爆チュー問題

登録日:2024/02/02 Fri 22:57:00
更新日:2025/10/15 Wed 20:41:18
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1990年代生まれホイホイ ※子供番組のコーナーです 「でたらめ?」「でたらめ?」「でたらめ!?」 おおたぴかり たなチュー ちびまる子ちゃん てんさいぴかり ふつうたなちゅう でたらめ でたらめな歌 ばか兄弟 やりたい放題 アララの呪文 クリスマスライブ コント ネズミ フジテレビ フジテレビワンツーネクスト ポンキッキーズ ポンキッキーズ21 佐藤雅彦 名コンビ 大人が見ても面白い 太田光 子供には分かりにくいネタ 子供向け 山チュー 山中秀樹 愛すべきバカ達 漫才 爆チュー問題 爆チュー問題のでたらめチューズデー 爆笑問題 現在も継続中 田中裕二 着ぐるみ 空飛ぶ!爆チュー問題



たなチュー:ぴかり、外でこんなの拾って来たんだけど、コレ何だかわかる?

ぴかり:なになに…「アニ…ヲタ……ウィッキー」?

た:「ウィキ」って読むんだよ!

ぴ:メイ・アイ・ハヴ・ユア・ネーム・プリーズ?

た:だからちげぇよ!たなチュー達についていろいろ書いてあるみたいなんだ。ちょっと読んでみようぜ。

ぴ:ドゥー・ユー・ハヴ・トゥー・ボールズ?

た:うるせぇ!


爆チュー問題は、お笑いコンビ・爆笑問題(太田光・田中裕二)が扮するねずみのキャラクターである。




【概要】

元はフジテレビの子供向け番組『ポンキッキーズ』の1コーナーに出演するキャラクターとして誕生した。

田中演じるふつうのねずみ・たなチューと太田演じる天才ねずみ・おおたぴかりのコンビが主役のコント風の物語。
たなチューが人間界から拾ってきた物の正体や使い方をぴかりが考えるのだが、その奇妙奇天烈な発想によって、ある時はたなチューが振り回され、またある時は思いがけなく新しい使い道が発見される
…というのが基本的な流れとなる。
シリーズが長期化するにつれ、ゲストも交えたコントやゲーム企画がメインの回が増加した。

テーマは「価値観の多様性」という少々難しそうなものだが、その実体はほとんど「爆笑問題のコント」そのものであり、完全なお笑い番組として楽しむことができる。
太田による時事ネタやパロディ、ナンセンスネタを織り交ぜたボケの連発と、田中によるストレートなツッコミの応酬は爆チュー問題においても健在である。
子供向け番組のコーナーなのを忘れたかのような、子供には理解しにくいであろうギャグの連発*1は、もはや大人向けと言っても過言ではない。さすがに「片玉」などの下ネタは自重しているが、「子作り」を仄めかすネタが飛び出すなど皆無というわけでもない。

そんなノリが繰り広げられる異色のシリーズとして、爆チュー問題は放送開始当初から瞬く間に絶大な人気を得る。テーマソング『でたらめな歌』の他、ビデオソフトも大ヒット。子供はもちろん大人のファンも少なくない。
『ポンキッキーズ』および地上波版シリーズ終了後も、活躍の舞台をCSやオンデマンド配信などに移しつつ、年に一度のクリスマスライブを筆頭に今でも元気に活躍チューである。

◆誕生までの経緯

「ポンキッキーズ」の1コーナーとして出演オファーを受けた爆笑問題。『ドリフ大爆笑』の「ばか兄弟」*2のようなコントをやりたいと思っていた太田はこれを快諾する。

しかし、ばか兄弟を意識したコーナーを子供向け番組でやるには放送コード的に厳しかった事情もあり*3、当時大ヒットして間もない『だんご3兄弟』のプロデューサーを務めたディレクター・佐藤雅彦に相談したところ、翌日には既に「天才ねずみとふつうねずみ」のコンセプトが完成したという*4

