真中らぁら

登録日:2015/11/14 (土) 14:36:00
更新日:2024/03/17 Sun 09:56:25
所要時間:約 20 分で読めます






かしこまっ!小学5年生真中らぁらです!




真中らぁらとはプリパラに登場するキャラクター。本作の主人公である。




◆プロフィール

学年:パプリカ学園小学部5年2組(1期)→6年5組(2期以降) /アボカド学園商学部6年A組(アイドルタイムプリパラ)
血液型:O型
誕生日:11月20日(ピザの日)
好きな食べ物:ピザ、駄菓子
好きなブランド:TwinkleRibbon
タイプ:ラブリー
所属チーム:SoLaMi♡SMILE
合同チーム:SoLaMiDressing、そらマゲドン・み、ドレッシングふらわー、コズミックオムライスダ・ヴィンチ、プリパラポリス、ふれんど~る、まぁ~ぶるみらぁのんず(総選挙ドリームチーム)




◆概要
私立パプリカ学園小学部に通う小学5年生の女の子。薄紫の髪を団子にまとめ、瞳の色は翠。「かしこまっ!」が口癖。
いつでも明るく前向きで感情豊かだが、その反面勢いのままに行動することも多く、遅刻・騒音・廊下を走った等々様々な理由で本編開始時点で100枚近くの校則違反チケットを南風紀委員長から貰っているうっかりさん。
身体能力は割と高いようだが、勉強はあんまりできない。小学生なこともあって知らないことも多く、天然なこともあって誰もが知ってるような言葉の意味を聞き返したりとんでもない聞き違いをすることもあるアホの子。


誰とでもすぐ友達になれるコミュニケーションの鬼であり、人の良い所を見抜くのも凄まじく得意。友達のためであれば何事にもチャレンジし、どんな逆境だろうと諦めることをしない強い精神力も持つと、まさに主人公な性格をしている。「み~んな友達!み~んなアイドル!」というプリパラの理念の体現者とも。要は天性の人たらしである。
何か嬉しいことがあったりすると友達によく抱きついている。この癖は後にのんにも受け継がれた。


物語開始時点では「見る専」でありアイドル願望はなかったものの、同世代の女の子と同じようにプリパラへの憧れは強く、他の子よりもプリチケが届くのが遅いことに不満を抱いていた。
ある日、店のお使いで町に出たところ、「みれぃ」というアイドルの落としもののプリチケバッグを発見し「Prism Stone」へ届けに行ったときにプリチケが届き、プリパラの世界に足を踏み入れた。更にみれぃの頼みを断りきれずにアイドルとして活動していくことに

デビュー前は生来の大きな声をコンプレックスに感じており、音楽の授業など意識して大きな声を出さなければいけない時に限って声を抑えてしまう癖があった。
しかしプリパラでアイドルデビューしてからはよく通る声はアイドルとしての大きな長所になり、存分に活かすように。
アイパラの時期にもなるとコンプレックスもなくなったのか自己紹介でも必要以上の大きな声が出せるようになっている。
また53話などで披露しているが、物真似という意外な特技を持っている。アイパラ9話のように、イケボもやろうと思えば素面で出せる。


プリパラチェンジすると体型が中学生くらいに成長し髪も長くツインテールに。誰かさんよりはよほどわかりやすい変化だが同一人物と見抜ける人物は非常に少ない。その理由は妹ののん曰く「普段の姿だとアイドルオーラがない」ため。親友のなおすらも気づかなかった。
だがそれ故に校長からは散々怪しまれはしたが2クール目終盤まで正体を気づかれずに済んでいる。
アイパラでは諸事情によりプリパラ内でも小さいままなのでより気づかれにくくなり、普通に一般人扱いされることもしばしば。


一方でアイドルとしては完全なる素人状態から短期間で凄まじい速度で才能を開花させていきあっという間に人気アイドルになった。
またらぁらはライブでの集中力が高まった際にプリパラにおける伝説の「プリズムボイス」を発揮することができる。
それは声量の大小によるものではなく、人の心に力を与え勇気づけることができるというアイドルの才能である。
マネージャーのクマ曰くプリズムボイスの素養があるアイドルは「そこそこ貴重な存在」らしい。…そこそこって。
更に高いカリスマ性も持ち合わせており、はっきり言ってアイドルとしては天才の部類に属する。しかし本人には全くそのような自覚はなく、努力を良しとするなどアイドルとして一生懸命活動しており、プリパラの理念も非常に大切にしている。


