相剣(遊戯王OCG)

登録日:2021/10/24 Sun 4:42:50
更新日:2021/11/04 Thu 13:02:27
所要時間:約 23 分で読めます



相剣とは、遊戯王OCGに登場するカテゴリである。
属するモンスターが最初にでたのはブースターパック「DAWN OF MAJESTY」だが、正式にカテゴリ化されたのは次弾の「BURST OF DESTINY」となる。


概要

属するモンスターは唯一の例外を除き幻竜族で統一されており、属性はモンスターごとにバラけている。

シンクロモンスターを主軸とするテーマではあるが、メインデッキに入る相剣モンスターにはチューナーがいないのが特徴。

どうせ何かのサポートカードで直接EXから出すんでしょ?とお思いのそこの貴方、こっちはちゃんとシンクロ召喚します。

相剣モンスターには、「相剣トークン」というモンスタートークンを出す効果を持つモンスターが多い。
その相剣トークンのスペックがコチラ
チューナー・トークン
星4/水属性/幻竜族/攻 0/守 0

なんとこのトークン、今までありそうでなかったチューナーのトークンなのだ。

というわけで、相剣モンスターは他のシンクロテーマと異なり、非チューナーがチューナーを無から生み出してシンクロするという一風変わったムーブをするテーマとなっている。
もちろんタダでというわけではなくトークンを生み出す効果には何らかのコストを必要とするうえ、同じ「この効果で特殊召喚したトークンが存在する限り、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。」という制約が課されている。

…え、最近のチューナーの使われ方がおかしいだけで本来チューナーはシンクロにしか使わないものだろって?
…おっしゃる通り。

それにしても、5D’s期のレベル4チューナーはシンクロ先やシンクロ素材に何らかの制約が課されていたり、そもそも出すのが面倒くさかったりしたものだが、それが今ではシンクロにしか使えないとはいえシンクロ先に指定のないチューナーがトークンとしてポンと出せるようになるとは、時代は進んだものである。

話を戻して、相剣モンスターにはトークンを出す以外にも自信がシンクロ素材になった場合に発動できる効果もあり、切り札であるシンクロモンスターの展開のついでにそれらでアドを稼ぎつつ戦うテーマとなっている。
除外に関係する効果を多く持つのも特徴。

また、トークンを出す効果のコストや相剣カードでサポートできるモンスターに相剣カードだけでなく幻竜族モンスターも含まれており、過去に登場した幻竜族モンスターも無理なく組み合わせることが可能となっている。

ドラグマから始まる一連のストーリーに属するテーマであり、相剣カードの中にその主人公であるエクレシアとアルバス(アルビオン)が登場しているカードもある。
同弾で登場した「氷水(ひすい)」は同じストーリーに属するテーマで、相剣側は氷水のエネルギーを利用する一方で彼女らに戯れにシャボン玉ストローをあげるなど良好な関係を築いているようだ。

相剣モンスター

一部例外を除き、中国の伝承に登場した剣を名前の由来としている。

下級モンスター

  • 相剣師(そうけんし)泰阿(タイア)
効果モンスター
星4/風属性/幻竜族/攻1800/守1500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地から「相剣」カード1枚または幻竜族モンスター1体を除外して発動できる。
自分フィールドに「相剣トークン」(幻竜族・チューナー・水・星4・攻/守0)1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したトークンが存在する限り、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「相剣」カード1枚または幻竜族モンスター1体を墓地へ送る。

相剣トークンを出すコストは相剣または幻竜族の墓地除外。
その都合上先行から何の下準備もなしにトークンを出すことは不可能だが、その分他と違って手札の状況に関係なくトークンを出せるのが強み。
また、相剣魔法・罠を除外することであちらのさらなる効果に繋げることもできるのが他のメインデッキの相剣にはできない利点である。

S素材になったときの効果は相剣か幻竜族の墓地肥やし。
次ターンでの泰阿のコスト確保に用いてもよし、何かしらのカードで蘇生するもよし、天威など墓地発動の効果を目的に落としてもよしと、シンプル故に使い道は様々。

名前の由来は「越絶書」に登場する。楚の王が振るったとされる剣。

  • 相剣師-莫邪(バクヤ)
効果モンスター
星4/水属性/幻竜族/攻1700/守1800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、
手札の「相剣」カード1枚または幻竜族モンスター1体を相手に見せて発動できる。
自分フィールドに「相剣トークン」(幻竜族・チューナー・水・星4・攻/守0)1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したトークンが存在する限り、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。

