相剣(遊戯王OCG)

登録日:2021/10/24 Sun 4:42:50
更新日:2025/03/12 Wed 18:20:26
所要時間:約 23 分で読めます




相剣とは、遊戯王OCGに登場したカテゴリである。
属するモンスターが最初に登場したのはブースターパック「DAWN OF MAJESTY」。
だが正式にカテゴリ化されたのは次弾の「BURST OF DESTINY」となる。


概要

属するモンスターは一部例外を除き幻竜族で統一されており、属性はモンスターごとにバラけている。

Sモンスターを主軸とするテーマではあるが、メインデッキに入る幻竜族の「相剣」モンスターにはチューナーがいないのが特徴。
どうせ何かのサポートカードで直接EXから出すんでしょ?とお思いのそこの貴方、こっちはちゃんとS召喚します。

「相剣」モンスターには、「相剣トークン」というモンスタートークンを出す効果を持つモンスターが多い。
その「相剣トークン」のスペックがコチラ
チューナー・トークン
星4/水属性/幻竜族/攻 0/守 0

なんとこのトークン、今までありそうでなかったチューナーのトークンなのだ。

というわけで「相剣」は他のシンクロテーマと異なり、非チューナーがチューナーを無から生み出してシンクロするという一風変わったムーブをする。
もちろんタダでというわけではなくトークンを生み出す効果には何らかのコストを必要とする。
そのうえ「この効果で特殊召喚したトークンが存在する限り、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。」という誓約が課される。

…え、最近のチューナーの使われ方がおかしいだけで本来チューナーはシンクロにしか使わないものだろって?
…おっしゃる通り。

それにしても、5D's期のレベル4チューナーはシンクロ先やS素材に何らかの制約が課されていたり、そもそも出すのが面倒くさかったりしたもの。
だがそれが今では、シンクロにしか使えないとはいえシンクロ先に指定のないチューナーがトークンとしてポンと出せるようになっている。
時代は進んだものである。

話を戻して、「相剣」モンスターにはトークンを出す以外にも自身がS素材になった場合に発動できる効果も付いている。
切り札であるSモンスターの展開ついでにそれらでアドを稼ぎつつ戦うのがコンセプトのテーマである。
除外に関係する効果を多く持つのも特徴。

また、トークンを出す効果のコストや「相剣」カードのサポート範囲は「相剣」カードだけでなく幻竜族モンスターも含まれている。
過去に登場した幻竜族モンスターや関連テーマも無理なく組み合わせることが可能。
シンクロ軸としてはシンプルな動きで大型を並べられるテーマなので、シンクロ初心者でも安心。


ドラグマ」から始まる一連のストーリーに属するテーマでもある。
「相剣」カードの中にはその主人公であるエクレシアとアルバス(アルビオン)が登場しているカードもある。
同弾で登場した「氷水(ヒスイ)」も同じストーリーに属するテーマで、かつ同じ山岳地帯を拠点としている。
「相剣」側は「氷水」のエネルギーを利用する一方で彼女らに戯れにシャボン玉ストローをあげるなど良好な関係を築いているようだ。

カード一覧

相剣モンスター

一部例外を除き、中国の伝承に登場した剣を名前の由来としている。

下級モンスター

  • 相剣師(そうけんし)泰阿(タイア)
効果モンスター
星4/風属性/幻竜族/攻1800/守1500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地から「相剣」カード1枚か幻竜族モンスター1体を除外して発動できる。
自分フィールドに「相剣トークン」(幻竜族・チューナー・水・星4・攻/守0)1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したトークンが存在する限り、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「相剣」カード1枚か幻竜族モンスター1体を墓地へ送る。
「相剣トークン」を出すコストは「相剣」カードまたは幻竜族の墓地除外。

その都合上先攻から何の下準備もなしにトークンを出すことは不可能だが、その分他と違って手札の状況に関係なくトークンを出せるのが強み。
また「相剣」魔法・罠を除外することであちらのさらなる効果に繋げることもできるのが、他のメインデッキの「相剣」にはできない利点である。

S素材になったときの効果は「相剣」カードか幻竜族の墓地肥やし。
次ターンでのもう1枚の《相剣師-泰阿》のコスト確保に用いてもよし、何かしらのカードで蘇生するもよし。
「天威龍」など墓地発動の効果を目的に落としてもよしと、シンプル故に使い道は様々。