「人間の『ばか兄弟』が難しいなら『ねずみ』にすればいい」という発想から「爆チュー問題」は産声を上げた。
また、佐藤は『でたらめな歌』も1日で作詞したとの事。太田いわく「『天才』はお前だろ、と言いたかった」。

なお、田中は企画段階では「爆チュー」の事を聞かされておらず、イメージイラストが完成した頃に初めて知ったという。また、当時はきわどいネタも多くやっていたことから、子供向け番組に出演する事についても若干不安視していたらしい。


【歴史】

◆ポンキッキーズ時代

●『ポンキッキーズ(第1期)』

1999年4月、フジテレビの子供向け番組『ポンキッキーズ』は、放送時間を朝8時台前半から夕方の16時台前半にお引越し。番組内容やレギュラー出演者も大幅にリニューアルされ、曜日ごとの日替わりコーナーも新設された。彼らの出世作「爆チュー問題のでたらめチューズデー」は火曜日のコーナーとして開始した。
また、同時期にCS放送・フジテレビ721で放送を開始したポンキッキーズの派生番組『チルドレンタイム』では水曜日に放送されていた。「チューズデー」なのに「ウェンズデー」って、そんなでたr(ry

1999年10月に番組が毎週金曜・1時間放送にリニューアルしてからは、長らくMCを担当していたBOSEの降板に伴い、メインMCに昇格。「チューズデー」ではなくなったため従来のコントは「爆チュー問題の部屋」へ改題、加えて料理コーナーや「ジャカジャカジャンケン」の担当も務めるようになった。

2000年4月より放送時間を土曜早朝に移動してからはメインMCをケイン・コスギに譲り、スタジオレギュラーとして出演。

●『ポンキッキーズ21』→『ポンキッキーズ(第2期)』

2001年4月に『ポンキッキーズ21』(2005年4月からは『ポンキッキーズ』に戻し放送時間を30分に縮小)が開始。前番組に引き続きスタジオパートにも出演していたが、2002年度からはコーナーのみの出演となった。

一時期、音声多重放送による2ヶ国語放送を実施していたことがある(英語版声優はパトリック・ハーランなど)*5
日本語のダジャレや言葉遊び、日本固有の事物を扱ったネタなど英訳が困難な内容が多い関係上、一部のネタは欧米向け*6にローカライズした上で吹き替えることがあった。日本人の子供にすら通じないネタだらけなので当然の措置と言えるが。

2003年には、「サタキッズLIVE」のスペシャルとしてクリスマスライブを開催。以降、彼らを象徴する毎年冬の風物詩となる。

2006年3月をもって『ポンキッキーズ』が終了し、番組名を『ポンキッキ』と改め放送時間を金曜昼に移動。同時にガチャピンムック以外のレギュラー出演者総入れ替えにつき、『ポンキッキーズ』時代から7年続いた地上波における爆チュー問題のコーナーも終了となった。

◆単独番組時代

●『空飛ぶ!爆チュー問題』

2006年5月21日より、フジテレビ721(2009年4月以降はフジテレビONE)にて、初の単独番組となる『空飛ぶ!爆チュー問題』が開始。

従来のコントに加え、ゲストを交えたトーク、クイズなどのコーナーなどが放送された。また、ポンキッキシリーズ時代に放送されていたDVD未収録コントが再放送されることもあった。

CS放送かつポンキッキシリーズの1コーナー扱いでなくなったためか、メインのコント自体もより大人向け・爆笑問題ファン向けの内容に変化していった。また、「たなチューが物を拾ってぴかりが使い道を考える」という従来の構成よりも「たなチューがぴかりの思いつきに振り回される」という内容が多くなる。

2010年5月より放送枠がフジテレビTWOに移動するも、2011年4月に再びフジテレビONEに戻る。
開始当初は月1で新作が放送されていたが、隔月に1作→不定期と新作のペースが落ち、2015年9月以降の新作は同年と2016年のクリスマスライブのみだった。

