冥王星型天体

登録日:2022/12/15 Thu 22:32:56
更新日:2024/11/01 Fri 11:38:08
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冥王星とは、太陽系で一番外側を廻る太陽系第9惑星。



















……のはずだったが。

-2006年-
国際天文学連合「あれ、こいつの軌道の周りに似たような天体が発見されたぞ?」
「これは他の惑星には見られない特徴だな」
「よし、軌道の周りに他の天体がないものを惑星とし、あるものを準惑星にしよう」
冥王星「え?」
アメリカ人 「はぁ?冥王星はオレたちアメリカ人が発見したのにー惑星から外されるなんて嫌!」

2006年8月24日の国際天文学連合の総会で決議された基準により、上述のように他の天体を排除できていないとして太陽系の惑星からは除外された。


なのでやり直し

冥王星型天体とは、太陽系に属する準惑星で太陽系外縁天体のグループの総称。



冥王星

基礎データ(冥王星)

英名 Pluto
小惑星番号 134340
発見年 1930年2月18日
発見者 クライド・トンボー(1906〜1997)
太陽からの距離 59億90万km
近日点 44億2420万km
遠日点 73億7760万km
軌道の傾き 約17°
直径 2370km
質量 1300京t
重力 0.06(地球を1とする)
公転周期 247.74年(247年と272日)
自転周期 約6.39日(6日と9時間17分36秒)
表面温度 -230℃
分類 太陽系外縁天体
衛星の数 5
年齢 約46億歳

概要(冥王星)

2006年の惑星の定義制定により惑星から外れ、太陽系外縁天体の冥王星型天体の長とされる星。
上述のように自身の周りに多数の似た天体を持っていたのが外れた要因。
長い間惑星として親しまれ、またアメリカ人が発見した唯一の惑星として、ディ○ニーのキャラクターの名前の由来となるなど発見当初からアメリカ人の誇りであった。
そのことも相まって、当時のアメリカでは「冥王星を惑星のままにするように」という抗議活動も見られ、降格が決定づけられると、カリフォルニア工科大学やジェット推進研究所などがあるパサデナでは、惑星の着ぐるみを着た8人の科学者が冥王星の入った棺と1500人以上の会葬者を伴って街を練り歩く珍事も発生した。先生方何やってんすか

大きさは地球の衛星であると比較しても2/3、質量は1/5以下しかないなどサイズも非常に小さい。表面積はロシアより少しだけ広い*1。発見当初は質量が地球に匹敵すると考えられていたが、観測が精密になると下方修正されていき、1976年には1/100、2006年には約1/460と決定づけられた。
窒素(90%)とメタン(10%)と微量の一酸化炭素を主成分とする希薄な大気を持ち、気圧は地球の約100万分の1しかない。

太陽から非常に離れているため見かけの等級は14等級以下であり、肉眼での観察は不可能。
望遠鏡でも口径は約30センチ以上でないと容易に見ることは難しく、トンボーは1930年に当時最新の技術であった天体写真を見用いて週間ごとに撮影し、その間に動いた天体を探すという方法で同年2月18日に冥王星を発見した*2。来月の13日にハーバード大学天文台へ電報で送り、1915年3月19日に撮られた写真映っていた星の一つが冥王星だと発覚した。
海王星最大の衛星であるトリトンとは組成が似ており、トリトンはかつて冥王星型天体で海王星の重力により捕獲された可能性もある。しかし冥王星は下記の軌道共鳴も相まって海王星の周りを公転したことはないとほぼ結論づけられている。
また地表にはよくみるとハート型のように見える氷河(というかクレーター)があり、発見者にちなみ「トンボー領域」と呼ばれており、左半分は非公式だが「スプートニク平原」とも呼ばれている。
愛称として「The Heart」も知られている。

公転と自転(冥王星)

