アットウィキロゴ

悪魔嬢(遊戯王OCG)

登録日:2022/04/07 Thu 01:30:46
更新日:2026/08/01 Sat 22:05:08
所要時間:約 4 分で読めます





悪魔嬢(あくまじょう)とは、遊戯王OCGのカテゴリである。


【概要】

闇属性悪魔族・レベル3・攻守の合計が2000で統一されているモンスターカード群。
全てのモンスターが、罠カード及びリリースに関する効果を持っている。

イラストは悪魔の羽や角、尻尾を持った女性の姿をしており、所謂美少女テーマ。
遊戯王OCGでは『グラディウスシリーズや『がんばれゴエモン』のようなKONAMI作品のセルフパロディを度々行っていることを踏まえると、
同じKONAMI作品の『悪魔城(あくまじょう)ドラキュラ』もモチーフと思われる。
カテゴリの英語名は「Lady of Lament」であり、これも『Castlevania:Lament Of Innocence』(PS2版『キャッスルヴァニア』)にかかった形になっている。

現在登場しているカードは効果モンスター4種類のみで、「悪魔嬢」を名指しでサポートする効果も、《悪魔嬢アリス》の蘇生効果しかない。
そのため悪魔嬢をメインとするのではなく、罠カードを多用するデッキのサポートとして投入していくのが基本的な運用となっている。

【悪魔嬢メンバー】

悪魔嬢リリス

効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻2000/守 0
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):召喚したこのカードの元々の攻撃力は1000になる。
(2):自分フィールドの闇属性モンスター1体をリリースして発動できる。
デッキから通常罠カード3枚を相手に見せ、相手はその中からランダムに1枚選ぶ。
そのカード1枚を自分フィールドにセットし、残りのカードはデッキに戻す。
この効果は相手ターンでも発動できる。

赤毛の悪魔嬢。第10期に登場した、最初の悪魔嬢でもある。
召喚時に攻撃力が1000になる効果と、闇属性モンスターをリリースしてデッキから通常罠カードをランダムにセットする効果を持つ。

レベル3のモンスターとしては破格の攻撃力を持つが、普通に召喚すると(1)で攻撃力が下がってしまうため、アタッカーには向かない。
その代わりウイルスカードのリリースコストに適しており、コストの攻撃力の指定が異なる《死のデッキ破壊ウイルス》と《魔のデッキ破壊ウイルス》の両方に対応する。
《悪のデッキ破壊ウイルス》のコストにもなれるが、攻撃力1000の状態でコストにした場合、破壊できるのは2枚だけで追加効果も適用されない。

アタッカーとして運用するなら《魔界発現世行きデスガイド》等で特殊召喚すると良い。
効果は無効になるものの、発動のコストによるリリースはできるので《闇黒の魔王ディアボロス》のトリガーにすることは可能。

メインとなる(2)の効果は相手が選ぶためランダム性が強いが、《パワー・ツール・ドラゴン》等と同様、同名カード3枚を選択すれば確実にセットできる。
ただし、発動は次のターン以降になる上に相手にバレてるので除去には注意。

悪魔嬢マリス

効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻1000/守1000
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのモンスター2体をリリースし、自分の墓地のカード及び除外されている自分のカードの中から、通常罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドにセットする。
この効果でセットしたカードはフィールドから離れた場合に持ち主のデッキの一番下に戻る。
この効果は相手ターンでも発動できる。

青髪の悪魔嬢。初出は第10期第12弾「ETERNITY CODE」。
モンスターを2体リリースして、墓地・除外状態の通常罠カードを再セットする効果を持つ。

前述の《悪魔嬢リリス》と同じく、フリーチェーンで効果を発動可能。
しかし再利用したいカードがない序盤では活躍が難しく、リリースコストも2体必要とやや重いのが難点。トークン等を利用したい。
この効果で再セットした罠カードはデッキの1番下に戻るため、前述のリリス等で再びサーチできる。

悪魔嬢アリス

効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻 0/守2000
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札・墓地から罠カード1枚を除外して発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが召喚に成功した時、自分の墓地の「悪魔嬢」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(3):このカードがリリースされた場合、または相手によって破壊された場合に発動できる。
デッキから「悪魔嬢アリス」以外の攻撃力・守備力の合計が2000となる悪魔族モンスター1体を手札に加える。

