究極降臨ギガントゼウス

登録日:2024/04/21 Sun 17:32:00
更新日:2025/01/13 Mon 22:15:54
所要時間:約 12 分で読めます




究極降臨ギガントゼウスとはにゃんこ大戦争に登場する超激レアシリーズの1つである。


概要


世界的に有名な神々が登場するガチャ。
シンプルなデザインが特徴のにゃんこであえてその逆をいく、金色をふんだんに使ったディテールの細かさが神々の特別感を際立たせる。最近だとそうでもないって?言うな。
クセはあるが全体的に高性能であり、ユーザーからの人気も高い。
性能に対して比較的生産コストが安いのが特徴。


長らく放置されていたがVer9.10でハデスまでの8体に同時に第3形態&本能が追加。
他ガチャに見られた進化によるフルカラー化 or 見た目の変化が期待されていたのだが…


果実のパーツ+動きをマネする妖精 が追加されただけ。


なら性能はどうなんだというとこちらもあまり変化なし。
本能はキャラによるが大きく強化されることもなかった。
と、第3形態追加以降の扱いはあまりよろしくない。

にゃんこ大戦争がパチスロに登場した際に、主役の神さまつながりでギリシャ神話出身の4人が出演した。



キャラクター一覧


天空神ゼウス/ギガントゼウス/Gギガントゼウス


ルガ族を越え、画面に収まり切らないほどの圧倒的巨体を誇るオリンポス十二神の一人で、全知全能の最高神。なお、巨体のほとんどは座っている玉座の模様。

ムートを超える射程とメギドラ並みのDPSを誇り、体力などの他のステータスも全体的に高く実装当時は文句無しの高性能だった。
天使に打たれ強い能力は射程の関係上活躍する機会が少ないが、降臨ステージの断罪天使クオリネルではそれを如何無く発揮してくれる。スレイプニールにふっとばされるがな!

奥さんには弱い模様。(恐妻的な意味で)


現環境ではゼウスを上回る汎用キャラが増えたためイマイチ輝けていない。そのため有能揃いのギガントゼウスの中ではハズレの扱いを受けている。

本能によってゾンビ属性にも打たれ強くなったので潜行ゾンビに強く出られる…と思いきやゾンビキラーを持ってない。


超本能が実装されたが、1つ目の鈍足効果は確定ではあるものの鈍足時間が1秒と絶望的。
他の鈍足妨害キャラの邪魔にしかならないので開放する意味は殆どないと言っていいだろう。
2つ目は超獣特攻だが、天使の超獣は「超天獣ラジャコング」しかおらず、ゾンビの超獣もKB数の少ないゼウスとの相性は最悪な「超爆獣アリアント」程度しかいない。*1

超本能で救われることを期待しているプレイヤーも多かったようだが、かなり残念な結果となってしまった。
しかし確かな地力はあるため「第四形態はよ!」と言われている。超本能が追加されたので何年後になるかは分からないが


前述の通りパチスロに登場。ゲームより強そうに見えるのはご愛敬


ある日、喧嘩別れした恐妻を追いかけている間に王座を乗っ取られてしまう。
完全にネタキャラである


守護神アヌビス/パーフェクトアヌビス/Gパーフェクトアヌビス


死者の魂を冥界へと運んでいる死者の神。同時に登場した他の2人がギリシャ神なのになぜかエジプト神

波動無効、長射程と波動持ちに対する壁戦法を示唆した能力だが、肝心の本人は移動速度が速い・攻撃の発生が遅い・ノックバックしにくい、といまいち噛み合わない性能をしている。
前線が磐石になってから出撃させるタイプのキャラだが、そうすると今度は特徴であるはずのコストの安さがほとんど意味を成さなくなり、とことんミスマッチな性能をしている。
アップデートで鈍足無効が追加されたが、無駄に俊足で死に急ぎやすい彼に鈍足無効とはこれまた皮肉である。
さらにその後のアップデートにより、冥界の神らしくゾンビキラーが追加。
ニッチな能力を通販のおまけみたいに節操なく詰め込んだキャラと化しており、該当する能力がいない場合/頭数が足りない場合/敵に落とされてしまった場合のフォロー役としては十分活躍が出来るようになった。


第3形態によるステータスの強化と本能の実装によって全体的にパワーアップし、使えないことはなくなった。
烈波が当たると威力は数十万を超えるため浪漫砲として運用したい...ところだが烈波持ちのキャラでは強力なライバルであるキャスリィ系統がいるのでやはり微妙といったところか。

この時点ではゼウスよりはまだマシな性能となっている。
しかし以前の評価もあってか、その見た目から「イヌビス」やら「わんこ軍のスパイ」やら散々なあだ名を付けられて長らくネタにされていた。




