Lv1魔王とワンルーム勇者

登録日:2023/09/16 Sat 14:40:00
更新日:2024/10/24 Thu 01:16:53
所要時間:約 10 分で読めます






堕落した勇者

復活した魔王が・・・











Lv1ワンルームはtoufu氏による漫画作品。
COMIC FUZやニコニコ静画などで連載していた。
2023年7月にAT-X、TOKYO MXその他にてアニメが放送。
アニメ制作はSILVER LINK.&BLADE。

●目次

【ストーリー】

勇者マックス一行に倒された魔王。
しかし魔王はいつかは蘇る。そして10年後、魔王は蘇った。
だがたった10年で急いで蘇ってしまったので魔王はちんちくりんの幼女状態。
一方の勇者マックスもすっかり落ちぶれて、ボロアパートのワンルームで自堕落な生活を送っていた。
そんなマックスを見かねた魔王と覇気を失ってしまった勇者の奇妙な生活が始まる。

【世界観】

ベスカー王国と呼ばれる国が舞台。
10年前に魔王軍と戦っていた頃は中世ヨーロッパ風だったが、現代はどうやったのかスマホも普通にある現代日本そっくりな世界となっている。
しかしファンタジックな要素もあり、魔法も存在し、魔導庁という役所もある。

勇者一行

10年前に魔王を討伐した者たち。
その戦闘能力は人間の域を脱しており、人間では太刀打ちできるものがいない。
その為現在は国家を揺るがしかねない程の存在になっており、権力者から目を付けられている。

魔の眷属

俗に言う魔族。七生を生きると言われその命は永遠の物である人外。ただし絶命すると死の眠りに入り力を失う。
復活には力を蓄える為に長い年月が必要とされ、年月を待たずに目覚めると不完全な状態で復活してしまう。
種族においての縛りはあまりなく、人ですら契約してしまえば眷属に転生できるとされる。

ベスカー王国

埼玉県春日部市10年前に魔王を討伐した勇者一行の出身地。
王国と称しているが合議による立憲君主制を取っている。作中では国王は登場しない。
ただし王国も潔白なものではなく、自治体が反逆を起こしたガンマ共和国と内戦中。

ガンマ共和国

群馬県元々は未開の地だったが戦士レオとその一派により開拓された地。
開拓中に鉱脈と温泉を掘り当てるものの、王国から没収されかけた為独立共和国を名乗り王国に反旗を翻す事に。
草津温泉がモデルとされており、アニメではほぼほぼ草津温泉の外観が再現されている。

トラチゴ

栃木県ベスカー王国の隣の大陸にある国。
王国を差し置いてガンマ共和国と国交を結んでおり、ベスカー王国民もトラチゴを経由すれば簡単にガンマ共和国に入国できる。
その為ベスカー王国とはあまりいい関係ではない。

暗黒大陸

ベスカー王国の遥か南方にある人の手のつかない大陸。俗に言う魔界であり魔族が住んでいる大陸である。
10年前には勇者一行がこの地へ赴き魔王城で魔王と激戦を繰り広げたのだが、大陸の奥深くには勇者達も知らない秘密がある。

登場人物

勇者とアパートの住人

  • マックス
CV:中村悠一
主人公でかつての勇者。
当時は正義感に溢れる熱血漢だったが、魔王討伐後は調子に乗って女性スキャンダルを起こしてすっかり世間体を失ってしまった。
現在は無精ひげの中年のおっさんとなり、ゴミ屋敷となったアパートで自堕落な生活をしている。
ほぼ完全にかつての面影はなく、世間からもほとんど忘れられている。まさにまるでダメなオッサン。
当初は個室ビデオ店に入り浸っていた。
魔王やかつての仲間からの呼びかけにも応じようとしなかったが、本当に心の底まで腐りきってしまったわけではなく……。
一方で年齢を経て世間の寒風に身を晒したことで、若い頃にはできなかった大人の対応を身に着けているところもある。
身体能力は魔王討伐から10年経った今でも人間離れしたレベルであり、自転車で車より速く走ったりジャンプで建物を軽く飛び越えたりできる。
聖剣ブレイズブリンガーを筆頭とする両手大剣を得物としている。

  • 魔王
CV:大空直美(現在) 間宮康弘(過去)
かつて魔王軍を率いて王国に攻め込んだ最強の魔族。
当時は破壊の化身として巨大な筋骨隆々の男性の姿で、マックス一行との激戦の末に討伐された。
しかし魔族は七生を生きるために時間を置けば復活することができる。
ただしマックスへのリベンジを焦るあまり、たったの10年で復活してしまったためにかつての力はほとんどない幼女の姿にまでパワーダウンしてしまった。
以降はずっと女性の姿でいるが、性別は特に意味が無いらしい。
世話焼き性があり、マックスの堕落っぷりを見ていられずに押しかけ女房的にアパートに居ついた。
料理を始め、家事全般が得意。人格もほぼ女性。なお物語中盤以降はヒロイン扱いとなる。
魔力も完全に失ってしまったわけではなく、蛾の羽根を出して飛行したり、女子大生っぽい姿に変身することもできる。
本名はあるらしいが知る者はいない。

