登録日:2022/02/25(日) 02:26:00
更新日:2025/02/08 Sat 14:41:55
所要時間:約 15 分で読めます
ゲームセンターの顔ともいえる
音ゲー太鼓の達人を3DS向けに作ったリズムゲーム
システムはDS版太鼓の達人3作品から引き継がれている
本作には「ちびドラゴンと不思議なオーブ」と言うストーリーモードが実装されている
パッケージ版にはタッチ演奏を快適にするバチペンが付属されている
収録楽曲数は(裏含め)60曲
『太鼓の達人』が、ニンテンドー3DSで登場!
ちびドラゴンと一緒に
不思議な世界を大冒険!
リズムに乗って
マモノたちと演奏バトルだ!
(中略)
太鼓の達人 ちびドラゴンと不思議なオーブ
演奏システム
基本的なシステムはアーケード版太鼓の達人とほとんど変わらない
しかし3DSの二画面構成を活かしたタッチ演奏が冗談抜きで快適
家庭版太鼓の達人の懸念点であった大音符の処理がかなり楽になっている
その代わり連打はボタン操作よりかは落ちるため、連打曲には向いていない
ボタン操作も使用可能
モード一覧
本作には6つのモードが存在する
演奏モード
かんたん ふつう むずかしい おにから難易度を選び、好きな楽曲を演奏するモード
本作は表譜面と裏譜面が別楽曲扱いで、現在ではとても珍しいおに以外の裏譜面が遊べる
ちびドラゴンと不思議なオーブ
本作のストーリーモード
本項目ではこちらのモードをメインに解説していく
きせかえ
どんちゃん、かっちゃん、ドンディー、よもぎまるにきせかえをさせるモード
後述するスタンプ帳モードで実績を埋めたらきせかえが増えて行き、多種多様なきせかえを楽しめる
スタンプ帳
所謂実績モード
指定の難易度で一定の曲数クリア
指定のコンボ数を超えてクリア
などの実績を解除していくモード
中には友達必須の実績もあるため、実績コンプは至難の業
解除したらご褒美として楽曲や音色、きせかえがもらえる
通信プレイ
近くにいる3DSを持っている人と対戦ができるモード
スコア数バトル、コンボ数バトルなどの様々なルールで戦う
しかし遊ぶには友達必須
ゲーム設定
ただのオプション...
と思いきや特別な音色を解放するのに必要なあんごうモードがあるため、コンプ厨にとっては必須
ちびドラゴンと不思議なオーブ
今作のメインタイトルにもなっているモード
所謂ストーリーモード
あらすじ
お風呂に入って寝ようとしていたどんちゃんとかっちゃんが、お風呂場から助けを求める声が聞き、中に入り助けようとしたが...突如お風呂場に吸い込まれてしまう
どんちゃんは目が覚めると勇者のような恰好をしており、見知らぬ地についてしまった
落ちていたペンダントを拾うと...突如どんちゃんは謎のドラゴンに襲われてしまう!
そのドラゴンを倒し、ちびドラゴン、ラルコにペンダントを返して話を聞くと、どうやらソプラノ姫という女性の声が、マオウと言うピエロにオーブにされ、世界中にばらまかれてしまったようだ
その世界中に散らばったオーブを集めて行く冒険が始まる...
