登録日:2024/08/25 Sun 12:06:00
更新日:2025/03/29 Sat 11:48:55
所要時間:約 9 分で読めます
『
俺は全てを【パリイ】する~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~』は鍋敷による
ライトノベル作品である。
「
小説家になろう」で2019年10月より連載されている。2020年からはアース・スターノベルより書籍版が刊行されている(既刊8巻)
イラストはカワグチ。
【概要】
子供の頃、「才能なし」と言われて見切りをつけられた主人公が、基本スキルのみ身に着けたまま、長年鍛錬を積み上げた結果、屈強な若者に成長し、それまで基本レベルだったスキルも桁外れなレベルのものに変わっていったという展開を面白おかしく描いている。勘違いによるものもあるのだが、その人柄と器の大きさも相まって魅力的なチート主人公として活躍していく有様を描いている。
副題にある通り、ノールは自身がレべチな力を持っていることの自覚はない。謙虚な性格故に生じる勘違いや戦う敵やモンスターに対する解釈違いを起こしながらも、芯の通った性格に好感を抱かれている側面もある。(ツッコミどころは否めないが)
そんな彼の生き様や魅力を描きつつ、努力は人を裏切らないことをノールを通じて描いているところが特徴である。
メディアミックスとして、KRSGによるコミカライズ版が「コミック・アーススター」により連載されている。
またテレビアニメ版も2024年7月より放送されている。
【「パリイ」とは?】
元々は
武器で敵の攻撃をはじく技術を指している。
RPGの
ロマサガシリーズをはじめ様々なゲームで防御手段や反撃手段としてパリイという名前が存在している。(アクションゲームである
ダークソウルシリーズではこのパリイを使いこなせるかでゲームの難易度が変わると言われるほど)
本作におけるパリイの設定は剣士スキルで、敵の攻撃を受け流す効果しかないが、ノールの場合、「パリイ!」と一言叫ぶだけではじくことが可能。
これで基本大概の攻撃をはじくことができる。
その語感から誤解されがちだが、決してパリピな人間のことを指すわけではない。
【あらすじ】
世界をめぐり、怪物と戦い、人々を守る。
そんな冒険者に憧れる少年・ノールに下されたのは、
「全てにおいて、一切の才能がない」
という残酷な判定だった。
でも才能がないなら、誰よりも努力すればいい!
身につけた最低スキル──攻撃を弾く【パリイ】を
十数年もの間ひたすら磨き続け、
ついには千の剣を弾けるように成長する。
しかし、どれほど極めても最低スキルだけでは冒険者にはなれず、
ノールはいつの間にか世界最強クラスの力を手にしながらも
それを自覚することもなく、街の雑用をこなす日々をおくっていた。
そんなある日、
魔物に襲われている王女・リーンを偶然助けたことで、
ノールの運命の歯車は思わぬ方向へと回り出す……!
【キャラクター】
(主要人物)
・ノール
CV:濱野大輝
本作の主人公。
子供の頃に両親を病で亡くしており、ずっと山の中で生活してきた。
幼い頃、父から教えられた「英雄譚」の主人公にあこがれを感じ、山を下りて冒険者の養成所に通うも、あらゆる職種において、ごくごく基礎のスキルしか得られることが出来ず、「才能がない」ということで養成所から去ることになった。
それ以降は山に籠もり、「パリイ」を始めとする基礎スキルの訓練に興じていたが、長い鍛錬の結果、それらの基礎スキルはノールの思った以上のものとなっている。
しかし、自身は有用スキルを持っていないことから、大した存在ではないと思っている模様。併せて魔物に対する知識もないことから、自身が討伐した魔物は有象無象のザコ敵だと思う程である。(ミノタウロス=牛、ゴブリンエンペラー=ゴブリン等)
こうした勘違いをコメディと捉えるかについては賛否あるが、少なくとも、こうした彼の謙虚な人柄は多くの人から慕われることに繋がっている。
・リンネブルグ・クレイス/リーン
CV:前川涼子
クレイス王国の第一王女。
父親の影響で幼少期から冒険者として才能を発揮し、6つの職業養成所を全て過去最高の成績で卒業し、S級スキルをまんべんなく取得している秀才である。
