登録日:2023/09/13 Thu 23:59:26
更新日:2025/04/09 Wed 15:19:50
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ラングリッサーⅡは、戦略シミュレーションRPGのメガドライブおよびPC版で発売されたラングリッサーシリーズの二作目であり、
ラングリッサーの200年後が舞台となっている作品である。
Ⅱになってもゲーム内容等については概ね前作と同じだが、メインシナリオが長くなり隠しシナリオも用意された他、傭兵は最大6隊にまで減っており、各傭兵には料金が設定されている。
ヴォルコフでディゴス倒せたので残念でもなく当然ではあるが
そしてデア・
ラングリッサーはメインストーリーを21面へ短縮しつつマルチエンディングにされたリメイク作であり、ファンの間ではⅡといったら前者の方を指す。
PS版以降はⅡを冠しているが中身はデアなので、Ⅱとして話すと怒られるので注意。
ただしマルチエンディングだけあって実際に収録されているのは計70面以上にも上る。
デアは大元のシステムは変わっておらず多くのセリフと
BGMがそのまま使われているが、出撃準備画面がよりわかりやすくなったなど仕様の変更も多々ある。
特に大きいのはクラスや傭兵で、Ⅱはほぼどのクラスでも魔法が覚えられたのに対してデアは神官や魔術師など魔法職系に進まないと殆ど覚えられなくなり、前衛と後衛ではっきりと別れる形になった。
テレポートがエージェント以外の一部隠しクラスで使えるようになったこともあり、特定の魔法が使えるかどうかでキャラの強弱が決まってしまっている。
またマジックナイト系列は実質廃止となり、グランナイトのみ残ったもののⅡでは敵専用かつナイトマスターの下位互換ぐらいの位置にいる。
傭兵は種類やステータスが増減し、混成が不可能になった。一方で敵は混成部隊を率いていることもある。ずるい。
あらすじ
大陸のいたる所で小さな戦争が起こっては消え、また起こる、争いの絶えぬ時代。
旅の若者エルウィンは、旅の途中で出会った見習い魔術師のヘインととともに、気ままな旅を続けていた。
やがてサルラス領へ入り、ある小さな村にさしかかった時、宿に泊まり旅の疲れを癒そうとヘインに薦められる。
その村はヘインが生まれ育った場所で、人々も優しく静かで平和であった。
しかしある日のこと、彼のとまる宿に、村外れに住む少女リアナを目当てに
レイガルド帝国の兵団が攻め込んできたと血相をかえてヘインが飛び込んできたのだ。
そしてエルウィンはリアナを守るための戦いの中で、自身が光輝の末裔としての宿命を背負っていると知り、その運命に身を投じるのである。
キャラ解説
独立軍
固有の傭兵は飛兵がハーピー・グリフォン、騎兵がトルーパー・ドラグーンと攻撃力は高いが魔法耐性に難がある。
本作の主人公で、あてのない旅をしていると話す旅の青年。
Ⅱでの初期クラスはファイターだが、デアはキャラメイクにより変更できる。
おすすめは機動力が高く最初からレアードを倒すことも可能なホークナイトか、固有クラスで優秀な魔法を覚える上にバグ技も使えるビショップ。グラディエーターは浪漫。
ナイトにしていればレオンさえも倒すことが出来たりする。
デアのクラスチェンジは歩兵・騎兵が中心の前衛型、隠しクラスはヒーローとロイヤルガード、デアは更にキングが追加される。
光輝ルートでは主にレオン対策でファランクスを早期に使えるハイロード→ジェネラルルートがお勧め。
旅の途中でヘインの故郷の村に寄ったところから物語が始まる。
実は魔族に養父を殺されており、その敵討ちのために旅をしている。
ティアラは前作主人公のレディンがつけていたもので、彼自身が光輝の末裔ということを象徴するもの。
性格はいわゆる熱血漢なのだが、リアナのことになるとやや平静さを欠く場面があり、序盤はリアナが攻撃されるとリアナを守るよう指示を出したりする。リアナの部隊は倒してみろくらいに堅いのだが
最終的には放浪癖が染みついてしまったようで、エンディング後はリアナと結ばれて共に旅に出てしまう。
しかし旅先での戦争を和解によって解決するなど、彼なりに平和な世界の実現を目指している。