システム
むずかしさ
かんたん~ふつうまでの難易度で遊ぶ甘口
ふつう~むずかしいまでの難易度で遊ぶ中辛
むずかしい以上の難易度で遊ぶ辛口
の3つのむずかしさから選べる
雑魚戦
音符を打って相手に攻撃し、相手のHPを0にしたら勝ち
逆にこちらのHPが0になるか、引き分けになるとこちらの負けになる
後述するオーブを使用したら、ラルコがサポートしてくれる
爆弾音符を叩いたらダメージを受けるので注意
ミッション
困っている人の悩みを演奏で解決する
中にはホラーな展開になるミッションも
ボス戦
各ステージに1~2つあり、とても強力な敵と戦う
お邪魔攻撃をしかけられ、譜面が非常に見づらくなる
諦めず何度もチャレンジしよう
登場人物
どんちゃん
CV:ならはしみき
突如この世界に呼び出された魂がある和太鼓
和太鼓の力で敵を倒し、困っている人を助ける
この世界では勇者のような恰好をしている
ラルコのオーブ集めに協力し、過酷な冒険の旅に出向く
ラルコ
CV:
東山奈央
本作の相棒キャラ
勇敢だけど怖がりで、涙もろくてどこか頼りないけど憎めない、ちょっとナルシストな
トカゲちびドラゴン
旅の途中で姫の事を思い出してしまうセンチメンタルな面も
首にかけているペンダントは誕生日にソプラノ姫からプレゼントしてもらったもので、オーブの力でラルコに能力を与える
ソプラノ姫とは昔から一緒に育っており、
ソプラノ姫の事をとても大事に思っている
が、別の女に誘われたら普通について行く
次回作、太鼓の達人どんとかつの時空大冒険では、恐竜時代にてラノレコと言う祖先的なキャラが登場、DLCでは後述する凶暴化状態で登場し、通常の状態で仲間になる
エンディングでは最後にどんちゃんに感謝の言葉を送る
名前の由来は「幅広く、ゆるやかに」という意味の速度記号「Largo(ラルゴ)」から。
ソプラノ姫
CV:東山奈央
ハーモニー王国の歌姫
マオウに声と命を7つのオーブにされ、世界中にばらまかれてしまった
どんちゃんとかっちゃんに助けを求めた張本人
そのオーブをすべて集め、満月の時まで姫の元届かなければこの世から消えてしまう
ラルコとはとても仲が良く、心の声で会話ができるほど
本作の主題歌キミと響くハーモニーを歌っているのも彼女
この歌はピンチの時に歌うと3人の勇者が現れて助けてくれる秘密の歌らしい
次回作ではDLCで登場し、最初から仲間になってくれる
変身したマオウを倒すべく、取り戻した魔法の歌声でマオウ討伐に加勢する
声さえ戻ってしまえばマオウをも凌駕する強力な力を持っているのだろう
ボス
この
ゲームには個性豊かな様々なボスがいる
そのボスたちはオーブを拾った影響で姿形や性格も変わっており、倒す前と倒した後のギャップが凄い
全てのボスの共通点として、黒いツノが生えている
それぞれのボスのモデルは(
ラスボス除き)
七つの大罪とそれを司る悪魔が元である。また、一部の曲はそれに対応する内容になっている
ちなみに、ボスを一度倒した後再戦しようとした場合、
吟遊詩人のアルトによってそのバトルをマホウの歌声で再現してもらえる
???
「消えちゃえ!」
♪レクイエム 怒りの日より
CV:東山奈央
どんちゃんがペンダントを拾った際に突如襲って来た赤いドラゴン
憤怒担当 元の対応悪魔である
サタンが聖書にて『赤き竜』と表現される為か
弱点はいてまえブリザード
作中最初に戦うボスで、倒すと赤いオーブが手に入る
正体はオーブを拾った影響で凶暴化してしまったラルコで、その間にホゥストの森の一部を燃やしてしまっていた
炎を出して譜面全体を見づらくしてくる、音符の頭は見えているので、色で判断しよう
アシュモ
「花のように散れ!」
♪君に、ロマンティック。
CV:水田拓
ホゥストの森のボス
植物のような体に高い鼻をしており、英語を交えて話す
イケメン
色欲担当 名前は
アスモデウスから
弱点ははっちゃけファイヤー
倒すと木のオーブが手に入る
正体はキノコ狩りをしていた時に木のオーブを拾った影響でイケメンになってしまった豚男のブヒオであり、英語交じりの喋り方は正体を隠すためにしていたもので、本当はかっぺ
ホゥストの森で出会ったブー子の彼氏であり、戦いが終わった後は一目散にブー子のいる所へ走って行った
譜面にツタを絡ませてそこから花を咲かせて譜面を見づらくする、
ちなみに曲の歌詞に「あなたを燃やしたい」とあるが、燃やされるのはアシュモの方である。
決して恋愛的な意味じゃないよ?
