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なんか小さくてかわいいやつ(漫画)

登録日:2020/12/12 Sat 23:31:48
更新日:2026/08/22 Sat 23:59:45
所要時間『約 62 分』で読めるってコト…?


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なんか小さくてかわいいやつ』とは、イラストレーターのナガノ氏がX(旧twitter)上で連載している漫画である。
通称『ちいかわ』



【概要】

作風

発端は、作者の抱いた「可愛いマスコットになって自堕落に暮らしたい」という願望及びそれを描き起こした1枚のイラストである。

2017年5月1日に作者のTwitterアカウントに初めて投稿され、その後も不定期に『ちいかわ』ネタが投稿されていた。
その後、2020年1月に『ちいかわ』公式アカウントが開設。連載が開始された。

大元のイラストのコンセプト通り、「小さくてかわいい」キャラクター達の気ままで気楽な生活を描いた作品。
……のはずだが、何故かその世界観が「全年齢版『Bloodborne』」とか「ディストピア」とも称されるほど妙にダークかつハードなことが特徴的。
連載当初こそ友人と巨大なお菓子やご飯を食べるだけの話だったが、
  • 作中世界には現実同様に労働や資格の概念があり、経済格差も発生している。主人公達が貧困層であることを示唆する描写まである。
  • 「ふしぎないきもの」や「討伐対象」とされる得体の知れない危険な生物(読者からの通称は「怪異」)がたびたび出現し、主人公達の身を脅かす。
  • 元々は主人公達と同族だったことを匂わせるふしぎないきもの/討伐対象がたびたび登場する
など、不穏で世知辛い描写が見え隠れするようになっている。
登場する「怪異」たちの描写は他作品の作中に登場する「怪異」たちにも劣らない。
そして、そんなダークな世界観の中で主人公をはじめとする可愛いキャラクター達が心身共に追い詰められてしまう展開も少なからず起きている。
読者からは「『こういう風になってくらしたい』はずなのにこの世界では絶対に暮らしたくない」ともっぱらの評判。
実際「暢気で可愛らしいキャラクターが虐げられる展開」を好む一部の層にも受けている。
Twitterのサジェストには一時期「ちいかわ 虐待」といった不穏な文字が並んだこともあった。

一方で作者が描くキャラクター達への容赦の無い展開や姿勢は、それらの層からもドン引きされることがあるほどである。
「作者のナガノ先生本人こそがちい虐の総本山・最大手では?」「(安直な虐待ネタ二次創作と比較して)本家の虐待は格が違う」「ちいかわをいじめていいのはナガノ先生だけなんだよ!」とツッコまれる事も。

……と、怖いような事ばかり挙げてきたが、基本的にはかわいいキャラクターが織りなすほのぼの日常作品
時々ダークで過酷な世界観が垣間見えたりギョッとするような展開が挟まったりするのも事実だが、表現そのものはマイルドに済まされ、最終的にはなんだかんだ丸く収まるのが基本なので、あまり構えずに読める作風になっている。
ふしぎないきもの/討伐対象達は別として、主人公達マスコットや彼らを見守る「鎧さん」は基本的に善良で優しい心の持ち主ばかり。彼らの心和むやりとりのおかげで、作品全体の雰囲気はゆるいものに仕上がっている。
特に主要メンバー三匹が織り成す彼らの小さい幸福と友情が描かれるシーンは見ていて非常に癒され、また時にちょっと感動するだろう。
また結構シュールなギャグ要素もあり、我々の常識とは少し異なる価値観の会話やギャグは見ててクスリとすることも多い。

連作エピソードでは、困難や試練に直面しつつもそれを乗り越えて成長していく王道的な展開も描かれる。
漫画内の小さな絵柄の変化や書き文字が後の展開の伏線になっていることも多々あり、そういった展開でも読んでいて気が抜けない。
続きが気になる物語構成も相まって、単なるほのぼの系日常漫画には収まらない迫力を感じられることもある。

世界観に関しては作中で多くは語られないものの、何かを仄めかしたり読者の想像に任せたりするような物が多い。
友人関係・仲間関係は存在するが家族関係・恋人関係は存在せず、各キャラクターに性別が存在するかさえも判然としていない*1
(ただし「魔女」や「けん玉おじさん」など、性別を特定する呼び名で呼ばれるキャラクターは存在する)
これらの不思議な世界観に惹かれた考察勢も多数。

ぱっと見の雰囲気に似つかわしくないダークな要素ばかり(特にネット上では)注目されがちであり、それ故にしばしば令和に台頭してきた露悪的な漫画作品群の一部として語られてしまうこともあるが、それだけがこの作品の全てではない。
可愛いキャラクター達のゆるい日常や交流と、ファンシーに見えてブラックな要素が見え隠れする世界観の両方がこの作品の魅力と言えるだろう。
露悪云々と言われる件に関しても、どちらかと言うと上記で述べた王道展開からジョジョで例えるところの人間讃歌的な一面が強く、露悪要素はそこへの前フリ・溜めに過ぎないとの意見もある。


受容と反響

上述の要素が徐々に人気を博し、今では最新話が投稿されると1時間以内に数万のRT・「いいね!」が付くほどの人気作となっている。
テレビアニメ放送開始以降はさらに人気が上がり、コンスタントに20万「いいね!」を超えてくるようになっている。
時には30万を超える「いいね!」が付くことも。
公式アカウントフォロワー数は2022年4月に100万を突破、半年後の同年10月に150万、さらにその5ヶ月後の2023年3月に200万、同年9月に250万、2024年2月に300万、同年10月に350万、2025年6月に400万、2026年1月に450万、同年8月に500万フォロワーを達成した。
その後もフォロワー増加の勢いは止まらず、毎月7~8万前後フォロワーを増やし続けている。
先んじて展開されていた『もぐらコロッケシリーズ』を超え、作者の代表作として認知されている。

2021年2月には講談社のワイドKCモーニングレーベルから待望の単行本第1巻が発売。2025年11月時点で8巻まで発売中。
ファミリーマートやくら寿司、果てはMLBとのコラボや公式グッズの販売、常設ポップアップストア・コラボカフェの展開などコンテンツも徐々に拡大されている。
更には海を越えて海外にも展開を果たし、韓国・中国では翻訳された原作漫画やグッズが販売されそちらでも人気を博している。

また、2022年4月からはフジテレビ系列『めざましテレビ』内の一コーナーとしてテレビアニメが放送開始。
当初は毎週金曜のみの放送だったが、2年目に入った2023年4月からは火曜と金曜の週2回で放送されている。見逃し配信として1週間限定で『めざまし』公式チャンネルで配信されている他、他の動画配信サイトでもチェック可能。
エンディングを合わせても1話90秒ほどのショートアニメではあるが、原作エピソードは非常に忠実に再現されており、当初はカットされると思われていた、怖かったりカオスだったりするエピソードまでも丸ごと放送されている。
そういったエピソードに対して、スタジオで同時視聴していたアナ達がどよめいたりお通夜じみた空気になったり、果ては悲鳴すら上がったりするリアクションの数々は半ばコーナーの名物と化した。
同作ファンからは「1週間を頑張ろうという気持ちになる」「いっそ『めざましテレビ』を1分ぐらいにして残り全部『ちいかわ』にしろ」等と好評。
また、アニメ放送後にはリンクと共にアニメと連動した描きおろしの一枚絵が『ちいかわ』公式アカウントでツイートされる。(週2回放送になってからはなくなった)
基本的に本編やアニメで入らなかったカットが描かれているため、そちらも要チェックである。
アニメ『ちいかわ』公式Xアカウントでは放送前日の18時に次回予告として本編作中の一枚絵が投稿される。サブタイトルや内容についてはこの時点では言及されないが、『ちいかわ』ガチ勢は一枚絵だけで投稿から数分以内に原作エピソードを当ててしまうとか。

2022年には日本キャラクター大賞を受賞(SNS発のキャラクターとしては史上初)。また、いわゆる「ちいかわ構文」の代表と言える「『〇〇』ってコト!?」がSNS流行語大賞を受賞している。
2024年には日本漫画家協会賞の萬画部門で大賞を受賞し、2度目の日本キャラクター大賞を受賞した(中1年での再受賞は史上初)。同年には講談社漫画賞でも総合部門にノミネートされたがこちらは受賞を逃している。
2025年には日本キャラクター大賞を連続受賞(2020年~2021年に「鬼滅の刃」がTV版と劇場版『無限列車編』で受賞して以来2度目)、7月28日には池袋サンシャインシティに体験型施設「ちいかわパーク」がオープン。
2026年には日本キャラクター大賞を3年連続受賞し、史上初の日本キャラクター大賞殿堂入りを果たした。

2025年には反響を呼んだ長編エピソード「島編」が映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』の題で映画化される事が決定。2026年7月24日に公開された。
制作はCygamesPictures、脚本は原作者のナガノ氏が担当する。

余談だが、人気漫才コンビ「ミルクボーイ」の内海崇氏は本作の連載が始まった頃からの熱心な大ファン。グッズも欠かさず集めている程のガチ勢である。
またドラッグオンドラグーンNieRシリーズのディレクターであるヨコオタロウ氏も本作のファンを公言しており、『作ってる側の精神がもたないレベルの残酷さ』と評するなどちいかわ達の動向に心を痛めながら愛読している。何をおっしゃいますやら、手がけた作品からしてあなたも大概……。あとNieRの15周年生放送によると、コラボを打診して一度断られたらしい。

このように、かつての「Twitterの闇」的なコンテンツだった本作は、今や新たなる国民的・世界的キャラクターの一角へと成長しつつある。




【登場人物】

登場人物の名称は主に原作作中での名称と公式グッズでの名称を取り上げるが、これら公式の名称が不明な登場人物は、読者間での通称や便宜的にアニヲタWiki編集者が付けた名前を表記している場合がある。

《ちいかわと仲間たち》

●ちいかわ(なんか小さくてかわいいやつ)
「わァ……ぁ…」「泣いちゃった!!!」
CV:⻘木遥
主人公。小さな白くてモコモコした姿をしたマスコット。
モチーフは小熊と言われていたが、ハムスターネズミ)である*2
元からツイートでネズミの絵文字が添えられている為、作者的には隠してるつもりはなかったらしいが、ちいかわが国民的マスコットとなって以来、あんまりクマと間違われるせいか、2026年のX(旧Twitter)のちいかわ・ハチワレの誕生日記念漫画で明確化された。
ハチワレと同じく毛量が増える事があり、その際にはフワフワの毛玉の塊のような姿になる。

作品内では「ワ…」「フ!!」などほぼ感嘆符のような言葉しか話さず、意味のある単語は「イヤ」「ヤダ」くらいしか発さない。
しかし会話シーンが描かれないだけで、ハチワレたちとはちゃんと会話をしているようだ。「ゴリラーマン」と同じシステム
ただ、それでもちいかわが極端に無口である事だけは確かなようである*3

堅実で慎重だが、精神的に幼いところも多く、泣き虫で気弱な性格。
けれども仲間思いであり、ここぞという時には勇気を発揮する。
幾多の苦難を乗り越え、巨大な怪物の囮になったりハチワレの窮地を救うために単身活躍するなど、着実に成長を続けている。
慎重な性格故に注意深いため、主要メンバーの中では事態への危機感を感じやすく、それによって難を逃れたり、一人だけ異変に気が付き最悪の事態を回避するきっかけを作ったりする事もある。
戦闘力の高いうさぎやハチワレに比べると一歩劣るような雰囲気だが、ちいかわ族において全体的に欠けている危機意識をきちんと持っているという最大のアドバンテージがあるおかげで、数々の窮地を乗り切っている。

身体能力はそこそこ良い。
討伐中の様子が描かれることは少なめだが、慎重な性格が功を奏してか割と勝率は良さげな方らしい。
ハチワレが討伐に失敗している横でさらっと報酬をもらっていたりすることも。
参考程度ではあるが、予備動作がほぼない光線を初見で避け、そのまま密室の至近距離で連射を避け続けられるレベル。
この点でも強運と主人公補正の申し子中々の強者なことは間違いないだろう。
ただ、勉強は苦手なようで、草むしり検定5級に二度続けて落ちている*4
先に合格したハチワレの指導の下、必死に勉強して再々挑戦。試験前の模擬試験で「E」判定を食らう*5、試験会場に向かう途中穴に落ちる…など、二度あることは三度あるフラグが立ち込めていたが、ついに三度目の正直で合格を果たした。
なお、合格発表シーンが描かれた2025年7月4日のポストは70万イイねを突破しており、Yahooニュースにも掲載された*6
合格直後は自分で信じられず、検定証の写真が目がガンギマリした状態になってしまったというオチも着いたが。

好きな食べ物はシュークリーム、ゼリー、プリンなどの甘いもの全般と、焼きそば、オムライスなど。
苦手な食べ物はわさびや唐辛子などを使った辛いものや、苦いもの全般。いわゆる「子供舌」である事が窺い知れる。牡蠣のような磯臭いものも苦手。
特に辛いものは大嫌いだったと言っても良いようで、鬼辛カレーの店ではハチワレとうさぎが何とか完食したそばで、ちいかわだけ一口しか食べれず、チャレンジ失敗の危機に陥った*7
それでも、自身の気の弱さや周りの空気などもあって、結局食べる羽目になってしまうジンクスがある。
しかし完全に嫌っている訳ではなく、鬼辛カレー以降は好奇心からチャレンジして食べてみる事も多く、島編では自分たちで作った激辛カレーの味見をしてみるなど、少しずつだが克服しようとしてる模様。

討伐に使用する得物はハチワレとおそろいのトゲのついたさすまた
これはハチワレが所有していた物に憧れて購入したもので、以降は討伐の仕事や護身用として欠かさずに使用している。
家ではお気に入りと思しき熊のぬいぐるみやモコモコの布団を愛用しており、自宅でくつろいでいるシーンでは度々登場する。
買い物へ行く時は鎧さん謹製のポシェットをよく使う。
また「むちゃうまヨーグルト」のマスコットキャラ「むちゃうマン」の大ファン。
現在の家はそのむちゃうまヨーグルトの懸賞で当たったものである。他にも何回か懸賞に当たったりと、やたらに運が強い。
ちなみに、さすまたやバッグなどピンク色でかわいいものが好きらしき描写が多々あるため、「実はメス(女の子)なのでは」という疑惑も。

余談だが、エポスカードの多数あるアニメコラボの一つには『ちいかわ』のものも存在する。
が、そのカードのデザインは「おかいもの検定1級」と描かれたあまりにもクレジットカード離れしたもの。
カード番号が表面に無いことも相まって、歴としたクレジットカードなのに「なんかクレジットカードっぽいやつ」に間違えられたことで話題になった。


うさぎ(なんかはしゃいでる生き物)
「ゥラララララララララ」「わわッ」「ィイイイヤァーハァ」「声でかっ」 
CV:小澤亜李
ちいかわの友人その1。ウサギの姿をしたマスコット。
作者の書籍『MOGUMOGU食べ歩きくま』の告知マンガにて「なんかはしゃいでる生き物」として初登場。
ただし作者の告知マンガや自分ツッコミくま内では割と邪険に扱われている*8