以下はデアの別ルート
確かに、この世界に真の平和をもたらすためには、強力な力を持った国が必要だ。
みんな…ここでお別れだ、俺はレオンと行くよ。
力による統一こそ世の中を早く平和にできると考え、仲間と別れ帝国のために力を尽くす。
当然光輝ルートの仲間からは散々に言われる。
降伏すれば命だけは助けてやるなどと、悪役然とした言い回しも出る。
統一を為しとげ光竜近衛騎士団を率いることとなるが、変わらず小さな戦乱が耐えずそれを武力で抑え続けるという世の中に、自分の選択が本当に正しかったのかという疑問を抱く。
無限の力を持つというラングリッサーを手にして気が大きくなったのか、帝国をも裏切ると言い出した。
当然ながらこの時ジェシカとレオンの双方から呆れられている。
更にヘイン・ロウガと共に3人で帝国攻めをして「やっぱ数が少ないとキツい」など言い出した際、ラングリッサーを目当てにした闇の勢力から協力を受け、そのままボーゼルに付き従い戦う。
そして帝国・光輝の両方から再三の忠告を受けながらも無視してボーゼルに付き従い続け、人間の世界を治める王となる。
光の女神ルシリスをも倒したためラングリッサーの加護は失われたが、圧倒的な力で魔族に対抗しようとした反乱軍を殲滅したという。
なお、エンディングのムービーは発注ミスがそのままになったものであり、他のエンディングはたわし原先生が死ぬ気でやってなんとか納期に間に合わせたもののこれだけは間に合わなかった。先生お疲れ様です。
宣伝ポスターの無断差し替えも合わさったことで、先生にメサイヤへの不信感を抱かせている。
そのミスした連中が今ラングリッサーの版権持ってるのはどういうことなのだろうか
光輝の末裔の使命なんて俺には関係ない。
ボーゼルだって倒した!
俺は自分の力で、この世界から戦いを無くしてみせる!
アルハザードが真の力を解放したことにラングリッサーが共鳴したことで真の力を解放し、更にボーゼルが儀式で疲れているのを見て、手を切るにはいい機会だと殺害した。
その後ボーゼルの洗脳が解けたリアナとラーナに説得されるも、その異見を受け入れないばかりか失せろとまで言い放つ。
ついでにボーゼル諸共敗北した帝国や天界まで逃げた光輝の末裔を執拗に追撃して光の女神ルシリスに至るまで全てを倒し、神などに左右されない人間と魔族が共存する世界を作ることを宣言する。
こうして聖魔剣の両方を手にし王となり大陸を統一したエルウィンだが、共に戦ってきた仲間とは主君と臣下という間柄になったためか孤独感に苛まれる。
そして最終面でリアナを倒した場合はかつて自分が愛したリアナの幻を見、リアナを倒さなかった場合は彼女が孤児院を経営していたことを知って匿名で多額の寄付を行っている。
・・・・なぜ・・人は争うのだろう・・・・。
もうわからない・・・・。
何が正しいのか・・・・。
何が間違っているのか・・・・。
SSで追加された更なるルート。闇ルートではルシリスから正気と狂気の狭間にいると言われたが、更に狂気に振れた形である。
度重なる裏切りに対し裏切りと正論で返され、歯向かう者はみな殺し、庇ってくれた者もみな死んだ。
そして彼の問いに答えられる人物は最終的に誰一人として残らなかった。誰一人として・・・
ゾルムとモーガンは生きてるかもしれないが、脳筋と狂人からまともな答えが返ってくるとは思えない
過去にエルウィンに命を救われ、それ以来共に旅をしている魔術師の青年。
普通の親友ポジの青年といったところで、Ⅱや光輝ルートではシェリーと漫才を繰り広げたりする。
一方でそれ以外のルートではエルウィンに流されるままとりあえずやることをやるといった感じになっている。
Ⅳの隠し面でゲスト出演した時の会話によると、バッドエンドでグレーターデーモンの召喚に失敗しどこか異世界に飛ばされたことが正史な模様。
クラスチェンジはⅡ・デア共に魔術師系が中心。
隠しクラスのウィザードでテレポートが覚えられるのが強みだが、それまで一本道の純粋魔術師なので
回復魔法に手を伸ばせないのが難点。
デアにのみ登場する新キャラ。ベルンハルトの没絵の流用だったりする。
故郷を追い出されるような形で行方不明になってしまった妹を探し旅をしている。
