キタカミの里の管理人(ポケモンSV)

登録日:2024/07/13 Sat 14:33:54
更新日:2024/12/12 Thu 22:13:57
所要時間:約 10 分で読めます




※『ゼロの秘宝・碧の仮面』のネタバレを若干含むため、未プレイの方は少し閲覧注意※



あたしは村で いろんな施設を管理している 管理人でして
みなさんの お世話を させていただきます

管理人(ポケモン)とは、ポケットモンスター スカーレット・バイオレットのDLC第1弾・碧の仮面に登場するキャラクターである。
預かりシステムの管理人(ポケモン)はこちらから。

CV:魚建 (アニポケ

概要

キタカミの里・スイリョクタウンにて出会う高齢の男性。一人称は「あたし」。
見た目はスキンヘッドハゲに紫色の着物を着ており、足には草履を履いている。某掲示板では名前のせいかニョロトノ呼ばわりされる。
冒頭にも書いた通り村の様々な施設の管理をしており、林間学校の企画はこの人が考えているらしい。
普段は温厚だがゼイユスグリには手を焼かされており、強い口調で叱ることも。
老人ながら現代の文化には通じており、ナウいポーズを教えてもらえたり、都会で流行っている自撮り棒ならぬロトり棒を貰えたりする。

…ん?

さらに桃沢商店の店主がオンライン決済サービスを使えない、と悩んでいた時はすぐ使えるようにするなど最新の技術にはある程度詳しい様子。

ちなみに本名は未だ不明である。「管理人」が本名で、実際は「管 理人」という名前なんじゃないかと言われることも。

オーガポンとの関係

英雄である「ともっこ」が悪い「」を倒したことは勿論知っていたが、本当の歴史については当然ながら知らなかった様子。
ともっこ様が鬼から奪った3つの仮面がキタカミセンターにあることを知っており、実際3匹が復活した時にキタカミセンターにて仮面を渡し、さらにスパイスが練り込まれた餅を振る舞っている。ゼイユ「もてなしちゃったの!?」
だが本当の歴史を知ったときは「申し訳ありませんでした」「オーガポン様」と呼ぶなど深く自分の失礼を反省していた。

その後

オーガポンの騒動が収まった後はキタカミセンターに立っているようになる。
そこで何をしているのかというと…





管理人「まさかともっこが悪くてオーガポン様が被害者だったとは知りませんでしたよ…」


「と・こ・ろ・で!!」


「ともっこが悪だということは重々承知しているのですが…」

「壊れてしまったプラザの像、かわいそうですよね?」

「…というわけで、壊れてしまった像を修復する愛のともっこ募金を募集します!」

「目標金額は100万円!

「…とはいえ学生さんからお金を貰うのは申し分ないので、親御さんや担任の先生にそれとなーく伝えておいてくださいね」

公共事業ですか?

そう、壊れてしまった像を修復するため、なんと100万円が必要だと言ってくる。
しかし学生から貰うのは申し訳ないと良心もあるようで、親や先生にそれとなく伝えておいてくれ…ってオイ。
ただ管理人はこう言っているものの主人公のお母さんや先生を募金へ参加・協力させる事はできない。なので募金額の大半は主人公が担う事になる。

当然ながら主人公の募金によって目標額の100万円へ到達すると、なんとともっこ像が元通りに。しかも汚れやキズまで再現するという職人ぶり。何で鬼さまの像じゃないんだというツッコミも。
ちなみに募金が終わるとキラッキラのゴージャスな甚平とバンザイのエモートが貰える。学生が100万円を軽く手渡ししたことに対するツッコミはない。
かなりの金額であるが、同じくキタカミの里で出会えるビリオとネアから貰える換金アイテムの売却総額がちょうど100万となるため、2人を追いかけ続けていれば集めるのはそこまで難しくはないはず。

なお、募金が終了した後管理人に話しかけると「今度はともっこプラザにおしゃれカフェでも建てようか」という計画を話してくれるが…そのお金はどこから…

ちなみにヨロイ島ヒスイ地方でも、大量のお金を使うことで主人公が使う施設の向上や持ち物の拡張など、メリットが生まれるシステムがあったのだが…この募金を終わらせても像が元通りとなるだけ。豪華な甚平とエモートに興味がなければ最悪やらなくても問題ない。

