船団護衛!輸送航路防衛戦/反攻上陸!ノルマンディー上陸作戦(艦隊これくしょん)

登録日:2023/10/04 (水) 21:47:46
更新日:2024/11/27 Wed 16:10:21
所要時間:約 63 分で読めます






史上最大の作戦(The Longest Day)




艦隊これくしょん -艦これ-で2023年夏-秋に開催された期間限定イベント

開始時期は8/8 23:00。
メンテナンスは例によって時間通りに進行しなかったので実際の開始時期は8/9 3:00前後となる。

最初の告知は2023年6月中旬。
前回の大規模作戦の開催から3か月程度の戦間期。
カレー方面(高度な秘匿情報)というほぼ1つしか該当するものがない事前情報もあり、提督たちは事前準備とてるてる坊主集めに追われた。
また、今回もやはり大規模イベントだったことで3連続大規模という前代未聞の状態となっている。
とはいえモチーフがはっきりしている上に使いまわせる札も多く、全体像が分かったあとであれば戦力割り振りで迷うことはない。


終了は10/11 11:00。
後段開放時にかなりのトラブルが発生し、E7の解放に数日を要したためかなりの長期間開催となった。
それとC2機関としても舞鶴80周年記念遠征(9/30~10/1開催)と同週にイベント終了処置は難しかったと思われる。


新要素







改二・改三




なお、本イベント実施前に梅雨イベントとしててるてる坊主集めが行われている。
いわゆる秋刀魚や菱餅の枠にあたるミニ収集イベントだが、なんと開催時点では報酬が不明
結果的に目玉となるMosquitoや海色リボンなどの交換ぶんには別にすべて集めなくてもよかったが、期間中の提督たちは気をもむことになった。


新規実装艦は以下の9隻。

  • 丁型海防艦 第二十二号海防艦
  • 改敷島型特務練習艦 朝日
  • Salmon級潜水艦 Salmon(サーモン)
  • 鵜来型海防艦 稲木
  • 吹雪型駆逐艦 白雲
  • Marcello級級潜水艦 C.Cappellini(コマンダンテ・カッペリーニ)
  • Nevada級戦艦 Nevada(ネヴァダ)
  • J級駆逐艦 Javelin(ジャヴェリン)
  • Nelson級戦艦 Rodney(ロドニー)

このうち、Nevada、Rodneyはランカー装備にて実装が実質的に予告。白雲に関しても事前の雑誌情報で存在が仄めかされていた。
前段の時点で実装艦5隻と非常に大所帯、後段でも4隻追加されたことで合計9隻と実に前回の1.5倍となる。
新規艦として戦艦2隻実装されるのは去年と同じだが、潜水艦が2隻実装されるのはなんと17冬イベントの「偵察戦力緊急展開!「光」作戦」以来約6年半ぶりだったりする。当然国籍が違うパターンは今回が初。
次イベントでも潜水艦複数実装確定、と潜水艦ラッシュが続くことになるとはこの時はまだ知らない

BGM

E1~E3海域:
E1~E3道中昼戦:
E1~E3道中夜戦、E4海域、E6道中:抜錨!鵜来型海防艦
E1~E3ボス、E4道中:八戸の盾
E4、E5ボス:
E5、E6海域:
E5道中、E7海域:
E6ボス、E7道中:
E7ボス:

今回は久しぶりに基地空襲以外は全て新規BGMとなっている。



出撃制限

札は合計10枚。
前段/後段作戦ではっきりモチーフが分かれているにも関わらず、戦力の使いまわしが可能。
このため後段の全容が明らかになった現状では難マップでも躊躇なく戦力を投入することが可能になっている。
後段の全容判明までは米艦及び欧州艦を出来るだけ残した方が良いだろうと判断した提督も多くというかノルマンディーだと分かってたんだからその判断が普通
日本艦だけで前段を賄おうとした結果、日本の高速戦艦が枯渇してくるという事になったりもした。このせいでノルマンディー(対地戦)へ行くと分かっていながら日本で留守番になった榛名とかもたまにいた

ちなみにロシア艦、ヴェールヌイは除くがタシュケントとガングートがこっそり全海域で特攻を受けられなかったりする。
まあ史実ではD-DAYには全く絡むことがなかったので仕方ないが。

海域解説

7海域で構成された大規模イベント。
前段・後段作戦でイベントの名称が変更されるため、実質的に2イベントぶんをまとめて実施しているような状態である。

大規模としては非常に珍しいことに、友軍来訪前から平均の難易度は高くなかった。
難所だったE1-2およびE6-3も現在では友軍が来るため特に問題はなく、後段に残す面子も絞りやすいので戦力の振り分けは楽。
ただし大発艦は例によって使い込むと地獄を見るので、数が足りなさそうならドラム艦で賄うことも視野に。

後段作戦は史上最大の上陸作戦、すなわちノルマンディー上陸作戦がモチーフだけあって輸送と対地戦闘が非常に多い。
ノルマンディーに乗り込む状況になってしまっている事から、フランスは深海棲艦に占領されてしまった模様。どうしてこうなった
相手はいつもの集積地棲姫…ではないため、カミ車+大発+ロケランよりかは高火力+対地連撃を維持できる改二艦を中心に編成したい。
また、全体的に大和型でのゴリ押しが非常に有効。複数所持している場合は所要時間が大きく短縮できる。