共通ルートの序盤で仲間になるが最初の分岐ポイントで帝国軍に移籍、光輝軍とは敵対することになる。
歴戦の傭兵という肩書きに偽りはなく、最初はエルウィンよりも先を行く強さを持つ。
そのせいでエルウィンに対してもやや尊大な口調が目立つが、やがてエルウィンに覇者としての器を見出し認めてくれるようになる。
初期クラスはグラディエーターで、敵としてのクラスはハイマスター。
クラスチェンジは完全な前衛型だが、初期傭兵のバーバリアンが弱すぎるという大きな欠点がある。
戦闘アニメがその場から動かずに衝撃波で攻撃するというものであるため、同格~少し格上程度の敵なら無傷~少ないダメージでやり過ごせることが多い。
前線に置くと傭兵の生存ボーナスが減るので傭兵は安全な場所に置いといてロウガが頑張るという形になるが、そのせいでレベルアップも遅くなりがち。
とはいえ、1回クラスチェンジしてしまえば並み程度の性能のソルジャーもしくはランサーを雇えるようになり、傭兵を戦わせることもある程度は可能になる。
隠しクラスは2つあるが、両方とも下側なので最初のクラスチェンジは実質アサシン一択。
そこからはソードマンかハイロードに派生するが、ハイロードがお勧め。ハイロードで防御力の高いファランクスとヒール1を使用できるようになり、ハイロード経由なら隠しクラスをどちらも狙える。
隠し面に寄ることで弓とアサルトスーツが手に入り、2段階目のアサシンで拾った弓、3段階目のハイロードでアサルトスーツを装備することにより、高いステータスと安全な攻撃方法を手にできる。
アサルトスーツはハイロードの時、弓はアサシンもしくはレンジャーの時しか装備できない(装備したままクラスチェンジすればそのまま持ち越せる)ので注意。
ただし、弓を装備している時は移動力にペナルティがかかるので鈍足になる。またレンジャー以降は指揮範囲が原則0となり、傭兵の戦闘力に一切のボーナスがかからないため傭兵が大幅に弱体化してしまう。ネックレスで指揮範囲を上げれば1にはなるが、それでも隣接したマスのみ有効と非常に限定的。ただ、レンジャーになるとロングボウより更に強力な弓アーバレストを使えるようになるため、遠距離攻撃主体なら強い。
一方、ジェネラルからもう一つの隠しクラスのエンペラーになれる。味方で唯一エンペラーになれるのはやはり上述の没絵だった名残と言えるが、あちらのようにロイヤルランサーを雇ったりヒール2やメテオを覚えたりはできないので期待しているとかなり落胆させられる。しかし物理クラスとして最高峰の一角(攻撃方法がジェネラル系の突進からソードマスター系の衝撃波になる)なので純粋な戦闘力を極めたいなら。
光輝の勢力
カルザス王国を中心とした反帝国勢力で、光輝の末裔とその使命を果たそうとする者をサポートする者たち。
固有兵種は飛兵にフェアリー・エンジェル、騎兵にトルーパー・ドラグーンがある。
エンジェルはあらゆる魔法を一切通さない反面攻撃力はグリフォンに比べ低く、器用貧乏な一面がある。
味方としてはヌルゲーだが、敵としては基本的に弱い。
本作のヒロイン。
Ⅱでは序盤に離脱してしまうため、やや影が薄い。
デアだと光輝ルート以外ではその恋心が叶うことはないが、離脱の時期が中盤まで引き延ばされているため長く活躍できる。
闇ルートでも洗脳されたおかげで仲間になってくれるが、独立ルートでは戦うためにルシリスに記憶を操作してもらうものの結局解けてしまう。
クラスチェンジは神官系が中心の後衛型で、Ⅱではテレポートを覚えられる唯一のクラスであるエージェントになれるのが特徴。
デアの場合は召喚と両立でき、戦闘面でも頼れるようになった上にとあるバグの対象にもなる。
放浪癖がある姫様。
Ⅱでは顔を隠して登場する。
顔隠して尻隠さず
同属のにおいを感じ取ったかエルウィンには恋心を抱いているが、どのルートでも叶うことはない負けヒロイン。ある意味最も不遇。
嫌いなものは筋肉のムキムキとゲルのぷにぷに。尻の方が
スライムよりぷにぷにしてそうなんですが。
初期クラスはⅡがファイター、デアがホークナイトで敵として現れた場合はドラゴンナイト→セージ→プリンセスと弱体化が著しい。