名前の由来は「越絶書」に登場する。楚の王が振るったとされる剣。


  • 相剣師-莫邪(バクヤ)
効果モンスター
星4/水属性/幻竜族/攻1700/守1800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚した場合、手札の「相剣」カード1枚か幻竜族モンスター1体を相手に見せて発動できる。
自分フィールドに「相剣トークン」(幻竜族・チューナー・水・星4・攻/守0)1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したトークンが存在する限り、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動できる。
「相剣トークン」を出すコストは手札の「相剣」カードか幻竜族をチラ見せするだけ。条件が非常にゆるい。

よほど変な構築をしていない限りは簡単にS召喚まで繋げることが出来る、このデッキの初動の要。
これから《相剣大師-赤霄》をS召喚することでさらなる展開へつなげるのが【相剣】の鉄板である。
その分こいつに《エフェクト・ヴェーラー》などの手札誘発が飛んでくると途端に厳しくなるのでケア手段もしっかり用意しておきたい。

S素材になったときの効果はシンプルに1ドロー。
単純だが非常に強力で、(1)効果により自分でチューナーを用意できることもあり、状況がそろっていればこれ1枚から星8をS召喚できる上に手札が増える

墓地コストが必要だが墓地肥やしで次につなげられる《相剣師-泰阿》と実質タダでシンクロできるが次に繋げられるかはドローと他のカード次第な《相剣師-莫邪》。
状況に応じて使い分けるといいだろう。


現状確認できる中では《妖眼の相剣師》を除いて元からいる「相剣」の中では唯一の女性。
設定画では周囲にコオリコウモリが飛んでいたり剣の鍔がヒスイカズラを模しているなど「氷水」との関連を連想させる要素が多い。
なお全身黒色だが、設定画をよく見ると目元部分に僅かに肌色が見える。
そのため「氷水」が時間経過によって体が黒く変色するのとは違い、彼女は全身黒タイツをすっぽり着て顔も黒いマスクをしているだけの可能性がある。
出自が不明だったりと謎の多い人物。

名前の由来は『呉越春秋』や『捜神記』に登場する、製作者夫婦の名前がつけられた双剣のうちの一振り。
某弓兵武器としても有名で、そちらで知った人や、他の相剣の元ネタは知らずともコレだけ知っている人も多いだろう。
一方、対となる『干将』の名を関する「相剣」モンスターは現在登場していない。


  • 軒轅(けんえん)相剣師(そうけんし)
チューナー・効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻1800/守1500
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、その攻撃を無効にする。
「アルバスの落胤」を融合素材とする融合モンスターが自分フィールドに存在する場合、さらにその攻撃宣言したモンスターを破壊できる。
(2):モンスターが表側で除外された場合、フィールド・墓地のこのカードを除外して発動できる。
攻撃力と守備力の数値が同じ魔法使い族・光属性モンスター1体を自分の手札・墓地から特殊召喚する。
上司と一緒に「ドラグマ」から抜けた《教導の鉄槌テオ》と《教導の天啓アディン》のコンビ。

ストラクチャーデッキ「ALBA STRIKE」に収録されたカード。
効果はストラクのコンセプト通り《アルバスの落胤》及びその融合体をサポートするもので、「相剣トークン」を出す効果を持たない。

【相剣】デッキにおいては幻竜族ではなく魔法使い族であることがネックとなることがあるが、除外を多用する「相剣」との相性は良い。
各種除外を自身の後半の効果のトリガーとしやすく、「相剣」の展開に重要な《白の聖女エクレシア》などを蘇生できる。
また「相剣」唯一のチューナーモンスターでもあるのでS召喚だけでなく《水晶機巧-ハリファイバー》に繋げられると言う利点もある。


上級モンスター

  • 相剣軍師(そうけんぐんし)龍淵(リュウエン)
効果モンスター
星6/炎属性/幻竜族/攻1200/守2300
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札の他の、「相剣」カード1枚か幻竜族モンスター1体を捨てて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、自分フィールドに「相剣トークン」(幻竜族・チューナー・水・星4・攻/守0)1体を特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したトークンが存在する限り、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動できる。
相手に1200ダメージを与える。
「相剣トークン」を出すコストは手札の「相剣」カードか幻竜族を捨てること。自身の特殊召喚後に生成する。

墓地効果を持つモンスターやカードをコストにすれば無駄がない。
また特殊召喚からトークン生成が一連の処理のため、《無限泡影》などの妨害を受けにくいというメリットもあり、安全にシンクロに繋げられる。