名前の由来はアイドルのステージにおける「センター」を和訳した「真ん中」と、音階の「ラ」と思われる。


実家は「パパのパスタ」と言う名前のイタリアンレストランを経営していて、らぁら自身もおつかいや接客など店の手伝いをすることがある。
家族構成は両親とのんの4人家族。



◆活躍
みれぃとコンビを組んでからは、初めてのファンである栄子にライブでエールを送り、彼女に勇気づけるなどアイドルを楽しみながら、「もっともっとたくさんの人に自分の歌で元気を上げたい」と目標を明確に活動に励んでいた。
しかし親友のなおに内緒にしたままプリパラに通っていたことが原因で不和になってしまう。
らぁらはなおを傷つけたことを落ち込むがみれぃのアドバイスにより、やはりライブで自分の気持ちを表現し仲直りすることができた。


そんな中で憧れのアイドルであった北条そふぃと同じアイドルとして交流し、同じチームでライブがしたいと考えるようになる。
そふぃがウサギの指示のままトップアイドルのnew&mewとチームを結成することになっても、らぁらは諦めない心でそふぃが自ら籠を出られるよう後押しし、ついに3人チーム「SoLaMi♡SMILE」を結成することに成功しグランプリを制した。


その後、らぁらは囲碁を引退しプリパラにデビューしようとしていた東堂シオンのデビュー手続きを手伝うが、シオンの激しい気性と彼女のみれぃに対する敵対心からトモチケの交換も拒否されてしまう。
シオンはらぁらたちと別れてから同じくみれぃに恨みを持つドロシー・ウェストとその双子のレオナ・ウェストとチーム「Dressing Pafé」を結成。SoLaMi♡SMILEと切磋琢磨するライバルチームになる。


そんなある日、パプリカ学園祭にライブ対決を中継することになったが、小学部にプリパラ禁止令を出していた大神田校長が頑なに拒否。
計画自体がおじゃんになるところだが、両チームが協力してライブ自体は無事に開催。しかし、これが原因からか、校長はプリパラ禁止令を中等部まで拡大させることに。


この状況下に当然ながら生徒からは抗議の嵐。Dressing Paféの3人は特にその急先鋒であり、シオンは校長室に乗り込んで校長と決闘し、ドロシー(とレオナ)は校長室に夜間侵入し自分たちのプリチケを回収してライブを強行するなど対抗策に出ていた。
らぁらも「パパのパスタ」の店員としてピザを届けて懐柔しようとするなどなんとか撤回に動くがあえなく失敗。大神田校長の執念により、逆に自分がプリパラに行っていた事実を突き止められてしまう。
しかしらぁらは校長室に行った時に、古いトモチケを見つけており…


みれぃが集めてきた資料やらぁらの見つけたトモチケといった様々な資料を突きつけられた校長は、かつて自分に起きた出来事を話す。
一連の校長の話を聞き終わっても、皆は直感的にも論理的にも納得できないという様子だったが、らぁらだけは

「あたしも同じことがあったら、すごく悲しいと思います」

「でも、あたしの大好きなプリパラは、誰のことも傷つけたりしない!」

と、校長の過去の悲劇に対して共感して涙を流しつつも校長の意見に反論。

「あたし達のライブを見てください!先生の『嫌い』の中の『好き』を、きっと思い出させてみせます!」

その想いを込めたライブをきっかけに校長はプリパラへの愛を取り戻すこととなった。


そしてプリパラが完全解禁されたクリスマスの日、

「Dressing Paféに、やっぱり勝たなきゃダメ?」


らぁらのこの一言をきっかけに、SoLaMi♡SMILEはちょうど正式にチームを結成したばかりのDressing Paféに合同チームを組むことを持ちかける。特に語られてはいないが,大神田校長の過去の話を聞いたことが影響しているのは間違いないだろう。

そして誕生した合同チーム「SoLaMiDressing」は6人での新曲「Realize!!」でライブし大会に見事優勝。パラダイスコーデの一つ「パラダイスシューズ」を入手した。


しかし次の大会、今度もSoLaMiDressingとして6人でパラダイスコーデを狙いライブに望んだが、らぁらの前に何度か現れていた謎のボーカルドール・ファルルがついにプリパラにデビューし、彼女の圧倒的な実力を前にSoLaMiDressingとしても、SoLaMi♡SMILEとしても全く歯が立たず2度の敗北を喫する。