Ⅱ・デア共に隠しクラスが多い上に、固有クラスとしてユニコーンナイトがある。女尊男卑の典型である
クラスチェンジは前衛型だが選択肢が多いため、やり込めば万能にできる。
放浪癖のあるシェリーに代わりカルザス城を守護するお目付け役にして指揮官。
敵に回った場合、カルザス城の陥落時に死亡する。
初期クラスはシェリーと同じで、敵として現れた場合も同様ドラゴンナイトから始まるがその次はきちんと
ドラゴンロードとなっている。
攻撃的な飛兵がメインながらボーナスがD+修正に偏っているため、突破力を欠く。
クラスチェンジは完全な前衛型だが、隠しクラス狙いならロードでヒール1を拾うかサーペンナイトでバリスタを取るかの二択。
唯一飛行系の隠しクラスを持ち、
ドラゴンロードからドラゴンマスターにクラスチェンジできる。
元海賊で、ジェシカの弟子。
海賊時代にジェシカに命を救われたようで、弟子として魔術を学びながら転生したジェシカを守っている。
Ⅱの初期クラスは水兵系のクロコナイトで、デアでも撤退時にワニに自由を告げるのはこのためである。
魔術師系の隠しクラスにはルーンストーンなしには行けない、実はこれでもマシな方。
デアだとキースと親友という設定になり、敵に回すと実は高所恐怖症であることやエグベルトの年齢について言及するなど、
裏設定を語ることが多い。
だが弱体化が酷く、魔術師系が完全に消されていて弟子として何を学んでいるのかわからないレベルである。
そりゃエグベルトも愛想を尽かすわ
隠しクラスに行く過程にはバリスタが使えるサーペンナイトと便利なドラゴンナイトの二択があり、悩ましい。
また、敵の場合のみサンダーを使う。味方の時に使え。
Ⅱは村、デアだと砦を守っている老剣士であり、シェリーの剣の師匠でもある。
Ⅱでは兄貴を相手に筋肉を見せつけるなどの活躍をしているが、デアだと登場時期が後ろ倒しにされている影響で筋肉の神殿で彼の肉体を拝むことは出来ない。
帝国ルートでは
ラングリッサーを手にしようと先を急ぐ帝国軍に立ち塞がったり、サルラスへの攻撃をいち早く察知して援軍を送るなど頭がきれる描写もあるが、その次のマップで死亡する。
独立軍ルートだとハブられているという可哀想な老人。
初期クラスはⅡ、デア共にファイターで、敵として現れた場合はハイロード→ソードマスター→ヒーローとなるが、所詮ご老体なので大して強くない。
クラスチェンジは歩兵系が中心だが、やり込めばシェリーほどではないが万能になる。
デアでは老齢でこれ以上の戦闘は難しいと判断し、ラーナと入れ替わりで途中離脱してしまう。しかしルートによってはラーナの加入を断って彼を最後まで連れていく選択肢もある。
隠しクラスは歩兵系のヒーローと軽装備のハイマスターがあるが、上記の途中離脱のせいで隠しクラスまで育てることは難しい。
ヒーローならオーソドックスな歩兵になるが、弓を装備できるハイマスターも面白い運用。ただしハイマスターは原則指揮範囲が0のため、傭兵で戦うことはほとんどできなくなる。
サルラス領主ローレンの養子。養子なので
ラングリッサーは装備できない。
生真面目で序盤に役立つアドバイスをしてくれるが、すぐに離脱し光輝ルートではその後鍛え直して戻ってくれる。
クラスチェンジは完全な前衛型だが、Ⅱは騎兵の種類が豊富なので万能型。
だがデア以降は前衛型一辺倒。初期クラスがナイトなので序盤のみ役立ちはするものの、その後が酷い。
ヒール1を取って隠しクラスに向かうと最弱クラスのソードマンになってしまうという厄介なお荷物。隠しクラスもロイヤルガードのみ。
これの何が悪いのかというと、ソードマンで雇えるバンディッドは防御面が異常なほど脆く、さりとてドラグーンが雇えたところで青竜騎士団(特にレオン)の足元にも及ばず蹴散らされる。
隠しクラスに行かないルートでファランクスを揃えても、やはりレオンに一蹴される。要するに何をさせても微妙なのである。
隠しクラスのない歩兵ルートで進み、雑魚散らしとして運用するのが一番かもしれない。ボス級の敵は無理せずに他の味方に任せよう。
敵としてのクラスはハイランダーで、父ローレン共々皆殺しにされサルラス領は滅亡する。
闇陣営では洗脳を受け、ダークプリンセスとなっていた。