これ以降は新作が放送されていないため、2016年12月25日をもって事実上の打ち切りとなった。

●FOD版『爆チュー問題』

それから約1年後の2018年2月には、フジテレビオンデマンド(FOD)にて新番組『爆チュー問題』がスタート*7

ぴかりとたなチューがいつもの巣穴を飛び出し、街中に現れた不思議な箱の中でゲストとゲームやトークを繰り広げる…という導入から始まる。

新作コントやゲーム企画の他、ポンキッキシリーズ時代のエピソード傑作選、クリスマスライブの配信もこの枠で行われている。


【舞台設定】

基本的には、ぴかりとたなチューが住む巣穴がメインの舞台となり、カメラから見て正面中央に巣穴の出入口がある。

人間世界の道具や文明を「ねずみの視点」から観察するという作品の性質上、あらゆる小道具が演者と比較して大型に作ることによって、某世界的ドタバタコンビよろしくねずみの世界を表現しているのが本作の特徴である。
人間から見れば説明するまでもない見慣れた道具も、小さなねずみから見ると全く異なるものに見えてしまう可笑しさを笑いの要素に変えつつ、「価値観の多様性」という作品の根幹に説得力を持たせていると言える*8
登場する道具は車輪が付いていたり遠隔操作で動いたりなど凝ったギミックが付いたものもある。
太田は爆チューの世界観を「逆に世界が広がってなんでもありになる」「世代を超えたお笑いをやるのに一番合った世界」と評している。

巣穴には右手に赤いブラウン管型テレビが置いてあり、ぴかり・たなチューがよくニュースなどを観ている。また、付近の壁には彼らの先祖とされるねずみの肖像画が飾られている。
左手にはソファやテーブル*9があり、ぴかりが雑誌や新聞を読む時や寝る時に使う。手前側にはトイレの入口があり、奥側にはコンロが置かれている。
巣穴入口のすぐ左側にはコンセントが付いており、長らく背景同然の扱いだったが、携帯電話充電器が登場する回でようやく本来の役目を果たした。


【登場キャラクター】

◆爆チュー問題

●おおたぴかり(太田光)
(自称)天才ねずみで痩せてて背の高い方。一人称は「オレ」(初期は『ぴかり』とも言っていた)。

たなチューが回収してきたアイテムの使い方を当ててみせようとするが、そのあまりに逸脱した考え方から正解に辿り着いた例はほとんどない。しかし、稀に本来の使い方を言い当ててみせたり、間違ってはいるが独特の発想から新しい使い方やおもちゃとしての遊び方などを思いつくなど、「天才」の自称も伊達ではないと言えるひらめきを見せつける。
時々たなチューを罵倒したり痛めつけたりしているが、仲は良いらしく、たなチューにしつこくスキンシップをすることも多い。
自分の発想力には絶対的な自信があり、自分の考えをたなチューに否定されまくると激怒することもある。

一見普通の物に物理法則を無視した性質を与えたり、たなチューの体を変形・変身させたり、ある時は自身が変身したりなど不思議な能力を持っている。他にも鉄棒でオリンピック選手並みの技を見せたこともどう見ても人形なのは触れないでおこう
しいたけなど言葉を話せないキャラの通訳もできる。改造や改築も得意。

視聴者からの質問で「おぞましい」「なんのへんてつもない」という言葉の意味やタコが墨を吐く理由を問われた時には的確に解説するなど、天才を名乗るだけあって教養はあるらしく、発言全てが一概にいい加減というわけではない。
基本ボケ役だが、たなチューがポンコツ的言動を見せた時やCHU-Xの番組内容に対してはツッコミも行う。

名前については企画段階では「ピカ()」「ぴかチューなどの案が挙がっていたが、大人の事情でボツとなった。なお、ある年のクリスマスライブでは、とあるゲスト芸人がぴかりを「ぴかチュー」と呼び間違えてしまい会場をざわつかせたことがある他、自分で言い間違えたこともある。