こちらは手札の相剣か幻竜族をチラ見せするだけで良く、条件が非常にゆるい。
よほど変な構築をしていない限りは簡単にシンクロ召喚まで繋げられる。

S素材になったときの効果はシンプルに1ドロー。
単純だがあって困る効果ではなく、S召喚で消費したアドを回復できるのは大きい。

墓地コストが必要だが墓地肥やしで次につなげられる泰阿と実質タダでシンクロできるが次に繋げられるかはドローと他のカード次第な莫邪。
状況に応じて使い分けるといいだろう。

現状確認できる中では妖眼の相剣師を除いて元からいる相剣の中で唯一の女性。
設定画では周囲にコオリコウモリが飛んでいたり剣の鍔がヒスイカズラを模しているなど氷水との関連を連想させる要素が多い。
なお、全身黒色だが設定画をよく見ると目元部分に僅かに肌色が見えるため、
氷水が時間経過によって体が黒く変色するのとは違い、
彼女は全身黒タイツをすっぽり着て顔も黒いマスクをしているだけの可能性がある。

名前の由来は『呉越春秋』や『捜神記』に登場する、製作者夫婦の名前がつけられた双剣のうちの一振り。
某弓兵武器としても有名で、そちらで知った人や、他の相剣の元ネタは知らずともコレだけ知っている人も多いだろう。
一方、対となる『干将』の名を関する相剣モンスターは現在登場していない。

半上級モンスター

  • 相剣軍師(そうけんぐんし)龍淵(リュウエン)
効果モンスター
星6/炎属性/幻竜族/攻1200/守2300
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカード以外の手札の「相剣」カード1枚または幻竜族モンスター1体を捨てて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、自分フィールドに「相剣トークン」(幻竜族・チューナー・水・星4・攻/守0)1体を特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したトークンが存在する限り、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動できる。
相手に1200ダメージを与える。

トークンを出すコストは手札の相剣か幻竜族。
墓地効果を持つモンスターやカードをコストにすれば無駄がない。
また他とは違い特殊召喚からトークン生成が一連の処理のため、《無限泡沫》などの妨害を受けにくいというメリットもあり、安全にシンクロに繋げられる。

素材になったときの効果は1200バーン。
中々の数値のバーンがシンクロ素材になるだけで行えるのは大きく、シンクロモンスターの効果が止められてもバーンは通るため最低限の仕事はできる。
相手のライフが1200以下であればシンクロするだけでトドメをさせ、もし止められてもSモンスターで引導を渡せると2重の引導火力になれる。

名前の由来は『越絶書』に登場する剣で、高山に登って深淵に臨んでいるのようであったことからその名がつけられたという。

  • 相剣瑞獣(そうけんずいじゅう)純鈞(ジュンキン)
効果モンスター
星6/地属性/幻竜族/攻2400/守1800
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに、自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分の幻竜族モンスターが、EXデッキから特殊召喚された相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算前に発動できる。
その相手モンスターとこのカードを破壊する。
(3):このカードがS素材として墓地へ送られた場合、
自分または相手の、フィールド・墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。

メインデッキに入る幻竜族の相剣では唯一相剣トークンを出す効果を持たない。
その分自身を特殊召喚するコストは相剣でも幻竜族でもなくてよく、また幻竜族の戦闘をサポートする効果も持っている。
トークンを出した後の相剣をこのカードに変換してS召喚するのはもちろん、相剣トークンを退かしてS召喚縛りを解除する。相手ターンに不意打ち気味に出して壁として使うといった活用法が期待できる。

S素材になったときの効果はどちらかの場・墓地の除外。
相手に使ってアドを奪うのはもちろん、自分の相剣魔法・罠を除外してその効果を起動するという使い方も可能。
単体でシンクロ召喚までつなぐことができず他の相剣やチューナーと併用しなければ使えないが、その分のリターンは十分ある。

見た目は他の相剣とは違い、完全なドラゴン型となっている。

名前の由来は『呉越春秋』や『越絶書』に登場する剣で、そのあまりに素晴らしい出来映えに街2つと都市2つに馬1000頭の価値が与えられたのだとか。

最上級モンスター

  • 妖眼(あやめ)の相剣師
効果モンスター
星8/光属性/魔法使い族/攻2500/守2500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):効果が無効化されているモンスターがフィールドに存在する場合、
自分・相手のメインフェイズに発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):相手がモンスターを特殊召喚した場合、
そのモンスターをどこから特殊召喚したかによって以下の効果から1つを選択して発動できる。
●手札:手札からモンスター1体を特殊召喚する。
●デッキ:自分はデッキから2枚ドローする。
●EXデッキ:EXデッキから特殊召喚されたそのモンスター1体を選んで破壊する。