洗脳されている間は感情的な面も目立つが、洗脳が解けてからは理知的な面が見える。
ボーゼルが帝国と手を組んだものの帝国内ではあまり良く思われておらず、そんな中でレオンには優しく扱ってもらえたため淡い恋心を抱いている。
光輝ルートにおいてはレオンと戦うことに悩む場面があり、青竜騎士団と決着をつけるマップではレオンに近づくと会話イベントが発生する。(会話だけで特に展開に変更はない)
初期クラスはシスターで、敵としてのクラスはエージェント。
後衛型だが隠しクラスが3つもあり、参戦期間は短いが万能になれる。
デアにおいても隠しクラスは3つあり、ヘインやリアナと並ぶ魔法のプロとして扱える。
今回は敵としてはウィザードになるようになり、一緒に登場することが多いジェシカと共に遠距離からメテオを連発してくる難敵。
女神ルシリスの化身として光輝の末裔を導く役目を負う、永い時を生きる大魔術師。Ⅱでのみ仲間になる。
ノーパンかどうかは不明
筋肉の神殿では何なのこれ…と素で漏らしており、普通に困惑している。
レスターを助けたためかは不明だが、ボーゼルの復活周期を把握していたであろうにも関わらずうっかり転生して20歳前後になってしまったため全盛期の力が戻っていない。
転生時にエグベルトが去ってベルンハルトと共に
レイガルド帝国を興して以来、弟子を取らないようにしている。
デアだとNPC扱いで、敵に回すと光輝勢力の首魁となる。
だが知識はあっても知恵は回らないようで、宿敵である闇の勢力に帝国が滅ぼされようとしていても静観しているなどなんともいえない対応を取っている。
魔術師なのでステータスがそこまで高くなく、別ルートのラスボスであるベルンハルトやカオスとは雲泥の差。帝国ルートでボーゼルを先に倒すルートを選ぶとラスボスになるが、初期位置が近いためTASの最短クリアに使われる。
残念だが当然
闇ルートや独立ルートでは
ラスボスがルシリスとなり、自身は
ラスボスの前座となる。
ラングリッサーが光輝の末裔の使命を遂行する者でなく闇の者や
後先考えないバカに渡った場合、ルシリスを頼る。
クラスはⅡがソーサラー、デアはメイジ→アークメイジ→ウィザードとなる。
クラスチェンジはヘインに近い。
サルラス領主でスコットの養父。仲間にはならないが、設定上は
ラングリッサーを装備できる。
若い頃は剣の達人だったと言い、その実力は確かでデアだとレアードと一騎討ちさせると相性が悪いながらも互角の実力を発揮する。
しかし敵を倒した時にしか
経験値が入らない都合上、NPCの時は「いかに彼を活躍させないか」が求められる。クラスはハイロード。
光の女神。ノーパン主義。
デア以降はキャラメイク時と闇ルートおよび独立ルートの
ラスボスを担当する。
前作主人公と
ラングリッサーの製作者。
光の女神が召喚したもので、本来の人物ではない。
しかし記憶や性格は本物と変わりなく、強さもまた本物。
クラスはキングとヒーロー。
エルサリア大陸で最強の傭兵・ベルンハルトが稀代の魔術師にして参謀であるエグベルトと手を組み一代で築き上げた一大軍事国家で、強大な軍事力によって大陸統一を目前とした。
詳細は項目に譲る。
固有の兵種は飛兵がハーピー・グリフォン、騎兵がランサー・ロイヤルランサー。
ロイヤルランサーはA30もあり、大陸屈指の精鋭騎兵と言える。使うキャラが弱くては無意味なのだが。
皇帝
高い実力と覇者然としたカリスマ性を持つ。
また非常に高い精神力を持っており、握る者を狂わせるというアルハザードの力を跳ねつけている。
クラスはエンペラーで、ヒール2とメテオを使えるがMPは少ない。
非常に高い攻撃力、防御力を持っており、またロイヤルランサーやグレナディーアを引き連れているため物理攻撃には滅法強い。
玉座に陣取っている時はメテオをピンポイントで使うと、玉座を破壊して地形効果を減らせる(玉座が40%、瓦礫が5%)ので弱体化できる。
帝国ルートにおいては、一度だけソニア率いる軍勢から彼とレアードを守る防衛マップがある。
光輝ルートの時に持っていたアルハザードはストーリー上当然持っておらず、装備が防御力の下がるデビルアックスとなっている。
