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ニョロトノ

登録日:2011/11/16 Wed 23:42:44
更新日:2026/08/14 Fri 10:54:30
所要時間:約 11 分で読めます





3匹以上ニョロトノが集まると、かならず怒鳴るような鳴き声で合唱をはじめる。



出典:ポケットモンスター めざせポケモンマスター、2話『サトシVSカスミ!うみべのいっきうち!!』、
2023年1月13日~2023年3月24日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon


ニョロトノとはポケットモンスターシリーズに金・銀から登場するポケモン

■データ


全国図鑑No.186
分類:かえるポケモン
英語名:Politoed
高さ:1.1m
重さ:33.9kg
タマゴグループ:水中1
性別比率:♂50/♀50

タイプ:みず
特性:ちょすい(水タイプの技を受けるとそれを無効化し、HPが最大値の1/4回復する)
  :しめりけ(場にいる限り爆発技と特性「ゆうばく」を不発にする)
隠れ特性:あめふらし(場に出ると5ターンの間、天候を雨にする)

HP:90
攻撃:75
防御:75
特攻:90
特防:100
素早さ:70
合計:500

努力値:特防+3

進化:ニョロモ(レベル25)→ニョロゾ(「おうじゃのしるし」を持たせて通信交換)→ニョロトノ

■概要


初代から存在するニョロゾの分岐進化形として金銀から登場した黄緑色のカエル型のポケモン。
分岐先であるニョロボンとは対の存在。

ニョロボンの時は何故かおたまじゃくしのままだったニョロモ系列がついにカエルへ正統派進化した姿。
名前こそトノサマガエルだが、特性の方を考えるとアマガエルに近い。

ニョロモやニョロゾの群れのリーダーであり、喉を膨らませて鳴き声を出すとニョロモやニョロゾ達が大量に集まってくる。
一喝することで皆怯えてその場に伏せる。
頭に生えている巻き毛は王者の証であり、長く綺麗に巻かれている程威厳があるらしい。

ニョロトノが三匹以上集まると怒鳴るような鳴き声で合唱を開始する。
とある作曲家はニョロトノの合唱にインスピレーションを受け、美しいバラードを作曲したという。

夜行性であり、月夜の池のほとりに現れたあと前述の怒鳴るような鳴き声で縄張りをアピールする。

頬にあるピンク色の丸は、性別によって大きさが違う。小さい方がメス。


■ゲームでのニョロトノ


前述の通りニョロゾの進化形だが、進化には地味にレアアイテムな「おうじゃのしるし」と通信交換が必要なため入手は若干面倒。
そして石進化ではないのにも関わらず、レベルで覚える技がニョロゾより急激に減る。ひでんマシンのみず技は一通り覚えるのは救い。

また主要のトレーナーの使用者もほとんどおらず、ストーリー的にはかなり地味な存在と言える。
初登場の金銀時代はふしぎなおくりもので友人やポケスタ金銀のオクルと通信していなければ図鑑に姿を載せることすら出来なかった。
同じ「おうじゃのしるし」を使った進化には作中でヒントがある上に*1映画での知名度がある「ヤドキング」というライバルの存在もあり、
アニメで抜擢されるまでは割と影の薄いポケモンだったのである。

トレーナーではBW2Nが春の時に先発として繰り出してくる。
特性は「あめふらし」。

第五世代初期を遊んでいたプレイヤーには、このニョロトノ絡みの苦い思い出があるだろう。
詳しくは隠れ特性の項目へどうぞ。

レンタルポケモン

【ポケモンスタジアム金銀】
共通:うずしお/こごえるかぜ/いばる/ほろびのうた

ラプラスと似たような滅び型。ラプラスと違ってこちらは「いばる」を覚えているので相手の行動を封じ込みやすい。特攻と素早さはラプラスより勝る。

【エメラルド】
型1:かいがらのすず:のんきBD:ダイビング/あなをほる/さいみんじゅつ/いばる
型2:のんきのおこう:ひかえめBC:なみのり/サイコキネシス/どろかけ/いばる

型1は2つの溜め技で身を隠しながら攻撃する型。事前に「いばる」か「さいみんじゅつ」で相手の行動を封じ込ませるとなお動きやすい。
型2は「のんきのおこう」で回避しやすい両刀アタッカー。「いばる」と「どろかけ」で相手の攻撃を外しやすくさせたいところ。