前回で猛威を振るいまくった対潜空襲も続投したが、ルート制御と煙幕で回避しやすくなったのでかなり脅威度は下がった。
遭遇してもヌ級はelite止まりかつ1隻しかいない。

また、前回イベントで実装された煙幕システムが多重展開(煙幕改の2個装備で発動)で非常に優秀だと判明し、砲雷撃での事故が格段に減少。
もちろん後段作戦では煙幕を以てしても当ててくる敵もいるが、それでも道中対策の面ではとても優秀だと言える。
注意点として、煙幕の多重発動判定は旗艦の運に依存する。Nelsonなどの幸運艦はともかく、大和改二などでは運改修が進んでいないと有効度が下がる。

欧州夏イベントの恒例行事ともいえる重巡ネ級改との激戦は変わらず。
それとは別に終盤ではひたすら顔を突き合わせる敵も…

今回のイベントは全体的に「甲難易度の難易度が乙に比べて突出」「甲難易度選択の報酬が乙からさほどグレードアップしない」という傾向が強く、
完走狙いの下位提督でもE1、E2あたりは甲で報酬取ってE3から乙~丙に移行という路線がかなり厳しい&リターンが無いという点が強かった。

詳細な解説
※解説は甲作戦選択時の難易度を基準にしています。
いつもの丙/丁提督*6が低難易度を補足しています。
便宜上、戦力ゲージ1本目をEx-1、2本目をEx-2と呼称します。

E-1『本土近海哨戒遭遇戦』-横須賀鎮守府/呉鎮守府-


E-2『朝日、再び』-南沙諸島沖/カムラン湾沖-


E-3『八戸の盾』-八戸港沖/三陸沖-


E-4『鎮魂の北海道厚岸沖』-津軽海峡/北海道釧路沖-


ここから後段作戦が開始。
イベント名義も変更されるが、第一艦隊・第二艦隊は使用できるマップもある。

E-5『大西洋の壁』-大西洋/イギリス海峡沖-


E-6『タイガー演習』-ポートランド島沖/ライム湾-


E-7『ノルマンディー上陸作戦』-ノルマンディー沖-



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最終更新:2024年11月27日 16:10

*1 索敵+8以上

*2 ただ秋月型の場合水上電探でも対空CIが出せるという利点を捨てる必要あり、まあFuMO等の両用電探を使うことが大半なのでそこまで痛くはないが。

*3 開発資材は改修に使用するだけで100以上、改修資材も80以上必要

*4 同じものは重ね掛けできず、別種のものを使用すると問答無用で上書きされる

*5 回避キャップ後に回避率を加算する関係で、+7でも回避値で言えば+50以上の効果がある

*6 2023/10/06に乙乙乙丙乙乙丁で完走

*7 なお、那珂ちゃんを「那珂ちゃん」と公式で呼んだ数少ない艦娘である。

*8 明石を「明石ちゃん」と呼んだ艦娘は珍しいどころか朝日が初めて。

*9 余談だが、朝日は史実上明石を始めとする日本艦のさらに先代にあたる艦達と戦友関係にあるので、ある意味戦友の忘れ形見を見守るポジションになっていると言える。

*10 『艦隊これくしょん -艦これ- 鎮守府生活のすゝめ Vol.1』掲載

*11 広まった編成条件が退避必須というあまりにもアクロバティックなものだったからか、カレー機関でヒントとなる映像が流されそれを元に検証され判明した

*12 初期の先行勢は補助艦の代わりに軽巡1+自由枠3の高速統一で攻略しており、この編成でも道中の戦闘回数自体は4回と変わらないが、対潜空襲の代わりに通る水雷艦隊マスがSボート小鬼群5~6隻という鬼畜マスで、オマケに6隻時は警戒陣固定という有様。更にゲージ破壊段階になるとSボートは4隻に減るが、代わりにエリレとフラツが追加された警戒陣と更に編成が凶悪になるため煙幕はこちらのルートでも終始必須。検証が進むにつれてルート開拓で発覚した補助艦4隻ルートの対潜空襲マスを通った方が閉幕雷撃の数が減る分マシなので、補助艦ルート発覚後はほとんどの提督がこのルートを見向きもしなくなった。

*13 複数ゲージでボスマスを共有するのは2015秋イベントで前例がある

*14 敵陣地を壊滅させたうえでの輸送作戦なので当たり前ではあるが

*15 5スロ個体

*16 多分こちらもゲージ削っている間に壊滅してしまったという事なんだろう。

*17 春雨、早霜、清霜、北方棲姫以来の参戦。

*18 航空戦艦ではない低速戦艦の初期耐久が93未満の時に発動するとされる補正。低速戦艦が初期耐久93以上になるとどんな主砲を装備しても内部的なペナルティが発動しなくなるため、装備に幅が出来る。現状範囲外の低速戦艦は長門改二、陸奥改二、改までの大和(改二以降高速戦艦/航空戦艦になるのでこの枠に入れなくなる)、武蔵、Nelson改

*19 ちなみに耐久92の低速戦艦は実はRodney改が初。つまりRodneyのおかげで装備補正における正確な耐久値の仕様が判明したという哀しい事情もあったりする。

*20 ペナルティを受ける分、フィット主砲で内部的なボーナスも受けるのでは?という説もあるが現状詳細不明。