セピア・ベルモンド

登録日:2023/06/21 Wed 16:56:28
更新日:2025/03/10 Mon 03:44:55
所要時間:約 8 分で読めます





シスター・セピアと申します♪

あなたは愛を信じますか?


セピア・ベルモンドはコナミ開発のゲームボンバーガールシリーズの登場人物。
CV:佐藤聡美


✝プロフィール✝

趣味:ガーデニングです。何かを育てることで多くの事を学べますから。
好き:愛!そう、愛こそがこの世で最も尊き存在なのです!
嫌い:ゴキブリとか、その類の虫だけはちょっと…
誕生日:6月12日
所属ブランド:Sanctuary

✝概要✝

『ボンバーガール』稼働開始4か月後の2018年12月に追加されたキャラ。
悪魔城ドラキュラ』シリーズのベルモンド家の一員でバンパイアハンター。
ドラキュラモチーフのキャラというわけでなく、ベルモンド家の人間である。
『ボンバーガール』自体、時代設定等が特に決まっているわけではない*1ので、誰の子供か等は不明。レオンから始まる本家なのかモリス家やラーネッド家みたいな分家なのかも不明。
アサギの大念動波剣に対するネタ漫画でのコメントから、大体現代基準でいいようではあるが。
一応ベルモンド姓なので本家と考えても差し支えないと思われる。

見た目は(名前通りの)茶色を基調としたシスター服を着ており、柔和な笑顔を携えた大人の女性である。
フードに狐耳のような耳が付いていたり、胸部分が巨乳を目立たせる縦セタになっているのをシスター服と言っていいのかは甚だ疑問だが、シスター服の女性である。
それまでのキャラが中高生くらいの見た目のキャラが多い中登場した爆乳キャラであり、見た目は大体大学生くらい。
腰の後ろにベルモンド家伝統の鞭を身につけており、十字架型の大型チェーンソー『ネクロメーカー』を手に持っている。
髪はフードを被っている状態では一見ショートボブのようにも見えるが、後ろ髪は地面につくレベルで長く、長髪を途中から三つ編みにまとめている。

好きな物の欄のコメント通り、何よりも「愛」を大事にしており、ネクロメーカーを叩きつけるクロスクラッシュも「ラブ注入♪」であり、クロスチェーンソーも「愛の最終兵器!」である。
愛、怖いなぁ…
「無限の愛のヴァンパイアハンター」の二つ名は伊達ではなく、天使であるブラスをして「セピアママ」と言わしめている。
なおブラスは10万飛んで9歳である。

昼は街の教会のシスター、夜はヴァンパイアハンターとして働いており、昼は一般的な黒いシスター服で過ごしている。(ぱっつんぱっつんで胸が凄い目立っているが)
十字架でなくネクロメーカーが屋根にぶっ刺さった教会を拠点にしており、パプルやグリアロ等の宿無しの子も住まわせている。
(堕天したパプルはまだしも、グリアロが宿無しで過ごしているのはいいのか、それで…)
二人は炊き出しの手伝い等も行っている。

プレイヤーの事は標準的な「マスター」呼び。
プレイヤーへの愛も重く、ガールランク*2初期最大値の99になるとガールから告白されるのだが、他の子と違い子作りを求められる

ちなみにネタチャットはやはり『ドラキュラ』ネタ。


✝ゲーム中の性能✝

体力:180
最大ボム数:2
最大火力:3
最大速度:5

その胸の重さのせいでアタッカーの標準より速度の最大値が2遅い代わりに、ボマーと同程度のHPを持つアタッカー。
(無印時代はボマーとセピアが最大HP180で同じだったが、『レインボー』移行の際にボマーがHP190に増えた為、結果的にボマーよりも少しだけHPが低くなった。)
HPの高さで他のアタッカーよりも死にづらいが、足の遅さで他のアタッカーよりも攻め込みにくい。HPを活かした食らい抜けなども使いこなせないと厳しい。
その為、マップの広さの影響を受けやすく、広いマップでは足の遅さが顕著に響く。
追加スキルの「愛の輪廻(ロンド)」で足を速くするのは運用上非常に大事。
元々のキャラの方向性としては施設にダメージを与えづらく、敵キャラにダメージを与えやすい性能になっていた為、対キャラ特化で作られていた模様。
だが、その方向性では弱いと判断されたようで、全体的に施設へダメージを通しやすく足も補強される等、アタッカーに求められる要素が強化された。
また速度上限が低いという事はその分速度アップアイテムが少なく済むという事でもあり、アタッカーと足の取り合いになりがちなボマー・プラチナと相性がいい。


