登録日:2022/04/07 Thu 01:30:46
更新日:2024/10/29 Tue 18:36:55
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【概要】
属するモンスターは全て、
闇属性・
悪魔族・レベル3・攻守の合計が2000で統一されているカード群であり、
全てのモンスターが、罠カード及びリリースに関する効果を持っている。
イラストは
悪魔の羽や角、
尻尾を持った女性の姿をしており、所謂美少女テーマであるが、
遊戯王OCGでは「
グラディウスシリーズ」や「がんばれゴエモン」のようなKONAMI作品のセルフパロディを度々行っていることを踏まえると、
同じKONAMI作品の「
悪魔城(あくまじょう)ドラキュラ」もモチーフと思われる。
現在登場しているカードは効果モンスター 4種類のみのため、悪魔嬢メインというよりは罠カードを多用するデッキ等に投入していくのが基本的な運用となっている。
【悪魔嬢メンバー】
悪魔嬢リリス
効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻2000/守 0
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):召喚したこのカードの元々の攻撃力は1000になる。
(2):自分フィールドの闇属性モンスター1体をリリースして発動できる。
デッキから通常罠カード3枚を相手に見せ、
相手はその中からランダムに1枚選ぶ。
そのカード1枚を自分フィールドにセットし、残りのカードはデッキに戻す。
この効果は相手ターンでも発動できる。
赤毛の悪魔嬢。
召喚時に攻撃力が1000になる効果と、闇属性モンスターをリリースしてデッキから通常罠カードをランダムにセットする効果を持つ。
レベル3のモンスターとしては破格の攻撃力を持つが、(1)の効果により普通に召喚すると攻撃力が下がってしまうデメリットがある。
そのためウイルスカード等のリリースコストに使うのが基本。
メインとなる(2)の効果は相手が選ぶためランダム性が強いが、《
パワー・ツール・ドラゴン》等と同様同名カード3枚を選択すれば確実にセットできる。
ただし、発動は次のターン以降になる上に相手にバレてるので除去には注意。
悪魔嬢マリス
効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻1000/守1000
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのモンスター2体をリリースし、
自分の墓地のカード及び除外されている自分のカードの中から、
通常罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドにセットする。
この効果でセットしたカードはフィールドから離れた場合に持ち主のデッキの一番下に戻る。
この効果は相手ターンでも発動できる。
青髪の悪魔嬢。
モンスターを2体リリースして墓地か除外されている通常罠カードを再セットする効果を持つ。
罠カードを再利用できるが、リリースコストが2体とやや重いのが難点。
トークン等を利用したい。
この効果で再セットした罠カードはデッキの1番下に戻るため、前述のリリス等で再びサーチできる。
悪魔嬢アリス
効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻 0/守2000
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札・墓地から罠カード1枚を除外して発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが召喚に成功した時、自分の墓地の「悪魔嬢」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(3):このカードがリリースされた場合、または相手によって破壊された場合に発動できる。
デッキから「悪魔嬢アリス」以外の攻撃力・守備力の合計が2000となる悪魔族モンスター1体を手札に加える。
金髪
ツインテールの悪魔嬢。
罠カードを除外して自身を特殊召喚する効果と、召喚時に悪魔嬢を
蘇生する効果、リリース又は破壊された時に攻守の合計が2000の悪魔族モンスターをサーチする効果を持つ。
(1)は使用済みである墓地の罠カードをコストに特殊召喚すれば消費は抑えられる。
特に
相剣罠カード等なら除外された時に発動する効果があるので相性がいい。