好奇心旺盛なファルルはらぁらに興味を示し、らぁらは彼女にとってはじめての「友達」になろうとプリパラの外を見せたり、ファルルのファンである妹ののんと会ってもらったりとアプローチを重ね、親交を深めていく。
次第に感情を学習していったファルルは、らぁらを大切な友達であると感じ、らぁらもまた、ファルルを大切に思うようになる。
そして最後のステージバトルにて、新曲「Love friend style」を引っ提げSoLaMiDressingはファルルに勝利した。
その後、らぁらが友達の証としてトモチケをパキるとファルルはその特殊な出生のために機能停止し、目覚めなくなってしまう。


責任を感じ落ち込むらぁらはなんとか目覚めさせる方法を考え、みれぃとシオンは「プリズムボイス」に、ファルルを目覚めさせるカギではないかと推論を出した。
プリズムボイスは、人の心の奥にまで届くものだから、ファルルの心の奥に届く可能性はあるのかもしれない。




「あたし、声が大きいって、悩んでいたけど、ライブをして、それでいいんだって思った。」

「新しい友達ができて、ケンカもしたけど、もっともっといい友達になれた。勇気もあげられた。憧れのあの人と、チームも組めた。奇跡だって…!」


「プリパラには、プリズムボイスには、ライブには、力がある!ファルルを目覚めさせる事だって、できるかも!」




らぁらはそれからファルルを救うため、プリズムボイスが安定して発揮できるようソロライブでレベルを上げ、そして後日SoLaMiDressingの6人でファルルカムバックライブに挑む。
コーデはパラダイスコーデ。曲は誰もが知っている課題曲であり、神アイドル・SAINTSの持ち歌「Make it!」。
サイリウムチェンジでついに伝説のパラダイスコーデを光らせることに成功したものの、コーデの輝きはだんだんと失われ、輝きは消失してしまう。
結局ファルルを目覚めさせることは叶わず、らぁらは涙ながらに謝罪するが……




静寂の中、見ていた観客の1人が歌い始めた。それは隣に、その隣へと伝播し会場全体へ、モニター越しにも……その声の集積は、なんとすべてがプリズムボイスであった。
プリズムボイスは特別な才能ではない。それは誰だって強く願えば人の心の奥まで届く声が出せるということ。らぁらのプリズムボイスだけで届かないなら、みんなの声で伝えればいい。


「「ファルル、帰ってきて!」」


みんなのプリズムボイスによってパラダイスコーデは光を取り戻し、ファルルは眠りから覚めて、新たに生まれ変わった。ファルルを加えた7人、否プリパラ全員のライブは成功し一期の物語は大団円へ。
らぁらを呼び水に想いを束ね、「みーんな友達!みーんなアイドル!」というプリパラのテーマを完全に表現しきったと言える。









セカンドシーズンからは小学部6年生に進級。と言っても具体的に何が変わったってわけでもない。
プリパラで新しく解禁となる「プリパラドリームシアター」で行われる新イベント「プリパラドリームパレード」への出場を決意する。

パレードのチームは5人編成なので、まずはシステムにより一時解散状態となったSoLaMi♡SMILEの再結成を目指すが、新しくプリパラに参戦した2人のアイドル、あろまみかんの2人チーム・アロマゲドンの目論見によって再結成が妨害されてしまう。


紆余曲折あってのSoLaMi♡SMILE再結成からは、らぁらはアロマゲドンを引き込んでの5人のドリームチームを組もうと行動する。
あろまとみかんの過去と絆を知りその想いはさらに強くなるが、些細な誤解からあろまとみかんが絶交してしまう。誤解を解こうと奔走するみかんを手伝い、6月6日のあろまの誕生日にて彼女のためのバースデーケーキを製作。2人が和解させることに成功した。このとき5人のチャームが光りSoLaMi♡SMILEとアロマゲドンの合体チーム「そらマゲドン・み」を結成し、ドリームシアターライブを行った。5人チームは1度切りで解散しチームとしてはバラけたものの、現実世界では同じ小学部6年生ということもあってらぁらはその後もあろま、みかんとつるんでいる模様。


ヨーロッパラからやってきたプリンセス特待生の緑風ふわりとは、彼女のパプリカ学園転入前に出会って言葉を交わしている。
成り行きで一緒にグロリア校長のプリンセスレッスンを受けた他、デビューライブに臨む彼女に

「誰かに、自分の気持ちを届けるように歌うといいよ」
「そうすると、いつも以上に力が発揮できるんだよ!」

とアドバイスを送っている。またふわりがプリンセスという役目と自身のやりたいことに悩んでいた時には、思いっきり身体を動かして頭が空っぽになるまで遊ぶことを勧め、Dressing Paféの3人を加えた5人で鬼ごっこに興じた。

その後らぁらはプリンセスをやめることを決心したふわりにDressing Paféと共に一緒に歌うことを頼まれ、紫京院ひびきの刺客「セレブリティ4」の妨害を潜り抜け冒険の末にチャームの導きによってドリームチーム「ドレッシングふらわー」を結成。サマードリームアイドルグランプリにて見事優勝した。


だが後日行われたサマードリームパレードコーデのお披露目ライブの終了後、ひびきが変装した怪盗ジーニアスの手によって5人のコーデが盗まれてしまう。
らぁらの愛する「み~んな友達! み~んなアイドル!」のフレーズを「仲良しごっこ」と否定する彼女から本人の至り知らぬ所で明確な「敵」と認識されたらぁらは敵対関係になっていくが…?