そして期待されていた超本能が追加。遂にアヌビスは覚醒した。


まず目を引くのが攻撃間隔短縮。これを最大まで解放すると、攻撃したらすぐに次の攻撃モーションに入るようになる。
つまり長らく問題視されていた攻撃を空振ったらしばらく棒立ちになるという欠点がある程度解消された。他の本能も合わせて解放すればDPSは約2倍にまで跳ね上がる。

シールドブレイクは最大70%と結構高め。烈波無効も併せれば対悪魔にも十分通用するようになる。
生産コスト割引を解放すれば大台の4000円台を切りギガントゼウス内で最安値になる。


こうして彼は「烈波・バリアブレイク70%・シールドブレイク70%・ゾンビキラー・波動無効・烈波無効」言った便利な特性を詰め込んでいる上に高いDPSを兼ね備え、それでいて3600円で生産可能と超お得なキャラクターへと覚醒した。

攻撃発生こそ改善されなかったが、ここまで来れば最早かつてのネタキャラとしての姿は存在しない。
彼は本当の意味でパーフェクトアヌビスとなったのだ。
まあここまで強化するのは大変だけど


美女神アフロディーテ/メガロディーテ/Gメガロディーテ



愛と性と美を司る誇り高き女神。超激レアキャラでもかなりにゃんこのモチーフがわかりづらい。よく見ると抱いている猫の動くぬいぐるみがしっかりにゃんこの顔をしている。
弓を構えているため混合しやすいが、アルテミスではない。
亜種に恋女神ショコラディーテがいる。


初の遠方範囲攻撃を持つキャラ。(遠方攻撃自体は月イベのにゃんこ囚人が最初)
遠方攻撃はそのキャラの感知射程よりかなり遠くまで攻撃出来る特性だが、逆に一定以上近くの敵に攻撃する事が出来ない。
同じぐらいの射程を持つ銀河戦士コスモとはよく比較されるが、あちらは近寄ってきた雑魚の掃除、こちらは長い射程を活かしたボスや城の狙い撃ちと、主だった役割は別々になる。コスモと違って足が遅いので無駄に前に出ることも少ない。
エイリアンに超ダメージの特性を持つが、その使いやすさからエイリアン関係無しに使用率が高い。
DPSも射程の割にはかなり高く、汎用性の高さからかさじぞうとまた違った方向で最強キャラの呼び声も。








…というのは昔の話。第3形態が追加された辺りから雲行きが怪しくなる。


進化内容は体力が20%上がったのみと異常に少ない。
なら本能はどうか?進化させたプレイヤーが内容を見てみると…




鈍足妨害追加 古代の呪い耐性 波動耐性 停止耐性 攻撃低下耐性


( ゚д゚) ・・・?

(つд⊂)ゴシゴシ



鈍足妨害追加 古代の呪い耐性 波動耐性 停止耐性 攻撃低下耐性



(;゚д゚) ・・・!

(つд⊂)ゴシゴシゴシ





鈍足妨害追加 古代の呪い耐性 波動耐性 停止耐性 攻撃低下耐性



(;゚Д゚)!?



なんと体力アップはおろか、攻撃力アップすらもない。
他の対妨害は全て耐性止まりというあまりにも酷すぎる本能が追加されたのだ。
唯一役に立ちそうな鈍足妨害も確定では無いのであまり効果はない。
一応メガロは進化前から十分な強さを持っていたから弱めの本能にされたのだろうという見方もできるが、ここまでだと露骨な冷遇性能不足感が否めない。
そして上で解説した通りアヌビスが超強化されたことでより悲壮感が漂うことになってしまった…


が、Ver.13.2で超本能が追加。ラインナップは念願の基本攻撃力アップと攻撃頻度短縮。
ここに来てようやくアタッカーとして再び選択肢に加わったか。その分NPはかなりかかるが…
白フォノウが全てを破壊してるとか言っちゃダメ。


メルクストーリアとのコラボで登場したのだが、性格はというと…
前述の通りパチスロに登場。CVは内田真礼リアルかつかなりの美女に仕上がっている。
ちなみにPC版にゃんこ大戦争での女性キャラクター人気投票で1位になったことがある。


太陽神アマテラス/テラアマテラス/Gテラアマテラス


大いなる太陽と大地をつかさどる心優しき女神。ギリシャ、エジプト、ギリシャと続いて日本。
アメノウズメと間違えたんじゃないかというレベルで露出度が高く、またも揺れる。何処がとは言わんが揺れる。ギャルズと言われても差し支えないかもしれない。
にゃんこ大戦争×メルクストーリアコラボにおいてメルストにユニットとして実装された。フルカラーになったことによりその際どさが目立つようになったとか。