【プラチナ・HGSS】
型1:のんきのおこう:おだやかCD:なみのり/どろばくだん/ハイパーボイス/いばる
型2:カゴのみ:わんぱくHA:ダイビング/かわらわり/さいみんじゅつ/いばる
型3:カゴのみ:しんちょうAD:たきのぼり/じしん/はらだいこ/ねむる
型4:ソクノのみ:ひかえめCD:ハイドロポンプ/れいとうビーム/サイコキネシス/さいみんじゅつ

ニョロボン共々4周目以降の登場に格上げ。
型1は「のんきのおこう」持ちで「どろばくだん」や「いばる」でさらに相手からの攻撃を受けにくくする。
型2はエメラルドの型1と似たような型だが、こちらは「あなをほる」が「かわらわり」となっており、でんきタイプには引いた方が安全となってしまった。
型3ははらだいこ型にねむカゴコンボを取り入れた型。「はらだいこ」でパワー全開となった後の一致「たきのぼり」は強烈な火力を誇る。サブウェポンの「じしん」もパワー全開となればでんき対策としても十分だが、返しの攻撃には気をつけよう。

【バトレボ】
シングル:HA:とびはねる/さいみんじゅつ/バブルこうせん
ダブル:HD:ほろびのうた/まもる/バブルこうせん

ゲートコロシアムにて登場。ニョロボンより少しだけ遅れて登場するが、ぶっちゃけニョロボンよりも弱い。
ただしダブルの型は本作のレンタルでは数少ない「ほろびのうた」の使い手であり、ソーナンスと組み合わせたリボンの害悪パーティ討伐役としての活躍が見られる。

【BW2】
型1:まんぷくおこう:ひかえめCS:たきのぼり/とびはねる/いばる/アンコール
型2:みずのジュエル:ゆうかんAC:ハイドロポンプ/どろぼう/エコーボイス/リフレッシュ
型3:カゴのみ:しんちょうAD:たきのぼり/じしん/はらだいこ/ねむる
型4:こうかくレンズ:ひかえめCD:ハイドロポンプ/ふぶき/きあいだま/さいみんじゅつ

型1は「とびはねる」でまひを引き、そこから「たきのぼり」でまひるみ戦法…といいたいが、あろう事か持ち物が「まんぷくおこう」なのでいくら相手をまひにさせても必然的に後攻となってしまう。そして物理技しか覚えて無いのに努力値振りが何故か攻撃ではなく特攻振りである。ダブルバトルなら味方に「トリック」などで別の持ち物にしてもらえれば普通に先手を取りやすくなるが…。変化技2種はどちらも強力なものなのが救いだろう。型2はジュエル一致「ハイドロポンプ」を撃ち込み、その後「どろぼう」で相手の持ち物を奪いたい。特に強力な持ち物を奪えればその後の戦況も優位に立ちやすいだろう。型3はバトルファクトリーからの流用。型4は高威力だが低命中の技を「こうかくレンズ」でカバー。
因みに本作ではまだ「あめふらし」持ちは選ばれない。

【USUM】
型1:じゅうでんち:ひかえめCS:たきのぼり/とびはねる/いばる/アンコール
型2:しめったいわ:れいせいCD:ハイドロポンプ/のしかかり/りんしょう/あまごい
型3:カゴのみ:しんちょうAD:たきのぼり/じしん/はらだいこ/ねむる
型4:こうかくレンズ:ひかえめCD:ハイドロポンプ/ふぶき/きあいだま/さいみんじゅつ

バトルエージェント(バトルツリー)で登場しなかったニョロボンとは異なり、こちらは続投。
型1は持ち物が「じゅうでんち」となった。だが持ち物の効果を発動させるためには弱点となるでんき技を一度受ける必要があるので「まんぷくおこう」よりかは断然マシとはいえ相変わらず使いにくい。それ以外はBW2の型1と同じ。努力値振りが攻撃振りではなく特攻振りなのも変わらず。型2は「しめったいわ」持ちの雨降らし型となった。特性が「あめふらし」なら「あまごい」を使う手間が省ける。
他の2つの型はBW2からの流用である。

【剣盾】
ダイマックスアドベンチャー:あめふらし:アクアブレイク/だいちのちから/りんしょう/てだすけ

特性「あめふらし」によりほのおタイプの伝説ポケモンを弱体化させることが出来るが、仲間のほのおタイプも弱体化となってしまう点には注意。雨の降るなかの一致「アクアブレイク」はやはり強力。「だいちのちから」ででんきタイプ対策も。仲間のサポートとして「てだすけ」を使うのも有りである。