「DAWN OF MAJESTY」で登場した、神器を捨て新たな装いに身を包んだ教導の騎士フルルドリスの姿。

前半の効果はフルルドリスの特殊召喚効果の条件がEXモンスターから『効果が無効になっているモンスター』に変わった形となる。
元祖フルルドリスなど自分のカード効果で効果を無効にする他にも、自分・相手の展開の最中にジャンク・シンクロンデスガイド等、『モンスターを効果を無効にして特殊召喚』する効果で出てきたタイミングでも特殊召喚でき、後半の効果で相手の展開に睨みをきかせることができる。

後半の効果は相手の特殊召喚に反応し、それがどこから特殊召喚されたかで効果が変わるという特異な効果。
ほとんどの場合相手ターンに発動ことになるだろう。

手札から出てきた場合は自分も手札からモンスターを特殊召喚する。
制約は特にないため、手札に相手の展開の阻害に繋がるモンスターがいればこちらを使うことになるか。

デッキから出てきた場合は強欲な壺
盤面に直接干渉できる効果ではなく優先度は一番低いが、増Gとかうららを引き込まないといけない状況なら使いどころもあるかもしれない。

EXデッキから出てきた場合はそのモンスターを破壊する。
出てきたモンスターの起動効果の発動や、そのモンスターを素材にさらにEXからモンスターを出すのを阻害することができ、優先度は一番高い。

相手が先行展開で『無効にして特殊召喚』するデッキであれば後攻0ターン目から特殊召喚でき、そうでなくても無限泡影で無理やり条件を満たしてさらに妨害が可能。さらに打点要因にもなれると、新しい『後攻0ターン目にも使える妨害札』として注目されている。
そしてエクレシア同様、効果が強いふつくしい・(レアリティにもよるが)希少と三拍子そろっているこのカードもまた高値で取引されている。

《烙印の裁き》で覇蛇大公ゴルゴンダを斃した雷撃を放った存在の正体であり、《スプリガンズ・インタールーダー》のイラストや設定画から隣にテオとアディンを引き連れていることが分かる。

設定画では聖痕の力を封じていることが明かされており、他カードのイラストからも彼女ら3人が本格的にドラグマ陣営を裏切ったのは間違いないだろう。
そして、残った鎧はさらに禍々しい怪物へと姿を変え…

相剣がテーマ化するより前に登場していたカードであり、種族が違う、相剣トークンを出す効果がないなど他の相剣モンスターの共通点からは外れている。
もちろんテーマには属しているのでサポートカードの共有は可能となっている。

Sモンスター

  • 相剣大師(そうけんたいし)赤霄(セキショウ)
シンクロ・効果モンスター
星8/光属性/幻竜族/攻2800/守1000
チューナー+チューナー以外の幻竜族モンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「相剣」カード1枚を手札に加えるか除外する。
(2):自分の手札・墓地から「相剣」カード1枚または幻竜族モンスター1体を除外し、
このカード以外のフィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。

S召喚成功時に相剣カードのサーチができる。
次なる展開に繋ぐための相剣モンスターや魔法罠はもちろん、妖眼をサーチして赤霄のもう1つの効果で特殊召喚条件を満たしにいってもいい。
相剣魔法罠を除外してその効果に繋げる使い方もある。

また、フリーチェーンで手札か墓地の相剣や幻竜族をコストに相手の効果無効ができる。
相手の展開への妨害としての役割を果たせるうえ、妖眼の特殊召喚に繋ぐことも可能。

ただし使える効果は1ターンにどちらか1つ。サーチ効果を使うとそのターンは無効化効果は使えない。
サーチ自体は任意なので、場合によってはサーチを捨ててでも無効化を使わざるを得ないなんてこともある。

名前の由来は『古今刀剣録』に登場する剣で、『斬蛇剣』とも呼ばれるように、劉邦が道に横たわっていた大蛇を酔っぱらいながら切り捨てたという伝説で知られている。


  • 相剣大公(そうけんたいこう)承影(ショウエイ)
シンクロ・効果モンスター
星10/水属性/幻竜族/攻3000/守3000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):除外されているカードの数×100だけ、このカードの攻撃力・守備力はアップし、
相手フィールドのモンスターの攻撃力・守備力はダウンする。
(2):このカードが効果で破壊される場合、代わりに自分の墓地のカード1枚を除外できる。
(3):カードが除外された場合に発動できる。
相手のフィールド及び墓地のカードをそれぞれ1枚ずつ選んで除外する。

