登録日:2024/09/20 Fri 22:07:43
更新日:2025/02/20 Thu 13:48:21
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そこに温泉があるから我々がいる!
いや、たとえ温泉がなくても我々がいる!
数多の奇人・変人・狂人が揃うキヴォトス、その中でもトップクラスでヤバい集団である。
【概要】
キヴォトスにおける自由と混沌を象徴する無法地帯「ゲヘナ学園」に本拠を構える部活動。
所属するネームドの生徒は部長の鬼怒川カスミと副部長の下倉メグの2人だが、モブを含めた所属部員数は200人超と、ゲヘナの中でも特に大所帯。
活動目的はその名が示す通り「温泉開発」。
ゲヘナ自治区自体が火山性の地形であるほか、「ヒノム火山」なる活発な活火山があるため温泉が出やすいとのことで、各地に温泉開発部が開発した温泉がある。
これだけ見ればアウトドア系の部活動……のように見えるが……
レッドウィンター連邦学園の地下には、巨大なマグマ地帯が隠されてるんだって!
その地帯を一気に爆発させれば「227号温泉郷」の水脈が何とかなるのはもちろん、
レッドウィンター全域に新しい温泉がたくさん建設できそう!
そ、そんなことをしたら、その上にある学校はどうなるのだ?この自治区は?おいらの事務局は?
よく分かんないけど……たぶん跡形もなく消えるんじゃない?
でも大丈夫、大丈夫!その代わりに、新しい温泉郷を建設してあげるからさ!この温泉郷より何倍も大きくて派手なやつを!
~イベントストーリー「227号温泉郷の運営記録!」より~
ハッハッハ!いいぞいいぞ!
ミレニアムの地下で温泉が見つかるまで、好きなだけ爆破してツルハシを振るうんだ!
一応、念のために聞くんだけど……インベイドピラーを撤去するフリして、
ミレニアム自治区を破壊したいわけじゃ、ないんだよね?
ハーッハッハッハ、何をおっしゃる!全ては温泉のためだ!ついでに「サンクトゥム」も撤去できて一石二鳥じゃないか!開発とは効率的にやるものだからな!
温泉……?この自治区の地下に温泉なんてないですが……
少し地層を分析すれば分かることでは……
バカ者が!温泉というのはな、皆の心の中にあるものなのだよ!
信じろ!信ずればそこに温泉は存在する!ハーハッハッハッハッハ!
温泉開発部の目的は「温泉開発」、そこに嘘偽りはない。
しかし「温泉開発」のためならば所構わず破壊行為を行うというテロリスト集団。
高架上の高速道路からビル街のど真ん中、果ては他校の自治区内ですら「温泉開発」と称し大規模破壊を行っている。
さらに、「温泉開発」によって周囲に生じる被害や影響は一切顧みない。
「温泉開発」のためならば、市街地や建物、他校の自治区がどうなろうが知ったこっちゃないのである。
その上開発を行う場所も無差別そのものであり、地層分析など科学的分析ではなく「温泉がありそう」という、ただそれだけの理由で「開発」を行っている。
もっとタチの悪いことに、部長のカスミは頭も舌も良く回るため、僅かな情報から利害関係を推察したり、その場の状況を読み、口八丁手八丁で唆し味方に引き入れたりする知能犯。
そのカリスマ性によって200人オーバーという大所帯ながら統率が取れており、さらには超行動派な副部長であるメグが取り仕切って作業を主導することもある上、部員全員が上述したノリで破壊活動を行っているのである。
モチベーションが無駄に高いのもあってかその破壊能力、掘削力は凄まじく、新たにそれ用に製作する時間がなかったとはいえ超技術のミレニアム製重機を緊急事態態勢で動員しても足りなかったところを、なんとほぼ人力オンリーで上回るパフォーマンスを発揮。上述の通り周辺への配慮は皆無だが