●たなチュー(田中裕二)
ふつうのねずみで小太りで背の低い方。一人称は「たなチュー」(稀に『オレ』とも言う)。

毎回、人間の生活空間から拾ってきたいろいろな物を巣へ持ち帰り、ぴかりに「これは何に使うのか」について尋ねる。しかし、ぴかりの常軌を逸した思いつきに振り回されており、実験台にされるなど酷い目に遭っている。ぴかり以外のゲストにイジられることも少なくない。

特に理由もなくぴかりのオモチャにされるのは日常茶飯事で、巨大化させられる、逆に巨大化したぴかりに踏み潰される、仲間外れにされた上に爆弾をパスされる、首をもぎ取られる、宇宙まで飛ばされる、尻の皮膚を伸ばされる、老人にされる、消されるなどとにかく不遇。『なんだったっけの歌』では、毎度のように酷い目に遭うことを悩んでいる様子。
それでもぴかりとは仲が良いらしい。
どんな散々な目に遭ってもすぐ元通りに復活したり、次回で平常通りの生活を送れていることから、長井秀かチュからは「実は最強の生物ではないか」と推測されたことがある。

ぴかり達に対するツッコミ役。元ネタの「ばか兄弟」でいう弟ポジションなのだが、あくまで「ふつう」であって「ばか」ではないため、ぴかりが明らかにメチャメチャな発想を広げようとすると的確にツッコミを入れる。
稀にぴかりより前面的にボケをかますことがあるが、大抵場を変な空気にさせる。料理番組回での『セロリ』弾き語りはある意味伝説。

苦手なものはミミズ、しいたけ、セロリ。野球や昭和アイドルの分野に詳しく、背が低いことを気にしている(これらは実際の田中の性格に基づいている)。
「たなチュー ちょっと一杯」ではおちょこととっくりを持ってきた際、泥酔していることから人間年齢で言えば成人している模様。



た:やっぱりオレって「ふつう」なのかよ~!
ぴ:やっぱりオレって「天才」なのかよ~!
た:いいじゃねぇかよ!
ぴ:イテッ。

◆準レギュラー

「空飛ぶ!」以降は、爆笑問題と同じタイタン所属の芸人や他番組で共演の多い芸人が準レギュラーとしてコント内に登場するようになった。

●山チュー秀樹(山中秀樹)
元CHU-X*10のアナウンサーねずみ。山中本人に合わせる形で2006年7月にライツ開発部に異動、2006年にフジテレビを退社し、2007年1月から爆笑問題が所属するタイタンに移籍した。
当初は『ネズミNEWS』のキャスターとして出演する普通のねずみだったが、徐々に爆チュー問題との直接的な絡みも増えていき、ぴかりの思いつきによって酷い目に遭ったり、逆にニュース内でボケをかますパターンも増えていった。
爆チュー問題で生まれた「山チュー」という役名は、他の出演番組でも愛称としてお馴染み。
FOD版ではレギュラー出演でコーナーの司会・進行を担当。

山チュー以外にも、当時売れっ子だったフジテレビの女子アナがねずみに扮して数名出演していた。
彼らアナウンサーねずみは、なぜかテレビを介してたなチューやぴかりと会話ができる。また、テレビを変形させると出演するアナウンサーにも被害が加わる。

●チューボ(5番6番・渡辺鐘)
AIBO風のねずみ型ペットロボット。当初は這い回る程度の動きしかできなかったが、ぴかりの訓練により徐々に高度な動きができるようになった。電子音で感情を表現するため言葉は話せないが、一度だけ「ある単語」を喋ったことがある。
当初は1体のみの出番だったが、後にチューボ1・チューボ2の2体に増えた。