S素材になったときの効果は1200バーン。
中々の数値のバーンがシンクロ素材になるだけで行えるのは大きく、Sモンスターの効果が止められてもバーンは通るため最低限の仕事はできる。
相手のライフが1200以下であればシンクロするだけでトドメになり、もし止められてもSモンスターで引導を渡せると2重の引導火力になれる。


名前の由来は『越絶書』に登場する剣で、高山に登って深淵に臨んでいるのようであったことからその名がつけられたという。


  • 相剣瑞獣(そうけんずいじゅう)純鈞(ジュンキン)
効果モンスター
星6/地属性/幻竜族/攻2400/守1800
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに、自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分の幻竜族モンスターが、EXデッキから特殊召喚された相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算前に発動できる。
その相手モンスターとこのカードを破壊する。
(3):このカードがS素材として墓地へ送られた場合、自分か相手のフィールド・墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
メインデッキに入る幻竜族の「相剣」では唯一「相剣トークン」を出す効果を持たない。

その分自身を特殊召喚するコストは「相剣」や幻竜族に限られず、また幻竜族の戦闘をサポートする効果も持っている。
「相剣」モンスターをこのカードに変換してS召喚するのはもちろん、「相剣トークン」を退かしてS召喚縛りを解除することも可能。
相手ターンに不意打ち気味に出して壁として使うといった活用も期待できる。

S素材になったときの効果はどちらかの場・墓地のカード除外。
相手に使ってアドを奪うのはもちろん、自分の「相剣」魔法・罠を除外してその効果を起動するという使い方も可能。

単体でS召喚までつなぐことができず他の「相剣」やチューナーと併用しなければ使えないが、その分のリターンは十分ある。
「相剣」の効果モンスターとしては攻撃力も高め。1枚差しておくと動きの幅が広がるかもしれない。


見た目は他の相剣とは違い、完全なドラゴン型となっている。

名前の由来は『呉越春秋』や『越絶書』に登場する剣で、そのあまりに素晴らしい出来映えに街2つと都市2つに馬1000頭の価値が与えられたのだとか。


最上級モンスター

  • 妖眼(あやめ)相剣師(そうけんし)
効果モンスター
星8/光属性/魔法使い族/攻2500/守2500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに、効果が無効化されているモンスターがフィールドに存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):相手がモンスターを特殊召喚した場合、そのモンスターをどこから特殊召喚したかによって以下の効果から1つを選択して発動できる。
●手札:手札からモンスター1体を特殊召喚する。
●デッキ:自分は2枚ドローする。
●EXデッキ:EXデッキから特殊召喚されたそのモンスターの内の1体を破壊する。
「DAWN OF MAJESTY」で登場した、神器を捨て新たな装いに身を包んだ《教導の騎士フルルドリス》の姿。

前半の効果はフルルドリスの特殊召喚効果の条件がEXモンスターから「効果が無効になっているモンスター」に変わった形となる。
元祖フルルドリスなど自分のカード効果で効果を無効にする以外にも、自分・相手の展開中に「モンスターを効果を無効にして特殊召喚」する効果などで出てきたタイミングでも特殊召喚できる。
《ジャンク・シンクロン》《魔界発現世行きデスガイド》などが該当する。
どれを媒介に出したとしても、後半の効果で相手の展開に睨みをきかせることができる。

後半の効果は相手の特殊召喚に反応し、それがどこから特殊召喚されたかで効果が変わるという特異な効果。
ほとんどの場合相手ターンに発動することになるだろう。

手札から出てきた場合、自分も手札からモンスターを特殊召喚する。
制限は特にないため、手札に相手の展開阻害に繋がるモンスターがいればこちらを使うことになるか。

デッキから出てきた場合、《強欲な壺》と同じく2枚ドローする。
盤面に直接干渉できる効果ではなく優先度は一番低い。
増殖するG》とか《灰流うらら》を引き込まないといけない状況なら使いどころもあるかもしれない。

EXデッキから出てきた場合、そのモンスターを破壊する。
出てきたモンスターの起動効果の発動や、そのモンスターを素材にさらにEXからモンスターを出すのを阻害することができるため、優先度は一番高い。

相手が先攻展開で「無効にして特殊召喚」するデッキであれば後攻0ターン目からでも特殊召喚できる。
そうでなくても《無限泡影》で無理やり条件を満たしてさらに妨害が可能。
さらには打点要因にもなれると、新しい後攻0ターン目にも使える妨害札として注目されている。
そしてエクレシア同様、効果が強いふつくしい・(レアリティにもよるが)希少と三拍子そろっているこのカードも、高値で取引されている。