加えて長時間の戦闘で疲労しているという設定で凄まじく弱体化しており、放っておくと3ターンほどでやられてしまう。
四将軍
他作品の悪役にありがちな足の引っ張り合いはなく、全員がベルンハルトに忠誠を誓っており仲間意識も高い。
ベルンハルトの参謀で、黒竜魔導師団を率いている。
稀代の魔術師にして参謀らしく智謀にも長けているが、禁術を使い続けたために余命は短くなっている。
そのせいで見た目も老け込んでいるが、実年齢はレスターよりも少し年上程度らしい。
Ⅱでは終盤に黒竜魔導師団の面があったのだが、デアだと短縮により削除されているため見せ場が減っている上、仲間にする面ではバグで撤退数が増えると憂き目にばかり遭っている。
初期クラスはウォーロックで、敵としてのクラスはザーヴェラー→ダークマスター。
上記のバグを回避しようと面セレクトで加入シナリオを飛ばした場合、レベルアップするイベントもカットされるせいで一人だけレベルが大幅に出遅れてしまう。
隠しクラスはダークマスターだが、ボーゼルとは攻撃方法が異なるためボーゼルと対決後に期待してダークマスターにするとちょっとガッカリするかもしれない。
帝国の中でも最も規律が厳しく騎士道を重んじる青竜騎士団を率いる。
実は光輝の末裔で、腰の剣はこれより前の時代を描くⅢで主人公のディハルトが霧風より貰い受けたもの。
同じ光輝の末裔でありながら考え方の違いからエルウィンとはライバル関係にある。
初期クラスはナイトで、敵としてのクラスはナイトマスター→ロイヤルガード。
1面のレオン撃破チャレンジは夢である。
以後何度も敵対することになるが、攻撃力が非常に高く下手なファランクスではまるで歯が立たない。
味方になった時のクラスチェンジはスコットにヒーローを足したもので、敵の時ほどの補正もなく、また敵の時に使えたサンダーは使えない。
隠しクラスを目指すに当たってハイロードが選べるのが利点ではあるが、ファランクスの存在意義が青竜騎士団やベルンハルトへのメタなので光輝・闇を相手にするには……というところ。
全部かなぐり捨てて飛兵になった方がいいかもしれない。とはいえ光輝軍とは違ってエンジェルを雇えないためそこも微妙なポイントに……。
強力な水軍である氷竜兵団を率いる30歳のババア。
なお隠しマップでは実際に敵に
おばさん扱いされてキレる場面がある。
冷酷かつ残忍で民間人でも構わず殺害し、失敗したり泣き言を言うような部下には容赦なくお仕置きをする。
初期クラスはウォーロックで、敵としてのクラスはⅡがジェネラル、デアはセイント→セージ→クィーン。
Ⅱはジェネラルでありながらヒール2を使い、デアはセイントでありながらサンダーも使うなど魔法の才があるようだ。…が、味方の時にはどちらも使えない。お前もか。
何気にアサシンからソードマン、ソードマスターへ進むルートも用意されており、意外にも剣術に秀でているらしい。
アサシンの時のみロングボウが装備できるため、それを装備したまま他のクラスへ進むと若干お得感がある。
とはいっても前衛は他にも適任が大勢いるし、魔法系でアゲインやテレポートを覚えられるので物理系の道は趣味の領域。
炎竜兵団を率いるハゲの猛将。39歳。
部下想いの豪傑として知られ、部下のゾルムがエルウィンらとの戦いで戦死した場合には敵討ちに闘志を燃やす。
また家族愛に満ちたいい親父であり、美人の妻エリザと作中で誕生する娘がいる。
ただし帝国ルート以外では戦死してしまい、特に光輝ルートでは娘の顔すら見ることは叶わない。
帝国ルートでは娘誕生の瞬間に立ち会っており、娘の名前を決めたのも彼。
そのまま帝国ルートでエンディングを迎えれば家族と共に
ハッピーエンドになるが、闇や独立ルートに進むと敵対関係になってしまうため……。
人徳があり部下からも慕われているのだが、スキンヘッドだけはネタにされており、腹心ゾルムにすら将軍の子はハゲに違いないと揶揄われている。
(後のラングリッサーモバイルにて描写された娘エミリアは母親由来の金髪を持つ美少女になった。)
初期クラスはファイターで、敵としてのクラスはハイロード→ジェネラルと四将軍の中で彼だけクラスが1個下である。
歩兵の隠しクラスがヒーローだからだろうか?