新たに登場したポップアイドル黄木あじみと北条コスモのファッションショー対決の司会を務めたことが縁となり、
オータムドリームアイドルグランプリではみかん、ドロシー、あじみ、コスモの四人と共にドリームチーム「コズミックオムライスダ・ヴィンチ」の一員になる。
ドリームシアターライブの存続をかけたプレッシャーを受けながらも優勝を果たした。

案の定オタドリでも怪盗ジーニアスが現れコーデを盗まれてしまうが、その後ひょんなことがひびきが怪盗ジーニアスであることと突然消えるトリックを掴む。
しかしひびきはそれを見越して正式にプリパラデビューし革命を宣言。みれぃが挑発に乗ったたウィンタードリームアイドルグランプリではひびきの思想に則った天才チームこと「セレパラ歌劇団」とらぁらとみれぃの思想に則った努力チームこと「ふれんど~る」の対決になった。

一度はひびき率いるセレパラ歌劇団に圧倒的な力を見せられた上に活動拠点のプリパラすらも奪われてしまうが、地下パラでしぶとくアイドル活動を続け、みれぃがトップランクに昇格したことでスプドリの参加権を獲得し、リベンジの機会を得る。
この頃になるとひびきの過去などを知ったため、天才チームに行ったそふぃやシオンたちとも合わせて、「ひびきの願望を阻止する」という目標で動くことに。
しかし年齢も思想も何もかも差があるひびきと友達になれるかどうからぁらは不安だった。


セレパラ歌劇団とふれんど~るの再戦であり、なおかつ四季のプリンセスの座を賭けた個人戦となったスプリングドリームアイドルグランプリは、鐘を巡ってのレースとなり、ひびきが先行し他が追いかける構図となった。
上ではそふぃやシオンがひびきと渡り合い、アロマゲドン組が間を抜こうとする一進一退の攻防が繰り広げられる中、悩みを抱えるらぁらとファルルは出遅れて最後尾。早く追いかけようとするらぁらに、ひびきの目的を知りながらも立ち位置に悩むファルルはどうすればいいのか相談してきた。

その頃上ではひびきがそふぃやシオンを振り切っており、シオンはちょうどらぁら達のいるところまで落ちてきた。
ひびきを見捨てるわけにはいかないと再度上昇するシオンを見たらぁらはファルルの手を引いて更に上を目指す。


そしてひびきは伝説のプラチナエアリーを出現させる。
その後ろからファルルもプラチナエアリーを出して追いつき、ひびきを必死に止めようとしたが、綺麗にあしらわれ、らぁらのところまで落ちてきてしまった。

迷いを振り切ったファルルにひびきを止めることを託されたらぁらはゴールドエアリーのままで必死に食らいつく。

「ファルルは友達だ!友達の友達は友達だ!」


「あたしはプリパラで、悲しいことなんて起こさせない!」

「悲しい想いなんてさせたくない!ひびきさん!あなたにも!」


しかしひびきの強い意思に跳ね返され、諸共吹き飛ばされてしまう。

そこにチームの垣根を越えて仲間たちが集まり、全ての望みををらぁらに託して、再び空へ送り出した。


「「行け!らぁら!」」


「かしこまぁ!」




「それは、ひびきさんが、あたしの友達だから!」

「だってだって、『みーんな友達!みーんなアイドル!』なんだもん!!


