博麗神社(東方Project)

登録日:2012/02/14 Tue 18:01:13
更新日:2025/04/01 Tue 00:59:53
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博麗神社は、『東方Project』に登場する架空の神社。
幻想郷においてもっとも重要な建物。


【立地】

幻想郷と外の世界を隔てる博麗大結界の真上に位置している。
その為厳密な意味で博麗神社は幻想郷の存在ではない。

便宜上、幻想郷の最東端に位置すると言われることが多い。
ちなみに最西端には八雲紫の住まいがあるらしい…


外の世界にも社があり、どちらも同じ博麗神社である。
幻想郷の常識を持つ者は幻想の博麗神社に、外の世界の常識を持つ者は外の博麗神社にたどり着く。

しかしその両者が交差する座標から、外の世界の物や人が他よりも多く入り込むことがある。


結界が張られるより以前から存在し、当時はかなり小さく色褪せていたという。
現在は絶好の花見スポットであり、またそれ以外でも宴会が行われていたりと常に賑やかである。

射命丸 文は外の博麗神社は未だに錆びれているだろうと推測し、八雲 紫も外では忘れられているかのような発言をしている。

しかし森近 霖之助が外の世界に流された際、参拝客で賑わう博麗神社を目撃していたり、
外の世界で供えられた酒が頻繁に現れる等している事から本当のところは不明。


博麗神社の参道は外の世界に向けて(東に向けて)開いている。

その為、正規の参道からは参拝が困難であり、人間の里からは危険な獣道を通らねばならない。
それが参拝客の少なさの遠因となっている。

とされていたが、三月精や茨歌仙、鈴奈庵の描写を見るに普通に人間の里の住民が正規の参道を使って参拝している。縁日などにも多くの人が来ている。

また、参道以外も普通に整備されており、獣道の様なものは見当たらない。

公式漫画で博麗神社の向きを間違えているという文章があったが、目下の所ソース不明であり、現在追跡中である。

東方紅魔郷1面はその神社裏道であり、大量のザコ妖精や毛玉に加えて十進法の人喰いょぅι゙ょもいた)




【役割】

主な役割は博麗大結界の管理である。
博麗の巫女はこの役目を請け負っており、もし結界が緩もうものなら紫が警告しにすっ飛んで来る。

地震により二度倒壊しながらも結界に影響が無かったのは、社ではなく境内そのものに外と内とを隔てる意味がある為。
ちなみに結界を開いた場合参道のど真ん中に特大の穴が物理的に開く

神社なので神を祀っているが、それが何と言う神なのかは不明。
信仰の少なさから神々の会議でも末席で、秋姉妹より下の扱いだとか。

幻想郷における最高神は龍であるが、少なくとも博麗神社の神は龍神ではないと思われる。


他に賽銭が収入源として当てにならないので、幻想郷で起きた異変の解決もしている。
永夜異変の時もしっかり紫から報酬を貰っていた。



【住人】

当代の博麗の巫女。
異変解決を生業とする巫女だが、実際に異変が起き自身に影響が出るまではたとえ兆候があろうと動かない。(面倒くさいことは嫌いらしいが…。)
その代わり、一度行動に移すと持前の勘と運で即座に解決する。
原作者によれば(紅魔郷~妖々夢の時点だと)見た目通りの年齢とされているが、一人暮らしと思われる描写が多く彼女の家族は登場していない。

旧作時代に、靈夢が空を飛ぶときに乗っていた空飛ぶ亀。
現在は霊夢が『空を飛ぶ程度の能力』を得たので隠居。裏の池にいる。

結界が一時的に緩んで入ってきた外の木に紫の許可を得て移り住んだ。
参拝客に悪戯をしかける為、只でさえ少ない客足がさらに遠のいている。

地獄の女神であるヘカーティア・ラピスラズリの部下として登場した地獄の妖精で、紺珠伝本編では純狐に貸し出されていた。
生命の星計画で妖精達を引き連れて地獄から月面へ移り、楽園とばかりに燥いでいたが、自機勢に挑みかかって敗北している。
三月精第4部ではヘカーティアの命令によって幻想郷へ移住、博麗神社の地下に棲みつく事となった。
寒がりな彼女は冬になると火を焚いて暖を取るため、その時だけ博麗神社は床暖房になる。
当初、霊夢は地獄側の思惑を訝しんでクラウンピースを警戒していたが、床暖房の快適さに抗えず監視目的で居住を黙認している。
ボヤとか起きないのだろうか…

元は石像に宿る神霊だったが、四季異変の首謀者である隠岐奈の魔力によって神獣と化した狛犬。
博麗神社、守矢神社、命蓮寺などの信仰が集まりそうな場所へ押し掛け、家主に姿を見せないまま居候して勝手に守護している。
茨歌仙では、催し物の助っ人として活躍している。


  • その他力のある人妖
住人ではないが博麗神社に集まる人や妖怪。
元々神社は妖怪の立ち入れる場所ではないのだが、文々。新聞曰く「もはや神を祀る場所ではない」。


妖怪としてはここに集うのはみな実力者なので張り合いがあるらしい。
逆に人間は「あの神社は妖怪に乗っ取られた」と噂し、さらに近寄らなくなっている。



【博麗神社は貧乏か?】

よく「霊夢及び博麗神社は貧乏である」と言われることがある。

しかし実際には博麗神社はそれなりに裕福であり、社が倒壊してようやく火の車、といった具合である。


博麗神社は外の世界の奉納品(お酒等)が屋内の神棚を通して回ってくる為、幻想郷の参拝客が少なくなってもある程度はなんとかなる。

また、妖怪連中が宴会にと持ってくる食料品や、差し入れ(紫のタラの芽や萃香の酒等)があるので、生活に困るというほどではない。


貧乏と言われる原因の一つに、霊夢がよく「お賽銭~」と言っているからというのが考えられる。
これは金銭的な意味も勿論あるが、信仰とは賽銭の量にも比例する為、神社という体裁をしている以上必要不可欠なものであるからだとも考えられる。


総括すると、「お金がないという意味では貧乏だが、モノはあるので裕福」と言える。

ただ二次創作で貧乏などと言われているだけ。


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