードーヘッド」は、通信管理能力を増強した鋭利な黒い顔面装甲「ドードーゴーグル」によって保護されている。
羽状の雷撃放射装置「ディスチャージフェザー」はその形状を利用して雷撃を放出し、外部機器と接続する特殊接続および攻撃への転用も可能。
通信制御装置「ドードーシグナル」は、人工衛星をはじめとする大規模通信設備を自在に操作するためのハッキングを行う。
前頭部からくちばしのように伸びる格闘戦用衝角「ドードービーク」は、頭部による打撃力向上に加え、ロールバーとしてドードーシグナルを保護している。
オレンジ色の複眼「ドードースコープ」は電磁波耐性に優れ、強い電磁波の中でも常にクリアな視界を確保でき、
強い光による焼き付きなどに対しても高い耐性を持つ。

ゼツメライズキーで変身している雷は、胸部・腕部・脚部の装甲がそれぞれ独立した機能を持っている。
胸部装甲「チェインブロッカー」は、オーバーロード状態となった絶滅種のデータイメージ「ロストモデル」を強制的に装着させたものである。
分離したロストモデルは、上述のリストレントケーブルの高い靭性や自在に伸縮する特性により拘束される。
不要な装甲を削り、特に衝撃を受けやすい部位を集中的に保護することで、総合的な防護能力の最大化を行っている。
このように割り切った配置によって装着者の動きへの追従性能も非常に高い。
迅と滅のライダモデルの場合とは異なり、雷はロストモデルの一部を開放および使役できるか記述がなく、上述のように変身時も生物型のロボが出現していない。

腕部装甲「アームストレンジャー」と脚部装甲「レッグストレンジャー」は、チェインブロッカーと同じ性質の装甲である。
アームストレンジャーは雷撃発生装置「ストライクザッパー」を内蔵し、各部に雷撃を供給する。
上述のフォースグラブは迅と滅が主に直接武器として使用する(滅は毒も付加する)のに対し、
雷は専用の機能として、ストライクザッパーから強力な電撃を放って攻撃することが出来る。
レッグストレンジャーは迅と滅の足を保護するランディングブロッカーと同じ機能を持ち、
走力やキック力が向上しており、装甲材の強度を活かして人間では踏み入れない極限環境での活動を可能とする。

首元中心には制御ユニット「コアブレスト」があり、この部位でチェインブロッカー各部の運用状況を随時モニタリングし、エネルギー配分などを制御する。
また、想定ダメージレベルを大きく超える衝撃やダメージの蓄積が限界を超えた場合は装着解除することでダメージを吸収し、装着者の身を保護する。


◇必殺技
  • ゼツメツディストピア
ヴァルクサーベルから強力な斬撃を飛ばす。

炸裂した際には、

 

という上記の文字カットインが入り、同時に相手は火花を散らした後に大爆発を起こす。*1

  • ゼツメツユートピア
両腕から赤い電撃を放つ。

発動の際には、

 

という上記の文字カットインが入る。


余談


  • 玩具としてみた場合にドードーゼツメライズキーはプレミアムバンダイ限定のゼツメライザー(7700円)に付随する商品のため、単純に滅亡迅雷フォースライザー(6050円)と合わせて13750円と結構お財布に優しくないライダーとなっている。
    • 更にアークを復元した場面まで再現しようとすると4万円(食玩版で代用しても3万円)は軽く超えてしまうため、あの仮面ライダーブラッド以上にお財布に優しくないライダーとなる。

  • スーツアクターの神前元氏もまた、滅のアクターである高岩成二氏や迅のアクターである永徳氏と並び、平成ライダーのアクターを多数演じた人である。このお陰で平成ライダーが令和ライダーの壁として立ち塞がりに来ているという一種のジョークが現実味を帯びつつある。

  • 「装動」スタッフによると、仮面ライダー雷の登場は商品化スケジュールになかったため、登場の際はかなり驚いたとのこと。また雷の登場は直前の児童誌にも情報がなかった完全な不意打ちであり、何らかの事情で急遽仮面ライダーとして登場することになったと考えられている。

さあ、飛ぶぞ!アニヲタWiki(仮)の大海原が俺たち兄弟の追記・修正を待ってる!

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