「ファイナルエアリー!!」


ファイナルエアリーを出現させたらぁらはミリ差でひびきを追い抜き鐘を鳴らす。
ひびき自身の設定したルールによりスプドリの鐘を鳴らしたものがそのまま四季のプリンセスになるため、四季のプリンセスは自動的にらぁらになり、ここにひびきの願望は潰えた。

ひびきの度重なるシステム改変によるプリパラ存続の危機も仲間たちと乗り越え、ひびきとも和解。二期の物語も大団円となった。





3rdシーズンではいつの間にかトップアイドルにランクアップ。プリパラに入る途中で出会ったプリパラが初めての女の子プリズム初心者狩りプリパラを案内するなどその人たらしぶりスタンスは相変わらず。

プリパラが神アイドルシステムへ改修された日、急に謎の赤ちゃん、ジュルルの面倒を見ることになった。お前がママになるんだよ!
当初はのん以外誰にも気づかれなかった上にそののんの忠告もあって頼れる相手が殆どおらず癇癪を起こした事もあったが、迷子になったジュルルを助けた事で神アイドルチャレンジライブを最初に発動しスーパーサイリウムコーデを手に入れる。
この際ジュルルの正体がプリパラの神ジュリィと知っためが兄ぃに問い詰められ、仲間やめが姉ぇにもジュルルの存在を明かした。


第一回神アイドルグランプリでは新参の「TRiANGLE」を下しDressing Paféと同着優勝を飾る。
破れたTRiANGLEがのんの一人三役と知り、のんのプリパラデビューを知ってからはのんとの姉妹デュエットも望むようになるが当ののんからは「ライバル」ということで聞く耳を持たれていない。

ちなみに例のカオス回では皆が多かれ少なかれキャラ崩壊する中でらぁらだけはイケメンキャラに順応していた。物真似ができることもあってかキャラを合わせるのは妹と同じくかなり得意な様子。


半ば強制的に押し付けられる形になったジュルルだが、話が進むにつれて本当の親子のような関係になっていく。
しかしジュルル/ジュリィには避けられない運命が待っていた。
それを知ったらぁらは

「たってそうでしょ、ママは子供を守るのが仕事だもん!」

「あたし、ジュルルを助ける!」


めが兄ぃによれば、神アイドルになれば奇跡を起こせるかもしれないという。

ここから、らぁらにとっての神アイドルの意味合いが少し変わってくる。
アイドルとしての最大の目標であるのは変わらない。しかしそれ以上に、らぁらはジュルルのママとして、彼女を救うべく神アイドルになる必要がある。
その想いは他の誰よりも強いが、しかしそれだけで神アイドルになれる訳ではない。


運命のファイナル、らぁら達SoLaMi♡SMILEは神アイドルを目指して強敵に立ち向かう。


3rdシーズンラストで校長からパパラ宿への異動を命じられ、4thシーズンの「アイドルタイムプリパラ」ではまだ未熟なパパラ宿のプリパラを発展させる役目を担うことに。

パパラ宿は諸般の事情でプリパラそのものへの風当たりが強い上にアイドルも男子のものとされた世界。おまけにプリチケが曲がったためにバグでライブ時以外アイドル「らぁら」になれず、有名アイドルとして人を集めることも容易ではなくなってしまった。

逆風の中、新しい相棒のゆいとともに時には土木作業体を張りつつ発展に奔走。
一時はプリパラ閉鎖のピンチまで追い込まれるが、みれぃの助言を受けてからはパパラ宿内でもプリパラの知名度が向上していく。そしてパパラ宿内初のグランプリをなんとか成功させてからは加速度的に発展していき、無事にお役御免かと思いきや今度はパパラ宿に長らく巣食う隠された問題に立ち向かうことになる。


アイドルランドプリパラでは再びパラ宿に帰ってきている。アイパラから4年経ったがやっぱり学年は不動だった。


◆交友関係

南みれぃ

らぁらがプリパラで出会ったはじめてのアイドル。パプリカ学園風紀委員長にしてプリパラのポップアイドル。
後に正式にコンビになり、更にそふぃを加えて「SoLaMi♡SMILE」を結成した。
学年の差から先輩と後輩関係だがプリパラ内・時には現実世界でも対等の友達としてかかわる場合はお互いに呼び捨て。
らぁらとの絆はプリパラアイドルでも特に強いようで、どちらかと言うとらぁらがナチュラルに「みれぃ大好き」と言ってたりするが、41話ではみれぃかららぁらへの愛情も強くうかがえる。


「でもあたし、ステージで歌ったことなんてないし、ダンスだって…」

「プリパラは好きぷり?」

「うん」

「じゃあ大丈夫、できるぷり!」


「みんなはアイドルの歌を待っているぷり!」

世界中に向かって届くように、思いっきり歌うぷり!」

「ここではすべての女の子に、それが許されているぷり!」

「思いっきり、許されている…」

1話における上記のやり取りはらぁらの中に強く根付いているようであり、時折らぁらは「世界中に届くように」のフレーズを口にしている。
らぁらと出会う前までは厳しさが空回りしてチームを組むことが出来なかった経緯から、みれぃにとってのらぁらは一際特別な思い入れがある相方であり、プリパラの内外で先輩と後輩、チームメイト同士として時に厳しく、時に優しく、助け合う間柄である。

