木星

登録日:2022/12/10 Sat 13:29:22
更新日:2024/02/03 Sat 18:47:39
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木星とは、太陽系に属し第五惑星とされる巨大ガス惑星。



●基本データ

英名 Jupiter
太陽からの距離 7億7840万km
近日点 7億4080万km
遠日点 8億1610万km
直径 142984km
質量 1※ジョ8986垓t
重力 2.34(地球を1とする)
公転周期 約11.86年(約11年と314日)
自転周期 約0.41日(9時間55分)
表面温度 約-121℃
分類 巨大ガス惑星
衛星の数 95
地球に近づく周期 399日
年齢 約46億歳


●概要

直径は142984kmと太陽系最大の惑星で地球の11.5倍、体積は1321倍、質量はざっと1ジョ*18986垓(1898600000000000000000000)トンと地球の約318倍と最も重い惑星で、他の全ての惑星を加えても木星の4割程度にしかならない
しかしガスで構成されているため、デカい割には軽い方である。
小惑星帯を超えた先に存在し、地球の約2.34倍という強大な重力を持つため太陽系では太陽に次ぐ重力中心となっている。
また水星を除いた太陽系の6つの惑星の軌道は、太陽の赤道面ではなく木星の軌道平面とほぼ同じでほとんど傾きがない(水星でも7度しか傾いていない)。
地球に滅多に隕石が落ちないのは木星のおかげだとも言われている*2
ガスを主成分とする巨大ガス惑星で、水素81%、ヘリウム17%を主成分とする大気を持つ。
つまり、地表?そんなものはここには無いよの風船のような状態となっている。ただし2023年現在は探査機ジュノーによる観測の結果、中心部には地球の10倍程の大きさの岩石の核が存在する可能性が示唆されている。
表面は常に雲に覆われ、赤道傾斜角が約3度しか傾いていないため季節の変化も見られない。
その大きさに違わず磁場も地球の14倍に相当し太陽黒点を除けば太陽系最強の磁力を持ち、この磁気によって極地方では常にオーロラが見られる。
この磁力は極めて強力かつ危険な代物であり、人間が直接浴びれば即死するとされている程。
夜空では太陽、、金星についで4番目*3に明るく見え、夜半の明星とも呼ばれる。

木星は古代から知られて観測され、そして多くの文明で神話や信仰の対象となった。
地域や文化はまちまちなのだが砂漠や熱帯などの暑い地域は太陽は嫌われ者なので、太陽神ではなくその次にでかい木星を主神として崇める民族はそれなりにいた。
有名なのは古代バビロニアのメソポタミア神話におけるマルドゥク(太陽神でもあったが)だろうか。
英名のJupiter(ジュピター)は古代ローマ神話の神々の王ユーピテル(ギリシャ神話におけるゼウスに相当)が語源。

公転周期が約12年であることから、古代中国では「歳星」と呼ばれ暦に使われた。この12年を1周期とする考えは十二支の起源にもなっている。
道教では木星、あるいはその鏡像に当たる架空の惑星「太歳」の神として太歳星君が伝えられている。


●公転と自転

時速47160キロで周り、太陽の周りを約11年と314日かけて一周する。この公転周期は十二支の由来にもなった。
太陽を直径1メートルの球と仮定すると、木星は約560メートル離れたところを公転している直径10センチの球になる。意外とデカイ。
これは土星の29年半の5分の2に相当し、木星が5周している間に土星は2周する。つまりこの2つの巨大な木星型惑星は、軌道共鳴5:2の関係にある。
自転周期は約9時間55分と非常に短く太陽系最短で、時速約45240kmというアポロ10号を上回る凄まじい速度で自転している。
厳密には縞模様ごとに少しずつ早さが違うものの、いずれも10時間に満たない時間で自転しているために強い遠心力が働き、まん丸ではなく赤道部分が膨らんでまんじゅう型に少しつぶれている形状となっている。


●衛星と環

これまで語られてきた通りその強大な重力により、2022年現在80個もの衛星が確認されている。
ただし内53個は直径が10キロにも満たない小惑星サイズで、54個は母星となる木星の自転方向とは反対に公転している。
最も有名なのが1610年にガリレオ・ガリレイが発見したガリレオ衛星で、木星を代表する四大衛星となっている。
ガリレオ衛星の名前は全てギリシア神話でゼウスが愛した者の名が付けられている。男のガニメデまで入っているのは別にポリティカル・コレクトネスではないと思う