こと「破壊」にかけてはトップクラスの集団と言っていいだろう。温泉開発ってなんだっけ……。 キヴォトスのマンパワーはすごいことが分かる一幕であった。
当然こんなことは
他学園との戦争行為そのものでしかないため、ゲヘナ風紀委員会は温泉開発部を指名手配。
さらにゲヘナのみならず、トリニティの
正義実現委員会からは
美食研究会共々
「テロリスト」と非常に警戒されている。
ただし美食研究会ともども学園側は「現行犯でなければ一生徒」というスタンスらしく、普段は学園内を普通に闊歩しているし、風紀委員達もそれらを咎める事はしていない。
「指名手配」とは一体……うごごご
なお活動目的はあくまで「
温泉開発」であって、「開発した温泉の運営」ではないため、掘り当てた温泉は他の生徒や組織によって無断で金儲けなどに利用されることもあるが、特に抗議をしたり権利を主張したりということはない。
つまるところ
好きなだけ爆破して、開発したらほったらかし。
開発した温泉に施設を建てたりすることもあるようで、その土木建築の腕は
レッドウィンターの工務部に匹敵するほど。
しかし「温泉」が行動の大前提である温泉開発部にとっては、「温泉は使わず、建てた建物だけ使う」ということは
温泉への冒涜と考えているようで、そうなった際には建物も破壊している。
【メンバー】
鬼怒川カスミ
年齢:16歳(2年生)
誕生日:5月24日
身長:148cm
趣味:
爆破、温泉開発
イラスト:Mx2J
CV:
上坂すみれ
人物
温泉開発部の部長。2年生ながら部長である。
悪魔の尻尾と角、チラリと覗く八重歯に、ダボダボの萌え袖白衣という出で立ち。
その萌え袖に加え、赤いシャツをショートパンツに入れてはみ出させてる。小柄で可愛らしい容姿を存分に活かす格好であり、総じてあざといと言っていいコーデ。
そこに源泉があれば所構わず開発し温泉にするべき、という信条を持っており、目星をつけた建物や土地は爆破して更地にし、温泉開発を行う超・問題児。
温泉開発も趣味の一つだが、もう一つの趣味は爆破。
芸術的な爆発を求めているらしく、温泉の源泉の可能性が薄い場所であったとしても「芸術的ならば」爆破を敢行する爆弾魔。
つまり雑に言ってしまえば爆破にあたって本当に温泉があるかどうかは最終的にあまり関係がなく、通常の部活動のように本気で取り組んだ結果ならば失敗までもやりがいや感慨の源であり、「青春」や「エモさ」目的で爆破工作を行う感性の持ち主なのだ。
白衣やポケットなどに爆発物を仕込んでおり、拘束された状態でも誰にも気づかれることなく爆発物を持ちこんだり設置するなど手先も器用。
普段の言動や外見からは単純かつ短絡的なように見えるが、それはあくまで他者を欺くための演技であって、その本質は
かなりの切れ者。
口も上手く、交渉や扇動の際には最終的な判断を強制ではなく当人の意思に任せるため、
生徒の意志や選択を尊重するスタンスで一貫している
先生も下手に口出しできず、そうして起きた事件は外的要因でしか止められないのである。
それどころか、「シャーレも爆破対象に入っている。これは脅迫と受け取ってもらっても構わない(意訳)」と先生の前で平然と宣言しているなど、かなり剛胆。
また土木建築や化学、地質学などへの造詣が非常に深く、論文を読み漁っては開発に役立てている。
「高笑い」「袖余りの白衣」「知性が非常に高い問題児」「CVが上坂すみれ」だけでは某ウマ娘と同運営のがめつい緑猫と区別できなかったりする
美食の連中も大概ではあるが、インフラにダイレクトに被害を及ぼし、飲食店の一軒に収まらない甚大な被害がほぼ前提の危険性から、そのトップかつ主犯ということで作中でも珍しいレベルでガチの捜索対象となっている。
数々の隠れ家を持ち、しかも数時間ほどの頻度でそれらを転々としては直前の隠れ家に突入されるイタチごっこの日々の模様。自業自得というほかないが、そうされるだけの脅威なことは間違いない。
