パラノマサイト FILE 23 本所七不思議

登録日:2023/06/04 Sun 17:15:00
更新日:2024/03/03 Sun 04:01:28
所要時間:約 13 分で読めます





本日 これより展開されるパラノマサイトは……

《蘇りの秘術》という呪いを巡って

壮絶な 命の奪い合いを 繰り広げることになった

9人の男女が紡ぐ 世にも奇妙な夜話にございます。


概要

パラノマサイト FILE 23 本所七不思議』(PARANORMASIGHT: The Seven Mysteries of Honjo)とは、スクウェア・エニックスが2023年3月に発売した、ホラーテキストアドベンチャーゲームである。
PC(Steam)Switchのほか、iOSAndroidのスマホ・タブレット環境向けにも配信されている。
大手ゲーム企業の作品ながら低価格*1の作品であり発売前の宣伝もそれほど力を入れられていなかったが、発売後すぐに口コミで評判が広まり、発売から3か月程度が経った2023年6月現在でもSteamでのユーザーレビューが「非常に好評」を維持、動画サイトにおけるゲーム配信の縛りも非常に緩いことからYoutuberやVTuber、さらには芸能人や声優*2による実況動画も数多く公開されている。
さらには『日本ゲーム大賞 2023』において、数々のビッグタイトルと並んで優秀賞を受賞した。
物語は昭和後半の墨田区下町を舞台に、本所七不思議を下敷きにして、九つある七不思議*3に関連する呪いの力と、その呪いの力を行使して成り立つ死者復活の儀式にまつわる一夜の物語を描いている。
低価格ではあるため、キャラクターボイスはないし、登場するキャラクターがLive2Dで動くわけでもない(ただしポーズや表情差分は豊富)が、探索パートの一部では操作キャラ視点でカメラを操作し周りを360度見まわすことができる。
そのため、会話の相手が突然、自分の背後を見て驚愕した場合には、プレイヤー自らの手で振り向く操作を行うこととなり、ホラーゲームの演出としての没入感が非常に高い。そして背後になにもないと思わせておいて、再度会話相手のほうを向き直ると……といった展開も。
ただし、ビジュアルと効果音を使ったジャンプスケアも当然のように存在するため、ホラー耐性がゼロのプレイヤーにはあまりお勧めできないのが難点か。


登場人物

案内人

ゲーム冒頭でプレイヤーに向けて語り掛けてこの物語への導入を行う、翁の仮面で口元以外を隠した謎の男。
操作説明やシステムの説明など、メタな説明までやってくれる。
ゲーム本編に入ってからも、操作キャラクターが死んだ際や物語の大きな区切りで顔を出し、プレイヤーに対して今後の方針のためのガイドを行う。

会社員 興家(おきいえ) 彰吾(しょうご)

本編の主人公であり、プレイヤーが操作するキャラクター。
墨田区に本社がある化学薬品会社『ヒハク石鹸』に勤めて3年目の、ごく普通の青年。
1か月ほど前に葉子と出会い意気投合、物語本編の開始時には、葉子の求める蘇りの秘術の鍵となる本所七不思議を調べるために彼女とともに深夜の錦糸掘公園を訪れていた。

不思議大好き女子 福永(ふくなが) 葉子(ヨーコ)

短大卒業後、家事手伝いをしている女性。
幼い頃から「人には見えないもの」が見えていたせいか、言動がわりと不思議ちゃん系。
彼女によると、以前に飼っていた犬のために蘇りの秘術を求め、本所七不思議を調べているとのこと。

用語

蘇りの秘術と本所七不思議

かの安倍晴明が編み出した禁忌の法術。本編で語られるのは、それを江戸時代のとある術師が復活させたもの。
最近になって発見された古文書によると、江戸時代に行われた蘇りの秘術の行使にまつわる出来事が、伝えられる本所七不思議の元となっているのではないかとのこと。

呪影(じゅえい)呪主(かしりぬし)

本所七不思議にまつわる九つの呪いが可視化された像が呪影であり、その呪影(の呪い)に取り憑かれた人間を呪主と呼ぶ。
呪主は、呪いに応じた能力を得ており、その能力で他人を呪殺することができるようになる。

呪詛珠

呪影の本体といってもいい、呪いが込められている古い根付であり、持ち主が他人を呪殺することで「滓魂」を集めることができる。
そして、呪詛珠に取り込まれた滓魂が一定の量となることで、蘇りの秘術が使えるということだが……?
呪いの数と同じく九つ存在し、そのうちの一つ「置いてけ堀」が、興家の手に渡ることとなる。