  • クロスクラッシュ
ラブ注入♪
初期装備の☆2スキルでレベル2で発動可能。
ネクロメーカーの刃の方を持って目の前に叩き付ける。
ダメージは近接ボムと同じ100ダメージ。
攻撃範囲は自マスと前方横3マス×縦2マス(真正面のみ2.5マス分)
スキルの見た目は縦長の攻撃に見えるが、実際は横長。衝撃がすごいのだろう。

無敵時間が長い為、敵防衛の長めに発動する攻撃も避けやすいが、スキル後の硬直も長めなので、タイミングはきちんと考えないとスキル後の硬直に邪魔をされる。

初期はゲートに対して複数マスでヒットさせても1ヒット分しかダメージを与えられなかったが、アップデートでヒットさせたマス分ダメージを与えられるようになった為、ゲート破壊性能が上がった。


  • クロスチェーンソー
これが愛の最終兵器!
初期装備の☆2スキルでレベル5で発動可能な必殺技。
ネクロメーカーを起動し、チェーンソーを振り回しながら移動する事が出来る。
足の速さも最大の7になる。
スキル発動中は無敵で死ぬことがないが、ダメージは蓄積されており、発動終了後にまとめてダメージを受ける。
地形効果はダメージやスタンは無視するが、橋が落ちた場合は空を飛ぶ事は出来ずあっさり落ちる。
また、天敵である吸血鬼アクアのアクアブルームーンも防げず、チェーンソーを振り回しながら自ベースへ戻されてしまう。
性質的にはパステルの「ウィンビースクランブル」に近い。

攻撃回数は6回で、1回につき近接ボムと同じ100ダメージを与える。
ただし施設に対してはダメージが半減する。
攻撃範囲は前方の3×3マスで自身と同じマスには当たり判定がない。

長時間の無敵と攻撃範囲の広さとダメージでネック等の相手の防衛を強引に抜ける為のスキル。
また、敵ベース内で防衛を倒したり、死ぬ前の最後の暴れにも使えるが、施設へのダメージは低めなので、死ぬ心配がなくボムを置けるならその方がダメージを稼げる。
(敵ベース内では敵の防御力が上がる為、HPも高いブロッカーを倒すのはなかなか厳しいが。(6発中5発ヒットが必要))

弱点は地形を無視する事は出来ない事。
発動中は移動以外何も出来ないので、ブロッカーにブロックで道を塞がれると実質効果時間中動けないも同然の状態になってしまう。
その為、シューターに対しては強いが、ブロッカーに対しては安易に使うと無駄打ちになってしまいやすい。
また、発動中は詩織の告白も受ける事ができないので注意。

初期は攻撃回数が5回、チャージタイムが45秒だったが、アップデートにより攻撃回数が6回、チャージタイムが40秒へと強化された。


  • ヴァンパイアキラー
これが愛の鞭です❤️
ガチャで入手可能な初期☆3スキルでレベル3で発動可能。
ベルモンド家伝統の鞭による攻撃。
伝統の鞭が何でガチャを引かないと使えないのか。…本物は時代設定的にユリウスと共に行方知れずの状態という可能性もあるが
攻撃範囲は自マス+前方5マスで、攻撃後鞭による引き寄せで4マス先まで移動する。シモンの鞭移動だろうか?
ダメージは近接ボム半分の50ダメージ。敵キャラに当たると短時間スタンする。
ボムで挟む余裕こそないが、シューターに対するプレッシャーとしてはなかなか強力で、特に射程の短いブラスに対してはヴァンパイアキラー→クロスクラッシュでキルも狙える。(確定HITではない)
ハードブロックも貫通するので、何気にベース外から拠点を叩ける。

