登録日:2022/12/25 Sun 13:10:35
更新日:2024/07/09 Tue 10:57:13
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《
「ひっくり返したれやぁぁぁ!!」》とは、
TCG「
デュエル・マスターズ」のカード。
DMEX-15「20周年超感謝メモリアルパック 魂の章 名場面BEST」に収録された火文明の呪文である。
●解説
「ひっくり返したれやぁぁぁ!!」 P 火文明 (7) |
呪文 |
G・ゼロ:相手のシールドが自分のより4つ以上多ければ、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。 |
火のコスト7以下のクリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンから出す。そのクリーチャーは、相手のシールドを1つブレイクする。 |
過去に登場した《金色証明》や《覚星龍界 剣聖ジゲン》《ザ・ストロング・サンダー》のように、
デュエル・マスターズVSのOPである「こんちきしょうめ」の歌詞の一部をモチーフとした名前のカード。
その能力は強力で、火文明限定ではあるもののなんと
超次元ゾーンからタダでクリーチャーを呼べるという物。
サイキック・クリーチャーだろうが
ドラグハート・クリーチャーだろうが、「~ホール」呪文や
ドラグナーを経由しなくてもただで出せるという強力なカードなのである!
このカードで《
勝利のガイアール・カイザー》を出したり、
ガイギンガ系統を出してフィニッシュを決めたり、挙句の果てにはかの
ワタルのように《
龍神丸》を呼び出すなんてことも可能である。
また、クリーチャーを超次元ゾーンへ飛ばす《怒流牙忍法 次元隠しの術》で超次元送りにされたクリーチャーを復活させるといった変わり種の使い方も、このカードには含まれている。
更には、この呪文で出たクリーチャーは相手のシールドを1枚ブレイクするというおいしい効果も付いてくるといういいこと尽くしのカードである。
デメリットとしてはコストがやや高めであること、このカードの効果で出したクリーチャーがブレイクしたシールドに
S・トリガーや
G・ストライクが入っているという危険性があるのがネック。
特に後半の効果は強制なので、せっかく出されたクリーチャーを片付けられてしまなんてこともある。
前半の部分については相手のシールドが4枚以上自分より多ければ
G・ゼロによってコストを支払わずに唱えられるため、《
鬼ヶ大王 ジャオウガ》や《逆転のオーロラ》、更には《
黒神龍ブライゼナーガ》で自軍のシールドをすべて回収してから唱えたり、
《
煌龍 サッヴァーク》といった相手のカードをシールドにしてしまう能力や効果を持ったカードで敵に塩を送りつつ、条件が揃ったところで唱える・・・なんて使い方もある。
他にも、あくまでメインステップでしか唱えることが出来ないため、防御用には使えないところもネック。革命0トリガーや鬼エンドにそちらを任せて、耐えきったところでこれを使った方が吉である。
また、G・ゼロで唱えることが出来る為、火文明のカードが入っていないデッキでも十分使用可能。
「ドラグハートクリーチャーを出したいけど、ドラグナーでいちいち出すの面倒だな…」と思う人は試してみよう。
上述した《逆転のオーロラ》を唱えてから《激天下!シャチホコ・カイザー》をこの呪文で呼び出し、更に《
母なる星域》で《
燃える革命 ドギラゴン》などの革命0クリーチャーを出しておくも良いだろう。
実際のデュエルでは、火の5コスト以上のスピードアタッカードラゴンを超次元ゾーンから出してから我らが団長《
蒼き団長 ドギラゴン剣》や《ドギラゴン閃》に革命チェンジさせる戦法をメインとした革命チェンジデッキ(例:【赤黒ドギラゴン閃】)や、
マナを温存しつつ《激沸騰!オンセン・ガロウズ》を呼び出し、能力を連発できる【オンセンひっくり返したれやぁぁぁ!!】というデッキで活躍している。
ちなみに、《白騎士の
聖霊王アルカディアス/完全決闘》 でシールドが破壊できなかったり、《九極の精霊 マウリエル》や3枚リンク状態の《
神人類 ヨミ》の能力によってシールド破壊が防がれていても、G・ゼロ条件を満たしていれば連続で唱えることが可能。
●余談
カードイラストと以下のフレーバーテキストは、漫画版デュエル・マスターズVSにおける
勝太と最強のライバル・
ルシファーの戦いの様子、そしてその顛末を描いたものになっている。
死期を悟ったルシファーとの命を賭けたデュエル……が、しかしダイレクト・アタックの瞬間までルシファーの命は持たなかった……。
この記述については、漫画版でアイデアが出ず作品が書けなくて困っていた作者・松本先生に対して編集者が
「じゃあルシファーには死んでもらおう」と提案した結果、最終的にルシファーが命を落とすことになったという経緯がある。
(まあ続編である
VSRではしばらく別人名義で生きていたわけだが…変更は漫画ではよくある事)
アニメ版でも最終的に命を落としかけたものの、勝太のハゲしくアツかりしデュエ魂によって奇跡的に一命を取り留め、かつて勝太の兄・勝舞を支えた
Dr.ルートの治療によって病気が完治。
続編でも良きライバルとして、仲間として
バサラ達
侵略者使いと戦う事になった。
予告や公式ホームページでは早々とルシファーの続投が発表されてネタバレになっていた
追記・修正はハゲしくアツかりし決闘者の皆様がお願いいたします。
- 7コス以下だとガイアールカイザー出せんくね? -- 名無しさん (2022-12-26 11:01:18)
- アニメのOPでも毎回この歌詞出てたから印象的。そしてルシファーとの最後の対決でも作中で叫んでたから、すんごい覚えてるわ。 -- 名無しさん (2022-12-26 11:52:54)
- タイトルだけだと絶対カードゲームのカード名だと分からないわ…。どうみても名言(迷言)とかの類。 -- 名無しさん (2022-12-26 11:53:14)
- ↑ダウンタウンの浜ちゃんで脳内再生された -- 名無しさん (2022-12-26 12:26:15)
- ↑3 バサラとの最終決戦も「こんちきしょうめ!」が処刑BGM扱いだったしある意味勝太編全体のテーマソング扱いされてる感ある -- 名無しさん (2022-12-26 23:36:24)
- デュエリストなら脳内に「奮い立たせ~ドロードロードロードロー♪」って脳内に流れるから!ただ曲名とかサブタイトルだと思ってました… -- 名無しさん (2022-12-27 23:57:58)
- 冒頭の分は是非とも声に出して一度は叫んでみたいものである。 -- 名無しさん (2022-12-29 10:55:37)
最終更新:2024年07月09日 10:57