《烙印の裁き》で《覇蛇大公ゴルゴンダ》を斃した雷撃を放った存在の正体。
《スプリガンズ・インタールーダー》のイラストや設定画から隣にテオとアディンを引き連れていることが分かる。

エクレシアの追放を知ったことで「ドラグマ」陣営と袂を分かち、設定画では聖痕の力を封じていることが明かされている。それでこの強さである。
そして、残った鎧はさらに禍々しい怪物へと姿を変え…

「相剣」がテーマ化するより前に登場していたカードであり、種族が違う、「相剣トークン」を出す効果がないなど共通点から外れた部分が多い。
もちろんテーマには属しているので、サポートカードの共有は可能となっている。《軒轅の相剣師(テオとアディン)》の効果で出してもいいが、あまり旨味はないか。


  • 深淵(しんえん)相剣龍(そうけんりゅう)
特殊召喚・効果モンスター
星8/炎属性/幻竜族/攻3000/守2900
このカードは通常召喚できず、幻竜族モンスターの効果でのみ特殊召喚できる。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):カードの効果でモンスターが表側で除外された場合に発動できる。
このカードを手札・墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
(2):このカードが特殊召喚した場合、フィールドゾーンのカード1枚と相手のフィールド・墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
幻竜族モンスターの効果でしか特殊召喚できない特殊召喚モンスター。
しかし自身の(1)の効果により「モンスターが効果によって除外される」というゆるい条件で特殊召喚できる。

除外に関する効果が多い「相剣」であればある程度簡単に満たせるほか、同じ『深淵』の名を関する「ビーステッド」とも強いシナジーを持つ。
場から離れると除外されてしまうため、一通り仕事した後はX素材にするのがいいだろう。

特殊召喚時の効果はフィールド魔法と相手場・墓地のカードの除外。
相手が都合よくフィールド魔法を使用していればこちらが一方的にアドバンテージを稼げる。
が、そうでない場合の方が多いため、基本は自分のフィールド魔法と相手のカードとの1:1交換となる。


ストーリー上では後述する《相剣大邪-七星龍淵》と《覇蛇大公ゴルゴンダ》が合体して生まれたもの。
奇しくも、弟子であった《相剣師-莫邪》の後の姿である《氷水艇エーギロカシス》とも似た姿となっている。
《氷水大剣現》ではそのエーギロカシスを率いる《氷水啼エジル・ギュミル》と戦う姿が描かれている。

確かに強大な存在となったのかもしれないが、その効果には龍淵および七星龍淵の面影はない。【相剣】で重宝されていたはずの優秀な展開能力と強力なバーンを投げ捨て、そこまでして得たものは承影の劣化と言わざるを得ない除去効果。
更には(1)の効果で出しても(2)の効果を発動しても後出しの《相剣大公-承影》には絶対に勝てないというオチまで付いている。
挙句最終決戦に参加しているはずなのに空気。決戦ではアルバス側(氷水側)が勝利し逃げたような描写もないため恐らく死亡したものと思われる。
「相剣」と「氷水」に大きな混乱をもたらした彼の野望の果てがこれだったと言うのなら…
成程確かに、尾』以外それを表すに相応しい言葉はないだろう。


Sモンスター

  • 相剣大師(そうけんたいし)赤霄(セキショウ)
シンクロ・効果モンスター
星8/光属性/幻竜族/攻2800/守1000
チューナー+チューナー以外の幻竜族モンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードがS召喚した場合に発動できる。
デッキから「相剣」カード1枚を選び、手札に加えるか除外する。
(2):自分・相手ターンに、自分の手札・墓地から「相剣」カード1枚か幻竜族モンスター1体を除外し、
フィールドの他の効果モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
S召喚成功時に「相剣」カードのサーチか除外ができる。
次なる展開に繋ぐための「相剣」モンスターや魔法・罠はもちろん、《妖眼の相剣師》をサーチしてこのカードのもう1つの効果で特殊召喚条件を満たしにいってもいい。
「相剣」魔法・罠を除外してそれらの効果に繋げる使い方もある。

また、フリーチェーンで手札か墓地の「相剣」カードか幻竜族をコストに相手モンスターの効果を無効にできる。
相手の展開への妨害として機能するうえ、妖眼の特殊召喚に繋ぐことも可能。