金髪ツインテールの悪魔嬢。初出は第11期第7弾「BATTLE OF CHAOS」。
罠カードを除外して自身を特殊召喚する効果と、召喚時に悪魔嬢を蘇生する効果、リリース又は破壊された時に攻守の合計が2000の悪魔族モンスターをサーチする効果を持つ。

(1)は使用済みである墓地の罠カードをコストに特殊召喚すれば消費は抑えられる。
特に【相剣】罠カードは除外された場合にレベル4チューナーのトークンを特殊召喚できるため相性がいい。
レベル7のS召喚を狙ったり、マリスの重いリリースコストを工面したりできる。
もっとも、除外する罠はマリスとロリスで再利用やデッキへの回収が可能なので、除外された際の効果の有無に拘らなくても特に問題ない。

(2)は悪魔嬢の蘇生。こちらでも《悪魔嬢マリス》のリリースコストを揃えられる。
効果無効などのデメリットが一切ないため、そのまま場に置いていても仕事ができるのは嬉しいポイント。
ランク3のX召喚L召喚を狙うのも良い。

(3)のサーチ効果は他の悪魔嬢や罠カードのコストとしてリリースすれば能動的に発動できる。
サーチ先は悪魔嬢の他、条件が合えば他の悪魔族モンスターもサーチできる。

悪魔嬢ロリス

効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻1500/守 500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地のカード及び除外されている自分のカードの中から、通常罠カード3枚または6枚を対象として発動できる。
そのカードを好きな順番でデッキの下に戻す。
その後、戻したカード3枚につき1枚、自分はデッキからドローする。
(2):このカード以外のモンスターがリリースされた場合、または相手の効果で自分の墓地へ通常罠カードが送られた場合、自分の墓地の通常罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドにセットする。

その名の通り、他のモンスターより少し幼い感じの悪魔嬢。
初出はVジャンプ2022年5月号で、登場時期的に【ラビュリンス】とのシナジーが意識されたカード。
墓地または除外されている罠カードを複数戻してドローする効果と、他のモンスターがリリースされたり相手によって通常罠カードが墓地に送られた場合に通常罠カードを再セットする効果を持つ。

(1)の効果は罠カードを複数採用しているのなら強力なドローソースとなる。
ただし、罠をサルベージする効果等とは相性が悪いのには注意。

(2)の効果は墓地の通常罠をデメリットなしでセットする効果。
条件は2つあり、1つは自身以外のモンスターが何らかの方法でリリースされること。
ダイナレスラー・パンクラトプス》等の汎用性が高いカードと併用すれば満たしやすい。
相手がリリースした場合も発動できるため、A召喚儀式召喚を扱うデッキが相手なら、自然と発動機会も多くなる。
もう1つの条件は、相手の効果で通常罠が墓地へ送られること。
再セットすることになるため、そのターン中に発動することは困難だが、相手の除去による被害を軽減できる。

【相性のいいカード】

  • 《闇黒世界-シャドウ・ディストピア-》(実家)
リリスと同じストラクチャーデッキに収録されたフィールド魔法。
闇属性やリリースに関する様々な効果を持ち、リリース効果を除去に変換したり、生成したトークンをリリースコストにあてがったりできる。
ストラクチャーデッキの看板になっている《闇黒の魔王ディアボロス》も、悪魔嬢は全員リリースに関する効果を持つため相性がいい。

罠モンスターメインのカテゴリ。
《悪魔嬢リリス》で罠カードを調達したり、《悪魔嬢ロリス》で除外状態の罠カードを大量に回収したり等、色々と相性がいい。

ご存じセットした罠カードを即座に発動させられる永続魔法。
悪魔嬢は罠カードのサポートが得意とはいえ、セットした罠をそのターンに発動できるようにする効果は持ち合わせておらず、このカードでその弱点を補える。

ご存じ罠カードをデッキから直接セットして即座に発動させられるカード。
リリスからこのカードを経由させれば様々な罠カードをセットしたターンに発動させることができる。
イラストに描かれている蟲惑魔も罠カードを多用するが、そこ以外の共通点がなく、悪魔嬢を入れる必要性はそこまでない。

悪魔嬢とは種族・属性が一致する、通常罠に関する効果を持ったモンスター達。
サポートを共有でき、通常罠で様々な効果を発動していくコンセプトのテーマなので相性が良い。



追記・修正は相手を罠にはめてからお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2026年08月01日 22:05