パラドックスポケモン


この記事には 『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』に関する 重大なネタバレがあるようです
続きを見ますか?



















































 エリアゼロの怪物 


エリアゼロには 不思議な

ポケモンが 生息している。

下に 行くにつれて ポケモンか

どうかも 分からないような

巨大で   小型で
凶暴な   残酷な

生物が その姿を 見せ始める。

彼らの猛攻を 受けたことで

隊員が 致命傷を 負い

一時 退却することと なった。

探検記『スカーレットブック』『バイオレットブック』より引用




登録日:2022/12/18 Sun 23:59:59
更新日:2024/01/21 Sun 16:15:01
所要時間:約 20 分で読めます




パラドックスポケモンとは、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』から新たに登場したポケモンの分類。


【概要】


異なる時代から呼び出された古代または未来のポケモン達。
現行世界の時間軸に生息していること自体が本来あり得ないため、「パラドックス(矛盾)」の名が冠されている。

今作におけるバージョン違いの要素であり、『スカーレット』では原始的な姿をした巨大で凶暴な古代のパラドックスポケモンが、『バイオレット』では機械的な姿をした小型で残酷な未来のパラドックスポケモンが登場する。
いずれも現代に生きるポケモンと似た特徴を備えていて、彼らの古代・未来の姿と推定されている。

ゲーム内ではパルデア地方屈指の危険地帯「エリアゼロ」に生息している。
本編より200年前、大穴の内部を調査したエリアゼロ観測隊と遭遇した際には隊員に致命傷を負わせ、後に観測隊のヘザーがパルデアの大穴について記した探検記『スカーレットブック』『バイオレットブック』では冒頭のように「エリアゼロの怪物」として取り上げている。
しかし、その荒唐無稽な内容から現代では探検記自体が奇書の類いとして扱われてしまっており、パラドックスポケモンについても一部のオカルト雑誌で触れられるのみとなっている。

実はパッケージポケモンであるコライドン及びミライドンもこの分類に属していて、古代・未来におけるモトトカゲがそれぞれの時代から連れてこられた存在である。


【生態】


詳細な生態に関しては作中でも殆ど分かっていない
他のポケモンと同様に捕獲する事で図鑑には登録されるのだが、どれも「オカルト雑誌が紹介したポケモンに似ている」だの「目撃例は過去1件のみ」だのろくな解説がされておらず、分からない事が分かっている程度の記述しかない。
そのオカルト雑誌「月刊オーカルチャー」にしても、記載内容が真実である証拠はどこにもない……どころか明らかにネタに走っているとしか思えない内容も多いため、結局「詳細は不明」としか言えず、謎に満ちた存在となっている。
呼び名についてもオカルト雑誌や古い伝承における呼称をそのまま当てはめている有様。

そのため現代のポケモンと姿形こそ似ているが、実のところ本当にそのポケモンの古代or未来の姿なのかすらも不明。*1
そもそもタイムマシンの稼働以前から目撃情報があるのに加え*2
タイムマシン停止後に姿を現したウネルミナモ、タケルライコ、ウガツホムラ/テツノイサハ、テツノカシラ、テツノイワオに至っては、
  • 目撃情報が皆無
  • 情報と言えるのは調査隊の想像によるスケッチのみ(しかも似ていない)
  • 古代・未来に関する言及がない
という状態で、古代種/未来種と共通する特徴を持っているだけの理由で便宜上パラドックスポケモンに分類されているのが現状。

唯一、コライドンとミライドンが遺伝子検査によってモトトカゲとの繋がりを示されているのみである。
また一部のパラドックスポケモンは出現するバージョンにおいて、現代における姿が確認できないのも不思議である。例としてスカーレット版限定のハバタクカミはムウマの古代の姿であると推測されるが、ムウマ系統はバイオレット版のパルデア地方にしか出現しない。

「藍の円盤」でのサブイベントを見る限り、タイムマシンはあくまで呼び寄せたパラドックスたちを「この世界」に留めるための手段であり、テラスタル結晶そのものが並行世界からのワープホールになることが読み取れるため、過去に出現し目撃されたパラドックスたちはそうしてテラスタル結晶を通じて別の世界の別の時代から自然に転移し、そして戻って行ったと考えることが出来る。

