登録日:2023/07/25 Tue 02:51:40
更新日:2025/03/26 Wed 09:55:21
所要時間:約 ? 分で読めます
メロディーレーンとは日本の
競走馬。
GⅠどころか重賞未勝利のオープン馬ながら、
とある理由のために多くの人気を集めるアイドルホース。
目次
【データ】
誕生:2016年2月12日
父:
オルフェーヴル
母:メーヴェ
母父:Motivator
調教師:森田直行 (栗東)
馬主:岡田牧雄
生産者:岡田スタッド
産地:新ひだか町
セリ取引価格:-
獲得賞金:8590万9000円 (2024年1/6時点)
【概要】
2016年2月12日生まれの鹿毛の牝馬。
父は中央競馬史上7頭目の
三冠馬にして、その荒い気性で知られる「激情の三冠馬」オルフェーヴル。
母のメーヴェは本馬の生産者・岡田スタッド代表の
岡田牧雄がイギリスの一歳セールで購入した牝馬。
ファミリーライン上で目立った活躍馬がいるという訳では無いが、5代母にTessa Gillianという良血馬を構えており、このTessa Gillianの全兄がRoyal Chargerである。Royal Charger自体に聞き覚えはあまり無いかもしれないが、この馬のサイアーラインを2代下ろしたところにいるのがHail to Reason、つまり
サンデーサイレンス系やロベルト系といった現代の日本で主流となっている血統の祖である。そんなわけで彼女自体はゴリゴリの欧州血統である一方、何気に日本とも親和性のある血統の持ち主。
半弟としては、2021年菊花賞などGⅠ3勝を挙げた
タイトルホルダー(父
ドゥラメンテ)がいる。
特徴は何と言ってもその馬体、
なんと馬体重300kg台半ばという超軽量のサラブレッド。
サラブレッドの標準的な馬体重は450〜500kgであり、400kgはそうそう下回らないが、
彼女は平気で350kgを下回るのである。
その小ささからポニー用馬具の制作が検討されたとまで言われるほど。
これだけ小さいと騎手が乗るだけでも他の競走馬に比べて負荷が半端なく、故障どころか競走能力喪失で引退してもおかしくない。
例として挙げれば下記2022年天皇賞(春)では斤量56kg、馬体重352kgだったが、これは馬体重で斤量を割った負荷量で言えば
弟のタイトルホルダー(馬体重474kg)で例えると実質75kg程を背負っている計算。
さらには
酷量が原因で故障予後不良となったレースのテンポイントと比較しても常時5~15kg前後重い負荷を負っている状態。
だが未勝利戦を制するまで10戦をこなしても故障せず、疲労こそ残しがちだが故障はしない父の血を受け継いだ非常にタフな競走馬でもある。
ちなみに馬名は椿の品種名の一つに由来するもの。元はアメリカ原産の種で、薄桃色の大輪の花を咲かせる品種である。
【出生~デビュー】
2016年2月12日北海道新ひだか町の岡田スタッドで生を受ける。母のメーヴェにとっては初仔だったため小さい仔が生まれることは当初から予想されていた。
母子ともに無事だったのだが、そこには生誕直後平均50~60kgと言われているはずの仔馬はどう見てもそれ以下、それどころか人間が一人で持てたほど軽かったと言われるほどの体重しかない仔馬がいた。
ここまで小さいと産後直死の可能性もあったが無事立ち上がり、その後の経過も順調だったという。
その馬体からいじめを受けた時期もあったようだが、岡田スタッドのえりも分場昼夜放牧をその馬体に見合わないタフさで乗り切るなどこの時から頑丈さを見せていた。
そこで、牧雄代表が代表となり共有馬主システム「LEX PRO」で母の馬主だった人限定で募集を実施し、満口にならなかったもののデビューの準備が進められた。
この時は彼女を受け入れた森田直行厩舎もどうにか馬体を大きくしようと一時期トレーニングを止めて食トレに励み、メロディーレーン自身も食欲旺盛であったこともあり400kg近くなったこともあったようだが、太っただけで終わってしまった。
結局これではいけないとしてトレーニングを再開すると直ぐに体重は減っていき、デビュー戦は336kgで挑むことになったが、これでも調教を始めた頃は300kg強しかなかった頃に比べたら成長していた。