  • ゼニア
CV:日笠陽子
魔王の側近のグラマーな女性。なぜかTバックのハイレグレオタード姿。
(流石に地上波でほぼ尻丸出しはまずかったのか、アニメ化の際には通常の水着程度に露出が抑えられた。)
秘書官としてそれなりに働けるがポンコツ気味で、いわゆる残念な美人。ついでに酒癖も悪い。
魔王のファッションもコーディネートしており、魔王の服がセーラー服なのも変身したら痴女っぽくなるのもゼニアのセンスのせい。
魔族でありながら魔力は皆無。その代わり怪力を含めた身体能力が高く肉弾戦が得意。
ちなみに表立ってそういう意識を見せはしないが、出会って早々のやらかしを助けて貰った辺りで割とガチ目にマックスの事は好意的に見ている。
マックス向けに魔族の女性をまとめた本「魔の眷属美女ポートレート集」が冒頭のゼニアだけ力が入っていてそれ以外がモンスター図鑑になっていた*1のもそのせい。

  • 押し入れの中の人
CV:小林ゆう
マックスの部屋に居ついている女幽霊。住人のマックスや魔王は存在を認識していないが霊感の強いフレッドのみ存在を認識される。
長いストレートの黒髪に顔が隠れている、台詞がノイズになっている、現実と映像の中を出入り出来る等、モデルは完全に某大ヒットホラー映画のあの人。
自身の存在に気付いているフレッドに対して何度も危害を加えており、フレッドはトラウマになる程彼女の事を恐れている。

かつての勇者の仲間たち

  • フレッド
CV:松岡禎丞
かつての勇者一行の僧侶。
口が悪く人相も悪いチンピラみたいな男だが、心の中では仲間を思っているツンデレ
僧侶でありながら魔法の腕は攻防共に非常に高く、攻撃魔法の威力もケタ違い。
更には治癒魔法のエキスパートであり、相手が死んでなければどんな大ケガも一瞬で治してしまう事が可能なチート野郎。
真面目で責任感が強く頭も切れ、現在では王国の魔導庁の長官の重職に就いている。
ただし真面目過ぎるのが欠点でもあり、一人になると自分で自分を追い込んでしまいがちな危うさを持っている。
義理人情で王国と対立してしまっているレオや、魔族と通じ始めているマックスはフレッドの頭痛の種となっている。

  • レオ
CV:下野紘
かつての勇者一行の戦士。
気は優しくて力持ちを体現したような単純バカな脳筋男。
義理堅い性分であり、恩義を受けた者に対してはどんな些細な事であって惜しみなくも協力しようとする人情家である。
反面、不義理を働く者や敵意を向ける者に対しては容赦しない。
魔王討伐後は荒れ地の開拓を仲間たちとおこなっていたが、無価値だった土地から鉱床や温泉が発見されたことから王国が無償で取り上げようとしたことに腹を立てて、仲間たちを守るためにガンマ共和国を名乗って反乱を起こした。
身体能力は作中最強クラスで、王国軍ですらレオと真っ向ぶつかったら大損害を受けるのが確実なために手を出せないでいる。
ありとあらゆる武器と盾を使いこなし、更には格闘技もこなせる。
魔法は一切使えないが、気で剣を作ったり身体能力だけで真空波や大竜巻を起こすなどやってる事は魔導師顔負け。

  • ユリア
CV:小清水亜美
かつての勇者一行の魔法使い。もちろんめっちゃんこ強い。
魔術は攻撃のみならず支援魔法も得意としている。
今は一線を退いて一児の母として普通の生活をしている。作中開始時では2人目を妊娠中。
昔は筋肉質のグラマーな体形だったが今はふくよかになっている。
現在での登場はマックス達の中でも一番遅く、アニメでは最終回でのみその姿を確認できる。
いろいろと危うい男たちのことも心配していたようで、全盛期の力を失っているマックスを手助けした。

ベスカー王国

  • サラ
CV:小原好美
近所の公園でよく遊んでいるジト目の女の子。小学2年生。実はユリアの第1子。
普段は歯に衣着せぬ物言いでマックスに毒づいているが、本気モードのマックスに対しては憧れの眼差しで見る事も。