月刊オーカルチャーの元ネタは、恐らく実在する月刊オカルト情報誌『ムー』。コラボした事もある。
他にも、奇書に書かれた未来の生物という点から『アフターマン』や『フューチャー・イズ・ワイルド』を連想した人が多い。


【ゲーム中での特徴】


いずれも性別不明かつタマゴ未発見であり、現代の姿が進化するか否かに関わらず全てのパラドックスポケモンが無進化で、合計種族値は570または590(各バージョン1体のみ)で統一されている。
加えてネタバレ防止のためか、本作の準伝説にあたる4体の災厄ポケモン共々シリーズ1ランクバトルでは使用禁止ポケモンに指定されている。

コライドン/ミライドンを除いて、古代のポケモンは特性こだいかっせい」、未来のポケモンは特性「クォークチャージ」を宿している。
これは天候が「晴れ」(古代)/「エレキフィールド」(未来)の時、または道具として「ブーストエナジー」を所持している時に自分の最も高い能力が上昇するというもの。
この能力上昇はステータスのランク上昇とは別で、すばやさの場合は1.5倍、それ以外の能力は1.3倍に上がる。なお、同値の場合の能力上昇の優先度は「ビーストブースト」と同じで攻撃>防御>特攻>特防>素早さの順になる。

なお、この能力アップは能力ランクによる補正を含めた実数値が適用される他、設置技や他の特性による効果を受けたで発動する為、いかくを受けたりねばねばネットを踏んでしまうと上げたい能力以外の意図しない能力が上がってしまったりもする。「バトンタッチ」を用いた戦法をとる際にも注意が必要である。
更にブーストエナジーの消費がにほんばれの影響を受ける前に発生すると言う仕様だったが、これに関してはアップデートで修正され天候優先に変更されている。実質トドロクツキは弱体化を喰らったことになる

高種族値のタマゴ未発見グループであるためウルトラビーストと同じく便宜上準伝説枠として括られることもある。
しかし、フィールド上で普通にエンカウントでき複数体入手も可能な上、伝説のポケモンにある個体値の3V保証や色違いブロックルーチンがないことからも分かるように、一部を除き準伝説として扱われてはいないようである。

なおこのブーストエナジー、どうやらメガストーンやZクリスタル等に近い仕様になっているらしく、
天候はれやエレキフィールドで特性が発動し消費しなかった場合に限り、はたきおとすトリックを無効にする効果がある。
ただしマジックルームは有効で、ルーム展開中は消費して能力を上げることができない。

古代のパラドックスポケモン


現代の姿よりも大型かつ原始的な見た目をしている。
瞳部分が黄色く、目元には隈取りのような模様が浮かび、鋭利な牙や鱗を始めとして全体的に刺々しく攻撃的な出立ちで、体の一部が突出して長大化または巨大化している。また、鳴き声は現代種のものに遠吠えの様な音が追加されている。
総じて現代種に恐竜のテイストを加えたようなビジュアルとなっている。

現代では飛行・浮遊している個体が古代だと地に足をつけて歩行するなど、現代種とは大きくかけ離れた生態や行動をしているポケモンも存在し、中には現代にはありふれていても、古代では明らかに存在しなかった模様や形をその身にまとったポケモンもいる。

ネーミングは見た目や特徴をそのまま捉えた何とも直球なものが多い。

一部の古代のパラドックスポケモンには現代から見ると進化前にあたるポケモンに酷似した姿の個体が存在しているが、それらの現代の姿だとされるポケモンは、(パルデア地方においては)進化の石を使用して進化するという共通点を持つ。
彼らだけ最終進化ではなく進化前に似た姿をしていることから、「古代においては石が手に入らない、または存在していなかったために別方向の進化をしたのではないか」という考察も存在する。

性能面ではコライドン以外は種族値全てが奇数で構成されていて、上述の特性「こだいかっせい」を宿している。
色違いは現代種の色違いに準ずるが、サケブシッポのみプリンと異なるものとなっている。


イダイナキバ太古から生き続ける恐竜?