ネックで大事な無敵移動スキルで、爆弾を踏み越えながら移動できる。
ただし無敵は移動開始時には切れる為、使用タイミングが早いと移動しながらボムのダメージを受けて移動終了と同時に死ぬ事もざら。
また、他の移動スキル同様、ブロックは抜けられない。
クロスクラッシュが硬直の面で使いづらい為、ネック抜けにはこちらの方が使いやすい。
移動先は「攻撃がヒットした地点」だった為、ムチを伸ばした途中に敵キャラやミンボーがいるとその地点にヒットした扱いでほぼ移動しなかった。
23年8月のアップデートでキャラやミンボーには引っかからないよう変更された。

セピアのスキルで最も取り回しが良いがそれでも12秒で、アサギの牙狼が7秒、オレンのスマッシュブレードに至っては3.5秒である事を考えるとネック抜けで多用しすぎると
ベース内などの生存時間で他のアタッカーに後れを取る事になってしまう。使わずに済む場面ではなるべく食らい抜けなどのボンバー力で切り抜けたい。

初期はクロスクラッシュ同様、ゲートに対して複数マスでヒットさせても1ヒット分しかダメージを与えられなかったが、アップデートでヒットさせたマス分ダメージを与えられるようになった。
またダメージも40から50に増えている。


  • 愛の輪廻
愛します❤️
アップデートで追加された4つ目のスキル。
ガチャで入手可能な追加☆3スキルでレベル4で発動可能。
読みは「血の輪廻」同様、愛の「ロンド」
リヒターのポーズで月下の夜想曲のアルカードの変身音を発し七色のオーラを纏う自己強化スキル。
通称「ゲーミングセピア」。恐らくリヒターの「ムチのアイテムクラッシュ」が元ネタ。
効果発動中は移動速度が+1され、最大値であれば他のアタッカーより1つ遅い6になる。
また、次の攻撃のみ攻撃力が1.8倍になり、アタッカーとシューターは体力MAXでもクロスクラッシュで即死させられる。
(以前はボマーも即死させられたが、『レインボー』の共通修正でギリギリ死ななくなった。)
発動後は時間で効果が消える事はないが、一度攻撃スキルを使うと効果が解除される。また効果中にスキル切り替えも可能。

元からの足の遅さと倒される回数が嵩むとボマーより鈍足になりやすいことで*3進軍が遅れがちなため他のアタッカーに出番を取られていたセピアさん待望の追加スキル。
足が速くなり先述の進軍速度のカバーができるようになり、攻撃力の強化で防衛や敵施設へ強烈な単発ダメージを出せると発動の恩恵は大きいが、チャージタイムがそれなりに長いのがネック。
加えてあくまで愛の輪廻は補助であり、他の攻撃スキルを使うのが立ち回りにおいては大事である為、いつでもチャージできるように片方のスキルを常時愛の輪廻にしておくと、むしろ動きづらくなってしまう。
いかに愛の輪廻を維持するか、いかに愛の輪廻以外のスキルをうまく回すかが大事であり、強力な追加スキルではあるが有効に活かすのはなかなか難しい。
開幕接敵までにレベル5になるMAP限定だが、レベルアップと同時に仕込んでおき、最初のぶつかり合いでクロスクラッシュかクロスチェーンソーで露払いするという使い方が非常に強力。
それ以外だとデスや帰還からの復帰を計算に入れてスキル切り替えする必要があるため、かなり上級者向け。
セピアはただでさえ他アタッカーと比べてスキルの回転がやや重く、あまり愛の輪廻に拘るとアタッカーとして非常に弱いムーブになってしまう。(所謂「ロンドセピア」。)

実装当時はチャージタイムが18秒だったが、後に16秒になった。


✝ボンバーマンガにおいて✝

登場人物皆暴走しているカオスな公式漫画において、そんな登場人物にも恐れられている愛の化物。
初登場時は予定より早く(後ろ姿だけ)登場してしまい、その柔和な態度から「天然さん」「やさしそう」「まともなガール」と言われていたのだが、いざ実装されてみると街を襲う謎のデーモン軍団を愛(鞭とチェーンソー)で叩き潰し、「思てたんとちゃう」とシロを呆然とさせた。
しかしそんなシロも優しく抱きかかえる事で愛の信望者に変える程の包容力の持ち主。