ただし使える効果は1ターンにどちらか1つのみ。サーチ効果を使うとそのターン中は無効化効果を使えない。
サーチ自体は任意なので、場合によってはサーチを捨ててでも無効化を使わざるを得ないなんてこともある。


名前の由来は『古今刀剣録』に登場する剣。
『斬蛇剣』とも呼ばれるように、劉邦が道に横たわっていた大蛇を酔っぱらいながら切り捨てたという伝説で知られている。


  • 相剣大公(そうけんたいこう)承影(ショウエイ)
シンクロ・効果モンスター
星10/水属性/幻竜族/攻3000/守3000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):除外状態のカードの数×100だけ、このカードの攻撃力・守備力はアップし、相手フィールドのモンスターの攻撃力・守備力はダウンする。
(2):このカードが効果で破壊される場合、代わりに自分の墓地のカード1枚を除外できる。
(3):カードが除外された場合に発動できる。
相手のフィールド及び墓地のカードを1枚ずつ除外する。

お互いの除外されているカードの数だけ自己強化と相手全体への弱体化が入る。
上昇・弱体化幅こそ小さいが、このカード単体で考えると1枚につき200ポイント分の上昇と言い換えることができる。
弱体化も他の自分モンスターで相手モンスターを討ち取りやすくなる。

墓地のカードをコストにする必要があるが、効果破壊耐性も持っている。
墓地が十分肥えていれば、効果破壊はされないと言っていいだろう。
自己強化・相手弱体化を加速させるのはもちろん、「相剣」魔法・罠を除外して効果につなぐ、もう1つの効果のトリガーにするといった使い方もできる。

本命とも言える効果はカードが除外されたときの2/3トリシューラ効果。
流石に手札には干渉できないが、盤面と墓地が両方除外されるのは相手にとって十分脅威。
同名ターン1制限とはいえ相手ターンでも発動可能と破格の性能。

自身の効果破壊耐性のコストや他の「相剣」カードなどで自分のカードを除外して発動するのはもちろん、相手の除外にも反応する。
相手の場や墓地を他のカードで除外したうえで《相剣大公-承影》さらに追い打ちすることも可能。
今日日墓地から除外して発動する効果を持つカードは多く、それらにも反応するため、相手にそういった効果の発動を躊躇させることもできる。

注意すべきはその2/3トリシューラ効果の使いどころ。
自身の効果が相手の展開に対する抑止力になっている間はすぐに使うべきではない。
かといって発動しないでいると相手に破壊以外の方法で除去されて宝の持ち腐れになりかねない。
相手の動きを止めるためのここぞというタイミングの見極めが重要になる。


名前の由来は『列子』に登場する『殷帝の三宝剣』と呼ばれる剣の1つ。
夕方と夜明けに剣を翳したときの影という形でしかその刀身を認識できず、切っても僅かな音しかせず、相手が痛みすら感じさせないまま切れるという。


  • 相剣大邪(そうけんだいじゃ)七星龍淵(シチセイリュウエン)
シンクロ・効果モンスター
星10/炎属性/幻竜族/攻2900/守2300
チューナー+チューナー以外の幻竜族モンスター1体以上
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する状態で、自分が幻竜族SモンスターをS召喚した場合に発動できる。
自分は1枚ドローする。
(2):相手がモンスターを特殊召喚した場合に発動できる。
その内の1体を除外し、相手に1200ダメージを与える。
(3):相手が魔法・罠カードの効果を発動した時に発動できる。
そのカードを除外し、相手に1200ダメージを与える。

他の幻竜族SモンスターのS召喚時に1ドローできる効果は、どこぞの図書館マンの教訓からか同名ターン1ではあるものの毎ターンS召喚のために消費したリソースを回復できるのは大きい。

モンスターの特殊召喚と、魔法・罠の効果の発動に対してそれぞれ除外とバーンを行う効果は、対象をとらない除外という多くの耐性を無視する除去に1200のバーンのおまけもついていて強力。
モンスターは特殊召喚時の効果、魔法・罠であれば発動した効果は通ってしまうが、そのカードが墓地効果を持っている場合事前にそれをつぶしておくことにもつながる。
その他、自身を墓地から特殊召喚するモンスターの効果を除外することで止めるといった使い方も期待できる。
なにより、《相剣軍師-龍淵》を素材にS召喚した《相剣大邪-七星龍淵》がモンスターと魔法罠でそれぞれ効果を使えば《相剣軍師-龍淵》のバーンも併せて3600バーンとなり、一気に半分近くライフを削れるのは強力。