パルデア某所にある 乾燥地帯において
謎の生物の 目撃が 報告されている。
一見 ドンファンに 似た その生物は
巨大な牙と 強固な鱗を 備えており
好戦的な性質を 示したという。

現代に 生き残る 恐竜というのが
有力な説だが その正体は 不明。
イダイナキバ という名は かの奇書
スカーレットブックに 記された
謎の生物から 命名されたと いわれる。

『月刊オーカルチャー 9月号』より

古代のドンファンと思わしきパラドックスポケモン。名前の由来は「偉大な牙」。
じめんタイプに加えて現代では失われているかくとうタイプも備え、初のじめん:かくとう複合として登場した。
スカーレット版における「土震のヌシ」の正体でもある。


サケブシッポ10億年前のプリン?


パルデア某所の 森で 目撃された
謎の生物が サケブシッポ である。
プリンに 酷似した 愛くるしさを
持っているが 攻撃的な性質で
近づくものに 襲いかかるという。

原始的な姿と 凶暴性から 一説には
10億年前の プリンと 噂されている。
奇書 スカーレットブックに 記された
叫ぶ尻尾と 呼ばれる 謎の生物が
名前の由来 である。

『月刊オーカルチャー 10月号』より

古代のプリンと思わしきパラドックスポケモン。名前の由来は「叫ぶ尻尾」。
フェアリータイプに加えて、現代のノーマルタイプが置き換わる形でエスパータイプを持ち、サーナイト系列と同じフェアリー:エスパー複合となっている。


アラブルタケ恐竜?モロバレル?


恐竜の特徴と モロバレルの特徴を
あわせ持つと 噂される 奇妙な生物。
奇書と 名高い スカーレットブックで
紹介された 荒ぶる茸と 呼ばれる
謎の生物と おおむね 特徴が 一致。

そこから この未確認生物は
アラブルタケと 呼ばれるように なった。
通常の モロバレルより はるかに
身体は 巨大だが 知性は 低いようで
凶暴な ハードパンチャーらしい。

『月刊オーカルチャー 6月号』より

古代のモロバレルと思わしきパラドックスポケモン。名前の由来は「荒ぶる茸」。
くさタイプに加えて現代では失われたあくタイプも備え、くさ:あく複合となっている。
頭や腕にあるモンスターボールの模様は相変わらずだが、なぜモンスターボールが存在しない時代からこのような模様を持っているのかは不明。偶然似ただけなのだろうか?


ハバタクカミ翼竜のゴースト?


その名は スカーレットブックと
呼ばれる 奇書の中に 登場する
謎の生物から 名づけられた。
長い体毛を くねらせ 夜空を
ゆらゆらと 飛びまわると いわれる。

目撃者からの 証言によると
一見 巨大なムウマの ようだが
気性が とても荒く 好戦的とのこと。
古代に 生息した 翼竜の魂から
生まれた ゴーストという 説もある。

『月刊オーカルチャー 5月号』より

古代のムウマと思わしきパラドックスポケモン。名前の由来は「羽ばたく髪」。
ゴーストタイプに加えて現代では失われたフェアリータイプも備え、ミミッキュと同じゴースト:フェアリー複合となっている。
なお、元となったムウマはスカーレットのパルデア地方には登場しないバイオレット版限定ポケモンである。


チヲハウハネ蘇った太古のウルガモス?


目撃情報が 少なく 極めて 謎の多い
未確認生物が チヲハウハネ である。
その名は 奇書として 知られる
スカーレットブックに 記された
謎の生物に ちなんで 名づけられた。

かつて 本誌が とりあげた 原始時代の
ウルガモスと 共通する特徴が あり
化石から 復元したとも 考えられる。
だが 過去に ウルガモスの化石が
発見された記録は 存在していない。

『月刊オーカルチャー 8月号』より

古代のウルガモスと思わしきパラドックスポケモン。名前の由来は「地を這う翅」。
むしタイプとほのおタイプから置き換わる形でかくとうタイプを備え、ヘラクロスマッシブーンと同じむし:かくとう複合となっている。


スナノケガワ寿命1万年のレアコイル?


パルデアの 乾燥地帯を 中心に
数件の 目撃報告が あるものの
いまだ 捕獲されたという 記録はない。
攻撃的な性質で 目撃者が
襲われるケースも あるという。

世紀の奇書 スカーレットブックで
紹介された 砂の毛皮と 呼ばれる
謎の生物と 特徴が 一致している。

『月刊オーカルチャー 7月号』より

古代のレアコイルと思わしきパラドックスポケモン。名前の由来は「砂の毛皮」。
でんきタイプに加えてはがねタイプじめんタイプに変化しており、でんき:じめん複合となっている。
なので、はがねタイプが存在しなかった初代のようにどく状態になるというちょっとしたファンサービスがある。


トドロクツキ原始のボーマンダ?