・イオ

ガリレオ衛星の内最も内側を公転する。
直径は3643kmとより少し大きく太陽系で4番目に大きい衛星で、密度は太陽系の衛星で最大である。自転周期もわずか42時間と非常に早い。
400を超える活火山を持ち、母星と他のガリレオ衛星の潮汐加熱の作用により太陽系の中でも非常に地質活動が活発な天体である。
本星の表面積が約4191万平方キロメートルなので、約5億995万平方キロメートルに約1500の活火山を持つ地球の約3倍の火山密度を持っていることになる*4
火山の中にはいくつか地球のエベレストよりも高いものもあり、硫黄と二酸化硫黄により黄色い色をしている。
組成は比較的地球型惑星に近く、活発な火山活動によりカラフルな風景を持ち、溶岩流によって風化してしまうため大きな衝突クレーターは見られない。
1981年には人類が宇宙に進出した近未来、木星の衛星イオを舞台にした映画「アウトランド」が公開されている。

・エウロパ

ガリレオ第二衛星。直径は3202kmと月よりもやや小さく、公転周期は3.55日。
ケイ酸塩岩石を主成分とし、氷と水からなる地殻と、極めて希薄な酸素を主成分とした大気を持つ。表面温度はマイナス170度。
表面にはひび割れや筋状の模様が見られるが、クレーターは少ない。
太陽系の中では最も滑らかな地形を持ち、高い山がない。
内部海を持つことでよく知られており、つまりこの星の地表は海面が凍ってできたものということになり、非常に滑らかな地形を持つのはこのためと思われる。
2012年には水蒸気の噴出がハッブル望遠鏡によって確認された。ほかに水蒸気の噴出が確認できたのは土星の衛星エンケラドゥスのみである。
内部海は地球のマリアナ海溝の約10倍にもなる100kmの深さを誇り、この内部海の存在により、太陽系の天体の中で最も地球外生命体が存在する可能性が高いと期待されている。
ヨーロッパが2000年代に本星を探査する計画を打ち立てたが、予算などの面からお蔵入りとなった。
2013年には生命体探索を目的に本衛星を舞台に6人の宇宙飛行士に待ち受ける衝撃の運命をファウンドフッテージ・スタイルで描いたSFサスペンス映画が公開されている。日本では2014年3月15日に公開された。

・ガニメデ

ガリレオ第三衛星。直径は5262kmと太陽系最大の衛星で、惑星である水星よりも大きいが、質量は45%程度である。公転周期は7.15日。
ケイ酸塩岩石と、氷と水が半々の組成となっていて、エウロパ同様地球の海よりもたくさんの水を持っている可能性がある内部海を持っていると考えられている。
表面には直径150kmの隕石が衝突したと思われる直径約7800kmの太陽系最大クラスのクレーターにより溝状になった地形がある。
ガニメデは内部の2衛星と複雑な軌道共鳴を起こしており、ガニメデが1周する間にエウロパは2周、イオは4周する。
イオとエウロパは地球で言う月食(日食)を起こすこともあるが、必ずイオが近木点、エウロパが遠木点の時に起こり、3つの衛星が同時に食を起こすことは決してない。
このような軌道共鳴はラプラス共鳴と呼ばれる。ポケモンではない

・カリスト

ガリレオ第四衛星で一番外側を周っている。直径4820kmと水星より僅かに小さく、公転周期は16.69日。
内側の3つのガリレオ衛星とは少し離れているため軌道共鳴を起こしておらず、カリストを他のガリレオ衛星が覆うカリスト食も起きることがあると思われる。
構造はガニメデとほぼ同じで岩石と氷がほぼ同量の組成を持ち、これまた内部海を持っている可能性が高い。
表面は太陽系天体の中で最古であり、多数の衝突クレーターが生々しく残っている。プレートや火山活動といった地質活動は見られない。
なので地形の変化はほとんどが天体衝突によるクレーター形成によって占められていると思われる。
2003年にはNASAがHOPEと呼ばれる研究を始め、将来的な本星への探査を目指している。
ターゲットにされた理由は木星から離れているため放射線が弱いことと、上述のように地質的に安定していることが挙げられている。
カリストへの有人飛行は2040年代には実現するだろうと報告している。