お互いの除外されているカードの数だけ自己強化と相手弱体化が入る。
上昇・弱体化幅こそ小さいが、このカード単体で考えると1枚につき200ポイント分の上昇と言い換えることができるし、弱体化が入る分他の自分モンスターで相手モンスターを討ち取りやすくなる。

墓地のカードをコストにする必要があるが効果破壊耐性も持っている。
墓地が十分肥えていれば、効果破壊はされないと言っていいだろう。
自己強化・相手弱体化を加速させるのはもちろん、相剣魔法罠を除外してその効果につなぐ、承影のもう1つの効果のトリガーにするといった使い方もできる。

承影の本命とも言える効果はカードが除外されたときの2/3トリシューラ
手札には干渉できないが、盤面と墓地が両方除外されるのは相手にとって十分脅威であり、同名ターン1とはいえ毎ターン発動も可能と破格の性能。

自身の効果破壊耐性のコストや他の相剣カードなどで自分のカードを除外して発動するのはもちろん。相手の場や墓地を他のカードで除外したうえで承影でさらに追い打ちすることも可能。
今日日墓地から除外して発動する効果を持つカードも多く、そういったものにも反応するため、相手にそういった効果の発動を躊躇させるやり方もできる。

注意すべきはその2/3トリシューラ効果の使いどころ。
自身の効果が相手の展開に対する抑止力になっている間はすぐに使うべきではないが、かといって発動しないでいると相手に破壊以外の方法で除去されて宝の持ち腐れになりかねない。
相手の動きを止めるためのここぞというタイミングの見極めが重要になる。

名前の由来は『列子』に登場する『殷帝の三宝剣』と呼ばれる剣の1つで、夕方と夜明けに剣を翳したときの影という形でしかその刀身を認識できず、切っても僅かな音しかせず、相手が痛みすら感じさせないまま切れるという。

  • 相剣大邪(そうけんだいじゃ)七星龍淵(シチセイリュウエン)
シンクロ・効果モンスター
星10/炎属性/幻竜族/攻2900/守2300
チューナー+チューナー以外の幻竜族モンスター1体以上
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがフィールドに存在し、
自分が他の幻竜族SモンスターのS召喚に成功した場合に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
(2):相手がモンスターの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
その内の1体を選んで除外し、相手に1200ダメージを与える。
(3):相手が魔法・罠カードの効果を発動した時に発動できる。
そのカードを除外し、相手に1200ダメージを与える。

他の幻竜族SモンスターのS召喚時に1ドローできる効果は、どこぞの図書館マンを見習ってか同名ターン1ではあるものの毎ターンS召喚のために消費したリソースを回復できるのは大きい。

モンスターの特殊召喚と、魔法・罠の効果の発動に対してそれぞれ除外とバーンを行う効果は、対象をとらない除外という多くの耐性を無視する除去に1200のバーンのおまけもついていて強力。
モンスターは特殊召喚時の効果、魔法・罠であれば発動した効果は通ってしまうが、そのカードが墓地効果を持っている場合事前にそれをつぶしておくことにもつながる。
その他、自身を墓地から特殊召喚するモンスターの効果を除外することで止めるといった使い方も期待できる。
なにより、龍淵を素材にS召喚した七星龍淵がモンスターと魔法罠でそれぞれ効果を使えば龍淵のバーンも併せて3600バーンとなり、一気に半分近くライフを削れるのは強力。

ただし、耐性などは皆無で、バーンが通る前に相手に退かされてしまうことも十分にありうるのには注意。

どうやら龍淵がデスピアの誘いに乗り裏切った姿の様子。

『呉越春秋』には百金の価値ある剣として「七星龍淵剣」という剣が登場しており、これが元ネタと思われる。

関連モンスター

  • 白の聖女エクレシア
チューナー・効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻1500/守1500
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):自分・相手のメインフェイズに、このカードをリリースして発動できる。
手札・デッキから「相剣」モンスターまたは「アルバスの落胤」1体を特殊召喚する。
(3):このターンに融合モンスターが自分の墓地へ送られている場合、エンドフェイズに発動できる。
墓地のこのカードを手札に加える。