一方で風紀委員としては容赦なく仕事をしており、らぁらの校則違反に対して貼り付けていた校則違反チケットは1期中盤で200枚に達しており、わざとやってるんじゃないのか南委員長が事有るごとに校則を口にしつつチケットを叩きつけるのはプリパラでもお約束扱い。2ndシーズン以降直接の描写は減ったが、校則違反チケットの数字自体は回を追うごとにグングン増えており、アイパラ4話の時点でその枚数は555枚に達した。

ただし、らぁらが親友であるなおとのトラブルで思い悩んだ時にはいつものように違反チケットを叩きつけつつ校則違反ならぬ「アイドル違反」として叱咤激励するなど、根本にはらぁらを想っての行動が随所に垣間見える。

らぁらがデビューして一年経った現在でもなお、最も一番近くに居たアイドルとして強い信頼関係で結ばれている。
アイパラではみれぃは「大親友」とまで言っている。なお、この時友情違反として556枚目のチケットを叩きつけている


北条そふぃ

同じチームに所属し一歩抜けた実力でライブをリードする実力派アイドル。
彼女とチームを組むことが第1クールにおけるらぁらの目標であり、そのために奔走していた。
格好良いクールな天才アイドルの裏で、レッドフラッシュ(梅干し)切れを起こすとダメダメになってしまう自身の真の姿にコンプレックスを持っていたそふぃに対し、らぁらは

「どちらのそふぃさんも好きです! 梅干しピザのお客さんはなんだかカワイイし、そふぃさんはカッコいいし。それに、どっちもホントのそふぃさんなんでしょ?」

と否定するどころか全て肯定し、結果的にそふぃの二面性両方を受け入れた最初の人物となった。
SoLaMi♡SMILE結成を機に「どんなにダメダメでも自分一人の力でやり遂げることに挑戦する」ことを学んだそふぃにとって、らぁらは自らを籠の中から飛び立たせてくれた大切な友人の一人。
親交を深める為に最年長ながらファーストネームで呼び合うことを提案したり、新しいパフォーマンスを考えた際に「宙返りをやってみたい」と希望し、全く得意ではないタイヤ引きで足腰を鍛えようとするなどどんどんと新しいことに挑戦しているそふぃの根底には「友達が一緒だから諦めない」という強い想いが有り、らぁらとの出会いは結果的にそふぃを「努力する天才」へと成長させたと言える。


真中のん

らぁらの妹。
プリパラ内で一番好きなアイドルはファルルだが、姉のことは別腹で応援している。
怪盗ジーニアスの予告を受け珍しく弱気になっていた姉を激励したのも彼女である。
そんな彼女にも「いつかプリパラのトップアイドルになった姉を超える」という密かな野望がある。
3rdシーズンで遂にプリチケが届いたことで周りには全てを伏せた上で一人三役のアイドルTRiANGLEとしてSoLaMi♡SMILEに挑戦するもあえなく敗北。それどころかガバにより一人三役とのんが正体であることがバレてしまう。
以後は「のん」としての活動が中心となり、アイドルとしても一からやり直し。チームも新たに「Nonsugar」を結成し再選の機会をうかがっている。
アイドルとしての姉は対等のライバルとして見ており姉妹デュエットも頑なに断っていたが、らぁらの誕生日の際には姉の全力に気圧され「今日だけは一緒にライブしてあげる」とデュエットを行っている。


ドロシー・ウェスト

ドロシーからは当初みれぃのついでに倒すべき相手とされていたが、対戦を重ねるにつれ仲良くなった。
らぁらのデビュー一周年のドッキリ企画の時には突然現れた怪物(中身はクマとウサギとネコ)かららぁらを庇って「ここはボクに任せて先に行け」をやったり、4回のグランプリ全てで一緒のドリームチームに所属し、プリパラポリスの主戦力として白玉みかんと三人組でチームを組んでいるなど、セカンドシーズンからは一緒に行動する機会が増えている。
ドロシーの皮肉や憎まれ口を当のらぁらが意味を理解出来なかったり天然ボケ的に聞き間違えたりする為に成立せず、仕方なくドロシーがツッコミに回ったり、何故か年上のドロシー(中2)の我儘を年下のらぁら(小6)が諌める形になるなど、年齢不相応なやり取りが頻発している。というか途中からはほぼ同学年の友人みたいな扱いに。
そんなドロシーだが、自宅のお好み焼き屋がらぁらの家であるイタリア料理店との料理対決を行った際には、観客の心情を細かく拾って対応しているらぁらの姿に、
「らぁらが動き出したら、みんなの笑顔が広がった」
「あの子、本当は誰よりもアイドルの才能を持っているんじゃ…」
と言った感情を抱いており、ライバルとしては早い段階かららぁらのアイドル的な長所を察しており一目置いている様子。
実際、SoLaMi♡SMILEが合同チームでのライブを行う提案を持ちかけてきた時、らぁらに対して真っ先に快諾したのもドロシーだった。