前衛タイプと思いきやアークメイジにもなれるのでメテオも使える。レスター涙目
闇の軍勢
闇の王子ボーゼルの下で魔族を従え、カオスの降臨による混沌の世界を目指す勢力。
固有でない兵種はエルフとバリスタぐらいで、それ以外は魔族らしく生物のバリエーションに富む。
いずれも魔法耐性が下がっておりカモなのだが、魔法耐性も能力も高い槍兵の
ゴーレム、霊体なので壁も抜けられるスペクター、完全魔法耐性と高いステータスで隙が無いアークデーモンは驚異。
ちなみに魔族は彼の影響によって「人間の肉が美味」だと思い込まされているようで、それによって積極的に人を襲う。
200年周期で蘇る闇の王子で、作中では魔剣アルハザードとその封印に関わるホーリーロッド・ダークロッド・光の巫女を手にして封印を解くことを目的としている。
打算的で作中ではベルンハルトの協力者として活動していたが、エルウィンが
ラングリッサーを手にするとすぐさまそちらに加勢するようになる。
クラスはダークマスターだが、他キャラのものとは攻撃手段が異なる。
前作の黒幕、準
ラスボスでありながら、今作ではエルウィンやベルンハルトに出し抜かれている場面が多い。
光輝ルートでは中盤の帝都でベルンハルトより先に倒すとそのまま死亡、そうでない場合もアルハザードの力を解放して疲労していたところを帝国軍に強襲されて死亡する。
帝国ルートでは一度は撤退に成功するが、追い詰めた際にカオスを呼び出そうとしてそのままアルハザードの力に飲まれて死亡、
独立ルートではやはり儀式で疲労していたところをエルウィンに裏切られて死亡する、と散々な扱い。
帝国ルートで光輝軍を先に倒した場合のみ
ラスボスの前座→
ラスボスのカオスと、やっと前作と同じような立ち位置になる。
ボーゼルが現世に呼ぼうとしている混沌の神。
魔界の神の中でもかなり位階が高いらしく、非常に強い。
だが光の女神ルシリスのみならずただの人間であるベルンハルトより弱い
ボーゼルに洗脳されたラーナであるが、光輝の時とはクラスを共有できない。
だが隠しクラスが3つあるのは健在なので育成が大変。
Ⅱでは彼女に大きく焦点が当てられているが、デアだとソニアに出番を奪われがち。
敵としてのクラスはその名の通りダークプリンセス。
デアだとダークプリンセスのほかにボーゼルと同じダークマスターにもなれる。
ちなみに、仲間になる闇ルートでは活躍度が充分だとボーゼルの妻になるという衝撃的なエンディングがある。
デアにのみ登場した金髪褐色の魔族と人間のハーフの娘で、ロウガの種違いの妹でかなりのブラコン。
しかしロウガが傭兵稼業をしている間に村で疫病が流行り、その原因として村人から疑いをかけられ迫害を受けたことで人間を憎むようになり失踪。
ボーゼルに保護され、復讐のためにモンスターの群れを率いて村を襲撃した際ロウガと再会する。
だが村人の不信感を煽ったのがボーゼルの策略だったということは、帝国及び独立ルートでしか語られない。
光輝ルートではホーリーロッド争奪戦において兄を殺された恨みから完全に敵対し、ボーゼル亡き後のルートでは魔族からも裏切られ世界に絶望しカオスを呼び出そうとする。
ベルンハルトを先に倒したルートでは憎悪が限界を越えた影響でカオスの召喚に成功してしまう。
最期には仲間になれたかもしれないと示唆した通り、それ以外のルートでは仲間にできる。
帝国ルートでは敵として出現する彼女をロウガで繰り返し説得する必要があり、成功すれば仲間にできる。
だが、共通ルートの時も含めて彼女の部隊を攻撃してしまうと説得が失敗してしまい、仲間にできなくなる。
帝国ルートは大きく分けて2つのルートに分岐するが、それぞれに彼女の生死による分岐があるため、実質4ルートとなっている。
とはいえ、終盤加入なので巻き返しが非常に大変(光輝→闇のルートで進めると仲間になるのは
ラスボス戦直前)で、本格的な活躍は闇・独立ルートになる。
闇・独立ルートは最初から最後まで仲間で、任意の加入や離脱はない。
初期クラスはウォーロック、敵としてのクラスはシルバーナイト→アークメイジ→ウィザード。
デアでは初期クラスがナイトになっており、ナイトマスターの後にロイヤルガードになることもできる。
デアにのみ登場。ボーゼルおよびソニアに従っている、特殊な能力を持つ魔物。
エストは女性声でオストは男性声をしている。
帝国ルートでは人間に味方したソニアを攻撃するが、闇ルートでは仲間のまま。
独立ルートでも一時敵対するが、ボーゼルを倒すと正気を取り戻しソニアの説得で味方に戻る。
カタコトではあるが喋れるしちゃんと知能もあり、元々は好き勝手に人間を食い殺すような悪い魔物ではないのだ。
初期クラスはエストがスキュラで、オストがウェアウルフ。隠しクラスはない。
敵としてのクラスはエストが
サキュバス→グレートドラゴン、オストが
フェニックス→マスターディーノ。
どっちも魔法に滅法弱いので、味方として使うならどっちもバンパイアロードになることを推奨。レジストとメテオはどの局面でも役立つが、オストはMPに難がある。
その他
一般人や独自勢力を持つ敵など。
1面に登場する村の自警団。恋仲。
Ⅱではただのモブだったが、デアで名前と設定がついた。
パイクを引き連れており、騎馬のレオン・レアードとは相性こそ有利ではあるが、歴戦の猛者である彼らとの実力差は圧倒的であり彼らの運命はプレイヤーが握ることになる。デアを象徴するような存在。
クラスはロードとプリースト。リデル本人は歩兵のため、万一にも彼自身が攻撃されると一撃で落ちることもある。
バラン以外は
超兄貴からの出演。
イダテンとベンテンは駆け落ちしたからね、しょうがないね
他のビルダーと共に聖地レイテルの奥の洞窟に神殿を構えており、筋肉を見せつけ共感を呼んだり気持ち悪がられたりする。おお、ブラボー!