なおこの時、牧雄代表は母のメーヴェの頃から懇意にしてる馬主の山田弘オーナーにも声をかけたが、山田オーナーはあまりの馬体の小ささに「当歳じゃなくて1歳馬見せて」「これは競走馬にならない」と回避。
後にメロディーレーンの活躍を目撃した山田オーナーは「自分の見る目のなさにがっかり」と後悔することに。この出来事から次のメーヴェ産駒は競り落とすと意気込み、メーヴェの2018をセレクトセールで税込み2160万円で落札する。
このメーヴェの2018が、後のタイトルホルダーだったのは有名な話である。
【戦歴】
京都競馬場の新馬戦1600mでデビューするも、レースでは17頭中16番人気の低評価となり、結果も10着に終わる。
その後も敗戦が続き、翌年の阪神の未勝利戦2400mで10戦目にしてようやく初勝利を挙げる。9馬身差の圧勝となったこの1戦で、JRA史上最小体重勝利記録を340kgで更新。
中京2000mで1走挟んだ後、阪神2600mで2勝目を挙げるが、このレースでメロディーレーンは芝2600mのJRAレコードを更新した。あと最小体重勝利も338kgでちょっと更新された。
……まあこれは芝2600mという条件が相当ニッチなせいではあるのだが、ここまで2400m以上で露骨に成績を上げており、長距離戦なら非凡な能力があることが明るみに出始めたわけであった。
「長距離では負荷の少なくなる小柄な馬が比較的有利」というのはよく知られるところだが、ここまで小さくてもやはり適用されるのだろうか。
レース後、メロディーレーンを管理していた森田調教師は「追い切りよりもレースの方が息が上がっていないぐらい。心臓と肺が強過ぎる」「菊花賞の登録も考えたい」とコメントするも、当然賞金は足りておらず、陣営は追加登録料を支払い抽選の結果出走。
そもそもが2勝クラスでしかないため当然ながら人気は低く12番人気となったが、結果は1着馬から0.4秒差の5着と大健闘、牝馬の掲示板入りはダンスパートナー以来24年ぶりの快挙となった。
年末にはファン投票から有馬への出走も可能だったが有力馬の多数出走によって出走回避となった。
翌2020年春は重賞への挑戦を続け、天皇賞(春)にも出走。阪神大賞典では5着の好走をみせるも、あとは下位に留まっており、条件戦をメインに切り替えた。
2021年は条件戦で勝利を重ねる一方で天皇賞(春)にだけは再び出つつ、ファン投票で出走圏内に入ったことで宝塚記念に出走するも11着。
そして、秋初戦の古都Sでは過去最高を更新する354kgで出走・勝利し
OP入りを果たした。
奇しくもこの
1週間前には半弟
タイトルホルダーがGⅠを制していたため姉弟揃って同じ阪神3000mの舞台で勝利を挙げることになった。
年末には実績・ファン投票の結果で早速有馬で姉弟対決が実現するも姉は15着、弟も5着に終わった。
2022年は当初海外遠征を予定していたがレーディング不足で断念しダイヤモンドSに出走。中団で競馬を展開するも最後は周りについていけずに13着となる。
次走は阪神大賞典というプランがあったものの回復し切れなかったことから断念して天皇賞(春)に直行。タイトルホルダーとの2度目の姉弟対決が実現し、弟が菊花賞さながらの逃亡劇を見せる中姉は9着でそれまでの天皇賞で最高順位で入線した。
父よりも着順も上
次は前年に引き続き
宝塚記念に出走。ファン投票17位で出走権を獲得すると、タイトルホルダーとの3度目の姉弟対決が実現、弟がコースレコードを記録する勝利を見せる中、道中の超ハイペースについていくことが出来ず13着で終わった。
以降は母メーヴェも勝利した丹頂Sを目指していたが、左前脚球節の腫れで回避してステイヤーズSに直行。
ステイヤーズSでは怪我明けの初戦や調教師が「無事完走できるかどうか…」と取れるほど弱気なコメントをしたこともあってか14頭中11番人気の低評価。
しかし先行策でレースを進め、道中足をためていた後続に抜かれることはあったものの、最後まで垂れることなく5着入線と4歳時の阪神大賞典以来となる重賞での掲示板入りを果たした。
次走は阪神大賞典を目指すことを告知され翌年の現役続行も確定、今回のステイヤーズS出走で牝馬初の3000m以上の芝重賞に全出走という記録も成し遂げている。