エキセントリックでマイペースな性格の持ち主。ちいかわやハチワレと違い、一匹でいる時の私生活は謎に包まれている。
今のところどこのどんな家に住んでいるかも明らかではなく*9、討伐以外の労働をしているシーンもほとんど描写されていない。

基本的にマトモなセリフを発することがなく、しばしば「ヤハ」「ウラ」「ハァ?」「プルャ」などの奇声を発する。アニメ版を見る限り感情によって声量や抑揚で奇声を使い分けている模様。
大好物はピザまん。あと巨大ウィンナーにケチャップとからしを付けたりと、ケチャップものが好きな様子。食い意地が張っていて食事のスピードがやたらに速い。
寝る時は必ず鼻ちょうちんを出して白目を剥くという個性的な眠り方をしている。

しかし見かけによらず知能は高いようで、草むしり検定3級を取得しているほか、ボトルネックでギターを弾きならしたりと割と器用。計算高さや要領の良さが、ちいかわとハチワレを助ける事も。
またどこに旅行に行ったのかとハチワレに聞かれた際には「ツツ ウラウラ」とシャレの効いた答えを返してもいる。
ちなみに草むしり検定は、ちいかわが5級の試験を受けている裏で自分もしれっと2級に昇級していた。

ちいかわ達をはじめ多くに尊敬されるラッコ先生に対してもノリは変わらないが、彼の音痴(?)な歌には車に乗せてもらっている立場なのもあってか止めもせず耳を絞るだけに留め*10、それでも完全に遮音に至ってなかったものの、再度歌い出した際はやはり止めなかったが本気で堪えるのか全力で耳を絞った。
前述のギター演奏の他、歌が有効と見れば歌いだして見事相手をノらせたり、ドングリDJでフロアを沸かせたりと音楽に精通している様子が散見される。ので、他者の音楽を否定しないがともかといって……な葛藤の表れが耳絞りなのかもしれない

討伐に使用する道具はさすまたではなく棒タイプだが、棒の両端が爆発(砲撃)する仕掛け付き。ちなみに、この世界では上位ランカーであれば討伐で使う武器に自分の顔が入るが、うさぎの場合はマジックペンで自分の顔を描いている。
討伐で使用する武器からも判るように、3人の中では一際戦闘力が高いような描写があり、かなり手馴れている。

ちいかわにちょっかいをかけたり、後述の杖をリサイクルショップで買ってきて騒動の発端を作ったりするなど、行動力の高さが災いしてトラブルメーカーのような一面もあるが、ハチワレやちいかわとの仲は良好*11
二人が困っている時にはさりげなく手助けするし、お役立ち情報(主に食べ物の沸いている場所など)を教えることも多い。
悪夢編では気が参っているちいかわの元に現れ率先してゾウと対峙するなど、友達がよほど困っている時にはより直接的に助けてくれる事もある。
いっぽうでモモンガに対しては自分勝手な本性を見抜いているのか、直接的に危害を加えることはなくても思い通りにさせないように立ち回っている節が見受けられる。
マイペースな変わり者に見えて、意外とちゃんと他人を観察しており、友達を思い遣った行動が取れるタイプと言える。

アニメ版では中の人のテンション高い奇声の演技が必聴で、「完璧な配役」「原作からブレてない」と読者からは高評価。
また、アニメ版1話ではちいかわを差し置いて最初に登場を果たしている。
そのほかコラボというわけではないが、「ウラ」の鳴き声繋がりか、大相撲の宇良関の懸賞旗にあしらわれたことがある。

ハチワレ
「『危険な擬態型が洞窟に幽閉されてた』…ってコト!?」
CV:田中誠人
ちいかわの友人その2。ハチワレの姿をしたマスコット。ちなみにレギュラー三人の中では一番登場が遅い*12
フレーメン反応をする、舌をしまい忘れる、毛玉のゲロを吐く、冬毛に生え変わる、びっくりすると尻尾が膨らんで毛が逆立つ等、猫らしい振舞いをする場面が多く、今作では一番元ネタの動物らしさが出ていると言える……が、2022年に開催された原画展において実は猫ではないという衝撃の事実が明かされた。

三人の中で唯一普通に喋れるため、作中で最も台詞が多く、ちいかわやうさぎの代弁や解説役になる事も多い。
事実上、本作の狂言回し*13
その際「『〇〇』…ってコト!?」と現状をゆるふわなマスコットキャラ達の漫画に似つかわしくない物々しい言葉で端的にまとめるのが半ばお約束。語彙力・言語表現力は結構高いがよく単語の言い間違いをする。

社交性が高く楽天的なものの、モブ達と比べても危機感が欠落していて計画性にも乏しい。活発で好奇心が旺盛な性分もあってかよく討伐に挑んでいるが、強い討伐対象からの反撃を受けて失敗してしまうこともしばしば。
だが総じて積極性と友情に厚いちいかわの良き友であり、うさぎとも出会ってすぐに友達となっている。
また能天気ではあるものの頭の回転は早く要領もいいため、ハチワレの行動がちいかわの背中を押したり窮地から抜け出すきっかけとなることもしばしば。良くも悪くも慎重派寄りのちいかわとはいいコンビと言えるだろう。
住居は洞窟で、吹き曝し状態のためたびたび虫型の怪物に侵入されており、撃退するためにさすまた(水色)を常備している。せめて入口の壁と玄関のドアぐらいは作った方がいいと思うよ。ハチワレ……
長らくカメラを欲しがっていたが、後述の杖の怪異に巻き込まれた際に「被写体が消えるカメラでちいかわを撮りそうになった」事がトラウマになり本物のカメラを買って以降もちいかわを撮れずにいたが、怪異の無いカメラだと知り克服、楽しい日々を時折写真に収めている。
また、ギターも所持している。ちいかわに生乾きを題材にしたオリジナルソングを弾き語りした事もあり、アニメ版では「ひとりごつ」のタイトルでエンディング曲として採用されている。
体調不良等は薬効のある木の実で治す等、暮らしの知識が豊富でちいかわにそれらを教える場面も多い。

ちいかわと同時に草むしり検定5級の試験を受けて一人だけ合格した。以後は草むしり検定合格を目指すちいかわに勉強を教えている。

好きな食べ物はラーメンで、特に郎系とインスタント麺のチャルメラが好き。だが、ついチャリメラと呼んでしまう癖がある。
ちなみにこのチャリメラは食品会社の明星食品が乗っ掛かり、期間限定で商品化した。詳しくは後述。
自炊能力も高いようで、時折ちいかわやうさぎにシンプルだが美味しそうな手料理をふるまったり、夜食を作って独りで食べたりしているなど、なかなかにグルメである。
一方で住処の周囲に湧きドコロが少ないため、木の実や池の底から拾える謎の物体(本人曰く「こわいけどおいしい」らしい)などその辺で採取できるものを食べていることも多い。
ちいかわから貰ったお菓子の袋のリボンを大切な宝物として飾っており、それを紛失した(巣作りの鳥が咥えて持っていってしまった)際は気丈に振舞おうとしながらも泣き出してしまう程へこんでいた。

ピンチの際に反撃に転じる時や、一か八かの賭けに出る時に「なんとかなれーッ」と掛け声を上げ、状況を打破するのがお決まり。
話が進むにつれラッコへの憧れを強めており、討伐時にはマントを羽織るようになっている。

担当声優の田中誠人氏は、過去に『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』に顔出し出演しており、その成長ぶりに驚いた視聴者も多いとか。
『クリスマスにはシャケを食え』…ってコト!?」



くりまんじゅう
\ごくッ/ 「ハァーッ…」
CV:淺井孝行
ちいかわにコーヒーをおごってくれたマスコット、頭が栗饅頭のような色をしている*15。ちいかわ公式アカウントができる以前から登場している古参キャラ*16

体長や風貌はちいかわやその友人達と大差ないものの、メンタルはおっさんのそれ
酒カップにおでん汁を入れ飲んだり、ウィンナーをつまみにストロングゼロを呑んだり、コロナビールらしきものにライムを入れてタコスをつまみに呑んだり、炙りしめ鯖で日本酒を呑んだり、二日酔いに苦しめられ迎え酒をするなど、吞兵衛らしき描写が非常に多い。なお、基本は一人で吞んでいる模様で、ちいかわたちに目撃されるときもある。
ちなみにこの世界では飲酒するのに免許資格が必要*17で、もし不携帯で飲酒をしたことが発覚した場合は鎧さんから禁酒と書かれた大きな判子を身体に直接押され(くりまんじゅうの場合は頭に押された)、それが消えるまでは飲酒禁止という酒をこよなく愛するくりまんじゅうにとっては大変キツいペナルティが待っている。*18
実際、自分の不手際から免許を盗まれたタイミングで運悪く抜き打ち飲酒検査を食らうことになってしまい、上述の罰則を受けた時には何よりの至福の時間であった「仕事上がりの一杯」を楽しむ事が出来なくなり、心身共に普段の豪快さの面影さえ感じられない程弱り果てていた。
免許はその後シーサーが取り返しくりまんじゅうの手元に戻ったものの、その憔悴ぶりには作中のみならず同じく酒飲みのちいかわファンらからも同情の声が沢山寄せられ、終いにはアニメでのCVを務めた淺井孝行氏はXで「流石に可哀想になってきた。言いたいことも言い訳したいこともいっぱいあるだろうに」 「俺も一緒に禁酒するかな……」と呟き、終いにはくりまんじゅうのイラストがプリントされたシャツを着てその頭には「酒」の一文字が書かれた、自作と思わしき判子を押した写真を投稿していた程であった。

酒を美味しく呑むためにアテにもこだわりが強く、なかなかのグルメである様子がうかがえる。サウナ入浴が趣味。
また基本はポーカーフェイスだが、一杯飲った後は眉間に皺を寄せた渋い顔で「ハァーッ」と唸るのがお決まり

本作に登場する、言葉をしゃべることができるキャラクターの中ではダントツで語彙が少なく、ほぼ「ハァーッ」「フーッ」しかセリフがないが、辛いカレーを食べたときに「カーッ」と言ったことが一度だけある。
ファミマコラボの漫画では朝に一杯のコーヒーを飲んで気を引き締めてから草むしりの仕事に精を出している様子がある。

(登場する際は)基本的に飲酒しているため、所謂飲兵衛イメージからダメな大人なのかと思いきや、
悪ノリしてちいかわをいじめていたうさぎを(鮭とばでどついて)止めたり、同じく草むしりに従事していたちいかわにコーヒーを差し入れしたり、
何かを食べている時にちいかわたちが通りがかると、彼らを呼んで食べ物をおすそ分けするなど、年長者らしい良識的な振る舞いが多い。
また、自分を見て飲酒に憧れたちいかわとハチワレがソフトドリンクを飲み、自分の真似をして「ハァーッ」と言っているのを見た時には、
ツマミとして食べていた柿の種を彼らにおすそ分けした上で、持っていた酒の缶を掲げて「乾杯」するなど、ノリの良い一面も見せた。
その他、仕事中は缶コーヒーを飲んでいたり、シーサーに飲酒の勉強を指南している際は度数の低いチューハイを飲んでいたりと、場面によって飲む物を変えている。

話がすすむにつれシーサーとの絡みが増えており、シーサーを気にかけている様子。
シーサーが飲酒の資格取得に励んでいると知った際はおつまみカルパスを差し入れして応援し、飲酒の勉強を教える関係になっている。
シーサーもそんなくりまんじゅうを慕っており、二日酔いの看病をしたり美味しいものを差し入れしたりと良好な関係を築いている。
草むしり以外の労働をしている様子がない割に美味いものを食ったり呑んだりしてゆとりある暮らしっぷりなのは本作の謎の一つ。
何らかの高度な検定資格か、不労所得を得る手段を持っているのかも知れない。
戦闘能力については討伐シーンが描かれていないため今のところ未知数。
ただ、一人で月見酒と洒落込んでいたところにオデが現れた時には素早く警戒態勢を取って威嚇したり*19
これまた全力で威嚇してシーサーを殴ろうとしたナグリビトを退けるシーンがあるなど、気迫だけはけっこうあるようだ。

アニメ版では中の人の容姿がくりまんじゅうにそっくりな事がちいかわファンの間で話題になった。また、登校前の子供も見ている時間帯のアニメで可愛らしいキャラクターが飲酒する絵面はいろいろマズいので、くりまんじゅうが呑んでいるものがアルコール飲料であるかはぼかされた表現になっていた*20
例:ストロングゼロ→「MUCHAU MADA」というエナジードリンクぽい色の缶に入った架空の飲み物
  日本酒と炙りしめ鯖→酒瓶自体は画面に出てこない
  コロナビール→コーラっぽい色の飲み物(黒ビールにも見えるが…)
  焼きしいたけと日本酒とっくり→急須に入った緑茶(緑茶割りである可能性は否定できない)
  梅酒のソーダ割りとクエン酸→梅ソーダ(単なる略称か?)
しかしアニメ241話からは規制が緩和され、普通に飲酒している。
フジテレビ問題でスポンサーが離れたためスポンサー配慮は不要になったからでは?と言われているがそれの真偽はともかく、 やれるうちにやっとけと言わんばかりに そこから4話連続で酒エピソードを放映し、その後はちいかわのコンテンツとしての知名度・浸透度が上がっているからか、なし崩し的に飲酒シーンも原作通りに描写されるようになった。

モモンガ
「この切ない顔で 何を考えてるか当ててみろッ」
CV:井口裕香
青白い体毛をまとったモモンガのマスコット。他のマスコットに比べると目つきが鋭く、少し悪人面な印象を与える。
マスコットとしては珍しくかなり横暴で自己中心的な性格の持ち主。かわいこぶることを好んでおり、相手構わず「叱れ」や「慰めろ」と迫っては自分のかわいさを見せつけようとしたがる。
かわいこぶるためにちいかわ達をはじめとするマスコット達の仕草や言動を真似することも。

基本的に誰に対しても横柄かつ高圧的な態度で接するが、マイペースでエキセントリックなうさぎには翻弄されることも多い。
言動がアレなためか、基本ちいかわ達に優しい鎧さん達でさえ親身になって接してくれないあたり相当である。
手入れがされていないのか普段はそうでもないが、体毛は綺麗に洗って乾かすとフカフカになる。

他のマスコットのキャラクターと違い、労働に従事している描写が一切無い
一回一文無しで偉そうに食堂で注文して鎧さんに叩きだされた事があり、食糧危機時食費のためちいかわ達と共に採取の仕事に出掛けた事があったが、そこでも労働を放棄している。
その他、モブマスコットの古本屋から無銭で本を持ち出しかけたこともあり*21、つまるところ「労働」や「貨幣」「買い物」といった経済に関する概念自体が希薄である様子。
そうした事もあってか、文明的な生活を送るちいかわやハチワレと違い、食事はすべて湧いて出るお菓子や食べ物で賄う野性的な生活をしており、本人も気の向くままに喰っちゃ寝な単調な日々を過ごしながら、今の生活に満足している。