  • リム
CV:森なな子
魔導庁に勤めるフレッドの部下。
炎の魔法を得意としており、自らの炎に対してはあらゆる形でコントロール可能。
その魔法の才能から、魔王が洗脳でスカウトを試みたことも。

  • ボトカ
CV:杉崎亮
魔導庁に勤めるフレッドの部下。
両手を銃のように構えて発射する魔法はあらゆる物を貫通させる。
ガンマ共和国の面々には深手を負わせたが、レオに対しては大したダメージを与えられず返り討ちにされてしまった。

  • ミズハラ&スギタニ
CV:古木のぞみ(ミズハラ) 手塚ヒロミチ(スギタニ)
常にスキャンダルを追うマスコミ。スキャンダル入手のためにはどんな手段も厭わない。
度々マックスのスキャンダルをすっぱ抜いている為、マックスのマスコミ嫌いに一役買っている。

  • ガルモフ大尉
CV:楠見尚己
王国軍の大尉でレオのかつての上官。
勇者一行の事は快く思っておらず、王国を離反したレオや魔導庁上がりのフレッドの対して辛辣な態度を取る。

王国九大臣

ベスカー王国の中枢を担っている政治家達。決して一枚岩とは言えず各々が自身の目的を優先する為、腹の探り合いになる事も少なくない。

  • 第一大臣フランカ
CV:谷育子
九大臣一の年長者。10年前に王国を救ったマックス達に入れ込んでいる老婆。

  • 第二大臣トリゴーリン
CV:大塚明夫
傲慢で高圧的な態度を取るステレオタイプの大臣。ただし家族にはダダ甘という噂。

  • 第三大臣グリムス
CV:堀内賢雄
緑色のスーツに丸サングラス、蝶ネクタイが特徴的な大臣。フレッドの上長にあたる。
とらえどころのない飄々とした人物であり、周囲の部下たちには閣下と呼ばせている。
何かと黒い噂が絶えない人物であり、ガンマ共和国とのいざこざを裏から手を回していると捉えられる演出がある。
フレッドの事は駒として気に入っている。

  • 第四大臣レインハルト
CV:置鮎龍太郎
長髪に整った顔立ちのイケメン大臣。会議には率先して発言するタイプであり頭も切れる。

  • 第五大臣ゼーマン
CV:草尾毅
「穏便に…」が口癖の穏健派。気弱そうな言動が目立つ。

  • 第六大臣ヘイワード
CV:土師孝也
中世ヨーロッパ貴族風の風貌をした大臣。癖の強い大臣達の中では柔軟な価値観を持つ穏健派。

  • 第七大臣セゼク
CV:田中真弓
見た目は子供で男か女かすらも判断しづらい中性的な見た目の大臣。斜に構えた皮肉屋で会議に水を差しつつ的を射た発言をする。

  • 第八大臣メネヒルト
CV:井上麻里奈
素直で気の強い性格で腹芸は苦手な若い女性。大臣としては思慮が浅い面が目立つ。

  • 第九大臣ジョージ
CV:玄田哲章
軍人上がりの大臣であり王国の軍を取り仕切っている。レオはかつての部下にあたる。

ガンマ共和国

  • あねご
CV:伊藤静
仲間内からあねごと呼ばれているサブリーダー格の女性で本名は不明。
見た目は若々しいがマックスとは昔からの知り合いだったり、レオですらあねごと呼ぶ等、意外と年齢は高いと思われる。
筋トレが趣味のようで、非常にマッシブな体格をしている。

  • ウィル
CV:興津和幸
レオの仲間の若者。
マックスを無理矢理戦力にする為、魔王を誘拐して脅すという手法を取ったが、10年前は子供であった為勇者の実力を知らず返り討ちにあった。

  • ジョー
CV:佐々木義人
レオの仲間。リーゼントとサングラスがトレードマークだったがボトカにそのリーゼントを焼かれてしまった。

  • デナトラ
CV:早水リサ
レオの仲間で気の強い女性。

魔の眷属

  • アスタロト
かつて勇者一味と戦った魔王軍四天王の一人。「深淵の禍鳥」の異名を持つ。
自身の血液を鋭利な刃物として変化させる事ができ、追いつめられる程その戦闘力は増していく。
魔王に心酔しているが、その想いは忠義とはまた違ったものであり歪んだ愛情ともとれるもの。
マックスとは昔からの因縁に加えて、現在は魔王がマックスにつきっきりである為、マックスの事は快く思っていない。
魔王の心からマックスを消す為に、暗殺や工作を仕掛けていく。