リヴァ
「絶対返さないんだからね!」
♪エゴエゴアタクシ
CV:東山奈央
ジェラス湖のボスであり、ジェラス湖に入った時に最初に出会うキャラ
嫉妬担当 名前は
リヴァイアサンから
倒すと水のオーブが手に入る
ラルコが見惚れてしまうほど美人
最初に出会ったときは悪い村人にいたずらをされて髪の毛が岩に挟まってしまったと嘘をつき、どんちゃんとラルコにその岩をどかして貰い、どんちゃん達にリヴァの家で御馳走を振舞う
御馳走を振舞った際、ラルコの事を「ラルコさま」と呼ぶほどラルコを愛していたが、ラルコが「姫を助けなければならない」と言った瞬間態度が激変
「姫?誰よそのオンナ」
「あたしより だいじなオンナがいるんだ...ゆるせない...」
「ゆるせない!ゆるせない!ムキィイイイイイイイイイ!」
そして黒いツノが生えた人魚のような姿に
そう、なんとこのキャラ、太鼓の達人初の
ヤンデレキャラである。ご丁寧に戦闘曲であるエゴエゴアタクシもヤンデレ曲だし。
さらに強さも折り紙つきであり、譜面が変則であるにも関わらす譜面のほとんどを覆い隠すようなイルカと波のお邪魔のコンボがとても強力
序盤のボスの癖に中々の強敵
倒すとイライラが収まり、水のオーブをラルコ達に渡す
ちなみに倒した後は
「あんたたち いつまでそこにいるつもり?
ようじがおわったなら かえってちょうだい」
と、どんちゃん達にかなり冷たい態度を取る
「...」
「...どんちゃん ボクはお姫さま ひとすじだ!」
「ギャオオオオオオ! ボクは お姫さま ひとすじだーっ!」
ママフェゴール
「ん~も~!めんどくさ~い!」
♪タベルナ2000
CV:ならはしみき
ダルァケルの大穴のボス
怠惰担当 名前は
ベルフェゴールから
ダルァケルの大穴に入った時に出会うくまのまっくんのママであり、洗濯も掃除もしてなく、ご飯も取ってきてくれないので、毎日カップ麺生活らしい
しかしどうやらオーブを見つけてからおかしくなってしまったらしく、元々は頑張りやな
お母さんだと思われる
オーブの影響で体が石のようになっており、めんどくさがりになってしまったらしい
倒すと元のママくまに戻り、土のオーブが手に入る
ここで判明するが、ママくまの得意料理は
ラーメン
「このおやこ ラーメンだいすきだな!」
演奏中は上から石を落として譜面を見づらくする
マン&モン
「ゲ~ヒッヒッヒッ!金金ぇ!」
♪隼
CV:キジキジ&黄ダルマ
ガクブルゥ山のボス
強欲担当 名前は
マモンから
オーブの力によって未来が見えるようになり、その力で大儲けした2羽のカラスだが融合して双頭のカラスとなっている。関西弁で話す
村人たちを安い給料でこき使いながらカブを育てさせている
どんちゃん達と戦う前に未来を予知する能力を見せるが、結果は...
「んんん!なんやて?!そんな ばかな!」
「カブがぜんぜん うれなくて だいハサンやと!?」
と、カブが大暴落してしまう未来を見てしまう。そりゃあ未来で売買されるのは野菜の
蕪じゃなくて
株の事だし...
その未来が見えたのはどんちゃん達のせいと八つ当たりし、どんちゃん達を消し去ろうとする
倒した後はただの2匹のカラスになり、風のオーブが手に入る
演奏中は竜巻を出して判定枠とレーンの後ろを見えなくする+譜面加速のお邪魔をしてきて、中々の強敵として立ちはばかる
しゃかりきサンダーが弱点のため、後述するかっちゃんを先に倒すと少し楽になる
かっちゃん
「rrrロックだドーン!」
♪メカデス。
CV:ならはしみき
フズィーのはかばのボス
傲慢担当 自分を堕天使と名乗っていた辺り
ルシファーをイメージか
どんちゃんの弟であり、
永遠の二番手である和太鼓
シリーズに元からいたキャラクターからのボスで、このゲームで唯一3Dグラフィックが使われているボス
オーブの影響でロックスターになり←!?