劇中で食料危機が発生した際には、ちいかわを食べようとしたり、木の実を差し出すちいかわに対して「ハフムシャっとしたうまいもんが食いたいんだよッ」と拒否したりと傍若無人な振る舞いを見せた。こうした経緯もあってか、ちいかわからは明確に嫌われている。
その性格や行動故か友人と呼べる者は皆無だが、古本屋のモブマスコットとの交流が増えてきている。
連作エピソードのオチやその後に登場する事も多く、ちいかわ達とは対照的な存在である事がよく描かれている。


その自分勝手な振る舞いと、悪びれもせず可愛こぶる姿に当然ながらアンチも多数存在し、たまにリプ欄が炎上している。
アンチにつけてもらった愛称はモモカス

ラッコ
「いつものをッ………」
CV:内田雄馬
マントを羽織り大剣を背負った流れの剣士風のラッコのマスコット。
目が据わっていて、右のこめかみ辺りに大きな向かい傷がある。体の輪郭線が描かれておらず、モフモフした毛並みを表現している。

討伐者ランキング1位の剣使いで、討伐対象の虫(赤)を一閃で倒してしまうほどの腕前の持ち主。高くジャンプして切りつける事も出来たりと、身体能力にも優れている。
常に剣は手放さなかったり、違和感に対して警戒したりするなど、慎重で危機管理が出来ている描写も多く、単に腕っぷしだけではない強さの部分も垣間見える。
記念公園の「きねんこうえんくん」なるマスコットの銅像を前に、かつて「強くなる」と誓った出来事があるらしく、何やら壮大な過去が示唆されている。

なぜか倒置法でしゃべる癖がある。「していくか…一服……」「一緒に行ってみるか? 討伐ッ」
無頼漢めいた雰囲気を漂わせている……というか本人もクールな振る舞いを心がけているような節があるが、その実割と気さくで面倒見の良い性格をしており、ファンサービスも良い。
やたらと見た目が可愛いマイカーを所持しており、ちいかわ達を乗せてくれたことも。
ちいかわとハチワレから慕われており、二人から「唯一無二の呼び名」で呼んでもらえる事を望んでいた矢先にハチワレから「先生」と呼ばれた*22際には、人知れず感激している。

物語が進むにつれて、ハチワレとは師弟関係を構築しており、彼を大きな討伐に誘ったり、
共闘の際は不慣れなハチワレをフォローをしたり、討伐の稽古や特訓をしてやったりと特に気にかけている。
甘い物が大好き。フルーツパフェが好物で景気づけに食べて頬を緩ませたり*23、スイーツの特売に喜んで参じたりする。
他にも駐車場でマイカーをどこに停めたか忘れて迷ったり、うさぎが耳を絞って物理的に歌をシャットアウトするほどの音痴だったりとギャップも大きいが、頼もしいマスコット。
TVアニメ版では1年目終了間際の第51話で初登場。アニメ制作発表時に担当キャストが発表されていたキャラクターでは最後に登場したキャラである。

シーサー
「外勉捗りまーす」
CV:島袋美由利
作者から「やさシーサー」のタイトルで登場したシーサー。何か反応をする度に「やさシーサー」「きびシーサー」「うれシーサー」「さみシーサー」などの文字がコマ外に書きこまれたりする。

初登場時の「やさシーサー」からもわかる通り、優しく気さくでフレンドリー。初対面のちいかわ達ともすぐに打ち解けている。
また、くりまんじゅうとも交流があり、当初はあまり頻繁に絡んだりはしなかったものの、飲酒の資格勉強が始まってからは頻繁に勉強を教わる仲となり、くりまんじゅうから気にかけられている描写が多い。
ただ、「ちいかわ」の世界では飲酒がステータスとはいえ、禁酒で健康的になったくりまんじゅうを酒飲みに逆戻りさせてしまった辺り、いわゆる「イネイブラー*24」の傾向があると言う声も…。

シーサー故にサタパンビン*25を食べていたり、それをちいかわ達に分けていたりする。
他にもサタパンビンを食べすぎた時の喉の乾きにはさんぴん茶*26を勧めたりと、シーサー故に勧めるものは沖縄県ゆかりのものばかり。

ラーメン屋「郎」のアルバイト店員もしており、店長である鎧さんを「お師匠」と呼んで慕っている。
ただ、泥酔状態のくりまんじゅうに勝手にステーキ*27を出すなど、勤務態度は割とフリーダム。ラーメン屋とは……
「郎」のバイトにはスーパーアルバイターという資格が必要で、マスコット達の中ではかなりのエリートの模様。さらに店長と乾杯をしたいという理由でお酒の取り扱い資格の勉強もしているという勤勉な性格をしている。
その一方腕っぷしには自信がなく、討伐の仕事をすることはない。
原作でも初登場が遅めだからか、TVアニメ版には放送開始から1年半以上経った2023年12月放送の第123話でようやく初登場した。

カブトムシ/カブトムシ(大)
「ぽちゃぽちゃぽちゃ」「くちがぽちゃぽちゃしてる…」
CV:武藤志織/利根健太朗
読者からは「ちいかぶ」の愛称で呼ばれることが多い。
マスコットより小さなカブトムシのサナギと成虫の中間のような生き物(もぐらコロッケと同程度のサイズ)。体はもちもちで柔らかく、甘めの卵焼きのような匂いがするらしい。
謎の洞窟の奥にスイッチで閉じ込められていたが、ちいかわになついて家に住み着き、辛い時にギュッと抱きしめて励ましてくれるなどちいかわの心の支えになっていく。

〈モブマスコット〉

背景に描かれているモブのマスコットたち。ファンの間では「ちいかわ族」「モブかわ」と呼称される事も。オフィシャルグッズでは「グレーの子」という呼称が用いられている。
頭身はちいかわ達と同じで、顔や体の模様などは描かれずに全身同じ色で塗りつぶされている*29。一方で、耳や尻尾の形、耳・角の有無など、シルエットは細かくバリエーション分けされている。作中のセリフでは意味のある単語を発することはほとんどなく、意志・感情表現のほとんどが掛け声や泣き声、ジェスチャーで描写されている。
なお、性別の概念は恐らく無い
ちいかわと共に労働に従事していたり、町に暮らしていたり、古本販売等の露店をしている者など多岐にわたり、小さくて可愛い社会を形成している。
また、以下に紹介するような複数回にわたって登場している同一のモブマスコットと思われるキャラも存在する。
主人公補正で何とか助かっているメインキャラのちいかわ達と違い一線を越えるレベルの災難にあっている場面が多く、ふしぎないきものや討伐対象に危害を加えられ、顔や胴体に消えない傷が残るような重傷を負ったり、耳を食いちぎられて欠損したり、角を折られる、石化した後に体を砕かれる、場合によっては捕食され命を落としている描写もあったりと、ちいかわ世界の過酷な一面を強調する際に登場する事もある。
ごく稀にだが、メインキャラも鎧さんも怪異も登場せず、モブマスコット同士のやり取りだけで話が進む回も存在する。
TVアニメ版では第50話で初めて声を発しているシーンが描かれ(鎧さんの手作りパジャマ露店に殺到しているシーン)、役名は「グレーの子たち」とされていた。
玉城仁菜、由良朱合、法元明菜、小島菜々恵らが声を担当していることが多い。


パジャマパーティーズ
「ウ・ウ・ワ・ワ」   「ウワーッ」
CV:諸星すみれ(みどり)・長縄まりあ(ぴんく)・篠原侑(しろ)・内山茉莉(むらさき)
鎧さん謹製のパジャマを着て歌とダンスを披露するユニット。鎧さんのパジャマ愛好会のメンバーから発足した。
すべて顔が描かれていないモブマスコットで構成されており、発案者でリーダー格のみどりのパジャマのマスコット*30と、ちいかわと似た形の丸い耳で尻尾が無いむらさきパジャマ、垂れ耳で短い尻尾があるぴんくパジャマ*31、ツノが一本だけ生えていて尻尾が無いしろパジャマのマスコットの4人組。
最初に開いたライブはたまたま遠くで見ていた労働の鎧さん一人だけで閑古鳥だったが、口コミが広まりブレイクした。
が、順調だった矢先にみどり以外の全員がでかい鳥に連れ去られてしまい、攫われたメンバーを探す合間、代打としてちいかわたち3人に出演を依頼するが……


あのこ
CV:青山吉能
シール貼り労働でちいかわと仲良くなったモブマスコット。耳の形からして多分ウサギ形のマスコット。
オフィスグリコの使い方を教え、お菓子を交換したりお揃いのパジャマを着るなど仲良くしていたがいつの間にかいなくなっていた。

ラッコの仲間
CV:玉城仁菜(金棒)
ラッコと組んで討伐仕事をしている2匹のモブマスコット。ラッコ同様上位の討伐ランカーであり、相当な強者と思われる。
片方は丸い耳、頭部に前向きに生えた一本のツノとフサフサした尻尾、という『もぐらコロッケシリーズ』のユニコーンに似たシルエット(ただし羽根がない)を持ち、トゲ付きの金棒を武器としている。ラッコと共に登場するより以前、町中で暴走し、ちいかわとハチワレに襲いかかったグーチョキパーの擬態型を始末した角付きのモブマスコットと同一人物と思われる。ハチワレがラッコに修行として付き従っている時にもアドバイスを送っており、ラッコ同様面倒見が良い親切な性格をしているようだ。
もう片方は寝た形の耳があるシルエットでウォーハンマーを武器としている。こちらは「自分ツッコミくま」のパグさんにシルエットが似ている。

古本屋
CV:春海百乃
露天で古本を売っているモブマスコット。ハチワレがふと立ち寄って草むしり検定5級の参考書を購入するシーンで初登場した。
再登場した際、売っていた本をモモンガに危うく無銭で持っていかれかけるが、そこから妙な交流が芽生え、銭湯や湧きドコロにモモンガを連れて行ったりしている。
住居は洞穴で、本をたくさん持っている。仕事をしていないときは歩いているときでも本を読んでいるほどの読書家。
討伐の仕事をすることもあり、ちいかわとハチワレが使っているのと同じ形のさすまたを武器としている。


一本ツノのこ
「う~ん…」「てぃは!!」
CV:玉城仁菜
頭に一本のツノの生えたモブマスコット。「おっきい討伐」を生業としており、扱う武器は曲刀。
ちいかわ達と同じく友達2人(武器はそれぞれハンマー(CV:結城萌子)、ヌンチャク(CV:法元明菜))と一緒にチームを組んで討伐にあたっていた。
ある日の討伐対象であったふしぎないきものが可愛らしく踊る仕草を見せた事から友好型と判断。
友達になる事を提案し、ハンマー持ちの仲間と共に武装解除して近づいて行くが…


島の住民
ちいかわ達の住んでいる所から、海を隔てた先にある島の住民であるモブマスコットたち。
本土のモブマスコットと違い、体の色は日焼けしたような褐色がかった色をしている。また、腰蓑と花冠をつけており、いかにも南の島国の住民と言った格好をしている。
「報酬100倍の簡単な討伐内容」「島限定のスイーツや美味しい食べ物」と謳い文句が書かれたチラシを配布し、島へのリゾート旅行をちいかわ達一行に誘い、上陸してきた一行を歓待した。
そのもてなしっぷりは至れり尽くせりで、様々な出店や屋台で美味しい料理やスイーツを提供し、宿泊施設として各々にバンガローをあてがってくれるなど、一行はご満悦だったが、実は彼らにはとある目的があって……


ヒトハ/フタバ
CV:寺澤百花(ヒトハ)、鈴代紗弓(フタバ)
島に住んでいるモブマスコット。葉っぱが頭に一枚ついた子と二枚ついた子の二人組。果物型(みかん?)のマスコットだろうか。
ファンからは「一葉/二葉(葉っぱ、双葉)」とあだ名されていたが、彼らが登場するセイレーン編の映画化に伴い、「ヒトハ/フタバ」という正式名称がつけられた。
他の住民とは違い、腰蓑ではなく首から下をすっぽり隠す蓑を身に着けている他、耳やツノなどが一切存在しないという形で容姿が明確に差別化されている。
基本的にとても仲良し。熱い友情で結ばれていて、二人一緒で行動している事が多い。
ちいかわ達が島にやってきた際に歓待してくれた住人で、船酔いでグロッキーになっていたちいかわに炭酸飲料を渡したことで知り合い、
その後ちいかわ達一行をバンガローに案内し、一緒にウノをするなど交流をしている。
ラッコがセイレーンに連れ去られた後に、ちいかわ一行が奪還のため動いた際は同行して島の案内を務める。
そして彼らがセイレーンと遭遇した際は、セイレーンに「人魚を食べた犯人を連れて来てくれた」と勘違いされ、激しく動揺していた。
その後はちいかわ達と共に、激辛カレー作戦でセイレーンを迎え撃っている。

ちいかわ達が二人の住む家にお邪魔した際は「人魚の肉を食べると永遠の命が手に入る」と記述された書籍、赤い鱗を発見しているが……

〈鎧さん〉

人間サイズで歯茎の見える甲冑の姿をしている存在。個人ごとに鎧の色が少しずつ違う。
漫画版では描写はされてないが、アニメでは彼らが動く際はガチャガチャと鎧が触れあう金属音が鳴っている。口元は見えているがしゃべる時に口は開かない。
日雇い職の提供や、雑貨品の販売や屋台など、経済活動を行うモブとして登場する。
見た目に反して心優しく可愛いものが好き。鎧同士での交流もあり、ピクニックをして互いのお弁当を見せ合うなどしている。
金色の見た目をした王冠とマント姿の偉い鎧さんも登場しており、鎧さんにも上下関係などがある模様。
以下に紹介する色付きの鎧さん以外にも、完全なモブとして店の店員や集合シーンなどで登場する名無しの鎧さんも存在する。
鎧さんの正体や存在理由は謎に包まれており、「マスコットを管理・監視しているのではないか」などの考察がある。

ポシェットの鎧さん
「これはッ………!! 『私』の『作品』ですッッ」
CV:杉田智和
鎧は銀色。よく自作のポシェット(ピンク色のクマ型)を携えている。
ポシェットやパジャマ、レインコートなどの服やアクセサリーを作ってくれる鎧さんで、同族ではマスコットたちに一番好意的。
衣服やアクセサリー等は改善点をちゃんと聞いて反映したり、自分の製品を愛用しているマスコットを見て喜んだり、製品開発でスランプに陥って大いに悩むなど、物作りに対する姿勢はとても真摯。
衣服の試作品を作ってはちいかわに提供してくれたり、露店で販売したパジャマが即完売したり、時にはモブマスコットから感謝の手紙を渡されたりと、良好な関係な模様。
だがちいかわの家に出入りする姿を偉い鎧さんに見られ、「仲良くしすぎだ」と注意された。偉い鎧さんの真意は不明。
ポシェットの中にはちいかわたちがアクセサリーと勘違いしてプレゼントしたナックルダスターが入っており、これで討伐対象の虫を撃退したこともある。