ゴールド・ゴルゴンダから旅立つにあたり新しい装いと武器を手にしたエクレシア。

まず、比較的ゆるい条件で特殊召喚できるデメリット無しの魔法使い族レベル4チューナーという時点で破格。
他の効果を抜きにしたとしても様々なS召喚デッキや魔法使い族デッキなどでの活躍が見込めるカードとなっている。

さらに自身をコストに相剣モンスターかアルバスの落胤をリクルートする効果を持っている。
相剣モンスターをリクルートすることで召喚権ナシでS召喚までもっていける他、あえてリリースせずに他の相剣とシンクロすることで相剣トークンを壁などに残しておくことも可能になる。
相剣デッキでなくとも妖眼と一緒に採用し、相手にプレッシャーを与えるといった使い方もできる。
アルバスをリクルートする場合はメインフェイズ限定ながらフリーチェーンであることを活かし、相手の展開に合わせてアルバスの融合効果によって相手モンスターを除去するのに使うことになる。

墓地回収効果はSモンスター主体の相剣デッキで発動するのは難しく、使うのであれば簡易融合など簡単に融合モンスターを出す手段や、EXデッキから直接墓地に送る手段を用意しておく必要がある。
反面融合モンスター主体のアルバスデッキであれば条件を満たしやすく、毎ターン使いまわすのも不可能ではない。

総じて汎用性の高い強力なカードとなっており、イラストも可愛いためドラグマの方のエクレシア同様高レアリティになると高値で取引されている。
月曜から夜ふかしにて街頭インタビューを受けた男性たちが「お宝」としてプリシクのこのカードを見せたことで地上波デビューを果たしたことでも話題になった。

こちらも設定画が公開されており、着ているジャケットはキットからもらったリズ姉のお下がり、首にかけているゴーグルはキットとおそろいとキットとの絆を感じさせる装いとなっている。
さらに手にしているハンマーは《スプリガンズ・ブーディー》でドヤ顔で抱えていたドラゴンの頭蓋骨のようなものを改造したもので、《烙印の気炎》でしれっとエクレシア達についてきていたスプリガンズのすすが柄から入ることで生きた武器として運用できる様子。

相剣魔法・罠カード

共通して、自身がどこからでも除外された際に発動できる効果を持つ。
それぞれ
魔法カード…このカードが除外された場合、自分フィールドの、
「相剣」モンスターまたは幻竜族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルをターン終了時まで1つ上げる、または下げる。

罠カード…このカードが除外された場合に発動できる。
自分フィールドに「相剣トークン」(幻竜族・チューナー・水・星4・攻/守0)1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したトークンが存在する限り、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
となっている。

相剣カードを除外する効果を持つ相剣は多く、発動の機会に困ることはない。
魔法カードの場合はレベル調整ができ、レベル8・10以外のレベルのSモンスターを出すのに役立てられる。
罠カードの場合は相剣トークンを生成でき、S素材はもちろん、壁や何らかのコストにするなどに活用することができる。

  • 大霊峰相剣門(だいれいほうそうけんもん)
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地の「相剣」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
自分フィールドにSモンスターが存在する場合、
代わりに幻竜族モンスター1体を対象とする事もできる。
(2):共通効果

相剣の本拠地がある険しい山岳地帯。

普通に使うと相剣モンスターの蘇生カード。
泰阿の効果や龍淵のコストで墓地に落とした相剣を蘇生して更なるS召喚に繋ぐ、破壊された相剣Sモンスターを蘇生させるなどの活用法が期待できる上、Sモンスターが場にいれば相剣以外の幻竜族も蘇生可能になり、戦略の幅が大きく広がる。

  • 龍相剣現(りゅうそうけんげん)
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):デッキから「相剣」モンスター1体を手札に加える。
自分フィールドにSモンスターが存在する場合、
代わりに幻竜族モンスター1体を手札に加える事もできる。
(2):共通効果

相剣門は蘇生で、こっちはサーチ。
序盤は展開に必要な相剣をサーチするもよし、Sモンスターがいるならさらなる展開のために他の幻竜族をサーチするもよしと高い汎用性を持つ。

イラストでは雷雨の中、相剣達の下に教導の騎士フルルドリスを背負った教導の鉄槌テオと教導の天啓アディンがたどり着いた様子が描かれている。
鎧が凶導の白騎士を経てデスピアン・クエリティスに変貌するまでのどこかで鎧からはじき出され満身創痍となった彼女を救うべく相剣や氷水の力を借りようとしたのだろうか。