ただし、耐性などは皆無で、バーンが通る前に相手に退かされてしまうことも十分にありうるのには注意。

どうやら《相剣軍師-龍淵》がデスピアの誘いに乗り裏切った姿の様子。

『呉越春秋』には百金の価値ある剣として「七星龍淵剣」という剣が登場しており、これが元ネタと思われる。

関連モンスター

  • 白の聖女エクレシア
チューナー・効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻1500/守1500
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):自分・相手のメインフェイズに、このカードをリリースして発動できる。
手札・デッキから「相剣」モンスターか「アルバスの落胤」1体を特殊召喚する。
(3):このターンに融合モンスターが自分の墓地へ送られている場合、エンドフェイズに発動できる。
墓地のこのカードを手札に加える。

ゴールド・ゴルゴンダから旅立つにあたり新しい装いと武器を手にしたエクレシア。

まず、ダイナレスラー・パンクラトプスと同様のゆるい条件で特殊召喚できるデメリット無しの魔法使い族レベル4チューナーという時点で破格。
他の効果を抜きにしたとしても様々なS召喚デッキや魔法使い族デッキなどでの活躍が見込めるカードとなっている。

さらに自身をコストに相剣モンスターかアルバスの落胤をリクルートする効果を持っている。
相剣モンスターをリクルートすることで召喚権ナシでS召喚までもっていける他、あえてリリースせずに他の相剣とシンクロすることで相剣トークンを壁などに残しておくことも可能になる。
相剣デッキでなくとも妖眼と一緒に採用し、相手にプレッシャーを与えるといった使い方もできる。
アルバスをリクルートする場合はメインフェイズ限定ながらフリーチェーンであることを活かし、相手の展開に合わせてアルバスの融合効果によって相手モンスターを除去するのに使うことになる。

墓地回収効果はSモンスター主体の相剣デッキで発動するのは難しく、使うのであれば簡易融合など簡単に融合モンスターを出す手段や、EXデッキから直接墓地に送る手段を用意しておく必要がある。
反面融合モンスター主体のアルバスデッキであれば条件を満たしやすく、毎ターン使いまわすのも不可能ではない。

総じて汎用性の高い強力なカードとなっており、イラストも可愛いためドラグマの方のエクレシア同様高レアリティになると高値で取引されている。
月曜から夜ふかしにて街頭インタビューを受けた男性たちが「お宝」としてプリシクのこのカードを見せたことで地上波デビューを果たしたことでも話題になった。

こちらも設定画が公開されており、着ているジャケットはキットからもらったリズ姉のお下がり、首にかけているゴーグルはキットとおそろいとキットとの絆を感じさせる装いとなっている。
さらに手にしているハンマーは《スプリガンズ・ブーティー》でドヤ顔で抱えていたドラゴンの頭蓋骨のようなものを改造したもので、《烙印の気炎》でしれっとエクレシア達についてきていたスプリガンズのすすが柄から入ることで生きた武器として運用できる様子。


相剣魔法・罠カード

共通して、自身がどこからでも除外された際に発動できる効果を持つ。
それぞれ
※魔法カード
このカードが除外された場合、自分フィールドの、「相剣」モンスターまたは幻竜族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルをターン終了時まで1つ上げる、または下げる。

※罠カード
このカードが除外された場合に発動できる。
自分フィールドに「相剣トークン」(幻竜族・チューナー・水・星4・攻/守0)1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したトークンが存在する限り、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
となっている。

相剣カードを除外する効果を持つ相剣は多く、発動の機会に困ることはない。
魔法カードの場合はレベル調整ができ、レベル8・10以外のレベルのSモンスターを出すのに役立てられる。
罠カードの場合は相剣トークンを生成でき、S素材はもちろん、壁や何らかのコストにするなどに活用することができる。

  • 大霊峰相剣門(だいれいほうそうけんもん)
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地の「相剣」モンスター1体を対象として発動できる
(自分フィールドにSモンスターが存在する場合、代わりに幻竜族モンスター1体を対象とする事もできる)。
そのモンスターを特殊召喚する。
(2):共通効果

相剣の本拠地がある険しい山岳地帯。

普通に使うと相剣モンスターの蘇生カード。
《相剣師-泰阿》の効果や《相剣軍師-龍淵》のコストで墓地に落とした相剣を蘇生して更なるS召喚に繋ぐ、破壊された相剣Sモンスターを蘇生させるなどの活用法が期待できる上、Sモンスターが場にいれば相剣以外の幻竜族も蘇生可能になり、戦略の幅が大きく広がる。