そんな彼女であるが、ミノタウロスに襲われていたところをノールに助けもらった。これ以降彼への恩義を感じると同時に、彼の力・人柄・懐の深さに感慨を感じ、押し掛け女房の形で、彼に「弟子入り」することになった。
ノール「教えること何もないんだけどなあ・・・」
基本彼女のノールに対する評価は過大評価なところが多大にあるが、ノールの言動を全肯定し、全般的な信頼を寄せている。
「いつの日か、貴方の弟子と認めてもらえる日が来るまで・・・・、ノール様、いえ、ノール先生!それまでずっと貴方の後ろをついていかせていただきます」
・イネス・ハーネス
CV:森なな子
クレイス王国の騎士で、『戦士兵団』副団長。
特殊な防御能力【神盾】(しんじゅん) を持っており、その力を使いリーンの護衛を務めている。主人に対しては忠義を尽くす一方で初めてノールに出会った時は彼の能力に懐疑的であった。しかし、彼の人柄を知ったことで認めることになった
担当声優は彼女のことはクールキャラだと思っていたが、実際は情熱ある努力家で共感を抱いているという。事実、スキルの発動を確認してからは、【盾聖】ダンダルグに引き取られ、力の使い方を教わった後、鍛錬は欠かさなかった。
・ロロ
CV:
村瀬歩
魔物と自在に心を通わせる特殊能力を持つ、心優しい少年。
絶滅した「
忌むべき存在」とされる魔族の末裔であり、奴隷商人の下でかなり不幸な幼少期を送ってきた。クレイス王国に攻め込むための伏兵として、強力な毒を持つ黒死竜とともに配置されたが、勘違いしたノールによって黒死竜は討伐され、魔族のことを知らないながらも彼のことを認めてくれたおかげで心も救われることになった。
・ギルバート
CV:武内俊輔
クレイス王国を守護する剣士兵団の副団長で、【槍聖】の
二つ名を授与されている。
無類の戦い好きで、かつては強者を求めて各地を回っていた。 【剣聖】シグの弟子で、
槍を扱う。
ノールが王宮に来た際、彼と手合わせを行う。本気で挑んでも彼の攻撃はかわされるばかりで、それどころかノールから、勘違いによるものだが「もっと本気で踏み込んでもらっても構わない」と言われるなど、これまで自身が経験したことのない強者を相手にしたときの感覚と己の未熟さを味わうことになった。
・クレイス王
CV:山野井仁
世界最古の迷宮『還らずの迷宮』を擁する国家・クレイス王国の
国王であり、リーンとレインの父親。
かつては冒険者として、【六聖】たちと数々の偉業を成し遂げた
S級ランクの冒険者でもある。その際、『還らずの迷宮』を探索しており、迷宮最奥部で『黒い剣』を発見している。冒険者を引退した現在も王国の最高戦力の一人である。
娘を助けてくれたノールに恩義を感じており、土地や金・財宝などの褒美を授けようと提案するも、そもそも王と応対している自覚がないノールは、その謙虚な気持ちから辞退されてしまう。
そこで現役時代に愛用していた『黒い剣』をノールに授けることにした。
・レイン・クレイス
CV:寺島惇太
クレイス王国の第一王子。
冷静沈着な性格で、クレイス王の補佐役も務めている。
頭脳明晰で慎重な性格。ミノタウロスを倒したノールに対しても得体の知れない男ということで信じ切っていない模様。しかし、彼の人柄や実力は認めている。
(六聖)
・シグ
CV:
三木眞一郎
クレイス王国を守護する六聖の中の1人。
『剣士』(ソードマン)最高位の二つ名【剣聖】を授与されており、王都の『剣士』養成所の教官も務めている。
担当声優曰く、「自分に厳しく常に高みを目指そうとしている」存在とのこと。
・ダンダルグ
CV:
三宅健太
クレイス王国を守護する【六聖】のうちの1人。『戦士』(ウォリアー)最高位の二つ名【盾聖】を授与されており、王都の『戦士』養成所の教官も務めている。
イネスの義父であり、孤児院から引き取り力の使い方を教えた。養成所で素質がないとして辞めざるを得なかったノールのことを時折思い浮かべていたようで、イネスはそのころからノールを意識していたとされる。
・ミアンヌ
CV:
豊口めぐみ
クレイス王国を守護する【六聖】のうちの1人。
『狩人』(ハンター)最高位の二つ名【弓聖】を授与されており、王都の『狩人』養成所の教官も務めている。
夫がおり、王都でも有名な
料理人とのこと。
・カルー
CV:
関俊彦
クレイス王国を守護する【六聖】のうちの1人。
『
盗賊』(シーフ)最高位の二つ名【隠聖】を授与されており、王都の『盗賊』養成所の教官も務めている。