先生と少し会うだけでも発見されないわずかな隙を縫う必要があるあたり、相当である。普通そんな生活をしていれば精神が保たなくてもおかしくはないが、上述の温泉開発にかけたモチベーションのほうが上回りけろりと高笑いするのがカスミという人物。
ただ、風紀委員長の
ヒナだけは天敵。
お得意の扇動や言いくるめが一切通用しない上に、フィジカルや戦闘力面ではカスミを遥かに上回っている。
ヒナから「何を企んでるのか分からず油断できない」とある種高く評価されてるが、カスミ自身がそもそも指名手配で武力行使を躊躇う必要がないこと、ごちゃごちゃと理論を展開しようにも「面倒くさいからとりあえず制圧する」スタンスもあってまさに相性最悪。
また手酷く成敗された経験もあるのか、対面しただけで普段の食えない言動や冷静さがウソのように一瞬にして
パニック発作を起こして泣き叫び怯える。
対面どころか、第三者から「ヒナ」の名前を聞いただけで我を忘れて動揺し怯えているなど、その怯えっぷりは相当なものが窺える。
こんなカスミだが、実はどこかの学園からゲヘナへ転向してきた外様勢である模様。
メグや美食研究会がヒナをそれほど恐れていないのに対して、カスミはガチビビりしているのはそう入った理由もあるのかもしれない。
愛用する武器はハンドガン「レッド・レクター」。
カスミが持ち歩いている小型のハンドガン。
場を盛り上げるために空に向かって発砲されることが多いが、実際の威力も申し分ないらしい。
デザインの元ネタとなったのは、第二次世界大戦末期のナチス・ドイツで製造されていた拳銃「Walther Volkspistole」とみられる。
直訳すると「国民拳銃」で、大戦末期で拳銃不足に陥ったナチス・ドイツが、民間配備用に配備予定だった拳銃。
手軽に作れて精度もそれなりにある拳銃をワルサー社に要求したが、そのワルサー社も他の主力銃器製造にリソースを割かれていたため、こんなものを作っている余裕は無かったのである。
現存するものがほとんどないのも、その証左と言えよう。
モチーフになったと思われる悪魔は
ソロモン72柱の序列49位「クロケル」とみられる。
この悪魔は
「水を温めたり温泉を発見することもできる」という能力を持っており、まさにカスミらしい能力が伝えられている。
もう一つのモチーフは固有武器の名前から見るに、おそらくスリラー映画『
羊たちの沈黙』に登場する
最凶最悪の知能犯「ハンニバル・レクター」だろうか。
色んな意味で
人を食ったようなこの男は言葉で他人を自在に惑わす天才であり、彼を利用しようと対話しようものなら逆に彼に利用されてしまう事になる。
理知的で紳士的、そしてどこか慇懃無礼、蓋を開ければ誰にも理解できぬ狂気的哲学を抱えた悪のカリスマのスタイルは、カスミにもしっかり反映されている。
余談だが、カスミが本格登場したイベントストーリー「Trip-Trap-Train」で同時に登場するイチカの固有武器名「レッド・ドラゴン」はこの「羊たちの沈黙」の作中時系列における前作のタイトルである。
性能
レアリティ:★3
役割:STRIKER
ポジション:MIDDLE
クラス:アタッカー
武器種:HG
攻撃タイプ:振動
防御タイプ:重装甲
市街地:S→SS(固有武器★3) 屋外:B 屋内:D
装備品:グローブ/ヘアピン/腕時計
EXスキル:ジャイアントヒール・クラッシュ COST:4
円形範囲内の敵に対して、防御力を割合で減少(25秒間)。さらにダメージ
ノーマルスキル:大切なメッセージだよ
35秒毎に、円形範囲内の敵に対してダメージ
パッシブスキル:狂人の戦略 → 狂人の戦略+(固有武器★2)
会心値を割合で増加 → 会心ダメージを固定値で増加し、さらに会心値を割合で増加
サブスキル:ドリルの音は止まったのか?