ヘビメタメイクをしている
ダイナマイトカッツと言うバンドのヴォーカル担当になった
主役の座を狙っており、どんちゃんと出会った際はどんちゃんを倒して主役になろうとしていた
倒した後はいつものかっちゃん(ヘビメタメイクはそのまま)に戻り、雷のオーブが手に入る
ラスボス戦前では、どんちゃんとラルコを助け出し、ソプラノ姫も同時に守ると言う活躍を見せる
演奏中はずっと譜面枠に観客のゾンビ3人がおり、時々かっちゃんがそこに雷を落としてゾンビたちを痺れさせ、譜面を見づらくすると言ったお邪魔をしてくる
最初から最後まで
ゾンビがいるせいで譜面が見づらいが、幸いにも譜面は比較的簡単
余談だが、このゲーム以降かっちゃんはロック系の曲が好きという設定が付き、AC版太鼓の達人と
名探偵コナンがコラボした際、ナイトメアサバイバーと言うロックな曲の選択画面の横に
かっちゃんの好きなきょく」と書かれていた
ゼブブー
CV:石川哲彦
レストラン・ロウ・ヤーのボスの店主
暴食担当 名前は
ベルベブブから
ハエのような見た目をしており、小太り
どんちゃん達を765人目の
お客様として出迎え、料理を全部タダにしてくれる
どうやらこの数字に意味はないらしいが、とにかくタダで食べ放題にしてくれる
「うふふふ!...じゅるり」
実はこの店は
客を料理にして食べるというかの「注文の多い料理店」を思わせるやばい店であり、道中のミッションではメカドンが食えないゴミとして捨てられたり、客として来たたこやきがウェイトレスに食べられたり、ウェイトレスがどんちゃんとラルコの事を見ながらよだれを垂らしたりと、この時点で不穏な雰囲気が流れていた
ゼブブー戦ではどんちゃん達も食べられそうになるが、ゼブブーを倒し、ゼブブーは元の人間に姿に戻り、闇のオーブも手に入る
演奏中はなんと
直接譜面に食らいつき、そこに食べた跡を残すと言った中々個性的なお邪魔をする
ゼブブーは譜面の複雑さと嫌らしく残る食べ後のコンボで中々の強敵になっている
マオウ
さぁこれが最後のステージだ!存分に楽しめ!
♪マオウのショウタイム
CV:佐藤たかふみ
ソプラノ城のボスであり本作のラスボス
ソプラノ姫の声とイノチを7つのオーブにし、世界にばらまいた張本人
「チャオッ☆」が口癖のピエロ
文の最後に顔文字や☆をつけたり、異様に伸ばし棒が多い喋り方が妙にウザい
ソプラノ姫の誕生日のパーティの時、突如現れソプラノ姫の声を7つオーブにした
マオウTVショーと言う番組をやっており、オーブを集めては度々どんちゃんとラルコの前で生放送をする
そして旅は終盤...ソプラノ城に着くとソプラノ城は完全に乗っ取られており、
どんちゃんとラルコが城に着いた際、マオウは「マオウTVスペシャル!!お姫様 きゅうしゅつ だいしっぱい!」と言う題名でマオウTVで全国生中継をする
そして数々の強いマモノを倒して行き、ついに最上階...マオウと対決するどんちゃんとラルコ
マオウもいつもの腹が立つ喋り方ではないので、どうやら本気のようだ
マオウはとてつもなく強く、スポットライトを使って譜面をほぼ見えなくする、異様にウザいマオウの顔がぶら下がってきて譜面を見にくくするなどのお邪魔をしてきて、これまでのボスを鼻で笑うかのような強敵
そして倒したらマオウはその場で倒れ、ついにどんちゃん達はソプラノ姫の元へ行き、ソプラノ姫を助けることができた
「姫!姫!姫!めをさましてください!」
「!! よかった...まだ消えてない...」
「グスっ...ぅぅ...よかった...きえちゃうかと...おもった...」
ひめー!! うわぁぁーん!!ひめーーー!!
「...(コチョ コチョ」
「うひっ!わわわ!あははははは!ひっひーっ!」
「やだなぁ なにするんですか姫!くすぐったいですよー!」
「...ひ」
ボワン...