■対戦でのニョロトノ


ニョロボンよりもやや特殊寄りの能力値を持つ。

やや特殊耐久に優れているが、それら以外の能力はニョロボン同様に全体的に横並びで種族値的には突出した部分も致命的な欠点も無いバランス系。

「さいみんじゅつ」「アンコール」「ほろびのうた」等、優秀な補助技をそこそこ覚えるのが特徴。


しかし競争率が異常に高い水単タイプにおいて一芸に特化できないというのはかなり厳しいものがある。


初登場の第二世代ではステータス面でスイクンに完敗しており、中々に厳しい立場にあった。
競合する他の水タイプに無い技として「はらだいこ」が強力であり、水タイプでありながら物理技をメインに戦う方が存在価値を見出せた。
一見ニョロボンの方が向いていそうだが、特攻が高いためガラガラに強く、弱点の少なさや特殊耐久力の高さもあり適性は劣っていない。
正直どんぐりの背比べ感はあるのだが…
一応ニョロトノの名誉のために行っておくと、2024年頃にVC版オフ会最大手コミュニティが制定した「第二世代初出ポケモン使用推進ローカルルール」とでもすべきルールで、「じわれ」耐久型や「はらだいこ」全抜き型が環境最上位クラスとなっている。


第三世代で得た特性が相手に依存しやすい「ちょすい」と「しめりけ」。
元々水半減なので「ちょすい」は旨味が薄く、「しめりけ」も一応当時は「だいばくはつ」が強かったとはいえシングルではあまり強力な特性とはいえない。
そのため第4世代までは、その中途半端な種族値と技のバリエーションのなさのおかげで他の強力な水タイプ達の影に隠れてしまう、極めてマイナーな存在であった。
種族値がほぼ上位互換であるミロカロススイクンの壁が高過ぎる上、生命線となる催眠戦術が蛇蝎のごとく嫌われていたという事情もありかなり茨の道のポケモンだった*2
地味だと言われていたカメックスオーダイルも当時のニョロトノよりは使いやすかっただろう。
差別化を狙える技といえば「とびはねる」「ほろびのうた」くらい。「ほろびのうた」で交代を迫りながらの「きあいパンチ」といった独創的な動きはできたものの、いまいち実用的とは言い難かった。
他の水単ポケモンでさえ差別化や一芸特化に苦心していたような時代に、ニョロトノは何をやっても半端者になってしまうポケモンだったのである。

しかし第五世代からは事情が一変。
隠れ特性としてカイオーガと同じ特性「あめふらし」を取得し、一気に要注意ポケモンの一角に君臨することになった。
ついに一般ルールで天候始動役が解禁されたのである。

雨パには必須の存在となり、キングドラルンパッパラティオス等強力な雨アタッカーと組むのはもはやデフォルト。
恐らく第五世代から雨パをトップメタにまで引き上げた最大の要因。

当然雨によるサポートだけでなく、カイオーガ同様に雨で強化された水技も単純に強力で単体でもかなり脅威。
「かみなり」等を覚えない為カイオーガほど活かし切れてはいないが、
それでも雨により強化された「ハイドロポンプ」は威力だけならあのラティオスの「りゅうせいぐん」を上回るので並のポケモンは即死である。
第四世代で「ひでり」「あめふらし」が解禁されていなかった理由がなんとなく垣間見える。当時の基準ではさすがに火力が度を越えてしまうと判断されたのだろう。

また上記のように補助技も優秀で「ほろびのうた」による流し能力や、単純に強力な「さいみんじゅつ」、相手を固定して隙を作る「アンコール」等々、サポート・妨害にも隙は無い。

こうしてニョロトノはマイナー使いからも見放されるほどだったポケモンから一転、メジャーポケの一角へとのぼりつめることとなった。
ポケモンは非常に種類が多いことで有名になったゲームであり、やはり何らかの一芸があることが求められるということをこの上なく立証したのである。
ただ前述の種族値の微妙さそのものは全く変わっていないため注意が必要。無理すると意外に押し負けがち。

特に天候を雨以外に変えられると悲惨。タイプ相性的にもユキノオーなんかは天敵と言っていい。
またサブウェポン自体も標準的な水タイプの物であるため単純な水受けも苦手。
特に雨パの天敵として有名なナットレイは強く意識したい。
他にも「よびみず」トリトドン辺りが苦手。

きあいだま」や「めざめるパワー」、控えのポケモン等で上手く対処したいところ。

世代当初は「こだわりスカーフ」スイーパー型、耐久振りアタッカー型、「みずのジュエル」型など、攻撃性能を活かした型が主流であったが、どれも自身が場に残ってしまうことで本命のキングドラを活かしづらくなるというジレンマを抱えた型であった。
それを解消したのが「だっしゅつボタン」型であり、天候を書き換えられる前に相手の攻撃に合わせて「すいすい」発動状態のキングドラをひとたび出せば、キングドラに後出しできる天候要員は当時存在しなかったため、そのまま全抜きかそれに近い大打撃を相手に与えることが可能であった。