EXスキルの使用3回毎に、EXスキルと同じ円形範囲内の敵に対して追加ダメージ
恒常ガチャで実装。ピックアップタイトルは「
温泉を始めるのなら爆破から!」。
範囲振動アタッカー集団たる
百花繚乱組より先に登場した、範囲振動アタッカー。
クラスこそアタッカーだが、実際の運用としては防御デバフをメインとしたサポーター寄りの構成で、範囲防御デバフとしては最高の出力を持つ。
これをさらに上回るとなると単体デバッファーか、軽装備限定という条件付きではあるが
ナギサくらいしかいない。
サブスキルはEXスキル3回目の使用と同時に追加攻撃が発生するもので、EXスキルで降らせてくる巨大なドリルの採掘によって温泉が湧き上がるエフェクトがついている。
追加攻撃は範囲内にいる敵全員に適用されるため、ターゲットの数やタイミング次第でかなりのダメージを与えられる。
総力戦では、地形適性や攻防で優位が取れるクロカゲに対して出番がある。
ただしEXスキルで防御デバフを付与するキキョウとはデバフが競合してしまうため、編成には注意しておきたい。
下倉メグ
年齢:17歳(3年生)
誕生日:4月25日
身長:164cm
趣味:撤去
イラスト:NAMYO
CV:愛原ありさ
人物
温泉開発部の副部長であり作業班長。3年生だがカスミのことを非常に信頼している。
非常にご立派なモノと脚を大胆に晒し、
火炎放射器を背負っている。
陽気で能天気なお姉さんだが、世の中のあらゆる問題は
「撤去」によって解決できると心の底から思っているらしく、温泉開発の際はまずメグによる「撤去」からスタートする。
取り締まられても更生したり反省したりということは一切無い危険人物。
ただカスミとは異なり地頭はさほど良い方ではなくかなり単純で、メグ自身もその点は自覚している様子。
「アイスが硬い!」→「火炎放射器で溶かしちゃおう!」→「アイスが溶けて無くなった!」という流れを何度も繰り返しているらしい。
また温泉が出ると思った場所、何なら出なさそうな場所であっても何も考えずに突撃し開発するため、それを逆手に取った他校の策略にハマることもある。
3年生ながらカスミを部長にしているのもそういった理由からである。
いっぽうでカスミが完全なパニックに陥り、使い物にならなくなるどころか士気を下げかねない状況になった際にはカスミほど巧みではないにしろ、現場に大切なとりあえずの方針を即決しすぐさま実行に移すなど、現場リーダーとしての行動力は確かなもの。
かつては温泉開発部の部長をやっていたようだが、カスミから何がしたいか聞かれた際に「とにかく温泉開発がしたい!」と答えたことで現場担当の作業班長となり、部長職をカスミに譲ったという経緯がある。
ここから分かる通り、何方かと言うと温泉開発への情熱はメグの方が上であり、カスミはメグへの何らかの恩義から活動している節がある。
愛用する武器は火炎放射器「メグマパワー!」。
メグの愛用する火炎放射器で、凄まじい熱を放つことからメグ以外では扱えないシロモノ。
名前は他の生徒から言われた言葉遊びを気に入っての命名らしい。
なお、火炎放射器は2024年9月現在メグのみが持つ武器種。
ぶっちゃけると、火炎放射器は現代の用兵法では非常に扱いにくい武器である。
火炎放射器はガソリンやナパームなどの混合燃料を圧縮した窒素ガスなど不燃性のガス圧で放射する兵器で、塹壕やバンカー、トーチカなど狭い場所の攻撃に用いられる。
高温の炎だけでなく、燃焼する際に酸素を激しく消費することによる酸欠や一酸化炭素中毒、大量の煙などで攻撃する兵器である。
歴史を遡れば東ローマ帝国が起源ともいわれており、現代の火炎放射器に近いものは20世紀初頭のドイツで開発された。
しかし、燃料やガスボンベなどを全部ひっくるめると総重量は30kg~50kgと非常に重く、さらに射程も非常に短く使える時間も短いため、非常に扱いづらい。
伏せ撃ちができないため放射中は直立の体勢を取るしかなく無防備となってしまうため、「戦場での平均寿命は5分」とまで言われている。
その上「人間を生きたまま炎で焼く」というのはかなり残虐であり、敵からのヘイトを非常に集める。
さらに銃弾や爆撃が火炎放射器持ちの兵士に当たろうものなら味方を巻き込んで大爆発という、味方にとっても非常にリスキーな兵器のである。
その後戦車に搭載されたりもしたが、高温の炎で焼き払うだけなら焼夷弾で代えが効くこともあり、携行兵器としての火炎放射器は廃れてしまったが、現代では汚染物質の焼却処分や障害物の撤去などで用いられることもあり、陸上自衛隊でも採用されている。
が、そこはブルーアーカイブ。
メグはもちろんキヴォトスの生徒たちはちょっとやそっとの銃弾や爆撃程度でやられたり、非常に重たい装備を背負って音を上げるようなヤワな人間ではないのである。
さらには燃料交換も不要というスーパーテクノロジーで、好きなだけ炎をぶっ放せるのだ。
メグとともに、好きなだけ「撤去」に勤しむといいだろう。
邪魔なものは撤去だ~!!