キビキビパニック

ムービーや置物などで桃太郎ポケモンの存在が示唆された時、「管理人が桃太郎ポケモンを操るラスボスなのではないか?」という説が広まった。
その根拠として、先に述べたように「オーガポンが英雄と判明したにもかかわらず、何故不自然に悪者であるともっこ像を修復したのか?普通ならオーガポンの像を立てるのではないか?」というものが挙げられ、さらには管理人が悪者の目つきをしているコラ画像などが作られた。





そして『ゼロの秘宝・番外編』が配信され、モモワロウのストーリーが始まるのだが…

管理人は最後まで登場しない。

これには驚いた人も多いのではないだろうか。勿論ラスボスどころかモモワロウに操られもせず、なんなら番外編が始まる時には行方不明になっており、ストーリーには一切登場しない。そのせいでまた「裏からモモワロウを操っていた」と揶揄されることも

ともっこ像の件は、管理人がただ本当にかわいそうだと思っただけのようである。

まさかのポケカ

2024/3月に販売された、ポケモンカードゲーム拡張パック「クリムゾンヘイズ」にてまさかの管理人がサポートとして登場。しかもSR版のイラストもある。*1
誰が呼んだかカガヤクハゲ

その効果は
自分の山札を2枚引く。その後、場に「公民館」が出ているなら、この「管理人」はトラッシュせず、山札にもどして切る。
というもの。
3枚以上引くのが当たり前のドロー系サポートカードの中では当然ながら最低クラスの枚数であり、肝心の回収効果もサーチがやや面倒なスタジアムカードが場にないと使えず、山札に戻してしまうので再利用も安定しないとそこまで融通が利かない。

おまけにこのカードより以前に『ネモ』(自分の山札を3枚引くサポート)を2枚まで手札に戻す『ネモのリュック』というグッズカードが登場しており、直近のカードに再利用コンボでも見劣りしている。
…と総じてお世辞にもあまり強いとはいえないカードである。

なおこのパックのサポートSRがこの人とこの人ということもあり、ポケカ開封においては管理人SRが非常に恐れられているという話も…かわいそう。

余談

  • 実はこの募金、周辺の住民も募金してくれるため、1日経つごとに少しずつ貯まっていったりする。
    ただし愛のともっこ募金イベントが開始されないと住民による募金は進まない。すぐに募金しない場合でも、とりあえず募金イベントは発生させておくと良い。
    なお、住民からの募金には上限額(90万円まで)が存在し、住民からの募金だけでは目標額の100万円は貯まらないようになっている。

  • 愛のともっこ募金による募金方法には1口分(1万円)と10口分(10万円)が用意されている。出せるのは現金のみであり、LPは不可。
    目標額の100万円を超えて募金してしまった場合、超過分のお金は主人公に返却される事なくイベントが進んでしまう。
    …つまり管理人が募金にかこつけて着服するので、それが嫌ならきっちり100万円になるよう募金しよう。

  • なんと管理人には「お祭り少女のシズネ」という娘がいる。シズネは主人公より明らかに年下のため、管理人は見た目よりもそれほど歳は取ってないのかもしれない。

  • 「鬼さまを差し置いて悪者のともっこ像の方を復興させるのはどうなのか…」とよくツッコまれるが、なんだかんだ言ってこれまでの観光資源だった像を「歴史を再検証してみたところ実は悪者でした」という理由だけでなかったことにするのもそれはそれで問題ではあるため、取り敢えず前あった像の復旧を優先するのはおかしなことではない。オーガポンの像はきっとまた後日作る…と信じたい。流石に余った予算でじんべえを作るのはどうかと思うが



もしもし? あたしあたし 例の項目 完成したから
追記 修正 着手してもらってー!

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最終更新:2024年12月12日 22:13

*1 もっとも、近年のパックのサポートカードには全てSR版があるため収録自体は自然である