マニッシュ・ボーイ(ジョジョの奇妙な冒険)

登録日:2010/07/26 Mon 18:41:30
更新日:2025/07/03 Thu 12:39:53
所要時間:約 4 分で読めます





🎈⸒⸒

……?









(†‬•̮‪† ‬)


ううッ!こっ このカードは!!


DEATH 13(死神サーティーン)


カードが動いているッ!

(‪†‬∀‪† ‬)ニヤリ

ドギャアァンッ



マニッシュ・ボーイとは、『ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース』に登場する人物。

名前の由来はアメリカのミュージシャン、マディ・ウォーターズの楽曲「マニッシュ・ボーイ」。
CVは長沢美樹(PS版ゲーム)、大谷育江(テレビアニメ版)。



【概要】


タロットカードの『死神』の暗示を示すスタンド使いの一人。
生後11か月イレブンマンス!赤ん坊でありながら、人の言葉を理解し喋ることも出来る天才児。
更には喫煙したり、安全ピンでサソリを殺すなどの器用な芸当もできる。
もはや人間じゃねぇ……
だが一応好物はベビーフードで、排泄はおむつの中にするなど年相応な面もある。
TVアニメでは喫煙シーンはカットされた。承太郎はハッタリかましたり動揺を誘ったりする為に喫煙していたので黒塗りで済んだが、流石に赤ん坊に喫煙させるのはマズかったのだろう。

天才児であるためか、世の中の人間を基本的に見下しているフシがある。
現実世界では基本的に誰かの助けを借りなければまともに行動できないが、それを利用してジョースター一行に狡猾に迫って行った。
一応どこかに母親はいるらしい。


【劇中での活躍】


ヤプリーン村で熱病を装い(かつ見ず知らずの女性を洗脳?し)ジョースター一行と合流し、の中で花京院たちを襲う。
初めは同じく夢の中に居た飼い犬を脅しと言わんばかりに殺害。
続く2回目にて花京院とポルナレフを夢に引きずり込む。攻撃無効化と物品生成、生物精製能力を駆使して2人を殺害しようとするも、花京院がうなされて暴れた事が原因で飛行機が墜落し、こちらも失敗する。
機転を利かせた花京院により自分がスタンド使いであることがばれそうになるが、他のメンバーがそれを長旅による精神異常と断定して信用せず、逆に強硬手段で自分を傷つけようとした花京院を気絶させてしまう。
そのままジョセフ承太郎、ポルナレフの3人をも夢の中へ引きずり込み、勝負は決したかに思われた。



ラリ…ホ…?

ラリホー♪
ガシッ



さぁ お仕置の時間だよベイビー



しかし花京院は気絶する直前に法皇の緑(ハイエロファントグリーン)を出していたため、夢の世界にスタンドを持ち込むことができた。
必死に抵抗を試みつつ後述するスタンド本体のカラクリを利用して道ずれにしようとするマニッシュ・ボーイだったが、デス13の中にハイエロファントグリーンを潜り込まされて脅しをかけられあっけなく敗北。花京院の腕の傷を治した上で能力を解除させられる。

目が醒めた後、スタンドを出していたため夢の中の記憶が残っていた花京院は、赤ん坊ということで流石に殺したり再起不能にすることはしなかったものの、ベビーフードにマニッシュ・ボーイの大便を混ぜ……


ほぉ~らおいしいだろー


……花京院特製「ウンコ入りベビーフード」を食わされて叫び声と共にリタイアとなった。まさかのスカトロ落ちである。
その後は花京院の台詞から近くの町まで送り届けられて母親の元へ帰ったと思われる。チャンチャン♪


スタンド能力



ラリホー

夢の中で死ねるなんてロマンチックだと思わないかい?


死神13(デスサーティーン)
パラメータ:【破壊力-C/スピード-C/射程距離-E/持続力-B/精密動作性-D/成長性-B】


ピエロのような仮面をつけ、聖職者に近しいローブを纏った大柄なスタンド。
死神の名に相応しく手には大鎌を持っており、これで獲物を切り裂く。
一見巨大に見えるが、胸から下は空洞になっている。つまり頭、肩、腕のパーツしか存在しない。
口癖は「ラリホー」

余談にはなるが、ドラクエには2種類のしにがみというモンスターがいる。
眠らせてくるのはDQ4のしにがみ(ただしラリホーではなくまどろみのけんを使う)であり、DQ4の発売は1990年。
第三部は'92年まで連載されており、ジョジョのラリホーする死神の方が登場が早いのだ。


夢の中に存在するスタンドで、自分の周囲に眠っている人間を、夢の世界「悪夢世界(ナイトメア・ワールド)」に引きずり込む能力を持つ。
この世界では全てが「デスサーティーン」の思い通りであり、状態変化から分身、世界操作、物品生成等々を思うがままに発生させる事が可能で、万象の法則原理が無視される。
ポルナレフに言わせれば「い…いや ひとつだけ ルールがあった…おれたちを… 切り刻んで殺すのだけは… ヤツのスタンドが直接やるッてことだ!」

夢の世界で怪我をすると現実にもそれが反映され、夢の中で死ねば現実の肉体も死亡する。
これを応用すれば、夢の中で治療すれば現実の本体の傷も完治すると「寝たら完全回復する」というRPGのようなことも可能である。

誰かに起こされるか自然に目覚めるまで攻撃は止むことはなく、たとえ起きたとしても「悪夢世界」で起こったことは全て忘れてしまう。
また夢は無防備状態の精神であるため、精神の力であるスタンドを出すことすら出来ないが、眠る前に出しておけば、夢の中に持ち込むことが可能。この状態ならば、目覚めた後でも「悪夢世界」を記憶していられる。

「夢を見て目が覚めると、夢の内容を思い出せない」という現象を元ネタに作られたスタンド能力である。
「夢の中で殺されると死ぬ」という現象は、ホラー映画「エルム街の悪夢」に登場する殺人鬼フレディ・クルーガーオマージュである。

成長性についても、本体が成長途上の赤ん坊ということもあってか「B」判定となっている。

夢の中以外では完全に無力なものの、ハマった時の絶対的な優位性から最強スタンド議論の常連になっている。



【余談】

SFC版ではインドに向かう飛行機内で登場。
最初は攻撃できないが、花京院のヒラメキで承太郎に全員を殴らせることでスタンドが使用可能になるという、無茶な展開になっている。(しかもその際、承太郎はなぜかまだ出せないはずのスタープラチナで殴る)




悪かったッ!もう近づきませんッ!大人をバカにしません
だから追記・修正してくれーっ
アニヲタwikの皆さまおねがいですゥー

この項目が面白かったなら……\ラリホー♪/

最終更新:2025年07月03日 12:39