2023年、7歳となった初戦は阪神大賞典に出走。しかし後述するようなパドックでのイレコミ癖を見せないなど非常に大人しく、レースでは後方からの競馬になってしまい11着となる。
その後は京都競馬場に戻った天皇賞(春)に出走。タイトルホルダーとは4度目の姉弟対決となるが、今度は弟は跛行を発症して意図せず競走中止となったことに巻き込まれて12着に終わった。
次走としては母も制した丹頂Sか札幌日経OPの両睨みだったが、後に札幌日経OPに出走することとなった。が、抽選漏れとなって除外となってしまった。
そこで陣営は丹頂Sに次走を変更、母娘制覇も期待されたが久々の2000m台で忙しくなってしまったようで10着に終わり母娘制覇は叶わなかった。
2023年最後のレースには有馬記念
人気投票では中間発表でも出走可能圏だったが前年同様ステイヤーズSを選択。
道中アフリカンゴールドやアイアンバローズでペースが速くなり、前目につけることが出来ず8着に終わった。
2024年も現役続行を表明して、今まで京都競馬場工事で中京競馬場での代替開催だった万葉Sが京都に戻り彼女の得意な右回りに復帰したことで初戦にすることを計画。
そして無事8歳を迎えレースにも出走、スタート良く2枠2番だったこともありロスなく中団でレースを進め最後進路確保に手間取るもどうにか抜け出し末脚を炸裂。
後方から差し脚を伸ばした1着馬、前を走っていた2着馬には届かなかったが3着入線で古都S以来の馬券内を確保。
これにより牝馬初の3000m以上の全レース出走が彼女によって初めて、更にJRA平地OP・重賞で3着以内に入った8歳以上牝馬は史上4頭目という記録も樹立した。
この好走で後述のような話もあったが現役を続行。次走は阪神大賞典の予定だったが右前脚の深管骨瘤により回避して天皇賞(春)へ直行の予定に。しかし、天皇賞(春)はフルゲート18頭に対して21頭が登録したことでメロディーレーン含む3頭が除外対象となり、5年連続の天皇賞(春)出走は叶わなかった。代わりとして東京2400mのリステッド競走であるメトロポリタンSに出走して結果は8頭立ての7着だった。
レース以降に脚元の疲れが解消しないのもあって上半期はこれで終了になり、長期休養で状態を見つつ次走は来年年始の万葉S(中京の左回りで開催)を予定していた。
ちなみに放牧中、当時1歳の半妹メーヴェの2023(後のシーガルワールド)と顔を合わせており、この時の様子がファンブックに掲載され話題となった。
しかし、12月も半ばに右前脚の不調が再発。年齢もあってか引退、
まさかの繁殖入りが発表された。
その後、
ドウデュースやセリフォスと同じ馬運車で栗東トレセンを後にし、故郷の岡田スタッドへ旅立つのであった。
小さな馬体が奏でた「競走曲」は、まだ見ぬ産駒達にも受け継がれていくことだろう。
【人気】
現役時はその馬体から繁殖入りは厳しいと見られ、陣営も現役段階から彼女の引退後のプランを模索している節も見受けられる。まぁ結果繁殖入りすることになったが。
上記のように未だ重賞未勝利にもかかわらず高い人気を誇っており、JRAからも「GⅠ馬にも匹敵するほどのアイドルホース」と紹介されるほど。
厩舎のInstagramでも4万人を超えるフォロワーがおり、厩舎も人気を把握し独自のグッズ展開を見せるだけでなく、アイドルホースオーディション2021でファン投票の結果2位に選ばれてぬいぐるみが製作されている。
現役馬にもかかわらず放牧中に「レーンちゃんに会えるツアー」が開催され参加者にも女性が数多く参加。
2022年5月から故郷新ひだか町の「静内エクリプスホテル」のコンセプトルームで現役馬初で選ばれ、それまでのコンセプトルーム同様半年~1年予定だったが2025年時点でも好評で期間延長している。
2022年8月には写真集発売などその人気は留まるところを知らない。
実際父のファンでもある関西テレビの岡安アナは彼女の大ファンでもあり、YouTubeカンテレ競馬ではメロディーレーン専用実況の動画が上がるなどゾッコン。
メロディーレーンの引退後、栗東トレセンからの退厩を取材した際にも、安産祈願のお守りを贈った程である。
2024年3月~6月に開催された月刊優駿による2010年、2015年に続いて3回目のファン投票「未来に語り継ぎたい名馬BEST100」では73位で初登場からランクイン。