第6世代では「あめふらし」等の場に出ただけで天気を変える特性が5ターンまでと弱体化したのが痛い所。
だが、雨パを組む際には依然として重要なポケモンであることに変わりはない。

第7世代ではペリッパーも「あめふらし」を習得しており、雨パの天候スターターの座を争うライバルとなった。
あちらは「ぼうふう」「とんぼがえり」「はねやすめ」「おいかぜ」、こちらは耐久力や「さいみんじゅつ」「ほろびのうた」「アンコール」等を使える点で勝る。
いずれにせよ一長一短なので、好みや構築論あたりで決めてしまえばいいだろう。

カエルポケモンではあるが、ガマゲロゲ系と違ってレベルアップでは「りんしょう」を覚えない。
特にこの技と相性が良いわけでもないので技マシンを使ってまで覚えさせるメリットもないのだが。

第9世代では碧の仮面で解禁された…のだが前作までと比べると採用率は大きく落ちている。
同時期に解禁されたトルネロスが、あまごい以外の天候始動技を覚えてしまったことが原因。
天候操作にはあまごいの一手が必要だが種族値、サポート性能はあちらが遥かに上。
しかも雨パなら専用技のこがらしあらしが必中になり、通りの良いひこう技を相手全体攻撃で連打できる。
さらに敵に回すと交換から天候を取ろうとしても、後から天候始動技で天候を書き換えられてしまう。
その結果「雨PTで使っても天候を取りにくい上、天候始動役としてもあまごいで一手取られるがトルネロスの方が確実」となり大きく評価を落としてしまった。
前作での主力技だったねっとうが剥奪されてる*3のも痛いところ。

スカーフ持ちイルカマンのクイックターンで交代→脱出ボタンを持たせたニョロトノの特性で雨状態→相手の攻撃を受けてマイティフォルムイルカマンを1ターンで降臨、というコンボも可能ではあり、シングルではそこそこ使われている。

準伝説以上禁止となってトルネロスがいなくなったレギュレーションHでも、おいかぜも使えるライバルのペリッパーや上書き役のエルフーンに押されて低迷気味。
ペリッパーに至ってはダブルにおけるトップメタに躍進しているが、ニョロトノは9月時点で使用率60位程度とかなり押されてしまっている。
補助技の違い等で差別化自体は容易なのだが、使いやすさで言うとペリッパーに軍配が上がってしまう。
あちらは相性抜群の相方のブリジュラスがいるのに対して、こちらは特別相性の良い相方がいないのも向かい風。

■ポケダンでのニョロトノ


救助隊では「きたかぜのだいち」に出現。
フロア全体に効果があり、ヒットすると3ターン後に力尽きる『ほろびのうた』で多くのプレイヤーを絶望の淵に立たせた。
しかし、裏を返すとこれは味方に付けると心強いとも言える(それでも当たらない時は当たらないが)。
ちなみに、『ほろびのうた』で倒したポケモンからは経験値を得られないので注意。

散々嫌われたニョロトノは時闇で消された筈だったが、空の運命の塔にまさかまさかのサプライズ出現。
元から凶悪な技揃いだったが、ご丁寧にステータスも最強クラスに調整。
開発の悪ふざけじみた難易度へのテコ入れだろう。

そして北風の大地と違いレベル1ダンジョン、しかも運命の塔は救助も復活も出来ない特別仕様。

ポケモンによっては技や特性で対処出来る場合もあるが、
大抵のポケモンはいやしのタネがなければ問答無用で死亡であり、運命の塔深層はただの運ゲーと化してしまった。
…と思われていたが、案外わざの命中率に難を抱えていたり、かしこさで隙ができたりするので強敵感は薄かったとされている。

……蓋を開ければ上記の都市伝説に過ぎなかったニョロトノだったが、救助隊DXにおいてすごわざ「つうろひっちゅう」を獲得することにより、究極のバケモノへと覚醒。
自分から通路に入って、命中率100%のほろびのうたを放ちフロアの敵を3ターンで一掃する、最高の味方として存在感を放つのであった。
ただそれだけなら、ストーリー中に加入するアブソルや、クリア後ダンジョンに出てくる高レベルなムウマでも可能だが、こいつの場合はLv5ダンジョンで実践投入が可能。
こんなポケモンが敵でなくてよかった。