モチーフになったと思われる悪魔はソロモン72柱の序列23位「アイム」とみられる。
なんとこの悪魔は手に火のついた松明で城砦や都市に火を放って燃やして回る放火魔やテロみたいなことをする権能を持っており、まさに温泉開発部もといメグみたいな悪魔である。
性能
レアリティ:★3
役割:STRIKER
ポジション:FRONT
クラス:アタッカー
武器種:FT
攻撃タイプ:爆発
防御タイプ:特殊装甲
市街地:D 屋外:S→SS(固有武器★3) 屋内:B
装備品:グローブ/バッグ/腕時計
EXスキル:熱いの好きだよね~! COST:5
扇形範囲内の敵にダメージ。自身の攻撃力を割合で増加、通常攻撃のディレイ無視(30秒間)
ノーマルスキル:あっためてあげる!
40秒毎に、円形範囲内の敵に対して持続ダメージを付与(10秒間)
パッシブスキル:よゆ~よゆ~! → よゆ~よゆ~!+(固有武器★2)
防御力と攻撃力を割合で増加 → 防御力と攻撃力を固定値で増加し、さらに防御力と攻撃力を割合で増加
サブスキル:あ~すっきりした!
50回敵に攻撃が命中すると回復
恒常ガチャで実装。ピックアップタイトルは「義勇は温泉のように熱く!」
通常攻撃が扇形範囲内の敵全員に攻撃できるという特性があるほか、基礎命中値はスナイパーライフル持ちの生徒より高い。
ディレイを無視する通常攻撃に変更するEXスキルと、高命中によってそこそこ発動しやすいサブスキルとシナジーが強い。
ノーマルスキルはあくまで「持続ダメージ付与」であって、同様の効果を持つ「火傷」スリップダメージではないため会心やミスも起きる。
【作中における活躍】
初登場はイベントストーリー「227号温泉郷の運営記録!」。
227号特別クラスに放り込まれたノドカとシグレだったが、ひょんなことから温泉を掘り当てる。
そこに現れたメグによって開発が進められ、旧校舎は豪華な温泉郷……「227号温泉郷」へと生まれ変わる。
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イベントストーリー「227号温泉郷の運営記録!」 |
開発しっぱなしでメグがどこかに行ってしまい、成り行きで温泉郷の女将となったノドカとシグレだったが、温泉目当てに他校の生徒も訪れるようになった結果大繁盛。質素な暮らしからの脱却に成功し、食後にプリンを2つも食べられるくらいには裕福な暮らしができるようになった。
当然自分より良い生活をしていると知った チェリノが黙っているはずもなく粛清対象にされそうになったほか、
工務部に諮らず温泉郷の建設を外注したと誤解し、さらには蛇蝎の如く嫌う 資本家となったことの2つの理由でデモを起こした ミノリの妨害もあったが、両者ともシグレの機転によって懐柔に成功する。
ところが温泉郷の水量が減っていることが発覚。このままでは温泉郷は閉鎖の危機に陥ってしまう……とそこにメグが戻ってくる。
曰く、「レッドウィンターの地下にあるマグマ地帯を爆発させれば解決する」と。
そこから先は項目冒頭の流れだが、「温泉郷の建物だけを使う」というノドカの方針に激怒し、温泉郷の建物を爆破。
温泉郷は木っ端微塵になったが、僅かに残った温泉を臨時の温泉郷として使うこととなり、レッドウィンターの一同はぎゅうぎゅう詰めになりながらも温泉を堪能するのだった。
なおこのストーリーで登場するのはメグだけであり、カスミは言及があるものの登場はしていない。
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メインストーリー |
Vol.3「エデン条約編」第2章「不可能な証明」では、補習授業部の追試合格を阻止するべく手段を選ばなくなったナギサの指示により、ゲヘナ自治区で追試を受けることになる。
しかしナギサは温泉開発部に匿名で、追試会場のある区画に「温泉がある」というタレコミを流す。
当然そんな情報に食いつかないはずもなく、さらにはそこで追試を受けている生徒がいるともつゆ知らず「開発」を決行。