属性を持つ敵全てに超ダメージというこれまたぶっ飛んだ能力を持つ。(メタルは仕様上1ダメのまま)
ただし素の攻撃力はあまり高くなく、DPSで言うと狂乱のネコドラゴンとさほど変わりない。
属性の無い敵以外には非常に心強い汎用性を見せる。

プレイヤーからの評価が他の超激が揃っているかどうかで大きく異なるユニット。
サンディアキャットマンダディなどの超ダメージ系のユニットを持っていなければ重宝するが、そいつらが揃っていれば出番は若干憚られる。
一応超ダメージ系ユニットの中では長射程なので、適当に入れておいても一定の活躍はしてくれるのは利点。


……としばらく初心者向けキャラという扱いであったが、本能追加以降は評価が次第に改められることに。
  • 新属性登場後はその属性の対策キャラが揃っておらず汎用性の高いキャラに任せることが多い。
  • 本能で火力を底上げできるのはもちろん、「ゾンビキラー」「バリアブレイカー」が追加され、かゆい所に手が届くようになった。
  • マタタビ、古代マタタビ、強襲ステージなど様々な属性の敵が出てくるステージが増えた。
などの要因により、アマテラスは器用万能キャラにまで成長した。彼女は今日もどこかで世界を照らしているであろう。
ちなみに第2形態以降のKB時の顔を見てみると…?


繁栄神ガネーシャ/ガネーシャエクサ/Gガネーシャエクサ


学問をつかさどり繁栄をもたらす富の神。今度はインド、とことん統一性が無い面子である。

ギガントゼウスからは2体目の遠方範囲であり、1回でもノックバックすると以降攻撃力が1.5倍になる。
攻撃力増加と遠方範囲が前提なのか素の能力は良くも悪くも平凡。特に感知射程自体はネコドラゴンと同等というレベルなので、前線が激化してくると同じ遠方範囲持ちのアフロディーテと違って結構殴られたりする。攻撃力増加に繋がるので好都合とも言えるが。


全体的に使い易いアフロディーテや対応力の高いアマテラスに比べて強みが感じにくいため、当時のアヌビスやゼウスと並んでハズレとして扱われることが多かった。
が、遠方範囲攻撃と攻撃力増加の能力のおかげで混戦に非常に強く、また遠距離特化のアフロディーテと違って近い位置にいる敵にもある程度対応出来るため、ステージや使い方によってはどのユニットよりも活躍することもある。
ただ、攻撃力増加には常駐キャラなら本能解放が前提なにゃんまはともかくとしてデイダラトゲランアキラなど、コラボキャラならエヴァ2号機(第3形態)や美樹さやかなど、彼より扱いやすい奴らがひしめいているのが難点。

というのが第2形態までの評価だったが、第3形態になると、攻撃力アップが一気に2倍に上昇。遠方範囲の高火力により、DPSが一気に上がった。
本能でさらに攻撃力上昇と基礎攻撃力を強化でき、解放後の攻撃力上昇倍率は2.5倍に。これを加味したDPSはLV.50で17244となる。
これを属性関係なく火力を叩き出せる。
ふっとばし無効もあるが、はぐれたヤツ等に射程に入られた際に逃げられなくなるのであまり推奨はされない。

超本能では攻撃間隔短縮、波動無効、停止無効を入手し汎用性が増加した。


海王神ポセイドン/ポセイドラグーン/Gポセイドラグーン


ここに来て再び追加されたオリンポス12神の一人。
乗り物の結構下にある砲台から攻撃する。

ゾンビとメタルという統一感のない二属性に対して時間停止の能力を持つ。
メタルに対しては優秀な妨害だが、ゾンビに対しては火力があるせいで味方のゾンビキラーを妨害してしまう欠点を持つ。
…というのは過去の話で、Ver5.9にてしっかりゾンビキラーを取得。対ゾンビとしては最強クラスのアタッカーに変化した。


移動速度も早く、本能で渾身の一撃を習得したため速攻アタッカーとして採用されることもある。
メタルやゾンビ以外の敵が出てくる混合ステージでもその火力のおかげで十分使える。

パチスロに登場している。


時空神クロノス/クロノストリガー/Gクロノストリガー


時を支配するギリシャ神話の女神。
亜種に祝福神クロノスがいる。


全ての敵を遠方攻撃でまとめて停止させる強力なキャラクター。感知射程も長めで3連続100%停止の効果はすさまじく、敵の侵攻力を瞬く間に削ぎ落す。
そして時を司る神の名の通り、敵側の停止能力は無効化させるおまけつき。