「ばぁ」
なんとマオウはソプラノ姫に化けており、さらにラルコをくすぐっている間にオーブも奪ってしまい、消えかけのソプラノ姫の姿も見せる、更にどんちゃんとラルコを強力な魔法で動きを封じ、ソプラノ姫より先に存在を消し去ると予告する
「カウントダウンスタート!さぁ!みなさんごいっしょにーっ!」
「ボクはまだ消えたくないドーン!」
「サン!」
「(ボクはなんてバカなんだ!いいきになって ゆだんして!)」
「ニ―!」
「(勝ちたい!もっとちゃんとつよくなって マオウに勝ちたい!)」
「イチ!」
「(どんなときも 姫をまもれる つよいドラゴンになりたい!)」
絶体絶命の大ピンチ...バットエンドでこの物語は終わるのか?...と思いきやその時!
「ゼーーーー」
「ロックンロールだドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!」
なんと、フズィーのはかばで戦ったかっちゃんが最終戦前でまさかの再登場!
突進によりマオウを攻撃し、マオウからオーブを奪い取った
よく地味と言われるかっちゃんだが、このシーンはかっちゃん史上最も輝いた場面であろう
「しまった!オーブが!」
「...オーブよ!声にもどりたまえーっ!」
すべてのオーブが光をはなつ!
「...あ...う...っ!ラ...ルコ...ラルコっ!」
「声が戻ったドン!」
「やった!姫!姫!」
長かった旅の末、ソプラノ姫はついに声を取り戻す!
「マオウっ......ゆるしませんよ!」
「やめろ...歌は...歌だけはやめてくれ!」
歌姫たるソプラノ姫の持つ魔法の歌声の力、それこそが邪悪な魔力を持つマオウにとっての最大の弱点だった
「いまさらおそいドン!」
「姫!おねがいします!」
「ハーモニー王国の歌姫ソプラノ...............歌いますっ!」
「きょくめいは「キミと響くハーモニー」!!」
ソプラノ姫が魔法の歌声でマオウを鎮めようとしたその時
「おのれーっ!きさまらぜんいん このよから けしさってくれる!!」
マオウも負けじと形態変化し、本気の姿に
デスタムーアとか言った奴、正直に手を挙げなさい
そして本当の最終決戦へ...
マオウ(第二形態)
「さぁここからが本番だ!このマオウ様を怒らせたことを、存分に後悔させてやろう!」
♪ソプラノ姫VSマオウ
本気になったマオウ
譜面の一部を無数の骸骨がひしめく地獄の様な幻惑で覆い隠してきたり、魔法で時間を操り曲を遅くしてしまうなどソプラノ姫の歌を何度も妨害してくるが
その度にソプラノ姫もまた魔法の歌声にありったけの想いを乗せてこれを打ち払い一進一退の攻防を繰り広げる
「負けません!」
「小賢しい小娘がぁ!!」
終盤では互いに全力の魔法のぶつかり合いの末、フルパワーで押し切ろうとするマオウだったが、それすらもソプラノ姫の歌声が打ち破った
どんちゃん達を消し去ろうとしたマオウの魔力がマオウ自身へと跳ね返る
「あひゃひゃひゃひゃ!!」
「カラダが!カラダがアツイ!きえる!きえていくーっ!」
「マオウのマホウがはねかえったみたいですね...」
「あひゃやひゃひゃひゃ!!あひゃひゃひゃ...ひゃ.........」
ポンッ
「きえてしまったドン...」
「あれ?なにかおちてるドン」
そこには紫色の本が置いてあった
「これは...本だ!」
「ラルコ!さわってはダメよ!」
「(たぶん...これがマオウのしょうたい!)」
そう、この本こそがマオウの正体であり、マオウそのものである
+
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詳細 |
エピローグにて前述したソプラノ姫の弟である吟遊詩人のアルトと言う人物が詩集を読もうとしたところ、突如召喚されてしまった魔物だと判明する
次回作、どんとかつの時空大冒険のDLCでもこの詩集は登場するが、ソプラノ姫によりマオウをまた召喚させないようにと封印される
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そして勇者どんちゃん、勇者かっちゃん、そして...勇者ラルコは人々に称えられ、物語は幕を閉じる...