結果、「解答用紙紛失」という形で2回目の追試は全員不合格となってしまった。
最終編第2章「虚妄のサンクトゥム攻略戦」では、ミレニアム近郊に出現した「第5サンクトゥム」とその守護者 ホド(色彩)の攻略をセミナーとともに担当。
項目冒頭の流れで、インベイドピラーの「撤去」と同時に都市も一緒に破壊していった。
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その他温泉開発部の開発記録 |
イベントストーリー「出張!百夜堂海の家FC計画」
カイザーコーポレーションの傘下企業「オクトパスバンク」がバラ撒いた「リゾート使用権」の契約書を回収するべく、リゾートのある群島を訪れたシズコら百鬼夜行の一行。
最初に立ち寄った島で「幻の泉脈を探す硫黄の鉱夫たち」という触れ込みで温泉開発に勤しんでいた。
契約書はネットで格安で手に入れたらしく、カスミ曰く「海底火山を刺激し、海洋深層水を温泉へと変える秘蔵の地脈」があるという。
権利書は不法なものなので返してほしい、と頼むシズコだったが、カスミはその意図を理解した上で拒否。
肝心の温泉はまだ掘り当てていないが既にリゾート設備に多額の投資をしているらしく、はいわかりましたと手を引くつもりはないとのことで、力づくで奪ってみろと銃撃戦が始まることに。
その交戦中に、チセとイズナがなんと本物の温泉を掘り当てる。
当然温泉開発部が興味を惹かれないはずもなく交戦は中断され、あっという間に温泉郷を建設。
当初の目的とは異なっているものの、温泉開発部より先に温泉を掘り当てたため撤退することを決め、権利書を譲り温泉リゾート運営を一行に託そうとする。
しかしシズコは温泉開発部とフランチャイズ契約を結び、リゾートの運営を温泉開発部に委託することで合意したのだった。
イベントストーリー「Trip-Trap-Train」
トリニティの遺跡から発掘された「遺物」……ティーパーティーの最初の会合で使用されていたティーセットの運搬を任された正義実現委員会のイチカと、発掘調査に同行していた先生。
遺物自体はあっさりと発見できたため、あとはトリニティまで運搬するだけの簡単な業務……のはずだったが、うっかり手違いでゲヘナ行きの特急に荷物を積み込んでしまったため、大慌てで飛び乗る。
飛び乗ったはいいものの当然切符など持っていなかったため客室乗務員からは無賃乗車をなじられ、こちらの弁明も聞かずに乗り合わせていた不良も交えての銃撃戦に突入。
しかもその列車には護送中のカスミも乗り込んでおり、ちょうど逃げ出したところでイチカと遭遇。
口八丁手八丁でイチカと先生を懐柔し、またイチカの方もトリニティへの帰還を優先するためにカスミに成り行きで手を貸すことになってしまう。
そこに騒ぎを収めにきた風紀委員会の イオリからテロリストに加担していると疑われてしまい、さらにはどさくさに紛れて運搬中の遺物をカスミに握られ人質にされてしまい、好き勝手に要求を突き付けてくる。
生来カッとなりやすい性根を理性で抑えることで平静を保ってきたイチカも、ついに我慢の限界に達する。
そして、イチカはキレた。
ダメージが蓄積してたことも手伝い、風紀委員会でもトップレベルの強さを持つイオリをあっさりと制圧。
勝利を確信するカスミだったが、イチカはカスミにも発砲し、驚愕の表情を浮かべながら倒れる。当然だが盾にしていた遺物も床に落ちて砕け散ってしまう。
任務失敗。
しかし当のイチカはどこか清々しい表情でこう告げた。
ま、こうなったからには……私だけってのもアレなんで。
その後は鬱憤晴らしとばかりに風紀委員や客室乗務員、不良などを笑いながら単騎でシバいて回るという阿鼻叫喚の様相となった。
その後トリニティ自治区に戻れたイチカと先生は依頼人たるナギサへ謝罪に行ったが、遺物は「ある」ことに意義があるため壊れてしまっても問題はなく、修復は 然るべき生徒に任せればよい、とのことで不問となった。
温泉絡みではないが、カスミの凶悪犯ぶりと狡猾さの描写がメインのイベントストーリー。