レオナ・ウェスト

目立たないが地味に関わりが多い。
風邪を引いて世話して貰っている時に何の抵抗もなく服を脱がせて貰おうとしてたり(流石にシオンとみれぃが止めた)、小学生故に恋愛方面には疎いらぁらに恋愛関係のネタを説明したり実演したりするのは大体レオナだし、31話やアイパラ12話でらぁらが近くにいることに最初に気づいたりしている。


ファルル

ファーストシーズン最終クールのキーパーソン。
彼女にとってらぁらは最初にして最高の友達である。
らぁらと同じプリズムボイスだが、らぁらのそれより安定して発揮され、その他の能力もハイレベル。
頭一つ分ほどファルルの方が背が高い。


坂上栄子

らぁらのファン第一号。どんな時空でもこれは不変の出来事らしい。
2話最終回でトモチケを交換した相手のうちの一人であり、アイドル「らぁら」を真に誕生させた功労者だったりする。
仲間が増えてからは出番は減ったが、その後も要所要所で登場する。
本編内では互いに面識がないはずだが、なおと一緒にいることが多い。


愛媛なお

物語が始まる以前からのらぁらの親友でクラスメイト。かつてプリパラ関係で喧嘩になったが後に仲直りしている。
誕生日がらぁらと同じ11月20日であり、毎年毎年誕生日は一緒に祝う習慣がある。らぁらのトレードマークとでも言うべき赤いリボンは毎年なおが自作して誕生日にプレゼントしているもの。一方のらぁらも毎年自作パラカッパのぬいぐるみをなおにプレゼントしている。
プリパラチェンジするとパラカッパの着ぐるみ姿髪型がツインテールに変化する。
本編内でライブすることは少ないが立場上かなり優遇されており、二期では誕生日回に合わせてCGモデルまで作られていたり。


白玉みかん黒須あろま

アロマゲドンの二人。
二人の構想していたドリームチームのメンバーにらぁらが含まれており、何度かアプローチをされるも断っていた。
プリパラ外の姿が同学年でクラスが隣と判明し、幾度かの交流を経た後は三人揃って行動している様子も描かれており仲は良い。
みかんとは「コズミックオムライスダ・ヴィンチ」で一回、あろまとは「ふれんど~る(ウィンドリ)」で一回、二人揃ってならば「そらマゲドン・み」、「ふれんど~る(スプドリ、ドリパレ)」でドリームチームを結成している。


紫京院ひびき

あらゆる考えがらぁらと正反対なカリスマアイドル。
2ndシーズンでは向こうから明確に「敵」として認定され、当のらぁらも珍しく「友達」になれるか不安を感じていた。
紆余曲折を経て和解した後も若干距離を置いた付き合いをしており、周りを友達に囲まれているらぁらにしては珍しい存在となっている。


ジュルル/ジュリィ

らぁらの「子供」。
慣れない子育てに癇癪を起こしたりしたこともあったが、話が進むと人に預けるだけで不安になったり、誰よりもジュルルの成長を喜んだりと本当の親子のように親しくなっていった。
それだけに彼女の運命を知った時は誰よりもショックを受け、誰よりもジュルルを救おうという強い決意をすることになった。


夢川ゆい

アイパラでの相棒。当初は例によってらぁらがSoLaMi♡SMILEのらぁらと同一人物と気づかなかったが判明してからは同級生の友達兼アイドルとしての先輩として慕われるようになる。
らぁらにとってもアロマゲドンの2人に続く同級生の友人であり、なおかつ二人はルームメイトでもあるため、みれぃとほぼ同じくらい仲が良い。W主人公であったためか、近年はみれぃ以上に一緒に登場する機会が多いかも。
性格も似ておりゆいの行動にらぁらが乗っかることも多いが、一方でゆいが暴走気味な時にはらぁらがツッコミに回ることも多い。



くるみちゃん

小説版プリパラで登場。小学1年生時の友達で、この歳でバイオリンのコンクールの優勝者。海外留学の為に開かれたお別れ会で、らぁらは彼女の為に歌を歌ってあげた。
泣き顔だった彼女を笑顔にできたことが、らぁらが神アイドルを目指すきっかけの一つになった。


春音あいら
上葉みあ
彩瀬なる

過去のシリーズを支えてきた偉大なる先輩たち。放送開始前に1クールだけ放送したオールスターセレクションにで共演した。
またらぁらの憧れる伝説の神アイドル、SAINTSは彼女たちにそっくりなシルエットをしているが各作品の主人公ではなくあくまで並行世界の別人らしい。


キラッとプリ☆チャンでのらぁら
プリティーシリーズ10周年記念回の118話に登場。この時はライブシーンでゆいとともに登場しただけで本筋には絡まなかった。

かしクマっ!

