やまぐち健一

登録日:2021/12/10 Fri 03:28:28
更新日:2023/10/15 Sun 19:33:50
所要時間:約 3.28 * 3.28 分で読めますね!



しょぅ~~~ん、てんてんてんてれ~ん
今日の講師は…やぁまぐち先生だ~! てれれーん


物理は 「見える」 ことができれば簡単だ!!




概要

やまぐち健一は物理講師である。「健一」は仮名。自称約23歳(2013年現在)だが、生年はおそらく1940~50年代辺り。
東進の公式紹介でも「年齢不詳、出身不詳……この講師の個人情報はほとんど知られていない」と書かれているほど師の詳細は謎に包まれている。
早稲田大学、同大学院で理論物理を専攻し、物理学の指導を始める。

予備校講師となった後は河合塾、そして後に東進でも授業を展開(東進では客員講師)。
生徒からの愛称は「やまぐっち」など。
独自の例示や、ブラックで人を選ぶがユーモア溢れるトークは物理を面白く、そして全体が「見える」ような理解へ導いてくれると好評。
しかし、基本的なことは「当たり前ですね!」と軽く流してしまったり、説明が概念的な箇所があったりするため、全くの初学者や物理が苦手な人、微積などを用いた緻密な理論を学びたい人*1にはやや不向き。
それでも物理を体系的に捉えることができるような分かりやすい講義であるため、上記のような人にも依然としてオススメである。

著書に「わくわく物理探検隊*2」など。
楽しいイラストが豊富で文面でもやまぐち氏の口調が再現されており、実際に授業を受けているような感覚になれること請け合い。


プロフィールですね!

はい、どうもやまぐちです。
今のフルネームは「やまぐち健一」ですけど漢字で「山口健一」と名乗ってた時期もありました、なんかカッコいいですね。
年齢は2013年現在で23歳くらいです、あっちなみに僕は18の高校生のときからは一年ごとに0.1歳ずつ歳を重ねてますからね。
誕生日は3月28日です。ですから授業で具体的な数値の例を出すときにも328の数字をいっぱい使います。
兄は山口俊一っていう政治家なんで、彼と同じで出身は恐らく徳島です!(山口じゃないんですね)

あと結構早口なんでこの文章もやまぐち速めのペースで喋ってるんだな~と思ってて下さい。


授業の方針ですね!

物理をやってる中で僕が物理が苦手な人と違うところがあるとしたら、 「眼」 です!
その人と知識は同じだったとしても、「物理が眼で見えること! 考え方がはっきりと頭の中に描き出せること!」…これです!
僕は死神と契約をして…目を持っています何の話だ!
だから人をパッと見たら名前が分かります、な、何を言ってるんだ

問題が自分じゃ解けなくて、でも解答を見たら、知ってる式ばっかりじゃないか!アチョ~
…ってことないですか?
それは法則を知っているだけというんじゃダメだからなんです。
公式を知ってるつもりでもその意味が分かってなかったり、中身が見えてなかったりしたらアイデアなんか浮かばないんですね!

だから僕の授業ではこの「見える」ようになることを意識してます!
式を丸覚えするんじゃなくて文字の組み合わせを見てどういう関係を示しているかって判断できることが大切なんです。
これがああなってあれがああなって、あとは…アチョ~~っていう体系、ストーリーが見えてれば、どんどん発想が出てきて、どんな問題にも立ち向かえるわけです!
それに自分で考えるから物理がより面白く感じられるわけですね!

そのために法則や式の解説をこれでもかってくらいドバーッと掘り下げます!
一連の流れ、全体を見て筋が通ることを第一に教えてますからちょっとくだけた表現とかになっちゃうことも正直あります。
授業通してイメージ重視かつネタも挟んでて煩雑でフワフワしてるので、真面目にガッチリ学びたい人とかとは相性が悪いかもしれません。
高校までの範囲ではどうしても理論的に説明しきれないところも多いですが、詳しくは大学でやって下さい。ていうか早く大学に入れ~!

実践でも臨機応変に対応させやすいように、イメージを大きく膨らませられるような解説を心がけてます!(でも理解が難しいときやあまりにもお決まりのパターンで頻出する場合は、覚えることもオススメしてるのは内緒です^^;)
僕なんか公式いちいち覚えずに必要になるたんびに頭の中で証明して導いてます!このイメージが我々物理戦闘民族にとっては本当に大切ですからね!
ですから公式の証明にたまに微積を使うこともありますが、知らねぇよって人は大学に入ってからでも大丈夫です。
とにかくこの「眼」を身に付ければ君もやまぐちになれます!…おぉちょっと、嫌がるな嫌がるな。


…とかなんとか言ってたら…もう時間が押してきてますね!カメラさんすいません。
じゃ、追記・修正は後にして、ちょっと一旦ブレイクです。
















はい、じゃあリスタートです。


授業の特徴ですね!