物語

錦糸堀公園で「置いてけ堀」の調査をしていた興家と葉子であったが、突如異様な気配が巻き起こると、葉子は「何か」を見てしまいパニック状態に陥る。
あたりを見回す興家だが、彼には何も見えない。押せ
そして再度彼女に目を移すと……葉子は既に、呪いの力で事切れていた。
興家は状況を把握しようとして、近くに落ちていた『置いてけ堀』の呪詛珠を発見。それを手に取ることで『置いてけ堀』の呪いに囚われてしまう。
同時に、この呪詛珠に滓魂を取り込むことで『蘇りの秘術』が使えることを理解した彼は、葉子を蘇らせるため、呪いを行使することを決意。
本所七不思議にまつわる場所を歩き回りながら、同じように『蘇りの秘術』を得ようとしている他の呪主を呪い殺し続ける興家。
やがて呪詛珠にはじゅうぶんな滓魂が溜まり……

そして興家彰吾の物言わぬ肉体を、プレイヤーは見ることになる。


パラノマサイト
PARAN◯RMASIGHT
FILE23
本所七不思議


追記・修正は滓魂を100%まで溜めてから行ってください。








どうもお疲れ様でございました。
これにて興家彰吾編 終了でございます。
……ん? エンディングではございません。
むしろここからが ようやく本編です。
これより 新たに3人の主人公の ルートが解放されます。
いずれも《蘇りの秘術》を求める 拠ん所のない事情を抱える者たち。
これらの物語を追うことで ようやく 今回の事態の全貌が見えてくるかと思います。
それでは続きを お楽しみください。


(注意)
ここからは、本ゲームにおける中程度のネタバレが記述されています。
未プレイかつこれから先にプレイする可能性のある方は、ここで目を止め、先にゲーム本編を新鮮な気持ちで楽しむことを推奨します。










概要

というわけで、ここまではプロローグのようなものである。
このゲームの実態は、同じ場所にいる複数の登場人物たちの視点を切り替え、ある視点での行動が別の視点へ影響を与えることにより全体のシナリオが進行し、最終的に一つの物語へと収束していく物語である。
この段階からはホラー要素が薄まり、他の呪主が持つ呪いの力の条件を回避しながらこちらの条件を満たして殺し、自らの持つ呪詛珠に滓魂を集め、蘇りという願いを叶えるという流れから、ネット上の一部では呪殺能力バトルだの心霊スタンドバトルだの呪詛聖杯戦争だの言われている。
さらに、やがて夜が明け物語が中盤に入ってからはプレイヤーを驚かすような演出もなくなる上に、シナリオの目的が蘇りの秘術そのものから、過去に起こってしまったことの真相、状況を利用して裏で動く者、そしてこの事件を引き起こした真の黒幕といった謎を解き明かしてこの事件を終わらせることにシフトするなど、物語の雰囲気自体も次々と変化していく。
最終的なエンディングまでの標準クリア時間は10~15時間というところだが、人によってはシナリオ上の謎解きに詰まって20時間以上かかってしまうことも。
基本的には、シナリオで提示される情報をすべて拾って、しっかりと理解・解釈していけば解ける類のものであり、理不尽なほどの難易度ではない。ただし、ゲームシステムを利用した演出も数多く存在するため、その手のゲームをやり慣れていなければ、難しいと感じるところもあるかもしれない。


登場人物

主婦 志岐間(しぎま) 春恵(はるえ)

プレイヤーが操作するキャラクターの一人であり、撞木橋近くの屋敷に住むマダム。
父親が警察庁の幹部であり夫も警察庁の優秀な職員を婿にとる形で結婚している。
しかし物語のおよそ一年前にひとり息子の修一が誘拐され、捜査の不手際によって殺されてしまっていることから、警察組織に対してはもはや悪い印象しかない。
修一の誘拐事件の真実を知るため探偵である利飛太に依頼を行っていたが、その経過報告を聞いていた時に今回の事件に巻き込まれ、『送り拍子木』の呪影に取り憑かれた結果、蘇りの秘術の存在を知り、それを息子に対して使うことを決意する。

私立探偵 (かい) 利飛太(りひた)

大田区に個人事務所を構える私立探偵。
長身長髪、白い帽子に白いシャツと目立つ格好をしているが、そんな服装であっても調査の際の潜入や尾行では対象に気づかれることのない技術を有するプロの探偵、通称プロタン。
春恵が呪主に選ばれたことに巻き込まれ、そのまま協力を依頼されるも、自身のポリシーから「他人を呪い殺すことには反対するが、平和的な交渉による呪詛珠の譲渡であれば手を貸す」という立場でマダムを支える。
「なめどり」*4のシールを集め一喜一憂する、公園の遊具を一通り触ってみるなど、子供っぽい言動も多いが、探偵としての素質は一流。
元警察官であり、場合によっては少々法に触れるような行動をするものの、基本的には秩序と正義を守るタイプ。