しいたけ
「しいたけなんてこわくない」で初登場。長雨の影響でカビやキノコが生えるようになった爆チュー問題の巣に自生し巨大化する。しいたけが食べられないたなチューは、面と向かって嫌いだと言い放ったものの、集中豪雨から身を挺して庇ってくれたことをきっかけに和解した。
実は「しい」(傘)と「たけ」(茎)が合体した姿で、しいが取れると顔が現れ、渋い性格に変わる。


【他番組とのコラボ】

ちびまる子ちゃん
2004年7月4日から2012年3月25日まで使用されていたエンディングテーマ『アララの呪文』にアニメキャラとして登場。まる子達と共演した。その後、2024年3月24日放送のスペシャルで久しぶりにエンディングとして使用された。
「爆チュー問題」の本編を見たことがない人の中にも「まる子」のエンディングに出ていたキャラとして認知している視聴者も多いのではないだろうか?
なお、爆チュー問題はこれが縁で実写ドラマ版および『まるまるちびまる子ちゃん』のエンディングにも出演していた。

●爆笑問題☆伝説の天才
2005年4月13日から9月14日まで放送されていた爆笑問題のバラエティ番組。爆チュー問題としては、オープニングコーナー『天才!爆チュー問題の部屋』で登場していた。従来のコントを踏襲した内容だがあくまで前座なので尺は短い。

この他、『めちゃ2イケてるッ!』のコーナー『フジTV警察24時』や『THE MANZAI 2011』など、フジテレビの番組にゲスト出演することが多い。


【楽曲】

●でたらめな歌
作詞:さ大臣、う大臣 作曲:さ大臣、飯野竜彦
爆チュー問題を代表する彼らのテーマソング。

「朝起きて『こんばんは』と言う」、「フランス料理屋でいなり寿司が出る」、「弟を『おじいちゃん』と呼ぶ」、「正月に盆踊り」など、曲名通り様々な「でたらめ」な言動や出来事について歌っている。
CDに収録されているのは1番、7番、4番、1.6番、8番、10番、126番、22番、1192番。このうち4番は、ぴかり曰く「人気がない」らしく、たなチューは歌詞に合わせてぴかりの背負い投げを受け、そのまま地球を一周するため歌うのを嫌がっている。本編ではこれ以外に視聴者から募集した「26番」が登場したことがある。

本編では、たなチューが「でたらめ」というワードを持ち出すと、ぴかりが過剰に反応し、突然それまでのストーリーを中断し歌い出すという流れがお決まりとなっている。
歌い終わるとぴかりとたなチューが交互に「ご苦労さまでした」と一礼し、話を本筋に戻す。

初期では毎回のように歌われていたが、「21」以降はほとんど歌われなくなった。再放送やFOD配信版においてもカットされることが多い。

CDは20万枚を超える売り上げを記録したものの、同時期に発売され話題を呼んでいた『だんご3兄弟』や大泉逸郎の『孫』の人気に押されてしまい今ひとつ話題にならなかったと、後年たなチューやぴかりが語っている。皮肉にも『でたらめな歌』と『だんご3兄弟』はどちらも佐藤雅彦が手掛けた楽曲である(『でたらめな歌』では『さ大臣』名義)。
それでもヒットしたことに変わりはないこともあり音楽番組から出演のオファーも相次いだものの、「自分たちはあくまでもお笑いタレントで、CDも番組(ポンキッキーズ)の企画として出したに過ぎないから」という理由で辞退している。

アルバム「爆チュー問題のでたらめろでぃ~」には、「盆踊りバージョン」「悲しいバージョン」「アフリカバージョン」など数種のアレンジ版が収録されている。

●たなチューえかきうた
「Shall we dance?」で初お披露目となった、その名の通りたなチューの絵描き歌
同回がコンパスをテーマにしたストーリーであることから、大小の円で構成された雪だるまのようなたなチューが出来上がる。描き上がったものがたなチューだとわかるとがっかりされるのがオチ。
\がっかりすんなよ!/