労働の鎧さん
「擬態型かァ〜?」
CV:東地宏樹
鎧は黄銅色。主に労働斡旋の仕事をしており擬態型の解説をしてくれた鎧さん。ポシェットの鎧さん・ラーメンの鎧さんと仲が良い。
彼らよりはマスコットたちと距離を保っているが、それでも本当にピンチな時には助けてくれる。たまにモモンガに絡まれる。
労働関係の業務以外にマスコット居住区を見回りしたり、むちゃうマンの中に入ったりなど、他の鎧さんと比べてやけに仕事が多い。「労働の」という二つ名には「労働関係の業務に当たっている」以外に「労働が好き」という意味もあるのかも知れない。

ラーメンの鎧さん
「ニンニク入れますか?」
CV:松岡禎丞
鎧は黄色。仕事中は頭に白いバンダナ(タオル?)を巻いている。「郎の鎧さん」とも呼ばれる。
ラーメン屋「郎」の店主で、同店で働くシーサーからは「お師匠」と呼ばれており、スーパーアルバイター資格が無くなる可能性があるという話を聞いた際には「せっかく頑張って取ったのに…!!」とシーサーを心配していた。

草の鎧さん
\ビーッ ビーッ ビーッ/「アリャッ…これはー… お~い ちょっと見て」
CV:寸石和弘
鎧はピンク色。カラフルでファンキーなバンダナを頭に巻いている。
草むしりの草の計量と種類の判別を行っており、その内容に応じた報酬を渡してくれる。

●喫茶店の鎧さん
(ス…)
CV:-
鎧は黒色。ラッコがよく訪れる喫茶店の店主。
セリフは無いがラッコの好みをよく把握したメニューをスッと出す粋な人物。

たこ焼きの鎧さん
「あの『たこ着』、お前がつくったのか?」
CV:武虎
鎧は赤色。屋台でたこ焼きを売っていた個体。
ポシェットの鎧さんがちいかわ達に作ったタコのスーツが意図せずして宣伝になり、大繁盛していた。
別の祭の時かき氷屋台を開いていることもあった。
なおTVアニメ版ではかき氷屋台の鎧さんとしての登場の方が先になっている。

プロデューサー
「大きなイベント『むちゃフェス』で歌わない?」
CV:山下タイキ
人気が出てきたパジャマパーティーズにイベント出演のオファーを持ってきた人物。原作ではセリフだけの存在で姿は描かれていないが、TVアニメ版では鎧さんの姿で描かれている。

屋台の鎧さん(光る!!)
「パキッて自分でやる?」
CV:保村真
鎧は灰色。「光る!!」という看板の屋台でいろんな形のサイリウムや光る輪(ケミカルリング)を売っていた個体。

チョコレート露天の鎧さん
「目を閉じて食べるとなんかイイ」
鎧は濃い茶色。
チョコレートの露天を営んでいた。ちなみに登場したのはDARSチョコとのコラボ回。

むちゃうまプリンの鎧さん
鎧はクリーム色。ファミマコラボ回に登場した。
「新作!!むちゃうまプリン販売会」という特設屋台でプリンを売っていた個体。

店員の鎧さん
「アッ…」「ヴィ…ヴェポ… ウ…」(ぬりぬり…)「スーッ…」「ああ…これの事だねッ」
CV:川田紳司
鎧は緑色。
薬屋の店員。あまりにも少ない情報*36から、ちいかわの欲しい物*37を把握して持ってきてくれた。

●カレーの鎧さん
「残さずキレイに食べてくれて ありがとう」
CV:保村真
鎧は濃い灰色。「うまカレー」というカレー屋の店員。
鬼のマークがついた激辛カレーを提供し(メニューはこれ一種類のみ)、ちいかわ達は全身が真っ赤になるほど悶絶していた。カレー自体は激辛であるものの美味しいらしく、ハチワレは「辛いけど奥の方に旨みがある」と評している。
最後は何とか完食したちいかわ達に、記念写真を撮ってあげた。

湯豆腐の鎧さん
\♫ホ~ヘ~/「湯豆腐~」
CV:たくみ靖明
鎧は抹茶色。夜中に鉢巻き姿でリアカー屋台を引いて湯豆腐を売り歩いている*38
同じく鉢巻き姿のモブマスコットを助手として雇っており、客寄せ用のラッパを吹かせている。
深夜にちいかわの居住区にやってきて、草むしり検定の勉強中だったちいかわに湯豆腐を売っていたが、居住区の他の住人も次々出てきて並んでおり、結構人気はあるようだ。

偉い鎧さん
「オイッッお前ッッ なんだその『ポシェット』はッッ」
CV:寸石和弘
鎧は金色。頭に王冠のような装飾があるなど、他の鎧さんたちと比べてゴージャスな鎧が特徴。
鎧さんたちを取り纏める偉い立場にいるらしい。




《ふしぎないきもの》

作中の世界に存在する奇妙な生き物・怪物達のこと。
読者からは最初期に登場した「キメラ」「おめんキメラ」に合せてキメラと総称されることもある。
後述する擬態型の存在もあり、読者は新キャラが登場するたびにこいつはマスコットなのかふしぎないきものなのかとヒヤヒヤさせられることになる。

マスコット達を捕食対象と見做していたり、明確な悪意を持っていたりする危険なものも少なくない……というかむしろ危険・有害寄りの性質を持つものが多く、たびたびちいかわ達が危機や騒動に巻き込まれる原因となる。
特に危険な存在は後述する「討伐対象」に分類されているが、具体的な分類基準については今のところ不明瞭。
害意を持たずマスコット達と共存している「友好型」と呼ばれる存在もいるが、同時に友好型を装ってマスコット達に近づき危害を加える「擬態型」もいるため油断ならない。

また、キメラをはじめちょくちょくマスコットが変異したものと思われるふしぎないきものや討伐対象が登場しているため(通称「キメラ化」)、
「マスコット達とふしぎないきものの線引きはどこにあるのか」「マスコットには元々ふしぎないきものに変異する性質があるのではないか」
「鎧さんを統べるリーダーがマスコットたちと仲良くしすぎだと注意するのはマスコットが『ふしぎないきもの』になり果てる可能性があるからではないか」
そもそも『擬態型』など存在せず、変異してしまったマスコットがそう呼ばれているだけなのでは」等々、何かと不穏な考察も絶えなかったりする。

●マンボウ
CV:-
空を泳ぐマンボウ。マスコットたちが乗ったりしがみ付いて移動手段にすることもできるが、操縦することはできないようで、あらぬ方向へ行ってしまう事もある。
どうやら乗り心地には個体差があるようだ。

スフィンクス
CV:-
巨大なスフィンクス。話しかけたハチワレに興味を示したのか、ちいかわたちをゆっくりと追いかけてきた。
ハチワレは喜んでいたが、ちいかわは怖かったのか涙目だった。
以降のエピソードを踏まえると、ちいかわの慎重さや警戒心、ハチワレの危機意識の乏しいわりに好奇心旺盛な性格がよく出ていると言うべきか……
アニメ版では最初に現れたふしぎないきもの。

流れ星
「流れ星 参・上!!!」
CV:マシューまさるバロン
凄まじい叫びと共に夜空から降ってきて、地面を走り回るパワー系流れ星。
つぶらな瞳をしているが、なぜか常に歯を食いしばった鬼気迫る表情をしている。
流れ星なので願いを叶える力がある……らしい。ただし、願いを歪んだかたちで叶えてしまう黒い流れ星も存在している。

三ツ星
「ウッ………クッ………」「ヴ………(ギシッ)」「アーーーッ」
CV:マシューまさるバロン
レストランの怪物に捕らえられていた星たち。上述の流れ星と同じ種族である模様。TVアニメ版では声も同じ。
ちいかわ達に救出されお礼に謎のパワーで巨大なオムライスをごちそうし、空へ帰って行った。「「「Thank you」」」
ちいかわ世界のふしぎないきものの中では珍しく友好的な種族である。
また、後述の黒い流れ星も同様だが喋る時はなぜかフォントが筆記体となる。見かけによらず流暢な発音なのだろうか?

けん玉おじさん
「「「けん玉おじさーーん!!!」」」「ハ~イ」
CV:利根健太朗
名前通りけん玉を持った髭面のふしぎないきもの。タコのように何本も足が生えている。
その怪しげな風貌から鎧の人からは擬態型かと疑われていたが、けん玉の技を披露するだけで実害のない友好型である。
マスコット達からは非常に人気があるようで、ちいかわやハチワレら大勢のマスコットがけん玉おじさんの周りに集まっていた。

オデ
「このキノコ…うまいど…オデといっしょに…食べよう…」
CV:三宅健太
ちいかわ達より一回り以上大きい巨体に大きな1つ目という、サイクロプスのような姿の巨人。一人称は「オデ」で、片言気味に喋る。
見た目こそ恐ろしいものの、性格は温和でちいかわ達には友好的。美味しいキノコを食べていた際にちいかわ達を誘い、分け合った。
しかし、そのキノコが後述のゴブリン達が育てていた(?)ものだった為、ちいかわ共々捕らえられてしまう。
その後は大人しく捕らえられていたのだが、ちいかわ達の脱出計画に協力して穴を掘る手伝いをしてくれた。
脱出経路が完成した際には小さすぎる穴を通れない事を悟り、死亡フラグ全開なセリフと共に自身が殿を買って出たのだが……


島二郎
「今日はもう終わったよッ」
CV:最上嗣生
入道めいた顔と体格に『味自慢』の前かけを身に着けた、人間の中年男性を思わせる姿の大柄ないきもの。
ラーメン二郎亀戸店の店長がモデルらしく、同店にはナガノ先生の直筆色紙が飾られている。
プリケツに定評がある。

『島二郎』というそのまんまな名前の店を営んでおり、ハチワレたちをさらわれて一人残されてしまい泣きながら島をさまようちいかわが店を発見、中に入るとカツカレーを食べていた島二郎が上記のセリフを発して終わり……というシュールギャグじみた初登場を果たす。
だが、疲れから気を失ったちいかわのためにカツカレーと貝汁を用意し、ハチワレたちの救出にも「居場所に心当たりがある」と自分から案内を買って出るという好漢。飲食店を営むだけあり料理も上手。
店で提供する貝汁のためか貝を採りに素潜りを繰り返しているらしく、回想シーンでは網いっぱいの貝を背負っていた。
案内看板を見たちいかわは以前食べたを一瞬想起していたが、店の看板や当人の発言からすると貝汁をメインかそれに準ずるものとして提供しているようだ。
また、島二郎の作るカツカレーは多量のスパイスが効いていて非常に辛く、口にしたちいかわはかつて鬼カレーを食べたときと同じ様に顔が真っ赤になっていた。
ちなみに、自慢の料理を食べてくれた相手には嬉しそうに「【その料理の特に自慢したい部分】が……な!」と説明する癖がある。


〈危ないタイプ/擬態型〉

「ふしぎないきもの」の中でも、マスコットたちを攻撃するなどの危険性を見せたもの。
線引きの曖昧なものも存在しているが、ここでは作中で「マスコットたちに何らかの危害を加えたもの」「マスコットたちに害意を見せたもの」「マスコットや鎧さんたちから危険視されたもの」を記載する。

キメラ
「あはっ あはっ こんなになっちゃった……」
CV:國府田マリ子
何らかの理由で異形の姿になってしまったマスコット。ふしぎないきものの中ではかなりマスコットの原型を残しているものの、虫のような二対の翅とトカゲのような尻尾が生え、さらに両手の甲には某有名アメコミのミュータントよろしく鋭い爪を隠し持っている。
本人としても不本意な姿なのか、ヤケクソのように悲嘆に暮れ「なっちゃったからには……もう……ネ……」と涙を流しながらちいかわに襲い掛かる。
ボーッとして無警戒だったちいかわが全力で抵抗、ポコポコぶたれると思わぬ反撃に気勢を削がれたのか、そのまま飛び去っていった。
最初期に登場したふしぎないきものであるが、登場話の掲載までは(時折シュールな話はあったが)ゆるふわな話が続いていたため、読者に衝撃を与え、その後のちいかわの方向性を変えたという意味で重要なキャラクター。
アニメ版においても16話で満を持して登場し、アニメでちいかわを初めて知った視聴者と、ダーク要素を廃してファンシー路線でやっていくと予想していた原作既読組に強い衝撃を与えた。爪を繰り出すシーンは必見。

おめんキメラ
「だからなんだってんだよ」
CV:伊原正明
シーサーのような奇妙なウサギの面をした空を飛ぶ何か。ライオンのような胴体に虫のような一対の翅、蛇そのものの形をした尻尾を持ち、上記のキメラより格段にキメラらしい外見をしている。
いきなりちいかわの前に現れ「だからなんだってんだよ」と気怠げに絡んできたが、それ以上は何をするでもなく、ちいかわが嫌がったら素直に去っていった。
……見た目や言葉遣いこそ恐ろしいが、特に襲いかかるでもなく、口で拒絶しただけで退散してくれるあたり、もしかしたら友好型寄りなのかもしれない。
正式名称はアニメ版で判明*41。ちいかわに絡む前に咳き込んでいたりとガラの悪いオッサン感のある振る舞いをしていた。
キメラと同じくアニメ版16話で登場し、ファンシー要素を一切廃したダーク要素回の構成に寄与した。
「アッ……ソ……ジャ……帰るわ……ハ~ァ……しんど……」

魔女
「ワシの『力』じゃ」
CV:國府田マリ子
緑の肌の魔女。魔法のような不思議な『力』を持っており、ちいかわ達の心を3匹の買った「なんとかバニア」に移し替えて残った肉体を奪おうとした。
その動機については「なりたいやつがいるんじゃ……こういう…風に…」と言っており、どうやら「マスコットになりたい」存在に対して奪った肉体を与えている様子。
しかし辛うじて体を動かせたハチワレの機転によりペットボトルのフタを踏まされて転倒、後頭部を強打した弾みで魔法が解け元の体に戻ったちいかわ達に逃げられることとなった。
その時点での生死は不明だったが、後に何度か再登場している。
他にもコラボ漫画ではちいかわグミをちいかわ達に与えて、食べたハチワレとうさぎを「ちいかわ化」させたりしている。
アニメ版では他のふしぎないきものや討伐対象のように「ワシの『力』じゃ! ワシじゃ!」と同じ言葉を繰り返しながらちいかわ達を追いかけており、話の通じなさそうな不気味さがより強調されている。