環は3つのリングから成るが、土星と比べて非常に細くて薄いため、地球上からは望遠鏡を使っても見ることができない。土星の輪が氷の粒から成るのに対し、木星の環は衛星になり損ねたと思われる塵や石から成る。


●大赤斑

木星の表面に見られる最大の特徴が、赤道から南に22度の表面に確認できる大赤斑だろう。
この大赤斑は地球が2-3個をすっぽり収められるほど大きく、時計回りに回転し6日間かけて1周する。
最低でも1831年には存在が確認され、さらに遡ると1665年には存在していたと考えられている。
この大赤斑を作る嵐は常に安定しており、今後も存在し続けると考えられていたが、2014年5月15日には1930年代以降の観測史上最も小さくなっていると確認された。
このまま縮小が進めば今世紀半ばには消滅するだろうと推測されているが、原動力となっている渦は存在し続けているためいずれ縮小は止まるだろうという意見もある。
2000年には南半球上に小さいながらも大赤斑と同じ大気現象が現れた。この斑はオーバルBAと命名され、また赤斑ジュニアのあだ名をつけられた。
斑はその後さらに強大になり、その色も白から赤へと変化している。


●探査

1973年を皮切りに、数多くの無人探査機が木星の観測を行っている。特に優秀なのがパイオニア10号で、木星に近づき多くの発見をもたらしたことで知られている。

1995年7月には探査機ガリレオによる木星大気へのプローブ投下の試みが行われ、同年12月7日は木星大気の探測が進められたが、貴重なデータこそ得られたものの、
潜れたのはせいぜい表面から159km程度までで、そこで75分間データを送信し続けたが、機能が停止した。
この時点で温度は185℃、28気圧にも達しており、プローブが融解してしまったものと考えられている。
その後木星に落下させられて飲み込まれ木星の一部となった。

2015年に冥王星到達を予定し飛行していた探査機ニュー・ホライズンズが寄り道と言わんばかりに木星でフライバイを行い、2007年2月28日に再接近しイオの火山を起源とするプラズマを計測した。

NASAは2011年にも極軌道から木星を詳細に探査するジュノーを打ち上げている。2016年に木星に到達し、現在木星を探査中である。


●太陽になれなかった星

巨大ガス惑星である木星の主成分は水素で、これは太陽とほぼ同じ組成となっている。
このことから「太陽になれなかった星」と呼ばれることがあり、SF作品で木星を太陽化するエピソードも作られたりしているが、
木星の質量は太陽の約1/1047しかないため、最低でも現在の80倍は重くないと核融合反応は起きないとされている*5

宇宙には木星の1.4倍の大きさと80倍の重さの赤色矮星が存在し、もしこの赤色矮星と同じ質量を持ち恒星になれていれば地球から見た明るさは-10等程度、
つまり現在の250倍とほぼ満月と同じとなる。ただし(木星と地球の距離を現在と同じとして)距離の関係で大きさは月の約28分の1程度の大きさに見える。
また、上記のガリレオ衛星は惑星になり、エウロパの氷が解けて地表に海が広がり、やがて地球のような生命の惑星へと変貌したかもしれない。
逆に水が全部蒸発して岩だらけになる可能性もあるが。



●創作作品における木星

映画

  • 2001年宇宙の旅
モノリスを探査するため、宇宙船ディスカバリー号が木星に向かう*6が、そのAIであるHAL9000が暴走し……。

  • 2010年
「2001年宇宙の旅」から9年後、消息を絶ったディスカバリー号調査のため、宇宙船レオーノフ号が木星に向かう。

上述した「木星の太陽化」を物語の重要な要素として取り扱った作品の一つ。

木星の大赤斑にワームホールの出口が開き、そこから異星体『ELS』が出現した。
その影響でイオとガニメデが崩壊している。

小説

古い作品だとガス惑星の概念がないため「厚い雲の下に地表(もしくは海)がある」という設定のものが多い。

  • E.E.スミスのスぺオペ(「火星航路SOS(惑星連合の戦士)」やレンズマンシリーズなど)
レンズマンシリーズでは「ファースト・レンズマン」で星そのものは出てこないが初期のレンズマンにここ出自の人がおり、
広大な星のためか「木星の」ではなく「木星北極の」と地域限定的な呼ばれ方をされていた。
これ以前に書かれた「火星航路SOS」では一面蒸し暑いジャングルに覆われ、両極にだけ別々の種族の文明があって好戦的で三つ目六肢の北極人と、
他種族にかかわろうとしない翼のついた蛇型の南極人が争い続けている世界だった。