  • ロドリック
かつて勇者一味と戦った魔王軍四天王の一人。「背徳の剣」の異名を持つ。
常に武器防具を身につけている武人であり、四天王の中でも特に戦いを好む武闘派。
元々は人間であり転生して眷属化した。その為魔族でありながら目の色以外はほぼ人間と変わらない姿をしている。
しかし元人間でありながら勇者を始めとする人間を見下しており、セリフの節々にその傾向が見られる。
魔王に忠誠を誓ってはいるものの、勇者と友好的な魔王や魔族の姿勢には疑問を呈している。

  • デミトリアス
CV:大泊貴揮
かつて勇者一味と戦った魔王軍四天王の一人。「循環の理」の異名を持つ。
黒いローブと面長の仮面をかぶっており素顔は不明。アンデットを操る能力を持つ。
しかし能力や外見とは裏腹に、無用な争いは避け、プライドにこだわらない世渡りの実利にも察しをつけられる魔王軍きっての穏健派。
その為魔王や魔族の為になる事であれば、敵味方や種族に拘らず忠言や協力をする事もある。
アニメでは過去編で登場。

  • ベヘマス
かつて勇者一味と戦った魔王軍四天王の一人。「破滅の咆哮」の異名を持つ。
空を駆ける巨大な黒竜で、マックスやレオの剣戟は届かず、かつフレッドやユリアの魔法にも強い耐性を持つと、一味をギリギリまで追い詰めた強敵。
作中の登場は後の方になるが、姿は魔の眷属美女ポートレート集で確認できる。
後に登場する人間態は露出多めの鎧をまとった妙齢の女性で、作中きってのセクシーバディの持ち主。
ちなみにゼニア同様酒癖が悪く、魔王復活祭は二日酔いで欠席するという失態を犯す。
酒でのやらかしさえなければ聡明な人物であり、魔界と魔王の異変が起こった際には元凶を止めるための独自行動を取ると共に、利害の一致でかつての敵であったマックスに共闘を持ちかける。

  • ヘカテ
CV:ファイルーズあい
普段はゴスロリ風ファッションの少女の恰好をしているが正体は三つ首竜の魔族。竜魔兵団のエリートでありベヘマスの部下にあたる。
ゼニアとは旧知の仲で、初登場以降はほぼゼニアとセットで登場する為半ば準レギュラー化している。
立場上敵対関係になったり、それを抜きにしたガチゲンカになったり、そうかと思えば行動を共にしたり、ベヘマスも入れて酒盛りをしたりする腐れ縁でもある。
なお、魔の眷属美女ポートレート集でハブられておりその事について根に持っている。
アニメでは過去編で登場。

  • バフォメット
CV:若林佑
電気を操る魔族。元ネタは山羊だがこちらは羊。
通常時の半人態、人に紛れる際の羊態、全力を出す際の巨大悪魔態と3段階の変身が可能。
悪魔兵団指南役という重役を請負ってるだけあり、魔族の中でもかなりの実力を持つ。
アニメでは過去編で登場。

  • アビステンタクラー
巨大なイカの魔族。水棲兵団筆頭であり四天王ベヘマスと互角に渡り合える実力を持つ。
マックス達は10年前の対戦時に非常に苦戦させられた為、ベヘマス共々忘れられない存在となっている。
魔の眷属美女ポートレート集で雌である事が判明した。

  • 魔剣レヴァリオス
意志を持つ剣型の魔族。あくまで剣である為言葉は使えない。
魔剣と呼ばれるだけあり、手にした者に対して生気を吸い取る為に自身を手放せななくなる呪いをかける。
聖剣を失ったマックスの新たな得物として協力する事になる。
先立って魔の眷属美女ポートレート集に登場しており、性別は女性である。

  • プライヤ
作者が本編執筆前に描いた同人「魔界JKアンラ・マンユ」からのゲスト出演。
海棠警備隊に所属しているカマキリ型の麗人。ロドリックとは浅からぬ因縁がある。
彼女も例に漏れず先立って魔の眷属美女ポートレート集に登場している。


【余談】

TVゲームでRPGをプレイしたことがある人なら誰でも考える「エンディング後の勇者たちはどうなったんだろう?」を描いたのが本作。
世界を救うために輝いた若者たちが平和な時代になり、ある者は堕落し、ある者は仲間と敵対してしまう。
人々が希望を託した冒険譚も時が過ぎれば忘れ去られてしまう。悲しいが、それが人の世の常である。
しかし平和な時代でも人生という冒険は終わらない。魔王とともに第二の人生を生きるマックスが輝きを取り戻していく姿は誰もが感じるものがあるだろう。

余談中の余談だが、アニメ版は同じく勇者のセカンドライフモノといえる『英雄教室』が同クールに放送された。




追記・修正は魔王を討伐してから10年後に、お願いします。

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最終更新:2024年10月24日 01:16

*1 普通にマックスが気に入りそうな女性は意図的に載せられていない。