なお設定上は氷水の本拠地もこの中にあるが特にシナジーはない。

  • 龍相剣現(りゅうそうけんげん)
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):デッキから「相剣」モンスター1体を手札に加える。
自分フィールドにSモンスターが存在する場合、代わりに幻竜族モンスター1体を手札に加える事もできる。
(2):共通効果

相剣門は蘇生で、こっちはサーチ。
序盤は展開に必要な相剣をサーチするもよし、Sモンスターがいるならさらなる展開のために他の幻竜族をサーチするもよしと高い汎用性を持つ。
その汎用性の高さから2022/1/1には準制限カード指定を受けた。

イラストでは雷雨の中、相剣達の下に教導の騎士フルルドリスを背負った教導の鉄槌テオと教導の天啓アディンがたどり着いた様子が描かれている。
鎧が凶導の白騎士を経てデスピアン・クエリティスに変貌するまでのどこかで鎧からはじき出され満身創痍となった彼女を救うべく相剣や氷水の力を借りようとしたのだろうか。

この後氷水の湖で治療を受け、本格的に相剣陣営に属したことで《妖眼の相剣師》となったのだろう。

  • 赫聖の相剣(かくせいのそうけん)
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにSモンスターが存在する場合、自分か相手のフィールド・墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
(2):相手フィールドに儀式・融合・S・X・Lモンスターのいずれかが存在する場合、自分の墓地からSモンスター1体を除外して発動できる。
墓地のこのカードを手札に加える。

唯一の共通効果を持たない相剣魔法カード。
自分の場にSモンスターが居る時に自分か相手の場・墓地のカードを1枚除外する汎用性の高い除去カード。《相剣大師-赤霄》なら条件を満たしつつサーチ出来るので相性抜群。
更に条件とコストは厳しいが自己サルベージ効果も持っているため使い回しも出来る。

イラストでは《深淵の神獣ディス・パテル》の下で《赫聖の妖騎士》が剣を掲げて《深淵の神獣ディス・パテル》へ雷撃を放っている。
発表当時は《赫聖の妖騎士》の立ち位置が謎だったためこのカードの描写も色々考察されていたが、ヴァリュアブルブックEX3にて
「エクレシア離脱により不安定になったカルテシアの身体の支配権をフルルドリスが奪取し、《赫聖の妖騎士》として覚醒、《深淵の神獣ディス・パテル》へ雷撃を放ったシーン」ということが明かされた。
またこの騎士鎧と剣こそがフルルドリスの「相剣」であるとのこと。
しかし効果そのものは、除外されたカードを帰還させたり除外されたカードをコストにカウンター効果を起動させたりする《深淵の神獣ディス・パテル》と相性が良いのは皮肉である。

  • 瑞相剣究(ずいそうけんきゅう)
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
自分の墓地から「相剣」カードか幻竜族モンスターを合計5枚まで除外し、対象のモンスターの攻撃力は除外した数×300アップする。
(2):共通効果

墓地の相剣か幻竜族をコストに最大で1500のバンプアップができる。
打点増強ついでに除外された相剣カードの効果や《相剣大公-承影》の効果のトリガーにするといった使い方が主となるか。
このカード自体はダメステでも発動できるが、相剣カードや《相剣大公-承影》の効果はダメステに発動できないため、コンバットトリックとして使うとちょっともったいないかもしれない。
相剣モンスター以外も対象にでき、永続的に攻撃力を上げられるのはメリット。

イラストでは《相剣大公-承影》と《相剣瑞獣-純鈞》が相剣の本拠地にたどり着いた《白の聖女エクレシア》とアルビオンに何らかの力を与えている様子が描かれている。

  • 相剣暗転(そうけんあんてん)
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの幻竜族モンスター1体と相手フィールドのカード2枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
(2):共通効果

《毒蛇の供物》《ゴッドバードアタック》《崩界の守護竜》のような2:2交換カードの幻竜族版。
コストとしてのリリースではなく効果で一緒に破壊するという点では毒蛇の供物に近いが、あちらと違い効果解決時に対象のカードのうちどれかが既に場を離れていても不発にならない。

破壊耐性持ちの幻竜族を対象にすることで1:2交換に留める、あるいは破壊されたときの効果を持つ幻竜族を対象にすることでこちらの消費を抑えるといった、ゴドバや崩壊の守護龍ではできない活用法が期待できる。
特に《相剣大公-承影》を対象にした場合、破壊を墓地のカードを除外して耐え、さらにその除外で《相剣大公-承影》の効果がトリガーすることによって脅威の1:3交換が可能になる。爆アドォ!