奇書 スカーレットブックに 書かれた
謎の生物が 名前の由来に なっている。
その姿は ほかの地方で 
ボーマンダに発生する とある現象との結果
に酷似しているが 関連性は 不明。

羽毛を まき散らしながら
高速で 飛びまわり 獲物を 襲う。
その 凶暴な性質は ボーマンダ以上と
考えられており 遭遇することが あっても
絶対に 接触を 避けるべきである。

『月刊オーカルチャー 4月号』より

古代のボーマンダと思わしきパラドックスポケモン。名前の由来は「轟く月」。
ドラゴンに加えて現代では失われているあくタイプも備え、サザンドラアクジキングと同じドラゴン:あく複合となっている。
ゲーム内グラフィックでは空を飛んでいるが、ひこうタイプも特性ふゆうも持っていないため普通にじめんタイプの技は当たる。
なお、元となったボーマンダはスカーレットのパルデア地方には登場しないバイオレット版限定ポケモンである。


ツバサノオウコライドン

古代のモトトカゲと思わしきパラドックスポケモン。
探検記『スカーレットブック』の表紙を飾っているのもこのポケモンであり、その中では「ツバサノオウ」と呼称されていたようだ。
その後、オーリム博士によって改めて「コライドン」と名付けられている。


ウネルミナモ超古代のスイクン?


観測隊員 スケッチ担当が
描いた 幻のポケモン。

エリアゼロ 中層部以降に
生息する 謎のポケモンたちは
あまりに 大きく 凶暴である。

彼らの その特徴を ベースに
エリアゼロに 幻のポケモンが
いるなら どういう見た目かと
想像しながら 描いたそうだ。

探検記『スカーレットブック』より

古代のスイクンと思わしきパラドックスポケモン。名前の由来は「畝る水面」。
元のみずタイプにドラゴンタイプが追加され、SV内ではシャリタツに次ぐ2体目のみず:ドラゴンとして登場した。
現代においてはホウオウによって蘇生され誕生したとされる特別なポケモンだが、その古代の姿という矛盾するような性質はパラドックスポケモンの謎をより深める事となった。


タケルライコライコウの祖先?

古代のライコウと思わしきパラドックスポケモン。名前の由来は「猛る雷鼓」。
元のでんきタイプにドラゴンタイプが追加され、ミライドンと同じでんき:ドラゴンとなった。
これにより双方が登場するバージョンは別だが、初めてパラドックスポケモン内でタイプが重複した。


ウガツホムラ化石から復元されたエンテイ?

古代のエンテイと思わしきパラドックスポケモン。名前の由来は「穿つ焔」。
元のほのおタイプにドラゴンタイプが追加され、レシラムバクガメスに次ぐほのお:ドラゴン複合となった。
ちなみにタケルライコとこの個体のみ、古代のパラドックスポケモン特有の黄色い瞳ではなく紫の瞳をしている。


未来のパラドックスポケモン


現代の姿よりも小型かつ機械的な見た目をしている。
この「機械的」というのは比喩表現でも何でもなく、金属質の身体・電光看板のような目・発光し水泡のようなものが浮かぶ蛍光色の槽(血液の代用?)など本当に生物離れした姿をしており、さながら「機械で再現されたポケモン」といった姿を形取っている。
鳴き声には現代種のものに噛み合った歯車が回転した時のような音が追加されている。

攻撃時のモーションも現代種とかけ離れており、中には首がはじけ飛んだりと生命体なのか疑わしいパラドックスポケモンもいる。
ちなみに、機械的な姿となった未来の姿という事で、ポケモンと人気を争った作品のキャラクターを連想させるという意見も……。

ネーミングに関しては多種多様な古代パラドックスと対照的に、こちらは全て「テツノ○○○」で統一されている。
かと言って別にタイプがはがねタイプとは限らない……どころか、はがねタイプを持つのはテツノワダチとテツノカシラの二匹だけであり、初見では騙されること請け合いである。

現代種の特性をタイプで再現したようなテツノコウベ、ドンファンを中途半端に再現したようなテツノワダチなどから、これらが生まれた世界では現代種に当たるポケモンのまともなデータがない=そのために違和感のある外見になったのではないかという考察もある。*3

性能面ではミライドンを除き種族値全てが偶数で構成されていて、上述の特性「クォークチャージ」を宿している。
色違いは発光する部分以外が銀色になる。さながら「製造途中の塗装前」といったところか。


テツノワダチ宇宙人の科学兵器?