その後は吸血鬼であるアクアに笑顔で心を入れ替える事を強要、アクア城実装の際に壁を壊して肉を出す等、アクアへのパワハラ描写が目立つ程度だったのだが、セピアの誕生日に一気に暴走。
宿敵同士とはいえめでたい日という事で律儀なアクアがセピアへ誕生日プレゼントを渡した際に、感動のあまり生き物が絶命する時の声(オレン談)を出させる程の力で抱き着いてしまい、アクアはしばらく寝込む事となった。(ちなみにセピアは反省はした)
以降も力強さの面で暴走が目立っていたのだが、パイン実装の際にアクアとパインがモモコについて言い合いしている状況で愛を察知したセピアがどこからともなく空から降ってきてシュタッとヒーロー着地。
パインへ愛のハグをしようとした為、皆で協力してパインを逃がす事態に陥った。
グレイの『楽しそうなピコピコbeatmania IIDX専用コントローラー』を勢いよく叩きすぎて壊した事もある。(天才のパインが修復、セピアは謝った)
更にはアクアが働こうかと考えた際には シキソクゼ…とか言いながら枠線をすり抜けて登場、シスターの仕事を紹介する際には皆にシスターの歩き方(ベルモンド家の歩き方)を伝授、正月太り解消の為に痩せる運動を聞かれた際にはジャンプキャンセル斜めジャンプキックの繰り返し(ドゥエドゥエドゥエドゥエ…)を実演しつつ勧めたりと、ベルモンド流の物理法則を無視した行動が目立つようになった。

セピアに並ぶ爆乳であるシルヴァ登場後はどちらが厳しい教官となれるか(どちらがいかに甘やかすか)で競争しあったりと、爆乳コンビによる行動が目立ってきている。


✝余談✝


セピアでアクアをキルすると専用称号「ヴァンパイアハンター」が手に入る。(なぜかブルーベリーはキルしても手に入らない)


STG「オトメディウス エクセレント」に同じ近未来に生きるベルモンドであるココロ・ベルモンドというキャラが登場しており、
ギャラリーのココロのページには「ユリウスの娘、または妹である」という記述がある。
同作と繋がりがあると言われているわけではないが、ベルモンド姓を持ちながら本家キャラとの関連性が謎に包まれているセピアは
もしかしたら彼女と姉妹だったりするのかも知れない。*4
ちなみにセピアの中の人の佐藤聡美氏は「オトメディウス エクセレント」では月士華風魔の役をやっている。
華風魔はアサギと同じ波動剣の使い手である退魔武者で、同作の設定では風魔の妹。
原典の「月風魔伝」において月氏一族は西暦の遥か未来である魔歴にてドラキュラと何かしらの関連があるという魔王・龍骨鬼と戦う事になる一族という不思議な繋がりがある。


  • 6時間44分で160万の売上を叩きだした女
セピアのeパスが入手できるイベントの際に、6時間44分で完売した事からついたあだ名。
つくづくRTAに縁のある一族である。




あなたの追記・修正愛に感激しました♪


この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • ボンバーガール
  • アタッカー
  • ヴァンパイアハンター
  • おっぱい
  • どうしてこうなった
  • セピア・ベルモンド
  • チート
  • ベルモンド一族
  • ベルモンド家
  • ヴァンパイアキラー
  • ヴァンパイア・ハンター
  • 三つ編み
  • 巨乳
  • 悪魔城ドラキュラ
  • 聖女
  • シスター
  • 佐藤聡美
  • セピア
  • ベルモンド
最終更新:2025年03月10日 03:44

*1 ダダンダーンの主人公達の子供もいるが、ダダンダーンも特に時代設定が決まっていない。

*2 選択してプレイか、同じガールをガチャで引く事等で上昇

*3 倒されるとステータスが1つダウンするが、アタッカーは優先的に速度を失ってしまうため。一方ボマーは速度は失いにくい

*4 ココロは年齢の割に発育がいいらしい…また実はセピアのものとよく似たネクタイをしている