重賞未勝利馬としてはメロディーレーンとハルウララの2頭のみがランクインとなった。
ちなみに気性は父に似て荒い…ことはなく非常に温厚で人懐っこい。
パドックでイレ込む癖があり、よくヘッドバンギングを披露するがそれで頭をぶつけることもあるドジっ子な一面もある。あざとい
森田調教師も彼女を溺愛しており、厩舎のInstagramに写真を投稿するだけでなく長期放牧で彼女に会いに行ったときは「レーンちゃ~ん!」と走っていった。
彼女も森田氏には懐いており、氏を見つけると視線と耳を向けるなどファンだけでなく陣営からも愛されている。
言わずと知れた半弟、後述の半妹も当歳馬でカメラに自分から近づいていく愛らしい姿を見せておりメーヴェ産駒は愛され属性持ち
【実力、評価】
ではその肝心の競走馬としての実力はどうなのか。
結論から言えば、彼女は重賞戦線での勝ち負けを強く期待できるほどの馬では無かった。
GⅠを3勝して古馬以降GⅡで連対を外さなかった弟との実力差は、残念ながら比べるまでもないだろう。
とはいえ自身の人気と賢弟の実力に胡座をかく程愚かな姉という訳でもない。何せ彼女はオープン馬まで登りつめた馬なのだ。これは毎年誕生する
サラブレッドの中でも僅か3%ほどしか居ない狭い門である。
それもたまたま出た重賞で展開に恵まれて上位入線し、実力不相応に勝ち取った席では無い。一つ一つ条件戦に挑み、4度勝ち上がり彼女はその席に着いたのである。
GⅠ馬の近親なだけはある、と言わせられる程度には十分な実力と確かな武器の持ち主。
グレード制以降24年8月時点でJRAで馬体重350kg未満で完走した競走馬は17頭いるが
JRAで勝ち抜けられたのはメロディーレーンのみ。
その強みは小さいが故の燃費の少なさ、ひたむきな性格から来るのか根性のある走り様、そして弟と共通する強靭な心肺能力である。
この特徴故に中短距離はどうしても忙しくなる一方で、長距離となればこれらの能力がフルに発揮され、周囲がバテ込む中でも変わらぬスピードを維持し続けられる。結果、決して速くない最高速度が補われ、ステイヤーレースでは一定の成績を残しやすい。
とはいえその最高速度にどうしても限界があるのでここが重賞を突破する上では小さくない壁になってしまっているのも事実。故に届きそうなレースもあるにはあるが、その一歩は恐らく小さくない。
またステイヤーレースであってもスローペースからの瞬発力を競うような展開は流石に厳しい。また右回りは勝利・好走が見られるのに対し、左回りは2桁着順も多いと苦手なレースもはっきりしている。
心肺能力が高いのでレースでバテる姿はなかなか見られないが、筋疲労はまた別の話なのか基本的に間隔が詰まったローテでは成績を落としがち。陣営もレース間隔は3ヶ月は開けるのが理想と語っている。
なお、2桁着順自体は多いが、21年有馬記念で16頭中15着とギリギリ最下位を免れたのが最低着順。それ以外だと最低は何度かある13着に留まり、GⅠ出走もかなりの数をこなしていながら、最下位になったことは一度もなかった。
重賞の入着は数えるほどとはいえ、その安定感は重賞クラスでも侮れるものではないと言えよう。
ちなみに弟共々実はスタートが上手い。海の中道・古都Sの勝利、阪神大賞典・ステイヤーズSの好走はいずれも好スタートから先行策をこなした結果である。
そして一部では「馬体さえまともだったら最強ステイヤー牝馬だったのでは?」との説も産まれている。
根拠となっているのは斤量。ハンデ戦や別定戦等、「強い馬に重い重量を背負わせて速度を落とす事で他の馬にも勝利のチャンスを与える」と言うレースは非常に多く、そう言った物の基本は1kgで1馬身(0.2秒)変わると言うのが一般的。
そして彼女は馬体が小さすぎて他馬との比較で言えば実質的に15~20kg重い斤量を常時背負わされているようなもの。しかも15kgはハンデ重賞などで軽ハンデを背負った時がほとんどであり、日本のGⅠではハンデを採用していない為ほぼ20kg差。
その状況で彼女は一番負けたレースでも勝ち馬から3秒2差に留めているのである。
……あれ? 斤量差の基本計算で見たら3~4秒遅くなってる(GⅠではほぼ確実に4秒)状態で最大でも3秒2負け?