ちょっと固っ苦しい話が続いたんで、こっからはリラックスして「ハッハッハ~」って気分になって聞いといて下さいね。
ここまでは僕の授業スタンスについて話しましたけど、こっからは僕の具体的な部分について説明します。…具体的な部分って変な意味じゃないですよ!
実は今日僕、寝てないです。だからもし僕が解説中に寝始めたりなんかしたら画面叩いて起こして下さいね。ゴクッ(いろはすを飲む)

話す内容についてです!

ここまでの喋りを見てもらえれば分かると思うけど、僕は授業中に結構おちゃらけます。実在人物とか地名とかライバル塾もバンバンネタにします。
そのせいで後半がだいぶ駆け足になっちゃってめちゃくちゃなことも多々あります。本末転倒だ~アチョ~
尊敬する物理学者はファラデーとかアインシュタインとか全く新しい概念を物理に持ち込んだ人が中心ですね!アインシュタイン柄のネクタイも持ってます。
彼らは僕のモットー「見える」を体現させた人たちだと思ってます。一方でニュートンとかはそんなになので講義では基本的におっさん扱いです。

法則、公式の解説でイメージを膨らませるときにも独自の例えであったりネタっぽいことを言うんで、「楽しく勉強できる」とか「名(迷)言がいっぱいある」って言ってくれる方も多いみたいですね!
でも下ネタとか過激なブラックジョークも多いからそういうのが嫌いな人は注意してね!
ってここまで読んでたらもう遅いですね! 映像授業だと残念ながらカットされてることもあります。悲しいですね。
まぁアニヲタwikiに来るようなテメェr…あっいやいや、「皆様方」なら特に問題ないと思います。

板書についてです!

板書はハッキリ言って文字そのものも構成も汚いです!!自分でも何書いてるか分からなくなることがあるんで要注意です。
あと筆圧が強めなんで、いつも授業後に黒板消してくれる方々を困らせちゃってます。

ノートを取るためのものというよりは途中式を書くだけとか喋ってることのメモ帳代わりみたいな大学の講義的な感じで使います。
テキストに書いてある内容も必要最低限で大事なことはほとんど口頭で言うので、適宜僕の解説をそこに付け足してもらえるといいです。
変な適当な絵もいっぱい描きます!物体に「やまぐち君」とか名前付けて顔も描き足します! 僕は実は画家になるのが夢でした。
おぅおぅやまぐち君が顔だけの状態で真四角になって水に浮かんでるやんか~まぁそれは置いといて!

漢字力についてです!

ついでに言うと、僕は漢字に詳しくありません!日本語で書くのがめんどくさいから用語も英語で書いちゃうことがあります。
ものを教える人としてはどうかと思いますが、漢字は多分君たちの方が詳しいです。
例えば摩擦力について教えるときに「耐える」って黒板に書くんですがいっつも漢字が思い出せなくて「田植る」って書いてたぐらいですからね。
他にも物体の衝突をやったときは「突」の下の部分がうろ覚えで
「衝穴  とかメチャクチャ書いてたこともありました。
  人
  人
  人」
物理をやまぐちに教わると漢字力が下がるかもしれないんで気を付けて下さい。アーユーアジャパニーズ?

あと結構いい声です。イケボとかなんとか言うんですかゴクッ(いろはすを飲む)
ララ、ララララ~ムニャムニャ~、ってやまぐち早く解説進めろって言われてますねすいません。


用語ですね!

僕が物理を教えてる中で独自の言葉とか例えを使ってるところがあるんで、ちょっといくつか紹介したいと思います。
具体的な物理の内容も含むから分かんねーよって人は飛ばしてもらってもOKです。
飛ばしてもやまぐち私立女子大は受かります!…そんな大学ないですからね、気を付けろよ!

  • D.I.Y
「D.(どいつもこいつも) I.(いい加減にやったら) Y.(やまぐちがブッ○す)」の略です。
問題解説してて時間が押してるときに続きはみんなにちゃんと自分の力で考えてもらいたいときに使う便利な表現です。
これ言うときはその後の展開は落ち着いてやれば絶対できます。

  • うんほ、うんぽ
それぞれどっちも物体の運動の様子を知りたいときに使うニュートンのおっさんの運動方程式、運動量保存則の略です!
運動方程式→運方→うんほ、運動量保存則→運保→うんぽっていう深ぁい成り立ちを持っています。
僕はいちいち黒板に書くのがめんどくさいから「うんぽ」ってでっかく書きますけど、みんなはちゃんと「運動量保存則より」って書くんだよ!
ついでにう○こでも描いときましょうか、何を描いてるんだ

  • 体言止め
ωを書くときはちゃんと最後は止めろよ!これを専門用語で体言止めって言います。体言止めってなんだいったい?