  • キャプテン・フューチャーシリーズ
第一作目の舞台でその後も何度か登場する一面ジャングルの星(地球人も呼吸可能)、緑肌でカエルを連想させる木星人が存在する。
変わっているのが大赤斑の設定で「あの下に巨大な火山があって、その噴煙が上空に赤い渦を起こしている。」ということになっている。

  • アシモフの一部の作品
アイザック・アシモフはあまり異種族の宇宙人が出てくるものを書いてないが、「決定的!」と「思わざる勝利」で好戦的な木星人が出てくる。
「思わざる勝利」では厚い大気の下に寒冷な世界があり、アンモニアが水代わりになっている海の中にいくつもの巨大な大陸があるという描写。

漫画

地獄の監獄惑星。太陽系内で密航や無銭飲食を行った「星ゴロ」の収容される強制労働場を兼ねている。(流石に宿舎はガニメデにある)
本作においては地表が存在する設定で、そこで鉱石やヘリウムを採掘するのが主な役目であるが、
気圧と重力に耐えられるだけのロボット並みの分厚い宇宙服を着ていても間に合わないほどの超高温多湿に加え、そこら中メタンの底なし沼だらけで、
なおかつ頻繁に気候が狂いまくりちょっとでも逃げ遅れたら嵐に攫われて木端微塵になるので、「いい所は一つもない」と称される。
現場監督と監獄所長が癒着して私腹を肥やしまくり、非人道的な強制労働を行っていた(作中での台詞から類推するに意図的に囚人を殺害した事もある模様)が、
21エモンらが逃げ出した事で偶然視察に来ていた連邦政府の監察官にその非道な実態が露見し、逮捕される事となった。


ガンダム世界(特に宇宙世紀)では木星産のヘリウムが重要な戦略資源となっているが、
それを採掘する組織を母体とした木星帝国の興隆が世界観の中核を為す重要な存在となっている。

幻影旅団の一員であるボノレノフが、具現化系の念能力「戦闘演武曲(バト=レ・カンタービレ)」の派生技の一つ「木星(ジュピター)」という技で、自身を木星のような巨大な球体に変え、音速のスピードと質量で相手を押し潰す。

  • 星山記
諸星大二郎の漫画作品。
晋の時代の中国で、不運続きの人生を変えるために星宿山の仙人のもと、羊と人間の姿に身を変えた「星」の世話をする事となった青年・李旺の物語。
最終的に李旺は自身の凶運を変える事は叶ったが、同時に凶星でもある「木星」が彼に思いを寄せて人間の女性に姿を変えて下界まで追ってきたため、
結果として「平穏や幸せを手に入れたと思ったら災いに巻き込まれるが、それでも美人の妻とは常に仲良く過ごせる」という何とも言えない人生を辿る事となった。

アニメ

浮遊大陸が存在。ガミラス帝国の勢力下にあり、波動砲初披露の場となった。

上記『クロスボーン』に至るまでの時代ではヘリウムの採掘場となっており、ニュータイプが良く生まれるとされる。
『1st』のシャリア・ブル、『Z』のパプテマス・シロッコ、クロスボーンの後日談である『V』のフォンセ・カガチなどが該当。

余談だが、宇宙世紀(ガンダムシリーズ)の外伝作品を見ると、
    • 宇宙世紀0090年『プロジェクトMUSHA』木星圏へ出没した宇宙海賊退治にアナハイム・エレクトロニクス社により武者型のガンダム改修機が造られ、宇宙海賊側もアナハイム社から流出したデータを元に忍者型MSを開発して対抗する。
    • 宇宙世紀0091年『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』木星圏のネオ・ジオン司令官ヒトーリンが他作品の主役機を起動させ、アムロとシャアが共同戦線を張る。
    • 宇宙世紀0093年『INNER GUNDAM SPACE OF AGETA』連邦政府が外宇宙進出計画を実行に移そうとしていた頃、外惑星系のジオン残党軍「ゲルジオン」が全人類の60%のエネルギーを支える木星やアステロイドの資源を制圧し、残りエネルギーが3ヶ月分しかない地球連邦(宇宙世紀)はゲルジオンの討伐にシグマガンダムを搭載した新造戦艦を送り込む。
    • 宇宙世紀0095年『MSV-90』木星圏でネオ・ジオン残党軍「ジュピター・ファントム」に木星圏からの資源補給路を断たれた地球連邦がジュピトリス級超大型輸送艦を戦艦に改造し、新型試作モビルスーツRX-95を製造しながら向かう。
と、それぞれ別の世界観とは言え、どういうわけか宇宙世紀0090年代の木星圏には特に変な奴が多い。