イラストでは《相剣軍師-龍淵》の前にデスピアの凶劇が姿を現す様子が描かれている。
収録時点で《相剣軍師-龍淵》の裏切りフラグかと危ぶまれていたが、案の定次弾で《相剣軍師-龍淵》が裏切ってしまった。

  • 憶念(おくねん)の相剣
永続罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):カードが除外された場合に発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地及び自分・相手フィールドの表側表示カードの中から、幻竜族Sモンスター1体か「相剣」カード1枚を除外する。
(2):共通効果

毎ターンどちらかの幻竜族Sモンスターや相剣を除外することができる。
基本的には相剣魔法・罠を除外するのが主な使い方になるが、ミラーマッチにおいては「下手に何かを除外すると盤面が除去されてしまう」という状況を生み出す凶悪なカードとなる。

イラストでは《相剣大邪-七星龍淵》が《相剣大公-承影》や氷水の面々とぶつかり合っている様子が描かれている。


相性の良いカード

幻竜族シンクロテーマその1。
幻竜族サポートを共有でき、《相剣暗転》で破壊することでリクルート効果に繋げるといったこともできる。
中でも《輝竜星-ショウフク》は下級相剣からS召喚でき、《相剣師-泰阿》を素材にした場合はS召喚時効果で2面除去が可能なため相性が良い。

  • 天威
幻竜族シンクロテーマその2。
天威チューナーの墓地効果を使うために必要な「効果モンスター以外のモンスター」を相剣トークンという形で用意できるのでこちらも好相性。
《天威の龍鬼神》は下級相剣から出せるレベル8シンクロで、効果モンスターに強く出ることができる。

シンクロはしない幻竜族テーマ。
相剣が除外が絡む効果を多く持つため、自身が除外されることによって発動するメタファイズとの相性もいい。
何気に《メタファイズ・ラグナロク》がレベル4チューナーなので、トークン生成を妨害されてもシンクロを狙える。

  • レベル8・10シンクロモンスター
相剣トークンにはシンクロしか出せなくなる以外の縛りがないため、その他のSモンスターも無理なく採用できる。
特によく使われるのは
▽相剣単体ではできない魔法・罠に対するカウンターができる《魔救の奇跡-ドラガイト
▽他の融合・シンクロテーマやミラーマッチに強い《クリムゾン・ブレーダー
▽カウンター・破壊・蘇生と書いてあることが全部強い《フルール・ド・バロネス
▽相手の墓地リソースを消し飛ばす《ブラッド・ローズ・ドラゴン
などなど。

相剣と同期の融合モンスター。
元々融合素材と一緒に色々なデッキに出張できる汎用性を持つカードではあるが、相剣デッキにおいては毎ターンフィールドと墓地を反復横跳びする点を活かし《白の聖女エクレシア》のサルベージ効果に繋げられるという利点がある。
素材にするモンスターには意外と余裕があり、シンクロ素材のレベル6を即座に準備できる《D-HERO ディアボリックガイ》や手札に来てもやろうと思えば《相剣師-泰阿》と相剣罠だけで出せるD-HERO Bloo-D》などその幅は広い。

  • トラップトリック
デッキから相剣通常罠を除外しつつ同名をセットすることで、相剣トークンと罠を両方用意できる。
特に《相剣暗転》はモンスターがいない状況でも生贄を一緒に工面できるため好相性。

弱点

汎用メタカードの中では《灰流うらら》や《墓穴の指名者》にあまり阻害されないのは利点だが、《増殖するG》をもろに食らう。
天敵は《原始生命体ニビル》で、展開の関係上《相剣大師-赤霄》からレベル10シンクロに繋げる直前で必ずニビルの発動条件を満たしてしまう。
また、あまり当たることはないだろうが【伝説の都 アトランティス】は相性最悪のデッキ。
アトランティスの効果で相剣トークンのレベルを下げられてしまうので、レベル8と10のシンクロモンスターがEXデッキの大半を占めるこのデッキは身動きがとれなくなってしまう。
《相剣暗転》を引けなければそのまま《ジェノサイドキングサーモン》などに押しつぶされてしまうだろう。


追記・修正は《白の聖女エクレシア》と《妖眼の相剣師》のプリシクを3枚集めた人か、中国の伝承に詳しい人にお願いします。
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最終更新:2025年03月12日 18:20