  • やったね単振動マーク
バネとか振り子みたいな、円運動を円の側面から見たように物体が往復振動する運動を「単振動」って言います。
ちなみに今君の隣のブースに座ってるやつは佐藤って言います。そいつ今英語見てます。どうせ文系です。どうでもいいですね。
物体がどのくらいの勢いで速くなっていっているのかを示す「加速度」(aとしましょう)が、その物体の往復してる位置(xとしましょう)によって変わるのが特徴です。
これを式で表すと、

a = -○x

こうなります。
○のところにはω^2みたいな一定の数値が入ります。ん?この「ω」の形は女性の……… ここは教育現場でしたね!!
で、この式にはマークが隠れてます。

a = -○(x)(\ノ)

こうするとピースになりますね!これが「やったね単振動マーク」です。
この式さえ出せれば後は周期をはじめ他のことも次々ドバーッと分かっていきますから、もう「やったぁ!」って感じです。
高校物理でxが出てくる加速度を表す式の物体の運動はほとんど単振動ですからね!
試験中にxの付いた加速度を表す式を見つけたら立ち上がって腕挙げてピースして下さい。
僕が試験監督でそれやってるの見付けたら僕もピースしてあげますから一緒にやりましょうね、それで二人仲良く退場しましょうね、 絶対やるなよ!

  • 原点ギャル
波動について考えるときに1点に着目して考えやすくするための例えです。
波といえば海ですね!そして海といえば浮き輪持って水に浮かんでるギャルですね!点はギャルだと思えば目で追う気になるし楽しくなるわけです。
そして原点のギャルが分かれば自ずと全てのギャルの動きも知りたくなるはずです。世の中には変態がいっぱいいるわけです。おい、俺の顔見るなよ!
○○○ちゃんとか○○○○ちゃん、○○○○ちゃんといった女優をギャルにしてしょっちゅう名出ししてました。
他には○。○○○もでしたね。でも○○○○○は避けるべき存在です。

ちなみにギャルたちは力学的エネルギー保存則や電場の説明をするときにもちょっと出てきます。
共通してることはギャルはみんなやまぐちの下に流れて集まってくるってことです。まぁ僕は君らなんかより惹き付ける力が強いんで仕方ないですね。

  • う○こは食うな!
熱機関に熱として投入されるエネルギーのうち、実際に仕事が行われるエネルギーの割合を「熱効率」(eとしましょう)って言います。
現実ではこの割合は絶対に1未満で、何か行おうとしても全部の力を仕事に変換できるわけじゃなくて、必ず熱としても消費されちゃいます。
これは僕の飼ってるゴジラを例に考えると分かりやすいです。

ゴジラは飯を食って火を吹くという仕事をしますけど、う○こもしちゃいますよね。これが仕事に活かされなかったエネルギーということになります。
う○こは食うな!ん?当たり前だけど。う○こは食うな!もし食べたら熱効率が1になってしまいますからね。

  • 納豆距離
光がガラスとか水みたいな真空とは違う屈折率の媒質の中を進んでるときの、光が真空中を進むと考えた場合の移動距離を光学(的)距離って言います。
例えば絶対屈折率nの媒質の中をlだけ進んだときの光学距離Lは

L=nl

で表せます。
でもなんか分かりにくいんで、納豆距離と呼ぶことにしてます。やまぐちは納豆が嫌いです!
絶対屈折率nは納豆のネバネバ度合い(大きいほどネバネバが強い)、lは納豆の中を進んだ距離と思って下さい。
この式は光のやまぐち(影のやまぐちもいるのか?)がもし嫌いな納豆ネバネバじゃない何もない道(真空中)を進んでたとしたら、Lだけ進んでたことになるってことを言ってるんですね!

あっでもほとんど入試には出てこないと思いますけど、実は人工的に開発されたメタマテリアルっていう物質なら屈折率を1より小さくすることも可能ですから、真空よりも位相速度で見てスムーズに進むこともできます。

  • 夜の井の頭公園状態
コンデンサーを複数含む電気回路の孤立部分(他と繋がっていない部分)の状態のことです。
例えばこの回路図だと赤い部分が孤立部分になります。
このHの部分は専門用語で阪神タイガースって言います。ちなみに僕は横浜ベイスターズファンです。また最下位だよ…

 ────│ │──│ │────\

 ────────i│────────」

回路には電荷の移動を伴いますが、この部分は孤立してるので回路のスイッチ操作の前後で電気量は変わらんやんか~!ということです。
だから【操作前の電気量の和】=【操作後の電気量の和】という式を立てれば未知数を求める助けになるわけです。

あっ井の頭公園っていうのは、東京の吉祥寺駅付近にある公園のことです。
昼には結構人がいて賑わってるんですが、夜になると人通りが多いだけでだーれもいなくなります。たまに鯉が池を泳いでる音が聞こえるくらい静かです。
電荷自体は行き来してるんだけども、行き来してるだけでスイッチを入れる前後ではこの孤立部分の電気量の和は変わってないことと似てますね!

男女はここでは留まらないわけです。こんなとこじゃカップルは生まれませんね!
まぁ生まれるかもしれませんが、そういうのは文系に任せときましょうね。それでそのカップルたちは青k…なんでもないです。




この記事の追記・修正は一億回やれ!!
あっまぁそんなにやらなくてもいいけど、何回も目を通してこのやまぐちのことが「見える」ようにね!
そうすれば早稲田だろうが慶應だろうが山口文化女子短大だろうが余裕ですからね!
じゃ、またどこかで。

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最終更新:2023年10月15日 19:33

*1 一応少し微積による証明も少しはしてくれる

*2 改訂版は末尾に「NEO」が付く