公転周期は約248年。軌道がかなり特異で、惑星だった時代においても他の惑星は傾きが少なく円に近い軌道を描きながら公転しているのに対し、冥王星は2番目に傾いている水星(約7度)の2倍以上となる約17度も黄道面から傾き、やや潰れた楕円の軌道を描きながら公転している。

冥王星の軌道の一部は海王星軌道の内側に入り込んでおり、直近では1979年2月7日-1999年2月11日の間内側に入っていた。
また、計算によれば、前々回は1735年7月11日-1749年9月15日の約13年間とされ、冥王星が海王星軌道の内側に入る期間は、約13年間と約20年間のサイクルを繰り返していると考えられている。
なお、冥王星軌道と黄道面の交点(2か所)は、いずれも海王星軌道の外側に位置している。

近日点と遠日点では約1.7倍もの距離差があり、そのため近日点近くになると海王星の内側に入ってしまうが、冥王星が1周する間に海王星は1周半するという2:3の軌道共鳴を起こしており、お互いが近づきすぎることがないため接近して衝突したり弾き飛ばされたり、海王星の重力によって捕獲されたりすることはない。
軌道共鳴を起こしている関係で、冥王星が海王星軌道の内側にいる間、海王星は常に太陽を挟んだほぼ反対側に位置していることになり、その結果冥王星の軌道は安定している。
ちなみに、冥王星と海王星が最も近づくタイミングは、互いの軌道が近い近日点側ではなくその反対側の遠日点側のほうで、両者の最接近時の距離(1896年6月, 約18.9au)よりも、冥王星と土星との最接近時の距離のほうが近いほど。

このような楕円軌道を持つため大気も公転中に目まぐるしく変化し、近日点付近では太陽から受ける熱量が大きくなり、表面にある固体の窒素や一酸化炭素の氷との間で均一状態になり固体窒素が昇華するため大気の量が増えるが、遠日点ではそのほとんどが凝固してしまう。

自転周期は約6.39日。実は冥王星の自転軸は横倒しで、それも公転面に対して118°も傾いている。つまり天王星よりも鋭く傾いた横倒し状態なのである。

冥王星の衛星

2022年までに5つの衛星が発見されている。
カロン以外の衛星は冥王星やカロンに比べ小さくて暗い。その為中々存在が確認できなかった。

カロン

発見年:1978年6月22日
発見者:J. クリスティー
冥王星最大の衛星。母星である冥王星に対してなんと約51%の大きさと約11.6%もの質量を持ち、二重惑星とみなす意見もある。
冥王星からの距離は約2万kmと非常に近く、公転周期は冥王星の自転周期と同じであるため満ち欠けの概念はないと思われる。しかしこれだけ冥王星に近くて大きいにもかかわらず48年間も発見できなかったのか謎である。
木星の衛星エウロパと同様内部海が存在していた可能性があり、組成に占める氷の割合が多いため冥王星よりも密度が高い。
約45億年前に地球の月と同様大衝突(ジャイアント・インパクト説)によって誕生したと考えられている。
名前の由来は冥府の川の渡し守・カローンから。

ヒドラ/ニクス

発見日:2005年5月15日
発見者 ハッブル宇宙望遠鏡&冥王星衛星探査チーム
火星のフォボス・ダイモス同様いずれも球形ではない。
ニクスは直径49.8x33.2x31.1 km、冥王星からの距離は約49000kmで公転周期は約24.85日、ヒドラは直径約45km、冥王星からの距離は約65000kmで公転周期は約38.2日。
上述の大衝突と同様に冥王星が他のカイパーベルト天体と衝突して生じた破片から形成されたと考えられている。
名前の由来はニクスが冥府の川の渡し守・カローンの母親であるニクス、ヒドラはヘルクレスに退治された、多頭の蛇・ヒュドラから。
なおヒュドラは冥土とは関係ないと思われがちだが、ギリシャ神話でヒュドラは冥府を守る役を担っている。
なおこの2つの衛星は奇妙な自転をしているが、詳しいことはまだ謎である。