この後氷水の湖で治療を受け、本格的に相剣陣営に属したことで妖眼の相剣士となったのだろう。

  • 瑞相剣究(ずいそうけんきゅう)
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
自分の墓地から「相剣」カードまたは幻竜族モンスターを5枚まで除外し、
対象のモンスターの攻撃力は除外した数×300アップする。
(2):共通効果

墓地の相剣か幻竜族をコストに最大で1500のバンプアップができる。
打点増強ついでに除外された相剣カードの効果や承影の効果のトリガーにするといった使い方が主となるか。
このカード自体はダメステでも発動できるが、相剣カードや承影の効果はダメステに発動できないため、コンバットトリックとして使うとちょっともったいないかもしれない。

イラストでは承影と純鈞が相剣の本拠地にたどり着いたエクレシアとアルビオンに何らかの力を与えている様子が描かれている。

  • 相剣暗転(そうけんあんてん)
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの幻竜族モンスター1体と相手フィールドのカード2枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
(2):共通効果

《毒蛇の供物》《ゴッドバードアタック》《崩壊の守護竜》のような2:2交換カードの幻竜族版。
コストとしてのリリースではなく効果で一緒に破壊するという点では毒蛇の供物に近いが、あちらと違い効果解決時に対象のカードのうちどれかが既に場を離れていても不発にならない。

破壊耐性持ちの幻竜族を対象にすることで1:2交換に留める、あるいは破壊されたときの効果を持つ幻竜族を対象にすることでこちらの消費を抑えるといった、ゴドバや崩壊の守護龍ではできない活用法が期待できる。
特に承影を対象にした場合、破壊を墓地のカードを除外して耐え、さらにその除外で承影の効果がトリガーすることによって脅威の1:3交換が可能になる。爆アドォ!

イラストでは龍淵の前にデスピアの凶劇が姿を現す様子が描かれている。
収録時点で龍淵の裏切りフラグかと危ぶまれていたが、案の定次弾で龍淵が裏切ってしまった。

  • 憶念(おくねん)の相剣
永続罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):カードが除外された場合に発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地及び自分・相手フィールドの表側表示のカードの中から、
幻竜族Sモンスター1体または「相剣」カード1枚を選んで除外する。
(2):共通効果

毎ターンどちらかの幻竜族Sモンスターや相剣を除外することができる。
基本的には相剣魔法・罠を除外するのが主な使い方になるが、ミラーマッチにおいては「下手に何かを除外すると盤面が除去されてしまう」という状況を生み出す凶悪なカードとなる。

イラストでは七星龍淵が承影や氷水の面々とぶつかり合っている様子が描かれている。

相性の良いカード

幻竜族シンクロテーマその1。
幻竜族サポートを共有でき、相剣暗転で破壊することでリクルート効果に繋げるといったこともできる。
中でも《輝竜星-ショウフク》は下級相剣からS召喚でき、泰阿を素材にした場合はS召喚時効果で2面除去が可能なため相性が良い。

  • 天威
幻竜族シンクロテーマその2。
天威チューナーの墓地効果を使うために必要な「効果モンスター以外のモンスター」を相剣トークンという形で用意できるのでこちらも好相性。
《天威の龍鬼神》は下級相剣から出せるレベル8シンクロで、効果モンスターに強く出ることができる。

シンクロはしない幻竜族テーマ。
相剣が除外が絡む効果を多く持つため、自身が除外されることによって発動するメタファイズとの相性もいい。

  • レベル8・10シンクロモンスター
相剣トークンにはシンクロしか出せなくなる以外の縛りがないため、その他のSモンスターも無理なく採用できる。
特によく使われるのは
▽相剣単体ではできない魔法・罠に対するカウンターができる《魔救の奇跡-ドラガイト》
▽他の融合・シンクロテーマやミラーマッチに強い《クリムゾン・ブレーダー
▽カウンター・破壊・蘇生と書いてあることが全部強い《フルール・ド・バロネス》
などなど。

相剣と同期の融合モンスター。
元々融合素材と一緒に色々なデッキに出張できる汎用性を持つカードではあるが、相剣デッキにおいては毎ターンフィールドと墓地を反復横跳びする点を活かしエクレシアのサルベージ効果に繋げられるという利点がある。

  • トラップトリック
デッキから相剣通常罠を除外しつつ同名をセットすることで、相剣トークンと罠を両方用意できる。
特に相剣暗転はモンスターがいない状況でも生贄を一緒に工面できるため好相性。



追記・修正は白の聖女エクレシアと妖眼の相剣士のプリシクを3枚集めた人か、中国の伝承に詳しい人にお願いします。
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最終更新:2021年11月04日 13:02