カウントダウン後に地球絶滅光線を発射しようとするが、ポージングしていた期間が長すぎて血管が切れてしまい全滅する。「もう、だめだぁ!」「兄貴ィ・・・」
上記の3人を倒せばカウントストップさせられるが、楽な道ではない。
デアだと登場時期が前倒しになったことでかなりの強敵になっているが、全滅はしてくれるので行くだけ行って逃げ回るだけでも金にはなる。アーロンやジェシカとの掛け合いは無くなってしまったが。
クラスは全員専用クラスのビルダーで、Ⅱはランクも高いのだがデアだとランク1でDFも低いという見せ筋軍団になってしまっている。
だが攻撃方法が強く直接攻撃でダメージを与えることが難しい上に、メンズビーム(ブラスト:単体に大ダメージを与える。初めて訪れた時点では一撃で瀕死になるほどの高威力)に加え三兄貴のみプロティン(フォースヒール1)が使えるので迂闊に近づくと非常に危険。
おまけに三兄貴の傭兵は
ゴーレムであり、カウントダウンを止めて
経験値にするのはかなり難しい。
神殿内はうみにんの下半身に4つとバランの足元と隠しアイテムが非常に多いが、そのおかげで集めるのは大変である。
ちなみに召喚が使える者であればバランの足元に落ちていたモノでビルダーを呼ぶことも出来るが、敵専用のものとは分けられており攻撃方法が違う。
なお、バランは後に
超兄貴の方に出演している。
Ⅱでは
経験値ドラゴンを従えている。
デアだとセイントで、
オオカミとカラスと
十二支にしたかった連中を従えており、足元にはアサルトスーツが落ちている。
しかし倒すとクリアになってしまうため、ワープを行うまで待つ必要がある。
敵の中では唯一弓を持っているので、ロウガの育成を後回しにしておくと得。
断末魔
ラングリッサーⅡにおいて株を上げ、地味に欠かせない要素となってきた。
敵指揮官一人ごとに違う上に、味方の撤退セリフも面ごとに変わっているという拘りっぷりが光っている。
敵と味方が入れ替わるデアになってからは、より深みが増している。
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この項目が良い項目になったのはみんなの追記・修正があってこそだ! |
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良項目を求めた我々の結束の勝利だ!ラングリッサーは一項目に過ぎない! |
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しょぼい項目を良項目に仕立てるのは強い力を持つ者だけだ。俺にはその力がある。 |
安心しろ、この項目は俺が追記・修正して行く。項目を乱すヤツは俺が直す!
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- レオンは帝国だと貴重な飛兵になれるから…そこまで言うほどか? -- 名無しさん (2023-09-14 18:38:25)
- そもそもよっぽど偏った攻略しない限り苦戦するゲームじゃないし -- 名無しさん (2023-09-16 15:52:59)
- 懐かしいな・・・面白かった記憶はあるがだいぶ忘れてるわ -- 名無しさん (2023-09-17 13:21:47)
- MD版の2では傭兵の混合編成ができたのに、なぜデアでは出来なくしたんだろう -- 名無しさん (2023-09-20 16:15:34)
- 納期ある中でUI変更したらそりゃやむを得ず諦めなきゃいけない部分も出るだろう -- 名無しさん (2023-09-21 00:16:22)
- ゲームを1回クリアするだけかステージセレクトやデバックコマンド使って最強目指してプレイするかによっては印象変わるキャラ多い。とくに光の軍勢のキース、レスター、スコットは魔法が貧弱すぎるわ最終クラスが微妙だわかぶりまくるわでさんざん・・・それでもキースは見方で唯一のドラゴンマスターでスコットは対ベルンハルトでピンポイント活躍できるが、レスターは、敵だと妙に強いニクシーと室内移動苦手なのに騎兵と違って歩兵に優位になれないから悲惨 -- 名無しさん (2024-09-25 10:37:43)
- 実はレオンは闇系のボーゼルがアルハザード解放の儀式をするマップではアタック2となえやがる エグベルトがヒール2使っても違和感あんまないがコイツは -- 名無しさん (2025-04-09 10:02:45)
最終更新:2025年04月09日 15:19