クロノスによる停止時間は短めであることと、停止効果は上書きされることにより、停止時間が長いキャラとの併用には向いていないので、永久停止を狙う場合は注意しておきたい。
逆に停止以外の妨害との相性は抜群で、属性を持った敵への妨害ができるミタマとの相性はすこぶる良い。

本能で移動速度を上げることで前線に素早くたどり着ける。


パチスロではクロノスゾーンとして名前だけ登場した。


冥界神ハデス/デスハーデス/Gデスハーデス


亡者が行きつく冥府を統べるギリシャ神話の冥界の神。一文字名前が違うけどフランクな性格ではない。
地獄から魂?を引きずり出して攻撃する。悪夢世界に引きずり込む能力は無い、と思う。


特性の補正を除けば全キャラ中1位の体力を持つ短射程の大型壁兼アタッカー。
LV.30の時点で425000、DPSは7011と言う神なのに化け物じみたステータス。LV.50になると、なんと体力は675000、DPSは脅威の1万超に…。
更に、こいつなんとガメレオンでは手も足も出ない毒撃を無効にすることが出来る。
これにより、聖者ポプウ降臨がイングリッス降臨へと一気になりさがってしまう。
そしてワープ無効によりあの謎仮面のウララー相手に殴り合いを仕掛けることが出来てしまう。
前述の通り素のステータスで体力が高いため、 実質、古代の呪いも無効化出来てしまう。

第三形態では鈍足無効・ふっとばし無効を獲得。
本能で体力を更に伸ばすことができ、殴り合いキャラとして磨きがかかった。なお古代種妨害は持続が1秒しかないのでおすすめされない。


兄弟と同様パチスロにも登場。


堕天神ルシファー/グランドルシファー/Gグランドルシファー


禁断の力を得ようとし、神々の国から追放された神。久々にイケメンがにゃんこ軍団に登場。
堕天したということで他の神々に比べると黒い部分が多い。

浮いてる敵と悪魔にめっぽう強く、50%で烈波を放つ。
射程がかなり長く、多くの対象の敵に射程勝ちしている。烈波無効を持つため悪魔の死亡時の烈波を受けない。
シールドブレイクは持っていないので他のキャラでアシストしよう。
めっぽう強いが無いとステータスは若干低め。


第3形態で体力が上がり、烈波が必ず出るようになった。
更に同じ悪魔にめっぽうに強いネコサボテンとのにゃんコンボでめっぽうに強いを強化出来るようになった。

光翼神イシス/ネフェルイシス


ヘリオポリス九柱神の一人で強力な魔力を持つ女神。エジプト神話の豊穣の女神がモチーフとなっている。体つきも豊穣で攻撃時に揺れる。

属性を対象とした特殊能力は持たないが波動攻撃、攻撃力上昇、そして超生命体特攻を所持している。
攻撃力はかなり低く激レアくらいだが、攻撃頻度が高くそれなりの火力を出せる。


が、射程が300とかなり短いので体力は高いものの基本的に殴り合いでの戦いとなる。
更に超生命体ボスで完全に射程勝ち*2しているのがエクスエルしかいないというのも問題で、死に特性に近いものとなってしまっている。

今のところ弱い超激レアだが果たして第3形態で巻き返せるだろうか。


創造神ガイア/ゴッドガイア(伝説レア)


ギガントゼウスの伝説レア。マナの力で世界を創造した全ての根源たる女神。伝説レア特有の虹色は木に咲いている花。
全体像が非常にでかく、全キャラクターの中でもトップクラスだが、そこにいるのは幼女一人。第2形態ではネコっぽくなる。


能力は属性を持つ敵に極ダメージを与えるというもの。当然当たれば致命傷。
3段攻撃になっており、フルヒットすればそのDPSは28000にまでなる。
だが射程は400と並みで妨害耐性も皆無。加えて遠方範囲なので一度突破されると立ち直るのは難しい。

総じて伝説レアのなかでもひときわ癖の強いキャラであると言える。


余談


かつて存在していたPC版には「戦闘神オーディン」というキャラクターがいた。
彼は属性を持つ敵に打たれ強くふっとばす能力を持っていた。

第3形態の名前の最初につく「G」の意味は分かっていない。
「God」なのか「Gigant」なのか、はたまた「G」なのか、謎は尽きない。



追記修正よろしくお願いします。

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最終更新:2025年01月13日 22:15

*1 一応ゾンビ超獣は「超魚獣アンガブル」もいるが、そこまで強くないのでわざわざゼウスを出すまでもない。

*2 デッカーバチャンとビッグペンZにも素の射程では勝っているが、彼らは全方位攻撃持ちでイシスの射程を優に上回ってしまう。