●ぴかりとたなチューなかよしだ
作詞:高橋洋二、作曲:飯野竜彦
クリスマスライブや関連イベントのフィナーレでお馴染みの歌。
サビの歌詞は爆チュー、山チューの他、しいたけ、チューボの名前も登場するが、ゲスト出演者の名前に差し替えることが多い。


【余談】

  • BSフジで放送されていた『Beポンキッキ』→『beポンキッキーズ』および『We Can☆47』では、お笑いコンビ・ラバーガールが演じるカエルのキャラクター『ラバーガエル』のショートコントが放送されていた。爆チュー問題との関係は不明だが、顔出し着ぐるみの持つチープな雰囲気やセットに赤いテレビがあるなど、いくつかの共通点がある。
  • 『ポンキッキーズ』『ポンキッキーズ21』におけるスタジオパート出演時には、本人らではなくパペット人形の姿(声は本人が担当)で登場することがあった。
  • 太田は『爆チュー問題』に対し深い思い入れがあり、「俺らの代表作」だとも語っている。過去には「特番をやらせてほしい」と何度もフジテレビへ懇願していた他、爆笑問題30周年記念単独ライブ『O2-T1』でも、ラストに「爆チュー問題」のコントを披露したほどである。
  • たなチューは「かけマージャン」というわるいあそびにむちゅうである。


た:ちょっと待て!なんだ最後の行は!

ぴ:オレもなんか書こうと思って…かけマージャン好きだろ?お前。

た:やったことねぇよ、かけマージャンなんて!ったく、でたらめなこと書きやがって…。


ぴ:……お前、今、なんて言った!?


た:でたらめなこと書くんじゃねぇっつってんだよ!!


ぴ:でたらめ…?

た:でたらめ…?


ぴ:でたらめぇ!?


♪でたrプツッ




た:……あれ?曲どうしたんだよ?

ぴ:え~今回はですね、アニヲタWikiでのルール上、ここでは流せないそうです。

た:え!?ここって曲流しちゃいけないの!?え〜なんだよぉ!たなチュー歌いたかったのに!

ぴ:でもね、しょうがないです。ねずみ音楽チュ作権きょーかい、通称ジャチュラックからの申し立てがございまして…。

た:堂々と裏事情を語るな!

ぴ:歌が聴きたい人はCD買ってね!

た:ちゃっかり宣伝すんなよ!

ぴ:なお、この項目の追記・修正をしたい方は、CDに付いている券を当日会場へお持ちください。

た:握手会じゃねぇんだよ!どこだよ会場って!

ぴ:場所は渋谷区富ヶ谷、マチャアキさん宅の真向かいにある豪邸…

た:人ん家じゃねぇか!いい加減にしろ!!


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最終更新:2025年10月15日 20:41

*1 そもそも子供向け番組であるにも関わらず、一般のバラエティ番組同様、スタッフの笑い声が聞こえている。

*2 兄役のいかりや長介と弟役の仲本工事によるコントシリーズで1987年~1993年にかけて放送されていた。いろいろな質問をぶつけてくる弟に対し兄がトンチンカンな答えを出し、弟が「あんちゃん頭いいなあ」と感心するのがお決まりのパターン。

*3 実際、ばか兄弟は視聴者からのクレームが殺到した結果途中で打ち切りになったと、後年仲本が証言している。

*4 厳密にはたなチューの「ふつう」設定は太田が後から付けた。

*5 ポンキッキーズ内で2ヶ国語放送を実施していたコーナーとしては他に『きかんしゃトーマス』がある。

*6 忠臣蔵のネタをシェイクスピアのネタに置き換えるなど。

*7 FODでの配信としては2017年12月のクリスマスライブが最初となる。

*8 例として、「画鋲」→「シンバル」、「コンパス」→「社交ダンスの練習用人形」、「消しゴムのケース」→「改札で駅員が立っている所」など。

*9 他の家具がそのままねずみサイズに合わせたものに対し、テーブルだけはコーラの王冠を改造したものになっている。

*10 フジテレビのパロディで略称の「CX」をもじっている。