でかつよ(なんかでかくて強いやつ)
「返せッ返せッ返せッ」
CV:山下タイキ
獅子舞か鬼のような厳つい顔に毛足の長い黄色い毛で覆われた体、極端に細長い足と長い舌を持った六足歩行の怪物。
元々は「こういう風になってくらしたい」イラストでちいかわと対になるような形で描かれたキャラであり、正式名称は「なんかでかくて強いやつ」。
音速で駆け回り、気に食わない相手を力でねじ伏せるなど、凶悪な野獣のような存在として描かれていた。
ちいかわ本編に登場した際は「返せッ」と吠えながら、モモンガを激しく追い立てた。
アニメ版では27話で初登場。中の人は身長190cm近い巨体だったりする。


コック(三ツ星レストランの主)
「三ツ星レストランへようこそッッ」
CV:伊原正明
緑色の巨大な鬼(腕と下半身、コック帽をかぶった後頭部しか見えず、シルエットには頭から2本の角が生えている)らしき生物。
自身の住処に星3体を張り付けにし、三ツ星レストランと偽っていた。
「三ツ星」の看板とお手頃価格に誘われて訪れたちいかわ達をトルティーヤで巻いて食おうとした。
食べようとする流れは「注文の多い料理店」にそっくり。

グーチョキパーの擬態型
「グーチョキパーで グーチョキパーで なにつくろ~ なにつくろ~♫」
CV:田村ゆかり
ピンク色のウサギ型マスコットに擬態した怪物。いたずらピンクうさぎ
「グーチョキパーでなにつくろう」を歌ってマスコットたちの興味を引いていた*42が、突如グーにした両手を鉄球に、両足を棘付き車輪に変化させてマスコット達に襲いかかり、ちいかわとハチワレの轢殺死体をつくろうとした。
あまり強くはなかったらしく、近くで見ていた鎧さんが呼び寄せたと思われる角付きのモブマスコットたちによって討伐され、ドローンで回収された。
どうやら後述の「虫」が着ぐるみらしきものを着込んでいたらしく、倒されたときには着ぐるみの口から虫のような顔が覗いていた。
なお、この怪異に関する回が初公開されたのは2021年のお正月(1月1日深夜~4日)である。新年早々のバイオレンス全開ぶりに読者は戦慄し、「今年もナガノワールドは安泰だな」と苦笑するばかりだった。
TVアニメ版では棘付き車輪で地面を耕しながら相当なスピードで走れることが明らかになり、倒された後に残った轍も一本道ではなく、広場をグルグル走り回ったり止まったりした(止められた?)形跡があり、駆けつけたランカーたちと結構な激戦を繰り広げたと思わせるものになっていた。

ゴブリン
「はぐッ わぐっ わぐっ」「ニヤリ」
CV:高田憂希
尖った耳や緑色の肌に毛皮の腰巻姿で棍棒を持っているというテンプレ的なゴブリンの姿をした集団。ハチワレやオデからも「ゴブリン」と呼ばれている。ゴブリン同士でのみ通じる言語で会話をしているようだが、ちいかわ達とは意思疎通できない。
顔つきや背格好はちいかわ達マスコットとあまり変わらないが、可愛い見た目に反してちいかわ達をバラして食べることを示唆するような行動を見せたりと、ゴブリンらしく残酷な性格をしている様子。
自分たちの作物を盗み食いしたちいかわ達とオデを捕らえ、牢屋に放り込んだ。その際にわざわざ囚人服を用意したりとやけに凝っている。
腹を空かせたちいかわ達に最初こそは工夫した料理を食べさせていたものの、その後はどんどん貧相な料理に変えていき*43、気力が尽きかけた彼らの目の前でフライドチキンを貪る様を見せつけたりと結構悪辣な振る舞いをしていた。


●黒い星
「ヤホー」「Happy?」「フューチャー…オー…ノー…」
CV:林エリザベッタ燕
小さな黒い流れ星。
「願いが叶ってもなんか嫌な気持ちになる」と噂される通り、本人の意志を無視して歪んだ形で願いを叶えてしまうという非常に厄介な存在。
作中で「こんな日がずっと続くといい」というハチワレとちいかわの会話を聞き、ちいかわの目覚まし時計に取りついて5日間でループする時間軸にちいかわを閉じ込めてしまうという恐ろしい仕打ちをした。
どうやら悪意があるわけではないらしく、ちいかわへの仕打ちも「不幸が待っている未来へ進むよりも楽しい今の時間がずっと続く方が幸せ」と考えてのことだった様子。ありがた迷惑もここに極まれりとしか言いようがない。
唯一無限ループに気づくことができたちいかわは、流れ星にループを止めるよう頼み込んだり、ハチワレとうさぎにも事情を説明して協力してもらったりと必死で状況を打開しようとするも、結局流れ星は何一つ聞き入れることなくループを続行。
一度はちいかわも絶望して全てを諦めかけてしまうという過去最悪クラスの状況に追い込まれてしまった。


●豆腐擬態型
「わーい♫」
CV:小島菜々恵
巨大な豆腐のような姿をした怪物。長く伸びる腕を隠し持っている。
一見すると普段から登場する「巨大な食べ物」の類にしか見えず、油断して近づいてきたちいかわ達に襲いかかった。
襲われた後の具体的な描写はないまま終わったが、次の回には何事もなかったかのように五体無事なちいかわ達が登場しているため、恐らくはなんとか逃げおおせたか討伐したものと思われる。
ほのぼのとしたグルメ回と思いきや、ちいかわ達が普段食べている「大きな食べ物」にすら化ける怪異がいると知らしめ、改めてちいかわ世界の過酷さを読者に認識させた。
このときの経験ゆえか、後に大きなどらやきからうさぎが飛び出した際、ちいかわ達はガチ目にビビった

トゲあたま
CV:-
ピンク色の肌に5つの点のような目、トゲだらけの頭とゾウの鼻か口吻のようなものを持った奇妙な姿の怪物。エプロンらしきものを腰に巻いている。
喫茶店に突如出現し、勉強していたシーサーをはじめ店内のマスコットたちをパニックに陥らせた。


「お土産石」と「拾魔」
「でっでーいーでー いーでーいでー いーでー いーでー おー♪」
CV:-
うさぎが「旅行のお土産」としてちいかわとハチワレに渡した、キラキラ光るピンク色の石。
一見すれば単なる綺麗な石なのだが、例によって何らかの精神干渉作用を持っていたらしく、受け取った2匹は次第に「旅行に行きたい」という衝動に駆られるようになる。
その後しばらくして姿を見せなくなったうさぎの足取りを追ううち、2匹は何かに誘い込まれるようにして一軒の廃旅館に辿り着く。
その中の『拾魔(ひろま)』という大部屋では、多数のモブマスコット達が不気味な歌を歌いながら大きな「お土産石」をハンマーで割り砕いていた……


山姥
「朝食…それは…君が…見た光… ♪ワシが~みぃた~ きぼお~~~」
CV:橘U子
山でお菓子探しをしていたちいかわ一行が何者かに仕掛けられたスネアー(縛り罠)やトラバサミにかかり困っていた際に、助けてくれた優しい老婆。
夜も遅いからとちいかわ一行を自分の家に招き、怪我をしていた彼らを介抱したり、いろんなお菓子を振る舞ったり、美味しい料理を作ってもてなしてくれた。
だが、あまりにも都合が良すぎる登場タイミング、そして山姥といえば人食いの怪物や殺人鬼であることが多いので、「絶対に騙し討ちしてくるだろ」「というか罠仕掛けたのコイツだろ」と読者達は警戒。
そして夜中(早朝)、何かを研ぐような音をさせていることに気づき障子の穴から彼女を覗き込んだちいかわが見たものは……?


なんかムカデ
「ペッペッペッ」「酸だッッ!!」
CV:内田秀
節くれ立ったピンク色の長大な体と多数の短い足を持つ、イモムシかムカデのような姿をした怪物。「ゲゾゲゾゲゾ」*45「ツーツータカター」など不気味な鳴き声を上げ、対話は不可能なようだ。
一緒に日向ぼっこをしていたでかつよと「あのこ」の前に唐突に現れ、話しかけようと近づいてきたでかつよに酸を吐きかけて追い返した。

ゾウ
「♫だ~るまさん だ~るまさん に~らめっこし~ましょ わ~らうっとまっけよ~ あ・く・む!!」
CV:山根雅史
一見にこやかな顔立ちの普通のゾウのような姿をしているが、脇の下に伸縮自在の手を隠し持ち、尻尾も手のように自在に操ることができる魔物。「夢をかなえるゾウ」にインスパイアされて生まれたキャラクターだろうか。
夜中に草むしり検定の勉強をしていたちいかわの家のそばに現れ、お夜食を作ったという旨の「かあさんの歌」の妙な替え歌でちいかわの空腹を煽り誘い出し、やってきたちいかわの口に揚げ餃子を投げ込む。友好型なのか擬態型なのか考え込んでいるちいかわに間髪入れず上記の歌で暗示をかけた後にらめっこ勝負を強要。そして脇の下から伸ばした手でちいかわを拘束し、尻尾でくすぐって強引に笑わせた後「負け。」とだけ告げてその場を去る。


ナグリビト
ザーッ ザーッ ザーッ ザーッ 「ブンブンぶん殴り」
草原に出没する、目の前の物を剛腕で手当たり次第にぶん殴りながら走ってくる紫色の怪人。上半身に比べて下半身が貧弱すぎる体型をしている。
目標に定めた相手を追いかけ回して殴ろうとするが、何らかのきっかけで殴るのを止めて帰ってしまうこともある。言葉を話すが対話はできないというナガノキャラクターにありがちな怪異である。
本来はもぐらコロッケシリーズのキャラクターだが、禁酒中のくりまんじゅうを見守るシーサーに突然襲いかかった。もぐらコロッケシリーズの登場個体と同一人物かは不明。
なお同族には、他人が持っている手提げカバン類を勝手に奪ってブン回す「マワシビト」もいる。

蜂っぽい虫
オロナミン笛を吹いていたちいかわとハチワレの前に現れ、ちいかわを口で刺して去っていった。
たまたま痒み止めの葉っぱやキンカンがあったので塗ったもののちいかわの体調は悪化する一方で、高熱が出てついに意識が朦朧としてしまうほどになってしまった。
お見舞いに来たハチワレもさすがに異変に気付き、熱があるか確かめることにした途端、電流のような何かが走り…。


インプ
「手ヒラケ」「手ヒラケ」
「ヒーラーケー」
いわゆる悪魔(小悪魔)の一種として知られる存在。
体格はちいかわと同じか少しだけ小さいくらい。顔は肌色で(比較的)人間に近いが、赤い身体に角と尻尾という悪魔らしいビジュアル。
ゴブリンなどと同様に同じタイプのものが何体もいて集団で行動する。
ハチワレによると「イジワル」なことで知られているらしく、「味噌ラーメンの湧くところ」を見つけてキューブバターを持ってくる途中だったちいかわからバターを強奪しようとした。
嫌がらせが主目的だったのか、ちいかわの抵抗に遭うと「イヒヒヒヒ…」と笑いながら去って行った。

●ウィスキーボンボンの白蛇(仮称)
「おそろしい擬態型だッ!!」
頭から緑色の蔦のようなものが伸びている白蛇。蔦の先にはハート型のチョコレート(アルコール強めのウィスキーボンボン)が付いていて、もいでもすぐに新しいものが実る。
森の樹上に潜んでチョコレート付きの蔦をたらし、「湧きドコロ」と勘違いしたマスコットをおびき寄せる。そしてウィスキーボンボンの食べ過ぎで酩酊し判断力・抵抗力を失ったマスコットを捕食するという極めて狡猾な生態を備えた危険極まる擬態型。
森の中に何匹も生息しているらしく、ちいかわ・ハチワレ・うさぎを上記の罠に嵌めて丸呑みにしかけたが、たまたま居合わせたポシェットの鎧さんの全力奮闘に救われて事なきを得た。
ただし、白蛇たちのうち一匹のお腹はすでに大きく膨らんでいたのでしばらく前に少なくとも一体のマスコットが捕食されていたと思われる。

陸クジラ(仮称)
「わーーーい」
陸上を滑るように泳ぐ、クジラのような巨大な怪物。
頭の上の潮吹きのような飾り(髪?)に、大きな口と長い舌・出っ歯が特徴。常にニコニコの笑顔をしている。
パジャマパーティーズのライブ中に出現し、(おそらくはパジャマパーティーズと観客の捕食を目的として)ライブ会場めがけて進んでいた。
ステージの上で怪物の接近にいち早く気づいたみどりが「でかい鳥」の事件を思い起こして仲間と観客を守るために単身突撃。
流石に歯が立たず捕食されかけるも、パジャマパーティーズの仲間たちと観客たちが「ガイコツ」の歌と共にライブ用の骨棍棒&骨ヌンチャクを手に加勢。
一斉攻撃で撃破に成功した。


〈討伐対象〉

明確に討伐すべき存在とされている怪物たち。
この世界においてはさほど珍しいものというわけでもないようで、ハチワレの言葉を借りれば「たまに来るこわいやつ」くらいの感覚らしい。
そのためマスコット達も各自武器を持ったり仕事として「討伐」を行うなどして身を守りながら暮らしている。
概ねファンタジー系の作品における「魔物」のようなポジションとも言えるかもしれない。
単行本第4巻特装版の付録『ちいかわ豆ずかん』では「危険レベル」が設定されている。
ここでは『豆ずかん』に討伐対象として紹介されていたものと、作中で明確に「討伐」の描写があるものを記載する。

虫(黄緑)
「ギチギチギチ」
CV:-
危険レベル:★
ちいかわ達と同サイズの、デフォルメされた虫のような怪物。
半球状の下半身と頭部から丸っこく白い顔が覗いていて、頭から先の折れた2本の触角が、下半身からは2本の短い足が生えている…と、言葉ではなんとも説明しにくい外見をしている。
見た目こそゆるい雰囲気だが、「ギチギチ」「バタタタタ」と耳障りな音を立てるなど行動はかなり不気味。
アニメ版でも本物の虫が発するようなリアルなカサカサ音を立てており、より不気味さが増している。
また触角からは何故かたまごボーロの匂いを放つことがある。
どうやらハチワレの住処近辺に住み着いている様子。
この大きさの虫には何種類かの亜種がいるようだ*48

“あのこ”のつらい日々の回想でこの種と思しき姿が出ていて、おそらく討伐失敗して泣いて帰る様子が描かれている。ちいかわも単独でこの種らしき虫(色は同じだが6本足で大柄)に挑んで返り討ちにあって追い返されたことがあり、カブトムシに慰めてもらっている。
このことからハチワレが寝食ついでに撃退する程度の強さでも一般的なマスコットにとっては難敵な可能性が浮上した。

虫(赤)
「ギチギチ」
CV:-
危険レベル:★★
虫(黄緑)の色違いのような怪物。豆ずかんでは「赤」と紹介されているが、体色は紫寄り。
大柄で筋肉質な体つきで、4本の腕を持ち、頭にはクワガタの大アゴのような2本の角が生えている。
討伐の直後で疲れていたちいかわの背後から登場。絶体絶命のピンチに陥れるが、偶然通りかかったラッコに倒される。