・オ―ケン
CV:
宇垣秀成
クレイス王国を守護する【六聖】のうちの1人。
いかにも大魔術師みたいな風貌をしている。
『魔術師』(マジシャン)最高位の二つ名【魔聖】を授与されており、王都の『魔術師』養成所の教官も務めている。
・セイン
CV:羽田野渉
クレイス王国を守護する【六聖】のうちの1人。
『僧侶』(クレリック)最高位の二つ名【癒聖】を授与されており、王都の『僧侶』養成所の教官も務めている。
孤児院も担当しており、イネスやギルバートは彼の孤児院の出身。
(ノールがパリイした相手)
・ミノタウロス
ファンタジーでお馴染み牛の頭を持つ怪物。リーンの命を狙う刺客として迷宮の入り口に現れた。
一般的なファンタジーでは強敵としては中堅どころのイメージがあるが、本作においては迷宮の最下層に出てくる超難敵の存在。
かつては迷宮の最下層にてクレイス王+六聖全員が全力で戦ってギリギリ倒せたほどの強さを誇る。
ノールは魔物の知識が無かったため、
魔物ですらない大きな牛だと勘違いした。
二足歩行で立って斧をぶん回す牛がいてたまるか
・ゴブリンエンペラー
ゴブリンの頂点に立つ巨大なゴブリン。ゴブリン退治の依頼を受けてノールとリーンが入った森に潜伏していた。
通常の個体よりもさらに巨大化した体躯から繰り出す凄まじいパワーに加え、巨体に似合わぬスピードや冷静に敵を観察する知恵も持っており、ノールとリーンを大いに手こずらせた。
ノールは初めて見たゴブリンがこいつだったため、
これが一般的なゴブリンだと勘違いした。
・黒死竜
巨大なカエルのような外見だがれっきとした竜種である危険生物。クレイス王国を蹂躙する手駒として命令を受けたロロが連れ歩いていた。
致死性の瘴気を放ち、あらゆる生物を死に誘う。
魔物の知識が無いノールは見た目で大きな毒ガエルだと勘違いしたどころか、美味な肉を持つ食用の家畜だとさえ思っていた。
・死人のザドゥ
善悪に拘らずどんな依頼でも受ける元冒険者にして賞金首の危険人物。WEB版には登場しない。
目にも留まらぬ速度でのナイフの斬撃や、錬成した無数の十字剣からなる大規模飽和攻撃による戦闘力は極めて高く、かつて彼を討伐しようとした高ランク冒険者含む大規模討伐隊を壊滅させるほど。
表向きには死んだ者として扱われているために『死人』の二つ名で呼ばれている。
ノールは彼が世界レベルの危険人物と知らなかったため、最後までそこらの一般人を相手にするかのように普通に会話していた。
ザドゥ「お前,やっぱちょっとおかしいなァ…?」。
・厄災の魔竜
クレイス王国を壊滅させるためにデリダス皇国が眠りから目覚めさせて仕向けたドラゴン。
同じ竜種でも、黒死竜とは比べ物にならない巨体とパワーを持ち、口から放つブレスは地形を変え、国を滅ぼす威力を誇る。
人間を小さき者と見下しているが、力を示した強者には潔く服従する高潔さと高い知能を持ち、ロロがいればノールたちとの意思疎通も可能。
さすがのノールもこれだけ分かりやすい姿のドラゴンを他の何かと勘違いすることは無かったが、魔竜が服従したのは自分の強さでは無くロロの能力のおかげだと勘違いしている。
・皇国軍
クレイス王国の迷宮資源を狙う皇帝が引き連れる、隣国デリダス魔導皇国の軍勢。規模は約1万人。
皇国が誇る最新鋭の魔導技術により開発された強力な重装備を纏う兵士たちに加え、切り札の魔導レーザー砲「神の雷(ブリューナク)」と魔導防壁装置「英雄の盾(イージス)」を複数配備した総戦力は容易に小国を蹂躙せしめる。
政治についての知識もなかったノールは、軍の最後尾に構えて一人だけ豪華な鎧を着ていた皇帝を普通の老人と勘違いしていた。
【用語】
〇養成所
冒険者になるにはこの「養成所」で「職業」の訓練を受けることになる。
養成期間は3か月。スキルを発現するために肉体と精神を追い込むことを目的にしている。
ノールは様々な職業の養成所に通ったがめぼしいスキルを得ることが出来なかった。
〇スキル
本作の世界観において「スキル」は冒険者になるにあたって重要な要素を占める。
基本的に戦闘では当事者の持つスキルの内容で攻撃内容が決まるとされている。
そう考えると、防御や反撃特化の「パリイ」を主に使うノールにとって、攻撃スキルが乏しいのは少々つらいところである。
〇黒い剣
クレイス王からもらったノールの基本武器。