パルデア某所にある 乾燥地帯において
謎の生物の 目撃が 報告されている。
一見 ドンファンに 似た その生物は
突如 球体に 変化すると 高速で
回転し 襲いかかってきたという。

宇宙人の 科学兵器では ないかという
噂もあるが 真相は 不明。
テツノワダチ という名は かの奇書
バイオレットブックに 記された
謎の物体から 命名されたと いわれる。

『月刊オーカルチャー 9月号』より

未来のドンファンと思わしきパラドックスポケモン。名前の由来は「鉄の轍」。
じめんタイプに加えて新たにはがねタイプを獲得、同期だったハガネールと同じじめん:はがね複合に。
バイオレット版における「土震のヌシ」の正体でもある。


テツノツツミ太古の文明が生んだロボット?


奇書 バイオレットブックに 書かれた
謎の物体が 名前の由来である。
デリバードに 似た 形状をしており
球体の装置から 膨大な氷を 噴射し
雪原を 移動するという。

正体に 関しては 多くの説が あるが
超古代文明の産物 という説が 有力。
太古の文献に テツノツツミ らしき
機械を 設計し 使役していたという
記録が 残っているのだ。

『月刊オーカルチャー 10月号』より

未来のデリバードと思わしきパラドックスポケモン。名前の由来は「鉄の包み」。
パルデア地方では貴重なこおり:みずの複合タイプ。
首がバネ状になっており、強い衝撃が加わると外れて伸びる。


テツノカイナサイボーグ?


世紀の奇書 バイオレットブックに
記された 鉄の腕と 呼ばれる
謎の物体から 命名された。
自在に動く 掌で 高速で 走っていた
大型車両を 投げ飛ばしたという。

テツノカイナの 正体として 有力なのは
瀕死の重傷を 負った アスリートが
サイボーグ化した という説である。
ただ 何故 ハリテヤマを 模した姿に
なったのかは 謎に つつまれているのだ。

『月刊オーカルチャー 5月号』より

未来のハリテヤマと思わしきパラドックスポケモン。名前の由来は「鉄の(かいな)」。
かくとうタイプに加えて新たにでんきタイプを獲得、初のかくとう:でんき複合として登場した。ちなみに、同じタイプの一般ポケには同世代のパーモットがいる。


テツノコウベ機械?ポケモン?


パルデア某所にて 目撃された
サザンドラに 似た 危険な 飛行物体。
高エネルギーを 放射し 建造物を
徹底的に 破壊すると 次の標的を
求めるように 飛び去っていったという。

サザンドラの凶暴性と 機械の冷酷さを
あわせ持つため 機械と サザンドラの
ハイブリッドなのではと 噂される。
奇書 バイオレットブックに 書かれた
謎の物体が 名前の由来 である。

『月刊オーカルチャー 7月号』より

未来のサザンドラと思わしきパラドックスポケモン。名前の由来は「鉄の(こうべ)」。
現代のドラゴンタイプが特性「ふゆう」と習合してひこうタイプへと発展し、あく:ひこう複合に。
なお、元となったサザンドラはバイオレットのパルデア地方には登場しないスカーレット版限定ポケモンである。


テツノドクガ人類を監視するUFO?


世紀の奇書 バイオレットブックに
登場する 謎の物体から 命名された。
ウルガモスに 似た 飛行物体であり
上空から 地上の人々を 追尾し 時に
襲いかかってくることが あるという。

攻撃的な性質を 持つ 理由として
テツノドクガの 正体は 宇宙人が
あやつる UFOだという 説がある。
テツノドクガを 使い 人類を 監視し
侵略の機会を うかがっているのかもしれない。

『月刊オーカルチャー 8月号』より

未来のウルガモスと思わしきパラドックスポケモン。名前の由来は「鉄の毒蛾」。
現代のむしタイプがどくタイプへと変化し、ほのお:どく複合に。
一方で機械化の影響か、現代のウルガモスの代名詞でもあるちょうのまいは使えなくなっている。


テツノイバラ10億年後のバンギラス?