もちろん、斤量とタイムの計算はあくまで一般論。身体の小ささが逆に優位に働いてる部分もあるだろうし、具体的に彼女にかかる負担がどう違うのかはなんとも言えない。ただ、これほど小さいにもかかわらず他に成功している馬がいないことを考えれば、もし平均的な馬体だったら……と思わされるのも無理はないだろう。性別の違いはあるが標準的な馬体に成長して結果を出していった弟はそんな「もしも」を体現しているといえるかもしれない。
現に走行フォームは産駒の中で最も父親に近いと言われる事もある程。
【余談】
名馬といえば
ライバルはつきものだが、彼女にも
ライバルに当たる馬がいた。
それが同期のステイヤー、
ディバインフォース(主な勝鞍:2021年ステイヤーズステークス)である。
2歳の未勝利戦から始め、菊花賞ではお互いに4着、5着とお隣に。メロディーレーンが2600mでのレコードを叩き出したそのほぼ直後にそのレコードを塗り替え、天皇賞(春)では2年連続で出走するなど、計6戦し、どれも大差がつくことはなかった。
2023年に3回目の天皇賞(春)での対戦を控えていたが、繋靭帯炎を発症し、一足先に引退となってしまった。
母が産めば走るくせに中々産まないというファンにとっても生産者にとっても頭を抱える特性を持つだけに、母の直系牝馬でかつ日本の多くの種牡馬と配合しても血量があまり濃くならない彼女は血統だけならメーヴェの後継繁殖として本来期待がかかるだろうというファンからの声も大きい。
現役時代はアイドルホースとして知られながら成績自体は一介の条件馬だったにもかかわらず、複数のGⅠ馬を輩出する名牝となったハルーワスウィートという前例を考えれば、あるいはメロディーレーンも…?という期待が向けられるのは当然だろう。
ただ何にせよその体躯を考えると種付け、出産は厳しいのでは?という声もある。
メーヴェの後継繁殖候補自体は日本の種牡馬ほぼ付け放題な血統を持つシーガルワールド(父ベンバトル)という半妹が誕生。上記のように既に2024年のレース予定も出て、キャリアアウト後の彼女の余生がどうなるのかについて注目されていたが、2024年万葉S前に、関係者からなんと繁殖入りが検討されていることが判明しネットで話題になった。
そして前述のとおり12月で引退となり、本当に繁殖入りとなった。金色の暴君オルフェーヴルや欧州最強馬モンジューといった偉大な馬達の血を引くメロディーレーンからどのような仔が走るのか。彼女の第二の馬生が始まる。
追記・修正とインスタの更新で今日も可愛いメロディーレーンをよろしくお願いします。
- 写真集まで発売されてんのよねこの子 -- 名無しさん (2023-07-25 08:53:51)
- 2022年のステイヤーズステークスを現地観戦してたんだが、5着が写真判定になって最終的にメロディーレーンの馬番が5着表示されたら現地がG1のゴール時並に盛り上がっていたのが印象的だった。 -- 名無しさん (2023-07-25 10:03:58)
- 今日もかわいいメロディーレーン -- 名無しさん (2023-07-25 13:50:12)
- 弟のタイトルホルダーと一緒にウマ娘化してほしい -- 名無しさん (2023-07-25 16:06:23)
- 令和のユキノビジン…かな?一応ユキノは重賞勝ったけど、勝つ前からアイドル扱いされてたし。 -- 名無しさん (2023-07-25 17:18:54)
- 優秀な母体なメーヴェ産の雌馬なのに体格で子供作れないのが残念… -- 名無しさん (2023-07-26 02:23:26)
- 人懐っこいし大人しくて可愛いよね。繁殖場としては体が小さすぎるから無理だと思うしまだまだ先の話だけど、引退した後はどうかのんびりした余生を過ごしてほしいです -- 名無しさん (2023-07-26 11:48:12)
- 中央で勝ってるだけすごい。菊花賞5着もすごい。 -- 名無しさん (2023-07-26 22:24:24)
- ちっちゃいお姉ちゃんという萌え要素も完備した存在 -- 名無しさん (2023-07-27 22:46:23)
- メロディーレーンちゃん札幌日経OP除外ということで、とても残念 -- 名無しさん (2023-08-03 20:47:44)
- ハイハイチャイナーチョチョユメゴコチーイーアールーファンクラブー(倍速幻聴) -- 名無しさん (2023-09-02 12:37:37)