物語終盤、敵組織ヌビア・コネクションによる大アトゥーム計画によって破壊、数多くの新たな惑星を創造する糧とされてしまう。
ちなみにこの際に出る莫大な放射線から地球を守る防壁に使うため、衛星(ついでに地球以外の大半の惑星・衛星も)が主人公陣営に破壊されてしまい、
続編では「地球型惑星だけ50ほどある」という奇妙な姿に太陽系が変わり果てている。

主人公・壇闘志也とキラケンこと吉良謙作の故郷が木星の衛星・イオ。

  • ジーンシャフト

物語終盤、襲来するSTMC(宇宙怪獣)殲滅のための切り札となる兵器、ブラックホール爆弾ことバスターマシン3号のコアにされる。


木星に存在する謎のエネルギー『ザ・パワー』が最終決戦の鍵となった。

物語再終盤でコーウェン君&スティンガー君により衛星を吸収し質量を増やした上、暴走させたメタルビースト・ドラゴンのゲッター炉心を打ちこまれ、ゲッター線の太陽にされる。

付近で機械帝国ガルファとの最終決戦が行われた。(ガルファ本星が木星軌道上まで接近したため)

ドラマ

後述する楽曲としての「木星」をモチーフとしたギガノイド「木星」が登場する。
ギガノイドの能力によって木星が太陽化し、地球に向けて引き寄せられるという未曾有の災害が引き起こされた。

  • 電脳警察サイバーコップ
主人公・武田真也が装着するサイバービット(強化戦闘服)の名前がその名もずばり『ジュピタービット』。
怒りが爆発することで『サイバーボミング』が発動、異空間から必殺武器・サンダーアームが召喚される。

ゲーム

上述した『勇者王ガオガイガー』並びに『トップをねらえ!』の再現があるため、シナリオ上で木星圏で機界31原種の大決戦が発生し、その後でブラックホール爆弾となる。
……が、本ゲームの前作である『第2次α』では上記した『機動戦士クロスボーン・ガンダム』の都合上、木星にも地球人類の文明圏が確実に存在する事が明示されているため、
世界観が確実に繋がっている本作では木星の人々は果たしてどうなったのか、とプレイヤーから心配される事も。
なんなら、『ガオガイガー』の再現で対決する事になるZX-16の前身であるイオには、『第2次α』では一部ルートにて『クロスボーン・ガンダム』の再現で赴いていた。
さらに本ゲームの前々作である『α外伝』では上記した『銀河旋風ブライガー』のヌビア・コネクションが倒されもせずに健在だったのだが、
『トップをねらえ!』の再現が入った事で肝心の木星を失って物語の裏でひっそりと大アトゥーム計画が破綻してしまった
カリスト兄弟「どうして」カーメン「なんで」

『アイマス』の元祖男性アイドルユニットとしてJupiterが登場。詳しくはこの項目へ。

楽曲

  • 木星
作曲:グスターヴ・ホルスト
管弦楽曲『惑星』第4曲。
恐らく同曲で一番有名なパートで、オーケストラといえば『木星』が頭に浮かぶ人も多いであろう近代管弦楽の名曲。
イギリスの愛国歌としても公認されている。

  • Jupiter
「木星」J-POPバージョン。平原綾香女史のシングル。(作詞は吉元由美女史)


追記・修正は木星に足をつけてからお願いします。


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最終更新:2024年02月03日 18:47

*1 ジョは環境依存文字。のぎへん(禾)に「予」

*2 一方で過去に天体の軌道を乱して内惑星を爆撃したのではないかという説も見られるが

*3 火星の大接近時は火星の方が明るく見える

*4 なお日本は378000平方キロメートルに111の活火山を持っている

*5 重水素やヘリウム3による核融合はもう少し低質量(木星の13倍程度)でも起きるが、軽水素よりごくわずかしかないのですぐに燃え尽きてしまう。

*6 映画版の行き先。小説版では土星に向かった。