平たい金属の板のようなもので、やや心もとない印象もあるが、途方もなく硬く簡単なことでは傷つかない頑丈な剣。ノールが「パリイ」ではじく上では結構有効なアイテムであると言えるだろう
そんなことも知らないノールはその剣を「ドブさらい」に使っているのだから罰当たりなものである。
〇冒険者ランク
本作における冒険者ランクは以下の通りとなる。
ランク S -【白金級プラチナ】 冒険者ギルド協会が破格の能力を有すると認定する者
ランク A -【金級ゴールド】 指定機関に於いて特別に有能と認められ、実績を有する者
ランク B -【銀級シルバー】 指定機関に於いて特別に有能と認められる技能を有する者
ランク C -【銅級ブロンズ】 冒険者ギルド協会が有能と認める技能を有する者
ランク D -【鉄級アイアン】 冒険者として優良な技能を有する者
ランク E -【初級ビギナー】 冒険者として最低限の技能を有する者
〇Fランク
ノールが登録した冒険者ランク。基本誰でも登録可能。
冒険者のランクで実質上、「ないもの」とみなされている。
王都限定のランクで、「討伐系依頼」や「採集クエスト」といった冒険者なら定番のものが禁止されており、できることと言えば街中のドブさらいとか工事現場の手伝いといった「雑務」となっている。
報酬を得てもギルドの仲介マージンとして多くを抜かれることがあるため、普通に一般職についた方が稼げる。
このため、大抵の人は登録はしない。
〇六聖
クレイス王国を守護する六人の実力者たちを示している。
〇ノールの持つスキル
ノールが少年時代に訓練所で習得できたスキルは、各職業ごとに1つずつの合計6つ。
いずれのスキルも、本来は極めて弱い効果しか持たない初歩の初歩的なものであり、冒険者として魔物と戦うにはそれ単体では不十分と判定されるもの。
故にノールは冒険者ギルドの客観的な基準で判断した場合、最低ランクのEランクにさえなる資格がない、ということになる。
ただしノールは十数年間にわたり各スキルの鍛錬を続けた結果、スキルが成長し本来からはかけ離れた異常な効果を発揮している。
【パリイ】(剣士系スキル)
(本来の効果)相手の攻撃を剣で弾く
(ノールが使った場合)「パリイ」の一言で一度に千本の剣を弾く。「黒い剣」を振るって発動させれば、ドラゴンのブレスや魔力の雷などの物理攻撃では無い攻撃さえも跳ね返せる。
【身体強化】(戦士系スキル)
(本来の効果)身体能力をわずかに上昇させる
(ノールが使った場合)身体能力を数倍に向上させる
【投石】(狩人系スキル)
(本来の効果)石を投げて目標に当てる
(ノールが使った場合)石で鋼鉄の盾を貫く威力と百発百中の精度を誇る
【しのびあし】(盗賊系スキル)
(本来の効果)足音を抑えて敵に気づかれにくくなる
(ノールが使った場合)高速移動時の空気の壁を無くし、空気抵抗に邪魔されない超高速移動を可能にする
【プチファイア】(魔術師系スキル)
(本来の効果)指先に極小の火を灯す
(ノールが使った場合)指先にそれなりの大きさの火を灯す。さらにノールは最大で10本の指全てで同時に発動したり、火を合体させることも可能
【ローヒール】(僧侶系スキル)
(本来の効果)精霊の力を借りて発動可能。使用回数に制限あり。ごく軽微な傷を癒す。
(ノールが使った場合)自身の力で発動可能。使用回数に制限がなく何度でも連続して使える。猛毒で死にかけた身体すら回復させ、致死性の瘴気すら中和可能。
なお、ノールの訓練を担当した六聖は全員がノールの持つ秘めた才能や超人的な心身の強さには訓練当時から気づいており、誰1人としてノールを無能扱いした者はいなかったのだが、「有用なスキルが3ヶ月の訓練満了でも発動しない」という事実がある以上、客観的な判断基準によりノールが希望する職業への適正を持たない【才能無し】と判断せざるを得なかったという事情がある。(故に、なろう系によくある、主人公を無能扱いした者たちがざまぁされるような展開はこの作品では存在しない)
【テレビアニメ版】
2024年7月から9月までの期間で放送された。
大筋は原作通りの進行で、ノールが皇国軍との戦いのところまでを描いている。
原作者はアニメ化を契機にしてパワーアップしたノールの物語を一緒に楽しんでほしい旨を述べている。
監督は福山大。シリーズ構成は村越繁。
アニメーション制作はOLM.