虫(ピンク)
「ヒタ」「ヌン」「シュルシュルッ」
CV:-
危険レベル:★★★
虫(黄緑)とよく似た姿をした怪物。一見単なる色違いのようだが、下半身から足の代わりに3本の伸縮する巨大な腕を生やしている。
さらに下半身だけを隠して油断させるなど知恵も働く危険な存在。
作中ではちいかわとうさぎがハチワレの住処でお泊まりをしていたところに現れ、1人で撃退しようと近づいてきたちいかわを返り討ちにして捕獲。
さらに後を追ってきたハチワレとうさぎも難なく拘束してしまい、そのままハチワレを捕食しようとした。
しかし、ハチワレが鳥の巣に手を突っ込んだ際に偶然手にしたリボンを歯の隙間に入れられ、上の歯の大半をへし折られる反撃を喰らい、ちいかわ達を放り投げて逃げて行った。

フグ
「網脂」「アブラカタブラ」
CV:田島章寛
危険レベル:★★★
尾びれの部分が触手か吹き流しのようになった、大きなフグのような生き物。
あまり攻撃的ではないようだが、空を飛べるほか何故か口から巨大な網脂*49を吐くというよくわからない能力を持つ。また一応会話もできる様子。
討伐のためにやってきたハチワレに網脂を浴びせて拘束し、そのまま「バイバ〜イ」と言い残してどこかへ去っていった。

中止で〜す
「中止で〜す」「中止」
CV:菊地燎
危険レベル:★★★
全身黄緑色で、ラッパのような長い口と3つの目を持つ虫のような怪物。
討伐しにきたハチワレの前に「中止で〜す」と言いながら現れ、「何が?」と聞き返されると「全部」と答え鋭い爪を振りかざしながら襲いかかるも、
爪が木に引っかかってしまい身動きが取れなくなった隙を突かれ、討伐された。
1話のうちにあっさり討伐されてしまったものの、間抜けながら不気味な外見やGANTZの星人を彷彿とさせるようなシュールかつ不安感を煽る言動、突如アグレッシブにハチワレを殺しにかかる凶暴性など、読者には強烈な印象を与えた討伐対象の1匹。
ちなみに同エピソードの掲載日には新型コロナの影響でちいかわ関連イベントの中止が相次いで公表されていた。

あのこ(???)
「パ・パ パヤイヤ パッパ ティリティリ♪」
CV:青山吉能
危険レベル:???
おっきい討伐で遭遇した大きくて可愛い巨大キメラ。
白と茶のもふもふとした毛で覆われた身体と、四肢に生えた円錐形の強大な爪とおでこのこぢんまりしたツノ、ドラゴンのような尻尾、ぱっちりと開いた金の瞳が特徴的。指の数は前足が4本、後足が3本と異なっている。
手の指をしゃぶる癖がある。「つっぱっぱっぱっ」
尻尾の何気ない一撃でハチワレを昏倒させるパワーがある。ただ、あまり好戦的ではなく、そもそも襲いかかられて囲まれた際のほんの反撃という形である。
力の差は歴然にも関わらず、ちいかわが倒れたハチワレを庇った時、意味深にカエルを指さして何もしないなど不自然な行動を見せる。その後、うさぎの砲撃で逃げていった。
その後は自然の中で木の実を食べながら、討伐に来たマスコットたちをあしらいつつ暮らしている。


●アリジゴク
CV:-
危険レベル:★★★★
∵←こんな感じの顔をした、見たまま巨大なアリジゴクそのものの姿の怪物。砂地獄の底でじっとしている。
無表情でちいかわを引きずりこんでいたが、やぶれかぶれのちいかわのさすまたがサクッとクリーンヒットし、驚愕の表情を浮かべながら討伐された。
後には木彫り像の影響で妖精になったちいかわを見て驚いている群れも登場している。
言うまでもなく足を流砂に取られるサイズのアリジゴクなどちいかわでなくとも恐怖でしかない。こんなのがあっさり出て流されるって……

●でかい鳥
「ギャーーー」
CV:-
危険レベル:★★★★★
頭頂部から二本の細い触角が生えた巨大な白い鳥。マスコットたちの数倍はある巨体の持ち主。討伐対象の中では最強クラスで危険度5に設定されている。
一見寝ぼけ眼のアヒルのようなとぼけた顔立ちをしているが、見た目に反して非常に凶暴で執念深い性格。アニメだと頭への痛打を受けたあとは流石に激昂したのか怒りの形相で突撃してきている。
どうやらマスコットの耳を好んで食べるという奇妙な習性を持つ様子。
突然練習中のパジャマパーティーズを強襲し、みどり以外の3匹を大空の彼方へと連れ去った。
その後片耳を食いちぎられるなどボロボロに傷付きながらも辛うじて生き延びていた3匹を執拗に追い回していたが、それに気付いたちいかわ達に助けに入られる。
そのままちいかわ達に狙いを変え、真っ先にうさぎの耳を食いちぎりにかかるも、デッキブラシの角で頭を殴られたことで口を離してしまい、
立て続けにうさぎに頭を踏みつけられ、さらに顔面にちいかわ&ハチワレのデッキブラシフルスイングを同時に叩き込まれて後頭部を強打し、ついに討伐された。
結果的にではあるが、ちいかわ達が初めて「おっきい討伐」を成功させた相手となった。

●イモムシ
CV:-
ちいかわよりは一回り小さい程度の体を持つ、巨大な白いイモムシかダンゴムシのような生き物。
あまり強くないようで、ちいかわにも数度討伐で狩られている。上述の虫の幼虫だろうか。

●ジャンケン君
「ジャーンケーン」
CV:間宮くるみ
ハチワレが討伐で対峙した怪物。グーの手をデフォルメしたような身体と、長く伸びる腕、手袋を嵌めた片手が特徴。会話は可能。
討伐しにきたハチワレを捕らえるや何故かジャンケン勝負を強制し、ハチワレが負けるとそのまま遠くへ放り投げてしまった。
単にジャンケンがしたいだけなのか他に目的があるのか、ハチワレが勝ったらどうなっていたのか、など行動原理についてははっきりした描写がなく不明瞭。
じゃんけん勝負を挑んでくることやハチワレが負けた際に「ズコー」と言っていることから察するに、元ネタは1980年代~1990年代に駄菓子屋やゲームコーナー等によく置かれていたメダルゲーム機「ジャンケンマン」だと思われる。

●プリンアラモード君
CV:-
ホイップ絞り器の絞り出し口のような口をした肌色の怪物。頭にはサクランボが乗っている。
愛嬌のある見た目に反して割と強いらしく、ハチワレはこいつの前でボロボロになって倒れながら「あきらめたくないッッ!!」と叫んでいた。
満身創痍のハチワレに近づき口から何故かカラースプレー入りの生クリームをかけ始めたが、気合を入れて立ち上がったハチワレに討伐された。
勿論だが彼の吐いた生クリームは甘い。

アメーバ
CV:-
ハチワレがラッコに付き従って討伐の修行に出た際に戦った、半透明な体から手足が生えた巨大なアメーバのような怪物。
ラッコと角付きのモブマスコットが先制攻撃を加え、二匹がとどめを譲ってハチワレが仕留めた。
作中では割とあっさり討伐されているが結構な額の報酬をもらえているので、ラッコ&角付きモブが強いから大したことがないように見えるだけで実は手強い怪物なのかも知れない。

セイレーン
「……食べられちゃったの……」
「だから食べてるの」
CV:鈴木みのり
猫かアザラシのような顔と、大きな耳が特徴のセイレーン*51
体格はちいかわ達の数倍はあり、尻尾を振り回し強烈な打撃を見舞うことができる上、胸ビレを手のように使って作中最強クラスのマスコットであるラッコすら難なく握って捕らえるほどの怪力を持つ恐るべき海の魔物。
普通にちいかわ達と意思疎通できるが、価値観の違いからかどことなく噛み合わない会話になりがち。
特に怪異としての本性を見せてからは何を言っても笑顔で「エ~~~?」ととぼける(あるいは理解すらしていない)という、控えめに言ってもサイコパスじみた一面を見せている。

下半身は赤い鱗をまとった魚の形をしていて一見水辺以外での行動は苦手そうだが、陸地でも何ら問題なく移動できるようで、劇中では素早く泳いだり、陸上でも体をヘビのようにくねらせて素早く移動しているシーンがある。寝るときは水中から上がって洞窟の中で寝ているため人魚ともども恐らく肺呼吸。
セイレーンなだけあって歌声は綺麗で、ハチワレやうさぎが素直に褒めているほど。しかし、暗闇で赤く目を光らせ襲ってきたり、歌声で植物を意のままに操って敵対者を拘束するなど、怪異としての一面もしっかりと併せ持っている。嗅覚が鋭く、島の住民と観光客を匂いで嗅ぎ分ける。
立入禁止の立て看板で封鎖されていた、島の洞窟内にある水場に棲んでおり、お供の人魚たちと共に歌を披露してからちいかわ達を襲撃した。
怪異にしては珍しく中立的な姿勢で、当初はちいかわ達を襲うも、気を失って目が覚めたちいかわ達を前に「間違えて襲ってしまった」と弁明し謝罪をしており、基本的には比較的温厚な性格の模様。


人魚
「ガジャガジャガジャ」
CV:大木咲絵子、七瀬彩夏、南雲希美
丸まった頭と白い体、キラキラ輝く赤い鱗をまとった魚の下半身をした人魚。頭に短い触角のようなものが2本生えている。ちいかわ達マスコットと同じくらいの体格で、セイレーンの幼生を思わせる見た目をしている。
顔は作者の別作品の登場キャラである「もぐらコロッケ」ぽいが、常に口を開いていて、その上下には鋭い歯が生えている。
セイレーンに付き添って生活しており、普段は一緒にセイレーンとコーラスをしたり、セイレーンの体についた虫を取る仕事をしている。
セイレーンほど陸上での行動は得意ではないため、陸地ではセイレーンの頭にしがみついて移動する。


オムレツくん
「ピーマンの肉詰め」
CV:金光宣明
中止で〜すやプリンアラモード君と同じく、ハチワレの討伐対象として戦闘を行っていた黄色いスライムタイプの怪異。ニチャッとした笑みを浮かべ続けている。
出てきて早々巨大ピーマンにハチワレを拘束し、「焼きましょ」とニチャニチャした笑顔のまま高熱の溶岩で焼き殺そうとしてきた。
幸い、加熱によってピーマンが変形して隙間が出来たのでハチワレは脱出し、そのまま瞬殺される。
上述の二匹との戦闘時はボロボロであったハチワレだが、こいつとの戦いではほとんど傷を負っていないので彼の実力が上がりつつある事を示す指標となっている。

そして同時にナチュラルにちいかわ族を「肉」と認識し、食材として焼き殺して調理しようとするこいつの理不尽な挙動は普通に恐ろしい。




【用語】

《建物・施設》

●ちいかわの居住区
ちいかわが住んでいる居住区。入居に必要な条件は不明だが、ちいかわは懸賞で住居を手に入れている。
お椀状の家が並んでおり、それぞれの家には表札代わりに住んでいるマスコットの顔写真が貼られているえ?プライバシーとかないの…??
電気・ガス・水道は各住居に通っているらしい描写があり*53、快適に暮らす事が出来る。
付近は鎧さんが巡回している描写もあり、危険な生物が闊歩するこの世界では良好な治安を維持している。
近場には歌や映像が流れる巨大なモニター*54や、フードコートも存在しており、ハチワレの住処とは対照的な住みやすい場所として描かれている。

●ハチワレの家
ハチワレが住んでいる家、と言うより洞窟。
森の中にある崖の中腹に存在し、吹き曝しで戸も無いためふしぎないきもの等が迷い込んでくる事もあったりと、危険な場所であり、ハチワレも備えとしてさすまたを仕事兼用の自衛武器として置いている。
家財道具も質素だったり壊れかけている物が多く、寝床はボロボロのゴザ、電化製品は天井の裸電球だけ、食器はところどころひび割れや欠けがあり、テーブルに至っては段ボールという有様で、文明的なちいかわの家とはとことん対照的な家になっている。マジで壁と戸ぐらいは作ってくれハチワレ…
とはいえ電球程度の電気は通っていたり、洞窟の奥部分は冷えていて冷蔵庫代わりに使えたり、綺麗な水が湧いていたりと、一概に不便な住み場所でもないようだ。
そんな洞窟もハチワレにとっては住めば都なのか、特に不満や不自由もなく暮らしている他、ちいかわやうさぎ達もよく遊びに来ている。
アニメ版ではちいかわとハチワレが初めて出会った場所で、ちいかわがこの洞窟にさ迷い込んできたような描写がされている*55

●市場
マスコットや鎧さんたちが集う場所。露店や出店があり、そこで食事や買い物が出来るようになっている。
店の経営は主に鎧さんが担当しているが、マスコットが露店(シール屋や古本屋)を開いている場合もある。
朝市で賑わっていたりと、人の行き来も多く賑やかで、ちいかわ達も日雇い労働で得た金でショッピングを楽しむ描写がある。
露店以外にもちゃんとした店舗も存在しており、後述の「郎」や喫茶店、スーパーマーケットなども登場している。

●古本屋
古本屋ちゃんが経営している露店。
専業でやっている訳ではなく、時折討伐の仕事などをする事もあるが、本業はこちらだと思われる。
書店で購入して読み古した本や、他のモブマスコットから買い取りした古本を取り扱っている。
ハチワレはここで草むしり検定5級の参考書を購入し、見事合格している。
原作では上記の市場のような場所で出店しているが、アニメ版では荒れている路地という治安の悪そうな場所で出店していた。

●リサイクルショップ
うさぎがよく利用していると思しき店。劇中では店自体は登場しないが、買ってきた物はうさぎがちいかわ達に披露している。
ただし、劇中に登場したこのリサイクルショップの商品は「使用者の望みを歪んだ形で叶えて怪異に変える杖」「刺された者を強制的に妖精へ変貌させる木彫り像」とロクでもない物ばかり。
今まで呪物としか思えないアイテムしか出ていないため「魔法使いの老婆が経営しているのではないか」等の考察もある。

●インターネットコーナー
パソコンが立ち並んでいる施設で、ネットカフェのような場所。洞穴の中にあるようだ。
マスコットたちがインターネットに興じる事が出来る施設で、ちいかわとハチワレが調べ物をしたり、暇つぶしをする際によく利用している。人気があるようで、利用するには並ばないといけない上に、長時間の占有はご法度の模様。オンラインゲームをプレーすることも可能。