- ただでさえ小さくても活躍できるだけでも十分なのに、これに加えて弟が菊花賞他G13勝馬という肩書きが出てくるとはね。 -- 名無しさん (2023-09-07 19:45:21)
- この馬体で菊花5着はもっと評価してもいいと思う -- 名無しさん (2023-09-26 21:15:38)
- 何気に小ささとは関係無い部分でも記録的な結果出してるの凄いな -- 名無しさん (2023-10-14 06:27:47)
- 正直メロディーレーンは左前脚に腫れが出たり骨瘤出ても治ったり高齢で体格が小さいのに今も走るからステゴ系の馬の頑健っぷりに驚いてしまういつかメロディーレーンがopだけではなく重賞やg1も勝てる事を祈ってるよでも無理しないでね -- 名無しさん (2024-06-12 14:33:16)
- 「祖父は長いこと走り抜いたひたむきな馬だし父親も栗毛で小さめでかわいいし血の繋がりを感じる」みたいな競走馬ジョーク好き。黄金一族で素直な仔だとみんな言われてそうだが -- 名無しさん (2024-07-12 07:54:36)
- 未来に語り継ぎたい名馬BEST100では重賞未勝利としてはメロディーレーンとハルウララだけがランクイン!350kg未満で中央を勝ち上がれたのは唯一メロディーレーンだけとなればそりゃ語り継ぎたくなるわ -- 名無しさん (2024-08-28 06:53:21)
- 仮に馬体重351kgで勝ち上がった馬がいたとしたら、そいつは忘れ去られてしまうわけか。悲しいな。 -- 名無しさん (2024-08-28 08:23:11)
- ミニチュアホース2号にはなるだろうけど1号の存在で霞んでしまうのは否定できない -- 名無しさん (2024-08-29 13:45:30)
- その1号と2号の差は一体どこにあるんだろうな。最近そういうことをよく考えるようになってしまった。 -- 名無しさん (2024-08-29 16:06:20)
- 今のデカい側代表がG1級はヒシアケボノで重賞級はドンフランキーになってるように今は最小記録のメロディーレーンがちっちゃい側代表なんだ。どうしても基準は今の記録持ちになっちゃうもんだ。 -- 名無しさん (2024-08-29 19:13:34)
- その基準、記録ってどんな意味があるんだろうな。レース結果でわずかな差で有名になれない馬は数多くいるけど -- 名無しさん (2024-08-29 19:46:16)
- それも含めて世の中無常だと思ってしまっただけ。 -- 名無しさん (2024-08-29 19:46:47)
- 勝ち上がりだけでJRA記録なのに、4勝してOP入りや菊花賞5着とかあるから。結構抜きん出てる、早々この馬に肉薄する成績のちび馬は出てこないかと。 -- 名無しさん (2024-09-10 15:44:17)
- メロディーレーン引退か… -- 名無しさん (2024-12-19 01:41:58)
- あの小ささでおセッセできるのってドリジャくらいじゃないかな… -- 名無しさん (2024-12-20 11:43:21)
- ↑😷「実質1✕2配合なので勘弁して余…」 -- 名無しさん (2024-12-21 11:17:13)
- ブローザホーンならなんとか行けるかもしれない。 -- 名無しさん (2024-12-21 11:30:29)
- クソっ!!ウォーエンブレムがロストボールしていなければ…! -- 名無しさん (2024-12-25 15:26:56)
- ウォーエンブレムは無地が好きらしいのでごんぶと流星のあるメロちゃんでは小柄でも地雷の可能性が... -- 名無しさん (2024-12-25 17:27:43)
- 初年度のお相手はメーヴェママに23ちゃん産ませた実績のあるベンバトルとの事……妹の出来が良かったから姉にも是非って感じなのかな、とにかく無事に産駒を産むんだよ -- 名無しさん (2025-01-16 07:57:37)
- メーヴェ23改めシーガルワールドちゃんにも期待したくなるねぇ、6歳まで現役続けられるならメロお姉ちゃんの産駒と一緒のレースに出る日が来るかもと思うとワクワクが止まらない -- 名無しさん (2025-01-22 12:52:50)
最終更新:2025年03月26日 09:55