(2)の悪魔嬢を特殊召喚する効果は前述の《悪魔嬢マリス》のリリースコストを揃えたり、ランク3エクシーズ召喚やリンク召喚を狙える。
(3)のサーチ効果は他の悪魔嬢の効果でリリースする等すれば容易に発動できる。
サーチ先は悪魔嬢の他、条件が合えば他の悪魔族モンスターもサーチできる。
悪魔嬢ロリス
効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻1500/守 500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地のカード及び除外されている自分のカードの中から、
通常罠カード3枚または6枚を対象として発動できる。
そのカードを好きな順番でデッキの下に戻す。
その後、戻したカード3枚につき1枚、自分はデッキからドローする。
(2):このカード以外のモンスターがリリースされた場合、
または相手の効果で自分の墓地へ通常罠カードが送られた場合、
自分の墓地の通常罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドにセットする。
その名の通り、他のモンスターより少し幼い感じの悪魔嬢。
墓地または除外されている罠カードを複数戻してドローする効果と、他のモンスターがリリースされたり相手によって通常罠カードが墓地に送られた場合に通常罠カードを再セットする効果を持つ。
(1)の効果は罠カードを複数採用しているのなら強力なドローソースとなる。
ただし、罠をサルベージする効果等とは相性が悪いのには注意。
(2)の効果は2種類の条件で罠カードを再利用する効果。
リリースをトリガーとする条件は《
ダイナレスラー・パンクラトプス》等といった汎用性の高いリリース効果等と相性が良く、
相手がリリースしても発動させることができる。
もう1つの罠が墓地に送られた時という条件は基本的に相手の除去に合わせて使う事になるだろう。
【相性のいいカード】
リリスと同じストラクチャーデッキに収録されたフィールド魔法。
闇属性やリリースに関する様々な効果を持ち、リリース効果を除去に変換したり、生成したトークンをリリースコストにあてがったりできる。
ストラクチャーデッキの看板になっている《闇黒の魔王ディアボロス》も、悪魔嬢は全員リリースに関する効果を持つため相性がいい。
罠モンスターメインのカテゴリ。
《悪魔嬢リリス》で様々なカードをサーチしたり等色々と相性がいい。
ご存じセットした罠カードを即座に発動させられる永続魔法。
これにより速効性を得ることができる。
ご存じ罠カードをデッキから直接セットして即座に発動させられるカード。
リリスからこのカードを経由させれば様々な罠カードをセットしたターンに発動させることができる。
勿論、イラストに映ってる蟲惑魔達も罠カードを多用するので悪魔嬢との相性はいい。
悪魔嬢同様闇属性・悪魔族で通常罠に関する効果を持ったモンスター達。
同じ種族・サポートを受けられ、通常罠で様々な効果を発動していくので相性が良い。
ちなみに《悪魔嬢ロリス》はラビュリンスが登場したのと近い時期に
Vジャンプに収録されている。
追記・修正は相手を罠にはめてからお願いします。
- さしずめ、闇黒世界と白銀の迷宮を行き来する掛け持ち従業員といったところか…。 -- 名無しさん (2022-04-07 02:18:26)
- 同じ会社だし、名前は悪魔城にかけてるんだろうか? -- 名無しさん (2022-04-07 02:55:57)
- なんかこいつらがラビュリンスで働いてるって言われたら巣作りドラゴン思い出すな -- 名無しさん (2022-04-07 05:58:40)
- ちなみに海外名はlady of lamentなんだけど、悪魔城側ではPS2版キャッスルヴァニアの海外版でlamentという単語が使われていますよ。 -- 名無しさん (2022-04-07 07:45:24)
- リンク&エクシーズを中心軸とした蟲惑魔とは実は食い合わせが悪かったりする(Xがランク4であるのと召喚権を蟲惑魔に使いたい為) -- 名無しさん (2022-04-07 11:03:48)
- ディアボロスに露骨に似てるけど使い魔とかなんだろうか -- 名無しさん (2022-04-07 21:05:35)
- 魔獣の大餌DDダイナマイトトラップトリックで爆⭐︎殺しているイメージしかない -- 名無しさん (2022-04-07 21:29:51)
- ↑1 悪魔嬢ではなくボンバーガールと化していた件。 -- 名無しさん (2022-04-09 09:46:46)
最終更新:2024年10月29日 18:36