人気のラーメン屋。提供するラーメンは山盛りの茹でモヤシなどが特徴。
チャーシューは『豚』と呼ぶ」「『ニンニクいれますか?』と聞かれたら『ニンニクカラメ』とコールする」など、食べるためのローカルルールが存在し*56、ちいかわ達はインターネットコーナーで攻略法を学んでから挑戦した。
店主は黄色い鎧さん(=ラーメンの鎧さん)で、後にシーサーがアルバイトとして働くようになった。食糧危機が発生した際は長蛇の列が出来るほどマスコットが押し寄せた。
元ネタはおそらくラーメン二郎

●おかしのまちおか
「ねねね」「おかしのまち知ってる?」
お菓子を専門に扱っている、関東・中部・関西に実在するチェーン店。
ちいかわ世界にも存在するが、劇中ではハチワレが「おかしのまち『おか』」というお菓子の町と勘違いしてちいかわを連れて行っている。
たまたまやってきた鎧さんに「おかしのまちおか」が店名であることを教えてもらった。
「ある意味おかしの町…ではあるのか…?」

●Big1(ビッグワン)
沖縄県でのみ展開している実在のディスカウントチェーン店。なぜかちいかわ世界にも存在している。
シーサーがちいかわ達におすそ分けしているサタパンビンやさんぴん茶などの沖縄ゆかりの品や沖縄食材はここで手に入れていると思われる。

●CLUB・どんぐり(仮称)
「ティロリ♫ ティロリ♪」
森の奥の洞窟の中にある秘密のクラブ。レギュラーキャラではうさぎだけが行き方を知っている。
巨大どんぐりの帽子を頭に被るというドレスコードが存在し、また入場時には扉の前で合言葉を求められる。
中では常時、某ハンバーガーショップでポテトが揚がった時にフライヤーが発する警報音のようなサウンド*57が大音量で鳴り響き続け、客はサウンドにノッて踊ったり、持ち込んだ巨大どんぐりをスクラッチしてDJプレイを披露したりして盛り上がる。なお、どんぐりをスクラッチしてDJプレイを披露するネタは「自分ツッコミくま」にも登場している。
案内された当初、ハチワレはこの秘密クラブをうさぎの家だと勘違いしていた。

●島
ちいかわたちの住んでいる場所から海を隔てた場所にある島。
移動手段は船のみで、住民が手配したのかは不明だがちいかわ達はアヒルを模した客船で島まで移動している。
椰子の木や鬱蒼と生い茂るジャングルなど、明らかにちいかわ達の住んでいる所とは違う描写があり、住民の服装からも南国として描かれている。
褐色肌のモブマスコットたちが住んでおり、居住区には木造小屋の住居が建ち並んでいる。
ただし、鎧さん達の管轄外なのか、鎧さん達が一切出てこない。
観光客をもてなすための出店が多くあるほか、バンガローもあったりと観光地としてもよく整備されている。


《自然・植物など》

●湧きドコロ
食べ物やお菓子が自然に湧き出るスポット。
至る所に存在しており、大抵はうさぎが見つけてちいかわやハチワレを誘って食べに行っている。
蓋をするたびに白米が湧く上に中身に干渉もできる炊飯器「無限白米湧きドコロ」や笛ラムネの泉、空から降ってくるおにぎり、巨大ホットケーキや「巨・パイシチュー」などのマスコットの体より大きな食べ物、果てはしじみの味噌汁が流れる川や出汁が沸いて出る木、全体がKiriチーズでできた山脈など割となんでもあり。
中には自らを炎で包んで燃えるパンの生える植物などもあり、ちいかわの不思議な世界観に一役買っている。
働いている様子の無いモモンガにとっては飯にありつける貴重な拠点となっているほか、他の多くのマスコット達にも食料源として重宝されている。
しかし常に安定して食べ物が湧き続けるわけではないようで、一時多くの湧きドコロが同時に涸れてマスコット達が食糧難に陥ったこともあった*58
また上述した豆腐のような食べ物に擬態した怪異がいたり、何故かうさぎを拘束していた「巨・カヌレ」のようなそれそのものが危険な食べ物もあったりと、総じてノーリスクな食料源というわけではない様子。

●穴
ハチワレが討伐中に落ちてしまった大穴。自力では脱出できず、通りかかったちいかわに助けてもらった。

●亀裂
マスコットなら落下するほどの幅の亀裂。
何故か橋は掛かっておらず、トランポリンで飛び越えなければならないためマスコットたちの列ができる。

●危険草
見た目はただの雑草。だが、放置するとエリア一帯を腐らせるらしい
ハチワレが草むしりをしたエリアEには本来生えない植物。

●寄生 巨・きのこ
「されちゃったの!?『寄生』!!」
ちいかわの頭部に冬虫夏草の如く生えた白いきのこ。過去にはハチワレも寄生されたことがあるらしい。
根本から切除することで対処可能だが、処理が甘いとまた生えてきてしまう。
成長すると宿主の意識にも影響するのか、ちいかわは「どっちが命だかわかんなく」なるという状態に陥ってしまったが、ハチワレに再度根本から切り落とされて危機を脱した。
ハチワレ曰くきのこ自体の味は良く、噛み応えがあって美味しいとの事。ちいかわに生えたキノコも普通に食されている。
なおバイタリティの強いハチワレは「美味しいきのこが食べれるからたまには寄生されてもいい」旨の発言でちいかわを引かせた。
後にモモンガも寄生され、古本屋に切ってもらった。「体がダルくてヤケに眠く」なるようだ。


《労働関係》

ちいかわ世界では必要最低限の食べ物やお菓子は「湧きドコロ」で確保できるものの、日用雑貨などは金を払わないと手に入らない。
そのため、マスコットたちは日雇い仕事で収入を得ている。
仕事の需給バランスが取れていないのか、仕事は早い者勝ち。斡旋所の壁にかけられた札を取って労働を選択する方式で、斡旋所は仕事を求めるマスコットたちでごった返している。また、労働にも人気・不人気の差があるようで、時間が過ぎると特定の労働しか残っていない、という状況になったりする。
「残ってるの草むしりだけッ」
運営は鎧さんたちで、内容は討伐、草むしり、シール貼り、採集など。討伐は武器のレンタルも行っている。
また、それらの資格を持っているとより高い報酬にありつける。ちいかわとハチワレは二人で草むしり検定5級試験を受けたものの、ハチワレだけが合格した。
報酬は鎧さんからの手渡しで、主に小銭の入った小さな袋で渡される。もちろん業務内容・所有資格によって報酬はピンキリであり、ランカー複数名で挑む必要があるようなおっきい討伐で討伐対象を狩ることに成功すれば、まさしく賞金袋と言わんばかりの大きな袋で多額の報酬を得ることが可能。
日雇い以外の経済活動として、前述のラーメン屋でバイトをしているシーサーや、古本屋などの露店商をしていたり喫茶店で働くマスコットも存在する。またパジャマパーティーズのように芸能活動的な仕事で収入を得る手段もあるようだ。
定期的な仕事に関しては「スーパーアルバイター」の資格が必要な模様で、登場人物の中ではシーサーがその資格を有している。

●討伐
マスコットたちが討伐対象を狩る仕事。
さすまたや剣などの原始的な武器(公式名称で「討伐棒」と呼ばれている)を用意して討伐する事で収入を得る。
ランク制が採用されているらしく、上位ランカーは使用する武器に自分の顔を彫り込んでもらう事が出来る。
当然討伐対象から反撃され、重傷を負ったり、最悪死ぬリスクも伴う危険な仕事であり、積極的に参加しているハチワレは割と頻繁に痛い目を見ている。
また強力な討伐対象に対してマスコット複数名で挑む大規模な討伐は「おっきい討伐」と呼ばれている。
おっきい討伐に向かう際はドローンで空輸してもらったり、リタイアの際は信号弾を打ち上げて合図を出すことで回収してもらえるなど、通常の討伐より総じて大掛かりなものになっている様子。
おっきい討伐はより危険な討伐対象を相手にするため更にリスクが高く、劇中では討伐に参加したマスコットのチームが1匹を残して壊滅している描写がある。
また、その際の周囲の反応を見るに「よくある事」と思われてる節もあり、ちいかわ世界の過酷さが垣間見えている。
全体的に某狩りゲーをオマージュしたと思しき要素が多い。エポスカードもあるし

●草むしり
マスコットたちが生えている草を引っこ抜く仕事。抜いた草を纏めて担当の鎧さん(草の鎧さん)に渡す事で報酬が貰える。
単純労働に見えるが、検定の内容から「絶対に抜いてはいけない草」が存在したり、エリア一帯を腐らせる危険な草の存在など、単純な作業に見えてそれなりの知識と経験を要する労働のようだ。
草むしりと似た、マスコットたちが植物や大量発生している物体を集める「採集」の仕事も存在する。こちらは時間帯や場所が限られており、夜間作業が多い。
検定試験が存在しており、検定証の有無で報酬が天と地ほども違うらしく、ちいかわやハチワレが試験に挑むエピソードもある。
ちいかわが本人のドジもあるが二連続で落ちた辺り、どうやら5級の試験でも相当難しい模様。
現在5級がハチワレとちいかわ、うさぎが3級→2級、ポムポムプリンが1級を取得している*59

●シール貼り
果物にシールを貼るだけの単純労働。
果物の集荷のみオートメーション化されており、マスコットたちは椅子に座りながら延々とシール貼りをしている。
オフィスグリコが設置されていたり、時には隣のマスコットと会話して盛り上がったりするなど、労働環境自体は悪くなく、危険ないきものが跋扈する討伐や厳格なルールのある草むしりと比較すれば、むしろこの世界では安全な部類の仕事である。
レギュラーキャラではちいかわのみがこの仕事をしている描写がある。


《マジックアイテム》


「呪われちゃったのかな?」
うさぎがリサイクルショップで買ってきた魔法の杖。悪魔の頭蓋骨を模した禍々しい形状をしている。
振ると使用者の欲しいものが出てくるが、「撮ったものを消してしまうカメラ」など(使用者の望みとは関係なく)異常な性質を持つものが出てきてしまうことがある上、
使用者を心身共に怪異に変異させてしまうという恐ろしい副作用が備わっている。
作中で使用したハチワレとうさぎは自分の体が異形に変わっている*60ことを自覚しながらもその事に危機感を抱くことができず
さらに勇気を振り絞って杖を折ろうとするちいかわに「心がふたつある〜」と叫びながら襲い掛かってしまった。
幸いちいかわが杖を折ったことで2匹は元に戻ることができ、杖を振って出てきたものもそれに伴って消滅した。
アニメ版では怪物化した2匹の声がボイスチェンジャーでスロー加工や逆再生加工されており、原作以上に不気味な雰囲気が強められている。

木彫り像
小さな木彫りの像。 例の杖 を買ったリサイクルショップにて新たにうさぎが購入してきた謎のアイテム。
杖の件があるので色々と警戒していたちいかわ達だが、「大丈夫な気がする」と安心した矢先に突然上部から細い触手を伸ばしてちいかわ達の頭にぶっ刺した。
目を覚ましたちいかわ達はなんと小さな妖精へと変身。自在に空を飛びまわり最初こそは楽しく遊んでいた。
しかし、夢かと思いきや現実で変身してしまっている事実に気づき、元に戻るために木彫り像を壊そうと四苦八苦する事に……。
どうやら知的生命体であれば無差別に触手を刺そうとするらしく、これを拾った鎧さんにも速攻で触手を伸ばしていた。
なお鎧さん達は硬い鎧(外皮)のおかげで触手が一切刺さらず、何かの楽器かと思っていた。

●スロットマシン
「「「入れ替わっちゃったって事!!?」」」
ハチワレ達が偶然見つけた、寂れて廃墟同然となっていたゲームセンターにあったマシン。コインがないと起動しない。
スロットを回して絵柄が揃うと絵柄によってマシンがいろんな反応をするが、リサイクルマークのような絵柄が揃うと、その場に居た者の持つ「何か」を入れ替える。
とりあえずうさぎが落ちていたコインで回し、リサイクルマークのような絵柄が揃った…が何も起きなかった*61
何も起きないことを不思議がりつつ、続けてもう一度回すと連続でリサイクルマークのような絵柄が揃い、ちいかわがうさぎ、うさぎがハチワレ、ハチワレがちいかわの姿に入れ替わってしまった。
その後はハチワレが「すぐ元に戻る」と楽観的に捉えていたのでしばらくそのままにして暮らしていたものの、ちいかわがやはり戻りたくなったため再びスロットを回し、顔のマーク(当たり?)が出ることで元に戻れた。



《その他》

●なんとかバニア
ハチワレの持っていた、服を着た小さな動物の人形。というかコレ。
しかし、魔女の「力」によってちいかわ達はこの人形に心を移し替えられ、体を奪われてしまった。
なんとかバニア自体はこの世界ではごくごく普通に流通しているようで、ハチワレはプレゼントの為に購入してきている。

●自動車
この世界の自動車は総じて前面に顔があり、屋根から花が生えているというファンシーな見た目をしている。
今のところ作中の主要キャラクターではラッコのみが所有しており、相当高価なものであることがうかがえる。しかし、ショッピングセンターの駐車場には多数の自動車が停まっており、自家用車を持てる富裕層のマスコットも少なからず存在していることが分かる。
「トコトコトコ」という独特の駆動音を立てて走り、TVアニメ版でも「トコトコトコトコ…」と聴こえる効果音を出している。現実世界の自動車とは違う動力源で走っているのかも知れない。

呼び込み君
「ピピーポピポピ ピピーポピポピ ポポポペピーポ パーペペー♫」*62
現実の少なくないスーパー等の店舗で使用されている音声POPと呼ばれる機械「呼び込み君」が発するBGM。ちいかわ居住区の住人は巨大モニターに表示されるこれを、ラジオ体操代わりにしている。
これに因んで一部のちいかわポップアップストア「ちいかわらんど」では店頭に実物の「呼び込み君」を設置し稼働させて客寄せを行っている。
TVアニメ版では第44話に登場、本物の「呼び込み君」の音源が使用され、巨大モニターで踊る呼び込み君もアニメ化された。

●ドローン
単一のローターの下にマジックハンド状のアームが付いた形状をした飛行体。マスコット一匹程度なら楽に運ぶ能力がある。
鎧さんたちが扱っていて、討伐参加者を空輸したり討伐された怪物の回収に用いている。おっきい討伐でリタイアする際などに信号弾で呼ぶことも可能。
室内用の小型ドローンもあり、作中ではシール貼り作業場の中で運搬用に使われている。

●むちゃうまヨーグルト
この世界で展開しているヨーグルトのブランド。他にも「むちゃうまプリン」も登場している。
懸賞で住居や豪華食品があたるキャンペーンを展開したり、大規模なイベント「むちゃフェス」も実施している。
公式キャラクターとしてヒーローのような格好の「むちゃうマン」が存在しており、マスコットたちの人気を集めている。ちいかわも大ファン。
「乳酸菌!!乳酸菌!! おなかの具合に気をつけろ♫」
むちゃうマンの中の人は鎧さん達であり、マスコットたちにそれがバレないように秘密*63にされている。
なお、むちゃうマンのテーマ曲を歌っているのはヒーローソングの大御所・影山ヒロノブであることがTVアニメ版で明らかになった。