パルデア某所 とある洞くつで 目撃された
謎の物体が テツノイバラ である。
バンギラスに 酷似しているが
極めて 冷徹な性質を 持つとともに
無駄な争いを 好まないという。

金属質の装甲や 高い知性から
10億年後の バンギラスと 噂されている。
奇書 バイオレットブックに 記された
鉄の茨と 呼ばれる 謎の物体が
名前の由来に なっている。

『月刊オーカルチャー 6月号』より

未来のバンギラスと思わしきパラドックスポケモン。名前の由来は「鉄の茨」。
現代のあくタイプがでんきタイプへと発展し、いわ:でんき複合に。
なお、元となったバンギラスはバイオレットのパルデア地方には登場しないスカーレット版限定ポケモンである。


テツノブジン博士の異常な発明?


奇書 バイオレットブックに 書かれた
謎の物体が 名前の由来に なっている。
最強の エスパーポケモンを 求める
マッドサイエンティスト によって
造られた ロボットという 説がある。

数少ない 目撃者からの 証言によると
サーナイトと エルレイド どちらにも
見えるような 奇妙な姿を しており
対峙する者は 光りかがやく刃で 躊躇なく
切り捨てる 残酷さを 持っているという。

『月刊オーカルチャー 4月号』より

未来のサーナイトあるいはエルレイドと思わしきパラドックスポケモン。名前の由来は「鉄の武人」。
2体の特徴を併せ持ったような見た目をしており、タイプもそれぞれからフェアリーとかくとうを取ってきた初のフェアリー:かくとう複合として登場した。
「最強のエスパーポケモンを求めるマッドサイエンティストによって造られた」という説があるが、その割にエスパータイプは持っていない。


テツノオロチミライドン

未来のモトトカゲと思わしきパラドックスポケモン。
探検記『バイオレットブック』の表紙を飾っているのもこのポケモンであり、その中では「テツノオロチ」と呼称されていたようだ。
その後、フトゥー博士によって改めて「ミライドン」と名付けられている。
なお、未来のパラドックスポケモンは全体的に小型化する傾向にあるが、ミライドンのみモトトカゲより巨大な体へと先祖返り発展している。


テツノイサハ未来のビリジオン?


観測隊員 スケッチ担当が
描いた 幻のポケモン。

エリアゼロ 中層部以降に
生息する 謎のポケモンたちは
小柄かつ 残忍である。

彼らの その特徴を ベースに
エリアゼロに 幻のポケモンが
いるなら どういう見た目かと
想像しながら 描いたそうだ。

探検記『バイオレットブック』より

未来のビリジオンと思わしきパラドックスポケモン。名前の由来は「鉄の斑葉」。
元はかくとうタイプを共通して持つ「三闘」*4の一員だったが、遙か未来では元のくさタイプは据置のままエスパータイプへと変質したようである。
一見するとビリジオンをそのまま機械化したあまり変わり映えしないようにも感じる見た目だが、実は頭部と首の水疱部分が剣状に伸びる機能を搭載している。


テツノカシラコバルオン型の最新兵器?

未来のコバルオンと思わしきパラドックスポケモン。名前の由来は「鉄の魁」。
遙か未来ではメタグロスソルガレオと同じ、はがね:エスパー複合となった。
頭の角から湾曲した巨大な光の刃を形成し、辺り一面を切り裂く。


テツノイワオ悪の組織に改造されたテラキオン?