と思ったら1ヶ月後の122話でこんな事を言う、見た目がクマなゆいのマスコットが登場。ノンクレジットだがどう聞いても声はらぁらのそれだった。


かしこまっ!らぁらだよ!!

そして145話で本当にらぁらがスターシステムで登場していた事が判明。
そもそもあり方が普通の人間ではなくなったためか、性格にはあまり変化がないが、「友達」との関係性に悩むというらしくない姿を見せていたり。

マスコット形態だとクマだが、プチマスコット形態になるとプリパラ外らぁらをそのまま小さくしたものに、アイドルマスコット形態ではアイドルらぁらの姿になる。トレードマークのリボンはアイドルらぁらのときだけ、色違いのものを身に着けている。


◆余談
普段は健気でかわいい少女として描かれているが、一方で天然な性格からか、はたまた素が小学生だからかバラドル的な役回りをすることも多い。
天然からボケまくるのは日常茶飯事で、劇場版でシオンと組んだ時はひたすらボケ続けて遂にシオンはツッコミを放棄した。グロササイズを受けた際はレオナからの差し入れに手を伸ばした際にあられもないM字開脚で強制退場させられたりとサービスなのかイメージ崩壊なのかよくわからないカオスぶり。
他にもヤギの真似で紙を食べようとしてたり、美術の授業で「かしこま」とだけ書いてたり、制服にハマグリを付けて登校したり(しかも1日中そのまま)、どっかの美術教師ばりの神出鬼没ぶりでのんに体当たり(物理)なアピールをしまくったりとプリパラ特有の奇行に走ることも。
アイパラではゆいの暴走に乗っかって同い年の後輩アイドルに叱られる羽目に。これでも大物アイドルです

一方で周りがさらにボケまくったり奇行を連発しまくると逆にツッコミに回る。ボケもツッコミもこなせるバラドル適正の高さ


2ndシーズンでは進級したが、その後はサザエさん時空に突入し永遠の小学6年生である。
これは他のメンバーも一緒なのだが、らぁらに関しては殊更に強調されることが多く、シーズンはじめでは必要以上に「小学6年生!!!!」と自己紹介することが恒例行事になっている。
そしてまさかこのループが後々の展開と繋がるとは誰も思わなかった。


主人公でありながらソロライブが少ない。全部で200話近くあるプリパラ(+アイパラ)の本編内でらぁらがソロライブをしたのは7話のみ。そのうち5話はソロライブをせざるを得なかったアイパラであり、しかもライブで使用した曲はいずれも複数人の曲のカバーだったりアレンジ版で、本編中で披露されたカバーやアレンジでないソロ曲は71話EDの「ThankYou ♥ Birthday」だけである。
その分デュエットやチームでのライブ回数は非常に多く、組んでない人を探すほうが早い。これもある意味「み~んな友達!み~んなアイドル!」を体現するらぁらを象徴する要素と言えるかもしれない。


中の人を務める茜屋日海夏氏は東北きりたんの声もやっているが、この度きりたんの方で『NEUTRINO』による歌声エンジンが発表された。「AIきりたん」とも言われるものだが、プリパラ的には「ボーカルドールらぁら」とも言えるかもしれない。事実発表から各所でらぁらカバーという体で様々な曲を歌わせた動画が投稿されている。
現実の話なので当然作中のらぁらは預かり知らぬことだが、ひびきの願望を先に達成してしまったとも言える


また、茜屋氏はプリチャンでは金森まりあ役を務めているが、上述の通りらぁらもスターシステムで登場している。
とはいえ、ややこしいことになるためか、二人が一緒に出ることは少なかったり。
クレジットの優先順位は特殊で、基本的にはまりあでクレジットされるが、らぁらのほうが明らかに出番が多い時はそちらでクレジットされる。そしてとある回では両方でクレジットされた。



み~んな追記!み~んな修正!かしこま!

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最終更新:2024年03月17日 09:56