ケルベロス/ステュクス

発見日:2011年7月20日/2012年7月11日
発見者:マーク・ショーウォルターチーム
ケルベロスは上記と同様球形ではなく、三軸径と呼ばれる測り方を行い、数値は19×10×9km。
名前は強そうだが冥王星の衛星の中でも2番目に小さい。冥王星からの距離は約58000kmで公転周期は約32日。
ステュクスはおそらく卵のような形状をしており、直径は最大でも25kmほどと考えられており冥王星の衛星の中では最も小さい。あまりに暗い天体なため冥王星とカロンをフィルターで暗くし撮影を行い発見された。
冥王星からの距離は42000kmで公転周期は約20日。
おそらくこちらの2個の衛星も上記の破片から形成されたと思われる名前の由来はステュクスがこの世とあの世の境を流れる川の名から、ケルベロスは言わずもがな地獄の番犬の名から。


エリス

基礎データ(エリス)

英名 Eris
小惑星番号 136199
発見年 2005年1月5日
発見者 マイケル・ブラウン
太陽からの距離 101億7330万km
近日点 57億6340万km
遠日点 145億8300万km
軌道の傾き 約43°
直径 2326km
質量 1646京t
重力 0.083(地球を1とする)
公転周期 560.8年(560年と293日)
自転周期 約1.04日(25時間54分)
表面温度 -230℃
分類 太陽系外縁天体
衛星の数 1
年齢 約46億歳

概要(エリス)

2003年10月21日に撮影された画像に写っていたところから存在が認知され、しばらくしてマイケル・ブラウンが率いる観測チームがパロマー天文台にて2005年1月5日に発見。おそらくこの星の発見が冥王星を準惑星に降格させる決め手となったと思われる準惑星。それ故に「プルートキラー」というあだ名が存在する。
冥王星型天体の中でも最も質量が大きく、直径も冥王星に次いで大きい。発見当初は直径2400kmとされ準惑星最大とされたが、観測が進んだことにより若干下方修正された。
日本語だと表記が同じで紛らわしいが、スペルでEllisと綴られる小惑星のエリス(11980)とは別の天体である。英語だと「イリス」と発音する。
地球から見た明るさは18等級…まあ言わなくてもわかるだろう。
実はアマチュアサイズの望遠鏡でも見つけることは可能だが、21世紀になるまでエリスが見つからなかった理由はあまりに傾いた軌道を持ち特定が難しかったためと思われる。

公転と自転(エリス)

冥王星以上に軌道離心率が大きく潰れたまるで卵型のような楕円軌道を描きながら公転しており、遠日点には冥王星の遠日点のほぼ2倍もの距離になり、近日点と遠日点の距離の差は冥王星以上に大きい約2.5倍にもなる。公転周期は約561年。
近日点中には冥王星の内側に入ることもあり、軌道共鳴も起こしていないがなんだかんだで特にトラブルは見られない。
1977年に遠日点を通過し、約240年後に近日点を通過すると推定されている。
この時に太陽から受ける熱量が多くなるため、益々冥王星と瓜二つの天体になると言われている。

自転周期は地球や火星よりちょっと長い約26時間。

エリスの衛星

ディスノミア

発見日:2005年9月10日
発見者:マイケル・ブラウン
エリス発見から8ヶ月後、同チームによって発見されたエリスの第一衛星。2022年現在のところは地球と同様衛星はこの星だけだが、単にまだ発見されていない可能性が高い。
直径は150km。
エリスからの距離は37000kmで公転周期は約16日。
名前の由来はエリスの娘である不和の神から。