(主題歌)
俺は、追記修正を【パリイ】する。
- ノールがせっかく貰った黒い剣をドブさらいの道具と誤解してそのまま使ったのは笑った -- 名無しさん (2024-08-25 12:40:42)
- 原作は読み始めたばかりだが、黒い剣はオリハルコンでもミスリルでも長生きしたドラゴンの皮膚でも壊れない未知の物質でできてる。 -- 名無しさん (2024-08-25 19:22:39)
- あー、某所で……たくさん批判(婉曲表現)されてたやつだ。 -- 名無しさん (2024-08-26 17:09:46)
- 養成所はあっても、冒険者としての心構えや知識…特にどんな魔物がいてどんな姿や能力かとかは、教えてもらえなかったのか? -- 名無しさん (2024-08-27 12:05:58)
- ここの説明読んだ程度だけどミノタウロスに負ける秀才ってなんだ…?ミノタウロス激強世界なのか? -- 名無しさん (2024-08-27 13:57:47)
- ↑そう。この作品のミノタウロスはダンジョン最深部に出る激強魔物で、Sランク相当の実力の国王&六聖全員でかかってギリ倒せる相手(WEB版5話より) -- 名無しさん (2024-08-27 20:43:38)
- ↑3この作品における養成所は、スキルを習得するためにひたすら心身を追い込む超ハードトレーニングの場でしかなく、冒険者としての知識を習得するための機能は無い様子。というかおそらく訓練がハードすぎて座学まで受ける余裕は無い。 -- 名無しさん (2024-08-27 20:50:10)
- ↑そもそも3ヶ月でスキルを詰め込む所だし、特にノールは指導官全員が「絶対こいつメチャクチャ才能ある」って思ってんのに「とにかくスキルが習得されない」って一点のみで「どうしようもない無能」扱いせざるを得なくなってしまうって状況だしな。 下手したらノールだけ一般的な冒険者と比較してもアホみたいにハードなトレーニング積まされてる、って可能性は十分にある。 -- 名無しさん (2024-08-27 22:57:14)
- ノールは自分は才能が無いから才女のリーンに何も教えられないので弟子入りを断ってるけど彼が言葉足らずなせいで彼女に聞く耳を持ってもらえないな。リーンの全肯定ぶりじゃどんなに懇切丁寧に説明しても結果は変わらなさそうだけど。 -- 名無しさん (2024-08-27 23:19:30)
- 現実世界の街中でパリイと叫ぶと人ごみを受け流せます。 -- 名無しさん (2024-09-01 10:13:28)
- ↑2この手の勘違い設定のある小説ではよくいるタイプのキャラだよね。それが面白味の一つなのはわかっているけれど、いつまでも勘違いしっぱなしだと自分はついつい「いい加減に気付けよ!」って突っ込んでしまう。 -- 名無しさん (2024-09-09 19:53:08)
- 勘違いネタはやり過ぎて「くどい」部分や知的障害あるのか?ってぐらい察し悪すぎたりとかどうしてもあるからその辺自然に描くのは作者の力量が出るよね -- 名無しさん (2024-09-09 20:53:55)
- 死人のザドゥが一番ノールを苦戦させてたなぁ。ロロを庇いながらって事を考慮しても一番苦戦させてたな。 -- 名無しさん (2024-09-18 19:39:46)
最終更新:2025年03月29日 11:48