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【余談】
ゲヘナのお風呂事情
- 学園の寮の大浴場を勝手に整備している。
元々はミルクの香りがする安っぽい石鹸だけの非常に質素なものだったが、「温泉施設が放置されているのは見てられない!」とのことで勝手に開発。
タオルやその他備品も高級品を取り揃え、さらには建物にも手を加えているとのことで、ホテルのような内装になっている。
- 温泉の水温が非常に高い。その温度、なんと70℃。
もはや煮えたぎるお湯の領域だが、強烈な刺激を好むゲヘナ生にはこれくらいがちょうどいいらしい。
追記・修正は煮えたぎるゲヘナの温泉に浸かって465数えた先生がお願いします。
- 超絶自分本位すぎる危険な連中だしヒナがいなくなったら止められないだろ。将来本当に他校と戦争になりそう -- 名無しさん (2024-09-20 22:44:59)
- カスミはクロケルじゃないのか? -- 名無しさん (2024-09-20 22:54:33)
- 「上坂すみれなのにレッドウィンター(ロシア)じゃなくゲヘナ(ドイツ)のキャラやるんだ」とか思ってた -- 名無しさん (2024-09-21 10:52:59)
- ↑チェリノは上坂さんに担当してもらうのも悪くなかったね -- 名無しさん (2024-09-21 11:08:12)
- チナツのASMRによるとシャンプーとか売ってるらしい。資金源確保も余念無いな -- 名無しさん (2024-09-21 14:43:30)
- カスミが出ていた百夜堂夏イベとかTrip-Trap-Trainとか追記お願いします。 -- 名無しさん (2024-09-22 06:47:54)
- 危険だけど結局はキヴォトスという特殊な環境でしか生きられない連中だと思う -- 名無しさん (2024-09-22 08:42:38)
- 美食研の連中と同じく嫌いとまではいかないけど好きになることもないってのが個人的な感想。いくらなんでも自分勝手すぎて愛着が持てそうにない -- 名無しさん (2024-09-22 09:10:43)
- 温泉部とか美食研とか好き放題周囲に迷惑をかけて一切反省しない人達を見てると、ここのブルアカの項目で邪悪と評された申谷カイも実装されても不思議ではないと思ってしまう -- 名無しさん (2024-09-26 11:38:02)
- バンドリの千聖と薫のキャストがブルアカだとゲヘナのテロリストツートップなの笑うだろ -- 名無しさん (2024-12-02 19:25:01)
- 温泉開発部グルストでメグの可愛さとカスミの過去の影がちらついてヤバい。昔のゲヘナは山吹色のお金が飛び交うような学校だったのかよ -- 名無しさん (2024-12-04 20:24:32)
- 迷惑テロリストすぎて全く好きになれない…ギャグ的な観点で見ればまあ面白いけど七囚人よりコイツら捕まえとくべきでしょ -- 名無しさん (2024-12-06 09:26:50)
- ↑自分はフウカ拉致ってる美食の方が嫌い。温泉開発部は破壊規模は大きいけど人的被害の描写がほぼないし。それとレイアウト修正の提案が二つ。1.【概要】に最終章のセリフがありますが、そこまでたどり着くのは時間がかかるので消す2.メグの火炎放射器の記述がブルアカ攻略wikiのメグのページと少し被っている気がするので少し変える -- 名無しさん (2024-12-07 10:48:08)
- 新規エピの内容なかなか興味深かったね、瀕死のところを温泉に命救われたおかけでカスミの脳みそ焼かれた結果あの温泉基地が出来たんか、自分も今まで根源が謎過ぎて受け付けなかったけどここからの温泉部掘り下げ楽しみだわ、そのうち雷帝メインのゲヘナ編の伏線でもあるのかね? -- 名無しさん (2024-12-10 09:17:31)
最終更新:2025年02月20日 13:48