未来のテラキオンと思わしきパラドックスポケモン。名前の由来は「鉄の巌」。
未来ではいわ:エスパーとルナトーンソルロック以来の複合タイプとなっている。
二本の角を合体させて大剣のような刃を形成し、あらゆる物を一撃で突き破って粉砕する。


【関連ポケモン】


太古の時代を生きていたポケモン達。
いずれも現代では絶滅してしまっており、残された化石から復元する形で再び生を受けている。
古代パラドックスに近い出自の持ち主達(特にオムスターオクタンの遠い祖先であることが公式で明言されている)だが、こちらは性別があるしタマゴも産むため根本的な部分では異なるようである。

ちなみに図鑑によればオムナイト復元後に逃げ出した個体が野生化するというどこかで見た事態となっており、
またガラル地方のカンムリ雪原や遥か昔のヒスイ地方では、ウルトラホールや時空の歪みにより太古の世界から化石ポケモンがタイムスリップしてくるというこれまたどこかで見た事態が発生していた。

  • 太古の姿のポケモン
化石ポケモンというカテゴリー外でも、太古に存在していたことが公式で明言されているポケモン、あるいは示唆されているポケモンは存在する。
代表的なのは1億年前と変わらない姿と説明されているジーランス。1万年前の氷の下から発見されたこともあるマンムー
明言はされていないが、メガヤンマモジャンボもマンムーと同じく「げんしのちから」を覚えて進化するということから古代の生物に先祖返りしたポケモンであることが匂わされている。
こちらも性別ありでタマゴを産むポケモンであるため、パラドックスポケモンとは異なっている。
しかし(古代から姿が変わっていないジーランスは例外として)いずれも巨体を持つという点は古代パラドックスポケモンと共通している。

特定の地方において見られる既存ポケモンの異なる形態。
発売前にはイダイナキバテツノワダチもパルデア地方におけるドンファンのRFではないかとユーザーから推測されたりしていた。
ただしこちらは生物学上の繋がりが正式に証明されており、名前についても仮称ではなく元のポケモンと同じ名が取られている。
特に過去の世界で登場したヒスイのすがたに関しては、現代のシンオウ地方で確認されておらず絶滅したかのように扱われており、タイムマシンの接続先次第では彼らもパラドックスポケモンとして登録されていたかもしれない。

実在するポケモンではないが記載。
「エリアゼロに幻のポケモンがいたら」という想像の下に、観測隊のスケッチ担当がパラドックスポケモンの特徴を落とし込んで描いたイメージ図である。
それぞれ『スカーレットブック』では大型で凶暴という特徴をベースに伝説の三聖獣が、『バイオレットブック』では小型で残忍という特徴をベースにが1体に融合したようなポケモンが描かれている。
一隊員がパラドックスポケモンから連想したただの妄想……のはずだったのだが、後に酷似した姿のウネルミナモ及びテツノイサハを始め、ジョウト三犬およびイッシュ三闘のパラドックスが登場する事となった。

  • ■盤のポ■■ン
『スカーレットブック』『バイオレットブック』に記されたポケモンなのかどうかすら不明の謎の存在。
観測隊員とはぐれた際に目撃した気がするとされ、いまいち要領を得ない。
記述は可読部が少なく非常に解読しづらいが、「六角形が多層的に重なった構造」「宝石よりも輝いている」ことが読み取れる。
この存在について触れている資料は、何故か尽く記述が欠落してしまっているのだという。
オーリム博士/フトゥー博士が自身の日記内で触れている、テラスタル現象の要因である存在と同一と思われるが、こちらでも「仮称■■■」となっており名前が黒塗りになってしまっている。
謎の多い存在だが、プレイヤーからは「追加コンテンツで明かされる三体目の伝説のポケモンではないか」と囁かれており、実際にDLC「ゼロの秘宝」においてこいつの正体が第三伝説に当たるテラパゴスであることが判明した。
こいつの最終形態であるステラフォルムの特性「ゼロフォーミング」は、テラスタル時に自動発動し天候とフィールドを解除するというパラドックスメタになっているが、関連性は不明。



追記・修正はタイムマシンで古代・未来の時代に行ってからお願いします。

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最終更新:2024年01月21日 16:15

*1 ガラル三鳥やしろすじのバスラオのような「似ているだけの別種」の可能性もある。

*2 ヘザーが目撃したイダイナキバ/テツノワダチと思われるポケモンがその一つ。なお、オーリム博士/フトゥー博士がタイムマシンでパラドックスたちを呼び寄せ始めたのはストーリー開始の直前である。

*3 これに関連して「欠けたデータを大昔の伝承から補完しようとしたのではないか」という仮説も。

*4 「聖剣士」だとケルディオを含む総称。含まない場合はこちら。