●下克上オンライン
「刮目せよ 下克上を…」「下克上成功!! お主は 1021位」
インターネットコーナーでプレーできるオンラインゲーム。詳しいゲーム内容は描写されていないが、太閤立志伝をオンラインRPGにしたような内容のゲームと思われる。PK上等の世紀末辻斬りゲームではないとは思いたいが…。
下克上に成功してゲームを終えるとランキングが表示されるが、ランキングはプレー内容によって上下するため下克上成功後も最後まで気は抜けない。辻斬りに遭って突然ゲーム終了ということもある。
ちいかわとハチワレがハマっていて、徐々にランキングを上げている。農民でプレーするのは通向けのプレーである模様。



【コラボレーション】

様々な作品とコラボレーションを行っている。TVアニメ放送開始後はさらに多くの企業(主に食品関係が多い)とコラボレーション・タイアップを行っており、アパレル・小物・おもちゃから学習絵本やトイレットペーパーに至るまで多岐にわたる関連商品が登場している。
2023年には丸美屋のちいかわシリーズ(ふりかけ・カレー・ハヤシソースなど)が日本キャラクター大賞のプロダクト・ライセンシー賞を受賞した。

●漫画作品
単行本が講談社のワイドKCモーニングレーベルから出ている繋がりでモーニング掲載作品とのコラボを何度か実施。
『クッキングパパ』『マンガ サ道〜マンガで読むサウナ道〜』など一見すると意外な作品とのコラボが多い。
よく考えると、ちいかわ達も肉体労働者なので料理やサウナと相性が良いのかもしれない。
それ以外では『僕のヒーローアカデミア』や『東京卍リベンジャーズ』などちいかわ同様登場キャラ虐待に余念がない漫画とのコラボも実現している。

●ファミリーマート
ちいかわ関連のコラボ菓子などの商品を販売。
また、ちいかわ本編でのコラボも行われており、朝のコーヒーで気合を入れるくりまんじゅうや、ちいかわ達が接客練習をする単発漫画も掲載された。
「シャァァァゥララララッセェーーー」「ほゥ…」

●チャルメラ
明星食品が販売しているインスタントラーメンのブランド。
劇中でハチワレとちいかわが食べていた繋がりでコラボが実現し、新作発売に合わせてコラボ漫画が公開されている。
また、タレントの本田翼とちいかわ・ハチワレが共演するCMも放送され「チャメラ」と言い間違えるネタもしっかり拾われた。
そして2023年1月末、ついに「チャメラ」が 発売され、 さらに同年9月からはアニメちいかわのスタッフによるチャルメラのアニメCMも放送されている。
どうやらちいかわコラボで明星食品は相当ウッハウハだったようで、後年カップ麺でちいかわラーメンを販売している。

●GU
ちいかわ、うさぎ、ハチワレなどのTシャツや財布を発売。
世情もあって転売屋が湧いたが、ファンが「転売…ってコト!?」「ワァ…!」「むちゃくちゃにしてやる!!」とフリマサイトのコメント欄で対抗する事態となった。

●しまむら/アベイル
Tシャツ・トレーナー・靴下といったアパレル商品のみならずタオルやクッション、ベッドカバーなどが登場している。こちらの商品にも転売屋が湧いているが、GUより格段に店舗数が多いこともあって幾分入手はしやすいようだ。

Shadowverse
スマートフォン/PC向けTCG。
コラボイベントが開催された際にはユーザーから驚きをもって迎えられた。
ラッコやモモンガなど、一部のキャラはアニメの登場に先駆けて同コラボでボイスが披露されている。
コラボ内容は主にコラボカード(既存のカードのイラスト違い)、ちいかわ・うさぎ・ハチワレの有料リーダースキンの実装。

このリーダースキンがとんでもない代物であり、ルルーシュなどの他コラボキャラと「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる…」「ハァ?」「最悪のケースだな…」な激戦を繰り広げられる上にゲームの仕様的に敗北時は光に包まれて爆散する。 「イヤッイヤ、イヤ!!!」(ちいかわ爆発四散)
また、うさぎの煽り能力が極めて高く、「ウラララララ。」「ヤハーッ」「プルル……。」などボイス付きで延々と奇声を上げ続ける。
特にケツを見せつけながらの「ヤァァハァァァァッッ。」は話題を呼んだ。

ちいかわに詳しくないプレイヤーからは「爆散するのはかわいそう」「こんな可愛いキャラを攻撃するのは気が引ける」という声も上がったが、原作ファンからの「ナガノ先生もきっと喜んでる」「爆散させたくてコラボの話を受けたのッ!?」「ケツを見せつけながら『ヤァァハァァァァッッ。』してきたり、称号で草むしり検定3級を自慢してくるうさぎは特に念入りに爆散させろ」という声でいつの間にか下火になった。

●カードダス
2023年9月末からカードダスに「ちいかわ」が新登場した。
主要キャラクターは大半がキラカードで、ノーマルカードはふしぎないきものや怪異のイラストが多く、「バケモノしか出ねぇ」との声もあるが、カードダス化によって正式名称が判明した怪異は結構多い。


追記・修正は、おかいもの検定1級に合格してからお願いします。

この項目が面白かったなら……\ヤーッ!!!/

最終更新:2026年08月22日 23:59

*1 公式グッズにはちいかわ達が鎧さんを含めて魔法少女のような姿で登場する「まじかるちいかわ」シリーズなど、性別の概念が無いことをうかがわせるグッズが存在する。

*2 正確にはジャンガリアンハムスターをベースに、キンクマハムスターやファンシーラットなど複数のネズミをミックスした存在。

*3 実際、初めて行った「郎」では注文ができず、泣き出しそうになってしまった。

*4 いわゆる地の頭は決して悪くはないが、勉強がダメダメなタイプ。こち亀両さんのようなもの。

*5 これは問題の答えを1問ずつズレて書いていたちいかわのドジのせいだと言うことが判明。うさぎが改めて採点し直したら「B」判定だった。

*6 https://news.yahoo.co.jp/articles/a107309bfeaa9cd694d502d364275c2a788c9023?source=sns&dv=sp&mid=other&date=20250713&ctg=ent&bt=tw_up

*7 結局、鬼辛カレーは見かねたハチワレとうさぎが半分こして急いで完食し、何とかチャレンジは成功。ちなみに、この時のカレーは後に商品化した。

*8 『ナガノ展』でもちいかわやハチワレに比べて説明が簡素なので、うさぎの扱いが邪険なのは公式ネタと思われる。

*9 携帯ゲーム「ちいかわといっしょ」で見る限り、定住する家を持っていない模様。

*10 最初は「ねじりパン」の真似か?と受け止められ、二度目も意図は伝わっていない

*11 ごく初期はどちらかというといじめっ子気質が強かったが、嫌がるちいかわを擽っていたのをくりまんじゅうに鮭とばで頭をはたかれて窘められて以降は、良好な関係性に改善している。

*12 ちいかわの初出が2017年、うさぎが2019年に対して、ハチワレは『ちいかわ』シリーズ始動後の2020年5月とかなり遅い。TVアニメ版では話の順番が入れ替えられており、第2話で初登場する。

*13 ハチワレが登場するまではまともに言葉を喋らないちいかわとうさぎとくりまんじゅうしか主要キャラクターが居なかった。

*14 一応、なんとかバニアにされた際、ハチワレだけある程度動けたりするなど、ハチワレが他のマスコットと違うと思わしき伏線はチラホラ設けられているが…

*15 頭頂部と顔下の毛色がはっきり分かれているという点から、ミツアナグマ(ラーテル)がモデルではないかという考察もある。

*16 2019年5月初登場。ハチワレより約1年早い。

*17 ファンの考察では「酒に溺れたちいかわ族が大量発生すると、酒の湧きドコロしか生まれなくなってしまうのでは?」というものがある。現状では詳細不明だが、少なくとも免許で何らかの基準を設けないといけない世界観なのは確かである。

*18 草むしり検定やスーパーアルバイター資格と同様、顔写真入りのライセンスカード(酒免許証)が資格証明となる。無免許で飲酒するとどうなるかについてはまだ作中に描写はないが、恐らく厳しい処罰があると思われる。

*19 その後友好的なことが分かると彼に食べ物を分けてやり、仕事をクビになったという彼の愚痴を「うんうん」と聞いてやっていた。

*20 二日酔いのシーンで前の晩に酒を呑み過ぎた回想をしている描写は特にぼかされた表現にはなっていなかったので、作中にリアルタイムで飲酒する描写がマズいのだろうと思われる。

*21 店主のモブマスコットが慌てて注意したのと、たまたま以前稼いだお金が余っていたおかげで、その後ちゃんと購入してはいる。ただし、本の中身が全部文字だったため、今度は面倒くさがってモブマスコットに読み聞かせを要求している。

*22 当初、ハチワレは「お師匠」と呼ぼうとしていたようだが、シーサーが鎧さんを「お師匠」と呼んでいるのを見て、別の呼び名にした

*23 一人でいる時には、頬をむにむにと揉むような動作をする事もある。これは動物の方のラッコが、冷たくなった手を頬の毛で温める際の動作が元ネタだと思われる。

*24 アルコール依存症の人に世話を焼いて甘やかしてしまう人の事。

*25 沖縄県宮古島名産の揚げ菓子。ざっくり説明すると紫芋風味のサーターアンダギー的なもの。余談であるが著者のナガノは宮古島に移住していた時期がある。

*26 ジャスミン茶の事。沖縄県ではよく飲まれており、自販機でも売られている。

*27 沖縄では酒のシメにステーキを食べる風習がある。

*28 ただし、追いかけ回しただけで攻撃らしい事は一切していなかった事がアニメにて明らかとなった。本人も急成長した体に訳が分からず混乱していたのかもしれない。

*29 基本的にはグレー一色。TVアニメ版では複数のモブマスコットが登場するシーンでは個体ごとに若干の濃淡がつけられている。

*30 角と耳、先っぽがふさふさした細い尻尾から牛がモデルと思われる

*31 ブルドッグかパグのような短鼻種の犬がモデルだろうか

*32 全身薄ピンク色で出っ歯なので、ハダカデバネズミがモデルではないかという考察もある。

*33 アニメでの同シーンではヌンチャク持ちのマスコットが逃げる途中で転んでしまい、逃げられないことを悟ったかのように泣きながらヌンチャクを振り回すという描写に変更されている。

*34 そもそも島自体に鎧さんがいる描写がなく、討伐の仕事も鎧さんを介さない非公式なものと見て取れる。

*35 愛知県の松永製菓株式会社が販売している、小豆クリームを挟んだ一口サイズのビスケット菓子。

*36 ヴェポという単語と、塗ったらスッとするやつという情報のみ。

*37 「ヴイックス ヴェポラッブ」という軟膏状の風邪薬。実際にある。2024年11月にはコラボキャンペーンを行った。

*38 日が高い間は普通の出来たて豆腐を売り歩いているのかも知れない。

*39 当人は「全然繁盛してないもんで」と自虐的に答えていた。料理の問題というよりアクセスが悪いため存在を認知されていなかった可能性が高い。

*40 鷹の爪やハバネロの比ではない辛さ(220万スコヴィル)を誇る世界一辛い唐辛子。もはや辛みではなく痛みレベルの破壊力を持ち、目に入れば失明するくらいにはヤバい。なんと2023年にはこれが使用されたスナック菓子による死人も出ている。

*41 初出のアニメ版では「お面キメラ」と表記されていたが、単行本4巻特装版の付録『ちいかわ豆ずかん』では「おめんキメラ」と表記。本項目では原作単行本の表記に従う。

*42 歌声を聞いているうちにちいかわとハチワレの目がキマっていき、意志とは関係なく踊ってしまう描写があることから、歌声にはマスコットたちを操り、無抵抗にする作用があると思われる。TVアニメ版では歌声の効果でちいかわ達が操られていることが明確に描写されている。

*43 内臓も食すため、普通の食事→スープにして、腹の中を空にさせようとしたのではないか?という考察もある。

*44 キノコを集めた後に眠ってしまっている

*45 TVアニメ化された時は効果音で表現されていたので、どうやらセリフではなく足音のようだ。

*46 カブトムシ編の後日談で、ちいかわを元気付けるためにうさぎが持ってきた白い謎の物体

*47 ちなみにラーメン屋「豚」は名古屋PARCOにちいかわコラボのラーメン屋として2024年3月19日にオープンしている。

*48 ちいかわがさすまた購入資金を稼いでいた時の回想に出てくるてんとう虫のような模様の虫、ハチワレが穴に落ちた際に追いかけていた翅がある虫、単行本描き下ろし作品に登場する色違いの虫など。

*49 本来は牛や豚の脾臓にくっついている、名前通り網状になっている脂身。ハンバーグなどをこれで包んで焼くことがある

*50 いずれも直接的には描かれていない

*51 一般的なセイレーンではなく、フランスの画家であるギュスターヴ・アドルフ・モッサの「飽食のセイレーン」をモチーフにしているのではないか?という考察もある。

*52 その辛さはモモンガが一口食べてひっくり返って気絶するレベル。

*53 作者曰く、描いてないだけでトイレも完備している。

*54 アニメ版EDのスタッフロールはこのモニターという設定。

*55 話は原作と同じだが、原作では別の開けた場所で出会っている。

*56 ルール違反があまりにひどい場合は店主が非常警報ブザーを鳴らし、店員が強制的に違反客を店外につまみ出す

*57 このサウンドの擬音表現が「ティロリ」なのは日本マクドナルドの公式見解であり、2023年1月にはYoutube公式チャンネルで「公式ティロリサウンド」を公開している。

*58 このエピソードではおっきい討伐に出掛けたモブマスコットがやられたと思しき描写が挟まれた後に沸きドコロが復活する流れだったため「湧きドコロとマスコットの人口数がリンクしているのでは?」「誰かが犠牲にならないと湧きドコロは現れないのではないか?」というブラックな考察も持ち上がったりした

*59 検定証は5級が普通の白、4級は不明(恐らく銅色の可能性大)、3級は金色、2級が銀色、1級がプリズム加工のカードである事が判明している。

*60 うさぎは全身が真っ赤に変色した上に声が変わり、ハチワレは耳が1つに減ってツノのようになり目が3つに増えた。その上2匹とも巨大化し、さらに怪物化が進行する

*61 …かに見えたが、よく見るとちいかわの眉毛がうさぎの眉毛に、うさぎの眉毛がハチワレのに、ハチワレの眉毛がちいかわのに入れ替わっている。

*62 「呼び込み君」の製造元、群馬電機によるこの擬音の公式見解は「ポポーポポポポ♫」である。ナガノ先生は邦ロック好きだからか、音感の良さをうかがわせる擬音表現が作中に多く登場する。

*63 ちいかわ達がダンスの振り付け練習中の鎧さん達と遭遇した際は、慌てた様子で誤魔化している