ベテラン警部 津詰(つつみ) 徹生(てつお)

プレイヤーが操作するキャラクターの一人であり、警視庁捜査一課のベテラン警部。
同僚警察官の吉見(よしみ) (はじめ)が殺害された事件を捜査しており、ペアの襟尾とともに、現場である旧安田庭園を調査していたところ、『落葉なき椎』の呪影に取り憑かれる。
強面ではあるが、情に厚く甘味が好きという一面もある。
実は霊的な呪いに対する抵抗力が高く、呪影に取り憑かれた際にも興家やマダムと違って呪いの衝動に飲み込まれていない。
その素質のせいで、過去には警視庁の秘密部門である心霊対策室で勤務していた経験がある。

若手刑事 襟尾(エリオ) (じゅん)

津詰のペアである刑事であり階級は巡査部長。
爽やかな外見にコミュ力も高く、ポジティブお化けとも称されている。
津詰のことを尊敬しているのは事実なのだが、その愛が強すぎて軽口を叩くなどウザめのスキンシップを図るクセがある。
殺された吉見、さらに利飛太とは警察学校の同期生である。

高校生 逆崎(さかざき) 約子(やっこ)

プレイヤーが操作するキャラクターの一人であり、駒形高校2年C組の女子高生。
一週間前に親友の白石(しらいし) 美智代(みちよ)が自殺したが、自分には何も相談がなかったこともあり、その死の原因に疑問を持っていた。
独自に調査をしても進展がなかったことから、オカルト好きそうな転校生、ミヲを誘ってこっくりさんを行い、美智代に何が起こったのかを探ろうとする。
そしてそのこっくりんさんの最中に、『馬鹿囃子』の呪影に取り憑かれる。
ストレートの黒髪をポニーテールに縛って垂らした清楚そうな*5見た目に反して、内面はちゃきちゃきの江戸っ子であり、祭りも喧嘩も好きで義理と人情に厚いタイプ。

霊感少女 黒鈴(くろすず) ミヲ

二か月前に、約子と同じクラスに転校してきた少女。
温厚な性格だが、そこはかとなく漂う本人は隠しているつもりのオカルティックな雰囲気のせいか、友達はあまりできていない。
実際に霊感に優れており、首都圏の学校内で霊的な事件が起こりそうになれば潜入し、騒ぎになる前に解決してはまた転校していく、という役目を負っている。
心霊対策室とも協力関係にあり、津詰とも面識がある。ただし給料はもらっていない。
五芒星の髪留め、首のほくろ、そしてぽっちゃりとした体型がトレードマーク。
発売後のインタビュー記事によると、ミヲの体型は、ディレクターの石山貴也氏が「霊感少女がぽっちゃり体型というのは絶対」という強いこだわりを持ってキャラクターデザインの小林元氏にオーダーしたもの。
開発メンバーの反応は今ひとつだったそうだが、石山氏は絶対に人気が出ると言い続け、実際にミヲは屈指の人気キャラクターとなった。

並垣(なみがき) 祐太朗(ゆうたろう)

『足洗い屋敷』の呪影に取り憑かれている青年。
本作の典型的な初見殺し能力持ちであり、インパクトは強い。が、タネが割れてからはただのかませであり、開発者からもプレイヤーからもそういう目線で愛されている。

灯野(とうの) あやめ

並垣と一緒に行動していた大学生。
物腰は柔らかで男性に対してはいかにも女子大生っぽい言動をするが、実際にはそうやって可愛がられながら利用できるものは利用してやろうという計算高い性格。
並垣に滓魂を集めさせようと動いている。

弓岡(ゆみおか) 巧己(たくみ)

ヒハク石鹸の会長 山森ナツヱの個人秘書であり、山森の別の名前である『霊術師 我妙堂(がみょうどう) 垂弦(すいげん)』の付き人としても動いている。
我妙堂が今回の事件を収拾させるために呪詛珠を集めている、と言いながら呪主に接触してくるが……?