探査

冥王星もエリスも非常に太陽から離れており、たどり着くには大量の燃料が必要となるため長きに渡り探査にたどり着けなかった。
しかし時代が変わり技術が進んだことにより、日本時間の2006年1月20日4時に約800億円の経費をかけて作られたニュー・ホライズンズが打ち上げられた。飛行中には木星にも接近し、2015年7月14日に冥王星へ最接近した。
ニュー・ホライズンズの探査により活発な地質活動や、他のカイパーベルト天体との衝突でできたと思われる表面のクレーター、先程触れられたハート型の氷河が冥王星最大の氷河であることが判明した。

その他の冥王星型天体の準惑星

ハウメア

小惑星番号:136108
発見日:2003年3月7日
発見者:J.L.オルティス
太陽からの平均距離:64億3700万km
公転周期:282.29年(282年と106日)
自転周期:約2時間54分

名前はハワイ神話の大地母神に由来。ずんぐりとした細長い卵のような形状をしており、三軸径は1960 ×1518×996km。冥王星型天体の例に漏れず潰れた楕円軌道を描きながら公転しているが、近日点と遠日点の差は約1.5倍ほどで、水星よりも僅かに小さい。海王星とは軌道共鳴の関係にないためキュビワノ族に分類される。というか軌道の傾きは海王星によって散乱されたことによるものである。
自転周期は太陽系の惑星で最短の木星の1/3弱という短さで、強すぎる遠心力により上記のように卵型に潰れた形状となっている。
ヒイアカとナマカという2つの衛星を持ち、2017年にはなんと準惑星としては初の環が発見された。ハウメア上空1000kmに70kmほどの幅で広がっていると考えられており、学者は数億年前にハウメアに天体が衝突してできたのではないかという説を唱えている。ちなみにこの衛星2つもハワイ神話の神々の名から命名された。

マケマケ

小惑星番号:136472
発見日:2005年3月31日
発見者:マイケル・ブラウン
太陽からの平均距離:67億8500万km
公転周期:305.45年(305年と164日)
自転周期:約7時間46分

現在のところは最後に発見された冥王星型天体。ハウメアと異なりこちらはほぼ球形である。太陽からの距離は丁度海王星の1.5倍ほどで、こちらもキュビワノ族に分類される。
近日点と遠日点の差は約1.4倍と冥王星型天体の準惑星の中では一番小さい。
想像図では赤みがかかった茶色のような色をしており、北極付近にはかなりのサイズのクレーターがある。
発見されたのがちょうど復活祭の直後だったために「イースターバニー」という愛称をつけられており、通称のマケマケもイースター島の創造神から名付けられている。また「ゼン」というあだ名もあるが語源は不明。英語だと「マキマキ」という発音。
mk-2というまるでガンダムのような名前の衛星を持つ(直径は約160km)。

創作作品における冥王星

漫画

太陽系の最果ての地として鉄郎とメーテルが立ち寄るエピソードがある。
氷に閉ざされたシベリアさながらの風景として描かれ、その凍土の下には機械化した人々が捨てた生身の肉体が埋葬されている。

  • ムーの白鯨
第一話で惑星直列の様子が描かれるが、この時は当然冥王星は惑星の仲間だったため、冥王星も映っている。この時の冥王星は赤茶色の球として描かれている。

ガミラス帝国の地球侵攻基地が存在。アニメ版、およびリメイク版アニメである宇宙戦艦ヤマト2199でも同様。
地球汚染のための遊星爆弾の発射拠点であり、外宇宙へ向かう前の一種のけじめとしてヤマトは基地の攻略に向かう。

  • 宇宙長屋
石川賢のSFコメディ漫画。
太陽系の最果てだが、この漫画では地球人類は既に宇宙の果ての果てまで進出して久しい設定のため、
宇宙空間をバックにした冥王星近辺の星々にワラぶき屋根に田んぼの光景が広がるという何とも言えない描写となっている。いつものダイナミックプロのギャグ時空