「どんちゃん ありがとう」
秘宝
ホゥストの森にてこだまのミッションをクリアしたら解放されるやり込み要素
条件を満たすことで秘宝が手に入り、ドットでかわいく描かれている
すべて集めるとこだまに褒められる、それだけ
達成感を味わいたいなら集めよう
オーブ
このゲームにはオーブと言うシステムが登場しており、ステージをクリアするごとに種類が増えて行く
全7種
ラルコに装備させて発動させる物で、
敵との戦闘中にゴーゴータイム(サビ)の時に一回だけ発動する使い切りタイプか、最初から最後まで効果が続く持続タイプのどちらか
炎のオーブ
「スゲェ」
最初から使える使い切りタイプのオーブ
炎を吐いて攻撃する技、はっちゃけファイヤーが使えるようになる
花や虫のような燃えやすそうな敵には効果抜群だが、最初から燃えている敵や水で暮らしている敵にはあまり効かない
木のオーブ
「むねが ときめいた」
アシュモを倒すことで使えるようになる持続タイプのオーブ
オプション付きで戦う敵と戦う際、そのオプションを消して戦うことができるすけすけオプションが使えるようになる
度々頼りになるかなり便利なオーブ
水のオーブ
「きもがひえたぜ」
リヴァを倒すことで使えるようになる使い切りタイプのオーブ
氷を放つ技、いてまえブリザードが使えるようになる
燃えている敵に強いが、最初から濡れている敵には弱い
土のオーブ
「マジでけぇ」
ママフェゴールを倒すことで使えるようになる持続タイプのオーブ
大音符の威力が上がるどでかロックが使えるようになる
とても使いやすく、一部の敵に対してはこれが無いと倒せない
風のオーブ
「おもってたのと ちがってた」
マン&モンを倒すことで使えるようになる持続タイプのオーブ
譜面がばいそく状態になる(オプションではないため、敵のオプションと重複する)代わりに、攻撃力が上がるばくしんタイフーンが使えるようになる
唯一デメリットが存在するオーブで、活躍の場は少ない
雷のオーブ
「しびれちゃう」
かっちゃんを倒すことで使えるようになる使い切りタイプのオーブ
雷を放つ技しゃかりきサンダーが使えるようになる
空に飛ぶ敵にはよく効くが、雷を帯びているような敵にはあまり効かない
闇のオーブ
「かげきだぜ」
ゼブブーを倒すことで使えるようになる使い切りタイプのオーブ
一定時間爆弾音符を叩いたら攻撃音符になるかっとびボンバーを使えるようになる
後半に手に入るオーブなだけありかなりぶっ壊れている、このオーブがあれば初心者でも安心して戦うことができる
その代わりボスはかなり強いので、そこは上手く調節されている
余談
- このゲームのパッケージ裏側には暗号が隠されており、入力すると音色が手に入る
- このゲームに登場するキャラクターは度々他の太鼓の達人シリーズに出演しており、どんとかつの時空大冒険では物語の続きが見られる
- マオウのお邪魔攻撃は太鼓の達人DS 7つの島の大冒険にて牡丹戦に登場するスポットライトのお邪魔攻撃と酷似している
- マオウの戦闘曲、マオウのショウタイムは、WiiUで発売された太鼓の達人 あつめて☆ともだち大作戦!にてDLCとして配信され、正確な歌詞が判明する
声が加工されていて正確な歌詞が初見では全く分からないため、自分が想像していた歌詞と正確な歌詞比べてみると面白いだろう
- このゲームには「スーハー2000」と言う2000シリーズ最新作が登場するが、その譜面がとてつもなく鬼畜。詳細は該当項目を
- マオウの最終形態がまんまデスタムーア(最終形態)な件 -- 名無しさん (2022-02-25 18:43:50)
- オーブを所有してるボスが7つの原罪由来なのは驚いたな。丁度ハガレンと悪ノ大罪シリーズにハマってた時期だったのもあるし -- 名無しさん (2022-02-25 18:50:44)
- 前半のボスでいきなりタベルナ2000出てきたのはなかなか衝撃的だったな -- 名無しさん (2022-02-25 22:52:30)
- 足りなかった部分を追記させていただきました -- 名無しさん (2022-02-27 04:27:26)
- (恐らく)自分のせいでマオウが生み出されて姉も王国も滅ぶ寸前だったのにその事を一切悪びれず(そもそも自覚すらしてない可能性高い)わざわざ再封印したマオウの本を自分の好奇心で盗み直してる辺りアルトが一番ヤバイ -- 名無しさん (2022-05-11 11:23:11)
最終更新:2025年02月08日 14:41