呪影とその能力

  • 置いてけ堀(自身の目の前から立ち去る者を溺死させる。)
    興家彰吾に取り憑いた呪影であり、興家彰吾編では、いかに相手の能力を回避して立ち去らせるか、という心理戦がメインとなる。
    呪詛珠の形状は、魚と魚籠。
  • 送り拍子木(火もしくは発火器具を持っているものを焼死させる。)
    志岐間春恵に取り憑いた呪影であり、作中の昭和の時代では男性のかなりの割合が喫煙者であることから、かなり危険度の高い能力であるといえる。
    呪詛珠の形状は、拍子木。
  • 落葉なき椎(自身に対し虚偽の発言で欺いた者を縊死させる。)
    津詰徹生に取り憑いた呪影であり、警察としての聴取と組み合わせることによって、確実な情報を得ることができる。
    呪詛珠の形状は、椎の葉。
  • 馬鹿囃子(自身の姿を見られずに呪影の発するお囃子の音を30秒間聞き続けた相手を転落死させる。)
    逆崎約子に取り憑いた呪影であり、2つの条件を満たす必要があるため、呪影の能力の中では使いづらい部類になる。
    呪詛珠の形状はおかめの面。
  • 足洗い屋敷(呪影の発する「足を洗え!」という声を聞いた者を踏み潰し圧死させる。)
    並垣祐太朗に取り憑いた呪影であり、条件が非常に緩く先制攻撃が可能な上に回避手段もない強力な能力である。プレイヤーの介入さえなければ……
    呪詛珠の形状は、下駄。
  • 送り提灯
  • 津軽の太鼓
  • 片葉の芦
  • 消えずの行灯


物語

その日の深夜、本所七不思議にまつわる場所の近くにいた、それぞれの理由で蘇りの秘術を求める理由があった者たちのもとに、同時に呪影が姿を現し、その怨念を脳に焼き付けるとともに呪いの力を授けた。
夜が深まるとともに積極的に滓魂を集めようとする者、巻き込まれた者、事態を収拾しようとする者、それぞれの思いが交錯し、呪いによるいくつかの変死体と大量殺人の予告などで死と蘇りの儀式は加速し、そして夜が明ける。
生きて最初の夜を越した、春恵・利飛太組、津詰・襟尾組、約子・ミヲ組の計6人は、それぞれの目的のために協力体制をとり、吉見肇、志岐間修一、白石美智代それぞれの死の真相を知り、そしてこの儀式全体の真相へと迫ることになる。








余談

  • 「FILE23」となっているのは、シリーズ化されることを見越して、あえて中途半端な番号をつけたものであり、いくつかの意味が込められてはいるものの、ゲーム内には一切関係のない数字である。

  • 制作にあたっては、舞台となる墨田区との協力体制もとっており、墨田区観光協会と何故か月刊ムーとタイアップして「本所七不思議探索地図 令和版」を作成・配布したり、墨田区ケーブルテレビのローカル番組で特集がなされたりしている。

  • 本作のディレクターとシナリオを担当する石山貴也氏とキャラクターデザインの小林元氏は、スクエニが運営するソーシャルゲーム「スクールガールストライカーズ」でもタッグを組んでおり、本作のプロモーションのために、発売直前にスクスト内でコラボイベントを開催している。ちなみにイベント限定のアイテムは、スクストキャラ用に3Dで作られた『櫂 利飛太コスチューム』。胸元が大きく開いたデザインであり、なかなかにエロい。

  • 『置いてけ堀』の呪影の姿は、長い髪をした着物姿の少女で、本ゲームのアイコンともなっているが目の部分が暗い闇に覆われ口は半開きのホラー顔であり、単体で見るとだいぶ怖い。しかし開発スタッフはあまりにも見慣れ過ぎていたせいか、『置いてけ堀ちゃん』と名前をつけて萌えキャラ扱いしてたとかなんとか。
    当初は公式Twitterのアイコンにもなっていたが、さすがに怖いと不評だったためあえなく変更されることとなった。

  • 公式Twitterではときどき、ちょっとした過去エピソードや新エピソードを、ゲーム内と同じ構成の動画+描きおろしイラストとして公開している。特に新人警察官時代の利飛太、襟尾、吉見の3ショットは必見。

  • LINEスタンプも発売されているが、公式twitterによると使用率第一位は【呪詛行使】らしい。

  • 本作の冒頭、案内人にプレイヤーの名前を伝えるシーンがあるのだが、Steam版とSwitch版ではここにもちょっとしたギミックが存在する。個人勢VTuberである名取さなが本作のプレイ動画を配信した際、このギミックで衝撃の大事故を起こしてしまい、あるキーワードがTwitterのトレンド入り。パラノマサイトと名取さなの双方の名がネット上の話題となった。

蘇りの儀式の『解除』を行ってから、追記・修正してください。

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最終更新:2024年03月03日 04:01

*1 約2,000円。発売直後はキャンペーンで1,500円だったことも。

*2 スクエニ公式チャンネルで狩野英孝氏、個人チャンネルで明坂聡美氏、喜多村英梨氏など

*3 伝承によって異なるものがあるため、伝えられるものすべてを数えると10種類を超えるらしい。本作で登場するのは本Wikiにも記載されている特に有名な9種類である。

*4 作中でブームとなっている、いきがっている鳥類のイラスト。現実世界でいう「なめねこ」のオマージュ。

*5 昭和の時代では、ポニーテールは清楚のイメージの髪形であった。