冥王せつな/セーラープルートのモチーフ。

テレビ放送中に冥王星が惑星から外されたため、冥王星から来た宇宙人、九条冥という少女が登場する話がある。

  • 銃夢 LastOrder
木城ゆきとのバトルアクション漫画。
ナノマシンテロにより水星でグレイグーを起こしたテロリストDr.ヴァレスとキャプテン・ムバディの最終激突地。
メタンの雪が降る極寒の星として描写されている。

小説

H.P.ラヴクラフトの著作を起点としたクトゥルー神話の作品群においては冥王星は「ユゴス」と呼ばれ、ミ=ゴとも称される知的生命体の拠点となっている。

アニメ

主人公ジョナサン・タイベリアスの故郷。

  • ボボボーボ・ボーボボ
第35話「魚雷ガールよ!! 地球にかわってお裁きよ♪」にて惑星の裁きを決行するストーリーが存在。勿論この時はまだ冥王星も惑星だったため、冥王星の裁きなるものも存在。だがこの冥王星も含め全ての惑星の裁きにおいて惑星要素は皆無である*3

その他

  • ウルトラシリーズ
ウルトラマンAでは南夕子の同胞である月星人の避難先として言及される。
ウルトラ兄弟の人数の都合でタイラントにはスルーされた。
ウルトラマンダイナではジオモスがマキシマエンジンを乗っ取るための回りくどい作戦の地として使われる。

2010年度の四月馬鹿企画として行われた「円谷ッター」においてゾフィー隊長がここならタイラントもいないと思ったのか冥王星パトロールを敢行するも、偶々鉢合わせた宇宙人軍団と遭遇してしまう羽目に。

  • みんなの太陽系
つじあやのが作詞作曲した歌。2006年以降に作られた太陽系の歌は冥王星が除外されているものばかり*4の中、この歌はちゃんと冥王星が入っている珍しいケース。
なおこの歌で冥王星は「みんなのアイドル」と紹介されている。ハート型のトンボー領域があるからだろうか?

  • おつきさまのともだち
カワチ・レン作の絵本。月の友人として地球以外の7つの惑星と冥王星が登場。なんとこの冥王星はギターを奏でて怪獣たちを和ませてしまっている。
さすがは有無を言わせないような力を持つとされる星…
因みに冥王星が持つギターにはハートが付いている。カワチ氏は冥王星の表面にあるトンボー領域の事をちゃんと知っていたようだ。

主人公の航海日誌にて「昔は太陽系の惑星は9つだったが、一番端が外されて今は8つ」として触れられる。発売日が2007年3月1日なので、降格後わずか半年と実にタイムリーな話。「準惑星」の訳語発表には間に合わなかったのか「矮惑星*5」という表記が用いられている。
実は単なる時事ネタではなく、この「冥王星が惑星から外されている」ということそのものが伏線となっている。


追記・修正は冥王星に到達してからお願いします。

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最終更新:2024年11月01日 11:38

*1 ロシア1709.8万平方キロ、冥王星1764万平方キロ

*2 結果論だが1月23日にすでに冥王星と思われる星は写真に映っており、小惑星センターに登録されたデータベース上での発見日は同年1月23日とされている

*3 水星→洪水に巻き込む、金星→お年玉で10円しか渡さず落ち込ませる、地球→岩を落とす、火星→溶岩に突き落とす、木星→ソリで体当たり、土星→針付き&突っ張り、天王星→ 「ぬ」と書かれた紙を見せるだけ、海王星→眩しい光を見せる、冥王星→巨大隕石が落ちてくる

*4 太陽系デスコという歌には名前こそ出てくるものの、みんなの太陽系とは違いかなり雑な扱いとなっている。ただこれは日本の歌に限った場合で、YouTubeで見られる米国の惑星の歌にはアメリカ人が発見したこともあるのか、冥王星がハブられていないものも結構ある。

*5 そもそも矮惑星とはdwarf planetの直訳であるが、dwarfに差別的な意味が含まれるとして変更になったものと思われる