こうして、リメイク前のフーディンに代わる高速救助枠として活躍の場を増やしたという。
しかし、ほろびのうたで敵を倒すと仲間も経験値も増えず、ご丁寧にLv5ダンジョンには「ぼうおん」「だっぴ」「しぜんかいふく」持ちがそこそこに出現するため、
この技だけですべてを乗り切ろうとすると事故死のリスクがある。救助依頼に合わせてどこでどんだけ「バブルこうせん」「おうふくビンタ」も駆使して稼ぐかが課題。


■アニメでのニョロトノ


カスミがオレンジ諸島編でゲットしたニョロモが、後にニョロトノに進化した。
陽気な性格をしており、笑顔で拍手するように手を叩くことが多い。
トニョーロトニョーロ


■『ポケットモンスターSPECIAL』でのニョロトノ


第3章の主人公、ゴールド幼なじみポケモンの1匹として登場。ニックネームは「ニョたろう」。
ニョロゾがシルバーのシードラとの通信交換によって進化した。
「うずしお」や「さいみんじゅつ」等で活躍する。
3章終盤では、なんと自滅覚悟の「ほろびのうた」でヤナギデリバードと相打つ大健闘を見せた。

それまでの主人公が集結する第6章でも、レッドニョロと共にガイル・ハイダウトとタッグバトルをしたりとゴールドの手持ちの中でも出番は多め。


■ポケモンカードゲームでのニョロトノ


ポケモンカードの現在のルールは「化石が「きぜつ」した場合もサイドカードを1枚取られる」というものになっており、アニヲタwikiの利用者層に多いポケモンカードGB時代とはルールが異なっている。
このルール変更の原因になったのが、ポケモンカードのADV~PCG時代*4の「化石を壁にする戦術」が大流行したため。特に当時は「なにかの化石」以外から進化するアノプス(ツメの化石)とリリーラ(ねっこの化石)が登場したことで化石の種類が増え、しかもHPが40と意外と高い(この後に「なにかの化石」もHP50になって再登場する)。
しかも「ツメの化石」は「相手からダメージを受けると相手に10ダメージ」という能力を持っていたためあらゆるデッキにフル投入された。相手に勝手に10ダメージを与えてくれて、サイドカードは取られず、こちらの任意のタイミングでトラッシュできるという万能カードだった。これを壁にしてベンチのポケモンを進化させていくのである。

その戦略を大成させたデッキのひとつが、「金の空、銀の海」で収録された「ニョロトノex」を軸にしたもの。
このニョロトノには「なぐってひっこむ」という本家のとんぼがえりのようなワザがあり、これによって「自分のターンでは化石をトラッシュしてニョロトノを出して殴ってひっこみ、相手のターンでは化石を盾にしてニョロトノをかばう」という戦術が成り立ったのだ。
このニョロトノは条件付きで120ダメージになるワザもあるので、優勢を築けたらたやすく攻めに転じられる。この「化石ニョロ(化石ニョロトノ)」というデッキは当時の化石の利点を徹底的に利用した、いわば流行戦略の集大成のようなデッキだった。

この戦略を大成させたもうひとつのデッキ(「ヌケテッカ」「化石ヌケテッカ」などと呼ばれる)の方は守勢に回ってじっくり戦うことをもくろんでおり、あまりに守りが固いのでTODを狙うこともできたという。
こういったデッキの流行を受けて、化石のルールが変更された。つまりこのニョロトノ、ルール変更の立役者の1匹だったというわけ


ついきしゅうせいの ようぼうは アニヲタの たしなみだ。しっかり おもしろく まとまっている きじほど アニヲタの そんけいを あつめると いわれている。



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最終更新:2026年08月14日 10:54

*1 一応ニョロトノもヒントはないわけではないが、それに関しても「ニョロゾもいずれカエルに進化する…?」といったモブトレーナーの会話での匂わせと図鑑の空きナンバーからの推測程度。存在を知っても「ニョロボンから進化する」と勘違いしやすく、ヤドランからの進化という誤認が多かったヤドキングと同様だった

*2 ちなみに当時の催眠型で好まれた持ち物が「こうかくレンズ」。さいみんじゅつに加えて「ハイドロポンプ」などの命中率も上げることができた。

*3 多くの水ポケモンが没収され、代わりに「ひやみず」を習得している

*4 ポケモン本家で言うと第三世代。現在はスタン落ちではなく互換切りされているため、公式サイトで検索しても出てこない。見に行きたい場合は有志サイトがあるのでそちらをどうぞ。